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956 :名無し物書き@推敲中?:2015/08/11(火) 18:21:05.66
笑いは文学においても重要な要素だと思いますが
中高生くらいの時に流行っていたお笑いの感覚が
アップデートされないまま残っていることに気づきました
真剣に向き合ってこなかったのでアップデートされるわけはないのですが。
それは滑稽なもの、劣ったもの、愚かなもの、標準から外れたものを笑うという、
ある種卑俗な笑いで、これはあまり良くないなと。
そう思っている時に映画「奇人たちの晩餐会」を借りたところ
愚か者を笑うだけの者を笑うような内容でした
この作品にも滑稽な愚か者が出てくるのですが、それだけでは終わらないんですね
愚かさと聡明さがひっくり返るような瞬間があるのです
そういうことが笑いにおいても大切だと思います
普段はコメディ映画を観ることはあまりないのですが
やはり作家たるものコメディ映画も観なくてはいけないですね?
と書いた者ですが、「セーブ・ザ・キャットの法則」によると、
愚か者が実は賢者だというのはむしろコメディの王道なんですね
スナイダーはあらゆる映画を10のジャンルに分類し
「バカの勝利」というジャンルでそのような愚者=賢者について解説しています