15/12/24 05:00:48.72 hLLmx7nGO.net
吉本隆明
この文章は、料理についての私の遺書のようなものである。
女性が、自分の創造した料理の味に、家族のメンバーを馴致させることができたら、その女性は、多分、家族を支配出来るに違いない。
支配という言葉が穏当でなければ家族のメンバーから慕われ、死んだ後にも、懐かしがられるに違いないと言い換えても良い。
それ以外の方法では、どんな才色兼備でも、高給取りでも、社会的地位が高くても、優しい性格の持主でも、女性が家族から慕われることは、まず、絶対にないと思ってよい。
ウーマン・リブに理解ある進歩的、あるいは革命的亭主、昔ながらの髪結いの亭主的存在、これらは、心の奥底で、必ず女性を呪っている事を、女性は忘れるべきでない。
また結婚した女性が、自分の創造した固有な味に亭主を乗せる事ができていたら、性格の不一致、性的な不一致、センスの不一致、女男出入などで、どんな波瀾を迎えようと、多分、決定的な破局を避ける事が出来るに違いない。
また、女性が、自分の創造した固有の味に、亭主を馴致できていなかったら、たぶん、その外のことで、どんな琴瑟相和していても、イデオロギーが一致していても、いつも別離の危機をはらんでいると思った方が良い。
『どうせ付き合える異性の人数て大体決まっている(二桁)のだから、レディースのダッフルを着てミラーリング効果とプラシーポ効果を狙ったらええねん』という小学生並みの発想から繰り出されたバース、掛布、岡田の様ななケーキが飛んでくるやで。
中華のコンサルタント事業もしていた経験があり、不味い中華を出されると、同じメニューを作って道場破りした経験もちらほら。