06/07/26 16:01:43 DafiaCnK.net
(背景 俺の部屋 URLリンク(members.at.infoseek.co.jp))
(キャラ 真奈美 Face_MのW003a)
まるで、夢みたいだ……目の前にいる少女の顔を見ながら、俺は心の中で呟く。
場所は俺の部屋。高校に入学して以来、あこがれ続けていたクラスメートの野々宮真奈美を、俺は部屋に連れ込む事に成功したのだ。
俺「真奈美……」
部屋までついて来たという事は、彼女も俺に気があるに違い無い。
ここは、大胆に行ってみるべきだ。そう判断した俺は、真奈美の肩に手をかけ、少し強引に抱き寄せた。
真奈美「光(ひかる)くん……」
彼女は顔を赤らめ、俺の名前を呟く。これは……行ける! とうとう俺にも十六歳にして、大人の階段を上る時が来たのだっ!
(画面揺れ、暗転)
な、何が起こったんだ? 俺は驚き、辺りを見回す。
(背景 俺の部屋 URLリンク(members.at.infoseek.co.jp) )
(キャラ 蓮華 Face_MのW004d)
すると、真奈美は姿を消していて、真奈美では無い別の少女の姿を、俺の視覚は捉えた。幼い頃から見慣れた、少女の顔を。
蓮華「起きろ! また遅刻する気かよヘタレ虫!」
強い口調で少女が、俺を怒鳴りつける。少女の名は多寡等蓮華(たかとうれんげ)、俺の隣に住む幼馴染だ。
同じ高校に通っている蓮華は、朝が弱い俺の事を、毎朝起こしに来てくれる……頼んでもいないのに。
(選択肢 どうする?)
素直に起きる
無視して惰眠を貪る
幼馴染なんて、いたっけ?