10/10/09 14:47:16 .net
>>25
読んでいただき、ありがとうございました。
たとえ御一人でも「傑作」と言っていただいただけでも、感激しています。
ここに公開してよかったと思います。
ネット上に公開された小説は、膨大な数だと思います。
いくらチェックしていたとしても、不可能でしょう。
ということは、編集者、もしくは出版業界のなかで、パクリ元の作品が
知れ渡っていなくては、選考会で受賞したものがパクリだっと発覚する
ことは考えられません。手前味噌ですが、公開した3作は確かに複数の
編集者が読んでいます。印象に残ったはずだと、自負してはいます。
が、先にも言ったように、だから俺の作品だとは申しません。
「運」なんでしょうか。11年間も「運」とやらに見放されていたのでしょうか?
それとも、現行の公募小説賞のシステム自体に問題はないんでしょうか。
有名な書評家が複数の下読みをされていたりすすことが、不思議でなりません。
その方の小説を読む目を問題にしているのではないのです。
同じ人の眼でふるいにかけるのですから、同じような傾向のものしか残らなく
なるのは自明のことです。いや、小説にたいする趣味や志向ではなく
「客観的」に判断している。それができるから書評家なんだ、と反論されることでしょう。
しかし、わたしはその「客観性」とやらを信用できないんです。
小説は、むしろ主観的に判断すべきなんです。魂を揺さ振られるような小説を
選ぶべきなんです。これは、わたしの独断ですが……。
「客観性」とやらで選んだものだから、どれも心に響いてこないんではないでしょうか?
ともあれ、もう一度お礼を述べさせていただきます。
ありがとうございました。