19/11/30 00:08:36 .net
水を差すようだけど、官能小説大賞は官能小説家の人材発掘や神納小説家を育てようとする趣旨じゃないから、上手く利用するぐらいの気持ちで応募した方がいいぞ
仮に受賞したところで、次に書かされるのも文庫一冊に相当する長編
受賞者だから書ける素質はあるにせよ、素人同然に連続して長編を書かせること自体、相当の無茶ブリ
もちろん受賞者は自作が刊行されてハイテンション、万能感に満ち溢れてるからペンも進む
だけど、一作目の呪縛から逃れるのは容易じゃない
粗も見えるし、もっと上手く書けたのに、そんなモーメントが働いて、結局、一作目の二番煎じ、下手すると一作目のリライトに陥ったりする
試しに、ここ数年の新人の一作目、二作目を並べてみればいい
ただ書院はそれで新人が摩耗しようが潰れようが痛くも痒くもない
次のコマは勝手にどんどん寄ってくるからね
賞の性格上、募集原稿が長編であることは仕方ないにしても、本当に書ける人を育てるなら、デビュー長編のあとは密度の濃い短編をいくつか書かせるべきなんだよなぁ