リレー小説 諸星島at BUNリレー小説 諸星島 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト50:名無し物書き@推敲中? 12/03/28 20:20:46.37 .net ●サクラの回想続き● なんとラム親衛隊の面々によるサクラへの性感マッサージショーが始まった。 「やめろ、やめんか!」 「サクラ先生」メガネはサクラの口元に人差し指を突き出した。 「どうか、この人差し指を食いちぎって下さい。勿論それくらいで気の済むことではないことは承知の上。 我々とて趣味でこのような蛮行に出ているわけではない。全ては諸星のせいなのです」 サクラは顔を背けた。 「指を噛み千切れじゃと? できるか、そんなこと」 「ここはとりあえず耐えていただけますか」 サクラは目をつむった。 何本もの指がサクラの背中を這い、乳房のほうに回ってくる。全身を虫に犯されている気がした。 サクラが堪えきれずに「うっ」とうめき声を上げた瞬間、何かが起きた。 サクラの全身に電撃が走った。比喩ではなく、本当に電流が走った。 驚いたサクラが目を開けると、四人の執行人どもが電撃でしびれまくっていた。 (この電流は、なんだ?) ――ここまでサクラの話を訊いて、弁天は思わず叫んだ。 「おい、それはラムの仕業じゃないのか?」 ラム。鬼星の娘。諸星あたるの妻。 サクラは我に返って、弁天を見た。 「どうかな。ただわしは再び気を失った。そして気がつくと、錯乱坊の集団に捕らえられていた、というわけじゃ」 「なんか話がとんじゃってるね。ランちゃんよくわかんなーい♥」 「そして手足も元通りになっていたんだな。支離滅裂すぎるな。まるで行き先を見失ったリレー小説のようだぜ」 「いや、説明ができないわけではなかろう」 「というと?」 「わしは謎の電撃によって平行世界に飛ばされた。その世界では、わしは手足をもがれたという事実は書き換えられ、普通の状態に戻ったのじゃ」 「しかしあたいは、ちょっと前にサクラが人犬になっているのを見ているんだぜ」 「ランちゃんわかった♥ その記憶自体が他のパラレルワールドから飛ばされてきた破片なのよ。つまりここでは偽りの記憶。当たってるでしょ?」 「ラン、お前にしては名推理だ。しかし、現実はどこにあるんだ?」 それにはサクラが答えた。 「現実はあるかもしれんし、ないかもしれん。ただ言えることは、今、この時が現実と呼べるものに近しい状態なのじゃ」(続) 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch