22/11/02 13:04:06.30 +5JaF4wE.net
現状、R4Rを始めるために色々とAIについて調べてみているところですが、今のところ"AI画像生成ツールの許可で問題が起こるシーン"が明確に見つからないのが悩みどころです。
調べてみて唯一見つけたものは、かなり複雑になりますが「一部の欧州連合(EU)加盟国在住のマップ提供者が2っきに世界を提供後、その世界を元として二次創作者が同人グッズを販売する」というケースです。
「欧州デジタル単一市場における著作権 ・著作隣接権指令」では、"著作権者が学習に利用することを禁止しているデータを用いての情報解析は、営利目的でのみ禁止"とされています。(私は、"著作権者が~データ"は、ほとんどのAIの学習元に紛れ込んでいる想定で議論をしています)つまりこのケースでは、ゆめ2っき自体は全く問題なく、二次創作者のみが国際的な法律に違反することとなります。
ですが、このような問題は現状でも起こり得ます。例えば、MAP1131(qxy 幽谷)のBGMや、それをアレンジしたものなどを有志がインターネット上にアップロードした場合、素材元のサイト『DOVA-SYNDROME』の利用規約違反となります(詳しくは本サイトの音源利用ライセンス:禁止事項を参照)。そもそもゆめ2っきは有志の二次創作をサポートするものではないため、このような問題は無視するべきでしょう。
とすると、もしかしたら、AIの利用自体は権利的に問題ないのかもしれません。
ですが、(一度kuraud氏の意見を受けて話から消したものなので、また掘り返して議論を複雑にしてしまうのもアレですが)>>341のように、AIの学習元素材ではなく、AI自体の作成者の権利も侵害される可能性が高いと考えます。
ここまでの私個人の現状の意見をまとめますと、「権利的には問題なさそうだけど、限りなくグレーゾーンで導入するのが怖い。一度導入してしまうと再び禁止するのはほぼ不可能なので、慎重すぎるぐらいに議論を進めた方が良いと思う。議論の時間稼ぎのために一旦禁止しておくのが無難かもしれない」といった感じです。