【郷愁】昭和のホモ旅館【忘却】at GAY
【郷愁】昭和のホモ旅館【忘却】 - 暇つぶし2ch55:禁断の名無しさん
23/01/25 00:01:25.28 REMLYHiq.net
客達は、ライバル店であった「一条旅館」に流れたようだ。
「一条旅館」はその時、開店して1年ほどで、
「いつも盛況だから、あそこは面白い、
あそこはものすごいことをしている、と、
噂が尾ひれをつけて広がっていた」ほどの盛況ぶりであった。
 夏の暑い土曜日でした。私が行ったのは午後九時頃でしたでしょうか、
あの一条旅館へ入る小路に行きますと、
何か目つきの鋭い男達が、二、三人ずつ屯しているのです。
(略)
 夜0時半頃でしたでしょうか、
突然玄関の方でドヤドヤという音がしたかと思うと、「警察だ、全員そのまま動かない!」という声です。私は瞬間、
「あっ、取り締まりだ」と思い
(それが何を取り締まるのか、何が取り締まられることなのか、
など考えていませんでした。
当時にしても、そうした後ろめたさが、
私たちにはいつもついてまわっていました。
男同士の愛、ということすらも社会的規範と相容れないと思うところも
何かしら感じていました)、二階から物干し台につながる細い階段を飛び上がって屋根に出て、
となりの家の屋根づたいに裏の道路へ出、
停めてあったトラックの荷台の中で震えながら隠れていました。
 玄関前の小道には装甲車が三台並べられ、
そのうちの一台には投光器が据えつけられて
玄関に向けてライトが照らされていました。
あとで聞いたのですが、中にいた人は一人ずつその光の中を
(ほとんど皆裸同然でした)連れ出されていったのだそうです。
この時、連行されたのは64人で、調書を取られ、
始末書を書かせられた。
素直に取り調べに応じればひと晩で帰されたそうだが、
否認し続けた人は1週間も拘留されたという。
その調書は、「『AはBにオカマを貸し、
さらにCの◯◯をくわえ、その両手でDとEの◯◯を握り…云々』
とまるでポルノ小説だった」そうだ(笑)。
それにしても、64人というのは、多い! 
「一条旅館」の繁盛ぶりがうかがえる。
刑事達は事前に、
客として館内に潜入していたという。
「あとで皆気づいたのですが、そういえば、皆裸同然か浴衣一枚でいるのに、
その二人は浴衣姿なのに靴下をはいていたので
不審に思った」と書かれているのが、なんともリアルである。
また、後日談として、
こんな、ちょっといい話も紹介されている。
無事?逃れたのは四、五人だったそうです。
その中には、個室をとっていたお爺さんもいました。その人が二時間もくどき続けた中年の男が、
実は刑事で、あんまり必死に口説いたので情が移ったのか、
乱交に加わっていなかったからなのか、
警察の手入れの直前警察手帳を出して、
「私は刑事だ、これから取り締まりが行われるが、
あんたは見逃してやるから部屋にじっとしていなさい」といわれ、
がたがた震えながら部屋の中にいた、という笑うに笑えない話もありました。


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