死し人、冥界に墜つat BUN
死し人、冥界に墜つ - 暇つぶし2ch78:筆踊らせる死神
24/02/28 02:34:57.75
ガルム「そんな事よりだなぁ…」
トマス「そんな事って…」
ガルム「良かったなお前達」
トマス「?」
ガルム「俺等が恐水に罹ってて理性を失ってたらお前達絶体絶命だったぞ?」
トマス「恐水…(狂犬病と言う奴か…)」
ガルム「"ここ"で理性のない獣は害獣とか家畜みたいな扱いされるんだよ」
トマス「…」
ガルム「ある日突然。そうなる危険に怯えながら生きるなんて、息が詰まるよ全く…」
トマス「そう…(無関心)」
ガルム「話聞いて、どうぞ」
ガルム「まぁ…死神はそんなに怯える必要は無いし、なんせ病気に罹らんからな!」
トマス「へぇ…(病気に罹らないのか?)」
ガルム「まっ、お喋りもここまで、群れのボスは忙しいんだ、お前に構ってる暇は無い!」
トマス「えぇ…」
ガルム「達者でな。その娘にもな」
トマス「はぁ…」

そうして話が終わると瓦礫の裏から黒い影が散り散りに何処かへ去った

79:筆踊らせる死神
24/02/28 02:50:27.37
エーテ「うぅ…うーん、あっ」
トマス「また寝てたね…」
エーテ「はっ……/////」
エーテ「…スイマセン」
トマス「良いよ、ハハ…気にしてないから」
エーテ「そそ、それより!界境場に…む、向かいましょう!」
トマス「…うん」
こうして他愛もない談笑をしていると懐かしいような気分に浸れるな…

~30分後~

トマス「…あった」
エーテ「あっ、はい!」
道成りに歩いていると何時しか建物と人に囲われた広場に着いた

エーテ「あそこですね…」
自分が見ている方向にエーテも目を向けた

ピカピカに磨かれた鉄製の看板に「界境場」と書かれてあったのが読めた

トマス「ここに入れば…いいハズ」

80:筆踊らせる死神
24/02/28 02:59:52.30
徹底的に整備された巨大な駅の様な建物があった
周囲の建造物と比べても異質な程綺麗で新品同然の見た目で
トマス「凄く目立ってるね」
エーテ「ほ、本当に私達が入って良いような建物なんですかね…?」
トマス「教育担当さんに言われたんだから、取り敢えず入ろうか」
エーテ「は、はいぃ……」
どうやらエーテは乗り気じゃなさそうだけど……
"自分は平気"なんて一瞬思ったけど、この巨大な建物に付いた大きな入口を見ると流石に怖気付いた

トマス「はぁ~… 入ろうか」

81:筆踊らせる死神
24/02/28 03:40:11.28
トコトコ…

建物の中は灰色の大理石で出来た床、壁、天井…
エーテ「ハ、ハデス宮殿より綺麗だったり…?」
トマス「…」
入ってすぐ目の前に受付、側に並べられた椅子があり
受付に立っている死神は私達のそれより豪華そうな制服の様な衣装をしていた

スタスタ…
トマス「すいません」
受付死神「どのようなご用件で」
受付の死神から無機質な声が発せられた
トマス「…(教育担当さんに言われた通りに)」
トマス「20級魂斂死神、二人。現世へ仕事に」
そう言うと直ぐに編纂書を開きペラペラと捲り何かを確認した後直ぐ閉じた
受付死神「…確認完了、現世へ向かって下さい」
トマス「はい」

エーテ「だ、大丈夫でしたか…?」
トマス「あぁ!平気平気、気にする程の事じゃないよ」
エーテ「は、はい!」

82:筆踊らせる死神
24/02/28 04:26:07.69
エーテ「で、では行きましょう!」
トマス「そうだね、じゃあ…あ」

緑青色の死神「ふむ」
どうやら他の死神も入って来たようだ、考えればこの仕事をしてる死神は他にも居るから当たり前か
トマス「…(随分と装飾された服だな)」
緑青色の死神「…2級異裁死神、対象ネメアを狩りに」
ネメア…なんだろう?異裁死神ってのも…

受付死神「…確認完了、現世へ向かって下さ
緑青色の死神「ん?」
受付死神「どうかしました」
緑青色の死神「君…!」
受付死神「……はい」
緑青色の死神「アルバトロス?!」
受付死神「げっ…」
緑青色の死神「会いたかったんだ!」
緑青色の死神「また逢えるなんて…!これは運命だ…!これは!!」
受付死神「クソ…あぁ~…そこの20級の御二方!」
エーテ「えぇ!?」
受付死神「さっさと行って下さい!」
トマス「は、はい…」
受付死神「…(見世物じゃねぇぞ…」
緑青色の死神「もぉ~!ソレより私ともっとお話しようよ!」
受付死神「黙れ」

83:筆踊らせる死神
24/02/28 04:45:47.70
トコトコスタスタ…
何だか向こうではいざこざが始まりそうなので自分達もさっさと"仕事場"へ向かうことにした

エーテ「あれ…大丈夫なんですかね?」
トマス「うーん、でも自分達には関係ないから気にする事はないよ(…多分」
トマス「…着いた、ここが入口…いや出口?」
一寸先は虚空が広がる門、どうやらここが現世に繋がっているらしい

エーテ「うぅ…」
エーテは怯えた様子でこっちを見たけど自分は何とも言えないので

トマス「じゃあ…入るよ!」
エーテ「え?え!!わ、私も!」

無駄にローブをはためかせながら門へと飛び込んだ

ヒュ~ン

84:筆踊らせる死神
24/02/29 23:57:22.50
煌めく虚空が眼前に広がる
そして歪んでいく

身体が落ちる様な感覚がし…

目が醒めた

気が付いたら虚空は森に変わっていた

トマス「…はっ!」
トマス「(日中か…ここは?」
トマス「…!それより!」
それよりエーテは何処に?

直ぐに周りを確認したら少し離れた所におどおどしているエーテを見つけた

エーテ「…あっ!トマスさん!」
エーテもこっちを見つけた様だ

85:筆踊らせる死神
24/03/01 21:37:42.64
トマス「大丈夫?」
エーテ「は、はい…私は」
エーテ「それよりここはどこなんでしょう…」
トマス「…取り敢えず人の居る所を目指そうか」
空気はそこまで澄んでは居ない、人里に近いのかも?
…あっ!

トマス「道があるね」
エーテ「あっ…本当ですね…」
少し拓けていて硬い土が続いている…

トマス「登ってみよう」
エーテ「え?」
トマス「案内板があるかもしれない」
エーテ「はい…」

86:筆踊らせる死神
24/03/01 23:06:06.37
教育担当「私が案内してやろう!!」
エーテ「わっ!?」
トマス「えぇ!…また突然現れましたね…」
教育担当「まぁまぁ、何時か慣れるさ」
エーテ「うぅ…慣れません…」
トマス「はは…」
教育担当「そんなことより、説明しよう!」
教育担当「ここは現世、人の魂を集めよう」
トマス「はい…」
教育担当「付いて来て」
エーテ「わ、分かりました」
そう言うと教育担当さんが道の様な藪をさっさと歩いて行った
…ついて行くしかない

トコトコ~スタスタ~

87:筆踊らせる死神
24/03/01 23:52:24.33
教育担当「ほら着いたよ」
町…
トマス「もしかして…に、日本?」
エーテ「にほんって何でしょうか?」
教育担当「知ってるの?はえ~すっごい」
トマス「あっ、えぇ…」
教育担当「この世界で国って呼ばれてる国だよ」
エーテ「そうなんですね…」
教育担当「まず、いや…うーん、君たちまだ飛べないからなぁ…」
トマス・エーテ「?」
教育担当「…(おっ!丁度いいな)あれ見える?」
エーテ「あれ?」
トマス「はぁ…ん?」

教育担当さんが指差している方に目を凝らすと何かが朧げに浮いている

88:筆踊らせる死神
24/03/03 17:06:31.68
エーテ「あ、フラフラ歩いている人が居ます…」
教育担当「そうだけど、なにか揺らめく物が見えるよね?」
トマス「ん?」
フラフラと歩いてる男の頭から背中にかけて白い炎の様な物が揺らめいている
教育担当「あれは死ぬ事が決まっている人間だ」
トマス・エーテ「……」
教育担当「エーテ、あの人間に向かって武器を振ってみて」
エーテ「えぇ!私ですか!?」
教育担当「……」
トマス「……」
エーテ「うぅ…」
エーテは嫌嫌男の方へ歩いて行った、何度も振り返って何かを訴えかけている様だが
結局男の近くまで行った
エーテ「あのぅ…」
男「…して…野郎…」
エーテ「あ、あの!」
エーテ「うぅ…///」
教育担当「現世にいる生物は自分達に気付かないよ、触る事も出来ない」
エーテ「あっ…はい…」
エーテ「…やります」

覚悟を決めたらしい

89:筆踊らせる死神
24/03/03 17:25:12.13
エーテ「ふぅ…」

エーテ「…えい!」
力んだのか怖いのか目を瞑って鎌を大きく振った

エーテ「……?」
目を開けると男から揺らめく何かが消えていた

トマス・エーテ「え?」
男はさっきと変わって居ない様子だ

エーテ「教育担当さん…これで大丈夫ですかね…?」
教育担当「YES」
エーテ「(ほっ…」
緊張が解けて表情が少し緩んだ

教育担当「容器を確認してみて」
エーテ「は、はい!」
エーテのポシェットバッグの内側が光っている
教育担当「ちゃんと入ってるね、光が強い程多く入ってるよ」
教育担当「要量は掴めたね?じゃあ二人共そこら辺からパパっと集めて来てね~」
トマス「分かりました」
エーテ「はい…!」

90:筆踊らせる死神
24/03/21 22:52:05.18
トマス「…おっ」
少し歩いているとさっきと同じように白い炎を出している人間がちらほら居た

エーテ「あ、あれ」
トマス「ん?」
エーテの目線は人に向かっている…いや

トマス「…人間ではないね」
エーテ「も、もしかして…オバケ…」
トマス「あれも回収出来るのかな?ちょっと行ってくる」
エーテ「えぇ…?き、気を付けて下さい…」
それに背負ってる"コレ"の使い勝手も気になる

良く見てみるとそれは浮かんでいる人型の炎で微かな軌跡を残しながらフラフラと漂っている

注意しながらソレに近づいて…剣を手に持った

91:筆踊らせる死神
24/03/21 23:05:11.90
トマス「おぉ…」
軽い、ツヴァイヘンダーとはまるで思えないくらい
     「…ふう」
深く早く息を吸い、吐く…そして持ち上げる
    「……はぁっ」

ブンっ!

剣の先が風を切るように素早く動いた
この武器は使うのが楽しくなる程気持ち良く動く

エーテ「おぉ…!」
トマス「お~…」

人型の炎は霧散した…同時に腰に吊るているランタンが仄かに光を発した

92:筆踊らせる死神
24/03/21 23:24:52.69
エーテ「す、凄いですね…」
トマス「はは…そうかな?褒めらr
エーテ「トマスさんの持ってる剣も私のも軽いみたいです」
トマス「あっ…うん、そうだね。」
エーテ「これも何らかの技術ですかね…」

それから二人で周辺を回りひたすらに魂を集め続けた

~4時間後~

【駅前】


教育担当「ふぁ~眠い眠い……」
教育担当「おっ!」
教育担当「来た来た!」

トマス「戻りました」
エーテ「つ、疲れたぁ~…」
教育担当「たったの5時間で疲れるなんてこの国の労働者に呆れられるよッ!?」
エーテ「えぇ~…」
教育担当「二人とも初仕事ご苦労さま、んじゃ、帰ろっか~」
トマス・エーテ「はい…!」

93:筆踊らせる死神
24/05/20 11:03:58.71
【廃墟アーチガウチガウw

【自宅】

エーテ「うーん…」
トマス「…」
トマス「大丈夫?さっきから考え込んでるけど」
エーテ「トマスさんは何と言えば良いのか…違和感を感じませんか?」
トマス「えぇ?特には無いけど」
エーテ「自分だけでしょうか…」
エーテ「多分、時間感覚がおかしくなっていると思うんです…」
トマス「思う?」
教育担当「面白そうな話してるね~」

94:筆踊らせる死神
24/05/20 11:28:49.04
トマス「…」
エーテ「ス、スイマセン、変な話しちゃいましたね…」
教育担当「変な…あっ(察し)そう言う…関係だったのか!」
トマス・エーテ「違います。 」
教育担当「デスヨネ~」
トマス「そう言えば今は何時ですかね?」
教育担当「何時?」
教育担当「う~ん、家には時計が無いからなぁ~」
エーテ「え?時計が無いって…」
教育担当「私達には必要無いからねぇ~」
教育担当「時間に追われる様な仕事じゃないからねぇ~」
トマス「確かに…今のところノルマとか納期とか無いですしね…」
トマス「…」

教育担当「それよりDA☆」

エーテ「はい?」
トマス「?」
教育担当「君たちが集めた魂換金しにさぁ~行こぉ~うぜ~」

95:筆踊らせる死神
24/05/20 11:39:55.03
トマス「あ!そうでしたね」
エーテ「すっかり忘れてました…」
教育担当「二人とも思い詰めすぎだよ~もっと気楽に生きなきゃ」
教育担当「もう死んでるけどね☆」
教育担当「アッハハハハハ!!」

…………

教育担当「行こうか」
トマス・エーテ「はい」

96:筆踊らせる死神
24/05/20 12:21:21.63
【道中】

教育担当「換金所もピカピカテカテカだから直ぐ分かると思うよ~」
またあの感じのが…

トマス「…気楽に行こうか」

【換金所】


トマス「おぉー…」
エーテ「うわぁ…」
教育担当さんに付いて行く内に蒼白色の銀行の様な建物が見えてきた
目が痛くなるくらい眩しく太陽光を反射して目立っているのでここが換金所だと直ぐに分かった

97:筆踊らせる死神
24/07/19 03:32:47.56
教育担当「どう…ここ?毎日清掃員がせわしなく磨いてるからね」
教育担当「ひときわ目立たせる為にこんなにピカピカにしてるのかねぇ…」
ただでさえ太陽光で鬱陶しく煌めいてるのに照明らしき物で看板が照らされているのが目に入り…
その下にある扉に気付いた

トマス「行きましょう」
エーテ「…はい」
教育担当「さぁ~行

グイーン…

トマス・エーテ「ふぁっ!?」
トマス「自動ドア!?」エーテ「勝手に動いた…?」
トマス・エーテ「?」

教育担当「ブフォwおっおっおっwww」
教育担当「…ふふふっ、良い反応するねぇ~」

まさか…!自動ドアがこんな所でお目にかかれるとは…!

教育担当「"こんな所で自動ドアをお目にかかれるとは…!"って感じの顔だねぇ~」
トマス「はぁ…」

98:名無し物書き@推敲中?
24/12/18 21:58:15.23 3GUuyPL3b
オ├ナのヰシ゛メは死に至らしめてようやく表に出るか゛国民を貧困化させて強奪した税金を湯水の如く使って毎曰グルグル遊覧へリ飛は゛して
石油燃やしまくって莫大な温室効果ガスまき散らして望遠力メラて゛女風呂のそ゛き見して大騒音まき散らして住民イライラ犯罪惹起してる
クソポリ公だのJALた゛のANAた゛のテロリストが憲法カ゛ン無視で海に囲まれた曰本でわざわさ゛陸域飛行しまくって威力業務妨害
労働者の睡眠妨害して生産性壞滅させて國民の間にイラヰラ伝播させてるのか゛原因な,シリアでは市民か゛クソ政権打倒したり
曰本に原爆落とした世界最惡のならず者国家て゛は企業トップを銃殺して多くの人々に英雄扱いされたり民主主義って感し゛て゛格好いいか゛
百兆圓もの課税余地を放棄してる航空燃料税によって全國航空騒音まみれにして國民貧困化させて献金企業や犬コロ公務員と私腹を肥やしてる
自民公明がヰシ゛メ伝播の開始点だがイシ゛メ伝播の終着点に苦しんて゛るやつはその根本原因にー矢報いるくらいしないと死ぬまで解決しないぞ
某礼儀正しいメカ゛ネフェチ君だろうと誰だろうとクソ航空騷音にイライラしてやったと自供するた゛けで送金したいってやつマシ゛て゛大勢いるしな
(ref.) URLリンク(www.call4.jp)
URLリンク(haneda-project.jimdofree.com) , URLリンク(flight-route.com)
URLリンク(n-souonhigaisosyoudan.amebaownd.com)


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch