☆一人称でイク?三人称カマす?どっちよ★at BUN
☆一人称でイク?三人称カマす?どっちよ★ - 暇つぶし2ch133:名無し物書き@推敲中?
10/12/08 09:33:45 .net
131ではないが、3人称でも、3人称神視点と3人称一元視点に別れるけど
3人称神視点は古典だけど、3人称一元視点が今時の流行なんじゃね?

外の世界は主人公を追った3人称視点で書いて
主人公の心理なんかは主語を省いて彼女の1人称風にダイレクトに書いたりするみたいな。
焦点を絞ったり広げたりする感じ。

例えば、宮部みゆきの英雄の書ってのもこんな感じだ。ラノベで多いのかも。
3人称と一人称のどっちの良いところも取れるハイブリッドな形式だが
難しいので素人が書くと、視点がオカシイみたいに言われたりする。

134:名無し物書き@推敲中?
10/12/09 08:59:47 .net
なるほど面白い意見だな

135:名無し物書き@推敲中?
10/12/12 15:53:55 .net
>>133
それそれそれだ!カメラが目まぐるしく切り替わるような文章。
読んでいて目まいがしたり迷宮の散歩をしているような作品、誰か書いてね。
船酔い小説。

136:名無し物書き@推敲中?
10/12/13 10:43:12 .net
俺はそういうのかいててそろそろ推敲や修正をするけど
多分他人からの視点の部分は消していくと思う。
別スレで質問もしたんだけどやっぱり唐突に視点変えて読む人を
そこでつっかえさせても良いことないんだよね。応募用小説は。

137:名無し物書き@推敲中?
10/12/14 15:58:47 .net
ゴーストドラムは長老の猫が一人の少女の一生を語る。
おもすれー児童文学。視点がちょこちょこ変わってスリルのある文章だたよ。

138:名無し物書き@推敲中?
10/12/19 00:26:25 .net
URLリンク(cruel.org)
アホはラノベでも読んでろ。もしくはミステリとか。

139:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 04:58:21 .net
章ごとに、一人称の語り手が変わるのはどうなんだろ?

長所とか短所とかも含めて

140:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 09:38:11 .net
もちろん全然ありでしょう。
視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
また、複数の視点が相互補完的な役割を果たせば
いわゆる謎解きのような、読み手を飽きさせない効果も期待できる。
個人的には一人称と三人称が混在するものより好感が持てる。
そうやって相互補完的に描くのはどうも無粋に感じる。

難しいのは文体の変化のつけかたなのかもしれない。
「ぼく」、「おれ」、「わたし」、このくらいなら誰にでもできる。
文体とはすなわち「ものの見方」であり「考え方の筋道」だ。
例えば同じ部屋を見渡したとき、何を、どこから、どんな順番で
どんなふうに捉えていくか、人によってまるで異なる。
自分のなかのバリエーションをいくつか切り出す程度では、
結局のところ自己完結した狭い世界を描くにとどまるだろう。
そこに「まったくの他者」を感じさせるだけの技量がなければならない。

141:名無し物書き@推敲中?
10/12/26 21:31:21 .net
ソフトビニール人形的なラノベとか、桜庭なんちゃらみたいな、低脳が書く三人称は痛い

142:名無し物書き@推敲中?
10/12/30 19:24:54 .net
一人称の最大の欠点って一人称で書かれた作品の殆どが
「つチラシ」で終わっちゃうトコなんだよね。

143:名無し物書き@推敲中?
10/12/30 23:26:46 .net
三人称 神視点の書き方が分かりません。

三人称 神視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
その目には殺意が燃えている。花子を殺した次郎を太郎は許すつもりはない。
同じように殺してやるまでだと、太郎は刀の柄に手をかけた。

三人称 太郎視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
おのれの目は、殺意に光っているかもしれぬと太郎は思う。
花子を殺した次郎を、太郎は許すつもりはない。
同じように殺してやろうと、太郎は刀の柄に手をかけた。

三人称 次郎視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
太郎の目に確かに光った殺意の色を、次郎は確かに見た。
花子を殺した次郎を、太郎が許すはずはなかった。
おまえも同じように殺してやると、太郎の手は刀の柄にかけられた。

一人称 太郎視点
振り返り、次郎の姿をみとめる。
とたん、体を駆け抜けるような熱を感じた。これが、殺意か。
花子を殺した次郎を、おれは決して許しはしない。今こそ、殺してやる。

一人称 次郎視点
太郎は振り返ってぼくを見据えた。
その目に確かに光った殺意を、僕はゆっくりと見つめ返す。
花子を殺したぼくを、太郎が許すはずはないのだ。殺されるかなと、僕は覚悟をした。

144:名無し物書き@推敲中?
10/12/31 03:25:55 .net
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145:名無し物書き@推敲中?
10/12/31 12:30:26 .net
正しいか間違ってるかは知らないが、俺ならこう書くわ。

三人称 神視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
太郎の目は血走り、殺意が燃えている。花子を殺した次郎を許すつもりはない。
同じように殺してやると、太郎は刀の柄に手をかけた。
次郎は死を覚悟した。

三人称 太郎視点
太郎は振り返って次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。
これが殺意か、花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやるぞと
太郎は刀の柄に手をかけた。

三人称 次郎視点
振り返った太郎の血走った目を見た次郎は一瞬で血の気が引いた。
太郎は花子の仇だと言って刀の柄に手を掛けた。
次郎は死を覚悟した。

一人称 太郎視点
振り返り、次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。これが殺意か。
花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやる。
俺は刀の柄に手をかけた。

一人称 次郎視点
振り返った太郎の血走った目を見て、僕は一瞬で血の気が引いた。
太郎は花子の仇だと言って刀の柄に手を掛けた。
僕は死を覚悟した。

146:名無し物書き@推敲中?
11/01/07 12:05:45 .net
選考委員だった人が面白いこと書いてるよっ。

日本ラブストーリー大賞攻略法
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

作者・語り手・主人公、この三者の関係が整理できていない作品は、
たいてい落選します。


147:名無し物書き@推敲中?
11/01/08 06:57:28 .net
>>146
読んできた。
下読みさんの正直な感想ってなかなか知る機会がないから参考になった。
どうもでした。

148:名無し物書き@推敲中?
11/01/08 15:22:34 .net
逆のこといってる作家もいるし、要は中身が面白いかどうかに尽きると思うけどね
視点の出入りだってどうでもいいっていう意見もあるし

149:名無し物書き@推敲中?
11/01/11 14:39:51 .net
三人称太郎視点 
のところを、>>143 >>145 からクローズアップするけど

三人称 太郎視点
太郎は振り返り、次郎を見た。
>おのれの目は、殺意に光っているかもしれぬと太郎は思う。
>花子を殺した次郎を、太郎は許すつもりはない。
●同じように殺してやろうと、太郎は刀の柄に手をかけた。

三人称 太郎視点
太郎は振り返って次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。
これが殺意か、花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやるぞと
●太郎は刀の柄に手をかけた。

>をつけた所に何か不自然さを感じてしまう。描写の問題?

あと、●しるしをつけた所で
太郎は刀の柄に手をかけた。

この辺りからは、一人称っぽくしてはいけないのかな?
もう一度太郎に戻るのかな?

俺は刀の柄に手をかけた。

じゃ駄目なんだろうか? もしくは「俺は」を抜いてみるとか

そうすれば>>140
>視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
>また、複数の視点が相互補完的な役割を果たせば
に適うと思うんだけど、どうなんだろう?

誰か詳しく解説お願いします。

150:名無し物書き@推敲中?
11/01/11 15:43:54 .net
>>149 この辺りからは、一人称っぽくしてはいけないのかな?

自分は許容するが、応募作でやるのは自殺行為じゃないかな。
視点のブレとかなんとか、ゴミ箱直行させてしまう選考に当たる可能性もある。
危険を冒してトリッキーにゆくか、安全策を取るか、あんた次第ではないかと。

151:名無し物書き@推敲中?
11/01/11 16:33:12 .net
>俺は刀の柄に手をかけた。
こうやると完全に一人称になってしまうのではないかね?
視点が乱れてしまう。

>刀の柄に手を掛けた。
これだったら、まぁ、いいんじゃね?

『太郎は』刀の柄に手を掛けた。
『俺は』刀の柄に手を掛けた。
俺はではなく、太郎を抜いて、三人称の主語を抜いたってことで。

でも実際にやるんだったら

>太郎は振り返って次郎を見た途端、全身に血が駆け抜け、熱を感じた。
>これが殺意か、花子を殺したあいつを許すつもりはない、同じように殺してやるぞと
>目をぎらつかせ、刀の柄に手を掛けた。

これだったら太郎の目を見ているのが太郎である訳がないので
三人称の主語を省くなら、その代わりに入れるのに適してるのかも。

絞った焦点を広げて戻す感じ
最後の部分で視点を三人称で安定させて視点が乱れるのを防ぐ、みたいな。
まぁ、俺も初心者なんでよく分からんがw

152:名無し物書き@推敲中?
11/01/11 17:04:27 .net
あぁ、でも三人称 太郎視点なのか……。
じゃ、太郎の目を見ているのが太郎である訳がないので

>目をぎらつかせ、刀の柄に手を掛けた。

これは止めた方がいいのかな?

>刀の柄に手を掛けた。

太郎視点で統一するなら、こうか。

まぁ、でも、同じ三人称なのだし
神視点が混じっても別にいいような気もするし
よく分からん。別の人に聞いてくれ。

153:入れ替わり嬢 ◆DIQ4pKhUAs
11/01/11 17:24:21 .net
面白そうなので乱入。
三人称 神視点
太郎は振り返った。視線の先には次郎が立っていた。
「殺してやる」太郎の血走った目がそう語っていた。花子を殺した次郎を許すつもりなど微塵もないのだ。
花子と同じように、今度は次郎を俺の手で殺してやるのだと刀の柄に手をかける太郎。
次郎は死を覚悟した。

三人称 太郎視点
振り返ると次郎が立っていた。それが何かと理解した瞬間から太郎は怒りを隠そうともしなかった。
花子を殺された当時の記憶が鮮明に太郎の脳裏に蘇り、太郎の表情が石のように堅く不恰好に歪んでいった。
同じように殺してやる。
太郎は刀の柄に手をかけた。

三人称 次郎視点
目の前で太郎が振り返ったとき、次郎は恐れのあまり身動きできなくなった。。
花子の仇だと太郎が叫び、刀の柄に手を掛けるのを見ても次郎の足はいう事を聞かずその場に踏みとどまっていた。
次郎は死を覚悟した。

一人称 太郎視点
振り返ると次郎がそこにいた。まるで俺に殺されるのを待っているかのようにそこに佇んでいた。
花子の仇。どうするかはもうすでに決まっていた。
俺は刀の柄に手をかけた。

一人称 次郎視点
まさか太郎が振り返るなどとは思いもしなかった。
太郎は花子の仇だと叫びながら刀の柄に手を掛け僕に向かってきた。
僕が死を覚悟したのはその美しい日本刀の刃が上段の構えから打ち下ろされる直前だった。空は青く遠くに鳥が飛んでいた。



154:名無し物書き@推敲中?
11/01/11 19:14:50 .net
あまり良い例文じゃないね。

155:名無し物書き@推敲中?
11/01/11 19:16:19 .net
>>149
>をつけた所に何か不自然さを感じてしまう。描写の問題?

不自然さがあるのは「太郎は振り返り、次郎を見た」と言う一歩引いた描写から
いきなり「おのれの目は……」と太郎の心理描写に移っているからかな。

ただ一人称っぽくするなら、>>143 の原文に近い方が良いと思う。原文の心理描
写の前に何かましてみると良いかもしれない。うまく行くかどうか―、ちょっ
とやってみる。

三人称 太郎視点
太郎は振り返った。茫然と立ち尽くす次郎の引き攣った顔が、まるで笑っているようにすら見える。
呆けたような笑い―。怒りが湧きあがり、脳髄が痺れる。
おのれの双眸には、殺意が宿っているだろう。花子を殺した次郎を、許す事など出来るものか。
俺は、刀の柄に手をかけた。

と、ここまで書いて気付いた。動作を自分で語らせるとその後がかなりムリ臭い。
心理描写なら割と簡単に一人称っぽい文章を出し入れ(笑)出来る気がするが―。
正直、この後三人称に戻せそうもない。力量不足も加えて大減点だな、これはw

156:名無し物書き@推敲中?
11/01/12 19:33:12 .net
>>149
主語を飛ばすのは基本的なテクニックじゃないの?
動きの多い話で一々書いてたらものすごく間抜けな文章になっちゃうよ。

太郎は駆け出した。太郎は刀を振りかぶる。次郎も抜刀し、二人の刃が激しくぶつかった。
太郎は衝撃にうめいた。太郎の手にはまだしびれが残っている。
「台詞」太郎は叫んだ。

こんなんやってらんないから

太郎は駆け出した。刀を振りかぶる(略)
太郎は衝撃にうめいた。手にはまだしびれが残っている。
「台詞」叫び語をあげた。

くらいには省略するのが普通じゃないか?

157:名無し物書き@推敲中?
11/01/12 19:41:08 .net
>>149
何か意味を間違えてないか? 俺が何か勘違いしてるのかもしれないが。

>視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。

これを、一つの文章の視点をあえてぼかす事だと勘違いしてない?

一人芝居をイメージすればいい。
「ようアニキ、いい天気ですね」
「おうおめーか。最近どうだ」
「へい、ぼちぼちでさー」
みたいな話を、一人の人間が右にいったり左に行ったりして一人で演じてるイメージ。
これを文章の視点でやれって意味。

だから、「太郎が次郎を殺そうとする場面では、太郎視点で太郎の憎しみを描く」
「切りかかられた次郎視点に移動。次郎がどうして罪を犯し、今どう思っているかを描く」
コレを両方いれるのと片方しか入れないのでは、確実に話の奥行きは変わるよねって話だと思うんだが

コレをスムーズにできないと、いわゆる視点のブレで気持ち悪い文章になる

158:名無し物書き@推敲中?
11/01/12 23:47:16 .net
>>157
149 がどう受け取ったかは置いといて。
一人称っぽくしてより人物に接近する事(という意味合いにおいて)は、良い方向性じゃないか?
まあ3人称で段落も変えず、クッションも置かず行ったり来たりされるとイラっとするが。

いずれにしろ新人が簡単にモノにできるようなもんじゃないね。俺は自重してる。
というか1節1視点に固定してる。固定した上で立体的に表現できる力量身につける方がいいとすら思ってるよ。

159:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 01:29:52 .net
>>157 独り芝居の意味わかりにくいな。太郎と次郎の例文でやってみてくれると分かりやすいかも。たのむ。


160:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 16:34:06 .net
私は初めて文芸スレに徘徊した本当の素人ですが、一人称って一人で書いた小説。
三人称って3人で書いた小説という事なのでしょうか?
友達若しくは恋人と2人で書き合う2人称小説って駄目なのでしょうか?
1人で書く小説というのは普通に分かりますが、どうして、2人ではなくて、3人で書く人が多いのでしょうか?
2人で書いて、コンクールに送っても、つまらないと思われる?のでしょうか??
知人と2人で勝手に書き合って2人称小説を試してみようとは思いますが、お互い、ありきたりのものしか書けないので、読み手には、恐らく私らの作品の刺激はないかと・・・。でも実験小説としてやってみます。

161:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 16:54:26 .net
コピペか

162:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 17:08:22 .net
>>160
マジレスだと思って書きます。

一人称と三人称はwikiで調べればわかるよ。


163:入れ替わり嬢
11/01/13 17:58:27 .net
>>154 確かに例文として相応しくなかった。再チャレンジ。
三人称ダイアナ・パーマー風神視点。
不穏な気配を感じ取り、その時キングはゆっくりと振り返った。その気配こそ木立の脇に隠れ身を潜めていた次郎が、
恐怖のあまり鼻孔をふくらませた微かな動きに他ならなかったのだが当の次郎自身はそれに気づいていない。
ゆっくりとキングの顔が自分に向かってくる動きを見つめながら、次郎は内心恐れおののいていた。まさかキングが
振り返るなどとは思いもしなかったのだ。目の前でキングが振り返りおえたとき、次郎は驚きのあまり身動きできな
くなった。「殺してやる」キングの血走った目がそう語っているように次郎には見えた。
二人の視線が合う。キングの視線の先には次郎が立っていた。それが何者であるか理解した瞬間、キングは怒りを爆
発させた。愛するティファニーを殺された当時の記憶が鮮明にキングの脳裏に蘇り、キングの表情が無意識に堅く不
恰好に歪んでいった。
見つめられた次郎の顔に、なにやら諦めに似た表情が現れた。その時にはもう次郎は死を覚悟していた。死を覚悟し
た諦めの表情。
まるで俺に殺されるのを待っているようではないか。キングはそう思った。ティファニーの仇なのだ。どうするかは
もうすでに決まっていた。ティファニーを殺した次郎を許すつもりなど微塵もない。同じように殺してやる。ティフ
ァニーと同じように。今度は俺の手でこいつを殺してやるのだ。刀の柄に手をかけるキング。いつしかキングの顔に
はあやしい喜びの笑みが浮かんでいた。
「ティファニーのカタキー!」海沿いの中山道にキングの叫びが響いた。
次郎の目に刀の柄に手を掛けるキングの姿が映った。次郎の足は大地に根が生えたように動かなかった。刀を手にし
たキングが迫り来る。
次郎が自分の死を実感したのは、その美しい日本刀の刃が上段の構えから打ち下ろされる直前だった。目の前にキン
グの顔が迫り、その向こうに空が青く広がり、遠くに雲雀が飛んでいた。

164:入れ替わり嬢
11/01/13 18:01:17 .net
>>154 確かに例文として相応しくなかった。再チャレンジ。
三人称ダイアナ・パーマー風神視点。
不穏な気配を感じ取り、その時キングはゆっくりと振り返った。その気配こそ木立の脇に隠れ身を潜めていた次郎が、
恐怖のあまり鼻孔をふくらませた微かな動きに他ならなかったのだが当の次郎自身はそれに気づいていない。
ゆっくりとキングの顔が自分に向かってくる動きを見つめながら、次郎は内心恐れおののいていた。まさかキングが
振り返るなどとは思いもしなかったのだ。目の前でキングが振り返りおえたとき、次郎は驚きのあまり身動きできな
くなった。「殺してやる」キングの血走った目がそう語っているように次郎には見えた。
二人の視線が合う。キングの視線の先には次郎が立っていた。それが何者であるか理解した瞬間、キングは怒りを爆
発させた。愛するティファニーを殺された当時の記憶が鮮明にキングの脳裏に蘇り、キングの表情が無意識に堅く不
恰好に歪んでいった。
見つめられた次郎の顔に、なにやら諦めに似た表情が現れた。その時にはもう次郎は死を覚悟していた。死を覚悟し
た諦めの表情。
まるで俺に殺されるのを待っているようではないか。キングはそう思った。ティファニーの仇なのだ。どうするかは
もうすでに決まっていた。ティファニーを殺した次郎を許すつもりなど微塵もない。同じように殺してやる。ティフ
ァニーと同じように。今度は俺の手でこいつを殺してやるのだ。刀の柄に手をかけるキング。いつしかキングの顔に
はあやしい喜びの笑みが浮かんでいた。
「ティファニーのカタキー!」海沿いの中山道にキングの叫びが響いた。
次郎の目に刀の柄に手を掛けるキングの姿が映った。次郎の足は大地に根が生えたように動かなかった。刀を手にし
たキングが迫り来る。
次郎が自分の死を実感したのは、その美しい日本刀の刃が上段の構えから打ち下ろされる直前だった。目の前にキン
グの顔が迫り、その向こうに空が青く広がり、遠くに雲雀が飛んでいた。

165:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 18:11:06 .net
tesu

166:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 18:13:53 .net
デリヘルならチェンジ対象だぞ。
わざわざフォーカス外してどーすんだ。あったま悪いなぁ。

167:入れ替わり嬢
11/01/13 18:54:14 .net
あダブった。
>>166
いや、わざわざフォーカス外してこそ神視点だろうに。
どう外すかの技術の話で、それは158も言ってる。


168:名無し物書き@推敲中?
11/01/13 20:43:52 .net
>>159
(三人称 太郎視点)
太郎は振り返り、次郎を見た。
沸きあがる怒りと殺意に全身が震える。
花子を殺したこの男を許す事など、決してできる事ではない。
太郎は刀の柄に手をかけた。

(ここで視点チェンジ 三人称 次郎視点)
太郎の目に宿った殺意の光。
その指がゆっくりと鯉口を切り、白刃が露となる。
次郎は唇をぎゅっと結び、高鳴る胸を押さえる。
すべては自業自得なのだ。
甘んじて死を受け入れようではないかと。

あんまりうまい例文じゃないけど、そうだなぁ

この後、観念した様な次郎の態度にいらつく太郎の心情を太郎視点で切りかかるところまで書く。
それが済んだら自分に襲い掛かる太郎の様子を次郎視点で描くみたいに交互にはさんでいくとか。

>視点を増やすことでテーマを立体的に描くことができる。
>また、複数の視点が相互補完的な役割を果たせば

って役割はこういう使い方って事じゃないかと思うんだが

169:名無し物書き@推敲中?
11/01/15 10:47:33 .net
俺は三人称で書いて大失敗したことがある。それで一人称オンリー。それでも知れてるけど。人間が欠陥品なんだろうな…

170:名無し物書き@推敲中?
11/01/19 11:41:37 .net
>>167
あーもう。このバカちんがぁ! 小説の技術の事じゃねぇぇぇwww

キミね。自分の場合で考えた方が良いよ。数学でも英語でも、当然国語でも。
だらだら、だらだらっ。だらだら、だらだらっとながーい例文でな。どこが大事なのか分かりやすい?
なぜここの皆が、短い例文書いてるのか……。大事な部分にフォーカス当てろってことだ。おもしれー程アホだ。

171:名無し物書き@推敲中?
11/01/19 14:28:47 .net
>>169
俺の場合。三人称だと自身の色が濃くなり過ぎる。説教くせぇし最悪w
逆に自分と掛け離れた主人公を一人称で書くと、自身が入り込む余地が無くて良い感じ(らしいw)

172:名無し物書き@推敲中?
11/01/20 14:00:28 .net
もまえらそんなところで悩んでるのか。



173:名無し物書き@推敲中?
11/01/20 17:11:02 .net
小学生に向かってまだ掛け算やってるのか的な発言はやめようぜ。
それより師匠。折角だから色々教えてくれ。

174:名無し物書き@推敲中?
11/01/20 18:06:38 .net
西村賢太が「私小説といいながらも三人称で書かれているが、独特の技法」
って言われてたけどあまりピンとこない。三人称の私小説って珍しいんだっけ。

175:名無し物書き@推敲中?
11/01/21 03:48:08 .net
そういや珍しいかも。
自分の周りで実際に起きた事を書くのが私小説ってことだから、基本的には一人称になるはず。
その作品は未読だけど、おかげでちょっと興味が湧いてしまった。
純文学と私小説にはまるで興味がなかった俺なのにな。
西村氏、確かにデキる男のようだ。

176:名無し物書き@推敲中?
11/01/26 16:35:25 .net
西村氏のが一人称だったら、もっと売れていただろうにと思う。
三人称だと、読みにくい、っていうか憑依感がない。
タイプとしては珍しいが。

177:名無し物書き@推敲中?
11/01/26 16:57:57 .net
私小説を三人称にするとかなりぶち壊し。
07.06.2010 · Posted in 思ひ出と言ふネタ, 読書, 雑
 ふと、「私小説ととして書かれたものを、無理矢理三人称に『翻訳』して
みたらどうだろう」と脈絡なく思いついた。

ちょっとやってみる。
今回は判りやすいところで太宰治「人間失格」第一の手記のでだしを「翻訳」してみる。

第一の手記

 彼は恥の多い生涯を送って来たようです。
 彼には、人間の生活というものに、見当がつけられないようです。彼は東
北の田舎に生まれたので、汽車をはじめて見たのは、よほど大きくなってか
らだったようです。彼は停車場のブリッジを、上って、降りて、そうしてそ
れが線路をまたぎ越える為に造られたものだという事には全然気づかず、た
だそれは停車場の構内を外国の遊技場みたいに、複雑に楽しく、ハイカラに
するためにのみ、設備せられてあるものばかりだと思っているようでした。し
かも、彼はかなり永い間そう思っていたようです。ブリッジに上ったり降りたりは、彼にはむしろ、ずいぶん垢抜けのした遊戯で、それ
は鉄道のサーヴィスの中でも、最も気のきいたサーヴィスの一つだと思っ

ていたようですが、のちにそれはただ旅客が線路をまたぎ越えるための頗る
実利的な階段に過ぎないのを発見して、にわかに興が覚めたようです


178:名無し物書き@推敲中?
11/01/26 21:50:20 .net
>>177
どうせふざけるなら、もうちょいセンス見せろって感じだなあ。
そもそも「ようです」は因数分解の要領で括弧の外に出せる。
最初のひとつで十分だ。
いくら三人称でもすべての文末に必要なわけじゃない。
どこかで「彼」の心理描写を一人称で挿入するやり方もあるだろう。

たとえば、一人称の小説でも、他人から聞いた長ったらしい話を
順を追って説明していくなんてケースもあるよな。
そのときは一時的に三人称的な描写になるわけだ。
~という、~らしい、~ようだ、全部に必要あるか?

179:名無し物書き@推敲中?
11/01/27 07:26:48 .net
>>177
彼だけだったら2人称じゃねえか

センスねえな

180:名無し物書き@推敲中?
11/01/27 18:07:51 .net
>>179
三人称ではないだろうか。

181:名無し物書き@推敲中?
11/02/01 15:41:12 .net
彼だけ、だったら二人称だと思われるが、
二人称の小説って無理があるから、まずないのだよね。
作者名失念したが「手紙」という題の作品は二人称ではなかったろうか。

ちなみに太宰の二人称なおしは、
作家志望としては残念なレベルに思われる。
試験的に二人称ってこんなかんじ?という例題提起なら、そうだとは思う。

182:名無し物書き@推敲中?
11/02/01 21:37:20 .net
>>179>>181
いや、彼だけでも三人称だろ
彼を英語に置き換えて考えてもわかるだろうけど
どう考えても三人称じゃん

「あなた」とか「君」とか読者に語りかけるような書き方の小説が二人称小説だよ

183:名無し物書き@推敲中?
11/02/01 22:04:57 .net
>>181
>>177さんのコピペは、一人称と三人称の効果の違いを端的に示したものだよ。
いい試みだったと思う。
あと、正しい意味での二人称小説というのもちゃんと存在するよ。
かなり数は少ないけど。

184:名無し物書き@推敲中?
11/02/02 19:04:38 .net
得意な方で勝負すればいいのでは。

185:名無し物書き@推敲中?
11/02/11 16:03:54 .net
一人称の場合はなにがあっても一人称でないとダメと思われ
三人称の場合は章が変われば視点も変わってもなにも問題ないと思われ
>>168みたいないきなりの視点チェンジは実績のある作家ならそういう文体だと理解されるが、素人がやると「なにこいつ視点のルールもしらねーのwwバカじゃねーのww」と、思われそう

186:名無し物書き@推敲中?
11/02/11 23:54:09 .net
URLリンク(homepage2.nifty.com)

187:名無し物書き@推敲中?
11/02/16 23:41:56 .net
t

188:名無し物書き@推敲中?
11/02/23 19:58:22.19 .net
小説を一枚の絵のように構成する。
 そんな前衛的な試みを、明治時代に夢想した作家がいた。彼にとっては、は
じめから終わりに向かって読まなければならないという小説のルール自体が

屈だったのかもしれない。描き込まれた絵を観賞するように、どこから、ど
んな風に読み始めても、読者にある種の美しさを与える小説―それが、彼
が夢想した理想の小説だ。

 慶応3年、江戸牛込の生まれ。長じて東京帝国大学に入学し、英文学を専攻する。卒業後は中学校の英語教師や英国留学の経験を経て、明治38年に『吾輩は猫である』を発表、小説家として出発する。文豪、夏目漱石の誕生である。

 いまでは千円札の顔となり、日本を代表する作家として名前が通っている
漱石だが、デビューした当初は、文壇からはむしろ異端作家として認識され
ていた。初期の前衛
的、実験的な作風は、当時の文壇の常識では、十全に理解され
るものではなかったのだ。
 とりわけ、小説を一枚の絵ように構成するという構想のもとで書かれた『
草枕』は、漱石自身、それが普通の小説とは受け取られないことを自覚して
いたふしがある。

 デビューの翌年に発表されたこの長編の特徴は、話の筋が意図的に排さ
れていることだ。主人公、画工の目を通した物語は、なんらかの
ストーリーを形作ろうとする
寸前で唐突にうち切られてしまう。まるで読者の興味をはぐらかすような
構成だが、その裏側には、漱石が夢見た理想の小説の姿が秘められている
ことを見逃してはならない。



189:名無し物書き@推敲中?
11/02/24 00:39:11.71 .net
なるほど一人称のほうが優秀だと。

190:名無し物書き@推敲中?
11/02/24 09:39:24.90 .net
俺が書きたい心情をキャラに乗せる。
そんな事を思っていた俺は小説を書くなら絶対一人称だと決めていた
ところがいざ書くとなると三人称のほうが書き安いことに気づいた
多分一人称の小説自体あんまり読んでないから経験不足からきた違和感だと思うけど、なんか萎えるわ
一人称で書きたいわー

191:名無し物書き@推敲中?
11/02/24 18:12:00.36 .net
二人称で書く猛者はおかぬか?

192:名無し物書き@推敲中?
11/02/24 20:42:13.44 .net
ここ数年か、一人称でばかり書いてる、自分のことを書いてるので、
必然的にそうなるのだが、一人称が楽だ。

193:名無し物書き@推敲中?
11/02/24 21:34:05.19 .net
>>190
一人称難しくない?特に自分の心情を書くときに無駄に描写しすぎ癖があるのと
心情を周りや物で暗喩するのをしていいかで迷ってしまう
やっぱ三人称で描くのが慣れてると地文が装飾的になりすぎて一人称にあわなくなるんだよなあ

194:名無し物書き@推敲中?
11/02/24 22:53:36.01 .net
西村けんたは一人称だとあまりに自分の闇をみつめすぎてつらいだとよ。梶井基次郎よりは劣るな。

195:名無し物書き@推敲中?
11/02/25 13:52:16.99 .net
よく見かけるのが、METAタグなど全く入っていないサイトです。 とて
も立派なサイトなのにもったいないと思います。ホームページ作成業者がMETAタグ(メタタグ)の事を知らないといった事もあるようです。 どんなにデザインが良くても
誰にも見てもらえないのでは意味がありません。 
また、初心者の方は「メタタグって難しいそう」と思っていらっしゃるようです。
METAタグは、アクセスアップには大事な役割をしているのです。まだでしたら以下を参考にして作成してください!
★キーワードを入れる
(キーワードが記述されていないサイトは検索にかかりずらいです)
★イメージにはalt属性をつける
(マウスがLINKテキストの上に行ったとき、説明文が出る方法。代替テキストともいう)これは、画像文字は検索エンジンには認識されないからです。
★フレーム分けでのサイト構成は極力避ける
(フレームで分けると、ロボットがうまく情報を得られない場合があるからです)フレームで分けている場合、METAタグ等のキーワード挿入は、必ずindex.htmlページに挿入するようにします。
★<title>タグには適切なサイトタイトルをつける
(以下章、タグの説明参照)
★強調したいテキストキーワードは強調タグをつける
文字の大きさや太さを差別化することで、キーワードとして認識しやすくなるからです。
★フラッシュのみのページは極力避ける
ほとんどの検索エンジンでは、Flashのテキストをたどりません。





196:名無し物書き@推敲中?
11/02/26 00:30:54.74 .net
メタ?メタフィクション?

197:名無し物書き@推敲中?
11/02/26 17:42:28.47 .net
>>193
それはあんたの特徴じゃね?
客観視出来るなら適度な調整できそうだが

198:名無し物書き@推敲中?
11/02/26 23:43:12.16 .net
近代は、日記型や書簡型や告白手記体が否定されてたんだが、現代になってまた増えてきた。近代以前への回帰らしいが、まあ人称によっては、客観より主観に命を注ぐひとも今は多いんだろ。

199:名無し物書き@推敲中?
11/03/02 01:10:56.25 .net
一人称は素質だけでもそれなりに書けるよね、三人称は経験も重要だから面倒だわ。

200:名無し物書き@推敲中?
11/03/02 18:35:19.76 .net
いたる所で一人称の方が難しいと見るが違うのか?
理由は視点が固定されているからだという話だが。
ちなみに俺はどっちも難しいw

201:名無し物書き@推敲中?
11/03/02 20:17:26.08 .net
はあ?

1人称なんて3人称書けない奴が好んで使うんじゃねーか
どんだけバカなんだよ
かいててわからねーならやめろゴミが

202:名無し物書き@推敲中?
11/03/02 22:21:00.33 .net
>>200
難しいかどうかは書く内容に寄るんじゃね?
三国志を一人称で書き切るのは難しいだろうけど、学園物の一人称なら素人でも簡単だ。

ただ、視点なんて読者にオカシイと感じさせなければいいだけの話で、あまり杓子定規にやらない。
機械のように厳密に出来ない曖昧なところあるし、それより内容で勝負した方がいいかなとも。
後から経験上がれば視点の修正なんて、いつでもいくらでも直せるけど、若いときの感性はそのときだけだ。

203:名無し物書き@推敲中?
11/03/04 00:18:46.31 .net
一人称だと書きやすいけど、一人称書きの角田光代にはかなわないから、三人称で頑張ってます。

204:名無し物書き@推敲中?
11/03/04 13:20:02.47 .net
自分はぶっちゃけ一人称だと恥ずかしくなってきて書けない(^-^)三人称だとすらすら。そういう意味では一人称を書くのはむずいっす!

205:名無し物書き@推敲中?
11/03/04 14:41:30.28 .net
天下のヘンリーミラーは一人称なので一人称がいいな。

206:名無し物書き@推敲中?
11/03/06 07:57:05.56 .net
好きな小説が全部一人称だから一人称で書いてるわ。
世界観に完全に入りきれるのは一人称だけなんだよね。自分の場合。

207:名無し物書き@推敲中?
11/03/06 20:35:23.81 .net
それでいいんだと思うよ。
一人称で書く必然性があれば、それでいいんだ。
三人称で書く必然性があればそうすればいいし。
どっちでもいいんだよ。
人称なんて、所詮面白い小説を書くための手段のひとつでしかないんだから。

208:名無し物書き@推敲中?
11/03/08 17:08:01.56 .net
俺は翻訳文体を読めない。興ざめしてしまう。

209:名無し物書き@推敲中?
11/03/11 10:02:47.26 .net
日記体小説には人称も地の文もないので、書くのはかなり難しい

210:名無し物書き@推敲中?
11/03/11 10:21:13.01 .net
日記体って普通は一人称じゃないの?

211:名無し物書き@推敲中?
11/03/11 12:21:04.41 .net
主人公以外の裏の出来事も書きたいから
三人称にしてます



212:名無し物書き@推敲中?
11/03/11 17:38:55.80 .net
>>210

> 日記体って普通は一人称じゃないの?
普通はね。普通じゃない日記対もあるのさ。ふふふ。

213:名無し物書き@推敲中?
11/03/13 23:35:18.72 .net
トイレにいってうんこしたら紙をいっぱい使ってふけや!さらに手を洗うのもきっちり手のひらも裏も洗えよ。原始人かよ。サラリーマンのトイレの情景みてるとこんなやつばっか。ほんの5、6回でうんこが拭き取れるかよ、不潔野郎。

214:東京電力って
11/03/14 12:00:22.15 .net
会社が理系だから文盲が多いのかな?
情報すらきちんと報告できない。
高い給料与えすぎの文盲企業。

じこけいはつばかり読んでないで、たまには文学などの素養も身につけて上手い文章の書き方、学んでください。バカ理系さん。


215:名無し物書き@推敲中?
11/03/14 12:16:33.22 .net
あのさ

こんなことはじめての経験だし
被害状況がどうなるかわからないので事前に訓練もできないし
停電すると言ったけど、
極限までがんばって停電させないようにしてるんだってことがわからんの?

今必死で、がんばってるのは理系だろうけど、
広報や、しゃべってるお偉いさんは君の大好きな文系だぜ
情報の交錯はむしろ技術を知らない彼らの地点で起こってるんじゃね?

216:名無し物書き@推敲中?
11/03/14 12:23:12.20 .net
技術文書が文学から何か学んで上手な文章を~
なーんてやめて欲しいw

だいぶ良くなったけど、いまでも小難しい文書が多いのに

217:弧高の鬼才
11/03/15 16:28:56.46 .net
めっ! スレ違いでちゅよ! めっ!

218:名無し物書き@推敲中?
11/03/19 20:47:45.68 .net
主人公が出るシーンは一人称で、
主人公がいないシーンは、三人称といった感じで使い分けるのはダメかな

統一した方がいいですか?

219:名無し物書き@推敲中?
11/03/19 21:54:51.57 .net
君の独創性にまかせるよ>>218


220:名無し物書き@推敲中?
11/03/20 03:00:53.92 .net
>>218
馬鹿かよ。統一しないといけないだろ。


221:名無し物書き@推敲中?
11/03/20 08:50:34.15 .net
章で分けたらいいだけ

222:名無し物書き@推敲中?
11/03/21 13:28:57.31 .net
>>221
技術があれば大丈夫だけどな

一般的に、新人賞応募作で人称を変えるやり方は少し危険
応募作では賭けになる
うまく書けたらいいけど、素人が挑戦するにはリスクありすぎ
承知で挑戦するのもいいかもな

223:名無し物書き@推敲中?
11/03/24 21:48:09.92 .net
今回の応募作は割ところころ変えたな。
知人に読んでもらったら違和感ないというから
その辺はおかしくなかったんだろうけど、それ以外がわるかったか。


224:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 21:30:14.40 .net
一人称で書いてるのだが、文中で登場人物に敬称をつけるべきかどうか迷っている。
台詞は敬称つき。「~さん」となっているのだが、文中でつけると~さんだらけになって
うざいので、文中ではつけない方向にしたいのだが、これ、違和感バリバリだよね。

台詞は敬称つきで、文中では敬称なしの前例ってない?

225:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 21:44:19.01 .net
白井は漫画を読み耽っていた。彼は瞬きもまともにせずに一心不乱だ。

違和感はないが

226:名無し物書き@推敲中?
11/03/25 22:26:28.00 .net
いやそこで主人公格の台詞が
「白井さん○○○」となる感じだよ。
例えば

「白井さん」
声をかけると白井は作業中の手を止めて反応した。

とか。

227:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 13:04:17.73 .net
確かに違和感があるね。
口では敬称を付けるけど、内心では尊敬していない、とも勘ぐれてしまう。
ただ、劇中の時間と語り手の現在の時間とに大きな隔たりがある場合は、
必ずしもこの限りではないかと。
その後、出世して白井さんより上の立場になったとか、喧嘩して嫌いになったとか、
そんな場合。

228:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 17:38:48.53 .net
ぐぬぬ・・・やはり違和感はぬぐえぬか・・・

自分が普段一人称神視点というわけのわからないスタイルで日記を書いていたのでその癖が・・・

229:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 17:44:49.61 .net
新たな試みは、巧い人がやれば芸術になるが、
下手な人がやると鬱陶しい。疲れるものは読みたくない。

下手な人は下手なりに普通に書いた方がいい味が出て好感もたれる。
3人称で書けば。

230:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 17:50:48.36 .net
>>224 へ?

地の文に「~さん」をつけるかどうか、て事?

たまにあるよ。ほんわかしてていい。

231:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 19:20:43.35 .net
>>226

「白井さん」
声をかけると、ひょろ長い馬顔の彼は、作業中の手を止めて反応した。

と言った表現方法もある。

232:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 21:07:04.26 .net
>>224
そもそも文中に代名詞を使いすぎなんじゃないかな

233:224
11/03/26 21:34:24.86 .net
>>229
三人称オンリーは無理なんだよ。三人称他人視線の部分と一人称の部分をミックスさせて、読者が神視点になるのを狙ってるから。
例えばあるところで主人公の知らないことが起きて、それを三人称他人視線で書く。そののちにそのエピソードが絡んでくる事象が
主人公視線の文中で発生して、主人公は!?だけど読者はわかっているという寸法。
章によって人称を変えている。

>>231
>>232

ところが作中に登場人物がごろごろ出てくる上に、4人5人が集まってる場面なんかもあるので、
その方法だとわけわからなくなってしまう。



234:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 21:58:17.46 .net
>>233
何人いようが、その瞬間だけ一体一にすれば良い

235:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 22:15:31.51 .net
>233
かなり挑戦的な作品になりそう。

私はいまだ一人称と三人称単一視点(視点変更含む)と神視点しか
書いたことないのでアドバイスできません。
頑張って下さい。


236:名無し物書き@推敲中?
11/03/26 23:12:18.50 .net
やめとけヽ(´ー`)ノ

237:224
11/03/26 23:53:52.70 .net
>>234
それは無茶な・・・・とりあえず敬称を無くすしゃべり方にしてみるか・・・

238:名無し物書き@推敲中?
11/03/27 08:21:27.76 .net
3人称で行けるでしょう。
「私」を「だれ某」にすればすっきりする。
昨今、応募作品の殆どが1人称なので、
純粋な3人称の方が注目されるのでは……。
人の逆を行こう。

それと、自分で話すより、人から話させた方が説得力がでる。
自分で自分を褒めたり、自分で自分を愚痴ったり、って伝えるが難しいんだよね。
読者は個人の自慢話、愚痴なぞ聞きたくないから。
だけど、これらは客観的に描写すればすっきりする。
実は、1人称よりも3人称が物凄く楽なんですよ。



239:名無し物書き@推敲中?
11/03/27 08:33:10.91 .net
>例えばあるところで主人公の知らないことが起きて、それを三人称他人視線で書く。そののちにそのエピソードが絡んでくる事象が
主人公視線の文中で発生して、主人公は!?だけど読者はわかっているという寸法。
章によって人称を変えている。

簡単に思いつける事って既にだれかがやってるものです。過去のものです。
文学界新人賞→直木賞「子育てごっこ」三好京三の作品を読んでみましょう。
当時の話題作です。



240:名無し物書き@推敲中?
11/03/27 11:56:26.75 .net
他にも誰かがやってるよ
つーか、何人かの応募者が必ずやりそう……

241:名無し物書き@推敲中?
11/03/27 12:24:55.31 .net
しかもそういう小手先に逃げた作品ほど物語本編はスッカスカ

242:224
11/03/27 13:38:55.59 .net
いや別に賞ねらってるわけじゃないし、ただの自己満足だからなー。
ストーリー重視だからこの構図にしたわけで・・・
とりあえずアデュー

243:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 13:54:26.30 .net
日本の私小説の歴史は浅い。
殆どが、明治以降に輸入される西欧の私小説の型の模倣なのだが、
真似にもなっていない。近代小説の本質を描ききっていない。
嘘の私小説です。
中途半端な白樺派私小説なんかは西欧からの嘲笑の的だろうね。これは小説なの?といった具合だと思う。

近代小説の本質を捉えられない人間が、下らない私小説作っているんだから笑える。

244:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 14:07:31.49 .net
林芙美子の放浪記には勝てない

245:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 15:28:01.97 .net

生活からにじみ出る文学というものがある。私小説というのがそれだ。私は観念


的な作品や民話・伝承などを再構築した再話文学なども好き


だが、日常生活からどうしようもなく湧き出る文学に好感を持っている。それは、その作品が書かれた時代の生活風景や心象風景といった

ものが、写真の様にパチリと切り取られ、あたかもアルバムに貼られたものでもあるかのように、本

246:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 15:59:52.26 .net
>日本の私小説の歴史は浅い

えーと土佐日記とかあたりが始まりでしょうか?

247:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 16:05:28.42 .net
私小説といえども、日本の場合、どちらかといえば、写生文学となるのだろう
西欧で熟成された本格的な近代小説とは違う。
世界の人達も日本の文学者に本格的な近代文学を期待してはいなかった。

ローカルな日本文化を気休め的に楽しんでいたのだろう。

248:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 16:10:12.10 .net
馬鹿ばっか 海外に私小説なんかないよ
自伝と自分の経験が出てくる小説はあっても

249:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 16:48:31.60 .net
西洋にもゲーテ『若きウェルテルの悩み』、
トルストイ『幼年時代』『少年時代』『青年時代』、
ラディゲ『肉体の悪魔』、
プルースト、アンドレ・ジッド『一粒の麦もし死なずば』、
ヘッセ『車輪の下』、ヘンリー・ミラー、ハンス・カロッサのほぼ全作品など、
がある。

250:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 16:53:28.25 .net
どうして海外に私小説ってないの?

251:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 17:05:45.33 .net
日本の私小説とは違う
という事じゃないの

厳密には、探せば、あるにはあるだろう

252:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 17:06:45.98 .net
てか、249は何なの?

253:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 17:21:55.89 .net
自分の経験を生かした普通の小説
(相手の心理とかも書いてるしね)

254:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 17:29:59.13 .net
浮世絵みたいなもんだろ
外国の影響が皆無なわけではないが手法、題材において日本オリジナルな点が多い
海外に(むりから加えれば)ないわけではない

版画をすべて浮世絵て呼ぶのに抵抗があるように
自伝的作品を私小説って呼んじゃうのはちょっとやっぱ違うと思う

255:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 17:56:39.97 .net
初心者ですが、
日本の私小説のイメージとして
「自然主義文学」真面目なものを書いていてもつまらないので、人間の醜い所を芸術化する
「白樺派文学」理想を求めながら、結果的には落とし所で調和・妥協する
を持っています。
内面的な格闘・克服はこれらでは避けられてきたようですが、
これらの手法は海外からは全く評価されていないのでしょうか?

256:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 18:15:13.09 .net
無頼派なんてものもあったよな。
日本の文芸各社は陰湿な作品を好むのが伝統なんだよ。

257:名無し物書き@推敲中?
11/03/28 22:16:17.47 .net
林芙美子の放浪記には勝てない

258:名無し物書き@推敲中?
11/04/07 12:58:29.94 .net
ラン・アン・ユン
2010年12月30日 … 第一に、もともと小説は、過去に対する回想という形式の枠物語となっているが、彼は 現在形をなるべく使用 …

259:名無し物書き@推敲中?
11/04/08 17:55:42.92 .net
突然ですが、登場人物が一人しか居ない小説はありませんか?
突然ですが、登場人物が一人しか居ない小説はありませんか?


. 違反報告.

難しいご質問ですね~。性質上、短編とか実験性の強い作品が多いと思います。

夢野久作の超短編『ビルヂング』は深夜のビルに一人泊まり込む男
の話、同じく夢野の『縊死体』も、厳
密には違いますが、ある殺人犯一人の超短編です。


「人間が一人しか登場しない」なら
オラフ・ステープルドン『スターメイカー』が確かそうです。

宇宙の意識体に導かれて宇宙の成
り立ちを探る人間の話です。他に、埴谷雄
高の短編『闇のなかの黒い馬』が「主人公の哲学的思索を辿る」作品
として該当するかも知れません。


「全てが一人の人物を不動の中心として展開される」作品でもよければ以下の作品があります。

・丸山健二『千日の瑠璃』知的・身体障害者の少年に連なる森羅万象の物語。
・石川淳『荒魂』神出鬼没のモンスター・佐太の周りでうごめく政財界の腐れ男女。
・サミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』登場人物の全てが待っているゴドーはやって来るのか?




260:名無し物書き@推敲中?
11/04/09 17:25:38.90 .net
ありえねー

261:名無し物書き@推敲中?
11/04/09 22:35:28.25 .net
とりあえず、登場人物がひとりもいない前衛的小説を書くことに決めた。これはだれもやっていない。

262:名無し物書き@推敲中?
11/04/10 00:20:13.83 .net
えーと、ショートショートで
風景描写だけで、最後にちゃんと落ちもあるやつ
読んだことあるよ
落ちとかも忘れたけど

星新一かな? 筒井かな?

263:名無し物書き@推敲中?
11/04/11 11:28:42.85 .net
>>262

じゃあ僕は中編小説でやってみせようじゃないか、ひひひ。

264:名無し物書き@推敲中?
11/04/14 21:00:06.62 .net
ついに渋木二郎が動き出したか。あの陰湿な馬鹿め


265:名無し物書き@推敲中?
11/04/14 21:52:59.17 .net
朝吹さんの、流跡って小説は、変わった一人称でしたね。散文詩的というか自動書記というか。

266:名無し物書き@推敲中?
11/04/16 20:28:42.48 .net

「芝生の復讐」 最初の短篇であり表題作。家族の歴史を語る
エッセー風。芝生の力で予言をしようとした祖
父、そしてジャックとい
う男の悲喜劇が語られる。爆笑できる。梨の木の下に固まってたた
ずむ丸裸のガチョウた
ち、梨の木を灯油で燃
やす男、などブローディガンらしい、オフビートでシュールレアルなアメリカ的幻想光景が印象的な傑作。

267:名無し物書き@推敲中?
11/04/19 18:42:55.09 .net
、「猫の足の裏を瞼にあてる」記述があるのを思い出し、やってみて「な
るほど、冷たくていい気持ちだ、ハハハ」と笑うのであった。そこには狂気
をやっと通り抜けた者だけが知り得る安堵とペーソスがある。さまよえる魂
をこんな物語に作り上げるのは、純文学の仕事である。(余談だが、去年、内
房旅行の際、「N浦」で途中下車してみた。駅近くにやなぎ屋を彷彿させるような古い食堂を発見して悦に入っていると、店のおば
さんが出てきてこちらを怪訝そうに見ていた。そしてその眼差しは物欲し
そうな目つきだった!もしや・・・)


 そして、「猫の足の裏を瞼にあてる」誰かの小説と云うのが梶井基次郎
「檸檬」掲載の短編「愛撫」なのであった。電車の中で「愛撫」中にこの

記述を見た時には、嬉しくて心臓の鼓動が早まった程であった。梶井の作
品自体は、「檸檬」を除いてはそんなに好きではないけれど、この発見で
本代の元は


268:名無し物書き@推敲中?
11/04/26 21:37:16.09 .net
XXやトリップは多幸感が強く感覚が鈍くなりますよね


バツセクは逆で多幸感は少なく感覚が鋭くなります


XXとカクったら良い感じかなってやって見ましたが、最初は良い感じだったが
XXのダルさとバツセクのダルさがダブルで来て、エッチどころじゃ無くなります




269:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 01:59:57.79 .net
川上弘美の傑作、椰子・椰子のような作品は三人称では無理

270:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 12:58:18.12 .net
赤川次郎みたいな翻訳体三人称なんか読んでもなんの快感もないという。

271:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 16:48:34.54 .net
>とりあえず、登場人物がひとりもいない前衛的小説を書くことに決めた。これはだれもやっていない。

0人称小説か……、純文学ですか?
それは、面白い。注目されるだろう。
純文学は殆ど(80%以上はそうだろう)が一人称で飽き飽きしているし。つまらん。




272:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 16:52:56.18 .net
0人称はあり得ないと思うよ。原理的に。

結局、それは3人称小説だよ。
神の視点だから。
誰もやっていないというのは違う。

273:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 16:56:09.64 .net
俗に言われるのは、
一人称小説
二人称小説
三人称小説

他にありますか?

274:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 17:16:14.60 .net
神視点小説とか?

275:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 20:13:16.63 .net
描写を全く抜けば0人称だろう。
誰の目からも見えない事を書けば0人称だよ。

276:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 20:15:24.54 .net
それって、全てを会話で通せ、描写をするな、という事になるんじゃね……。

277:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 20:22:41.56 .net
諏訪哲史の『りすん』だね。
会話のみで小説が成立。語り手による地の文章が全く無しの0人称小説だね。
既にあるから今後誰かがやったとしても前衛にはならないな。

278:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 20:47:55.84 .net
>>277
それ戯曲と何が違うの?

279:名無し物書き@推敲中?
11/04/27 20:57:35.10 .net
同じだろうね。
要するに、0人称小説=戯曲

280:名無し物書き@推敲中?
11/04/28 00:28:50.42 .net
蜜のあはれ か

281:名無し物書き@推敲中?
11/04/28 00:30:26.95 .net
レーゼシナリオという戯曲形式の小説や、手紙やメールだけの小説も、なんだか不思議なもんだな

282:名無し物書き@推敲中?
11/04/28 11:40:49.12 .net
アイヌ語に3.5人称だか4人称だったかなかったっけ?

283:名無し物書き@推敲中?
11/04/29 16:42:25.56 .net
3.5人称だか4人称ってどういう事?

284:名無し物書き@推敲中?
11/04/29 22:33:20.83 .net
URLリンク(www.amazon.co.jp)

285:一人称の勝ち
11/05/02 21:36:31.76 .net
その辛さがわかってもらえない」というような発言を繰り返し、司会の
高橋源一郎から「中原君はほっときましょう」と言われている。2008年、
高橋源一郎の選考により『中原昌也 作業日誌』でBunkamuraドゥマゴ文学賞
受賞。高橋は「おれの基準で、いちばん小説になっていたもの、最高の小
説だったもの、それが、一見、ただの日記にすぎない、聞いたことも見た

こともないCDやDVDの膨大な購入リストとグチと泣き言ばかりの、この中
原昌也の『作業日誌』だった」との選評を行なった[2]。



286:一人称は芸術
11/05/19 01:23:54.69 .net
屋根裏を走り回るネズミは、たいていの場合クマネズミだが


、ドブネズミは地下鉄の線路や地下街の通路に不意に現れ、見る人を驚かすことがある。
野外では、河原の土手や、田畑の土が小高く盛り上がったところの斜面などに、巣穴を掘って生活する。

巣穴は、巣室が1個、トンネルが1本だけの単純なものから、3つの巣室を備え、分岐した複数のトンネルをもつ複雑な

287:名無し物書き@推敲中?
11/05/19 10:06:26.75 .net
URLリンク(www.toshiba.co.jp)

288:一人称は詩的な場合もあり
11/05/19 15:15:20.27 .net
感想『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』
・江國香織『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』集英社文庫 05/04/12  様々な女性の一人称で語られた短編、というより掌編集。小説の言葉という より、詩の言葉で綴られた物語という感じだ。

289:名無し物書き@推敲中?
11/05/19 23:37:14.76 .net
自分は一人称のほうがかきづらい なんかこっぱずかしいのだ

290:名無し物書き@推敲中?
11/05/21 16:55:36.87 .net
新人賞応募作品では「一人称が良くて三人称多視点はよくない」
っていうのは一般的に言われてることなのかい?
それともみんなの経験上、そういうのが予選通らなかったとかかい?

291:名無し物書き@推敲中?
11/05/21 17:16:43.94 .net
一人称はまあいい(ただし、見てないことが書けない)

三人称固定視点(たまに別視点)もまあいい
その代わり、地の文と主人公の視点と混乱が無いようにしないとだめ
賞にもよるが口語口調を地の文に入れると駄目と思われる


ムカついた俺は(1人称なので可)
ムカついた佐藤は(地の文でムカついたはないだろと言われる)

三人称多視点は、群像劇でもないなら、ころころ変えるのが
へたくそと思われる(本人的には考えて狙っていたとしても)

292:名無し物書き@推敲中?
11/05/21 20:18:35.76 .net
地の文が口語体なのはラノベの特徴だよな?

293:名無し物書き@推敲中?
11/05/22 14:12:08.77 .net
もともとは純文学の世界が言文一致をやっていたよ。ラノヘより前に。

294:名無し物書き@推敲中?
11/05/22 14:30:29.41 .net
それって常時主流でないから
ラノベは純文学の新時代を告げてるのか

295:名無し物書き@推敲中?
11/05/22 14:58:22.66 .net
純文学(のホンの一部だけど)ができるだけ口語をやったの対し
ラノベは日常で使わない部分があるラノベ口語だよな

それを日常で使っちゃってる人の例とか2chに書かれたりしてるけど

296:名無し物書き@推敲中?
11/05/22 22:43:54.27 .net
舞城王太郎の一人称が最近つまらない

297:太宰と志賀は天才
11/05/26 17:28:52.40 .net
、太宰治は エッセイのような小説をたくさん書いています。 …
www.bunshun.co.jp/../rectcle.htm
fragments 『真鶴』
志賀の小説には明らかに創作された小説と、そして自身の体験を基にした随筆のような小説があり、後者は特に「心境小説」と言 …
elsur88.blog77.fc2.com/blog-e

298:名無し物書き@推敲中?
11/05/31 15:54:04.33 .net
舞城王太郎の一人称がつまらない

299:名無し物書き@推敲中?
11/06/03 12:02:49.97 .net
5つ星のうち 5.0 小説として読むニーチェ, 2008/4/29
By 河童 "河童のマッグ" (大阪府吹田市) - レビューをすべて見るレビュー対象商品: ツァラトゥストラはこう言った 上
(岩波文庫 青 639-2) (文庫)
色々なレビューがありますがこの視点のレビューが無いので書いてみます。

私が読んだ感想は一言「笑えます」。

超人?よくわかりません。いろいろな言い回し、はっきり言って殆ど真意は

わかりませんでした。
でももしこれを哲学書としてではなく小説として読んでみた場合。面白い、
あるいはなんじゃこりゃという”超人的”な世界の連続です。亜空間とで
もいいましょうか。驚くべき登場人物とまさに頭のネジが取れた主人公と
の軽妙なやり取り。狙ってないのでしょうがちょっとした漫才みたいです。
(ただし突っ込みは居ません。自分で突っ込まないといけませんが)

「女とは妊娠だ」という台詞には笑えました。それに対する老女の回答も絶妙。こんなキャラ他の小説では出会えません。哲学は一寸苦手という人も読んでみても損は無いかな。
ただしある程度活字に慣れておかないとしんどいかもしれませんが…

300:名無し物書き@推敲中?
11/06/03 20:36:48.83 .net
ドストエフスキー的三人称説明文体は、アンドレ・ブルトンが百年も前に否定してるのに、いまだに日本の小説界は古臭い文体で頑張ってるね。

まあどこの国にも、そういう説明文体はあるが。

301:名無し物書き@推敲中?
11/06/03 20:41:15.80 .net
ドストエフスキーは知ってるがアンドレ・ブルトンは知らない

302:名無し物書き@推敲中?
11/06/03 20:48:15.39 .net
ググってみた

>アンドレ・ブルトン
>ちなみに、誕生日については、
>ブルトン自身しばしば2月18日とも公言しているが、
>それは「詩的」な意味でのことで、
>書類などでも2月19日生まれとはっきり記されている。

詩的な意味wwwだって
中二病わろす

自動記述とかやってるし、ドストエフスキーの病的なまでに緻密に描写された
小説にコンプレックスとかあるんじゃね

303:名無し物書き@推敲中?
11/06/05 03:40:47.37 .net
一人称はサルでも書けます。マジで。

304:名無し物書き@推敲中?
11/06/05 21:04:38.97 .net
書けませんよ。
世の中バカばっかりだから、三人称の多いこと多いこと。

三人称なんてただの説明書。

305:名無し物書き@推敲中?
11/06/06 10:39:49.64 .net
一人称、三人称どっちもメリットデメリットあるんだから
内容に寄ってどちらが適切か判断して使い分けるべき
どっちが難しいとか易しいとかない

正直一人称→三人称へはすぐに書き直せるだろ
三人称から一人称はちょい難しいけど

306:名無し物書き@推敲中?
11/06/06 12:24:00.01 .net
一人称だと主人公が居ない場面は書けないからな
物理的に無理

307:名無し物書き@推敲中?
11/06/06 12:26:07.92 .net
伝聞という手法を用いれば不可能ではないけど

まどろっこしい

308:名無し物書き@推敲中?
11/06/06 14:08:32.48 .net
一人称はサルでも書けます。マジで。

309:名無し物書き@推敲中?
11/06/06 14:42:37.46 .net
一人称神視点

310:名無し物書き@推敲中?
11/06/06 19:11:45.61 .net
シェリング

311:名無し物書き@推敲中?
11/06/08 12:48:57.50 .net
一人称は欠陥視点

312:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 00:04:01.51 .net
一人称は書けない むずい

313:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 00:44:39.67 .net
大丈夫。バカでも書けますw一回やってみ。
でも廃れてるよ。糞みたいなラノベでしか今や見かけない>一人称

314:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 22:15:34.45 .net
ラノベは一人称も三人称もひどい

315:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 21:10:29.81 .net
西尾先生の一人称が怖い

316:名無し物書き@推敲中?
11/06/12 10:57:38.72 .net
西尾先生が怖い

317:名無し物書き@推敲中?
11/06/12 11:43:32.59 .net
一般は春樹、ラノベはハルヒで、一人称はお腹いっぱい。

318:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 18:04:53.43 .net
村上ハルヒ

319:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 22:44:07.02 .net
ダヴィンチから2007年くらいに出てる小説の書き方みたいな本読んだけどさ。
編集者のコメントであったよ。1人称は腐るほど送ってくる。3人称は珍しい、って。
結果として発表される小説で、1人称と3人称の割合が仮に同じだとしたら、
1人称の方が競争率高い?
それとも屑みたいな文章が多いから振り落とされてるだけ?

ちなみに私は3人称主人公視点で書いてます。
章によっては一部、主人公が去った後の部屋で、主人公が会話していた相手の視点で
書いてる部分もありますが数行だけ。それとわかるように。

思うんだけど1人称でも3人称でも、ちゃんと書くにはどっちも難しいんじゃない?

320:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 23:11:06.27 .net
つまり、一人称でうまくかくのはたいへんなのだな

321:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 23:17:33.33 .net
一人称は取っ付き易いが奥が深い
三人称は面白く無いのが多い

322:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 10:09:59.48 .net
一人称はサルでも書けます。マジで。

323:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 15:45:27.10 .net
それはないわw

324:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 16:50:02.87 .net
小学生の日記も一人称だなあ

325:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 17:03:40.64 .net
それで思い出した。

今の小学生は三人称で日記書かせるぞ

 5年3組 後藤雄太
雄太が朝おきて朝顔に水をやりに行くと花が咲いてるのに気づきました
「朝顔が咲いてる」雄太はお母さんに言いました

みたいなやつ

あと、なりきり作文とか言って
他人の目線の1人称で書かせたりとかもやる

 5年3組 後藤雄太
 朝に雄太君が僕に水をかけてくれました
「朝顔がやっと咲いたよ」と雄太君が雄太君のお母さんに言ってました

みたいなやつ
ここで、『朝起きたばかりの雄太君は』って書くと
『朝顔は外にあるなら雄太君が起きたばかりってわからないはずです』
って教師に赤で書かれる
(つかアサガオなら雄太かどうかもわからんだろwって俺は思った)


ゆとり教育を止めるんで、こういうのも始まったらしいけど
何がしたいんだろうな、文科省はw

326:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 17:56:05.18 .net
下手な奴が一人称で書いているのをみると非常にむかつく。
他人のオナニー小説なんぞ誰だって読みたくない。
初心者は一人称は止しなさい。
三人称で客観的に書いてくれるなら読んでもいいけど。

327:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 18:00:49.46 .net
結局、自分が出てしまうんだよね、一人称は。
俺の思いを分かってくれ! って感じになるんじゃないの。
初心者がやっちゃうと。
読者はくだをまかれている感じになってしまうからね。


328:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 18:07:55.11 .net
>>325
すげーな、それ。
どんな教育効果を狙ってんのかわからんなあ。

>>326
初心者・ベテランは関係ないんじゃなかろうか。
一人称が良い作品になるかどうかは、生得のセンスのような気がする。

329:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 18:16:45.93 .net
>>328

わからんけどアスペの矯正(あるいは、いぶり出し?)なんじゃね
って旦那が言ってた
あるいはコミュ力の強化とかw

10数年たてば、僕や俺ではじまる1人称しか使えないゆとり世代が年下にも
つかえねーって馬鹿にされるようになるんじゃね

330:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 19:55:46.11 .net
でも新人賞作品、とくに純文学って一人称が異常に多くね?
一人称って競争率激しいよね。

331:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 19:58:45.28 .net
この際、二人称をやってみたらどうだ。
生存競争の激しい一人称と違って、巧く纏まるだけで注目されるのかもよ。

332:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 20:08:10.95 .net
ま、最終選考に上げられるのは、対照的でお互いが別なタイプの作品なんだろうかね?
似たような作品が並んだ時点でどっちかが切られるか……。
と考えるとオーソドックスな一人称の私小説は、物凄く巧くなければ、厳しいかもな。

333:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 20:47:54.94 .net
>>328
共感能力の向上と客観視の向上
ゆとりーとの能力欠如に焦りを覚えたお偉いさんの足掻き

334:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 22:44:41.54 .net
客観的に書かれた文章は体温がないからなあ。おとぎばなしとか絵本の世界だわ。


335:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 22:53:02.09 .net
一人称はダンゴ虫でも書けます。マジで。

336:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 00:35:45.72 .net
どっちかっていうと三人称はあんまり好きじゃない

337:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 01:34:28.74 .net
俺はどっちも好きだな。どちらも大抵入り込める。
ただ超ネガティブ思考はどちらも無理。イラっとして冷める。

338:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 12:36:59.61 .net
宗教的観点から考えると日本人に一人称は合わないな

339:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 15:11:32.84 .net
新鮮な二人称小説をお勧めします。
それほど巧くなくても目立ちます。
2005年小学館の受賞作の選評を見ると、
二人称小説を途中まで読んだ時点で、選考委員は、これに決まりと思ったようです。


340:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 15:23:56.57 .net
一人称小説は応募者の殆どの人が試みるわけだから、
一人称小説が刺激薄くなるのは致し方ない事。

341:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 15:31:59.64 .net
最初に書いたのはやっぱ一人称物だったなぁ。
あまりにスラスラ書けて驚いたもんだw
だがある日、この視点がいかにウソくさいかを悟ってやめた。
だって、目の前の出来事を延々実況してるようなもんだろ?
ありえないよそんなのwww

342:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 16:09:48.51 .net
人生初の小説は三人称。調子こいて500枚書いたが当然ボツった。
二作目の短編は一人称。これは作法きちっと守って地方入選程度だった。
三作目は再度三人称で。現在途中だが入選。―予定(笑)

343:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 17:58:38.07 .net
>>341
嘘を書くしかないんだよ。


344:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 18:06:10.60 .net
>>343
リアリティーがあった方が重みがでるな。
客観的描写をし、風景は細部の細部まで書き込む。
ところで、一人称小説の場合、自分の顔とか髪とか表現するの大変じゃないか?


345:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 18:07:59.40 .net
時には、自分で自分を褒める。


346:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 18:09:56.47 .net
>>344
会話を入れて他人に喋ってもらう。

347:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 18:12:57.92 .net
私は大きな目をしている。
私はなまめかしい唇を動かしている。
別に可笑しくないんじゃない。

348:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 19:04:37.68 .net
純文学系に初投稿するため初一人称に挑戦してみた。かき易かったけど実体験に思われやしないかと気恥ずかしい。

349:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 19:10:18.25 .net
>>347
だから、初心者は一人称は止めなさい、といっただろう。
君の場合は、黙って三人称を書きなさい。
イライラされるだけ。

350:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 19:44:54.39 .net
>>349
実は一人称って難しい、という事をわからないで一人称をやってる人が多いのかもね。

351:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 20:57:47.63 .net
>>345-350 十中八九、三人称でもつまらない。

352:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 21:02:38.34 .net
オマエの人生のようだ

353:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 21:03:30.84 .net
十中八九、お前(ら)よりマシ。

354:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 21:19:28.51 .net
図星で顔真っ赤。涙拭け。

355:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 22:16:30.15 .net
↑自分の事か?w 俺は潤ってるぞ。小説も多分余裕w

356:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 23:38:29.65 .net
二人称ってホラー向きじゃないかな?
・・・と思って、6000字ほどのショートストーリーを書いてみた。

やべぇ。これを序章にして、本編を一人称にして長編にしよう。

って思った。
ともあれ、視点を変えて書くのって面白いね。
深夜に書いてたんだけど、背筋が寒くて仕方がなかった。
ちょっとした灯りのゆらぎが気になって、びくっ!、てなったし。
二人称やべーわ。

357:名無し物書き@推敲中?
11/06/17 03:22:06.49 .net
二人称はハマるとキマるが……。技巧に走ると溺れるぞ

358:名無し物書き@推敲中?
11/06/20 11:15:00.18 .net
一人称でイク?三人称カマす?二人称ハメる?

359:名無し物書き@推敲中?
11/06/23 20:23:58.50 .net
>>356
「ぼっけえ、きょうてえ」は二人称だったっけ
二人称のホラー書くのなら参考になるかもよ

360:名無し物書き@推敲中?
11/06/27 21:31:42.31 .net
一人称で書くと
こねくり回せばこねくり回すほど、性格が自分に似てきてしまう……勘弁してくれorz

361:名無し物書き@推敲中?
11/06/27 21:58:32.00 .net
それが一人称の売りなんだが。それが恥ずかしい奴は三人称でも書いておれ

362:名無し物書き@推敲中?
11/06/27 22:12:19.65 .net
恥ずかしいんは人称あまり関係ないかな。
外部設定違うのに 主人公の性格みんなにたりよったりじゃつまらなくね?
内気で鋭利なキャラのはずが、隙あらばずっこけてみせる。。

363:名無し物書き@推敲中?
11/07/14 18:19:12.79 .net
人称は作品の形式に合わせてやりやすいのを選んでるけど、
ミステリだけはワトスン役の一人称にこだわって三人称書いたことないな。

364:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 00:26:11.18 .net
結局わからんのだけど、純文系新人賞応募作は下手なことしない方がいい。
こういうことから三人称より今時の一般的な一人称がいいってこと?
視点も一人のほうがいいのかな。例えば男が一章で「ぼくは~」だとしたら
女が二章目で「私は~」とか。そういう切り替えのあるものも、下手なことのうちに入るのかな。

365:名無し物書き@推敲中?
11/07/30 14:57:55.94 .net
一人称だと小説に広がりがでないぞ。
こじんまりとしたものになる。

迫力とステレオ観を出すのなら、どうしても三人称を使わなくてはいけない。

366:名無し物書き@推敲中?
11/07/30 15:31:32.66 .net
一人称はセミの幼虫でも書けます。マジで。

367:名無し物書き@推敲中?
11/07/30 18:18:50.50 .net
主人公の見えない所も不自由なしに書ける点では三人称の方が楽だろうね。
一人称だとどうしても周りの描写がこじんまりとしたものになる。
小さな小説で満足している分にはいいけど。


368:名無し物書き@推敲中?
11/07/30 18:43:45.27 .net
三人称のタンパクな小説には興味がない

369:名無し物書き@推敲中?
11/07/30 18:49:01.21 .net
三人称でも主人公の内面には多く入れるさ。
淡白にはならないよ。

370: ◆YJDrfFijcQ
11/07/30 19:15:49.33 .net


371:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 15:29:15.34 .net
>>369
そこなんだけどね、
主人公を始め登場人物の心理描写についてだけれど、
「神(作者)視点」でも出来るものなのか、
「三人称単一視点」でしか出来ないものなのかどっちなんだろう、と悩んだことがある。

「神視点」ならば、全て把握しているものだから、
各人物の心理描写がなされてもおかしくはない、と思うけれど、
「三人称は心理描写をしてはならない」っていうような意見を言う人もあったりして、
結構悩んだw

この心理描写も含め、三人称の視点の問題っていろいろ考えてて思ったけど、
結局のところ、

・読者を混乱させない。
・物語上必要なものである。

この条件を満たしているのならば、視点の切り替えって許されると思うんだけどね。
なんていうか、これって映画でいうところの、「カメラワーク」「見せ方」の問題で、
「三人称単一視点だから、クローズアップした人物視点から以外のものは何も書きません」
というのは確かに正しいのだけど、
所々で「カメラ」を引いてみせたりすることで「見せ方」に幅を持たせることができるのが、
三人称の便利なところなのに、
「三人称単一だから視点を動かしてはならない」とがっちがちにしちゃうと、
一人称とかわらない気がする。

ただ、こういう視点の切り替えって、失敗すると「何書いてんだこれ?」ってなるから、
少しでも読みやすい作品にすることができるようにする為に、
「視点は固定する方がいい」「視点を変えるなら章(段落)ごとで」
というアドバイスがあるんだろうね。

ラノベなんかで特にこの視点の「固定」に固執する人が多いように思う。

372:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 16:46:00.93 .net
三人称は、主人公の見えない所も書ける。
一人称は、主人公の見えない所は書けない。
どっちの小説の方が広がりが出せるか明らかだけどね。

373:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 16:49:44.75 .net
一人称で自分の事褒めたりは思うように出来ない。
客観的描写には限界がある。

374:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:16:33.27 .net
日本の私小説の代表と思われがちな『蒲団』だけど、
これ、実は三人称小説になっていて、周りの風景で主人公
の見えない所までも事細かく描いている。
そのせいか、主人公の心理が鮮やかに浮き上がった。
客観的描写が見事で景色に広がりが出た。

375:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:19:50.37 .net
三人称でも主人公の内面には入れるんだよね。
別にわざわざ不自由な一人称にしなくても良いと思うんだけど。

376:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:23:24.38 .net
三人称は書ける範囲が無限だし、何でもできるんだけど、
それだけ自由度が高い分、作者がきっちりコントロール出来ないと、
何を書いているのかわからなくなって、読者が混乱してしまう危険がある

視点移動については、
物語を盛り上げる演出技術の一つだから、使いこなせるほうがいいと思うけど、
慣れるまでが難しいのも事実だね

視点移動が効果的に使われている典型は官能小説で、
作者の側としても他のジャンルに比べると、結構簡単に視点移動が使えるよね
これは小説がエロ目的であるだけに、多少その視点移動が下手でも、
抜ければいいってごまかせちゃうせいでもあるんだけど、、
逆に言えば、視点移動をスムーズかつ効果的に出来ると、
より完成度の高い作品を作ることも可能なわけで、
視点移動というものについて、実践的に学ぶことができる貴重な場

以前これと類似したスレで語られてた文句じゃないけど、
「読者を混乱させるような下手くそな視点移動はタブー」なのであって、
視点移動そのものはタブーではないんだよね

要はその使い方の問題だよね

377:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:28:51.65 .net
>>375
三人称でも当然主人公の内面に入れるんだけど、
「小説の書き方」系の本ではこれをタブーとするようなことを書く人間も少なくない

三人称での描写の方法って一人称に比べると幅が広くて、
書き手それぞれのやり方があるだけに、意見がばらばらになるんだと思う

378:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:30:04.31 .net
三人称にて視点移動のある小説、
新人賞ではあまり見受けられないけど、
その分だけ斬新な味が出せるのかも知れない。
実験小説として創作する価値はある。

379:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:31:19.06 .net
>>375
視点が主人公限定、となるだけに、
三人称のように今は誰目線か、何を描写しているのか、を注意しなくていい気楽さはあるよ

三人称はこれをいい加減にすると、めちゃくちゃになる危険がある

380:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:35:17.23 .net
>>378
神の目線のまま、
ある時は主人公、ある時はヒロイン、ある時は敵役の描写をしている場合、
これは視点移動をしていると言うべきなのだろうか

神目線の場合、
スポットが当てられている登場人物については、
単一目線同様の描写が出来(神は全てを把握している・出来る為)、
かつ周囲の描写も出来る強みがあると思うんだけど

381:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:37:17.24 .net
>>378
どっかの小説サイトの掲示板で、
「三人称神目線でしか書かない」
なんていわれてる三島由紀夫でも、
視点移動している例はあるよ

視点移動をタブー視するのはおかしいと思うんだけどね

382:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:38:46.45 .net
純文学系新人賞では、
一人称は既に出尽くしている、
観があるしな。

383:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:41:36.26 .net
視点移動そのものは間違いではないけど、
移動させる必要がある場面ってそんなになくないか?

使うとしたら、官能小説くらいな気がするけどな

384:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:46:10.41 .net
書き方は個人の自由
一人称でも三人称でも、視点移動があろうが無かろうが、
要は読者に最後まで読ませることが出来る小説を書けたらいいのだ

385:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:49:10.94 .net
それが難しいんだw

386:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 17:59:57.73 .net
>>383
既存の純文学系小説ではね。そんなにないよ。
要は、目新しい形式を創って行く事を話している。

387:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 18:07:13.63 .net
三人称視点移動というけど、
「さようなら、ギャングたち」
のような壊れた小説を目指すような場合じゃね?
そうでないのなら一人称が若しくは三人称視点固定がオーソドックスじゃね。
わざわざ視点移動させる必要がある?
その辺は普通に創った方が良い。

388:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 18:14:50.13 .net
「さようなら、ギャングたち」
の他に、
石川達三 蒼氓(太宰治落選時の芥川賞)
小林多喜二 蟹工船
ですばらしい三人称視点移動を見せてくれている。

389:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 18:31:05.27 .net
そもそも視点移動って何よ?
以下の場合は視点移動してると言えるのかな?

***

もう隠しと推す事は出来ない、
そう思った太郎は、意を決して、二郎に詫びることにした。
「悪かった二郎……」
次の瞬間、太郎は二郎に思い切り頬を殴り飛ばされた。
その衝撃で太郎は床に転がったが、すぐに起き上がった彼はその場で土下座して、
ただただひたすらに二郎に謝り続けるだけだった。

この突然の出来事に、教室内の空気は一瞬で凍りつき、
花子をはじめ誰もがその場で動きを止め、口を開く事は出来なかった。
二郎の今まで見せた事もないその憤怒の形相に誰もが恐れ慄いたからだ。

***

上手い例文じゃないけど、
こういう場合はどうなんだろう
これは視点移動してるというのかね

390:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:03:19.39 .net
花子をはじめ誰もがその場で動きを止め、口を開く事は出来なかった。

誰もが恐れ慄いたからだ


これらが太郎の目から見た心理なら移転移動していない。
太郎の目ではなく、他の誰かの目から見た心理なら視点移動している。
前後の文を読まなければわからんが、俺は、太郎の目から見たもので視点移動していないと思う。

391:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:14:27.01 .net
>>390
厳格な適用かもしれないけれど、
殴り飛ばされて、そのあとすぐ土下座してるのだから、
太郎に周囲の状況は見えるはずないんだよね

だから、ここについては「太郎視点」ではなく、、
「神視点」に移動してるのかな、と思う

問題は、こういう「移動」すらも、
三人称単視点で固定させないといけない、と禁じてしまうと、
三人称で書く意味はない気がするのよね

少なくともこの程度の「移動」で、壊れた小説になる事はないでしょ

392:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:20:04.92 .net
もしくは逆の発想で、
「すべて神視線で書いています。
ですから、冒頭はここでは太郎の心境を書き、
花子以下の下りは周囲の状況を描写する為に記しましたが、、
全ては神視線で描かれているので、本質的な視点移動はありません」
という事も出来る…のかな?

結局個人個人の解釈、使い方になるのかなあ
で、それが受け入れられるかどうか…が問題な気がする

393:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:22:17.27 .net
まあ、
こういう「移動」すらも、
三人称単視点で固定させないといけない、と禁じてしまうと、

この突然の出来事に、教室内の空気は一瞬で凍りつき、
花子をはじめ誰もがその場で動きを止め、口を開く事は出来なかった。
二郎の今まで見せた事もないその憤怒の形相に誰もが恐れ慄いたからだ。

これらの文が書けなくなってしまう。
場面の広がりが失せてしまって、状況が全くこじんまりしてしまう。
迫力が出ない。


394:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:30:46.58 .net
そこまで禁じたら一人称とかわらなくなって、
三人称で執筆するメリットがないわな

395:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:41:09.80 .net
だから視点移動が悪いんじゃなくて、
移動のさせ方が問題なんだって

>>389のケースだと、別に読者が混乱する事もないし、
周囲の描写があることで、場面に広がりを持たせることが出来てる

これまで禁じるのなら、一人称で書く方がいい

396:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:47:11.44 .net
>>387
読者を混乱させず、効果的に使えるかどうかだな
もし不安があるのなら止めておく方が無難だろう

397:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 19:51:09.01 .net
最近ラノベとかで一部出てきてるけど、
1章は一人称、2章は三人称、3章は再び一人称、
といった感じで人称の統一がないやつの方が問題だと思う

これをやるなら、
三人称で統一して、
章ごとに一人称的な単一視点の書き方から、
神視点の書き方まで幅広く効果的に使う方がずっと自然か、と

398:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:00:29.79 .net
>>397
人称を混合するのってダメなんじゃないの?
こんなの新人賞なんかはまずダメだろ?

399:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:18:37.69 .net
それでも人称なんて道具なんだから使い方しだいだろ

今思いついたべたな例で言うと

1 主人公目線で始める 普通のなんでもない日常
2 三人称になり事件が起きる、敵目線や見方目線 結局みんなどんどん死んでいく
  主人公も死ぬ(予感で終わる)
3 全部終わったあと、わき役だった子の一人称になり述懐
 (大人になって子供に話すとか、写真見ながらとか)
  みたいな感じでエピローグ

うまくやれば効果上げそうじゃね

400:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:25:52.78 .net
>>399
視点はともかく、人称変える必要はないんじゃない?
そのケースだと視点移動で十分対応できる

人称を変えると、
視点移動以上に作品全体の統一感が大きく損なわれるんだよな

401:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:42:24.64 .net
三人称で視点変えても可能だけどさ
最後の一人ぼっち感とか「もう昔の話」感は
1人称の方が強くだせると思うんだ
(「俺は思わない」って言われたら反論無いけどw)

402:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:47:48.44 .net
はっきり言って読者が付いてこれる限りは、何書いても自由なんだけどね
ただ、こういう人称混濁の進め方は、
漫画やアニメとか映画などの影響が強いのかなあ、と思う

例えば三人称の小説でも、
途中でヒロインか誰かの回想があったり、手紙が届くなどして、
ここだけ一人称で描く、そんな方法もあるかとは思うけど、
それ以外での人称の混濁というのはどうかな、って気がする

少なくとも俺は採用できないな

403:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:50:12.13 .net
>>401
>最後の一人ぼっち感とか「もう昔の話」感は
>1人称の方が強くだせると思うんだ

これを人称を変えないで表現して見せるのもテクニックなんじゃないのかな?


404:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 20:59:00.02 .net
いや、それもテクニックだけど
1人称にするのだってテクでしょ

蛇におびえるみたいに人称変更を嫌ったり憎んだり
すること無いと思うんだけど

405:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 21:01:27.76 .net
素朴な疑問なんだけど、
今、そういう人称を変える小説って結構あるものなの?
いい悪いじゃなく単純に、そういうのも増えてきてるのかなって思って

406:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 21:02:36.44 .net
>>404
読者を納得させられるんだったらいいんじゃない?

407:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 21:03:24.11 .net
>>401
そうかなぁ、それは1人称の方が難しいと思うけど……。
寂しさというのは、周りの描写でより浮き上がるものだと思う。
主人公が自分の気持ちを説明しちゃ、駄目だろうね。
主人公を取り巻く周りの描写が、凝っていれば凝っているほど効果が出ると思う。

408:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 21:07:12.09 .net
一人称はどうしても話が薄くなってしまうと思う。
主人公の見えない部分まで思うように描写ができないからだろう。


409:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 21:08:49.42 .net
>>404
古典とか気にしないから昔は多かったんだけど
少し前までは減ってた(っていうか1人称リアリズム純文学では壊滅状態だと思う)
「私は赤面した」すら怒られる。

エンタメでもミステリーなんかは最後に犯人目線の告白とか
それこそ手紙のやり取りとか一部しかなかった

最近小説が漫画化してて
漫画は絵で吹き出しだから「と**が言った」がないから
平気でいろんな人の思考とかも書いちゃう

それでラノベを中心に堤防が崩れつつある感じ

と俺は思う証拠があるわけでも調べたわけでもない

410:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 21:47:40.40 .net
表現というのは無限の可能性があって、何を採用するかは作者の自由
視点移動にしろ、人称の使い分けにしろ

読者に受け入れられたら問題ないし、
拒否されたら諦めるしかない

411:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 22:03:18.20 .net
>>404
このスレの反応くらいで不満漏らしてどうする
書きたいという信念があるならそれに従って書いて堂々と発表して、
読者に信を問えばいいじゃないか

412:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 22:32:01.02 .net
>>411

ちがーだろw もうちょっと上からスレ読んでよ
**はアリかなしかの議論をしてるだけだよ



413:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 22:52:37.01 .net
>>412
否定的な意見が出てきて、これにまともに反論もせず、
>>404のようなレッテル貼りをするようなレスじゃ議論も何もあるまい…

414:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:00:00.13 .net
考えてみたんだけど、
やっぱり人称を変える理由がわからない

これは三人称の視点移動で代用すべきだろ

人称を変えるってのは個人的には、
設計図もないまま、勢いだけで小説を書いた結果、
当初の人称では描ききれない為に、他の人称に切り替えているように見えて、
あまりカッコのいいものには見えないな

作品の統一感が損なわれるリスクが大きい割に、それほどの効果はないと思う

415:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:08:43.89 .net
考えんなよ 感じろよ、
読んだつもりになってさ

効果がないと、思う?
効果を感じられない人には言う事はないよ

例えるなら
モスキート音を出す楽器で演奏した時の効果をしゃべってるのに
40代の人から「効果はないと思う」って言われたら何も言い返せないもん

もうなんていうか
じゃあここでは話し合いの結果「効果がない」で決定しましたで良いよ

416:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:19:14.09 .net
>>415
ここでいくら議論したって答えは出ないよ
「人称転換した作品ってこんなにすごいんだ」
と思わせるような作品でも紹介するか、
それこそ自分で書いて見せてくれよ
どれほどの効果があるものなのか、個人的にはすごく興味がある

100万回の議論よりも優秀作一作読ませる方がはるかに説得力があると思う

417:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:20:59.84 .net
>>415
えらい、人称ごっちゃ混ぜの作品を推すけど、
そういう作品を何か読んだの?
それともこれから書こうとしてるの?

418:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:31:15.56 .net
無駄だよ
いいや、これも三人称でも書けるって言われるだけ

実際に書けるわけだしね
それと数値化してみせれるもんじゃないから
「なるほどこっちの方がいいね」という評価が
返ってくるとは思えない

419:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:41:26.69 .net
要するに自分の意見が絶賛してもらえないから嫌だというわけね
そういう人間は議論に参加する資格はないのでさっさと退場してください

420:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:45:14.62 .net
とりあえず>>399でいうような人称混合はありかなしかというと、俺はなし

三人称なら視点移動で代用できるし、
一人称でも、語り手を変えるか、
思い出話を語るようにして疑似三人称で進めればすむ話

人称という根本を変える理由が、
「ひとりぼっち感は強く出せると思うんだ」
というようなものじゃ何の説得力がない

他の人がどう思っているかは知らないけどね

421:名無し物書き@推敲中?
11/08/05 23:59:00.53 .net
一人称は回虫でも書けます。マジで。

422:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 00:27:56.70 .net
>>399
なんか袋叩きにあってるっぽいけど、
俺なら、この流れで進めるなら、
3の述懐するわき役だった子を語り部にして、
1から物語を語らせるかなあ

そうしたら、過去の思い出で、語り部が知っている範囲の事を書く事が出来るから、
一人称でも三人称っぽく書く事も出来る
(語り部が知っている範囲内に限るけど)

こうすれば、三人称っぽく話が進むところがあっても、
基本一人称だから、何の問題もないよ

423:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 00:39:25.13 .net
>>399
ちなみに何で、あなたの意見が批判されるか、というと、
「誰が何を語るか=人称・視点」
という小説における根本の重要要素がごちゃごちゃになってるため

これは上でも話題になった視点移動について、忌み嫌う人がいる事にも通じるけど、
「そんなことをしたら読者を混乱させる危険がある。スムーズに読み進められない」
これを避けるため、視点移動や人称混合を嫌う意見があるわけ

小説ってのは当然の話だけど、読者あってのもので、
視点や語り手という基本部分がころころ変わって、
必要以上に読みづらく、読者を混乱させてしまうのは、基本的に褒められたものではない

だから、視点移動や人称混合は、読みにくくする可能性があるだけに、
忌み嫌われる、避けられるのよね

とくに、語り手がころころと変わる人称混合は、
一つの小説の中で、複数の小説を書いているようなもので、
余計な混乱を与える可能性が高いから、特に嫌われる

逆に言えば、
「読者を混乱させない」
もしくは、
「わざと視点移動などを駆使して読者を混乱させ、最後に真相を明かして読者を驚かせる」
のならば、視点移動などはあってもいいと思う

けれど、人称の混合は、語り手の混合になってしまうから(一人称で複数の人物が語るなら別)、
>>399のような話だったら、人称混合で変に読者を混乱させるよりも、
語り手を一人に絞り、この人物が過去を振り返る形で進めていく方が、
自然になるし、余計な混乱を与えないでいいと思う

424:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 00:45:14.97 .net
つかお前ら察してやれよ
>>399は一人称と三人称を織り交ぜた小説を書きたいんだよ

それまdねい視点移動あったっていいじゃん、って意見が多かったから、
「人称を織り交ぜてもいいよね」と意見出して、
賛成してもらえると思ってたんだよ

425:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 00:51:45.13 .net
手法的にはアリだろ

426:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 00:55:41.46 .net
なぜダメだと言われてるのか分かってる上で、あえてその手法を取ると言うならアリ
なぜダメと言われているのか理解出来ず、「面白いから」というだけでやるならナシ

427:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 08:55:00.61 .net
二人称にしなよ。
斬新だぜ。
一人称と比べて、応募者あまりいないだろうから引き立つぜ。

428:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 08:56:38.75 .net
いっその事、一人称と二人称を織り交ぜたら。
健闘を祈る。

429:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 10:02:04.12 .net
二人称って実は一人称と変わらないんじゃない。
「あなた」や「君」を頻繁に使うので小説の空気が若干違ってるだろうけど。

430:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 10:07:40.85 .net
二人称って読んでいて気持ち悪くね?
「あなた」って連発されても余計なお世話だよ、って気になるし……。
あなたに俺様の事が分かるのかよ、といいたくならね?

431:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 10:25:14.95 .net
一人称と三人称を織り交ぜた小説としては……
逢坂剛『水中眼鏡の女』
本人がそれを選んだ理由は、現在の時制と思われる<一人称>の話が実は過去の話で
過去の時制と思われる<三人称>の話が実は現在の話、というトリックにしている。
異なる時制がからんだりしないと、人称を変えるのは危険。

二人称の小説としては……
絲山秋子『妻の超然』の中の作家の超然。
「おまえ」で書かれているが、おそらく本人の投影。さらに語り手も本人(当然)。

432:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 14:21:42.96 .net
二人称よりも0人称の方が斬新!
語り手、地の文が全く存在しない。会話のみで小説が成立。
諏訪哲史の『りすん』を参考に

433:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 15:43:04.67 .net
読めれば何でもいい

434:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 11:44:07.74 .net
ラノベだがイリヤの空みたいな三人称に憧れる

435:名無し物書き@推敲中?
11/08/09 02:08:52.07 .net
三人称も一人称も書き手の腕次第。
人称織り交ぜるのだって、それが効果的ならいいと思うけど、
かなり上手くやらないと三人称or一人称だけでいいじゃんなレベルになるだろうね。
俺も人称織り交ぜる作品考えてるけど、まだ書ける自信が全然ない。

436:名無し物書き@推敲中?
11/08/09 16:58:09.61 .net
浅田次郎の「一刀斎夢録」読んで、あまりの面白さにガクブルだったんだけど、
人称の使い方だけがどうもよくわからなかった。三人称と一人称が混在していた。
斉藤一の語り、回想は一人称として、所々でそれ以外の人物の一人称もわずかに入ってくる。
明治の斉藤一は秘密だったから、その人物に関して語る秘密の部分は一人称ということなのか、と思った。

437:名無し物書き@推敲中?
11/10/05 20:18:17.91 .net
三人称が一番読みやすいな

438:名無し物書き@推敲中?
11/10/05 21:12:56.99 .net
三人称以外ぼつ

439:名無し物書き@推敲中?
11/10/05 21:31:53.91 .net
おれは7人称が得意。

440:名無し物書き@推敲中?
11/10/05 21:33:31.92 .net
ぷっw今時七人称とかw

441:名無し物書き@推敲中?
11/10/05 21:35:42.14 .net
それは嘘だよ。
だまされたな?
本当は9人称が得意だ。

442:名無し物書き@推敲中?
11/10/06 00:04:38.89 .net
三人称は解説書みたい。味気ないし、作者の息づかいも感じられない。
まるで脚本みたいに無味乾燥。東野圭吾とか読んでられない。

443:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 11:26:53.92 .net
一人称は着手しやすいが、最後まで視点統一するのは結構難しい

三人称は多視点にすると、読み手が混乱してくるので避けるべき

一人称と三人称の混在は最悪、、、、予選通過ムリ

444:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 11:32:36.76 .net
高校野球?

445:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 11:33:36.57 .net
おっおっお!(`・ω・´)

446:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 11:55:38.96 .net
>>443
個人的な感想と根拠のない断定だねー。
自分の実力がなくて予選通過できなかったのを人称のせいにするとか、
史上最低の雑魚だなー。

447:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 12:40:05.65 .net
  ↑
と、万年一次落ちが言っております

448:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 12:57:34.86 .net
ペニス

449:名無し物書き@推敲中?
11/10/10 19:58:36.37 .net
>446 の池沼厨房は、視点が滅茶苦茶&目クソ鼻クソのワナビーかすwww

450:名無し物書き@推敲中?
11/10/11 21:35:48.69 .net
J=アーチャーの「チェルシーテラスへの道」なんかはメインキャラの一人称と三人称が織り交ぜてあって、しかも敵役の一人称まである
こういう作風なら一・三人称混在も面白いけどなあ

451:名無し物書き@推敲中?
11/10/13 11:17:29.29 .net
人称の混在は遥か昔、「聖エルザ・クルセイダーズ」って
ラノベがやってたな。

主人公の章、ヒロインその1の章、敵幹部Aの章、ラスボスの章、
そしてカメラアイ(三人称)の章と分けて、どんどんバトンタッチ
して物語が進んでた。
これだと、主人公がいない場面は描けないという問題点が解消できるし、
ちょっとしたザッピング気分も味わえる。

例えば、主人公の一人称でヒロインの風呂を覗いた次の章で、
ヒロインの一人称でそのことを恥ずかしがっていたりとか。

452:名無し物書き@推敲中?
11/10/13 16:11:36.95 .net
一人称と三人称混在ならホームズ(長編)もそうかも
ワトソンは常識的思考の語り手で物語の確信には気づかない
気づいているのはホームズだけ(それは読者には明示されない)
で、あとの三人称ですべての謎が明かされる


453:名無し物書き@推敲中?
11/10/28 12:09:20.06 .net
京極堂の西巷説百物語は、一人称の章→三人称の解、の参考になるかも。

454:名無し物書き@推敲中?
11/10/29 23:37:14.47 .net
一人称はウソくさいからダメ

455:名無し物書き@推敲中?
11/11/01 07:00:48.36 .net
小説はウソをそれらしく書くもんだぜ


456:名無し物書き@推敲中?
11/11/01 07:14:41.21 .net
というウソをそれらしく述べております

457:名無し物書き@推敲中?
11/11/05 23:05:49.57 .net
一行小説というのも存在するんだぜ

458:名無し物書き@推敲中?
11/11/14 15:56:49.40 .net
純文やるなら、一人称にならざるを得ないと思うけど……。
又は視点を統一しての三人称とか。
新人賞作品見れば分かる事じゃん。

459:名無し物書き@推敲中?
11/11/25 19:11:14.41 .net
三人称で書きたいけど筆が進むのは一人称なんだよなぁ……

460:名無し物書き@推敲中?
12/01/19 15:37:35.88 .net
私も最初は一人称が得意だったのですが、ある程度書いているうちに三人称を書くこともある程度出来るようになってきました。
 三人称は基本的に物語や登場人物を客観視する「語り手」という人物を創造することが必要になってくるわけです。つまり、物語を筆記して記録する名もない


登場人物を創造するわけです。
 もしくは単純に作者が主人公たちの側で物語を見ているように、物語をつづるような感覚で書いても良いかも知れません。
 ただ、一人称っぽい三人称もありだと思います。
 にゅうさんは一人称が得意ということなので、今まで一人称で書いていた
「私」や「僕」を登場人物の名前に変えるだけで、三人称になります。では
、どこで視点をチェンジさせていくかというと、節や章のように物語の
切れ目……つまり、
キリの良いところで
別の登場人物に変えてしまって、また一人称の
ように書いていくわけです。
 この手法なら、一人称の感覚で三人称を書けますし、登場人物の
視点で物
語世界を見ていることもできます。ただ文体はある程度統一させる必要はあ
りますが。
 自分を客観的に見るために三人称的な一人称もありますし、読者を登場人物に感情移入させるために一人称的な三人称もありますし、それは作者の好みや自分の作品が要求する人称に合わせて書けばよろしいかと



思います。


461:名無し物書き@推敲中?
12/01/21 01:16:03.27 .net
今更な話題ですまないが
一人称と三人称の混合って作品に八日目の蝉が当てはまるかも
名作云々は置いといて話題になったし売れたみたいだけど先日初めて読んだ
基本は全編一人称で進んで行くけど
後半主人公が変わったあと、過去主人公である誘拐犯の供述が明らかに三人称で書かれていた
あれはカットバック的に入ることで効果を生んでいるから成功例と言ってもよいのでは?

462:名無し物書き@推敲中?
12/01/24 13:21:29.24 .net
なるほど八日目の蝉か

463:名無し物書き@推敲中?
12/02/26 22:25:32.27 .net
「懸賞小説神髄」という本を編集しました。
副題は、応募原稿「下読み」のプロが手取り足取り指南する、
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正確にいうと「下読み」はプロじゃなくて副業なんだけど、
あれやこれや、いろんなことを書いてもらったよ。
人称と視点についても、くわしく書いてもらいました。

464:名無し物書き@推敲中?
12/02/26 22:49:10.46 .net
463です。
一人称と三人称の混合って「八日目の蝉」じゃなくて、
「対岸の彼女」では?
「八日目の蝉」は、一人称で前半と後半で視点人物が
変わるんじゃなかったでしたっけ?

465:名無し物書き@推敲中?
12/03/03 20:17:46.22 .net
>>463
あなた齋藤さん?

466:名無し物書き@推敲中?
12/03/20 06:57:09.69 .net
おれは、三人称だが章ごとに固定する人物かえてる。

467:名無し物書き@推敲中?
12/03/21 14:19:58.33 .net
>>457
谷川俊太郎の『詩めくり』ですね。あれは傑作長編小説だわ

468:名無し物書き@推敲中?
12/05/11 14:44:48.12 .net

 URLリンク(www.youtube.com)

469:名無し物書き@推敲中?
12/05/12 19:00:58.04 .net
0人称が新しい
人物なしの斬新な小説!

470:名無し物書き@推敲中?
12/05/12 21:38:54.84 .net
なんとなくぐぐって読んでみた
新しい人称の小説(ショートショート等)を書いてみてください htt.. - 人力検索はてな
URLリンク(q.hatena.ne.jp)


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