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文学少年・少女というのは、作家になれない人の若い頃の姿の事だと
思うんだよな。文学について曖昧で甘ったるい幻想を抱いてる少年・少女
なんだな。最低でも賞を取って作家になるというのは、競争に勝ち抜く
ことであって、非常にシビアな覚悟が必要だ。それの無い若者の事を
文学少年・少女というんだと思う。作家になる人は十代半ば前後から猛烈に
書く練習をしてきた人が殆どではないか?だから、彼等はそれなりの犠牲を
払っている。犠牲を殆ど払わなくて読書を楽しむ青春時代が文学少年・少女
のものなんだよな。ほんとはそういう人達こそ、奮発して作家になって
もらいたいが。今の芥川賞選考委員達を見てると痛感する。