ニコンの色はなぜ黄色いのか? Part3at DCAMERA
ニコンの色はなぜ黄色いのか? Part3 - 暇つぶし2ch316:
>>308 フイルムにおいても、重要な中間調部分は、直線性を良くするように開発の努力がされていた。 直線性が良いということは、明快なコントラストとクリアな色彩を生産する。 フイルムとイメージセンサーの大きな違いは、ハイライト部にある。フイルムのハイライト部は、 実用の範囲でクリップという現象がない。だが実際のプリントや印刷でクリップしているのは、 その媒体のダイナミックレンジの限界でそうなる。 オレの経験であるが、一眼レフの撮影で、レンズの絞りが故障していて、撮影したフイルム5本の 全部が絞り開放のまま、2~3絞りのオーバーで撮影されてしまった。当然、映像は何が写っている のか分からないような素っこ抜けのフイルムになっていた。 この撮影は仕事であり、印刷するものであったため、血の気が引いた。だが、再撮影は名誉のためにも 避けたい。そこで、自分の所有するフイルムスキャナーで復元を試みた。苦労して復元できるトーン カーブを取得できた。 こんどは製版部にそのトーンカーブを参考にして分解してくれるよう交渉した。快く承諾してくれて、 その場でテスト分解もしてくれた。 このように、フイルムは素っこ抜けの透明のようになっても諧調は残っているのである。 一方、イメージセンサーのハイライト部のレンジは狭く、上限に達すると躊躇することなくクリップ してしまうのである。 これがフイルムとイメージセンサーの違いだが、中間調の考え方は、フイルムもイメージセンサーも 同じである。つまり、できるだけ直線性を保持することである。 ニコンのように凸凹にしたらアウトなのだ。




次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch