20/02/05 16:38:47 .net
若桜木虔はアンチが多いが、それは彼が歯に衣着せぬ物言いをするから。
反面、意見は的確であることが多い。
彼のすごいところは、文芸という曖昧な世界に「数値化」を取り入れたところ。
何枚の小説なら、主人公や視点人物は何人まで、とか、明確な基準を述べている。
今年直木賞を受賞した川越宗一は、「天地に燦たり」で松本清張賞を取ったが、
その原文は主人公格の登場人物が4人いたそうだ。それを3人に削るように指示
したのは若桜木自身。結果を見れば、かれのアドバイスが正しかったのは明らか。