17/10/26 09:53:53.13 43FvyXwK.net
>>17
mnistは、分類器(他クラス分類)なので、活性化関数はsoftmaxになり、教師データ
はlabel_tで与えます。別にvec_tでも良いですが、例えば3という答えに対して、
label_tは{3}なのに対し、vec_tは{0,0,0,1,0,0,0,0,0,0}などとなって冗長なので、label_tが
用意されているわけです。他にも、誤差の計算方法が違うなんてのもあります。
一方、ゲームの勝敗予想は2値分類問題なので、活性化関数はsigmoidで、教師
データはvec_tとして、勝利を{1}、敗北を{0}として与えて学習させます。
オセロには引き分けがあるので、引き分けは{0.5}としてみましたが、勝率50%と引き
分けでは意味がまったく違うのが悩みの種です。2人ゼロ和完全情報ゲームでは
勝率50%というのは理論上存在しないのですが、強化学習の途中などでは生じます
からね。
なお、tiny_dnnでは2値分類や回帰の学習には入力データも教師データもともにvec_t
で与えてfitを用い学習します。mnistのような他クラス分類でlabel_tで教師データを与え、
学習をする時はtrainを使用します。