14/06/08 02:54:30.27 CkZRo6BG.net
>>268
続き
同世代の他のパソコンとかでは、表示中にもCPUからVRAMにアクセスできるものが
あるのに、ファミコンで出来ないのはなぜ?
→画面表示用の信号線とCPUからVRAMにアクセスする信号線が別になっているためです。
VRAMもデュアルポートメモリという、アクセスの口が2つある特別なRAMを使っています。
ファミコンのWRAMやVRAMに使われているのは、アクセスの口が1つのシングルポートメモリです。
→信号線も増えるため、基板上の配線が複雑化し、基板のサイズや層が増えてコスト増になる可能性があります。
ファミコンのVRAMにデュアルポートメモリを使わなかったのはなぜ?
→コスト削減のためです。
一般的にアクセスポートが余分にあるデュアルポートメモリの方がシングルポートメモリより部品代が高くなります。
また、WRAMとVRAMに同じ部品を使うことで、大量に発注し部品メーカーに単価の引き下げを交渉できます。
とりあえず、わかりやすく説明したつもりですが、間違いなどがありましたら
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