14/05/30 19:02:30.30 oN/Ap6i4D
第一章
近所のおばさんよりブサイクな白雪姫は、
野球帽を被りペプシコーラえおフルスイング。
ある日、いつもの様に賞味期限の切れた明太子を山の様に大きく振りかぶっていた白雪姫は、手の中にあった「それ」が走馬灯と共に喉の奥へ滑り込んで行くのを感じていた。
「卍 解」 白雪姫は永遠の眠りについた。
2:名無し物書き@推敲中?
14/05/30 19:08:06.85 oN/Ap6i4D
白雪姫は煙突の中で股間部をしめなわで飾ったファンシーな男達に護られながら惰眠を貪っていた。
こんな生活が、いつまでも続けば良いのに。
しかし、白雪姫の願いは、前転を繰り返す牛若丸の如くマッサージチェアに叩き付けられる事になる。
3:名無し物書き@推敲中?
14/05/30 19:16:30.82 oN/Ap6i4D
第二章 悪い魔女
アリの巣に伝わる程優れた容姿を持つ八王子様はダイソーで買ってきた定価八十円の鏡の前でヒマワリに向かって語り掛ける。
「鏡よ 鏡よ 鏡さん この世で最も美しいのは俺」
聞くまでもない問いだ。魔法の鏡に聞くまでも無く、答えは最初から定められているのだ。
ゆりかもめの八王子様は張り合いの無い毎日に育ちすぎたシクラメンの香りを感じていた。
4:名無し物書き@推敲中?
14/05/30 19:18:09.87 oN/Ap6i4D
書き忘れましたが、第一章の表題は「白雪姫と七人の豚野郎」です。
5:名無し物書き@推敲中?
14/05/30 19:27:10.89 oN/Ap6i4D
第三章 白雪姫ときゃりーぱみぱみ
熟れたトマトを叩き付けられて千年の眠りから覚めた白雪姫は万里の長城を歩きながらきゃりの話に付き合っていた。
悩める乙女にきゃりは妖しく語り掛ける。
「つけまつけまつけまつげ!!カワイイの付けまつげ!!」
手首のポジショニングを確かめながら訳の分からない事を呟くきゃりに白雪姫はこう答える。
6:名無し物書き@推敲中?
14/05/30 19:34:20.10 oN/Ap6i4D
「えんにゃああああああああああああああああああああああああう」
白雪姫の答えに世の不条理を強く感じたきゃりは割と震える手で仏教に改宗した。
「やはりあいつも仲間にはならなかったか・・・・・・・・・・・・・・・。」
壮大な効果音を従えながら「ぬちょり」と嗤う白雪姫はサイクロップスと化した躰を引き擦りながらその場を離れた。
7:名無し物書き@推敲中?
14/05/30 19:40:28.37 oN/Ap6i4D
第四章 白雪姫の復讐
白雪姫は激しい憎悪を左手の薬指に宿していた。
自分よりも大人気で、そして割とボインな大海原に。
齢1023ににして八王子様と結ばれた白雪姫は、彼と揚げ足を取り合いながらたった一つの目的に向かって「ヌルヌル」と突き進んでいた。
壮大な復讐が!今、始まる!!