13/07/02 NY:AN:NY.AN .net
>>26
では教えてやろう。
日本と世界の違いは、日本は着ている服装にこだわっているが、世界は服を着ている人間を見ている。
つまり、日本人はお洋服をほめているんだな。いいお洋服を着ていると雰囲気があって、見ている人間をいい気分にさせてくれる。が、しかし、それだけの話だ。弱い。
何が弱いかは、ま、わかる奴にはわかるだろう。石原御大が純文学の選考委員を辞めた理由もそこにある。
世界に通用するためには、世界が何に衝撃を覚えるか知らなければならない。
しかし、世界に通用させる、などと考えること自体、結局、いいお洋服を着ようとしている行為に過ぎない。わかるな?
世界は、いやこれからの日本人は、お洋服を着ている人間のほうを見るようになる。
おまえは何に感動する? 何に衝撃を覚える? 自分自身に問いかけてみろ。答えはそこにある。
もしそれが自分でも「わからない」のなら、おまえはいままだ経験不足だ。本を読みあされ。
読書を通して人間の心の深淵に入り込み、そこで自分自身と出会い、向き合え。
結論を言おう。
たとえばもし「馬鹿」であることがおまえの魅力であるなら、それを極めろ。それで勝負してみろ。馬鹿の頂点に立ち、それで人々を感動させてみよ。人々の価値観を変えてみせよ。
小説ではないが、天才バカボンという先駆者がいる。