15/06/02 21:06:07.54 .net
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558:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 21:07:27.19 .net
黒羽 カラス (くろばね からす)
1968年、兵庫県に生まれる。
自由に空を飛ぶような生活に憧れ、現在、低空飛行で移動中。
小説、ショートショートの餌場を回り、時にエッセイの大物を仕留めて腹を満たしている。
その他つまみ食い多数。
URLリンク(books.google.co.jp)
559:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 21:18:35.24 .net
アラフィフまでがんばって芽が出なかった人が偉そうに審査するスレだったのか
560:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 21:23:29.12 .net
いや、文章で食ってるんだから一応プロだぜ。
そこを否定するとこの板にいる大勢のワナビが惨めだろ。
561:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 21:26:04.25 .net
惨めくらいで心が折れるような奴らじゃないぜ、あいつらは。
562:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 21:28:09.01 .net
文章では食っていないんじゃね?
出版業界の片隅で仕事してるってだけ
563:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 21:52:42.11 .net
風俗雑誌のライターだっけ
564:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 22:14:26.86 .net
530あたりから全部自演w
.∧_∧ <昔の自演は味わい深いものが多かった
(´・ω・`) .∧_∧
/ \ ( ) 何言ってるんだ?
.__| |>>1 | |_ / ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ 寝ろよ \| ( )
| ヽ \/ ヽ. オマエ睡眠不足だろ
| |ヽ、二⌒) / .| | |
.| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ /
. ( ) ~\_____ノ| .∧_∧
/ ヽ 寝ろって \| ( )
| ヽ \/ ヽ. さっさと寝ろ
| |ヽ、二⌒) / .| | |
.| ヽ (⌒\|__./ /
. ~\_____ノ|
565:名無し物書き@推敲中?
15/06/02 22:18:01.63 .net
ヽ(´ー`)ノ ねじー
|≡|
|≡|
|≡|
|≡|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(-` ノ ) クル
|≡|
|≡|
|≡|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クルクル
ヽ( )ノ
|≡|
|≡|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
クルクルクル
( ヽ´-)
|≡|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ピタ
ヽ(´ー`)ノ ねじ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
566:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/03 04:53:54.11 .net
>>533-537
>領海付近で創業している船~
(変換ミス!)
主に女性の外国人に使われる敬称がガスパージャ!
そのあとに続くのは正式名のはずなのだが、本文ではメドーザとなっている!
畏怖の対象の呼称が敬称に成り得るのか! ワイはロシア通ではない!
従って正しい判断が出来ないので、そのような呼び方もあると云う認識で受け入れる!
最初の話は回想であった!
567: 二回目に登場するビクトルの話は現在なのか! またはこれも過去の話なのか! 話は終わっているようにも見えるが、続いているようにも読める! 今後のビクトルの躍進を美世の立場から描写すれば長編にまで作品を育てることが出来るだろう! 会社同士が利益の取り合いで躍起となり、血腥い仕事を生業とした猛者達が暗躍する! そのような背景に絡められた美世とビクトルを中心に展開される人間模様! 以前にスレッドに投稿された、跡目争いに巻き込まれた女スナイパーの話を彷彿とさせる! 今回は長編の冒頭を読んだ感覚に近い、ギリギリの70点!(`・ω・´)
568:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/03 11:09:44.05 .net
「八丁堀で始まる新しい生活」
御統(みすまる)朋子は両手一杯の手荷物を下げて、そのグレーの扉の前に立った。
丸の内の貿易会社の貿易事務に就職が決まり、出来れば自転車で通える所に住みたい、
と言う朋子の気持を汲んで、父親が手配した、八丁堀の新川沿いのワンルームマンション
に今日入居することになっていた。荷物はすでに春日部から送られていて、
娘大事と母親が家電品など、揃えてくれたので、朋子は何も準備することはなく、
今日鍵を持って入るだけの事になった。
「ココが私の新しい住む家、私頑張るから」
とドアに鍵を差した瞬間、となりの部屋のドアが開いた。中から女性が出て来た。
「あら、こんにちは。今日から住むんですか?よろしくお願いします」
恐がりの朋子はちょっとびっくりして挨拶を返した。
「こんにちは、御統朋子って言います。丸の内の貿易会社に勤めます。よろしく
お願いします」
「あらもう就職なんですね、私は大学生だけど、キャバクラでも夜働いて居るん
ですよ」
「へーそういう生活なんですね。私は英語の専門学校出て、貿易事務です」
「ちょっとコンビニで食べ物買ってくるわ、ご飯食べたら、部屋に訪ねていい?」
と女性は言って、少し気がついて、自己紹介を始めた。
「私の名前は安西陽子。東京文化大学外国語学科の3年生、それだけじゃ詰まんない
からキャバクラで働いてまーす。それじゃ行ってきまーす」
と行って陽子はエレベーターのある方向へ向かっていった。
569:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/03 11:11:38.36 .net
(へー外国語大学なのか、話が合いそう。友達になってくれるかしら)
と思いながらドアを開ける。電気の点いていない薄暗い部屋に入って、窓辺を見る。
マンションの4階から新川を見ると、4月のまだ北へ飛び立っていないゆりかもめ達が
コンクリートの堤防にたたずんでいるのが見えた。空は雨の降りそうな濃い
570:グレーの 曇り空で、部屋のなかを見渡すと、机とベッドがあり、実家から持って来た本の入って いる段ボール箱が机の脇に置いてある。朋子はその段ボールを開けて中からO・ヘンリー のペーパーバッグを取り出し、机に向かって、さらりと読み返していた。 「ああ、私は一人、一人は落ち着くわ」 と一人呟いてしばらくペーパーバッグを読んでいた。時たま窓の外に視線を移すと、 川を挟んでいるから向かいのビルとの距離があるから圧迫感がないことに気がつき、 部屋から見る風景は割と広い範囲で東京の町並みを見渡せる、そういうロケーション なんだ、と思い、マンションの手配をしてくれた父に感謝する気持ちが出て来た。 そうしている内に玄関の方で呼び鈴がなる。(陽子だな)と思って、朋子は玄関に出て行った。 新しい生活と東京の世界、その埼玉とは違う時の流れに朋子は気持を新たに出発したのだった。 終わり
571:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/03 11:21:53.08 .net
えー、また公募用の200枚以上の、自分に取っては大作の恋愛小説の準備
として、絵画に例えればクロッキーの様に設定を自分の中に焼き付ける
為の掌篇でございます。
よろしく評価お願いします。
572:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 15:00:26.00 .net
>>551
ありがとうございます。
またいつものように書きながら
あれ?これオチがねーぞ?と思いながら、まあ三人に旅させてたらなんか拾うだろうって事で
書いてたら案の定途中でいい人材が見つかって、結果壮大な物語の序章みたいになってしまいましたw
573:小ネタ
15/06/03 16:31:37.54 .net
「それでは鹿料理を実際に食べてみましょう」
「先生じゃあ私はまずローストベニソンから頂きます」
「どうぞ」
「うん、ハーブソルトが適度に効いてて非常に上品に仕上がってます」
「そうですね、ハーブソルトが手に入らない場合はクレイジーソルトで代用する事もできます、それでは私はレバーテリーヌの方を…」
「最初に牛乳に浸しておくのがポイントでしたね」
「そうですね……うん、レモンの皮が利いてて爽やか、かつこってりしています、そしてこちらが先ほど仕込んだ燻製の完成品です」
「うわぁ、いい香りですね、思ったより柔らかいです」
「お肉さえ手に入れば比較的簡単で臭みもまったくありませんし、みなさんも是非挑戦してみてはいかがでしょうか」
「それではみなさんまた来週まで、ごきげんよう」
美世はパチリとテレビを消して溜息をついた。一口紅茶を飲んでソファーにどっぷりともたれ、ボーっとした後横にいる玲一に話しかけた。
「なあ玲一」
「なんや姉ちゃん」
「お前、奈良行けへん?」
「行くかぁ!」
574:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 17:11:01.74 .net
>>533-537
主に女性の外国人に使われる敬称がガスパージャ
そのあとに続くのは正式名のはずなのだが、本文ではメドーザとなっている
畏怖の対象の呼称が敬称に成り得るのか
575:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 17:22:58.05 .net
ワイさん自演はやめろ
空しいだけだ
自費出版の経験がある文学に詳しいおじさんでいいじゃない
虚勢を張らずそんな僕が意見を言います
そう宣言すればいい
576:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 17:36:14.31 .net
ロシアには欧米の通名とは違いますが愛称があります。
エカテリーナだとカーチャ、カチューシャ、カーティンカ。
右に行くほど慣れなれしいのでほぼ身内しか使いません。
特に一番右は幼名なので他人が言うとキレられます。
かしこまった場所では当然正式名のエカテリーナが使われますが、父性をつけたフルネームで呼ぶほうが一般的です。
今回は外国人に敬意を示す形にな�
577:閧ワすが、本人は名前を知りません。 本人付きの通訳がメドーザと言ったのをボロボロになりながらも聞いていたと思われます。 そうとしか呼びようがなかったという状況です。 例えばアメリカ人のベッキーならガスパージャ・レベッカとかマックスならガスパーチン・マキシマスとかになるんでしょうか。 僕もロシア人ではありませんので本国の人が聞いたら吹くかもしれません。
578:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 17:37:40.83 .net
ピロシキ~
579:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/03 18:37:00.93 .net
>>552-553
>丸の内の貿易会社の貿易事務に就職が決まり~
(貿易の重複は見栄えがよくないので「貿易会社の事務」とした方がよい!)
>御統(みすまる)朋子は両手一杯の手荷物を下げて~
(両手一杯の荷物は引越しの為と思われる!)
>~朋子は何も準備することはなく、今日鍵を持って入るだけの事になった。
(両手一杯の荷物のせいで、この一文のような気軽に引っ越してきた感じがしない!)
主人公の行動が少しおかしいように感じる!
引っ越してきて間が無い状態で隣人と自然に会話をした!
設定では怖がりとある! 初対面の相手に臆せずに会話を果たし、就職先の話まで語って聞かせた!
書いている間に設定に狂いが生じたように見える!
書き急いだせいで設定に狂いが生じたのだろうか66点!(`・ω・´)
580:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/03 18:39:16.66 .net
>>556
テレビの内容がまるで反映されていない!
その部分が落ちなのだろう!
確かに小ネタであった!(`・ω・´)
581:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 18:43:01.43 .net
>>562
もういいよあわれだ
582:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 18:44:42.45 .net
確かに、お互いにプライベートなこと話し過ぎでワロタw
初対面の人間に大学に通いながらキャバ嬢やってることわざわざ言わんだろw
583:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 18:47:08.76 .net
>>562
最近わざとボケて釣ろうとしてないか?
奈良と言えば鹿だろw
584:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/03 19:00:39.11 .net
>>561
ありがとうございます。書き急ぎましたかね。頭に沸く膨大な設定とか
背景がまとめきれない、と言うそんな私は2年ブランクがあったりします。
プラモデルのお陰で、ようやく言葉を紡ぐ気持になりました
ワイさん、いろいろ言われているようですが、頑張って下さい
それでは
585:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/03 19:41:43.93 .net
>>565
奈良公園の鹿か!
ワイは野生の鹿を見慣れているので
奈良公園のことをすっかり忘れていた!
冷えたビールを飲むか!(`・ω・´)ノシ
586:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 19:42:44.32 .net
そりゃ、シカたねえな。
587:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 20:40:53.60 .net
まさに目くそ鼻くそ
評価依頼する方もされる方もどうしようもないわ
588:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 20:43:58.19 .net
―何もない……
誰ももうこの世界に残っちゃいない……
全てが終わった オワッテシマッタ
終焉を迎えた世界では、蝉の鳴き声だけが聞こえてくる
青い空の上で揚々と浮かんでいる太陽は、まるで愚かな自分を見下しているようだ
ぼくに見えるのは、窓がすべて割れた廃墟ビルと、鈍色の鉄骨だけ、世界が終わったような風景、
ぼくが今いるこの建物も、もうすぐ消える
消滅する……
589:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 20:46:08.15 .net
>>570
まさに世界の終りと言う感じだ。
この町には、もう誰もいない、
誰も残っちゃいない、
誰も、誰も生きちゃいない
そして、じきに町はあの穴に落ちる
あの大きな穴に……、
ぼくが生み出したあの大穴にすべてを飲まれる……
「ごめんね……、みんな」
誰かへの謝罪の言葉、その言葉を紡ぐようにどこからか声が聞こえた
『―そうやって、』
590:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 20:47:25.78 .net
>>571
脳に直接聞こえて来たそんな声、なんだか懐かしい声だ
『そうやって、また君は諦めるのかい?』
仕方ないじゃないか……、もう何
591:も残っちゃいないんだから…… 『そうだね、同級生達も、愛想のいい後輩も、いつも元気を分けてくれた幼馴染も……』 そして、共に片親を親を亡くし、二人でこれからを歩もうと約束した可愛い義理の妹も…… 『みんな、みんなみんなみんないなくなったね……』
592:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 20:48:05.72 .net
>>572
そう、みんないなくなった、そしてぼくは妹との約束は結局守れなかった
だからもうこんな世界……
『まだ諦めないで! 君はそんなやつじゃなかった筈だ……、だから!』
「うるさい!」
ぼくだって嫌だよ、諦めたくないよ!
でもぼくは……、ぼくは……、
「結局、人間じゃなかった! ヒトじゃなかった! 人間じゃなけりゃ同級生でもない! ヒトでなければ家族でもなかった」
すべて僕が悪いんだ……
593:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 20:48:41.34 .net
>>573
『やりなおしたい?』
唐突に言われたそんな言葉
『やり直せるよ……、君がみんなとバカみたいに過ごせた日常にまた戻れる……』
『またみんなに会えるんだよ、ねえ』
「……またこれか」
またこれだ、もう何回これを繰り返すのか
594:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 21:16:18.70 .net
中二病をこじらせとるな。
595:名無し物書き@推敲中?
15/06/03 21:23:47.16 .net
うむ。ここまで稚拙だと清々しいくらいだ。
書いてなさすぎるせいで逆に前後の話や絵が浮かんできて、しかも自分でイメージするせいか割と嫌いじゃないという。
筆力がないのは明らかだけど、とりあえず、もうちょっと自分の頭の中の絵を描写することに挑戦したら?
596:名無し物書き@推敲中?
15/06/04 00:36:22.36 .net
ニューデリーに着くなり僕はバザールの活気に圧倒された。
夜の9時だというのに、煌々と明かりがともり、派手な音楽が爆音で流れている。
ホテルを目指して歩いていると、あらゆる屋台から「安いよ、買っていってよ」などと日本語が聞こえてくる。
一つの店に興味を持って近づくと、とたんに周囲の店番が集まって来て、僕を囲む。
そして口々に売り込みを始めたかと思うと、そのうちにヒートアップしてきて、互いに小競り合いを始める。
僕は、居心地が悪くなって、そそくさとその場を離れることになる。
しばらく行くと、市場のはずれに、ガラクタのような物を並べて商売をしている店を発見した。
中心部は賑やかだが、端のほうになると明かりもまばらで、その店も明かりをともさずに商売していた。
店主は60代くらいの寡黙そうな男で、先ほどまでの店のように大声で呼び込みをしたりしない。
不思議そうに覗き込む日本人を、店主もまた何も言わず、不思議そうに見返している。
僕は商品の一つ(そう呼ぶのも憚られるが)を指差し、「マフラー?」と聞くと店主もまた「イエス、マフラー」と答える。
どうやらスクラップ屋のようで、ばらした車のパーツを売っているようだ。
しかし、よく見ると男の前には車のパーツ以外にも細々としたものが置かれていた。
その中の一つに僕は引きつけられた。
それはランプだった。アラジンと魔法のランプに出てくるようなランプで、年季が入っており実に見事な色合いをしている。
一瞬だが、このランプに祈ればもしかしたら…などと思ってしまうほどの魔力があった。
バカな妄想はすぐに振り払ったが、今度は実際にどうやって使うのだろうという疑問が湧き上がってくる。
アニメや絵本では見慣れたランプだが、実際に手に取ってみるのはこれが初めてだ。
597:名無し物書き@推敲中?
15/06/04 00:36:54.76 .net
「How to use?」
僕がそう聞くと
598:、店主は言った。 「Hope Something」 「Hope Something?」 店主の遊び心だろうか。何かを望めと言う。 僕もそれに付き合って、大げさに目を閉じ、胸の内で願いを唱えた。 「酒池肉林…」 すると店主は口の部分に火をともし、すぐに吹き消したかと思うと「嗅げ」と言って、僕の鼻先に煙のくすぶるランプ近づけてきた。 お香でも焚いたのだろうか。僕はそれを吸い込んだ。良い匂いがしたと思うと、体が宙に浮いたような感覚になり、視界がぼやけ出した。 いつのまにか僕は中国の宮廷にいた。目の前を裸の女どもが舞い踊り、それを肴に浴びるように酒を飲んでいる。 -がはは、珍は満足じゃー!- 気が付くと、僕は中国の宮廷ではなく、インドのバザールの道端にに寝そべっていた。そんなに時間は経っていないようで辺りは暗いままだった。ただ、多くのインド人が上から見下ろしながら僕を囲んでいた。 この場を離れないと大事になると感じた僕は、走ってその場を後にした。不思議なことに、僕が目覚めた時、スクラップ屋は店ごと消えてしまっていた。 次の日、改めてバザールに出かけたが、いくら探しても男の店は見つからなかった。
599:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/04 07:02:18.44 .net
>>570-574
走り書きのような拙い文章で綴られていた!
人ではない主人公が生み出した大穴に全てが飲み込まれて終焉を迎えるらしい!
人ではないとして主人公は何者なのか! 大穴を作り出した原因は!
頭に語り掛ける声は誰なのか! どのようにすれば世界を遣り直せるのか!
何も解決していないどころか、この状態に至った理由がまるでわからない!
何かの抜粋だとしてもあまりに内容がわからないので評価は見送る!(`・ω・´)
600:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/04 07:03:51.73 .net
>>577-578
>僕の鼻先に煙のくすぶるランプ近づけてきた。
(脱字があるように見える! 「ランプを近づけて~」ではないだろうか!)
現実に即した少し不思議な話! スクラップ屋の主人の意図が気になる!
魔法のランプと思わせた品で主人公を昏倒させた!
何もしないでスクラップ屋は店ごと、姿を消した!
主人公の金品を奪うことが目的ではないのか! それがワイは落ちのように思った!
しかし、掌編では何の被害も書かれていなかった! 物語としては腑に落ちない!
作者が物語の落ちを失念したのだろうか68点!(`・ω・´)
601:名無し物書き@推敲中?
15/06/04 11:00:54.02 .net
>-がはは、珍は満足じゃー!-
朕じゃないの?おかしなヤツになってるよ。
あとインドの通りで観光客が気絶したりしたら起きた時はパンツいっちょだと思う。
602:名無し物書き@推敲中?
15/06/04 12:33:35.80 .net
久しぶりにきたけど、ワイはまだやってんのかよ
いつ辞めるの?
603:名無し物書き@推敲中?
15/06/04 13:00:03.32 .net
ニートだからな
604:名無し物書き@推敲中?
15/06/04 22:05:48.92 .net
お、久々に戻ってきたら通常運行してるな
なんか書くか
605:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 14:09:57.24 .net
『日本人に生まれて』
アジアへの歴遊の際にひとつ感じたことといえば、私は幸いにして日本人に生れたという自覚を得たことである。
まさに天地に跼蹐して怯懦な日々を送っていた時分には、日本人ほど憐れな国民は世界広しといえどもそんなにはないだろうという思いに、始終圧迫されてしかたなかった。
が、満洲から朝鮮へと渡って、わが同胞が文明事業の各方面で活躍していて、大いに功労者となっている状態を目の辺りにし、日本人もはなはだ頼もしい民族だとの印象を、深く頭の中に刻みつけられた。
と同時に、私は支那人や朝鮮人に生れなくて、まあよかっと思った。彼らを眼前において、勝者の意気込をもって事に当たるわが同胞は、真に運命の寵児といわねばならないだろう。
606:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/05 15:50:54.34 .net
吾輩はぷぅぎゃああああああである!(`#・ω・#´)
607:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 17:19:32.75 .net
えー?うっそだー
608:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 21:10:18.38 .net
男塾かここは。
609:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 21:44:17.98 .net
我が輩はワイである。
610:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 21:52:41.76 .net
名前はまだわい。
611:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 22:07:26.79 .net
『ステイ・フーリッシュ』
もう一度人生をやり直せるなら……
今度はもっと間違いをおかそう。もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。絶対に完璧な人間ではなく、もっと、もっと、愚かな人間になろう。
この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど、ほとんどないのだ。
もっと馬鹿になろう。もっと騒ごう。もっと不衛生に生きよう。もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にももっともっとたくさん行こう。
もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。もっと本当の厄介ごとを抱え込み、頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。
もう一度、最初から人生をやり直せるなら、春はもっと早くから裸足になり、秋はもっと遅くまで裸足でいよう。
もっとたくさん冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。
そう、もう一度人生をやり直せるなら……
だが、見ての通り、私にはもうやり直しがきかない。
私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか? 自分に規制をひき、他人の目を気にして、起こりもしない未来を思い煩ってはくよくよ悩んだり、構えたり、落ち込んだりと……
もっとリラックスしよう! もっとシンプルに生きよう! たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう!
人生は完璧にはいかない。だからこそ、生きがいがあるのだ!
612:577
15/06/05 22:08:56.98 .net
>>580
ワイさんありがとう。
確かにスクラップ屋は物取りでもよかったですね。
>>581
御指摘ありがとう。
僕は朕を珍とし、酒池肉林もはき違えてとらえています。
613:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 22:20:31.78 .net
『曲がり角』
わたしは、一秒一秒を楽しむつもりです。そして、楽しんでいる間は、そのことを意識していようと思います。
たいていの人たちは、生きているのではなく、ただ競争をしているだけ。はるかかなたの地平線にある、決勝点にたどりつこうと一生懸命です。
そして、そこに行くことに熱中するあまり、息切れし、あえいでしまって、自分たちがいま通過している美しく静かな田園風景さえも、目に入らないのです。
そのあげくに知ることは、もう自分たちは年老いて、疲れ果てていて、決勝点に着いても着かなくても、結局、何の違いもない、ということ。
わたしは、たとえ大作家になれなくても、道草をして、小さなしあわせをたくさん積み上げることに決めました。
614:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/05 22:21:52.54 .net
>>591
無為な時間を過ごすがよい!(`・ω・´)
615:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 22:23:09.90 .net
>>594
ひどい
616:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/05 22:24:19.98 .net
>>593
ブログでやればよい!(`・ω・´)
617:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/05 22:25:58.34 .net
悪戯に付き合う程、ワイは暇ではない!
さて寝るか!(`・ω・´)
618:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 22:29:14.76 .net
なんか性格悪くなったなワイ
韓国がどうたらの奴よりよっぽどまともな文章じゃん
点はつかないだろうけどさ
619:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 22:31:43.66 .net
勘
620:違いするな。 このスレは、 眼力に覚えがある人間たちが、 文章評価するスレである。 より詳しく評価しあいながら腕を競うあうスレであり、 参加するしないかは自由である。
621:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 22:34:02.56 .net
なんだそうだったのかあ。
622:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 23:33:23.24 .net
ビン詰め地獄
第一の瓶
中に手紙が入っている。
「母さん、正夫君、今、父さんを迎えに来た瓶が見えました。その上で、手を振る叔父さんや叔母さんの姿が見えます。おそらくあ
の瓶は父さんが最初に出したビール瓶の手紙を読んで迎えに来てくれたのでしょう。でも父さんはどうしても帰るわけにいきません
。あの高台から遙か下方に見える海面の渦に飲まれて死んでしまおうと思います。そんなことをしても父さんが犯した罪は、未来永
劫許されることのないのは承知の上です。父さんにはもう懺悔してもしきれない重篤な罪が付きまとってしまっているのですから。」
第二の瓶
中に手紙が入っている。
「ああ、どうしても抗うことの出来ない力は、父さんに容赦なく降りかかりました。母さんがいない寂しさが日々募り、父さんは段
々と自分が誰なのかも分からなくなってきました。それと同時に、一緒に流れ着いたあの人が妖艶な美しさを持って輝きだすではあ
りませんか。しっとりとした、濡れたような肌は初夏の若葉のような瑞々しさに溢れ、その手はひんやりとして、吸い付くように絡
んでくるのです。父さんとあの人はそのうち、普通に話をする時も、潤んだ瞳で見つめ合うようになり、お互いに何を欲しているの
か、胸の内をすっかり見透かしたかのような、共通の意識を持つに至ったのです。こんな恐ろしい考えを振り払おうとすればするほ
ど、誘惑はいたずらに膨れ上がり、父さんを容赦なく、深い井戸の底へと沈めていくのです。ああ、神様、神様がもしいらっしゃい
ましたなら、今すぐにでも不貞な父さんを裁いて欲しいのです。父さんにはもう、帰る場所などなくなったのですから。」
第三の瓶
中に手紙が入っている。
「母さん、正夫君、父さんは元気にしています。一緒の船に乗り合わせた一匹のメスと達者に、幸せに暮らしています。早く助けに
来てください。」
第四の瓶
中に蛙が入っている。
623:601
15/06/05 23:54:08.86 .net
訂正、重篤→重大
624:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 23:57:29.23 .net
>>595
>>598
無断転載&無断改変の評価依頼って、
張った奴が永久になんとか法の二十条台で訴えられる可能性を抱えていくだけの話だよな?
625:名無し物書き@推敲中?
15/06/05 23:59:41.92 .net
>>603
まさかあんな日記みたいな文章が転載だと思わないじゃん
ごめんなワイ悪口言って
626:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 00:30:08.56 .net
過去のファイル見てたら、全然覚えてないやつ発見。
どっかに投稿したが、どこなのか思い出せない。
ワイ杯じゃなかったはず。
なんで、ワイさん評価よろしくね!
627:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 00:31:33.84 .net
Side A(1/2)
豆腐屋の朝は早い。
三郎は父親の手伝いを終えると簡単な朝食をすませ、八時まで仮眠をとる。
目覚まし時計を止めると今が何曜日なのか、分からなくなることもある。
教科書をかばんに詰めて「いってきまあす」と声を張り上げ店から飛び出す。
創業百五十年。金沢で一番古い豆腐屋のせがれとして生まれて、今年中学を卒業する。
雪が散らつく大通りを三郎は走る。息が白い。
同級生の大半は高校へ進学するため、受験勉強に忙しい時期だ。自分はといえば、
中学を卒業した後、代々続く豆腐屋の仕事を手伝って、親父の引退後は自分が跡を継ぐ。
先の見える人生、と言われればそれまでだ。地元から離れることもない。
「あ、おはよう」
声がして、三郎は足を止める。
「おう」ぶっきらぼうに応えながら、そっと振り返る。
早朝、雪国の陽は淡く、無垢で透明な光が街にあふれている。
光の中心に、クラスメートの京子が立っていた。
「宿題、やった?」
「え。なんだっけ」
マフラーの毛糸の隙間から、ふわっと息の煙がたつ。
「やっぱり忘れたんだ」京子は笑う。「一限目。数学の宿題、出とったよ」
「はあ、そうか」
二人は並んで歩いている。三郎はわざと京子の制服姿が視野に入らないよう、車道
ばかりに目をやっている。
628:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 00:32:47.67 .net
Side A(2/2)
「なあ、さぶちゃん、ほんとに高校いかんの」
京子は背が低い。肉付きの良い体型だが、腰はぎゅっと締り、胸は豊かだ。美人とは
言えないが、クラスの男子から密かに人気を集めていたのは、専らその肉体による所が
大きい。
三郎はすぐ隣を歩く身体を意識した。のどの奥に何かが詰まった感触を覚える。
沈黙の後、三郎はひときわ険しい顔つきをしてみせた。
「やわらかくてな、あっつい塊なんだ」
「え。何?」
「豆腐だよ。出来立ての豆腐、やわらかくて乳色の、かたまり」
「さぶちゃんちの豆腐、おいしいもんね」
「むうっと湯気がたって、ぽっかり浮かびあがるんだ。産まれたばっかの豆腐って。
そいつをすくって冷やして。毎朝つらいんだけどな、その時だけは、なんだか嬉しく
ってなあ。乳色のかたまりをなあ、こうやって掬い上げる時って、俺も知らんけど、
なんか、赤ん坊でも掬い上げるみたいで。あほくさいだろ。でも、俺、嫌いじゃない
んだ」
雪が舞っていた。再び沈黙。三郎は肉体を隣に感じるのが、もどかしく堪えられなか
った。
「さぶちゃん、私さ……」
三郎は走り出していた。京子の声は、ずっと後ろから聞こえた。校門へ続く道は淡い
光の束があふれて、三郎には眩しすぎた。
629:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 00:38:05.92 .net
Side B(1/2)
走っていた。おつかい。金沢市内にある老舗の豆腐屋に向かって全力疾走。
いい加減にしてほしいよね。高校受験を控えた一人娘に、豆腐買って来いだ?
年季の入ったママチャリをこぐこぐこぐ。
太ももいてーっす。運動不足っす。
街は雪が散らついていて、ほんとに寒い。いい加減、こんな田舎からオサラバ
したいのにいかんせん私ってばまだ中学生。
向かってる豆腐屋ってばさ、同級生の三郎の店なんだわこれ。
ダっさ。
豆腐屋のせがれで、中学出たら跡継ぐんだとさ。
まぁ一応幼馴染のよしみってやつで、道で会えば挨拶くらいはすっけども。
正直ダっさ。
今どき中卒ってありえなくね? そんで悪いけど綽名のとおり、ジャガイモ君
なんだわ。豆腐なのにジャガイモって何それ笑えねえ。
こいつがむっつり野郎で。
私の乳ちら見してんのモロバレだっつの。そんで勝手に顔赤らめちゃって。
「豆腐掬い上げるときってなんか俺嬉しくってなあ」だって。
だっさ。
おめー乳見てたじゃん。
630:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 00:40:04.13 .net
Side B(2/2)
何が豆腐の乳色だっつーのってどわーーーっ! 糞ガキいきなり飛び出してく
んなっづーの! ママチャリのブレーキ錆びでるっづーの! ってかいっでええ
ええぇぇぇ! 膝の皮べろりんちょだわ! っでおっさんクセえべ私!
あいだだだ結構血が出てるよコレ。
乙女のおみ足、台無し。
ガキびっくりして泣き出して。泣きたいのはこっちだっづの死ねファッギュ!
あー信号待ちのばあちゃんまで心配顔で寄ってきて、いやあんた何の役にも立た
ねえから来なくてよし、
「あら京子ちゃん?」じゃねーよ、よく見りゃ隣のくそババアかよ、いや大丈夫
じゃねーし見りゃ分かんだろガキうるせえよてめえが泣くと私が悪者みでえだろ
うが!
「あらあら、足から血が出てるわよ」
言われなぐでも十分承知。ごめんなさいね、ちょっと急ぎますからええ大丈夫、
って立ち上がって痛痛痛、よろよろ歩いてようやく到着さぶちゃんの豆腐屋ね、
くそったれがきょーび豆腐なんてどこで買っても同じなんだよあほくせえ、こん
なおつかいに出されなきゃこんな目にも遭わなかったっつーのに私ってばよ店に
入ってにっこり笑って「炎の豆腐くださあい」ってかあいい声だしちゃって。
この時間、必ず店にいるのな、三郎。じっとりした目で私の乳見るのやめでな。
631:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 01:15:16.53 .net
ワイも自演ネタがなくなってきてコピペまでするに至ったか
あわれだ
632:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 01:39:01.96 .net
URLリンク(www.youtube.com)
633:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 01:59:53.42 .net
>>606
一行目からダメでしょ。
二行目も酷い。
634:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/06 07:44:34.64 .net
>>601
父さんとその家族が瓶を介して遣り取りをしている!
登場人物は全てカエルなのか! 最後の瓶に入っていたのは母さんなのか!
カエルが瓶に手紙の類いを詰めて、どこかから流して相手に意思を伝えることが可能なのだろうか!
父さんの犯した罪の内容がよくわからない! どのような理由で今の状況に至ったのか!
逆に父さんが人間で恋した相手がカエルだとする!
そうなると瓶の役目が無くなる! 携帯電話やメール、または手紙等を使えばよい!
その場合でも父さんの犯した罪の内容はわからない!
最後の瓶詰のカエルは呆れた家族の返答と云うことになるのだろうか!
二通りの読み方のどちらも言葉が足りず、ただの雰囲気小説のように思える67点!(`・ω・´)
635:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/06 07:45:24.07 .net
>>606-609
>目覚まし時計を止めると今が何曜日なのか、分からなくなることもある。
(仮眠の時間は二時間くらいではないのだろうか! 曜日がわからなくなる理由がワイにはよくわからなかった!)
>「おう」ぶっきらぼうに応えながら、そっと振り返る。
(受け答えには「答える」を使った方がよい!)
>三郎はわざと京子の制服姿が視野に入らないよう、車道ばかりに目をやっている。
(制服に限定すると意味が希薄になるので、京子が視野に入らないようにした方がいいように思う!)
>~こんな田舎からオサラバしたいのにいかんせん私ってばまだ中学生。
(「オサラバ」と「いかんせん」で中学生に思えない!)
>膝の皮べろりんちょだわ! っでおっさんクセえべ私!
(おっさん臭い自覚はある! 京子の育った環境が気になるところ!)
二人の見方がかなり違う!
三郎は京子が告白しようとしたので振り切って逃げた!
京子はいやらしい目で見てくる三郎を嫌っていた!
登校の際、京子はどのような理由で三郎に声を掛けたのだろうか!
京子が最後に口にしようとした言葉は何だったのか!
その部分については書かれていなかった! 私の乳を見るな、と云うことなのだろうか!
京子のパートで三郎パートの疑問をすっきりと解消して欲しかった68点!(`・ω・´) 豆腐屋のモチーフは○前豆腐店のような気がする!
636:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 08:23:25
637:.31 .net
638:秋吉君@ガリデブきのこ ◆2itMTGf8Qk
15/06/06 08:36:12.78 .net
からいといえば、
男◎豆腐にペンギン食堂のラー油たらすとうま~い!
639:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 12:17:39.03 .net
>>585
日本の文豪「夏目漱石」にたいして
・おまえが無駄な時間を過ごせ。
・日記みたいな悪文。
>>591
経学の権威「ドラッガー」にたいして
・ひどい。落書き駄文に付き合ってられない。
・日記よりはまともだが点をつけるレベルではない。
>>593
足長おじさんの「ウェブスター」にたいして
・ブログでやってろ。
・まるで日記みたいな素人の文章。
640:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 12:55:07.03 .net
文章を評価するスレだから
書き手が誰だろうと関係ない
しかし評者のレベルもわかることも確か
641:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 16:24:37.11 .net
>>601
面白く読みました。
第四の瓶で、意表を突かれて思わず吹いちゃったんだけど、
後から来るゾワゾワとした恐怖をともなうような違和感。
”父さん”の徐々に崩れていく思考と相まって面白かった。
一種のホラーとして読ませていただきました。
ただ少し筆者が父さんに寄り過ぎて書いているのかな。
内容の割に手紙が頭に入ってきにくい。特に二通目。
もしかすると狙ってるのかもだけど。
もう少し、読者に優しく書いてもらえるといいかも。
ホラーじゃなかったのなら、笑い飛ばしてくりゃしゃんせ。
642:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 17:21:58.69 .net
『狼のうなり』
運転手さん、そのバスに僕ものっけてくれないか? 行き先ならどこでもいい。―でも、こんなはずじゃかっただろ。歴史が、僕を追い詰める。眩しいほど、青い空の下で。
僕らがまだ生まれてなかった半世紀ほど前に、この極東の島は、戦争に負けた。そして今、この島は、歴史に残った、幾度も、放射能に汚染された島として。
僕らを縛り付けて、一人ぼっちにさせようとした。そう、すべての大人に感謝します! 1985―日本代表ブルーハーツ!
ここから一歩も通さない。理屈も法律も通さない。誰の声も届かない響かない。友達も恋人もここには入れない。手がかりになるのは、薄い月明かり。嗚呼、あれは伝説の爆撃機! この町もそろそろ危ないぜ!
こんなふうに逃げようか、どんなふうに隠れようか。いやすべては幻と笑おうか。手がかりになるのは、薄い月明かり!
僕は今、コクピットの中にいて、白い月の真ん中の、黒い影。夜の闇に悲鳴をあげた少年が、狼になる、なる、なる、なる、なる、なる。うなる! うわおっおおおお! ぷびゃああああああ!
643:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/06 17:24:09.12 .net
>>620
学習能力に欠如した者に向上は望めない!(`・ω・´)
644:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/06 17:29:55.08 .net
>>620
ブルーハーツだな
645:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 17:31:15.34 .net
うむ。ブルーハーツって書いてあるね
646: ◆Z4f.cuxODv1B
15/06/06 17:38:47.48 .net
>>620
そのタイトルって毎回自分で考えてるの?それともコピペ元になんかあるの?
二重括弧でコピペにタイトルつけて貼るの、結構前にも見た気がする。
単純な事で繰り返し楽しめる人は人生得してるよ。いいよね
647:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 18:10:16.03 .net
『零れ落ちる時がすべて小説となる瞬間に僕等は生きていく』
その作家の日常の生活が、そのまま作品にもあらわれております。ごまかそうたって、それはできません。生活以上の作品は書けません。ふやけた生活をしていて、いい作品を書こうたって、それは無理です。
文人の仲間入りができたのが、そんなに嬉しいのか、プロの作家気取りで、
「どうもこの頃の作家志望はテニヲハの使用がめちゃくちゃで恐れ入る。」
「ゲロが出そうだ。『先生』と言われるようになったのが、そんなに嬉しいのか。」
「小説を書かなくたって名士の扱いを受ける道があったでしょう。ことにお金は、他にもうける手段は、いくらでもあったでしょうに。」
「ゲロが出そうだ。」
「そのタイトルって毎回自分で考えてるの? それとも剽窃先になんかあるの? 二重括弧でタイトルつけて貼るの、結構前にも見た気がする。単純な事で繰り返し楽しめる人って人生得してるよ。いいよね。」
「責任が重いんだぜ。わからないかね。一日一日、責任が重くなっているんだぜ。もっと、まともに苦しもうよ。まともに生き切る努力をしようぜ。明日の生活の計画よりは、きょうの没我のパッションが大事です。」
「あ、はいはい。」
「戦地に行った人たちの事を考えろ。正直はいつの時代でも、美徳。ごまかそうたって、だめ。明日の立派な覚悟より、きょうの、つたない献身が、いま必要。お前たちの責任は重いぜ。」
と或る詩人が、私のもとへ来て私に向って言いました。その人は、酒に酔ってはいませんでした。
648:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/06 18:17:16.50 .net
>>625
太宰を混ぜてもダメ!(`・ω・´)
649:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 18:21:37.16 .net
ちょろちょろ変えてるww ご苦労さんw
こいつ、バカだねw あとは顔真っ赤で連投荒らししか残されてないねw
650:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 18:55:46.90 .net
しかしわざわざ作家めざしてる中高生を集めて自費出版で本出しただけの素人がその中に含まれる将来がある人を潰して自分の章の虚栄心と暇つぶしの為に適当で稚拙な批評を押し付けるスレあることはかわりがないだろ
ここまで来て自演、受賞暦虚言、さらに自分の無知の披露など、もはやこっちがつらい。
651:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 18:57:17.86 .net
嫉妬乙
652:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 19:25:37.38 .net
まあ2ちゃんも変わるべきときだ
自己満足の為にスレ立ち上げて子供を惑わすのは犯罪行為との認識が必要だ
はずかしさを引き換えに快楽優先するやからは排除していくべきだ
653:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 21:03:03.56 .net
と子供のフリをしたオッサンが言ってます。
654:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 21:22:53.67 .net
『ボクがガンダムだ。』
一通り挨拶をしたうちに幹事の某というのがいた。彼は文学士だそうだ。文学士といえば大学の卒業生だからずいぶん偉い人なんだろう。妙に女のような優しい声を出す人だった。だがもっと驚いたのはこの暑いのにフランネルのシャツを着ている。
「しかしどうもねえ、わざわざ作家を目指しているずぶの素人をかき集めてさあ、自費出版で何冊か出しただけの先生が、あざとい虚栄心と暇つぶしのために、適当で稚拙な批評を押し付けてますわねえ。」
いくらか薄うすい地ではあっても暑いに決まっている。文学士だけにご苦労千万ななりをしたもんだ。しかもそれが赤シャツだから人を馬鹿にしている。
「虚言癖に、妄想癖、さらには自分の無知のご披露とは、もはやこっちがつらいんですけどねえ。」
「待て待て、赤シャツ殿。そいつあちと言いすぎではないか? 自己満足のためにこうして皆を呼び集めて無知蒙昧の類を惑わすのは、犯罪行為! その認識を共有するは必要。それは同意―」
「なんざんしょ。」赤シャツはひょろりと座についた。畳に座布団は彼の一張羅を台無しにしているように思われる。
「―しかし我々も変わるべきだ! 恥と引き換えに快楽優先する輩は排除せねばなるまい!」赤シャツのふくれっ面には目もくれず剛力自慢の五十嵐は握り拳を突き上げていた。「ジーク・ジオン!」
なにがジーク・ジオンだ。漢学の教師だとは聞いていたが、ただのアニオタではないか。言葉の端々に御里が知れる。こんなのが江戸っ子なら江戸には生れたくないもんだと心中に考えた。
そのほか一人一人についてこんな事を書けばいくらでもある。しかし際限がないからやめる。
655:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/06 21:37:26.34 .net
あ、これ夏目漱石の坊ちゃんが底本だね。昔読んだ記憶がある
656:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/06 22:05:59.32 .net
さて寝るか!(`・ω・´)
657:名無し物書き@推敲中?
15/06/06 22:28:05.13 .net
自費出版自己満足自己中心な批評スレ
658:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 15:18:21.62 .net
『自己満足を愉しむ時代』
店の名は忘れてしまったが、私は今度から友達を誘って飲むとき、時々ここへ来ようかと思っている。
料亭などというものはやはり大切なのは気質の問題で、職人にとって、芸とカタギの世界、良心が大切なことは、我々の場合と同じであろう。
端的に言えば、すべて自己満足の世界、愚か者の世界なのだ。
良心にかけたオイシイ物を、そうむさぼらずに、自己満足を第一にして、心愉しくサービスするような気質的な生き方が必要だ。文化には、そういった裏付けがなければ、もはや文明開化も死物にすぎない。
料理や酒には、それを作る人の気質の復活、誕生が急務だ。出来る限りオイシイ物をつくろうという気質がなければダメだ。そういう気質の点で、日本はともかく一応の歴史をもっていたといえ�
659:驕B しかし、それが歪められて、器物に凝ったり、建築に凝ったり、大事な料理そのものを忘れるのが通癖であり、そうかと思うと妙に小細工な通に走って、たとえば着物の裏地に凝ってそれに気付かぬ人を俗物呼ばわりするような馬鹿げたことをやりたがる。 着物の裏は表に相応すべきもの。裏だけ凝るとは大バカな話、通ぶった頭の悪さというものは、まことに不快なものである。 オイシイ物を、オイシク食べてもらうことを、愉しむ、という料理屋が、たくさん生れてほしいものだ。どんな職業であれ、職業を愉しむ心が大切なのだが、それが要するに、文化の本来の地盤なのだろう。
660:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/07 15:22:26.51 .net
>>636
無駄な労力は何の肥やしにもならない!
去るがよい!(`・ω・´)
661:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 15:34:48.60 .net
『変革(チェンジ)』
早急に何から何まで変えないほうがいい。変えるために、すぐさま便利というものだけを変える。つまり変える目的は常に「ただちに簡単になる、良くなる」という主意によるものでなければならず、当分不便であろうけれども、というのはよろしくない。
つまり、我々はなぜ変えなければならないのか、即ち、今さしあたって人々がそれに苦しみ無駄な労力を費している、よって変える必要がある、よって困っていない部分は変える必要がない。
変革というものはそういった要領でなければならないと私は考える。
まことにザッパクにまくしたてたが、私の意見は主旨として、文章というものは、事物の操作を容易にし、人生を豊富にするためにあるべきもの、である。まあ僕は学者じゃないから、学のある人々からそう定義してもらいたいものだ、と請い願っている次第なのである。
662:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/07 15:39:40.44 .net
>>638
坂口安吾の文章を改変して意味はない!
去るがよい!(`・ω・´)
663:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 15:42:50.01 .net
無駄な仕事をよく引き受けたもんだ
664:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/07 15:43:04.18 .net
今後は改変のコピペは無視する!
コピペに労力を費やし、無駄にした時間に涙するがよい!
フヒヒヒヒヒヒヒ!(`・ω・´)
665: ◆BaKA//CWMY
15/06/07 15:54:07.38 .net
負けるなワイさん!
荒らしは反応するとつけあがるのでスルーがいいよ!
666:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 16:21:42.11 .net
ワイ杯マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチンチン
667:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 16:23:48.83 .net
『隔離病妹』
……キチガイだろうか。……正気だろうか。いやいや。キチガイだキチガイだ……そんな馬鹿な……こんな不思議なことが……ウハッ、ウハハハ……。
私は思わず笑いかけたが、その笑いは私の顔面筋肉に凍り付いたまま動かなくなった。またもいっそう悲痛な、深刻な声が、コンクリートの壁を貫いてきたのだ。
笑うにも笑えない……たしかに私を、私と知っている、確信にみちみちた……真剣な……悽愴とした……。
「……お兄さま。何故、御返事をなさらないのですか。妹がこんなに苦しんでいるのに……たった一言……御返事をして下されば……いいのです。……そうすれば皆さまに妹がキチガイでないことが……わかるのです。……何故……御返事をして下さらないのですか……?」
私と壁ひとえを隔てた向うの部屋に閉とじ籠こめられたまま、ああして夜となく、昼となく、私を呼びかけている。
「……妹の苦しみが、おわかりにならないのですか……毎日毎日……毎夜毎夜、こうしてお呼びしている声が、お兄さまのお耳に入らないのですか……ああ……お兄さまお兄さま……あんまりです、あんまりですあんまりです……あ……あ……あたしは……声がもう……」
そうこうしているうちに壁の向側から、もう一つ別の新しい物音が聞えはじめた。それは平手か、コブシかわからないが、とにかく生身なまみの柔らかい手で、コンクリートの壁をポトポトと叩く音であった。
皮膚が破れ、肉が裂けてもかまわない意気込みで、叩き続ける弱々しい女の手の音であった。私は、その壁の向うに飛び散り、粘り付いているであろう血の痕跡あとを想像しながら、なおも一心に眼をみはり、奥歯を噛み締めていた。
「……お兄さまお兄さま……お兄さまのお手にかかって死んだあたしです。ああ、お兄さまもおんなじです。そうやって他人からキチガイと思われて、この病棟に閉じ籠められているのです。」
668:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 16:28:21.15 .net
自費出版問題ではするー
公募最終までいったと公言し
無知を披露しながら実力もないのにアドバイス
恥を知りなさい
669:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 16:34:37.69 .net
>>644
三点リーダーの多用は文章の品格を下げる。
670:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 16:38:08.26 .net
>>645
万年一次落ちって生きてて恥ずかしくないの?
671:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 17:11:45.12 .net
気にするな。お前の顔よりましだ。
672:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 17:37:46.43 .net
発 者 同 . 。_ ____ 争
生 同 .じ . /´ | (ゝ___) い
.し 士 .レ .__/'r-┴<ゝi,,ノ ro、 は、
.な で .ベ ∠ゝ (ゝ.//` ./`| }⌒j
.い し .ル } ⌒ /`ヽ、_∠l,ノ ・ヽ´
.! ! か の / ´..:.} >、、___, .r、 ソ、`\
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/ {. ..:./ ソ ..:./ .( ..:.:.:` ..:}
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/..:.:/ .}.:| }:/ .Y丶ヽ Y.:Y
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673:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 19:14:41.51 .net
最近のはレベルが高いな。
674:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/07 20:21:17.93 .net
「もうすぐ卒業の三人のいつもの帰り道」
真優と勇太とこずえは、いつもの高校の帰りに羽生のニャオンショッピング
センターの中にある甘味処小玉に寄って、三人で餡蜜を食べた。
ニャオンを出て三人で同じ方角に自転車を走らせる。外は春何番目かの猛烈な
風が吹いていた。真優は遠い夕焼け空と、言葉をかき消す程の轟音の風の中で
勇太に向かって叫んだ。「勇太-!私、M大学の通信も会社経営もやりきって
みせるーっ」
といきなり言われた勇太はちょっとびっくりした顔をしたが、幼なじみ同士の
勘所を働かせて、言葉を返す。
「おー、期待してるぞ。俺とこずえは東京に行っちゃうけど、LINEもありゃ
メールもあるからな、大丈夫だよ。俺は兄貴と同じ世界に出ていくけど、
帰ってくるのはこの羽生だ。だから安心しろよー」と怒鳴るように勇太は言った。
こずえも相づちを打つように叫んだ。「アタシも東京でデザインやるけど、
羽生の事は忘れない、また3人で餡蜜食べよー」
「勇太ー?私の事、愛してくれるーいつか?」と、思い切って真優は叫んだが、
その時轟音が鳴るように強い風が吹き、勇太には良く聞こえなかった。
「えー、真優、なんて言ったー?」
(しまった、せっかくの告白なのに)と自転車を力一杯漕ぎながら、真優は
風を恨んだ。「いー、またいつか話すー」
と三人は、いつもの三人になった。もうすぐ三人は関東でばらばらになり、
勇太は外語の専門学校を出て旅行会社の添乗員を目指し、こずえはWEBデザイナー
を目指し、真優は小糸紺屋の経営者兼M大学の通信の学生になる。
最後に二人に聞こえる様に真優は叫ぶ。
「私はやる!お父さんとお母さんの意志を継いで小糸紺屋を立派にしてみせる」
と叫んで、自転車を力一杯漕いでいった。
三人はいつもの交差点で分かれ、さみしいか、と言うと多分三人はさみしくないようだ。
なぜなら心が繋がっているから。三人の足元に夕暮れの長い影が出来る。夕日も三人の若い魂を見守りながら一日の仕事を終えて行くようだ。
終わり
675:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/07 20:26:55.20 .net
えーと第46回埼玉文学賞の応募作品の為の素描っす。でも今年、もしかしたら
埼玉文学賞開催が無いかも、まだ募集要項が出ない。無ければ8月末まで受験
勉強に絞れるから楽っすね。8月末過ぎれば室生犀星文学賞があります。これも
原案は考えてありまして、金沢のバイクのメカニックと幸薄い女の子の話でー
といろいろ考えまして、ノートにボールペンで骨格と設定を考えています
676:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 20:29:14.00 .net
テメーのジジョーなんざシらねーヨ!
677:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 20:54:58.26 .net
一言居士
678:名無し物書き@推敲中?
15/06/07 21:38:55.60 .net
『アンチ・ネトウヨ爺』
文美子は十七の歳から筆小町といわれたが、
「日本の男はみんな嘘つきで無節操だ。……」
だからおまえには亭主ができん―という父親の言葉を素直にきいているうちに、いつしか三十九歳の老嬢になり秋は人一倍寂しかった。
父親は偏屈の一言居士で、稼業の宿屋より小説投稿にのぼせあげ、字の巧い文美子はその清書を手伝いながら、父親の文章が縁談の相手を片っ端からこき下す時と同じ調子だと、情けなかった。
秋の夜、目の鋭いみすぼらしい男が泊まり客にいた。宿帳には下手糞な字で共産党員と書き、昨日出獄したばかりだからと服装の言い訳をして、ベラベラとマルキシズムを喋ったが、十年入獄の苦労話のほうはなお実感がこもり、父親は十年に感激して泣いて文美子の婿にした。
ところが、男は一年たたぬうちに再び投獄された。が、主義のためではない。聞けば前科八犯の博徒で入獄するたびに同房に思想犯が膝をかかえて鉛のように座っていたのだ。
最近父親の書き込みには在日擁護論が多い。
679:名無し物書き@推敲中?
15/06/08 01:13:37.25 .net
自費出版問題ではするー
公募最終までいったと公言し
無知を披露しながら実力もないのにアドバイス
恥を知りなさい
680:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/08 03:37:18.71 .net
>>651
>その時轟音が鳴るように強い風が吹き、勇太には良く聞こえなかった。
(轟音の風の中にいる為、大声で話しているのではないのか!
轟音を上回る風が吹く! そのような風が引き起こした何かで周囲が騒がしい!
等の大声を遮る何かが必要である!)
読んでいて場面が頭に浮かんで来ない! 理由は三人の描写による!
三人は自転車に乗って話しながら帰っている! どこを走って、どのような位置にいるのか!
周囲の様子もまるで描かれていないので、どのような土地なのかもわからない!
個々の人物の描写もないので容姿も会話から想像するしかない!
賞に挑むのであれば最低限の人物と背景の描写はした方がよい66点!(`・ω・´)
681:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/08 03:37:53.45 .net
>>644 夢野久作の改悪
>>655 中里介山の改悪
馬鹿に付ける薬はない!(`・ω・´)
682:名無し物書き@推敲中?
15/06/08 04:20:03.01 .net
>>658
織田作之助
683:名無し物書き@推敲中?
15/06/08 11:20:46.89 .net
こそこそググってこのページを見たのかw
URLリンク(kanji.quus.net)
641 :ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE :2015/06/07(日) 15:43:04.18
今後は改変のコピペは無視する!
コピペに労力を費やし、無駄にした時間に涙するがよい!
フヒヒヒヒヒヒヒ!(`・ω・´)
684:名無し物書き@推敲中?
15/06/08 22:36:42.83 .net
ワイも落ちるところまで落ちた
685:名無し物書き@推敲中?
15/06/08 23:27:23.15 .net
『私のメール小説』
ちょっと気にいったお話ができましたので、まず、あなたに見ていただきたくて、いさんで送信いたしましたのに、思いがけず、さんざんな目にあいました。
私は恥ずかしゅうございました。あなたに文章を見てもらって、褒められて、そうして、あなたとメール交換をしながら、お互いまずしい小説家としてお友だちになりたいと思っていました。
私は狂っていたのです。あなたに酷評されて、はじめて私は、正気になりました。自分の馬鹿を知りました。
お若い作家志望たちが、どんなに私の作を褒めても、それはみな浅はかなお世辞で、陰では舌を出しているのだということに気がつきました。
けれどもその時には、もう、私の生活が取りかえしのつかないところまで落ちていました。引き返すことができなくなっていました。
落ちるところまで落ちて見ましょう。私は女だてらに毎晩お酒を飲みました。お若い作家志望たちと徹夜で騒ぎました。焼酎も、ジンも飲みました。気障な、馬鹿な女ですね。
愚痴は、もう申しません。私は、いさぎよく罰を受けます。窓のそとの樹の枝のゆれぐあいで、風がひどいなと思っているうちに、雨が横なぐりに降ってきました。
雨の音も、風�
686:フ音も、私にはなんにも聞えません。サイレントの映画のようで、おそろしいくらい、淋しい夕暮れです。 このメールに御返事はいりませんのですよ。私のことは、どうか気になさらないでください。淋しさのあまり、ちょっと書いてみたのです。あなたは平気でいらしてください。
687:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:39:09.04 .net
「なんじゃこりゃああ!」
洗面所からの絶叫に美世を迎えに来ていた弟達と鷹山がリビングの入り口を見た。慌てて立ち上がると三人はドタドタと洗面所に向かった。洗面所では美世が洗面台に屈みこんでいる。
美世がゆっくりと顔を上げると、鏡に映った美世の目は不安に揺らぎ、口元は血まみれだった。実物の手に目を移すと、空中を掴むように上に向けている両手のひらも血まみれだった。
「どうしたんだ!」
鷹山が駆け寄り肩を掴んで体を向けさせた。
「わからん、なんか気持ち悪うなってえずいたらドバーって…」
「救急車を呼ぼう」
慌ててリビングに戻ろうとする鷹山の手を美世が握った。血でぬるりと滑ったが鷹山が動きを止めた。不安そうな顔で美世が見上げて言う。
「姉さんは?姉さんやったらなんとかしてくれるやろ?」
「今は学会で栃木だ、早く病院へ行こう」
「いやや、行けへん、姉さんが帰ってくるまで待つ」
「そんな悠長な事言ってて大変な事になったらどうするんだ、ほら来い」
今度は逆に鷹山が美世の手を掴んだ。
しかし力任せに引っ張った鷹山に美世は体をくの字に曲げて抵抗した。だが所詮は女、体重差が30kgほどもある男にはかなわずズルズルと引きずられた。
「いやや、堪忍して、病院なんかに放り込まれたら死ぬ」
「病院にいかなきゃ死ぬの間違いだろ!」
美世とて風邪を引いた、怪我をした等では気軽に病院に通っていたはずだが血を吐いた事で重病の予感に一気に不安になったようだ。
長い闘病生活の末に病院で亡くなった母の事も思い出しているかもしれない。
「お願い堪忍や、トモ兄お願い」
ついにボロボロと涙を落として泣き始めた美世に少し心が痛んだがそういう問題ではない。
「うわああああん!殺される~」
「人聞きが悪いな!助けようとしてんだよ、お前は野生動物か!」
688:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:39:53.25 .net
その時引きずっていた美世の腕から抵抗がふっと無くなった。美世は鷹山を軸に180度ほど勢い良く回転すると右足から左足の順番でふわりと体を浮かせ、空中で水平になった。
勢いそのままに体を曲げて下半身を引き付け、鷹山の首に両足を絡めると、今度は鷹山の首を軸に美世の体が180度回転した。そして目前に迫った柱に頭をぶつけないよう鷹山の頭に巻きつくように
縮こまった事で回転力が倍になり、コマのように回った鷹山は頭から床に組み伏せられ、したたかに頭を打ちつけた上にごろりとでんぐり返った。
「うわああああん!」
泣き声を上げながら立ち上がる美世にぶるぶると頭を振った鷹山が追いすがったが足がよろけて間に合わなかった。
「捕まえろ!」
慌てて行く手に立ちふさがる玲一だったがジャンピングニーの素振りを見せる美世に空中キャッチの体勢になった瞬間、美世が視界から消えた。サーッという音に下を向くと
バックホームのようなスライディングで美世が股を抜いた。
泰蔵は突然の出番到来に慌てて手を大きく広げて待ち構えたが、カエル飛びで立ち上がった美世の頭突きであっさりノックアウトされた。
「うわああん!皆がウチを殺そうとしてる~」
玄関を出てゆく美世を追いかけようとした玲一が泰蔵に躓き、転びそうになって耐えている所に鷹山が突っ込んできて団子状に転んだ。
「バッグも車のキーもリビングにある、そう遠くへは行けないはずだ、ましてやあの血まみれのパジャマ姿で目立たないはずがないし、警察に保護されてるかもしれん」
そう言いながら三人で交番を目指して歩いて行くと、道端に自転車と警官が倒れている。溝口健二巡査部長35歳独身彼女募集中だ。三人は同時に眉間を摘んだ。
鷹山が助け起こして朦朧とする溝口の頬を叩いた。
「美世に会ったろ?どっち行った?」
玲一が言った。
「無理やろ、ノックアウトされた後の事なんか知るかいな兄さん」
ふう、と溜息をつく鷹山に、近くの自動販売機で水を買ってきた泰蔵がボトルを差し出した。溝口健二巡査部長が仲間になった。
四人で分かれて近隣を捜索する事一時間、よく美世が行くコーヒー自慢の喫茶店で鷹山が親父に事情聴取をしていた。
「美世、本当に来てない?」
「ああ、もちろんだよ、そう言ったじゃないか」
689:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:41:00.20 .net
親父のカップを拭くスピードが上がった。顔を伏せ気味にじっと親父の顔を見ていると、目を合わせたがらない親父はずっと同じカップを拭いている。
「そう、ごめんね」
ほっとした表情の親父が言った。
「お役にたてませんで」
一旦は帰ろうとした鷹山警部がまた振り返った。
「あそうそう、ここのコーヒー飲んだのいつが最後だったかな、久しぶりにご馳走になるよ」
親父があからさまに嫌な顔をした。
「どうぞ」
運ばれたコーヒーを悠々と飲みながら、親父が去ったのを確認して鷹山は窓側の耳に掛けたヘッドセットで玲一に電話をかけた。
「間違いない、珈琲ウーゴだ、俺は今店内にいる、正面を玲一君、裏通りの西側と東側を巡査と泰蔵君で塞いでくれ」
その時、カウンターの奥から白いブラウスに黒いベストと蝶ネクタイの女が現れた。サングラスとマスクをしており、頭は大きなバンダナで覆われ、何かゴツゴツした中身のせいでターバンのようになっている。
女は真っ直ぐに入り口に向かった。
「ちょっと君」
慌てて立ち上がり、女に近づくと突然女が何かを振りまいた。
「ぐえっ、ゴホッゴホッ」
胡椒や様々な香辛料がミックスされた粉のようだ。女は顔を手で覆っている鷹山の足の甲を踏むと思い切り突き飛ばした。机や椅子を巻き込みながら豪快に転んだ鷹山の周りでガチャガチャと
瀬戸物の割れる音が響き渡る。
「おっちゃんごめん、後で弁償するから!」
美世の声だ。激しく咽ながら涙にぼやける視界で見上げると、カランカランと音を立てて玄関を出て行く後姿が見えた。
「おやっさん!なんで隠したの!」
「だってあんた達が美世ちゃんにDVして口から血が出たって」
「冗談じゃない!今朝吐血したから病院に連れていこうとしてたんですよ!」
「ええ!いやまさか鷹山さんがそんなのおかしいなとは思ったけども!」
「何かあったら責任取ってくださいよ!」
ウーゴの親父が仲間になった。
690:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:53:40.38 .net
ウーゴを飛び出した美世は玲一�
691:ニ鉢合わせた。あからさまに怪しい格好と、見慣れた体型ですぐに変装はバレた。美世は右を見て左を見たが逃げられそうな場所が無い。 さすがに泰蔵と違い正面から行って組み伏せるのは無理だ。反転して走るのも悪くはないが、玲一はその巨躯に似合わない俊足で大学アメフトで活躍した男だった。 改めて玲一と敵として対峙し、能力を測ると死角が無い。ヘタレな性格を抜きにすると怖ろしい男だった。睨みあいながら後ずさる美世とじりじりと間を詰める玲一。 その時、玲一の後ろから現れたのはパトカーだった。美世は玲一に向かって猛然とダッシュをした。当然の如くガッシリと美世を捕まえた玲一だったが美世はニヤリと笑った。 マジックテープ式の蝶ネクタイを引きちぎってブラウスの襟を掴むと、思い切ってバリバリとボタンを飛ばしながら叫んだ。 「あーれー!やめてー!ウチを犯さんといてー」 「姉ちゃん何をアホな事言うとんねん、ほら病院いくで」 「はたしてできるかな?」 美世が再びニヤリとした。 「そこの男!彼女を離しなさい!」 驚いて振り返った玲一に警棒を向ける二人の警官が及び腰で近づいて来る。 「おまわりさん気ぃつけて、こいつ素手で鹿の首握りつぶしててむしゃむしゃ食うようなやつなんです」 「嘘つけぇ!」 顔を見合わせた警官が銃を抜いた。驚いた玲一が両手を上げ、ストンと美世の体が開放された。コンマ1秒も迷う事なくダッシュを再開した美世だったが、異変に気づいた泰蔵と溝口が 裏通りから回って美世の正面から走って来た。流れるように方向を変えて路地に逃げ込んだ美世はさらにビルとビルの隙間に滑り込んだ。溝口が追いついてきて隙間に体を突っ込んだが 柔道で鍛えられた体が邪魔で入れない。 「みぞぐっちゃんちょっとどいて、俺行ってみるわ」 泰蔵が上着を脱いで体を横にするとズルズルと胴体を擦りながらも入れた。要領を掴んでスピードを上げると ベストの前を持って胸を引っ張り上げるようにしながらカニ歩きをしている美世に追いついてきた。 泰蔵が手を伸ばすと美世がピタリと止まって手を払い落とし、自分の手のひらを泰蔵に向けてギロリと睨んだ。 「狭い場所での接近戦でウチに勝てるとおもてんのか?」 泰蔵が硬直してゴクリと唾を飲んだ。
692:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:55:13.46 .net
「みんな姉ちゃんが心配なんや、解ってくれ」
しかし美世は無言で手の平を泰蔵に向けたまま、ズリズリと音を立てながらゆっくりと下がった。顔が半分闇に覆われ、体が消え、最後に手のひらが消え
擦過音だけが遠ざかって行った。
鷹山、玲一、泰蔵、溝口は額をつき合わせてウーゴの親父が操作するタブレットを覗き込んだ。
「この辺の事はなんでもしってるけどさすがにあんな狭い所がどこに繋がってるかなんて」
地図ソフトを操作しながらビルの境目をアップにすると、いずれかのビルのプライベート空間になったような中庭がある。だがどのビルの所有かわからず出口が特定できない。
五人は再び散開して美世が消えたブロックを封鎖する作戦に出た。範囲を割り当てて配置したのでビルから出てくれば誰かの目に留まるはずだ。5人はあらゆる事象に
目を光らせながらビルを出入りする人や道行く人を注視したが、その中で泰蔵は少し違った。目の前にある現象よりも芯にあるものに注目したのだ。美世の考えや行動、それら
が引き起こす結果に五感を研ぎ澄ました。泰蔵の女たらしたる所以である。美世いわく、探し当てる勘と危険を察知する能力と逃げ足だけは一流のロクデナシという事だった。
泰蔵は考えた。美世は洗面所に行った時にサブの小さな化粧ポーチを持っていたはずだ。サイドポケットには緊急用のクレジットカードが入っている。あのポーチは
洗面台に残されていただろうか。慌てているとはいえそこは女。グルーミングを途中で中断するとは思えない。ましてや血まみれの出で立ち。泰蔵は目を瞑ってスライディング
で向かってくる美世の映像を脳裏に展開した。床に肘をついた左手に何か持っている。泰蔵は吸い寄せられるように洋服店があるビルに入った。ゆっくりと歩きながら
障害物から人物が顔を出すたびに向こうからは悟られないようにゆっくりと。注視する店内の風景の中をを柱や壁が流れていく。居た。うす汚れたウェイターの格好で既に
服を選び終わって支払いをしている。この後試着室に入って着替えるはずだ。しかし泰蔵ではあの女豹を捕らえる事が難しい。泰蔵は鷹山に連絡を取って美世が入った
試着室を監視した。しかし仲間の到着を待たずに試着室のカーテンが空いた。淡いピンクのワンピースでつば広帽子とサングラス姿は美世らしく無く、ぱっと見は騙されそうになる。
693:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:56:38.04 .net
美世が靴に片足を伸ばした時、ピタリと動きが止まってゆっくりと顔を上げた。帽子のツバが上がって現れたサングラスが泰蔵を凝視しているように見える。
美世から自分の位置まで様々な障害物が重なってわずかな隙間しか見通しが利かない場所でこちら側が認識できるとは思えない。泰蔵はゴクリと唾を飲んで見守った。
美世はそのまま何事もなく靴を履き、紙袋を持って歩き出した。泰蔵も歩き出す。美世と泰蔵の間を障害物が流れていく。その時突然美世が紙袋を投げ出してダッシュした。
フェミニンな服装には似合わないスポーツシューズを履いている。慌てて追いかけたが美世のダッシュのタイミングは計算ずくだった。角を曲がってすぐに姿が見えなくなり
その先は隣のビルへの通路と通りに出るドアと階上への階段が集中していた。泰蔵は立ち止まる事なく通りに出た。右を見て左を見て正面を見た時に驚愕した。
対向車線に止まっていた赤いイタリア車の助手席に滑り込む所だったのだ。泰蔵が行きかう車をやりすごす間、イタ車は動かなかったが、泰蔵が車に向かって走り出した
途端に白煙を上げて車が発車した。泰蔵を指差して悪者に追われてるとでも説明したのだろう。
それならばと泰蔵は周りを見渡し、国産のスポーツカーに乗っている女を見つけると、甘いマスクを憂いで満たして懇願した。
「お願い、緊急事態なんや、必ずお礼はするからあの赤い車を追ってくれへんかな」
事態が飲み込めずにポカンとした女の手を取ってさらにダメを押した。
「君の力が必要なんや」
「わ…わかった」
泰蔵はGPS位置情報を鷹山達に公開して美世の後を追った。勤務地を離れられない溝口以外はタクシーに乗り込み泰蔵に続いた。
「まずい、愛子さんの所に逃げ込む気だ、美世の口車に乗せられて彼女が味方したら厄介だぞ」
「雛子姉さんとは連絡取れへんのですか?」
「電源が入っていない、カンファレンス中だからな、この先はおそらく渋滞する、�
694:d車に乗り換えて先回りするぞ」 美世と泰蔵は軽い渋滞に巻き込まれていた。車を降りて走れば追いつけなくもなかったが泰蔵では美世を制圧できないので意味がない。しかも運転手を仲間にした以上、警察を呼ばれかねない。 「あの車には誰が乗ってるの?」 運転手の女が聞いてきた。 「両手が血まみれの性悪女や」
695:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:58:29.64 .net
女はゴクリと唾を飲んだ。
「大丈夫、追いついてくれたら後は俺がなんとかするし、これ、俺の名刺な」
泰蔵が名刺をコンソールの上に置くと、女は照れくさそうに笑った。
京王多摩川駅で降りた鷹山達は多摩川団地にある山田家に走り、愛子に事情を説明してそれぞれ浴室やトイレに隠れた。ベランダに身を隠した鷹山は格子の隙間から駐車場を見下ろしていた。ほどなく
赤いスポーツカーが到着し、美世が降りて来た。運転席に回った美世が運転手と何か話しをした後、発車した車に手を振っている。そして団地の階段に向かって歩き出した美世だったが
途中でピタリと足を止めた。そのまま暫く固まった後、ゆっくりと後ずさってこちらを見上げた。慌てて鷹山は顔を引っ込める。死角を上手く利用して片目だけで様子を見ると、美世は向きを変えて早歩きで
団地の奥に向かって歩き出した。
「ちっ、なんという勘のいいやつだ」
美世と50mほど間隔をあけて同じく早歩きで泰蔵がついてきた。取り押さえる事はできなくても泰蔵にはそれなりの足がある。見失う事は無いだろう。
「愛子さん、お騒がせしました、どうやら気づかれたようです」
そういって出て行こうとする鷹山を愛子が呼び止めた。
「美世ちゃんが心配だし、私も行きます」
愛子が仲間になった。
「兄さん俺や、姉ちゃんタクシー拾って南下してる」
「じゃあ膳の女将か茜の所か…いや違う、あっさり手が回りそうな所は避けるはずだ、じゃあ、蘭大医学部付属病院か!」
ウーゴの親父がキョトンとして聞いた。
「病院で篭城ってどうやって」
愛子が答える。
「美世ちゃんの事だから適当に入院患者と仲良くなって見舞いに来た人のように振舞うと思う、あそこは付き添いの宿泊が認められやすいし個室に入られたらアウトだわ」
それを聞いて鷹山が閃いた。雛子の研究室には缶詰め状態になった時のために短期に寝泊りできるだけの環境がある。そこに泊まって自動的に雛子の帰りを待つつもりなのだ。
「というわけで岩見君、ここに美世が来たはずだが」
病院に入るのを確認した泰蔵と合流して5人は雛子の研究室に来た。白衣に黒縁メガネの弱弱しい岩見は万年助手で雛子のしもべだった。
直立不動でフルフルと顔を横に振っているが鷹山はビンゴとつぶやいた。
696:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 15:59:23.50 .net
「そうか、じゃあ外を捜すか」
鷹山が少し大きな声で言いうと、玲一が睨みを利かせてずいっと岩見に覆いかぶさり、人差指を立てて口に当てた。
岩見君が捕虜になった。
5人はしのび足で研究室の左右に展開してガラス張りの部屋や机の影に目を凝らした。鷹山が隣の休憩室のドアノブに手をかけた時、ガラガラと窓の空く音がした。
カギのかかっているドアを力任せに引っ張ってバキリと開けると、ちょうど美世が窓に片足をかけた所だった。雛子のパンツとジャケットを着ている。
一瞬振り返った美世だったが次の瞬間外に向かって跳躍した。
「おいっ!ここ5階だぞ!」
慌てて窓にかけよって身を乗り出すと、落差5m、距離も5mほどありそうな隣の建物の屋上でゴロゴロと転がっている。
「くそっ」
あまり高い所が得意でない鷹山は少し迷ったが、考える事をやめて跳んだ。心臓が飛び出そうな思いをしたが
697:なんとか着地に成功して転がる勢いそのままに立ち上がって走った。 美世は屋上の配管や排気塔をジャンプしたり地面を転げたりしながら巧みに逃走をはかる。鷹山も同じようにしながら、またはより効率のいいかわし方を使い分けながら 徐々に美世に迫った。美世の障害物の捌き方を見ている分判断が早いのだ。二人が走っていた場所はさらに高い建物へと接続されていた。行き止まりに廊下のガラス窓が見える。 素早くカギの状態を見たが開いている所が無い。美世は腕を組むように顔を覆って飛び込んだ。ガッシャーンとけたたましい音をたてて美世は廊下に転がり出た。 「あいつバカ!」 鷹山は残っているガラスに蹴りを入れて落とすと足をかけて廊下に出た。すぐに美世の背中を追って走り出したが廊下に置いてあるストレッチャーや車椅子を後ろに弾き飛ばしながら 妨害してくる。階段を駆け下りる美世の前に下から登ってきた警備員が立ちふさがったが手すりにすとんと座るとサーっと滑り降りていった。追いかけようとした鷹山に警備員が掴み かかり、もみ合いになった。1階に降りた美世はエントランスを目指したが、その時物影から誰かが飛び掛った。激しい腰へのタックルで美世はもんどりうって倒れた。そのまま 後ろから胴体に巻きついて足を絡めてきたのは泰蔵だった。 「捕まえたで姉ちゃん」 「離せ泰蔵、お前ウチに逆らうんか」 「こればっかりは言う事きけん」
698:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 16:01:01.83 .net
美世はギリリと歯軋りすると泰蔵の中指を握って逆に曲げた。
「あいっ」
思わず悲鳴を上げた泰蔵に厳しい口調で美世が言った。
「離せ」
「いやや」
さらに美世が力を込める。
「折るで」
「かめへん!」
「言う事聞けぇ!」
「うるさいボケェ!やるならやれやぁ、俺は絶対離さんぞ!」
泰蔵の声に泣きが入った。さらに嗚咽まじりに泰蔵は訴えた。
「頼むから診察うけれ、うけ、うけてくれぇ…」
そこへ捜索チームが集まってきて2人を見下ろした。美世は泰蔵の指を離してそっぽを向き、両腕をだらりと投げ出した。
「急性胃粘膜病変やて」
玲一の言葉に廊下の椅子に座ってうな垂れていた泰蔵が顔を上げた。
「なんやそれ」
「胃潰瘍や、心理的なプレッシャーが急激にかかった時にできるらしいわ、幽門のちょっと横なんやけどな、癖になりかけとるんやて、普段はなりを潜めてるけども
ストレスがかかった時に再発するんやて」
「ああ、昨日はきっつい商談やったもんなぁ、平然として不敵に笑ってるようでもやっぱりおとろしい時もあるんやなぁ」
「そらそうやろ、あれでも女やで、さて、俺は病院の事務局に土下座にいかんならんからお前姉ちゃんについといてくれ」
「悪いな」
玲一はニヤリと笑ってその巨躯でのっしのっしと歩いていった。
診察室から鷹山と美世が出てきた。鷹山と一緒じゃないと診察は受けないとダダをこねたのだ。目の前に立つ美世に泰蔵はしょんぼりとしながら言った。
「あの、姉ちゃん俺な」
「すまんかった」
突然の美世の言葉に顔を上げると美世が進み出た。慌てて立とうとする泰蔵の肩を押さえて美世は言った。
「自分の事ばっかりで必死になってお前らの気持ち考えてなかった」
699:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 16:01:39.70 .net
泰蔵は再び俯くと言った。
「そや無いんや、あのな、姉ちゃん俺らにもっといろいろ打ち明けてほしねん、そら俺らなんか兄さんとちごて頼りにならんかもしれんけども…」
美世がベンチに片膝をつき、泰蔵の顔に抱きついて言葉を止めた。鷹山は向きを変えると廊下を歩いて去って行った。暫くの沈黙の後泰蔵が言った。
「姉ちゃん乳が顔に当たっとる」
「大サービスや」
「それ拷問て言うんや」
「アホか、これ触りたいやつなんぼでもおんねんぞ」
またしばしの沈黙が流れ泰蔵がボソリと言った。
「Cカップを盛ってDカップ相当にしとるな」
パシーンと小気味いい音が病院の廊下に響いた。
美世は暫く様子を見るために入院する事になった。病室には兄弟達と愛子が見舞いに来て和気藹々とした雰囲気の中、ガラガラとドアが開いた。
「姉さん!」
ドアの向こうに立つ雛子を見て美世の表情が浮き立った。しかし雛子はつかつかと病室に入ってくると。仁王立ちでズダンと竹刀を床に突き立てた。
「あんた退院したら道場ね」
「ひいいいい!」
700:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 17:06:41.05 .net
現実世界で
「ひいいいい!」
なんて言う奴なんて見たことない。
コントだろ。
701:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 17:08:00.85 .net
誰も読んでない
702:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 17:12:24.62 .net
いや、俺はちゃんと読んだよ。
ざーっとスクロールさせて、止まった最後の一行を、読んだ。
コントだった。
703:名無し物書き@推敲中?
15/06/09 19:53:02.99 .net
これは失敬した。お疲れ様でした。
704:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/10 06:18:35.14 .net
>>663-672
>美世がゆっくりと顔を上げると、鏡に映った美世の目は不安に揺らぎ~
(名前の重複で見栄えが悪いので最初の「美世が」を削ってもよい!)
>美世の声だ。激しく咽ながら涙にぼやける視界で見上げると、カランカランと音を立てて玄関を出て行く後姿が見えた。
(三人称の視点かと思いきや、この一文は鷹山視点になっていた! 少し人称が揺らいで見える!)
>五人は再び散開して~
>5人はあらゆる事象に~
(表記は統一した方がよい!)
>注視する店内の風景の中をを柱や壁が流れていく。
(打ちミス!)
>岩見君が捕虜になった。
(「君」が付くことで特定の人間の視点に見える!)
>突然の美世の言葉に顔を上げると美世が進み出た。
(見栄えの観点で「美世の」を削ってもよい!)
今回の作品を端的に言えば複数の鬼による、鬼ごっこである!
複数の人間に美世はひたすらに追い掛けられる!
急激なプレッシャーを受けて吐血しているはずの美世が胃痛の症状を見せないで猛然と逃げる!
鬼に追い掛けられる状態はプレッシャーにならないのだろうか!
少しくらいは胃痛に苦しむ場面を挟んでも良かったように思う!
場面は目まぐるしく移り変わる! 様々なアクションが書かれていた! 苦手な場面の練習のように思えた!
以前にも指摘した! 速い動きに文字数を費やして反対に読み難くなることがあると!
最初の鷹山の場面に説明過多の傾向は窺えるが読み難いと断定するには至らない!
最後の落ちでプレッシャーを受けて再度の吐血を期待したが、そのような展開にはなっていなかった69点!(`・ω・´)
705:名無し物書き@推敲中?
15/06/10 13:34:30.92 .net
>苦手な場面の練習のように思えた!
バレてるw
>最後の落ちでプレッシャーを受けて再度の吐血を期待したが
書き込んだ後に思いました。
どうもオチが弱いなって事で
ドバっと血を吐いたにすればよかったと思いました。
それにしても荒が多いですね。
ありがとうございました。
706:小ネタ
15/06/10 16:31:49.00 .net
「閑静な住宅街として知られる神戸市灘区で今月に入り、あいついで住民がイノシシに
襲われる事件がおこっています」
「もーぅ気がついたらほんのすぐそばにおっても~恐かったですぅ」
「夜ぅ買いもんから帰って帰ってきょったらな、買い物袋、買い物袋破られましてん、でも命あってのものだねて言いますやろ?袋ほりだして逃げましたわ」
「地元猟友会では山麓での駆除を進めていますが、餌付けする住人がいるため、イノシシが人を恐れなくなっているとの声も上がっています」
寝転んで足をぱたぱたさせていた美世はポテトチップスをパリっとかじって言った。
「これ玲一の地元やん?」
ソファーに座っている玲一が答える。
「そや、昔はこない頻繁には出てこーへんかってんけどあぁ」
「お前、今度いつ神戸帰るんや」
「帰るっちゅーか来月ちょっと家寄るけどイノシシなんかよー獲らんで」
「なんでや、お前鹿の首を握りつぶすぐらい余裕やて言うてたやん」
「それアンタがゆーたんや!」
707:名無し物書き@推敲中?
15/06/10 16:33:34.61 .net
>>679
無価値
708:名無し物書き@推敲中?
15/06/10 20:35:12.17 .net
作品に見所があれば感想やアドバイスを書き込む人がいるもんだけど
この作者にはそういうのないな。
709:名無し物書き@推敲中?
15/06/10 23:24:50.52 .net
ワイ杯マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
710:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/11 06:30:16.45 .net
>>679
続きものか!
>>682
ちょっと忙しいので!
では、出掛ける!(`・ω・´)
711:名無し物書き@推敲中?
15/06/11 07:55:42.24 .net
ワイは今月子として文芸部の幹事だからいそがしいんだよ
712:名無し物書き@推敲中?
15/06/11 17:15:25.20 .net
「仮に鹿やイノシシ獲ってきたとしてやな、誰が捌くんや、俺はそんなホラーはごめんやで」
「お前アホやな、うちらには解体のプロフェッショナルがついとるやないか」
「解体のプロ?」
「姉さんやがな、今まで人間を300体は捌いたって言うてたで、オペした日はレーザーメスで肉が焦げる匂いに刺激されてそのまま焼肉食いにいくほどの猛者や」
「レクター博士みたいやなぁ、見た目はクラリス寄りやのに、そらイノシシ達も沈黙してまうで」
「行ってこいや、神戸行ってこいや、ほんできゅっとすればええねんきゅっと、近所のオバハンも喜ぶで」
「恐い事を可愛く言うなや、突進されたらどないすんねん」
「お前、アメフト現役時代に100kgぐらいのやつ3人まとめて弾き飛ばしたり、引きずったまま走ってたやん」
「そら相手に牙はついてなかったからな」
「ええ事教えたろ、イノシシの雌には牙が無い、狙うならか弱い雌や」
「この人鬼畜に成り下がりよったで、しかしなんでそんな獣が食いたいんや」
「日本が崩壊した時のために備えるんや、自己完結でなんでもできるようにすんねん」
「そういや姉ちゃん島流しになって自給自足する漫画にはま
713:ってたな、あれのせいか」 「まずお前と泰蔵とトモ兄が腰蓑と槍を装備して狩りに行くやん?」 「日本に何があってん!」 「ほんで手足を縛ったイノシシをウッホウッホって言いながら持って帰ってくるやん」 「人格まで崩壊しとるがな」 「それを姉さんが居合い斬りでチャラリ~って捌くやん」 「普通に捌かしたれや」 「そこで料理人のウチが蘇ってきて料理すんねん」 「楽すんなや、後からじゃがいも持って登場して一番華々しいとこ持っていく気か」 「それでみんなで鍋囲んで団欒すんねん、国が滅んでもずっとずっとみんな一緒やねん」 「姉ちゃん…」
714:名無し物書き@推敲中?
15/06/11 17:16:02.74 .net
「でもそんな幸せも長くは続かんねん」
「なんか物語キタ」
「姉さんが天下布武を夢見て魔王と化すねん、姉さんの魔力でお前らも付いていってまう」
「予想以上に話がデカかった!」
「うちは正気を取り戻して元の優しい姉さんに戻ってくれる方法を探す旅に出んねん」
「まさかのファンタジー」
「でも方法を見つけられんまま数年が経って、姉さんはついに巨大帝国の王になってまうねん」
「いや、巨大帝国言うほど人おらんやろ腰蓑つけなあかんほど疲弊しとんのに」
「ウチは決意する、かつてのよしみを利用して近づき、姉さんと刺し違える事を」
「悲しい結末やがな」
「………」
「あれ姉ちゃん?泣いてんのか?」
「なんで、なんでごんなごどなってもだんや~」
「知らんがな!」
715:名無し物書き@推敲中?
15/06/11 20:56:34.04 .net
さすがプロだな
716:名無し物書き@推敲中?
15/06/11 23:25:04.31 .net
わいが書いただけあって会話文がイキイキしている!
717:名無し物書き@推敲中?
15/06/11 23:39:19.57 .net
会話文なのか?
コピペの羅列かと思った
718:名無し物書き@推敲中?
15/06/12 00:28:48.78 .net
すまん、ざっと見ただけで実は読んでない。
なんだよワイ、コピペすんな
719:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/12 05:52:00.05 .net
>>685-686は>>679の続きなのだろうか!
作者が書いたようにも思えるが、会話文の羅列に少し引っ掛かる!
内容としては悪くない! 各キャラクターの特徴を活かしていた!
ただし予備知識を必要とする内容なので単体として評価すると点数は少し下がる!
予備知識込みで71点のところを下げて68点とする!(`・ω・´)
720:名無し物書き@推敲中?
15/06/12 06:24:42.02 .net
こんなやりとりをワイはいつまで続けるの?恥ずかしくない?
721:記憶喪失した男
15/06/12 07:14:59.56 .net
ぷぅぎゃああああああよ、おれは第三回星新一賞に二作応募した。
おまえが低評価した作品が受賞するのを心して待つがよい。
722:名無し物書き@推敲中?
15/06/12 14:36:21.85 .net
『台所の神様』
昨晩の焼き肉はほんま美味かったなあ。肉体的な疲れも、よりいっそうおいしく、感じさせてくれたんやないやろか。そや、タレの工夫もしっかり活きてたでえ。
だがなあ、わいは思うんよ。牛肉でグラム七百円は上質とはいえない、とね。ゆーても牛はグラム千円を超えてからが本領発揮や。ま、これはわいの百パー確実な経験則なんやけどな。んでもって鶏や豚なら、そら、ま、グラム七百円でも上質の部類に入るやろ。
あと残念でならんのは、グラム千円以上の、そこまで高い牛をおいている店がほとんどあらへん、ちゅうこっちゃ。かといって通販となると、通販は頼んでから届くのが遅すぎる。わいは食欲に駆られたとき、そんとき即座に食べたいんや! そうせな、美味さは半減や。
わいの近所には、鶏舎はあるが、豚舎はない。鶏にしても白色レグホンなので卵取るのが主なんやろな。そや、きょうの朝食はシンプルに卵かけご飯にしたろか。お味噌汁も付けたるわ。と思たけど、もう朝飯の時間でもないやん。
ならちょっくら休憩で緑茶でも淹れたるわ。茶請けは梅おかきがええな。でもまあもうすぐ昼食や。昼は冷たい蕎麦を食べたい気分やな。外食はそれなりの時間を要するから神様に祈りながら台所でも漁ってみるわ。ほなな。
723:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/12 16:48:39.75 .net
>>694
戻って来なくてよい!(`・ω・´)ノシ お達者で!
724:名無し物書き@推敲中?
15/06/12 17:08:30.81 .net
>>691
点がついたw
小ネタの続きです。
725:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 00:07:37.89 .net
『ゼロ――なにもしない自分に小さなイチを足していく』
大事なことは掛け算ではなく足し算だ。ゼロに何を掛けたところでゼロのままだ。つまり才能のない人間、才能がゼロの人間は、何をやってもゼロのまま。
だから僕は、小さなイチを足していく。僕はなにもしない。小さなイチをかき集めてはそれを足していく。どんどん、どんどん、増えていく。フォロワー数も、メルマガ登録者数も、どんどん、どんどん、増えていく、カネが、マネーが、サツタバが。ウホウホ、おいひい。
しかし最初の一つを積み上げることが非常に困難だ。積みあげようとして潰されることもあるし、せっかく積みあげても崩されることだってある。
なにより難しいことは、最初の一つを積みあげようと考えることだ。まず考えて一つ目の奴をきちんと選べなければ、スタートラインに立つことすらできない。
ゴーストライターは彼にしよう。表紙は彼に描かせよう。ステマ宣伝マンはあいつとあいつ。しかしカネだ。誤解を恐れずにいえば人の心はカネで買える。女もカネについてくる。
逆に、カネで買えないものは、差別につながる。血筋、家柄、毛並み。世界で唯一、カネだけが無色透明で、カネこそフェアな基準ではないか!
ようはカネの動かし方だ。大衆の7割はバカで無能。だから3割の人間をカネで扱きつかい、7割のバカからカネを巻きあげる。
カネの力でできないことなど何もないのだ。それに気付けずに、自分の人生はこんなもんだと思い込んでしまい、小さくまとまってしまう人も結構いる。カネだ、カネだ、カネ! だがそれを前面に出すとやはり逆効果。
逆効果になるから、逆に僕はなにもしない。でもなにもしない自分に誇りをもつこと。そんな自分に小さなイチを足していけばいいだけの話なのだから。
726:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/13 04:02:48.90 .net
作者のオリジナル文章を随時募集中!(`・ω・´)
727:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 20:03:16.81 .net
>>697
うまい!
728:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 20:13:10.44 .net
このスレからの卒業♪
729:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 20:35:50.92 .net
『読書階級』
僕の経験から導きだした法則によれば、小説の読者というものは、たいていはその小説の筋を読んでいる。
その次に、小説の中に描かかれた生活に憧れをいだいている。これにはやや不思議な気がしてならない。
げんに僕の知っている人で、ずいぶん経済的に苦しい暮らしをしていながら、金持ちばかり登場する通俗小説を読んでいるのがいる。のみならずこの人は自分に近い生活を書いた小説にはぜんぜん興味をもっていない。
第三には、それとは反対に、その読者自身の生活に近いものばかりのものを求めている場合であるけれども、僕はこれを必ずしも悪いこととは思っていない。
ただ、読者のこの三つの心持ちは、同時に僕自身のうちにも存在している。僕はストーリーの面白い小説を努めて愛読している。それから僕自身の生活に遠い生活を描いた小説を読まないこともない。そして僕自身の生活に近い小説を愛読していることは無論のことである。
しかし小説を読んで、僕の評価を決定するものは、それらの気持ちではない。もし僕が(読者として)世間一般の読者と違っているとすれば、以下の点にあると思っている。
なにが僕の評価を決定するか、といえば、感銘の深さ、とでもいうほかはない。それにはストーリーの面白さとか僕自身の生活に遠いとか近いとか、そういったことはいっさい関係ない。もちろん幾分かは影響しているだろうが、しかしほかに何かがあると固く信じている。
この何かに動かされる読者の一群が、つまり「読書階級」と呼ばれるものではないだろうか。あるいは「文芸的知識階級」と呼んでもよいだろう。
そしてこういう階級はあんがい狭い。おそらく西洋よりも一層狭いだろう。僕は今、こういう事実の善悪を論じているのではない。ただ事実として、ちょっと話しただけである。
730:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/13 20:41:39.56 .net
>>701
学習能力がないのか!
作者のオリジナル文章を随時募集中!(`・ω・´)
731:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 20:42:23.31 .net
>>697
>>701
おまえに足りないのは読者に対するサービス残業だ。
732:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 20:42:49.23 .net
>>702
お前に足りないのは恥じるこころだ。
733:名無し物書き@推敲中?
15/06/13 20:43:37.50 .net
俺に足りないのは嫁さんだ。
734:名無し物書き@推敲中?
2015/06/14(日
735:) 00:11:13.21 .net
736:名無し物書き@推敲中?
15/06/14 00:14:16.18 .net
ts
737:名無し物書き@推敲中?
15/06/14 00:15:21.26 .net
書けた!
でもネタがない!
738:名無し物書き@推敲中?
15/06/14 13:48:39.50 .net
『メディアワークス』
おはよう。マクドナルドで朝マックしてきました。ソーセージマフィンを食べながら出版産業のことについて考えていたんだけど、それをちょっと書いてから、プロットを考えたい気分なので、これから書きます。
いちおう僕は東京にあるデザイン事務所で働いていたことがある。非正規雇用者がたくさんいる職場で、ライター、カメラマン、スタイリスト、デザイナーなど、フリーの人達が、雑誌なら雑誌の、それぞれのパートを務めて、一冊の雑誌を作り上げていた。
僕は統合失調の症状が出たのでそこをまるで逃げるように辞めて、なんとか地方の印刷屋で拾われて、DTPオペレートと、たまにデザインで、数年前まで、苦しいけど楽しい仕事をやっていた。
その頃はまだ紙媒体も印刷に関しては印画紙とか製版フィルムとか使用してやってたんだけど、となり町からデザイナーのSさんが訪ねてきて、
「東京の出力センターだと使い勝手が悪いので、ぜひお願いします。」
ということで、それからは僕がインターネットでデータを受け取って、イメージセッターで印画紙にして、時間を合わせて即納、という東京の出力センターではできないことをやっていた。
で、その印画紙というのは、みんなの憧れメディアワークスの広告物の版下だったということだ。Sさんもその後順調に仕事を増やして東京へ出て事務所を構えたようだけど、紙の出版は急落しているから、この先やはり心配である。
デザイン業に就労するということは、いずれ独立を視野に入れて、名のあるラーメン屋で弟子入り修行するとか、美容院で腕を磨くとか、そういう徒弟制の、家内制手工業に就くようなものだろうか。
大学に行って就活し就職というのも一般的なことだろうが、デザイナーの場合は実際に使える実力をつけてから独立とかフリーランスになっていく人が多い。また専門学校や美大を出てもやはり使える能力が必要不可欠だ。
と言う訳で、書き足りないけど、考えたことを気の向くままに書いてみた。雨が止んだようなのでバイクで、珍来のチャーハンか定食か決めてないけど、食べてきます。
開店は19時くらいっすかね。まあちょっと忙しいんですけど、2ちゃんねるも楽しいし、悶々です。それでは行ってきますです。
739:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/14 15:42:28.25 .net
>>709
こらこら、オレの一人ごとをコピペするんじゃない。
すいませんねー、ネットストーカーがまだ居るようです
740:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/14 15:44:26.88 .net
>>709
去るがよい!(`・ω・´)
741:名無し物書き@推敲中?
15/06/15 17:19:28.99 .net
「も、泣きなはんなや、妄想なんやしなんかええ方法あるんちゃうん牧場のプリン食べさせたら正気に戻るとか」
「ほんまに?」
「いや知らんけども、そこは姉ちゃんの匙加減ちゃうん」
「ほなプリン食べさせたら機嫌が直ったとしてやな」
「八つ当たりで帝国築いてもたんかいな!そこは呪いが解けたかなんかやろ!」
「築いてしもた帝国はもうどないもならんからそのまま国民を大事にしながらみんな仲良く一緒に暮らせたらええなぁ」
「姉ちゃんはあれやな、今が幸せすぎて破局が恐いんやな」
「実はそやねん、なんか悪い事がおきて今が壊れてしまうのが恐いねん」
「ええ事だけ考え�
742:ネはれや、メジャーで活躍して帰って来た山田君と姉ちゃんが結婚するやろ?」 「あほかぁ!」 「イタイイタイ、ほんで姉さんと兄さんも結婚して俺らもそれぞれ落ち着いて子供できるやん、そしたらマンション建ててワンフロアにみんなで住んだらええねん」 「それええなぁ~、あれ?でもお前らの嫁が気に食わんやつらやったらどないなんねん」 「それは~、もう女同士で解決してくれや」 「そんなんアカン、お前らの嫁はウチが選ぶ」 「そんな横暴な」 「まずお前は新宮亜美な」 「願ってもなっ!いやけど相手の気持ちもあることやし」 「ほんで泰蔵は田中フローレンスな」 「あんな姉ちゃんみたいな人きっついなぁ、ちょっと見いひんぐらい綺麗やけど」 「お前喧嘩売っとんのか、あいつは激しいけど裏表が無いんや、そやから喧嘩しもってでもやっていけんねん、泰蔵やったらうまい事手のひらで転がすやろ」
743:名無し物書き@推敲中?
15/06/15 17:20:10.85 .net
「泰蔵とフロはんが結婚したら一体どんな子供が生まれるんや~」
「確実に大阪弁の子供やろな」
「そこかい!いやさぞかし綺麗な顔してんのやろなーってそこを言うてんのや」
「そや、儲かりまっかて言うてる綺麗な子や」
「嫌な子供やがな、そっから離れろや、まず生まれてくる所からやろ」
「まいど!って生まれてくるわ」
「嘘つけぇ!」
「お前と亜美でもええ線行くと思うで、もし女の子やってみい、それはそれはかいらしい女の子になるで」
「そ、そやろか」
「身長2mやけどな」
「なるかぁ!おっとろしいわ!」
「まあ、モデルさんみたいな体型になるやろな」
「最初からそう言うとけや」
「想像できんのがトモ兄と姉さんや」
「何がやねん」
「もし姉さんみたいな男の子か女の子ならまあ大成功や、トモ兄みたいな男の子でもまあセーフや、問題はトモ兄みたいな…」
「………」
「俺がなんだって?」
「わあああ!玲一お前何言うてんねん!鬼瓦みたいな女の子て!」
「言うてない!考えたけども言うてない!」
「考えんなや!」
「姉ちゃん言うてもてるやん!」
「お前ら何を言ってんの?」
「あれ?話し聞いてなかった?」
「何がだよ」
「ほななんでもないわ、とにかくトモ兄ドンマイ」
「だから何が!」
744:名無し物書き@推敲中?
15/06/15 21:31:22.26 .net
よっぽどワイの嫌いな改変の方がマシなんだけど。
あー、こっちはワイが書いてんのか。
745:ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
15/06/16 05:08:59.05 .net
>>712-713
会話は活き活きとしているが、この文章だけで人物を理解するのは難しい!
山田君は美世シリーズの初期の頃の人物、だったような気がする!
確か山田の窮地を美世が腕っ節の強さで救ったと記憶している!
今回の会話文は泰蔵と玲一の判別が難しい67点!(`・ω・´)
746:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 10:10:02.29 .net
>>710
ネットストーカーはお前だろ、消えろクズ。
747:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 10:10:58.58 .net
このスレも中島にこそこそロムられてるのか。
748:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 13:59:53.52 .net
ワイ杯マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
749:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 15:05:12.98 .net
このスレからの卒業♪
750:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/17 15:43:13.78 .net
「ポピーオイルの匂いに引かれて」
氷室冴子は高校を進路未決のまま卒業してしまった。美術大学を受け、二校受けて
両方とも不合格だった。専門学校という滑り止めを考えていなかった。大学には
受かるだろうという、自分の美術の成績に自信があったからだ。6月、答えは出ない
まま、冴子は自宅の部屋に居た。自分の部屋のイーゼル、イタリア製の堅実なデザ
インのそれは父が手配して買ってくれたモノだ。組み立て式で半日掛けて冴子が
組み立てた。白いF15号のキャンバスが掛かっている。まだ木炭でも鉛筆でも
下描きを始めていない。
「さてと、どうしましょうか」
と、呟くと、上着を羽織って、家の玄関を出た。自転車に乗って、春日部駅西口の
文房具屋を目指す。何を買うか、と言うと油絵の溶き油を買うためだった。高校
在学中に美術部で活動していた時は、油絵の具の溶き油は初心者向けのペインティング
オイルを使っていた。高校を卒業して、進路未決にしてしまった冴子には十分な時間があった。
時間はある、と言ってもゴールの見えない迷い道に入った時間だから、何か達成感や充実感のある
時間では無い。それでも高校三年間に培った油絵を描く、と言う所作は体に染みついていた。真白い
キャンバスには、だから、冴子の持つイメージが、すでに彼女自身の脳に固定されている。その確固
としたイメージをアウトプットするのに、冴子は新しい画材を探して当てはめていく意志を持つよう
になった。それで、春日部ではただ一件、油絵の具を扱う文房具屋へ行くことにしたのだ。春日部
西口まで一駅分はある距離を冴子は楽しみながら走っていた。清和高校へ通う通学路は、田んぼの中
を走っていったが、今回は春日部の町中を、いくつもの正解のある迷路を抜けるように走って行った。
程なくして冴子は文房具屋に付き、油絵のコーナーの溶き油の棚を見て、オイルの見定めをした。
751:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/17 15:43:41.98 .net
「もうおしきせのペインティングオイルはつまらないわ」
と、リンシードオイルとポピーオイル、二つを取り出して、瓶のラベル横の但し書きを読む。
ポピーオイルは乾燥が遅いが、透明性と堅牢性があり、リンシードオイルは乾燥はポピーオイル
より早いが、黄変する特性がある。油絵のマチエールと言う本で予備知識を仕入れていた冴子は、
どちらにするか迷った。
ポピーオイルの蓋を開け香りを嗅ぐ冴子。
「あ、この香り、油絵の具の匂いらしい。こっちしよう」
と、ポピーオイルの購入を決めた。
(乾燥に時間が掛かるみたいだけれど、そんなに急ぐ制作じゃないから。
なによりこの香りが油絵描いてるって感じになれるかしら)
そう思いながらレジに行って精算を済ませ店を出た。帰りもまた自転車を漕いで、
古利根川沿いの道を走っていく。6月の緑は梅雨の雨に濡れ、鮮烈だった。
(私は自由、描きたいモノを描く。描きたい内は)と思いながら家に帰っていった。
752:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/17 15:45:23.93 .net
ちょっと掌篇ぽく裏設定ナシでかなり説明を入れて掌篇として読める様に
してみましたが、話に盛り上がり欠けますが、評価よろしくお願いします
753:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 16:02:00.11 .net
キ・エ・ロ!
754:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 16:06:34.03 .net
(・エ・) あ、みつかっちゃった・・・
755:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 16:10:31.04 .net
2ちゃんねるの申し子、中島か。
756:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 16:11:18.68 .net
>>715
ありがとうございます。
泰蔵は一連の会話に参加してませんでした。
いつも2人一組だからわかり辛かったですかね。
山田は雛子の暴力禁止令発令中に路上でボコられてる所を口八丁で救いました。
757:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 16:22:14.66 .net
六月になったら忙しくなるの中島さんは各スレで益々のご活躍ですなw
758:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 16:24:57.59 .net
場末のバーもとい隔離スレへ戻れよ基地外。
759:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/17 16:50:05.46 .net
>>727
いそがしいよ。お陰で少ない時間で集中力があるから、こういう文章の
リハビリもやってるよ
760:ブルーアイリス ◆1pVQTmlaVU
15/06/17 16:53:52.03 .net
16:02 16:10 16:22 16:24
平�
761:﨎�曜のこの時間。暇なんだなー
762:名無し物書き@推敲中?
15/06/17 19:47:34.21 .net
『文士の日常』
朝は八時過ぎに起床。夜は零時前後に寝るのが普通である。昼食後一時間くらい、うたた寝をすることがあるが、これをすると頭の調子がとてもいいように思う。
出不精であんまり出掛けないが、時々散歩はする。たまに所用で外に出ざるをえない事態がないこともない。またいさんで誰かに会いに行くこともあるが、年始とか盆とかのばかげた廻礼は、絶対にしない。そんなことする必要はないと考えている。
執筆する時間はべつに決まりがない。朝することもあるし、午後や晩にすることもある。長編小説も分量を決め、毎日少しずつ書き進める。書き溜ためたりすると、どうもうまくいかない。やはり一日一回で筆を止めて、あとは明日まで頭を休めておいたほうが、うまくいく。
一気呵成というような書き方はしない。一回書くのにたいてい三、四時間かかる。しかし時には朝から深夜までかかっても、それでもうまく出来上がらないこともある。
時間がじゅうぶんにあると思うと、やはり長く時間がかかる。午前中に切り上げるぞと思って臨むと、ふしぎとその制限した時間内で出来てしまうものだ。
障子に日射しのさした場所で書くのがいちばんよいが、いまの家ではそんなことも望めないから、たまには日の当る窓辺にノートパソコンを持ち出して、頭から日光を浴びながら筆を取ることもある。
あまりに暑い日には麦藁帽子を被かぶって書くようなこともある。こんなふうにちょっとした趣向を凝らして書くとよくできるようである。まあおしなべて明るい場所がよい。
パソコンはアップル社のノートパソコンで、テキストエディットという付属のアプリケーションを使用している。標準テキストで縦書き表示もできるが、通常は横書きで書いている。べつにこれでいいと思って使っているので問題は何もない。
幾度となく眼を走らせるのでフォントが重要だと思われる。游明朝体がたいへん見やすくちょうどよい。筆を執るというが、鉛筆や万年筆で原稿を書いたことは、未だ一度もない。