19/02/19 00:31:10.76 X2c2Jifr.net
キモ子の新作詩()を読んだ感想
◆スルースキル
後半になればなるほどキモ子の激しい怒りが溢れ出してくるのがよく分かる。
しかし言葉が怒りの感情に追いつかず殴り書き状態になってしまい、支離滅裂で意味不明になってしまい、読むのに一苦労する。
キモ子の激しい怒りの感情は伝わるが、それが言葉として成り立っていないのでキモ子の怒りが何なのかさっぱり理解できない。
個人的には読んでて一番面白かったけどw
◆ ONE AND ONLY
前半はキモ子の素直な気持ちが表現できていてなかなか。
しかし後半「その先々で人に逢う」からが完全に読み手ウケを狙ってる感がバレバレで一気に興醒めした。
最後まで孤独でいることの苦しみや悲しみ、それでも自分は生きて行く、といった茨の道を敢えて進む苦難を素直に表現すれば良かったのに。
◆ 僕のしあわせを考えるように人のしあわせを考えられたらいい
読み手ウケを狙って大失敗してメチャクチャ。
冒頭、パートナーとの願いを穏やかに表現していて「おっ、こんなのも書けるんだ」と期待。
しかし続きはひたすらにいつもと同じような怒りのオンパレード。
冒頭の穏やかな情景は完全に破壊されてしまい「最初のは何だったの？言いたいのはこっち？」と混乱の嵐が頭を襲う。
そして、最後にまたいきなりパートナーとの穏やかな願いが出てきて終了。
「結局キミは何が言いたいの？」と頭を抱えてしまった。
パートナーとの穏やかな日々を語りたいのか、同性婚に関するノイズへの怒りを語りたいのかどっちか片方にしてくれ。
◆前に進む
読み手ウケだけを狙ったキモ子の感情が全くこもっていない駄作。
自己愛が人一倍強いキモ子が他人の幸せを願う事そもものが全て嘘としか感じられない。
言葉が浅い、なんてレベルじゃない。
ちょっと「ふっ」と息を吹きかけたら言葉が全部ひらひらと舞い飛んでパッと消えてしまいそうなイミテーション。
自分が全く願っていない事を書くのはやめたほうがいいと思うよ。