17/06/13 14:34:10.00 .net
百八の煩悩というのは、こう説明されます。
人間の感覚を司る眼(げん)耳(じ)鼻(び)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の六つ(これを六根と呼ぶらしいです)が、
それぞれに好(気持ちがよい)悪(不快)平(どちらでもない)の三種があって3×6=18の煩悩となり、
これが、また浄(きれい)染(きたない)の二種に分かれ18×2=36の煩悩になり、
さらに、過去、現在、未来の三つの時間が関わって、36×3=108となります。
これが、百八の煩悩だということです。
これを鐘の音が淨めていくということです。
我が国では、鐘や鈴の音に浄化作用があるというのは古くから信じられていました。
(日本人が鈴虫を異常に愛でるのも、ここにその理由があるのかも知れません)