21/09/05 09:42:41.87 .net
小説じゃないけど、25年前に「輝く日本の星!」という番組があったのを知ってる?
URLリンク(ja.wikipedia.org)
要するに一般参加型のオーディション番組で、「次代の○○をつくる」というコンセプトの番組。いくつかはyoutubeに動画がある。
たとえば、次代の羽生善治をつくる、平成の美空ひばりをつくる、平成の原節子をつくる、次代のダウンタウンをつくる、平成の手塚治虫をつくる、などなど……
平成の美空ひばりは結局「該当者なし」で終わった。そういうこともある。
で、このオーディションで優勝した人がその後25年も経っているが、期待通りの活躍をしているかというとまったくと言っていいほどしていないのだ。
審査員全員から大絶賛されて優勝した人でも大した活躍はしていない。少なくとも「次代の○○」というほどの活躍はしていない。
次代のダウンタウンをつくる、で優勝したのはりあるキッズ。この二人は知ってる人もいるかもしれない。
芸人としてそこそこ活躍した。漫才の賞もいくつか受賞したし、M-1決勝にも出場した。漫才自体の評価は高かったのだ。
が、結局大して売れずに解散した……
審査員の慧眼というものがいかにアテにならないのかがよくわかる。
いや、審査員は「将来有望」「才能がある」と思ったのだろうが、優勝者がそれだけの努力をしなかったのではないかと思う。