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スモールビジネスが陥る罠
マイケルE.ガーバーは、「大半のスモールビジネスは、同様の間違いをしている」と言っています。
それは、たとえば、独立した方がいいと思い込んでいる美容師は、美容院を開き、ひたすらに仕事に
追われることになる。料理が得意だからと自分の店を持つことを夢見た料理人は、レストランを開き、
ひたすらに仕事に追われることになる。このような人たちは、どんな種類の仕事であっても、揃って
致命的な思い込みをしているというのです。
その思い込みとは、職人としての仕事、つまり、髪を切ったり、料理をつくったりする技能があれば、
その分野のビジネスを成功させることができるというものです。ビジネスの中心となる専門的な能力を
身につけることと、ビジネスを成功させることは、まったく別問題だというのに。
「独立熱に浮かされた“職人型社長”」と「真の“起業家”」の視点の違いを理解しないまま起業すれば、
大半は破滅的な結末を迎えることになるのです。
マイケル・E・ガーバーは、多くの起業家が失敗している理由を
「職人」「マネージャー」「起業家」という3つの人格から説明しています。
成功できない起業家は、職人レベルの仕事しかしておらず
経営者としての思考も行動もできていないからだとガーバーは指摘しています。
経営者の多くは、職人としての仕事
例えば、美味しい料理を提供できればよいと考え、レストランを開業しますが
この職人型の起業では、成功はおぼつきません。
職人型の社長は、独立しただけで、ただただ自分のためだけに働いているのです。
料理をつくるのを楽しんでいるだけでは、ビジネスは成功しません。
真の起業家は、経営者が現場にいなくても収益を生みだす仕掛けをつくり
組織を成長させることを考え、成功を手に入れるのです。