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ファンタジー総合 - 暇つぶし2ch2:名無し物書き@推敲中?
10/10/24 00:34:12 .net
電源は狼と香辛料
富士見はスレイヤーズ
スニーカーはロードス島
MFはゼロの使い魔
GAは魔法の材料ございます

ファミ通やHJで中世ファンタジーってあったっけ?

3:名無し物書き@推敲中?
10/10/24 13:41:11 .net
.

4:名無し物書き@推敲中?
10/11/01 16:36:51 .net
>>2
ファミ通は「鋼鉄の白兎騎士団」
HJは「アニスと不機嫌な魔法使い」に「くじびき勇者さま」
あたりかね?

ノベライズを含めていいなら、
テイルズやファイアーエムブレムがファミ通から
クイーンズブレイドがHJから出てるが。

5:名無し物書き@推敲中?
10/11/06 19:35:43 .net
ふくり‐こうせい【福利厚生】
企業が、労働力の確保・定着、勤労意欲・能率の向上などの
効果を期待して、従業員とその家族に対して提供する各種の施策・制度
。主として従業員の生活の向上を支援する目的で実施されるもので、法律
で義務付けられた法定福利(社会保険料の事業主負担など)と、企業が任
意で実施する法定外福利(交通費・社宅・健康診断・育児支援・保養施設
など)がある。



keiyakusyainnのおれにはこんなものはない
正社員死ね

6:名無し物書き@推敲中?
10/11/07 07:29:35 .net
ファンタジーってのは間口の広い言葉だよな

7:名無し物書き@推敲中?
10/11/09 09:41:44 .net
>>6
>>1は「剣と魔法」って意味で使っているんだろうなあ
こんなジャンルの話したがるのなんて中学生―なんだろうし、許してあげて

8:名無し物書き@推敲中?
10/11/09 16:26:42 .net
7はスルー

9:名無し物書き@推敲中?
10/11/09 17:24:43 .net
ある日目が覚めると、そこには剣と魔法の世界があった……

独逸の某政治犯が送る獄中記、「嘘と臆病、愚かさに対する4年半」
はっじまっるよーーー

10:名無し物書き@推敲中?
10/11/10 06:08:31 .net
ファンタジーって一般的にはオカルトな要素がなにかしら入ってりゃいいのかな?

11:名無し物書き@推敲中?
10/11/10 09:13:05 .net
オカルトと言うか、科学的に説明できない現象や能力をあつかう分野がファンタジー。
オカルトも含まれるけれど、オカルト=ファンタジーではないでしょう。
神話からはじまり童話や指輪物語に至るまで、結構幅広い。

12:名無し物書き@推敲中?
10/11/10 23:54:38 .net
>>9
どこではじまるの?

13:名無し物書き@推敲中?
10/11/11 00:15:15 .net
ファンタジーと称される中でも、もう少しジャンル分けは必要だと思う
銀河鉄道の夜とかだってファンタジーだろうし、
これをグイン・サーガなんかと同列で語ろうとしても無理がある

14:名無し物書き@推敲中?
10/11/11 00:19:59 .net
>>13

なんかつければいいだろ
民話ファンタジーとか、ゴシックファンタジーとかSFファンタジーとか
大分けとしてのファンタジーってカテゴリのラベルは要るし
同列で語ることが大事な場合もあるだろ

15:名無し物書き@推敲中?
10/11/11 00:49:30 .net
グインサーガはヒロイックファンタジーという ジャンルだよ。
コナン、ゾンガーなんかもここ。

16:名無し物書き@推敲中?
10/11/11 08:03:12 .net
>>12
70年前に始まってますが

17:名無し物書き@推敲中?
10/11/11 18:00:09 .net
編集長に「内容堅苦しい上に、タイトル長すぎるわ! 売れるかこんなもん!!」
と切れられた上に勝手に改題されたあれか……
日本語版は、確か角川から出てたはず



ところで、最近「異世界召喚モノ」を見かけなくなったような気がするんだが、
何か最近のでオススメってある?

18:名無し物書き@推敲中?
10/11/11 19:10:15 .net
日本ファンタジーノベル賞は期待したんだけどなあ
ザ・ファンタジーはあの賞スルー対象らしいし、
読みたくても読みたい小説が本当にないよね

19:名無し物書き@推敲中?
10/11/13 08:57:34 .net
まだ異世界召喚モノとか言ってる人いたんだ……
恥ずかしい

20:名無し物書き@推敲中?
10/11/15 07:34:35 .net
一般にせよラノベにせよ、全部異世界内で完結してる純正の「異世界ファンタジー」か
異世界側が主人公のもとにやってくる「落ちモノ系」か、どっちかばっかりだもんねぇ

「主人公が異世界に行く」という意味なら、異能・オカルト系の現代伝奇が―
近いんだか遠いんだか……

21:名無し物書き@推敲中?
10/11/15 18:04:59 .net
主人公が異世界に行く、というとこれだな。

なりゆきまかせの異邦人(ストレンジャー)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
発売日1993年2月

今でこそありきたりだが、当時としては斬新だった。

22:名無し物書き@推敲中?
10/11/15 18:45:57 .net
いや、80年代のビデオアニメがすでに異世界中心だったから

23:名無し物書き@推敲中?
10/11/15 20:26:17 .net
1992年に十二国記が出てるぞ。
主人が異世界に行くことはそれほど珍しくはない。


24:名無し物書き@推敲中?
10/11/15 21:28:29 .net
『はてしない物語』の岩波書店版が'82年で
『ネバーエンディングストーリー』の日本公開が'85年、
『魔神英雄伝ワタル』と『異次元騎士カズマ』がともに'88年か……

まとめると、'80~'90年代前半に流行ったせいで、
ここ最近見かけなくなったよね、ていう話しなんだな。
>異世界召喚モノ


25:名無し物書き@推敲中?
10/11/15 21:43:00 .net
>異世界召喚モノ
A君(17)の戦争 出版日:2005/4/20
もあるな。惜しくも9巻で止まってるが。

ただ、これは戦記物に近いので、ラノベやファンタジーとは趣が違うかもしれん。

26:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 02:10:39 .net
ナルニアも異世界召喚モノだよな
ファンタジーの典型的な型ではあるんだろう

27:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 02:14:10 .net
ハイファンタジーしか書けないヲタって(笑)

28:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 02:43:51 .net
ファンタジー世界の住民が史実の世界に召喚されて
魔法とかも封印されて
ただの萌キャラとして右往左往しながら
足軽とかに槍で殺されるとか
そんな戦国自衛隊みたいな話はどうだろう
歴史とか興味ないんで俺は書かないが

29:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 04:28:55 .net
ゲーム脳、萌え要素でしかファンタジー語れないやつばっか

30:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 08:45:43 .net
>>29
28はそういうのをメタ的に批判するアイディアってことだろ?

31:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 08:58:11 .net
>>28
ある意味ヒラコーのドリフターズはそれに近いな。

32:名無し物書き@推敲中?
10/11/16 17:43:45 .net
ゲーム脳なわたしはハイファンタジーしか書けない。。。もっと幻想小説なども読まねば

33:名無し物書き@推敲中?
10/11/17 02:39:47 .net
ダジャレ脳なわたしは魔法の国ザンス的なファンタジーしか書けないざんす

34:名無し物書き@推敲中?
10/11/21 11:24:26 .net
ザンスは原文で読まないとダジャレ部分は完全に楽しめないんだろうけど。
アリスから続く流れなんだろうな。日本語でやると安っぽくなるが。

普遍的な話をしても不毛っぽいから、個人的な印象で答えてほしいのだが、
自身にとっての「これこそファンタジー」という作品はなにがある?
意味は広くとってもらって構わない。
単純に面白かったってものから、作者の背景まで含めて共感したってのでもいい。

俺は、タクティクス・オウガから入って、オウガバトルシリーズが支柱の一つだ。
大きな歴史と小さな人間関係、それを支える世界観みたいなものが秀逸だと思ったね。
ゲームのシステムとしても革新的だったし。ファンタジーとSRPGにハマったのはTOが原因だ。
PSPもってないけどリメイク版を買いたくなっている。
こういった原点的なものってどんなんがある?

35:名無し物書き@推敲中?
10/11/21 11:27:22 .net
ワーグナーのワルキューレの騎行が聞きたくてCDを買った。
それからオペラの序曲を集めたCDを聞いて、それで中世騎士道ものに興味を抱いた。


36:名無し物書き@推敲中?
10/11/21 13:38:36 .net
大魔法峠脳なわたしはリリカル・トカレフ・キルゼムオール☆

やっぱり「指輪物語」は外せないと思うんだ。
あと「ディスクワールド騒動記」。超B級だが映画化されてる。
「アメジング・ワールド」
「アメイジング・ワールド 勇士の帰還」

37:名無し物書き@推敲中?
10/11/22 13:38:32 .net
>>34とか>>36とか見るとさ、このスレッドのレベルの低さが良くわかる

38:名無し物書き@推敲中?
10/11/22 14:15:40 .net
ディスクワールドを馬鹿にするな!

39:名無し物書き@推敲中?
10/11/22 14:32:43 .net
100もいってないスレで「スレッドのレベル」って……

40:名無し物書き@推敲中?
10/11/23 12:26:48 .net
「イルスの竪琴」こそ至高

41:名無し物書き@推敲中?
10/11/24 11:43:14 .net
あんたらそんなのしか読んでない訳?

42:名無し物書き@推敲中?
10/11/24 11:46:52 .net
ここでファンタジー評論家の>>41が素晴らしいファンタジー作品を紹介してくれるそうです。
皆さん拍手でお出迎え下さい。(パチパチパチパチ……)

43:名無し物書き@推敲中?
10/11/24 17:25:20 .net
タクティクスオウガ、自分は未プレイだけど、色んなハードでリメイクされてるね。


44:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 00:16:26 .net
タクティクスオウガでレベルが低いとか
もちろん、やったことがある上で言ってんだよな?
まさかゲームってだけで拒否してるクズではないだろう
どのへんが低レベルなのか教えてほしいわ
こういうところで批判するやつって自分の意見はださないんだよな。なんで?

そもそもファンタジーにおけるレベルの高さって
なにをもって判断してるんだ?
他の人もそういう基準もってんの?

45:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 07:18:25 .net
>>44
単に批判した(気になりた)いだけの人は、なんの含みも、主張もないんじゃないかね?
(あるなら、それを出してくるでしょ……)


そういや、>>1で出てる世界観を研究するスレでも聞かれてたが、
(日本・海外問わず)今時、「ゲーム的でない」ファンタジーなんてもんは存在するのかね?

46:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 12:05:26 .net
>>45
それを論ずるにはまずゲーム的ファンタジーとは何か? から始めないと。
言葉の定義を共有しなければ議論がかみ合わないよ。

47:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 12:48:11 .net
>>46
かくして話はTRPGのダンジョンズ&ドラゴンズにまで遡る。
冒険者がゴブリンとトロールを20面ダイスで殴ってぶっ殺すゲームである。

卓上ゲーム板
URLリンク(yuzuru.2ch.net)

48:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 14:02:47 .net
>>45
ファンタジーRPGの世界観というのはそもそもヒロイックファンタジーといって
れっきとしたファンタジーの系譜に含まれるものをベースとしてる
つまりファンタジー系のRPGって言うのは完璧にファンタジーって事
ほんの少し前までファンタジー系RPGを土台とした小説は
ゲーム小説なんて呼ばれて低く見られていて、その偏見は今も続いてるが
そういう偏見を持ってる人達こそ実はファンタジーを何も知らなかったというのがオチ

49:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 15:14:44 .net
「ゲーム小説」って言葉自体に偏見はないだろ?
ミステリw、エスエフwみたいなもんで、wを付けている人間の問題

50:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 16:43:11 .net
>>49
でもゲーム小説とレッテルして蔑んでいた人達の中には
ヒロイックファンタジーというジャンルを知らなかった人が
相当数含まれているとしか思えないんだよね
知っていたらゲーム小説なんて呼ばなかっただろうから
ファンタジーというジャンル自体がマイナーなので
仕方のない面があるとしても
小説に関わるプロがやったら駄目でしょうって話で

51:50を訂正
10/11/25 16:53:51 .net
ヒロイックファンタジーというジャンルは知らなかったが
ゲームをして育ち、ゲーム小説に偏見のなかった人達は当然除外
問題視してるのは無知なのに偏見を持って見下していた側

52:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 17:12:48 .net
RPGリプレイ小説の部類は見下していますが、何か?

53:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 17:35:13 .net
学園モノ召喚モノの部類は見下していますが、何か?

54:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 18:01:28 .net
魔法少女が出れば、それはファンタジーか?

55:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 18:09:34 .net
それはファンシーです。

56:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 18:15:42 .net
>>50
その人達が蔑んでいるのは小説よりもゲームじゃね?
それにゲーム小説って言葉を作ったのは出版社だろ?
電撃ゲーム小説大賞ってのがあったし

57:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 19:27:14 .net
>>50-51
つーか、>>48
>>ファンタジーRPGの世界観というのはそもそもヒロイックファンタジーといって
と書いてるけど、これがそもそも間違ってる。
ファンタジーRPGはD&Dが始祖である以上、ヒロイックファンタジーではなく
ハイ・ファンタジー(指輪物語)をベースにしたものだろう。
作り込まれた異世界の住人になりきって遊ぶのが大元だよ。ヒロイックである必要はない。

んで、「ゲーム小説」なんて言葉は初めて聞いたし、
「ファンタジー系RPGを土台とした小説」ってのが一体どれほどあるのか疑問だが、
(国内ではロードスとかソードワールドとかのグループSNE系ぐらいじゃ……)
国内の異世界ファンタジー小説が見下されがちなのは
単に世界観や小説としてのクォリティが海外のものと較べてチープだからだろ。

58:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 19:45:42 .net
つまりディスクワールド最強、と

59:名無し物書き@推敲中?
10/11/25 23:08:03 .net
大雑把に、戦闘をともなうものはゲームっぽいと見られてる気がする
日本ではいわゆる文学的な、内面を表現するための舞台として
幻想的な背景を用いているものが高級だと考えられてるんじゃないか?

60:名無し物書き@推敲中?
10/11/26 00:25:07 .net
日本に限らず文学の価値を評論家が決める風潮は間違っている。
読者が楽しめればそれで十分。
小難しい分析なんかどうでもいい。
大衆に受け入れられた作品が生き残るのだから。
○○賞受賞作よりも今月のベストセラーの方がはるかに価値がある。
もちろん作品以外の要素もからむけど、それは受賞作も同じこと。
要は売れた物が勝者なのだ。
たからファンタジーで最高傑作は新約聖書だ。
書籍全体でも最高に売れたし、現実社会への影響は社会現象どころか歴史を動かすほど。
ただ問題もある。
それはノンフィクションとして売っていることだ。
冒頭か巻末にフィクションであると注釈をいれねば反則である。

61:名無し物書き@推敲中?
10/11/26 00:52:57 .net
>>60
誰も「文学の価値」なんて話してないのに何突然どうでもいいこと語ってんの?
アホなの?死ぬの?

62:名無し物書き@推敲中?
10/11/26 01:13:50 .net
とりあえず、
神話と創作物を一緒くたにして評価しようなんて考えてる時点で、
テメェは「評論家」としてすらアウトだ。
とでも言ってあげればいいのか?

性質も、目的も、成立の経緯も根本から異なるもの同士を
一面的な部分だけ比べて、それでなにがしたいんだ?
小難しい分析なんてものは確かにどうせもいいが、
無意味な比較はそれ以上にいらんぞ?

63:名無し物書き@推敲中?
10/11/26 01:40:46 .net
>>61
>>60>>59の「日本では文学的ものとして幻想背景を用いているものを
高級だと考えているんじゃないか」という言い分に対し、
「文学の価値を評論家が決める風潮は間違っている」という意見を述べたんだろ。
話の流れとしてはなにも間違っていない。
この程度の読解力もないのか?
自分の意見もださずにこき下ろすだけの言いっ放しこそアホかと。

聖書が売り上げNo.1のベストセラーだという言い分はよく聞くが、
これを大衆が純粋に受け入れたわけではないだろうから
個人的には最高傑作というのは疑問が残る。
聖書は文学的にというより政治的に広まったものだからな。
内容のほうも、新約は程度の低いラノベぐらいだと思う。
ただ、文章には妄執的な力を感じはする。その点では文学なのかもしれない。
歴史的な厚みもあるしな。そうなるように編纂・解読した印象はあるが。
聖書が爆発的に広まったのは、本自体ではなくそれを利用した団体の手腕でしかあるまい。
それはつまり、「これはよいものだ」と大衆に伝えた評論家ということになるんじゃないかな。
土着の宗教はともかく、世界的に広がるような物語は、
なにかしらの組織が利用する意思が介在しているものだ。
その影響が薄そうという意味で、ギリシャ・ローマ神話の方が認識の広がりは上じゃないかな。
世界的にはどうなのかわからんけど。

64:名無し物書き@推敲中?
10/11/26 01:48:05 .net
>>62
神話と創作物の差ってなによ?
神話は人が創作したものではないのか?
誰がなにを基準にどう評価するかは個人の自由だろう。
そこから新たに見出せるものもあるだろうし。
ファンタジーというくくり自体が曖昧なものなんだから、
どこか一面から比較していくのは過程として当然の方法だと思うが?

65:名無し物書き@推敲中?
10/11/26 12:36:53 .net
はいはいゆらぎの神話ゆらぎの神話

66:名無し物書き@推敲中?
10/11/27 00:30:44 .net
>>57
レスを読む限り、明らかに釣りか、議論をふっかけるネタ投下と見たので無視したが、
まあ下記の点だけは指摘しておこう。wikiからの引用は気が引けるがね。

>ヒロイック・ファンタジー(英: Heroic fantasy)は、ファンタジーのサブジャンルのひとつ。
>1963年にL・スプレイグ・ディ=キャンプが編集したアンソロジーの副題にこの言葉が初めて用いられた。
>またその内容から「剣と魔法」(英: Sword and Sorcery)という別名で呼ばれることもあり、
>こちらはフリッツ・ライバーによる命名である。

>ディ=キャンプ自身の言葉を借りるならば、
>ヒロイックファンタジーとは「魔法が働き、近代科学や技術がまだ発見されていない空想世界を舞台にした戦いや冒険の物語」である。
>それはしばしばヒーローが住む国、時には世界全体の運命と関わる壮大な冒険となり、善と悪の対立と最終的な善の勝利をモチーフとする。
>架空の世界を主な舞台としている点ではハイ・ファンタジーに分類しうるものであるが、
>「ヒロイック・ファンタジー」という言葉で分類された場合、英雄がその超人的な力をもって悪と戦い勝利する物語という意味合いが強い。
>再びディ=キャンプの言葉を借りれば、
>「それは現実逃避小説であり、読者は現実世界を離れ、男は全て強く、女は全て美しく、人生は全て冒険に満ちており、
>全ての事柄が単純明快である世界へと抜け出す。そこでは誰も所得税だの、落ちこぼれ問題だの、公共医療制度だのを問題にしない」
URLリンク(ja.wikipedia.org)

日本でRPGを世に知らしめ、国民間にRPGの雛形として浸透したDQⅠは、
勇者によるローラ姫救出と悪玉である竜王退治という典型的なヒロイックファンタジーで、
これの影響でファンタジー愛好家が激増し、ファンタジー需要の土台が形成されたという事実がある。

67:名無し物書き@推敲中?
10/11/27 00:41:41 .net
>>57
>国内の異世界ファンタジー小説が見下されがちなのは
>単に世界観や小説としてのクォリティが海外のものと較べてチープだからだろ。

そもそもファンタジーというジャンルが定着してないからってだけ。
極端な話、トールキン以前に日本で指輪物語と同じものを作っても文壇からは相手にすらされなかっただろう。

それから「SFでは直木賞を獲れない」って有名な言葉を知らないかな?
日本の文壇は非常に保守的で、SFにとても冷たい。今ではSFに与えなかった事が、文学が衰退した一因とさえ言われるけどね。
もちろん一段低く見られているSFより、ファンタジーは更に低く見られているのが現状。

だからゲーム小説なんて言葉が出てきたわけさ。
ハリーポッターにしても名前を忘れたが文芸評論家が日本のゲームと変わらないものだと扱きおろし、
そういう信じ難い文章が普通に雑誌類に載っていた事すらある。

またレスのこの部分こそが

>>レスを読む限り、明らかに釣りか、議論をふっかけるネタ投下と見たので無視したが、

と思うに至った理由。
創作文芸板にいて、しかもファンタジー通を称する人が、SFやファンタジーへの差別を知らない筈がないから。

68:名無し物書き@推敲中?
10/11/27 22:10:14 .net
日本人てのは新しい世界を受け入れるのが苦手なんだろう。
だからこそ、ドラクエは世界自体をシンプルにして受けいれやすくしたのだろうが、
そのシンプルさが単なる単純として評価されてしまったのではないかと思う。
ファンタジーの魅力には世界の意味というものもあると思うのだが、
その要素がほとんどないものを最初に広まってしまった感じがする。
ドラクエと同様のものをヤマトタケルを主人公に、イベントも古事記あたりをモチーフにしてりゃ、
最初の受け取られ方は違ったのかもしれない。
ヒットもせず、話題にもならなかったかもしれないけど。

69:名無し物書き@推敲中?
10/11/28 08:48:34 .net
米先住民とバイキングに血縁関係?
URLリンク(news.nifty.com)


70:名無し物書き@推敲中?
10/11/28 15:40:09 .net
>>64
正直、自分が突っ込みたかったところは、>>63が後半で書いてくれてるんだが……
野暮とスレ違いを承知で答えよう。

>神話と創作物の差ってなによ?
>神話は人が創作したものではないのか?

単純に言えば、それが「かつてあった事実」として認識されている/いたか否か。
それと、「作者」が明確であるか否か、だな。
>>60で、新約聖書を「ノンフィクションとして売っていること」が問題だと言っているが、
これが、そのまま「神話と創作物の差」ってやつだよ。

つまり、
神話→かつてあった事実=ノンフィクションとして認識・信仰されている(または、されていた)もので、
    誰によって作られたかは明確ではない。

創作物→発表当時から作り物=フィクションとして認識されており、
     誰によって作られたものかはっきりしている。

だから、神話が「ノンフィクションとして売っている」のは前提の部分であって、
それを「問題だ」なんていうのは、根本的な所を理解していないとしか思えんし、
解った上で言っているなら、それこそ相応の主張を書くべきだ。

71:名無し物書き@推敲中?
10/11/28 15:42:23 .net
>誰がなにを基準にどう評価するかは個人の自由だろう。
>そこから新たに見出せるものもあるだろうし。
>ファンタジーというくくり自体が曖昧なものなんだから、
>どこか一面から比較していくのは過程として当然の方法だと思うが?

これは全くもってその通り。
だからこそ、「(最も売れているから)ファンタジーで最高傑作は新約聖書だ」
なんて事を今更言うのは意味が無い、と書いたんだ。

ネタとしては、それこそ使い古されて面白くもなければ斬新でもないし、
ちゃんと比較するのなら、その比較する要素(この場合は発行部数か?)
に関わる諸々(>>63が書いているような、政治的・宗教的・歴史的etc..)を
無視して語るのはあまりに短絡的で乱暴すぎる。
というか、そんなことをしたら「比較」として成り立たん。

こういったことに踏み込んでいく作業は、確かに「小難しい分析」であり、
物語をエンタテイメントとして読んだり書いたりするのには、あまり必要なものではないだろう。
だが、表面的な部分をなぞるだけでその先に踏み込まないような「比較」は、
そこから何も生み出さない。だから、そんな比較は無意味なんだ。

なにより、
「ファンタジーで最高傑作は新約聖書だ」と言うなら、その上でだからどうしたというのか?
「ノンフィクションとして売っていること」が問題だとして、それをどうしたいのか?
少なくとも、その程度のことには書くべきだろう。

そうでないと、議論すらできんではないか。

72:名無し物書き@推敲中?
10/11/28 16:34:27 .net
>>68
海外のファンタジー→TRPG→PCゲーのRPG(ちなみにこの段階では超複雑な世界観やストーリーが普通)→ドラクエって流れの中で、ドラクエのコンセプトは子供にRPGを広めることにあった。
だから慣れた人にはシンプルすぎるぐらいになってる。
あと、当時のカセットの容量的に壮大なストーリーは無理だったんじゃないかと……カタカナのフォントが20文字ぐらいしか入れられなかったぐらいカツカツだったような。

まあ、今ではドラクエとトールキンの中間ぐらいの造り込みの作品が一番広まってるのが現実だろう。
超自然科学的な技術のロジック作りとかは奇形的に発達してる気もするが、どちらかといえばSFの分野だよな。

73:名無し物書き@推敲中?
10/11/28 23:51:04 .net
なんだかんだいって売れてるラノベ作品はSFなりファンタジーなりで
説得力持たせてるからな。ボーイミーツガールだけで売るのは厳しい。

74:名無し物書き@推敲中?
10/11/29 00:03:18 .net
>>71
ここまで書いてくれれば>>62での言い分もわかる。
というか、書いてくれないと、どの部分に対してなにを言いたいのかがわからなかった。
これは読解力とかではなく、もっている情報量と質の差だろう。
あと、なにを評価の重点においているかという個人の価値観。

議論というのは互いに言い分とその根拠を提示して
相手との相互理解を図ることではないかな。
議論を進める上で、必要な情報を求め、どのような解釈をしているのか、
わからないのならそれを質問していきたいのだが、どうだろう?
いきなり相手に評価もしてはいかん、というような言い方をすると
それ以上話が進まないじゃない。
それではファンタジーというだけで見下してる連中と変わらん。
批判はかまわないけど、どの部分のなにに対して、
自分はこう思うのだが、という形で行ってけないか。
そうすればスレのレベルとやらも多少は上がると思うんだ。

あらゆる背景や要素の結実として、発行部数で
評価を決める、というやり方だって絶対いかんわけではないと俺は思う。
わかりやすい指針ではあるし。
自分的に参考にはできないけどね。

75:名無し物書き@推敲中?
10/11/29 17:54:33 .net
>>72
容量って問題もあるか。確かに。
10年ぐらい前まではメモリサイズとか気にしてたもんな。
昔は、ゲーム自体は単純でも、背景は別に造りこまれているものがあった気はする。
そういうところまでは評価されない風潮だったということかね。

76:名無し物書き@推敲中?
10/11/29 20:48:49 .net
>>75
ドラクエに限って言うなら、説明書読まないユーザーのために、最低限の操作を理解しないと最初の部屋から出られないようになってるぐらいだぞ。


77:名無し物書き@推敲中?
10/11/30 17:34:53 .net
日曜にライラの冒険って映画やってたじゃん
見たんだけど、どこが面白いのかまったくわからんかった
映画だからストーリーがはしょられてんの?
誰か、高い評価をつける部分を教えてくれ

78:62=70
10/12/01 06:41:51 .net
>>74
>議論というのは互いに言い分とその根拠を提示して相手との相互理解を図ること

まあ、それはそうなんだが……。
>>60みたいな、前提部分からしてツッコミどころしかないような
(しかも、おそらくは単なる煽りネタだろう)意見に、
最初から>>70-71みたいに長文のマジレスをするってのは、
正直疲れるだけだからなぁ。
(今回も、ここまで>>60からのレスがないってことは……だし)

あと、この話題は進めていくと「意味ある評論/誠実な批評とはなんぞや?」という
スレ違いなうえに荒れること必至なテーマに踏み込んでいくことになるんで、
ここではこれ以上やらない方が賢明だと思うんだ。
(卑怯な言い分で悪いけどね……)

79:名無し物書き@推敲中?
10/12/01 20:40:04 .net
>>78
悪態の言いっぱなしやレスなしにストレスを感じるのはわかるわ
それでもこのスレを見ているのは、たまには読める意見があるからだと思う
議論の解釈は、あくまで個人の心構えのつもり
こんなのもいると知ってもらえればいいんだ。これで終いにしよう

神話と創作物に関しては、個人的に多少考えさせられた
神話が他のものと一線を画すというのは理解できるが、
やはり創作物の一つとして比較の対象にしてもよいと思う
神話という物語は、それ単体を読み物として楽しんでも、
(政治や宗教などの要素をまったく知らずに読んでも)
現実の世界という背景がどこかしら感じられる
良質のファンタジーは、架空の世界という背景が感じられる気がする
その要因がなにかを考えていくのは無駄ではないし楽しそうだ
明確な答えを言語化するのは難しいが、もう少し詰めてみたいと思う
意見でも批判でも思いついたらまた書きこんでくれ
他の人たちもよろしく

80:名無し物書き@推敲中?
10/12/09 03:44:02 .net
77
キリスト教の組織や教義のだいたいの知識はある?
まあそれを踏まえても大人が見る映画じゃないけどね・・
見所として設定されてるのは白クマの復活、少女の戦いと成長じゃないかな

81:名無し物書き@推敲中?
10/12/10 18:08:27 .net
>>80
やっぱ反キリスト教的な意味あいがこめられてんのかね?
あるいは権威主義の批判?
熊は悪くなかったけど、あれって少女は成長してるかなぁ。
主人公補正だけですべてを乗り切ってるようにしか思えんかったわ。

82:名無し物書き@推敲中?
10/12/10 23:39:19 .net
いや単にネタにつかってるだけ。とくに批判までいかない。
聖書や神話のイメージを二重写しにするだけで重厚さを出せて
あちらのフィクションには便利だよなあ。
日本の読者はそういうのに反応しないもんなあ

83:名無し物書き@推敲中?
10/12/11 18:08:35 .net
URLリンク(www.dotup.org)

84:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 05:37:23 .net
日本人だからかどうかはわからんが、俺はあの手のご都合主義を受け入れがたいんだよな。
絶対的な存在を無条件に肯定する、みたいな。
羅針盤に頼りっきりで、しかもそれが絶対に間違いがない、というところに
むしろ胡散臭さを感じてしまう。
ファンタジーの様式美ってやつなんだろうか?

85:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 06:57:45 .net
>>82
別に向こうの作家も(そして読者も)そんなお手軽に「重厚さ」なんてものが出せるとは思ってないだろ……
(やたら聖書から引用したがる中二病患者じゃあるまいし……)

聖書とか神話を下敷きにした物語を作りやすい、といえばいえなくもないかもしれんが
それは、一般人(それこそ「普段は本なんて読みません」と言うような層)が、どれだけその『元ネタ』を知ってるか、
という認識率の差によるのものだと思うし。

86:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 13:46:20 .net
>>84
あの依存っぷりは、
・羅針盤の示すものを読み間違える
・羅針盤の能力の限界でつまずく
フラグにしか見えんよなあw

87:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 18:48:31 .net
ここで語ってる人達がおすすめするファンタジー小説て何かありますか?

88:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 22:23:09 .net
>>86
俺なら、実は羅針盤こそが世界を破滅に導くシロモノで、
今まで頼りきっていた主人公が、そのためにいいように使われていたと知り、
後悔しながらも、さあどうする、という展開にもっていくな。
この手の流れだけに限れば、ラノベの方が柔軟性に富んでいる気がする。

89:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 22:24:51 .net
>>85
重厚さというよりは、楽しむための素地が宗教という概念によって
すでに形成されている、という感じがする。
歌舞伎が基礎知識を学んでいないと楽しめないように、
ファンタジーにもそういう基本が、言語化できない領域であるのだろう。
キリスト教圏の人間は、そのへんが無意識レベルで備わっているのに比べ、
日本人は理解したつもりにしかなれないのではなかろうか。
それも確かなモノではないから、わかったつもりで書いたファンタジーは
表面的な薄っぺらいモノにしかならない、と。

90:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 22:37:53 .net
>>88
その辺はさすがに対象年齢とかの違いなんじゃ……
まあ、アレの(原作の)対象年齢がどの辺りかは知らんけども

あと、みんなが正しいと信じていた指針が実は―というのは、
それこそRPG(特にテイルズシリーズ)で良く見る気がする

91:名無し物書き@推敲中?
10/12/14 00:22:18 .net
>>87
ファンタジーらしいファンタジーというと
読みきったのはベルガリアード物語あたりかな
オススメというわけではないんだけど
王道中の王道だと思う

これは読んだほうがいい、という他人の意見は俺も知りたいな

92:名無し物書き@推敲中?
10/12/14 00:38:57 .net
>>88
主人公を導いてきた人・物が黒幕、って展開もいい加減ベタだけどな。
最近だと……戦う司書シリーズ?

>>90
ペルソナ3でもやってたね。

93:名無し物書き@推敲中?
10/12/14 16:43:01 .net
>>91
一巻ポチッてみました
海外ファンタジーは面白いみたいだけど、やたら長いから敬遠してしまう

94:名無し物書き@推敲中?
10/12/15 19:25:58 .net
>>93
翻訳モノは慣れないと読みにくいからねえ。
けっこう図書館にあったりするから、最初の一冊だけでも目を通してみるとよいよ。
10Pぐらい進めて読む気が出なければ無理することもないだろう。
構成や読みやすさは今どきの本の方が圧倒的に上だろうし。
ハマれば読みごたえはあると思うけどね。

95:名無し物書き@推敲中?
10/12/16 21:49:54 .net
ファンタジーに限らず、ストーリー展開のパターンは出尽くしてる感がある。
あとはキャラクターと設定のバリエーションが増えていき、
それらの組み合わせの変化にしかならないんじゃないか?

96:名無し物書き@推敲中?
10/12/16 23:22:37 .net
その通りだが、それがなにか?

いや、煽りでも何でもなく
「全ての物語は聖書とシェイクスピアで出尽くしている」
なんてことは、それこそ数世紀前から言われてることだし
(ついでに「それも、メソポタミア神話他、それ以前の物語からのパクリじゃねぇかw」というツッコみも込みで)

で、それら「キャラクターと設定のバリエーション」を自分なりに組み上げていく、ってのは、
書き手として当然のことだろ?

97:名無し物書き@推敲中?
10/12/17 20:45:08 .net
>>96
すでにストーリーのパターンが出尽くしているなら、
それを分類することができそうだと思ってね。
なにかのパクりと批難するのではなく、
その系統を踏襲したモノとして評価できるだろう、と。

出尽くしてると言われている割に、それが具体的にどういう内容のどの流れである、
と明確にされているのは見たことがない。
それを分類しまとめられれば、作り手としては有用なテキストになるだろう。
少なくとも俺は欲しい。あるなら教えてくれ。

なにしろ参考図書が莫大すぎて、どれを読めば基本が知れるのかすらわからんからな。
物語のパターンの指針が得られるなら、まずはそれから読めばいいと説明もできる。
シェイクスピアの全部は知らないが、少なくとも聖書は初心者向けのテキストにはならないだろう。
もっと読みやすい作品で代わりにできるのがあるだろうし、
はじめにパターンが分類されているのなら、新しく出る作品も大別ができる。
まずはその大別された中から好みの作品を読めば、基本は押さえられるということになるわけだ。
便利じゃね?
ネタバレになるから、完全に作り手用のテキストになるけどな。

98:名無し物書き@推敲中?
10/12/17 20:51:14 .net
全体の固定的なパターンは無限なので
(長さに制限はないから)
抽象化されてハウツーになってるな。
大雑把なのだか「起承転結」みたいなあれだ。
もうちょい細かいのだと「ハリウッドシナリオ術」のような
構成ハウツー本になる。

99:名無し物書き@推敲中?
10/12/18 01:39:06 .net
「七人の侍」を観たら、無数のフォロワーを分析するのにいいかも。


100:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 00:54:07 .net
羅針盤だの錬金術だの、黒魔術だの、ドラゴンだの、賢者の石だの、死神だの、バカみたい

101:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 07:10:01 .net
ワンピヲタはあれをファンタジーとか言うんだぜwwwwww
バカバトル漫画だろwwww

102:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 08:05:22 .net
まさか、「ファンタジー」と「バトル」は両立できない、とでも……?

103:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 14:48:09 .net
そっちじゃない('A`)

104:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 15:14:45 .net
じゃあ、「ファンタジー」と「バカ」が?

つーか、>>101はなにをもって「ワンピはファンタジーじゃない」と言っているのだろうか?
「異世界モノ」として括るなら、あれも十分にファンタジーだろうに。



105:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 15:19:17 .net
ワンピヲタはやっぱりバカだなぁ

106:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 15:41:03 .net
お前(や>>101)の中では「ファンタジーもの」と「バトルもの」が並列なのか?
それとも、ワンピはSFだ、とでも?

107:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 16:16:41 .net
アクション・アドベンチャーでいいのではないか>ワンピース
ファンタジーというと違うと思う

108:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 17:04:20 .net

うむ。ファンタジーではないな。絶対。
あんなもんファンタジーじゃないw

109:名無し物書き@推敲中?
10/12/23 23:41:30 .net
>>97
>具体的にどういう内容のどの流れである、と明確にされているの
確かに、神話や民話ならともかく、小説でとなると聞いたことない……が、
なんで無いかも大体予想出来るんだよな。

これって、きちんとやろうとすると評論どころか研究のレベルになるうえに、
>>98が言うように対象が無限に存在する(しかも増え続けてる)から、
やりだしたらそれこそキリが無い。

だから、近現代文学史とかサブカル/エンタメ文芸論だと、流行とか大まかな流れを追うだけで、
個別の作品を細かく分解していくところまでは行けないし、
作家・作品研究系だと、逆に個々の作家・作品とそれに直接関わる作品に限定するから、
対象から大きく離れた系統の作品には触れられなくなる、と。
(そもそも、他の作品と均質になるまで分解/類型化しちゃうと作家・作品研究じゃなくなるしね)

あと、>97が求めてるのがどういった感じのリストかはわからんけども、
>>99が挙げた「七人の侍」みたいな「後続の作品に影響を与えた作品」をざっと読みたいのなら、
〇〇以降の~とか、〇〇から××まで、みたいなタイトルが付いてる評論の目次か、
最後についてる参考文献・作品リストを読めばいいと思う。

110:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 09:36:29 .net
>>109
そうだな。たしかに研究的な考えかもしれない。
考察の対象として、作品ごとや作家ごとではなく、
作品そのものを分解して、なぜ面白いのかを説明できるように
したいんだと思う。
本の感想ってものは個人の主観によるところが大きいとはいえ、
ベストセラーみたいに多くの人間が共感するものもあるわけだから、
そのへんの共通点や異なる点を洗い出していく方法があっても
おかしくはないと思うんだよな。
そういうアプローチはないのかね。
マンガやラノベならそんな感じのことをやっている人もいそうなんだけど。

影響を与えた作品というのは確かに知っておきたいな。
評論のたぐいはどうも食指が動かないんだが
少し手にとってみるわ。
できればファンタジーに関するものがいいが
参考文献が古かったりすると探すのも大変なんだよな。

111:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 12:27:38 .net
大塚英志の本で引用されてるのが、ウラジミール・プロップやジョセフ・キャンベルの本。
民話や神話の分析ですね。自分、積ん読だけど。


112:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 14:18:35 .net
大塚英志は自著の中で「欠落と補完が物語の基本」みたいなことを
言ってたな。それが全てとは思わんし、単純化しすぎだとは思うが。

例) のび太という欠落があって、ドラえもんという補完がある

113:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 14:21:05 .net
子供を病気で失った奇術師がいて、
それに同情した魔女から受け取った道具
(なんでも思うがままの泡を出せる)がある。
とか。

114:名無し物書き@推敲中?
11/01/10 18:48:17 .net
>>110
>そのへんの共通点や異なる点を洗い出していく方法

それこそ大塚英志や榎本秋あたりがネタ帳の中に書き溜めてそうな感じはするが……
そのままの形ではまず公開されない類の情報だろうな。
(飯のタネだから~とかじゃなく、作品以前の未加工データでしかないから、という意味で)

あと、ラノベ・マンガに限らず、レビュー系のブログだと、
「〇〇モノ」みたいな感じでジャンルごとにタグ付けしてるところはあるけど、
構成要素全てを羅列してるってのはさすがに見たことないな。
あったとしたら、一冊につきどれだけタグが付くのやら……

115:名無し物書き@推敲中?
11/01/18 17:37:54 .net
作家自身としては緻密な計算をもって構成している内容や、
面白さとは別に上手い手法というのがあると思うんだよね。
読み手にちゃんと伝わっているかは別として。
本当なら伝わってないと意味がないんだろうけど、
そこを意識させないのがまた文章の上手さというか。

ストーリーラインと呼べるほど大きくはないけど、
文章のテクニックとして組み込めるものがある。
自分で書くようになってから、そういった細かい部分を
意識するようになった。
それが文章レベルではなく作品レベルで反映されているものが
話の主筋として分類できると思うのだが。
ちょっと抽象的になってしまったが、
面白いと思える作品ほど、こういったモノが
計算にしろ無意識にしろ含まれている気がするんだな。

そういった細かいレベルになると、
すべてを抜き出すのは確かに無理だろう。
一つの章とか一つの段落、一つの文だけではなく、
飛び飛びに張られている伏線とかも含めての構造になるし。
おそらく作家の一人一人は独自の解析手法をもっているとは思うんだけど、
それを普遍的なものにするのは無理かな、やっぱり。
技術であると同時に感性に関わる部分だろうし。
基本的なものぐらいならまとめられそうな気はするんだけど。
サンプルをとることができないからなぁ。

116:アントン美波里
11/01/19 12:39:40 .net
モコは
「固井雲子が 脅迫してる!
 モコは 脅迫のせいで 不眠症になりましたヨ!
 正式な謝罪と 損害賠償金の500万円を 払え!」
って 言ってますよ☆
固井雲子に脅迫されて モコは 脳がヤられて
2度の手術を受けました*
病名は急性脅迫のう炎、脳膜炎、のう結石症☆
まだ脳の痛みは残るが、元気な姿でモコ 登場!*
モコは こう言った!☆
「急性脅迫のう炎は つらいよネ!*
 モコは独自の療法で かろうじて回復しました。
 モコは 毎朝4時に氷風呂に入り
 キャベツ丼を1日に8杯 食べて 急性脅迫のう炎を治しました!*
 それにしても 石格闘技は つらいよネ!*
 本当に 痛いヨ☆ 
 イケメンの王子様と失恋した時と同じぐらいの痛さだった!*
 痛みは十分タンノウしました!☆ 
 イタタタ!
 …・・・・・・・・・・・・・・…
 なぁ~んちゃって(笑)*」と☆

117:名無し物書き@推敲中?
11/01/20 19:47:28 .net
そういう作家個人個人が持ってる手法とか構成の組み方を、
一般に「作風」とか「〇〇節」とか呼ぶんじゃないか?

そして、それが「なぜ面白いのか/売れるのか」を分析していくのが
>>109で言われるような「作家・作品研究系」の評論だと思うんだが

118:名無し物書き@推敲中?
11/02/04 18:16:35 .net
作風ってのも曖昧な感覚だからなぁ。
作家別の評論を統括すれば、基本的な要素を取り出せるんじゃないか、
というのが大筋の思惑なんだけど、どうも言葉で説明しきるのが難しい。

もう少し話を単純化しよう。
例えば「ロミジュリ的な話」といわれれば、対立する二者間での恋愛モノとわかるじゃない。
「ラピュタ的」なら少年少女が謎と組織に抵抗するもの、と自分的には区分している。
前にでてた「七人の侍」もわかりやすい区分だろう。
そういう「~的」と呼べるようなものって他にどんなものがある?


119:名無し物書き@推敲中?
11/02/05 14:16:16 .net
>>118
そういうのって結局
エブリデイマジックとか
エピックファンタジーとか
使い古された小分類に行き着いちゃわないかな

120:名無し物書き@推敲中?
11/02/08 13:36:17 .net
お尻wwwwwwww 

121:名無し物書き@推敲中?
11/02/08 18:43:43 .net
>>119
それはいわゆるジャンルの分類じゃない。
自分としてはストーリーの分類がしたいんだ。
エブリディマジックのロミジュリと
エピックファンタジーのロミジュリでは違ってくるだろ?

逆のパターンでもいい。
作品名を出してもらって、これはどの話の系統のどのジャンルか、
ということを検討してみるのもよいだろう。
メジャーなところでないとわからないけど。


122:名無し物書き@推敲中?
11/02/08 23:38:34 .net
>>121
「指輪物語とアーサー王に見られる共通のストーリー要素」
とかやるの?

解釈間違ってたらすまん

123:名無し物書き@推敲中?
11/02/10 17:19:46 .net
『黒魔術』が核になるダークファンタジー小説を書きたいのですが参考になる『黒魔術』関係の本があったら教えてください。
できればこの中の在庫がある物で
URLリンク(www.amazon.co.jp)

124:名無し物書き@推敲中?
11/02/10 19:37:15 .net
>>123
魔術、というか西洋オカルトの概略を知りたいなら、
澁澤龍彦の『黒魔術の手帖』と桐生操の『黒魔術白魔術』かな?
著名な魔術師のエピソードが知りたいなら『世界史・黒魔術の帝王たち』も欲しいところ。

ソロモン王の72柱と惑星の護符を出すなら、『魔導書(グリモワール) ソロモン王の鍵―』は必携。
(おまけで実寸大の魔法陣も付いてるし)
ただ、本当に基本事項しか書いてないんで、本の形で持ってたい、というのでないなら、
神話や魔術を扱ってるサイトをめぐったほうが早いと思う。

二見の『悪魔の呪法全書』『実践「悪魔学入門」』『禁書 白魔術の秘法』あたりは、
呪術というか本格的な「御呪い」のカタログという感じ。
(異性を虜にするとか、憎い相手を呪うとか、そういうのがずらっと収録されてる)
体系だっていない「呪術」みたいのが出したいなら参考になるかも。

『魔術 理論篇』と『魔術 実践篇』はストレートに魔術の実践マニュアル。
本格的な近代オカルティズムがやりたいなら目を通しておきたいが……読みづらい。

『悪魔大王』はソロモン王の72柱を含め著名な悪魔と魔術師のリストが一通りと、
ブラックメタルバンドの事件簿、各種参考資料の紹介にクトゥルー神話、と、
広く浅く紹介されてるんで、「最初の一冊」としてはそれなりにオススメ。

『殺人王 黒魔術篇』は、まんまサタニズム/アンチキリスト思想による殺人鬼のカタログなんで、
血塗れのグロ系がやりたいなら持っておいてもいいか?

とりあえず、>>123のリストの中で自分の手元にあるヤツだとこんな感じだな。

125:名無し物書き@推敲中?
11/02/10 20:05:59 .net
>>124
ありがとう!『黒魔術の手帖』と『魔導書(グリモワール) ソロモン王の鍵―』は気になっていたので買いですね。
とりあえずさっき本屋で『知っておきたい天使・悪魔、魔術・召喚術』シリーズを買ってみたけどいまひとつ厨なダークファンタジーができそうな‥。

126:名無し物書き@推敲中?
11/02/10 21:07:29 .net
ファンタジー系って、結構資料のお金かかるよね
中古で探しても良いのはあんまり出回ってないし
かといって借りるだけでなく手元に置いときたいし

127:名無し物書き@推敲中?
11/02/10 22:18:27 .net
>>126
>>123みたいな魔術・オカルト系だけでなく、
武器・戦術、モデルにした時代の生活とか、
調べだしたら止まらんからなぁw

まあ、その辺の事情は時代物書いてる人も同じらしいがな

128:名無し物書き@推敲中?
11/02/10 23:08:28 .net
>>127
しかもたくさん集め過ぎても読む暇がない上、自小説を書く暇さえなくなる。

129:名無し物書き@推敲中?
11/02/11 00:38:00 .net
そしていざ書いてみたら三行ぐらいしか使わない

130:名無し物書き@推敲中?
11/02/11 09:04:59 .net
それファンタジーじゃないだろw
下調べした知識が作品の土台になるわけだから

131:名無し物書き@推敲中?
11/02/11 18:33:46 .net
>>122
俺のイメージとしては
「ONE PIECEの個々のストーリーは七人の侍的なものだ」
みたいな形で、他にも色々あるであろう要素を抜き出し、
さらに突き詰めて基本となるものをまとめよう、と思っていた。
でも、複数の作品を比べて、というのもよさそうだな。

132:名無し物書き@推敲中?
11/02/12 00:44:21 .net
>>130
でもなあ、その地域に相応しい料理や食材、調理法、
調味料、歴史、なんてそこまで主張するもんじゃないし


133:名無し物書き@推敲中?
11/02/12 06:22:08 .net
>>132
一瞬あれ? と思ったが、>>130の発言が
「三行も使うなんてありえねぇだろw」なのか、
「三行しか使わないなんてありえねぇだろw」なのかで意味が180°変わるのか…



134:名無し物書き@推敲中?
11/02/12 08:37:57 .net
「下調べした知識が作品の土台になるわけだから 」から続くんだから
「三行しか使わないなんてありえねぇだろw」と解釈するのが妥当なんじゃないか?
「三行も使うなんてありえねぇだろw」だと日本語としておかしい

135:名無し物書き@推敲中?
11/02/13 00:11:29 .net
いや、たとえ三行しか書いてなくても
もろもろの基礎は裏で設定しておかなきゃならないだろうから
それしか使わないというのは変だと感じたんだ

136:名無し物書き@推敲中?
11/02/13 01:25:21 .net
ファンタジーに限らないが、文章化されるものってのは
全体の上澄みでしかないんだよね
使うってのが文章にすることなのか、設定として有効なのかは
人それぞれだろうけど、一度調べたことは無意識にも
反映されてしまうのだろう
そんなところを感じるのもファンタジーの楽しみかたの
一つだと思う


137:名無し物書き@推敲中?
11/02/13 13:22:44 .net
榎本の幻想レシピってだれかよんだ?

138:名無し物書き@推敲中?
11/02/13 19:23:35 .net
その人知らんからどうなんだろう
内容は気になるけど

139:名無し物書き@推敲中?
11/02/14 23:21:53 .net
一国の政治体系を決めるとして
枢密院とか爵位とか各役職の名称・役割とか
そういうのが分かる資料ってないですかね
アマゾンで検索してみたんだけど、これというのが見つからなかった

140:名無し物書き@推敲中?
11/02/14 23:39:26 .net
それは、それぞれの国、時代で微妙に違うからだろ

141:名無し物書き@推敲中?
11/02/14 23:52:29 .net
つまりイギリス、フランスと国別に探せばある?
中世で検索してたからだめだったんかな

142:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 00:03:31 .net
たとえば日本でも、将軍がたんなる地方と戦うために
朝廷から任命を受けただけのものもあれば
江戸時代みたいに実際に政権をとっていたこともある
政権をとるとなっていても名ばかりで大老とかが政治を行っていたころもある

ようするに、国別に探しても一覧表で役割を確認できるものではなく
この時代は貴族が優勢だったなとか教会の力が強いなとか
歴史に直接当たるしかない
(逆に言えば、ある程度調べたら、あとはあんたが勝手に決めちゃってもそう外れてなければ問題ない)

あと、役職と、爵位をごっちゃにしている

143:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 00:29:42 .net
ソ連共産党は書記長が一番偉かった

144:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 00:45:05 .net
日本だって共産党は書記長が一番偉いよ


145:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 01:41:03 .net
>>142
さんくす
そういう変遷の流れが分かるようなのが欲しいが無理か…
一応、海外の歴史物読んでみたけど自分の中でうまく繋げられないんだよな
馬鹿なりに勉強してみる

146:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 07:58:50 .net
>>145
とりあえず幻想レシピよんだら
そういう流れや文化の違いを無視して、とりあえずこう認識しろということをかいてある

147:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 09:45:26 .net
>>145
ヨーロッパの歴史もグチャグチャだからね
時代ごと、国ごとに事情が異なり、
さらには東ローマ圏か西ローマ圏かでも話が違ってくる

148:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 17:10:04 .net
>>146
まじすかー
イラストで躊躇してたけど買ってみる

>>147
ローマとかなると全く分からない…
そのへん全般の知識があればリアリティとかバリエーションとか、作品の幅が広がるだろうと思うんだけど
難しいなファンタジー

149:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 18:53:03 .net
>>148
古代ローマなら塩野七生の「ローマ人の物語」をとりあえず読めばいいんじゃないかな。
1巻は飛ばして2巻からでもいいと思う。ポエニ戦争だから面白いよ。


150:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 20:24:19 .net
>>148
しっかりしろ

お前さんが志向している「中世」は
一般的には西ローマ帝国が滅亡してから東ローマ帝国が滅亡するまでを指すから
ローマの存在を無視ってわけにはいかんと思うよ

151:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 21:48:40 .net
本気で異世界を創るつもりなら、中世って枠すら外した方がいい。
民族、歴史、風土、技術、すべて最初から自分で組み立てていくべきだ。
とりあえず舞台が欲しいのなら、主人公を中心に必要な要素を集めたほうがいいだろう。
書きたいのは世界なのか、人物なのか、物語なのか、
そこのところを見極めるのが先だろう。

152:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 22:20:44 .net
>>151

> 本気で異世界を創るつもりなら、中世って枠すら外した方がいい。

これには同意
日本人の中世のイメージって、実際には近世・近代が相当混ざってるしね
中世ヨーロッパを舞台にした作品が好きという人に話を聞いたら
最初に出てきたのが「三銃士」だったり

153:148
11/02/15 23:36:52 .net
そういやちょっと前に読んだ中世騎士物語ってアーサー王とかそのへんの話だったな
勝手に15,6世紀くらいの時代をさすのかと思ってたゼ…
今書いてるのは一応オリジナル世界だけど、爵位とか帝国を出したいなぁと
ファンタジーだし世界と物語を描きたいが、ラノベだと主人公中心なのが好まれるよね
最近出たのでカナクのキセキというのがあるが、もっとマニアックなのが書きたいんだあああああ

154:名無し物書き@推敲中?
11/02/15 23:36:58 .net
>>146
本当にそんな意味のことが書いてあるのだとしたら
そいつはファンタジー作家じゃないな
たぶんラノベ畑の人間だろう
どの程度のことが書いてあるのかはわからんし
得られるものは人それぞれだろうが
鵜呑みにするのはやめた方がいい

155:148
11/02/15 23:41:42 .net
>>149
長そうだから敬遠してたけど、こうなったらとことん読んでみる
さんくす

156:名無し物書き@推敲中?
11/02/16 01:18:04 .net
>>154
アマゾンで「榎本 秋」を検索してみると大体わかるかと

157:名無し物書き@推敲中?
11/02/16 02:15:44 .net
>>148
「ニーベルンゲンの歌」「ローランの歌」「ベオウルフ」なんかの叙事詩も
読んでみればいいのでは。どれも中世に成立したもののはず。


158:名無し物書き@推敲中?
11/02/16 18:28:31 .net
>>157
あざす
ワーグナー好きだからニーベルンゲンは少し知ってる
あとの二つもあわせて読んでみるよ

やっぱりみんな色々読んでるんだな

159:名無し物書き@推敲中?
11/02/17 12:45:03 .net
だぁくファンタジーの参考としてある書物を買ったんですが魔法陣について質問です。

あれは、呼び出した悪魔を魔法陣に閉じ込めるみたいな感じ?の方が雰囲気あって好きなんだけど人間が入るの?
ベタなオカルトではどっちが王道なのだろう?

160:名無し物書き@推敲中?
11/02/17 12:49:27 .net
真ん中の円と外側の円の間に悪魔が出る
悪魔は円をまたげない
自分は中央
悪魔にだまされて中央の円から出ると殺られる

161:名無し物書き@推敲中?
11/02/17 16:47:23 .net
>>159
伝統的な西洋オカルトなら、術者が中にいないとダメだな。
あれは、呼び出した悪魔から身を守るための結界だから。
(悪魔自体は、円の外、というかそこらの空間から出てくるイメージらしい)

ただ、その悪魔を拘束、服従させるためのものとして、
魔法円とは別に三角形を描いて、その中に悪魔を呼び出すとか、
その中に入るよう命令するというのがあるんで、
「悪魔を魔法陣に閉じ込める」というシーンがやりたいなら、こっちを参考にするといいかも

162:名無し物書き@推敲中?
11/02/17 18:51:53 .net
ロシアの民話、トルストイがまとめたものだったけど、
悪魔との知恵比べが結構あって面白かったです。


163:名無し物書き@推敲中?
11/02/20 13:00:15.67 .net
>>139
既に出ているけどローマ物ヴェネチア物は塩野さんが書いているし、日本のは教科書を引っ張り出してくればだいたい分かると思う

イギリスだと、とっつきやすいとは言えないけど「中世イングランド行政史概説」があるね。
ここらへんは一般書も少ないだろうし、ネット上にもあまり説明がないところだと思うから、
CiNiiで検索して無料公開されている論文を読むか、(大学の)図書館に行くかくらいしかないのでは

164:名無し物書き@推敲中?
11/02/21 23:58:42.61 .net
>>163
あざす!
中世イングランドで検索してみたら結構ありそう…
ひとまず図書館で借りて読んでみる

165:名無し物書き@推敲中?
11/02/22 01:24:53.07 .net
>>164
あと、ロシアのピョートル大帝が等品表(官位等級表)っていう貴族位を伴う官職のリストを作っているので、
そこらへんも探せば参考になるかもしれない
18世紀だけどね

166:名無し物書き@推敲中?
11/03/21 04:46:40.56 .net
チェーンメールが出回っていると聞いて
鎖カタビラをイメージするファンタジースレ住人。

167:名無し物書き@推敲中?
11/03/21 19:07:25.20 .net
それのカタカナ表記はチェインメイルな俺
かといって鎖帷子がチェインメイルという印象もないんだよな
西洋のチェインメイルって鎖の輪を布の服に縫いつけたものと
鎖そのものをつないで服にしたものがあるよな
後者も下地はあると思うけど。ないのか?

168:名無し物書き@推敲中?
11/03/21 23:17:41.72 .net
>>167
そりゃあ、素肌にチェインメイルは辛かろう……
という冗談はさておいて、

>鎖の輪を布の服に縫いつけたもの
こっちは「リングメイル」と呼ばんか?

>鎖そのものをつないで服
で、こっちは下地、というか土台になる様な「服」はないはず。
そのかわり、でもないけど、ダブレットという厚手の服を下に着て、
その上にチェインメイルだったかと。
(時代が下ると、さらに板金鎧を上に着るようになる)

169:名無し物書き@推敲中?
11/03/22 00:07:38.57 .net
ああ、リングメイル。そっちだな。しっくりくるわ。
鎖帷子は忍者のイメージだけあって動きやすそうだが
チェインの方は重量感たっぷりな雰囲気なんだよな。
鎖帷子も実物は相当重量あるんだろうけど。
日本製のはシャツみたいなのを見たことある気がするんだが
西洋のものもそうだったのかね。
絵ではよく見るんだが、実際に十数キロのシロモノを
普通のシャツのように着込むのはすさまじくしんどそうだ。
全身すっぽり覆ってるからそうだとは思うんだが。
騎士級の連中が従者に手伝わせて、だったのかな、やはり。

170:名無し物書き@推敲中?
11/03/22 00:44:32.69 .net
防御力と重さのバランスで
いろんなタイプがあったのではないだろうか。

まー、放射能避けには向いてなさそうではある。

171:名無し物書き@推敲中?
11/03/22 01:25:12.05 .net
うむ。放射能避けならプレートアーマー(鉛板入り)くらい揃えんとな。


(もう、放射能と放射線と放射性物質の違いとか、
放射線も種類によっては紙一枚で防げるとかは突っ込むまい)

172:名無し物書き@推敲中?
11/03/22 07:51:26.49 .net
池上さんの番組で解説してたなw
ACの宣伝なんかやってねぇであーゆーのを流せってんだ

少しファンタジーに話を戻そう
放射能ってファンタジー的に解釈すると呪いとか言われそうだよな
それこそ銀の防具を身につけることで防げる、みたいな
事実あるいは俗説があるってのもおもしろそうだ

173:名無し物書き@推敲中?
11/03/22 09:40:39.08 .net
グインサーガでは過去の遺物として
放射能汚染らしきものが出てきた気がする。

174:名無し物書き@推敲中?
11/03/22 22:36:50.04 .net
グインサーガか
アニメを数回見たが、いかにも日本人が作った
ファンタジーっぽいもの、という印象だったな
原作はどういう評価なのかね。あの調子で長さだけが長所なのか?

175:名無し物書き@推敲中?
11/03/24 18:08:45.33 .net
>>172
言ってることがむちゃくちゃだなw

番組の尺が決まってる以上、CMは入れなきゃならん。
→でも、今の状況で普通に商品・企業アピールなんてむしろネガキャンでしかねぇ
 →じゃあ、当たり障りの無いACのでも流しとくか…
ってのが、ポポポポ~ン♪ばっかな理由だから、それは番組の内容とは関係ない。

それに、「よくわかる放射能」なんてのは、一番組とはいかなくても、
特集コーナーくらいの扱いでどこでもやってただろ?
(出てた「専門家」や「コメンテーター」の質と解説能力はまた別として)

176:175
11/03/24 18:10:54.67 .net
で、放射能のファンタジー的解釈
凄い恩惠をもたらすが、適切に管理しておかないと大災害な〇〇とするなら、
いわゆる「荒ぶる神」とか「祟り神」とかだろうか?
どこぞの「妬む神」とか、キレると硫黄と火を降らせるたり水を血に変えたりするし……

もう少し「制御されてる力」っぽくするなら、魔法文明が築いた魔力装置とかもアリだな。
(GS美神で出てきた「地獄炉」とか、MTGの「ウルザの魔力炉」とか)

あと、近づくと身体的な影響を受ける〇〇なら、
「周囲に呪いを撒き散らすアイテム」とか
「邪悪な〇〇が潜む魔境」とかになるのかね?

177:名無し物書き@推敲中?
11/03/24 22:00:57.12 .net
>>175
まさかそこにツッコミが入るとは。
別にあの番組の内容をそのまま入れろとは言ってない。
シーベルトやベクレルの解説、被曝や除染の意味・内容、
避難距離に屋内退避、その必要性と効果などなど、
15秒でも伝えられる情報はいくらでもある。
原子力災害に関して必要になる用語・情報はわかってるんだから、
そういうCMを作っておきゃあよかったんだということよ。
つか、想定してたんならあって当然だろうに。
ぽぽぽぽん言ってる場合かってんだ。

178:名無し物書き@推敲中?
11/03/24 22:04:06.04 .net
>>176
それは放射能ではなく原子力に対する解釈っぽいな。
放射線そのものをファンタジー的に捉えているものは見たことない。
回復不可能ってのと、物質方向に偏りすぎてるからだろうな。
魔法の限界をどこにおくか、という問題にも関わってきそうだ。
放射性物質のように、もっているだけで悪影響を振り撒き、
それを回避する方法も回復する方法もない、では
物語を構築するにも不便でしょうがないからな。
よくもまぁこんな厄介なモンが実在しているもんだ。


179:名無し物書き@推敲中?
11/03/24 22:52:54.51 .net
>>176
すごい恩恵といっても、原子力の恩恵って
基本的に熱でしかないような

180:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 11:21:35.05 .net
蒸気機関がないと原子力の恩恵は受けられないよな?
魔術的に精製・爆縮して兵器に使うとか?

181:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 11:28:04.03 .net
>>177
そういう想定はしてなかっただろうな
というか、したら各方面からクレームがきそう

182:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 14:55:40.69 .net
原子力機関車トーマス

じこはおきるさ
URLリンク(www.youtube.com)

183:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 18:14:08.13 .net
>>180
放射線のことを理解していない術者が被曝して死亡

この術を使う者は、自らの命を
対価として差し出さねばならないのじゃ!


こうなるんですね

184:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 21:20:38.94 .net
リングってファンタジーの括りだったんですね

185:175
11/03/28 09:45:18.59 .net
>>177
>シーベルトやベクレルの解説、被曝や除染の意味・内容、
>避難距離に屋内退避、その必要性と効果などなど、

ああ、そういう意味か。確かにそういうの必要だよな。
ただ、現状の会見とか見てると、今流しても無駄に不安と混乱を煽るだけな気もするなぁ……

「起こりうる事態」の予想はできても、
実際にどこで、何が、どれほどの規模・緊急性で起きたかが解らない以上、
緊急時用に予め作っておく、ってのも難しいだろうし。


>>178
原子力というか、まんま原発(原子炉)のイメージで書いてみた。
(建家の中に収まってる原発=お社の中に封じられたカミ、あるいは異界への扉、な感じで)

他に放射能・放射線関係でファンタジックにしやすいものは、原爆と放射能泉くらいしか思いつかんけど、
原爆に関しては『街一つを焼き滅ぼし、周囲に瘴気を撒き散らす禁忌の魔法』とか、
ファンタジー世界ではむしろありふれたモノになっちゃうんだよなぁ……
癒しのラドンの泉とか、もうただの温泉だし……

186:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 10:58:08.04 .net
タイトルは憶えてないけど、昔、泉鏡花の小説を原作にして原発大事故と重ね合わせた
短編漫画があったよ。


187:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 11:59:24.60 .net
ウィザードリーでコスモクリーナーってなかったっけ
途中で投げちゃったからよく覚えてないんだけど

188:名無し物書き@推敲中?
11/03/29 00:58:46.41 .net
オススメのファンタジー小説教えて
文庫になってるやつだと嬉しい

189:名無し物書き@推敲中?
11/03/29 00:59:43.78 .net
追加・心があったかくなる感じのやつ探してる
泣けるんではなくほっこりする感じ

190:名無し物書き@推敲中?
11/03/29 09:14:22.70 .net
ゲド戦記

191:名無し物書き@推敲中?
11/04/01 20:37:22.30 .net
>>189
トムは真夜中の庭で
ゲイルズバーグの春を愛す

192:名無し物書き@推敲中?
11/04/20 16:28:45.81 .net
ゲボ戦記

193:名無し物書き@推敲中?
11/05/03 02:46:12.89 .net
ファンタジー結合ってなにかと思ったら

194:名無し物書き@推敲中?
11/05/09 23:13:57.35 .net
ネタも思いつかんな
どんな話題なら盛り上がる?

195: 忍法帖【Lv=5,xxxP】
11/05/18 16:07:03.89 .net
ん?

196:名無し物書き@推敲中?
11/05/19 08:05:19.56 .net
参考にしている学術書とか?

197:名無し物書き@推敲中?
11/05/19 16:43:26.45 .net
学術書、とまではいかないけど>>123-125みたいに、
他人がどんな資料本を使ってるかは気になるな

魔法(というかオカルト)過多な自分は新紀元社のTruth In Fantasyと
学研のBooks Esotericaシリーズがメインだが

198:名無し物書き@推敲中?
11/05/20 09:37:37.03 .net
俺も新紀元社の本はよく利用するな
参考というよりは索引的にだが
気になったモノはネットで調べて
足りなければ図書館で参考になる本を探す
対象は乱雑だから特定しきれないけど
歴史的な部分なら山川出版社の世界史リブレットとか
導入としてはちょうどいいと思う

199:名無し物書き@推敲中?
11/05/21 11:35:44.30 .net
新紀元社のあれは内容が薄いから単独では物足りないね

200:名無し物書き@推敲中?
11/05/24 21:51:12.18 .net
どんな本も個々の情報量は割愛せざるをえないからな
平均あるいは極端な一例しか示せなくなるのもしかたない
どんな文献においても云えることかもしれないが
より多くの情報を集めて、それぞれの差異を誤りではなく
パターンとして収集していくべきだろう

201:名無し物書き@推敲中?
11/05/25 06:38:57.62 .net
つーか、そのための「参考文献リスト」だしな。

本格的な学術書であれ、いわゆる資料本であれ、
一冊に「知りたいこと」の全てが載っているわけじゃない以上、
結局は複数の資料を相互参照して自分なりの「理解」を深めていくしかない訳で…。

202:名無し物書き@推敲中?
11/05/26 22:35:21.79 .net
その「理解」はあくまで「自分なりの」ものでしかないと
自覚しておくことが重要なんだろうと思う
他人にも「自分なりの」理解があり、個人に差があるのは当然で、
どちらが正しいというわけではない
万事の認識において同じことがいえる
「吸血鬼」の生態が作品ごとに違うのは当然であり
「中世」のイメージにしても10世紀のイギリスと12世紀のフランスでは違う
「人間」の性能すら一定ではないのだから
時代・場所・作品ごとにこういった差があることを
意識し許容するのがファンタジーの礼儀だと個人的には思うのだが、どうだろう?

203:名無し物書き@推敲中?
11/05/26 23:52:21.58 .net
>>202
>差があることを意識し許容するのがファンタジーの礼儀だと

それは「礼儀」というか、「楽しみ方」だと思うな。
中世風の都市なのに上下水道が整備されてるとか、田舎者なのに字の読み書きがちゃんとできるとか、
そんなところを「リアルじゃない!」と突っ込むのは、「失礼」というより「無粋」だろうと。

204:名無し物書き@推敲中?
11/05/28 08:57:42.45 .net
そこを自由に書けるのがファンタジーの良い所
リアルじゃなくても設定や描写次第で説得力は持たせられるし
説得力がなくても一貫してたら理解される

205:名無し物書き@推敲中?
11/05/28 21:43:11.95 .net
>>203
楽しみ方か。そうかもしれない
許容した方が楽しいと思うんだよな
許容っつっても無条件にではなく
描かれている世界において正当性があればだが
むしろ、その正当性を考えるのが
俺のファンタジーの楽しみ方かもしれない
ストーリーが面白いのが大前提だが
他の人たちはどんな楽しみ方もってんのかな?

206:名無し物書き@推敲中?
11/05/28 22:23:52.81 .net
>>203中世封建制のヨーロッパでも、農村は兎も角、都市や通商の中継地になってるような町なら、識字率はかなり高かったって資料で読んだよな
それでも五割を超えるか超えないか程度だったか


207:NOVAPOLICELEE
11/05/29 02:54:49.46 .net
イイスレを無くしたらアカンがな。。。。

208:名無し物書き@推敲中?
11/05/30 00:18:12.24 .net
現実・史実はリアリティを得る最高の資料だが
それに沿うことがリアルを感じさせる方法ではない
風土・技術・知識・宗教・食物・気候・動物・植物・その他
諸々の要素によって形成される文化は変化するのが当然といえる
ましてやファンタジーには魔法って要素が絡むことも多い
現実と同じ文化が形成されると考える方が不自然だ
中世風の環境で識字率が100%に近い状況だって
とりまく要素を考えれば自然に受け入れられるものかもしれない
そういうものだと思ったほうが作品を楽しめるし
あるいはその要素を考えるのも面白いだろう

209:名無し物書き@推敲中?
11/05/30 06:13:42.94 .net
史実と合致しているかという問題じゃなくて、
その架空世界内で辻褄があっているかという説得力の問題

210:名無し物書き@推敲中?
11/05/31 00:36:12.83 .net
辻褄を合わせるための条件を考えるのも勉強になるんだが
まぁそれは俺の趣味なのでおいておこう

作品の中で世界の情報をすべて描けるわけじゃないからな
メインはどうしたってストーリーの方になる
本筋と無関係な説明はカットせざるをえない
そのへんは読み手で補完してやってもいいんじゃないかと個人的には思う
作品内での明らかな矛盾や後付ってのは萎えるけど
自分の考えと一致した時は意味のない満足感が得られるし
予想外の設定が出てきたときの驚きと楽しみも大きくなるし

本質的な部分で理解を促すのは作者の責任ではある
背景の設定をきちんと考えてあるのなら、地の文の描写やキャラクターの動作
何気ない会話なんかからでも世界の在り方が伝わってくるものだ
細部まで練られていない世界であっても必要最低限の部分は考えてあるだろうし
そうでない部分はツッコまないでやるのが大人な対応じゃないかね
話の展開的に不要、あるいは無駄だと思われている部分なのだろうから
評価と楽しみ方は個人の自由だからあくまで俺の理屈だけど

211:名無し物書き@推敲中?
11/05/31 05:26:30.58 .net
細部まで全てにきちんとした設定をつけるのは大変なわけだけど、
重要な所をきちんと作っておいて「この作者は設定をしっかり作っているな」と思わせることができれば、後は読者が好意的に解釈してくれると思う


212:名無し物書き@推敲中?
11/06/01 23:59:45.95 .net
世界設定をしっかりするほどストーリーの制約になってしまう傾向ってない?

213:名無し物書き@推敲中?
11/06/02 00:12:24.34 .net
精緻な設定だからこそ生まれてくるストーリーもあれば
アバウト設定で飛躍した展開が面白くなることもあるんじゃないか。

まー、好きにしろとw

214:名無し物書き@推敲中?
11/06/02 01:01:57.94 .net
設定を積み重ねているうちにスっとすべてがつながるようなネタを思いつくことはあるな
その時はスゲェって思うんだけど、少し時間をおくとベタな展開であることに気づいたりするw

215:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 18:35:47.64 .net
文学フリマってのに行ってみるつもりなんだけど
ファンタジーというジャンルで探せるもんなんかな?
はじめてで勝手がさっぱりわからん
知ってる人おしえて

216:名無し物書き@推敲中?
11/06/17 00:06:09.27 .net
あくまでも私見でしかないけれど。
過去のファンタジーの大家はそれぞれの出自をもとに異世界を創造していると思うんだよな。
それは土地の空気感とか、読者と共有できる暗黙知とかが前提にあるのかも。
だから、あえて言うなら日本なら妖怪ものが西洋で言うところのファンタジーなんじゃね?
エルフのかわりにぬらりひょん、ってわけにもいかないんだろうけど。
八犬伝なんかヒロイックファンタジーと言えるような気がする。

217:名無し物書き@推敲中?
11/06/17 20:34:17.54 .net
最近でいうともののけとかうたわれとかかな

218:秋吉ボブゴブソン ◆2itMTGf8Qk
11/06/18 00:41:39.80 .net
文学フリマってなんだよ
垢臭そうでそそられますね。

219:名無し物書き@推敲中?
11/07/10 19:41:44.43 .net
狼と香辛料が終わった
ゼロの使い魔ももうじき終わる
中世ファンタジー冬の時代か?
救世主はいないのか?

220:名無し物書き@推敲中?
11/07/10 21:02:11.40 .net
中世ヨーロッパ風は食傷気味なんだろうなぁ
現代モノ、ローファンタジーが増えてる気がする
元々ローファンタジーの方が多いのかもしらんが

221:名無し物書き@推敲中?
11/07/11 08:11:53.60 .net
>>219
冬の時代というなら、90年代中頃からずっとという気も…

つーか、ゼロ魔自体は、萌えとお約束の大量投入で人気を得たものの、
『中世ファンタジー』というジャンル全体が活気づいたかというと……ねぇ?

222:名無し物書き@推敲中?
11/07/11 18:57:49.56 .net
別にあれ中世ファンタジーとして面白みがあるわけじゃねえからなあ
……と思ったが、魔法使い=貴族階級って普通にありそうで意外に見ない?

223:名無し物書き@推敲中?
11/07/11 19:09:58.35 .net
たしかに、貴族や国が『魔法使いを抱えてる』とか、
かつて栄えた『古の魔法帝国』とかはよくあるけど、、
ゼロ魔みたいに『貴族が全員魔法使い』ってのはそんなに見ないなぁ。
(他に思いつくのは、懐かしの「爆れつハンター」くらいだ)

224:名無し物書き@推敲中?
11/07/11 20:10:09.10 .net
ゼロ魔ってまだ続いてたんだ
アニメを3話ぐらい見て切ったからよく知らんけど
ハリポタをエロゲにしたようなもんでないの?
魔法使いが貴族って設定も有効に利いている感じはしなかったな


225:名無し物書き@推敲中?
11/07/11 22:06:10.33 .net
最近のでお勧めのハイファンタジーはなんですか?

226:名無し物書き@推敲中?
11/07/11 23:20:14.05 .net
>>224
>ハリポタをエロゲにしたような

ビジュアルだけ見るとそれっぽいが、ストーリーの方は大して似てないと思うぞ。
なにせ、1巻以降はほぼ学園外(というか国外)で戦争してるし。

>>225
中二なインフレバトルなら「伝説の勇者の伝説」
国を賭けての陰謀・謀略なら「ミスマルカ興国物語」

227:名無し物書き@推敲中?
11/07/12 09:32:29.00 .net
うろ覚えだけどD&Dの映画は魔法使いが貴族じゃなかったっけ?

228:名無し物書き@推敲中?
11/07/13 20:11:38.97 .net
>>225
魔法の材料ございます
オーソドックスな設定だが意表を突く展開が好印象

七人の武器屋
萌えに走らない青春群像
終わってしまったけどね

229:名無し物書き@推敲中?
11/07/15 13:03:31.29 .net
ゼロ魔はどっちかといえば近世ファンタジーだけど、
二次創作物をみているとキャラクター以外の要素、
世界観や設定に着目しているのが意外とあっておもしろいよ

230:名無し物書き@推敲中?
11/07/15 22:31:23.71 .net
設定を抽出しての二次創作ならどんな作品でもできる
読者がそれをやる気になるかはキャラクターやストーリーの
おもしろさにかかってくるな
おもしろい二次創作があるってことは
そっち方面では評価されるものがあるんだろう


231:名無し物書き@推敲中?
11/07/15 23:00:52.56 .net
設定自体に魅力を感じているんじゃないかな?

232:名無し物書き@推敲中?
11/07/16 00:14:06.27 .net
あんまりにもつまんないストーリーだと踏みこみたいと思えない
ノイタミナのCとか設定だけならおもしろくできそうだが
あの流れを見た後だとまったく考える気にならない

233:名無し物書き@推敲中?
11/07/20 11:45:50.07 .net
なんとなく、これを思い出した。

@Molice 森瀬繚
僕のラノベ評価は4段階。
書き直したくもならない。書き直したい。
手を入れる必要がない。よしこの構成テクはいただきだ。
>> URLリンク(twitter.com)

234:名無し物書き@推敲中?
11/09/29 07:29:45.16 .net
エロティックファンタジーとか官能ファンタジーとかないかな


235:名無し物書き@推敲中?
11/09/29 14:38:59.94 .net
スライムや触手や異種姦やetcがお望みなら、
「あとみっく文庫」とか「美少女文庫」でググると
幸せになれるよ! (当然、性的な意味で)

236:名無し物書き@推敲中?
11/10/03 19:59:14.40 .net
シモ関係もファンタジー的に考えると興味深くはなるんだよな。
キメラとかが自然発生している世界の場合、人間と動物の間に獣人が生まれるのか、とか。

237:名無し物書き@推敲中?
11/10/12 12:13:52.03 .net
今更ながら映画「ダーククリスタル」観たけど面白かった。
メイキングもいい感じ。
一から世界観を起こしていく過程がうかがえたよ。


238:名無し物書き@推敲中?
11/10/28 10:45:59.93 .net
架空の世界がじつは現実の世界が改変されたものだったとか判明する作品ってありますかね?

239:名無し物書き@推敲中?
11/10/28 10:49:02.58 .net
ありそう

240:名無し物書き@推敲中?
11/10/28 13:00:36.84 .net
猿の惑星をファンタジーにした感じだな

241:名無し物書き@推敲中?
11/10/31 12:23:49.24 .net
>>238
「バスタード」で、過去の生物(クジラ等)の標本が出てきた気がする

242:名無し物書き@推敲中?
11/10/31 16:30:51.36 .net
>>238
つ スクラップド・プリンセス

剣と魔法のファンタジー世界と思わせて、
実は、宇宙進出→地球外知性体との接触に敗北、を経て
超科学の遺物に監視されてる遠未来の地球

243:名無し物書き@推敲中?
11/10/31 19:06:06.83 .net
>>238
アヴァロンがまんま仮想現実の話じゃなかったかな

244:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 04:57:55.99 .net
221 :ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2011/11/15(火) 20:12:45.98
>>218-220
>いつやっても慣れない不思議な感じがすると~
(『すると』が紛らわしいので『して』でもよい!)

>とりあえず僕自身の身体を木陰に隠しておく。
(エルフの体を支配してから行った! ここで疑問が生じる!
 エルフの体の大きさは人並みなのか! 特殊な魔法の類いで移動させたのか!
 体を支配した主人公が魔法を行使したのか! どのようにも想像ができる!)

>僕はひょいひょいと樹を駆け上がり~
(エルフには羽の類いは生えていないのか!
 容姿が書かれていないので妖精の映像が浮かんで来ない!)

物語の主要な人物の描写が書かれていないので行動の度に引っ掛かる!
エルフの大きさは人間に匹敵するのか!
樹の上で生活をしていながら飛行の能力はないのか!
エルフにだけわかる道標は魔法の類いのようにも思える!

はっきりとしない世界観でエルフの姿を想像するのは難しい60点!(`・ω・´)


245:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 05:45:58.17 .net
>樹の上で生活をしていながら飛行の能力はないのか!

この人は猿に羽が生えてるとでも思ってるんだろうか…?

246:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 08:19:57.62 .net
俺もそう思った、何言ってるんだろう?と
だけど、もし、エルフを全く知らぬものにそう誤解させてしまうなら
やっぱり描写が足りないんだって思った

247:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 08:52:40.65 .net
>>244
とりあえず、元スレくらい貼っとけよ…‥

ワイが文章をちょっと詳しく評価する![14
>> スレリンク(bun板)l50


批評されてる元の文章の方は3レス分なんで、
いちいち「容姿」や「世界観」の説明を入れるのはむしろ不自然(というか邪魔)
で、容姿の説明がない以上「平均的トールキン型(派生のRPG的)エルフ」と捉えるのが妥当だろう。

つーか、今時「きちんと説明されなきゃエルフとフェアリーの区別がつきません!」なんて奴がいるのがビックリだよ……
(根本的に「お約束」を解ってないのか、「語源的には~」とか言いたいのかは別として)

248:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 12:09:16.57 .net
元のスレ的には文章にツッコむものなんだろうが
せっかくだから提起されたネタを考えてみよう
暇だし

エルフという単語だけから30代オッサンの俺がまっさきに
イメージするのはロードスのディードリッドだな
これより前だと指輪物語で、後だとソードワールドになる
最近の流行はちょっとよくわからん
元スレの文章をざっと読んだ感じ、ソードワールドかそれ以後の
イメージで描かれてるっぽいなと感じた
あくまで俺個人の印象だが、年代でイメージするものが
変わるのはしかたないだろう
本来は書き手が印象を固定するべきところだがね
元の文章にその部分が足りない感じは否めない

このスレで扱うのなら、エルフに対する年代ごとのイメージを
まとめてみるとかはいいかもしれない
自分の年代とイメージの描写、あるいは基本となる作品でも
上げていかないか?
自分の作品のエルフでもいいだろうし
個人的にはどんどん人間との差がなくなっている感じがしているが

249:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 15:00:50.64 .net
指輪物語みたいに人種的な扱いでないなら妖精と書いて欲しいわ

250:名無し物書き@推敲中?
11/11/18 15:55:46.19 .net
逆に「妖精」と書かれてない以上、「亜人」の方を思い浮かべるだろ >エルフ

251:名無し物書き@推敲中?
11/11/21 22:15:35.57 .net
亜人てのも曖昧な表現だな。人型なら亜人か?

252:名無し物書き@推敲中?
11/11/21 23:10:36.93 .net
・シルエットはだいたい人型。
・物質的な「肉体」を持っている。
・物質世界に定住し、それなりの「文明・文化」がある。
 ※少なくとも「野生動物」よりは高い知能を持っている。

それこそ設定次第、というかあ(ryでいいとは思うが、
このくらいの条件を満たしてれば、一応「亜人」といって
「それはねぇよw」とは言われないんじゃないかね?

253:名無し物書き@推敲中?
11/11/22 18:12:00.36 .net
妖精は亜人ではない?
狼男は?
人魚は?
人面魚(知性あり)は?
人型で知性のあるスライムは?
中身は完全な猿だが見た目は完全に人間な獣は?

254:名無し物書き@推敲中?
11/11/22 20:14:58.61 .net
あなたがそう思うものがファンタジーです
でも他人の同意を得られるかは別です

255:名無し物書き@推敲中?
11/11/22 21:13:36.58 .net
そんな当たり前のことはわかっている
他の人の「亜人」のイメージを知りたいだけ

256:名無し物書き@推敲中?
11/11/22 22:01:24.93 .net
原人以上の知性ある人型かな

257:名無し物書き@推敲中?
11/11/22 22:26:26.27 .net
人間並か以下の知能ってのも重要だな

258:名無し物書き@推敲中?
11/11/22 23:04:46.07 .net
俺は初見での外観による印象
亜人をまともな分類には使わない

259:名無し物書き@推敲中?
11/11/24 16:22:39.83 .net
最近のファンタジーでお勧めありますか?

260:名無し物書き@推敲中?
11/11/24 17:32:36.18 .net
ファンタジーより現実を見ようよ


261:名無し物書き@推敲中?
11/11/24 19:44:00.28 .net
>>260
そんな人がなぜここに?

262:名無し物書き@推敲中?
11/11/24 19:53:38.96 .net
>>259
最近だとやはりFate/Zeroかな
ツッコミどころは多々あるが、あの発想の組み方は上手いと思う

263:名無し物書き@推敲中?
11/11/24 20:08:05.40 .net
>>261
ごめんなさい
軽率な発言でした
取り消します

最近色々あってストレスがたまってたみたいです
明日ソープにいって散財してきます

264:252
11/11/24 22:46:23.61 .net
>>253
とりあえず、自分の中の条件は上に書いたとおりなんで、それに合わせて分けるなら……

>妖精は亜人ではない?
A.エルフ、ドワーフ、ゴブリン、コボルト
 →普通に条件を満たすので「亜人」 (まあ、この辺はトールキン~D&D~SWの呪縛だわな)
 
B.フェアリーとかピクシーとか、いわゆる「森の妖精さん」
 →メインで住んでるのが『妖精界』みたいな『異界』だったら「妖精」
 →普通の森に独自の集落とか国とか作って暮らしてるなら「亜人(小人)」か?

C.ブラウニーとかシルキーとかの「家つき妖精」
 →なんとなく『妖精界』から出稼ぎに来てるイメージなので「妖精」
 →人間界に定住してて『妖精派遣所』みたいな所を介して働いてるとかだったら「亜人」か?

>狼男は?
A.病気・呪い・魔術etcによって"狼化"するようになった人間なら、そのまま「人間」
  (「変身能力を持った人間」なので「亜人」ではない)

B.『二足歩行な狼』の姿がデフォルトな種族だったら「亜人」
  ("人間に化けられる"タイプのも、基本型が「狼」の方なので「亜人」)

265:252
11/11/24 22:53:22.19 .net
>人魚は?
 →ほぼ確実に「亜人」(知性のない人魚だったら、それは「人間に似た怪物」)

>人面魚(知性あり)は?
 →形状が「人型」ではないので、「亜人」ではない。
  (上で出した「知性のない人魚」とは逆に「意思疎通の出来る怪物」という扱い)

>人型で知性のあるスライムは?
A.人型がデフォルトで、それが独自の種族として成立しているなら「亜人」か?(液体人間?)

B.人型に変形できるスライムだったら、それはそういう能力を持った「スライム」

C.そもそも「スライム」が自然の生き物でなく、魔法的に造り出されるものだったら、
  デフォルトの姿に関係なく「魔法生物」

>中身は完全な猿だが見た目は完全に人間な獣は?
 →「野人」「蛮族」「未開人」のいずれか、
  あるいは「奇怪な(体毛のない)猿」だと思われるだろうから、「亜人」ではない。

まあ、こんな感じか。

266:252
11/11/24 23:00:33.28 .net
>>255
だったら、聞くだけじゃなく「自分のイメージ」も書いてくれよ。
ただでさえ過疎ってるのに、聞きっぱなしじゃ誰も答えてくれないぞ?


267:253
11/11/25 00:16:20.36 .net
>>266
質問だけの方がレスつきやすいんだもん
ちなみに俺の意見は>>258

268:252
11/11/25 00:46:49.51 .net
>>267
外観で分けるとすると、
「人型で知性のあるスライム」と
「中身は完全な猿だが見た目は完全に人間な獣」は
どういう扱いになるんだ?

あと「亜人」を使わない「まともな分類」てどんなの?
(「亜人」ていう大カテゴリを作らず、「妖精」「獣人」「人魚」とかで分けるてこと?)

269:名無し物書き@推敲中?
11/11/25 18:26:52.24 .net
外観よりは印象の方を重視する
亜人を「人に似たもの」として捉えるから
対象に「人らしさ」を感じられれば、まずは亜人とみなす
不確定名:亜人、みたいな感じ
「人型で知性のあるスライム」も
「中身は完全な猿だが見た目は完全に人間な獣」も
自分感覚なら亜人の括りにも入る
ただ、あんまりにも個人の感性による部分が大きいので
一般的なカテゴリー化するときには枠として使いづらい
背景を意識しない分類の大枠としては「妖精」「獣人」とかからになるかな
人魚は獣人の一種と考えるかもしれん
世界観まで含めると分類者の立場も意識しないといかんな

270:名無し物書き@推敲中?
11/11/25 21:49:41.39 .net
亜人は分類ではなく見た目で人間っぽいのを挙げただけでしょう
ウィザードリィで正体が分からない状況での表示みたいなもんで
妖精や獣人、ライカンスローフなどは全部別の分類
だから人それぞれで

271:名無し物書き@推敲中?
11/11/25 23:20:32.45 .net
これは亜人としか表現できない、ってもんはないか?

272:253
11/11/26 22:22:37.79 .net
>>266
俺のイメージは>>269の通り
>>266の意見も教えてほしい

273:名無し物書き@推敲中?
11/11/27 00:40:49.32 .net
>>271
亜人という表現がそもそも差別的だよ
まるで人でないことが劣っているかの表現
ファンタジー世界だって必然的に成り立っている以上、そこの住人はどのような姿であれ世界を支える一員なんだ
きちんと世界を作っているファンタジーは幻想世界の住人も輝くものさ
亜人だなどと、十把一絡げで扱うのはいかがなものか?

274:名無し物書き@推敲中?
11/11/27 01:11:23.13 .net
なんてこったい

275:253
11/11/27 02:00:32.13 .net
亜人を「人に似たもの」とするか
「人でないもの」とするかで
意味合いが違ってくるんだと思う
エルフだってはじめて人間を見たのなら
「亜エルフ」みたいな表現をするかもしれん
「猿もどき」という可能性もあるが

276:252
11/11/28 10:03:19.10 .net
>>272
自分のイメージは>>252で書いた通りだよ。
「人に似た人でないもの」のうち、
「独自の文化を持つくらいの知能・知性があるもの」を、
特に「亜人」と呼んで区別する、みたいな感じ。
(「人間と意思疎通・交流ができる」ならモアベター)

だから>>264-265でやったみたいに、同じ「妖精」「獣人」「人魚」の中でも、
種類(設定)によって「亜人か否か」が異なってくる、と。

まあ、これは完全に主観と言うか、
作中で「どのくらい人間に近い(親しい)か」を決めておくための基準なんだけどね。


>>273
一応トールキン型エルフみたいに「人より優れた」亜人てのもいるが……、
まあ、基本が「人に似て人でないもの」だから、
どうしたって「人間中心」の目線・呼び方なのは仕方ないだろうよ。

というか『世界を支える一員』だからって、
『皆平等』じゃなきゃいかんてわけでもないだろ?
異なる種族が並存してる以上、敵対・友好・差別・忌避・崇敬etcとなんらかの
バイアスはかかるだろうし……

277:252
11/11/28 10:08:26.46 .net
>>275
そういや、『ドリフターズ』のエルフは人間のことを「耳みじか」と呼んでるなぁ
(人間側もエルフを「耳長」と呼んでるが)

278:名無し物書き@推敲中?
11/11/28 16:33:08.26 .net
なんで単語ひとつにそんなにこだわるんだ?
流れ見ていて引くよ

話題転換

最近のファンタジーで面白かったというか、これからが山場な期待作で
魔法の材料ございます
八巻でドラゴンの設定の裏話がされているけど、ドラゴンを生態系に組み込むために苦心している様は愛を感じる
それでいて中心となるのが人間社会の陰謀戦
一見よくあるファンタジーでいて、その実練りこまれている秀作
二巻からストーリーは始まる

279:253
11/11/28 18:30:28.46 .net
>>276
なるほど。対象をそこそこ解析している・できる視点やね。
比べると俺の方は教養の低い一般人という感じだろうか。
こういう差は意識しておくべきだな。

獣人の区別とかも考えていくと厄介なんだよね。
自然発生したもの、獣憑き、合成獣、変身と、
見た目以上の要素を考慮しなくちゃならん場合が多いし。
このへんもメインでは使いづらいが、ちょこっと匂わせたりすると
世界の深さを意識させられる文章になるかもしれんなぁ。

280:名無し物書き@推敲中?
11/11/28 18:37:12.55 .net
>>278
なぜ単語一つにこだわるのか。
おそらくその「魔法の材料ございます 」という作品における
ドラゴンの設定とやらと同じ理由だよ。
たった一つの要素を組みこむことにも、
世界を重視する場合は神経を使うものだ。
逆に、一つの単語・事柄にこだわることで、
新たな発見や思いがけない展開につながることもある。
俺としてはネタ集めの一環とも思って考察しているわ。

281:名無し物書き@推敲中?
11/11/28 21:39:58.52 .net
ドラゴンだって
出てくる小説で全部違うだろ
知性の有無から能力も違うし生態も外観も違う
日本の龍も中国のロンも西欧のドラゴンも違う

結局設定にこだわると設定集という辞書が必須になる
無くて住むのは一般的な概念に乗っかったファンタジーのみ
よって現代社会のアレンジや神話モチーフに落ち着いてしまう
もしくは中世のアレンジか
何か元が無いと読者は理解できない、でもファンタジーとしてそれでいいのだろうか
ベルセルクを小説にしたら面白いかどうか、これが心配

282:名無し物書き@推敲中?
11/11/28 23:54:06.56 .net
完全な異世界ファンタジーをやろうとするのなら
まさに辞書級の設定集が必要になるだろう。
ただし、必要とするのは作者だけだ。
初見の読者でも、一つの物語を読み進めるために必要な知識は
その物語中に最低限を示しておくのが作者の責任になる。
この匙加減が実に難しい。読み手にどの程度の予備知識があるのかわからないからな。
それこそエルフがなにかすらわからないかもしれないし、
逆に起源から現在までの変遷も知っているかもしれない。
そのいずれにも作中でのイメージがきちんと伝わる描写を行うため、
どういった言葉の説明が必要かを知るため、
個々の単語の考察というのは有意義なことだと思う。

283:名無し物書き@推敲中?
11/11/29 01:01:33.07 .net
ファンタジーで、マップや図解は
当然ありだよな?

284:252
11/11/29 01:05:33.37 .net
>>278
>なんで単語ひとつにそんなにこだわるんだ?

自分の場合は「人間」との距離というか関係性を決めておきたいから、だな。

森が近くてエルフと親しい国にとっては、森を荒らす獣人やオーガは共通の敵(怪物)だろうし、
鉄鋼業が盛んな国ではドワーフやゴブリンが「友人」で、エルフは森に潜む不気味な存在だろうとか、
他の種族とどういう関係でどういう感情を持ってるかってのを決めておくと、
キャラやストーリーを動かすときに何かと便利なんだよ。

285:名無し物書き@推敲中?
11/11/29 16:31:41.67 .net
亜人という言葉を使わないと書けないなら別だけど
受け取る側によって千変万化する単語は作中の設定でどうにでもなる
そんな言葉にこだわるエネルギーは、キャラクターの魅力に向けるべきだと思う

286:名無し物書き@推敲中?
11/11/29 19:07:49.93 .net
>>283
まあ地図は必然的に使うだろう
設定的には不可欠だともいえる
文章での説明を省略していいわけじゃないし
前提として認められていない場合は提示できないけど

287:名無し物書き@推敲中?
11/11/29 19:14:06.95 .net
>>285
それも考え方の一つではある
必ずしもこうするべき、というほどのこっちゃないよ
造り方は千差万別だからな
ただ、あらかじめ考えを深めておけば
後々のストーリーで矛盾が少なくなることは間違いない
細かい設定の考慮ってものは、それが無意識ではできない奴がやるもんだ
俺はできないからしかたなくやっている
楽しいしなw

288:名無し物書き@推敲中?
11/11/29 21:00:41.82 .net
「人間」ですら設定次第だ

289:名無し物書き@推敲中?
11/11/30 00:26:54.62 .net
主人公補正がひどすぎると萎えるのは俺だけじゃないはず

290:名無し物書き@推敲中?
11/11/30 06:05:14.08 .net
>>285
そのキャラの背景・下地としての「種族」とか「人間や他種族との関係性」ってのも
「キャラクターの魅力」を構成するものの一部だと思うんだがなぁ…

てか、まさか「亜人という単語の意味/使い方」それ自体にこだわってるとでも思ったのか?

291:名無し物書き@推敲中?
11/11/30 19:08:02.74 .net
設定からキャラクターを思いつくこともあるし
人型のスライムが迫害されながらも人間に肩入れする葛藤とか
……妖怪人間かホイミンかw
シリアスに描けば面白くなりそうじゃね?

292:名無し物書き@推敲中?
11/12/01 20:18:21.20 .net
最近おすすめファンタジー
火の国、風の国物語
戦記物が好きならおすすめ

293:名無し物書き@推敲中?
11/12/02 17:44:30.51 .net
魔法の材料ございますと火の国、風の国物語ですね
ライトノベル以外はありませんか?

294:名無し物書き@推敲中?
11/12/19 22:20:55.81 .net
無人島でサバイバル的な話を考えてるんだけど、どういう資料読めば作品にリアリティが出るのか分からない

295:名無し物書き@推敲中?
11/12/19 23:57:21.30 .net
トムソーヤとか?

リアリティっても色々あるだろー。
ほんとにそういうことができる/やったことがある
リアルを投入しても書き方いかんでリアリティ皆無になるし
実践不可能なことが描いてあっても
リアリティを感じさせることができる書き手もいる。

ファンタジーだと現実にできないようなことを
雰囲気やその世界特有ルールで押し切るのが面白いのではなかろうか。

296:名無し物書き@推敲中?
11/12/23 09:59:00.90 .net
小説のリアリティは描写の丁寧さに現れると思う
言い換えれば説得と騙しの技術
例えば、主人公がホットケーキを食うとしよう
卵と小麦粉とベーキングパウダーと砂糖を混ぜ、鉄板で焼き、両面焼いて食った
これでは説明だが、リアルではあってもリアリティは得られないと思う。
卵を割る微妙な力加減、かき回す時の独特の抵抗、
分量を量る手間、ダマになる小麦粉の描写、
熱を帯びていく鉄板、昇る煙、生地を落とした時の音、
薄い部分から生じていく表面の泡、ひっくり返すときの緊張、
成功・失敗による感想、完成した後の匂い・・・
主人公が感じるであろうこれらを描くことで、読み手も同等の
感覚を追体験できる
それこそが文章におけるリアリティの一つではないかな

297:名無し物書き@推敲中?
11/12/23 15:07:33.95 .net
>>296
まあ、主人公の肉体的な感覚を挿し込むってのは重要だが、
そこまでこと細かに書かれると、さすがにくどくて嫌だなw
(実際には、その中から要所要所に差し込む程度だろうけど)

で、無人島でサバイバルとなると、やっぱり飢餓感とか昼夜の気温差とかがメインになるかね?

参考資料というなら、サバイバルのハンドブックとか登山・冒険系のノンフィクションとか?

298:名無し物書き@推敲中?
11/12/23 20:40:41.83 .net
まずノンフィクションがあったらそれを読むべきだね


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