19/10/01 15:08:22.25 8Ky+cgp7.net
>>220
核兵器が爆発したりして中性子線がばらまかれると、目に見えないくらい小さい塵やほこりが放射性物質化したり、もしくはウランの核分裂自体で生成されたストロンチウムとかセシウムがそういう塵になったりする。
これが放射性降下物ってよばれるものなんだけど、これを吸い込むとめちゃめちゃ体に悪いからガスマスク(防塵マスク)つけて防護してる。
なんで吸い込むとやばいかっていうと、放射性物質っていうのは体の外にあっても体に放射線ぶち当たってれば当然やばいんだけど、
体の中に入ると当たり前だけど取り出せないから、その間ずっと体は密着して被ばくすることになる。
例えば毎秒触ると10ダメージ食らう毒があるとして、それが体の外にあればその毒から離れればいいけど、
体の中に入って取出せないと死ぬまでその毒と付き合わなきゃいけない。
もっというと放射線は距離の二乗でどんどん減衰するから、逆に言うと体内に入ってる(＝体に密着してる)と時間当たりの線量(ダメージ)も大きくなる。
まぁ原子炉の隔壁内とか本当にやばいところはさっきのたとえでいうダメージ量自体がやばいから普通に死ぬんだけどね。