21/02/03 03:29:42.72 Y+rK7QvM.net
>>770
評価 最高
感想 イベント時やマップ、キャラ等全域に渡って画風がマチマチでファンアート文化へのリスペクトが感じられる。
また有名商業作品の名シーンと上述のファンアートの組み合わせで表現の自由と著作権管理の間に存在する対立構造について考えさせられる作品だ。
使用している音源でも処理上は同じカテゴリーで処理されている音源が異なるビットレートや差の大きい音量のものを挑戦的に採用しており、OSやブラウザによってエラーを出すことで今だ企業の利益や囲い込みやパテントに支配されている共通規格やスタンダード争いの凄惨な現実を垣間見せるという演出が没入やシナリオへの集中を阻害する現実に起こり得る被害をプレイヤーに疑似体験させ注意を促すなど
あらゆる局面で社会派のメッセージを受けとることができる作品だ。
私もプレイを開始して数マップのところで選択肢同士の衝突と困惑を疑似体験し同じ様に理不尽な障害に対処することの難しさを学ぶと共に時間の不可逆性と社会的評価システムの有意性を再確認出来た。素晴らしい