僕が君の文章を評価するat BUN
僕が君の文章を評価する - 暇つぶし2ch150:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 15:21:23 .net
自分の文章のレベルがどのくらいか、自分ではさっぱり分からないんで見ていただきたいです
話は即興のものなんですが、読みやすいか読みにくいか、分かりやすく書けてるか書けてないか、
ぜひともよろしくお願いします

「はい、克之これ」
「ありがとう恭子」
オフシーズンの、ひとけの少ない海の見える公園で、恭子は頼まれていた資料を克之に手渡した。
「ほんと助かったよ。どう? これから少しお茶でも?」
「ええ」
克之と恭子は公園をあとにしようとした。そのとき、克之は何かに気づいた様子で足を止め、海の
ほうを見た。
「どうしたの?」
「誰かが溺れてる!」
「えっ?」
「恭子、ちょっとこれ持ってて」
克之は資料を恭子の手に押し付けると岸辺までいき、コートをすばやく脱いだ。コートが
舞い上がった、とたん、白い飛沫が盛大にあがった。
「克之!!」
恭子は驚いて岸辺まで駆けよると、柵から身を乗り出した。
海に飛び込んだ克之がぐんぐん遠ざかっていく。しばらくたって、暴れる溺者を抱きかかえた克之が、
ゆっくりこちらに戻ってきた。どうやら溺れていたのは猫のようだ。
「そらよっ」
克之は猫を石畳に放り投げた。猫はくるっと回転し着地すると、凄い勢いで走り去っていった。



151:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 15:22:36 .net
「はは……随分かなぐられちまった」
克之は恭子にも手を貸してもらい、公園の上にあがった。克之はしばらく肩で息をしていたが、
笑いながら言った。
「あの猫、風邪ひかなきゃいいけどな」
「猫の心配もいいけど、あなただってずぶ濡れじゃない」
初冬の寒い日だった。克之はくしゃみをすると、やがてガタガタ震えだした。
「たまには寒中水泳もいいかもな」
「もうっ、わたしの家に来て。ここから近いから」
「いいのかい?」
「そのままじゃ凍死しちゃうわよ」
恭子は克之のコートを拾うと、彼の手をひき歩き出した。

恭子の自宅につくと、克之はタオルを貸してもらい玄関で足を拭いた。
「シャワー浴びて身体あたためて。濡れた服は洗って乾燥機にいれるから。すぐ乾くと思うわ」
「ありがとう恭子」
克之はタオルを恭子に渡し、バスルームに入っていった。しばらくして恭子の耳に、彼が
シャワーを浴びる音が聞こえてきた。
恭子の胸にかすかな波立ちが起こった。自宅に克之を入れるのはこれが初めてだった。
恭子は落ち着かなくなり、リモコンをとりテレビをつけた。
やがてバスローブを着た克之が浴室からでてきた。
「ああ、さっぱりした。温まったよ」
「この部屋にも暖房いれたから。そこのソファに座ってて。コーヒー入れてくるわ」
「ああ、すまん、しかし溺れてたの猫だったとはな。てっきり子どもかと思った」
「大きな猫ちゃんだったものね」
恭子はクスっと笑い、キッチンに行った。

152:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 15:23:39 .net
コーヒーを淹れていると、リビングから克之の声が聞こえてきた。
「いいマンションに住んでるなあ恭子。おれのアパートとは大違いだ」
「そ~お? あなたの住んでるアパートってどんな感じなのかしら。見てみたいわ」
 たしか弟さんも一緒なのよね?」
「ああ、これが放蕩癖のある弟でね。いったい誰に似たのやら」
「あなたに似たんじゃないのぉ?」
笑いながら恭子はリビングに戻ると、ふたつのコーヒーカップをテーブルの上に置いた。
恭子もソファに腰掛けカップを手にとった。
克之は眼鏡をはずしていた。眼鏡を掛けていない克之は、ふだん見慣れている彼とは違って見えた。
別の人のようにさえ感じられ、ひどく新鮮な気がした。
恭子はおもっていた。自分は克之を愛している。克之のほうでも自分を……。
一度はっきりそう言われたことがあった。でも、克之ただひとりを愛してるわけじゃない。
だから克之の想いを、完全に受け入れることはできなかった。『あなたの気持ちに、今は応えられない』
そんな曖昧な返事をしたまま、時間だけがいたずらに過ぎていった。
克之はそんな自分に今日まで変わらなく接してくれた……。
「恭子」
想いにふけっていると克之が口を開いた。
「今でもやっぱり、あの時の返事は変わりそうにないかい?」
恭子は一瞬ビクッとした。心を見透かされたような気がして、少しのあいだ口が聞けなかった。
「え、ええ…」
「そうか、すまない。また聞いてしまって……」
「そ、そんな、謝るのはわたしのほう、あんな曖昧な返事をしたままで…」
恭子は克之の顔を見た。克之は優しいまなざしで恭子を見つめていた。

終わりです


153:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 16:41:52 .net
休日はまったりできて幸せ。

>>148
◆◆◆を区切りに入れてたけど、レスの番号変わるからいいやと省いちゃいました。
それに行を開けても、視点移動の意思表示には弱いので特訓しる!!
さんくぅでした!!
石原さん読んでみまする。ボンボン嫌いで食わず嫌いで、皿の端によけてました。
「冒頭の数行からしての、あの強烈な官能的予感」
この評論しびれますなぁ。こんな感想をもらえるようになりたい。
もちろんラノベで!!

>>149
確かに変な感じですね。溢れる思いを止められなかった?
そう、それは文字を介した意思表現では決して伝えられないほどの感情の高まり。
ならば、それを伝えんがための文章が既成の文法などに収まることができようか。
表現である以上、伝わらなきゃいっしょだよね、わっちも精進しまっす。

>>150
文法、作法は指摘できませぬ。ラノな感想でもよければちょっちまっち。
ごはんたべなきゃ、なので。

154:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 17:46:50 .net
>>149
描写や説明が足らない
動画タイプの人なんじゃないかと思うけど、台詞で言わせることに頼りすぎてる
前半は動きのあるシーンだし、いいかと思ってたけど
後半になるとわかり辛さが目立つ
自分は風景描写なんかいちいちねっちり書かなくてもいいと思ってる派だからそっちは構わないけど、
コーヒー以降のくだりはもっとこう心情なり微妙な空気なりを描いていいと思う
ってかそこをちょっと力入れて書かないと、なんのための話だかわからない

>オフシーズンの、ひとけの少ない海の見える公園
公園にオフシーズンってあるのかな
海の見える公園というと自分の中ではお台場横浜だけど、あそこは季節なんてお構いなしだ
寒いからなんとなく人出が少ないイメージがあるかもしれないけど、ならばそう書けばいい

>コートが舞い上がった、とたん、白い飛沫が盛大にあがった。
躍動しすぎてすっ飛ばしすぎ、飛び込んだことは書いてもいいかと思う
白い飛沫じゃあ一瞬なんのことだかわからない、というか下手すると違うものを想像する

>恭子の胸にかすかな波立ちが起こった
波立ち……波立ち?
字面から「波が立っている様子」と解釈はできるけど、それが「起こっている」と書くと動作が二重になる
「胸の中にかすかな波が立った」とか「胸の奥がかすかにざわめいた」とか

155:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 20:13:00 .net
隊員「隊長、わたしはもうダメであります・・・」
隊長「弱気になるな、しっかりしろ!」
隊員「た、隊長・・・」
隊長「な、なんだ!?」
隊員「隊長はわたしのこと、好きでしたか・・・?」
隊長「当たり前だ!」
隊員「だったら最後に・・・キ、キスを・・・」
隊長「それは、ちょっと・・・」

156:( ̄(エ) ̄)
10/10/09 20:23:24 .net
>>150-152
昭和を思わせるクッサいストーリーにはノータッチじゃないとダメなんですねw了解です
全体的にはわかりやすくて、非常に読みやすい文になってて、いいと思います。
これでストーリーが面白ければ、なんか賞とって、将来小学校か中学校の教科書に載ってそうな、
いい意味でも悪い意味でも「無難な」文章なんでないでしょうか。
ストーリーがつまんないと、全く印象に残んない小説になる可能性もあるんで、そこはお気をつけください
細かい部分だけ指摘すると、
・「暴れる溺者」
全体の平易な文体からすると、あまりにごつすぎる表現でないですか(もちろん間違いではないです)。
・女の台詞
最近の若いおんにゃのこはこんな喋り方しないんで注意ね。
まあ創作の世界ではまだ女言葉って死滅してないから、>>150さんが好きなら使ってもいいんですけど
最近の現実世界では女言葉使う人ってそうそう居ないですよねー
・波立ちが起こった
>>154さんも言ってるけど、「波立った」でおk
「白い飛沫」の方は、僕はそんなに気にならなかったけど、まあもっとわかりやすい表現があるかな
「コートをすばやく脱いで、飛び込んだ。
舞い上がったコートを濡らすように、白い飛沫が盛大にあがった。」とか?

157:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 21:13:39 .net
>>150-152
恭子って人、悪女だね。こわいよぅ。克之さんが不憫だ。

>読みやすいか
読みにくくはない。けど、単調。狙ってるならいいと思います。
漢字の開き方は意識してるのかな、意図はよくわかんなかった。

>分かりやすく書けているか
ちょっち、描写や説明が足りない気がします。
状況が後だしな感じかなぁ。例えば「公園」。海浜系な公園みたく砂浜に続いていると思ってたら、実は公園は界面と高低差があった。
そんでもって、柵があった。最初はわかんなかったよぅ。
あと、克之さんメガネかけてたんだ、とか。主線と違うところでひっかかっちゃった。
>>154さんと違って風景気にする方なのでww

「白い飛沫」はあたしも分かりにくかった。
行動と行動、状況説明なんかの間がつまり過ぎてるのかなぁ。間がうまく取れていない感じ?

以下、好みの問題かもですが、気になったところ。
「ひとけの少ない」よりは「ひとけのない」か「ひとがすくない」かなぁ。
ググったら、ひとけのすくないってよくあるみたいなので、個人的好みで。

「公園をあとにしようとした」が気になった。
公園を出てしまった状態で、ようやく「公園をあとにした」な感じだから、
公園を出る前だったら、素直に「公園を出ようとした」の方がしっくりくるかも。

「克之は恭子にも手を」 他に誰に手伝ってもらったんだろう?

>>154さんも言ってるけど、部屋に上がってから、もう少し男女の機微がみたいかなぁ。
三人称なので、人の動きや感情をそのまま書くんじゃなくて、行動や情景描写でそわそわ感とか匂わせてもらえると好きです。

158:( ̄(エ) ̄)
10/10/09 21:59:36 .net
風呂クマ

後、>>150さんに。
ここのほかに「ワイが文章をちょっと詳しく評価する!」っていうスレがあるんで、
そっちの方が、文が読みやすいか読みづらいかっていう評価には適してるかも
試しに投稿したら、僕は40点台でしたがw
そんなのが人の文をとやかく言ってええんやろかというツッコミは無視します

159:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 22:11:52 .net
>文が読みやすいか読みづらいかっていう評価
あまり当てにはならないかと。
無理にでも欠点を作り上げて貶してるから。
作品ごとに評価基準に差がありすぎるし。

160:名無し物書き@推敲中?
10/10/09 22:18:05 .net
>>154>>156>>157
とても詳しい感想ありがとうございます
自分では気づかなかった部分を指摘してもらえてすごく参考になりました
情景描写、心理描写には細心の注意を払わないといけないって改めて思いました
>>158
あっちはなんかやたら厳しそうで投下する勇気ありませんでした
すごい低い点つけられたら凹んじゃうんで

161:( ̄(エ) ̄)
10/10/09 22:20:12 .net
>>153
石原さんは読まないでいいですw
>>155
この隊長シリーズの人はなんでこんなにストイックに書き込みをつづけるんですか?
何が君を突き動かしてるんですか?

162:( ̄(エ) ̄)
10/10/09 22:40:16 .net
>>157
確かにメガネは僕も違和感あったwメガネ掛けたまま海に飛び込んだのかとw
>>159
まあワイの人の主観で評価するぞ、っていうコンセプトだから、すがすがしいよね
あのテンションは疲れてる時に読むと疲れるけど……

163:( ̄(エ) ̄)
10/10/10 10:45:02 .net
日経小説大賞狙ってみようと思います
賞金1千万はあはあ

なんか別に経済小説じゃなくてもいいみたいなんだけど、
せっかくだから経済小説にしようと思います。
今回が第3回目なんですけど、第2回が249篇ってw少なすぎるだろw

164:名無し物書き@推敲中?
10/10/10 10:53:15 .net
えっ。日経小説大賞復活するの?

165:( ̄(エ) ̄)
10/10/10 10:59:25 .net
URLリンク(www.nikkei.com)
300枚以上600枚以下

中編はなくなったみたいだけどね

166:名無し物書き@推敲中?
10/10/10 11:05:23 .net
>物語性が豊かで時代性、社会性、娯楽性を兼ね備えた
時代性はネタがかぶるので勘弁してください

167:名無し物書き@推敲中?
10/10/10 11:06:34 .net
リンクありがとうございます。
「新人に限らない」とはこれいかに。
しかも日経のくせに物語性や娯楽性を求めてくるとは。
自分の作風とは明らかに合わないけど、
600枚という上限は魅力的だなぁ。
純文系の新人賞にも、このくらいの長編を受け付けてくれる
ところがあってもいいのに。

168:( ̄(エ) ̄)
10/10/10 19:15:54 .net
日曜日なのに書き込みが全然ないんだけど、これは単純にこのスレが過疎なのか、
それともまた大規模な規制がかかってるんでしょうか?

169:名無し物書き@推敲中?
10/10/10 19:55:05 .net
この連休にせっせと燃料こさえる暇人なぞおらんだろう

170:( ̄(エ) ̄)
10/10/10 20:05:32 .net
なるほど

171:名無し物書き@推敲中?
10/10/10 20:33:51 .net
少々過疎っていても荒れてないだけ
いいスレだと思うよ。
まぁそもそもこの板自体が過疎なんだけど。

172:名無し物書き@推敲中?
10/10/10 21:28:59 .net
貼ろうにも、自分もいまこのスレ的にも面白くないであろう部分を書いてるんですよね。
んでもちょっと投下してみましょうか。1行40字で成型しちゃったんで読みづらいのは勘弁。

 『エルデリア通史』では、エルデリア国の歴史の概略、建国から滅亡までを記した。
 エルデリアの歴史を知る上では、『イオリュアの手記』『奉神諸事録(OMNE LEFFA FOS
DIUME)』『帝国紀(MEM OS RI DIESAL)』の三冊が最も有力な史料となる。
 『イオリュアの手記』は、女神イオリュアが自ら書き記したとされる随想で、エルデリ
アの建国から衰退期までの期間、イオリュアの身の回りで起こった日々の出来事が綴られ
ている。そもそも神々の実在を疑う一部研究者の間では偽書とされているが、その内容が
他の史料とよく合致することから、今日の史学界では逆にイオリュアの実在を証明する一
級史料とする意見が主流である。
 『奉神諸事録』は、イオリュアの側仕えを務めたエルデリアの神官らが国家の重要事な
どを代々書き残したもので、事実上前期エルデリアの国史である。やや女神イオリュアに
対する礼賛の傾向が強いものの、そのことを除けば、神官という世俗から隔離された階級
の人々による記録であるだけに、その内容の客観性は十分に信頼できる。
 『帝国紀』は、ガレト王の治世の始まりより記された後期エルデリアの国史で、為政者
に対する追従が多く、その信憑性は幾分劣る。しかし、終末期のエルデリアの陰惨な国情
を知る上での貴重な史料である。
 これら、エルデリアが存在した当時に書かれた書物は、時の流れの中でその大半が散逸
し、現在ではわずかな断片が残っているに過ぎない。しかし一千二百年前の歴史家ケピチ
ェリの時代には太古の書物はまだ多く残されており、ケピチェリはこれらを元にエルデリ
ア全史『楽園記(Memre win Erdel)』と、エルデリア周辺国の歴史『望楽園記(Memre a
rr Erdel)』を著した。この二冊は幸いなことに今日でも全文が残っており、この中の記
述と引用によって、我々は失われた書物の内容を知ることができるのである。
 『エルデリア通史』は『楽園記』『望楽園記』を基礎とし、その上に今日の史学、考古学研究の
成果を加え、現行の定説に忠実な内容となるよう心がけた。

173:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 00:26:32 .net
「挫折する人が世界で最も多い」指輪物語の冒頭よりひどい……w

174:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 01:02:04 .net
>>172
読んだー。
年代記風ってもんの冒頭ですかの?
こういう始め方いいですね。かっこよす、鼻行類みたくて。参考にしよー。

以下、感想とコメントれす。

「一級史料」
この単語はしっくりこなかったです。専門用語としてあるなら……そうだ、こんな時は!
みんなの味方「ウィキ」様に聞いたら「第一級史料」って言うよって教えてくれた。
史実関係の単語もいろいろ面白そうですね。

「わずかな断片が残っているに過ぎない」
どんな断片か具体的に書いてもらえるとワクワクするかも。
ワンワン地方に伝わる民話や神話伝承、ニャンニャン博物館に所蔵される幾枚かの羊皮紙、とか。

「我々は失われた書物の内容を知ることができるのである」
ケピチェリ氏の二冊の著書の信頼性は問題にならないのでしょうか。
一千二百年前もの書物であれば、現存書が後世の為政者の手で都合よく
改竄されている可能性や、史料としても、数種の「原本」とか「写本」が存在し、
「ピヨピヨ写本」「ケロケロ写本」「リンリン原書」「ガチャガチャ原本」
それぞれの信頼性に関して研究者により意見の分かれるところである、とか、
あってもよさそう?

アホな質問を次レスにてwww

175:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 01:16:30 .net
忘れてた。「現行の定説に忠実な内容となるよう心がけた」だとなんか物足りなくない?

統一意見が得られていない事柄に関して、また既に定説として
認められている史実についても、独自に入手した一次史料や研究者の
私信をもとに著者の解釈による記述が含まれることを先に述べておく。
その部分については本文中に明記するとともに、必要があれば
脚注にて補足説明を加えているので参照いただきたい。とか。
長ッ!www いやぁ、この手の読み物わからんのですたい。

以下、アホな子の疑問です。

この手の物を書くときって、「エルデリア」に関する基本情報は書かないものですか?
現在ではゲコゲコ地方と呼ばれる地域に紀元前五六〇年から一二〇年にかけて存在した……とか。

・『エルデリア通史』の著者は「女神イオリュリア」の実在を支持している。
・「神々の実在を疑う一部研究者」との表記から、史学界一般の共通認識は「神々は実在した」である。
と読み取ったのですが、ここでの「神々」とは人が扮したものでなく、所謂「神」ってことですか?
現代社会(リアル)では、「神々」が実在したとは思われてないわけで、
その辺を言及していないのは、ファンタジーとして捉えてもいいってことですか?

「為政者に対する追従が多く」は、「為政者に追従した記述が多く」と読み替えてもよいですか?

176:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 07:29:53 .net
>>173
架空の参考文献をでっち上げるのは昔読んだなんかの小説でやってた方法です。
こういうのは読み飛ばし可の「はじめに」にみんな押し込んだので勘弁してくださいw

>>174
>一級史料
第一級が正式です。勝手に略しましたすいません。

>わずかな断片が残っているに過ぎない
それを書いちゃうと脱線しすぎかなあと。
「民話や神話伝承」のほうは、通史とは別にまとめてます。

>ケピチェリ氏の二冊の著書の信頼性は問題にならないのでしょうか
これを補足するのに最後の一文を書いたんですが、
100%信頼できるわけじゃないことはもうちょっとわかりやすいほうがいいですか。

>長ッ!www いやぁ、この手の読み物わからんのですたい
そこまでやりますか。やったほうがいいですか。やってみます。

>この手の物を書くときって、「エルデリア」に関する基本情報は書かないものですか?
これは、この前に書かれてます。例によって抜粋なので不親切ですいません。

>その辺を言及していないのは、ファンタジーとして捉えてもいいってことですか?
そうですね。
調査研究の結果や史実のひん曲がりぶりから、どうも本当にそういう超常の連中が居たとするしかないようだ、という程度です。
科学的な実証度合いは宇宙人と恐竜の中間ぐらいでしょうか。わかりづらいですねすいません。

>「為政者に対する追従が多く」は、「為政者に追従した記述が多く」と読み替えてもよいですか?
なんのことかと思って調べてみたら、追従は「追従する」というのが普通なんですね。
「お追従」から「お」を取ってそのまま使っておりました、指摘ありがとうございます。

177:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 08:05:14 .net
よく考えてみるとやっぱり神話は神話のほうがいいような。
「この世界の常識では実在したということになってるけど、やっぱり否定派が正しくて神々は人間の想像の産物である何か」?
いやでも、実際のところがどうであるかは結局わかりっこないですから同じことなんですけど。

こっちの現実世界でも、神の存在が数学的に証明されたこともありますし(もちろんインチキですけど)、
信じる人にとってはその存在は紛れもなく真実であり、筆者は少なくとも疑ってない、とか。
ホメロスなんかでは神々が人間世界にちょっかいをかけてますけど、トロイアの遺跡なんかを調べた結果
こっちの世界よりは神々の介在の証拠として見なせるものが多く出てきている、とか、そんなところです。

これじゃ最初と言ってることが変わらんですね。実際どうだかは「わからない」でおねがいします。

178:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 14:14:06 .net
あはぁ、わっちの早とちりは堪忍してくりゃれ。

>>176
「一級史料」の件、ただ単に「第一級史料」と言う単語をわっちが知らんかった
だけでありんす。間違いを指摘したつもりはないですよぅ。
「一次史料」なら聞いたことあったけどな、ってぐらいのことです。
専門用語って、使い慣れた人間には違和感ないのですが、知らない人には
そこはかとなく違和感を感じさせてしまうことがあるので。
今回の場合は、意味の推測が簡単なので気にするほどでもないと思います。
なら書くなというツッコミはナシで。

>それを書いちゃうと脱線しすぎかなあ
えっと、民話や伝承があるよ、ってだけでも書いてあればいいと思うんです。
中身は外で書いても。つまり、エルデリアに関する一次史料が、どれだけ
失われているのか、残存していてもほとんど復旧不可能なものなんだ、
ってことに具体性を持たせたらどうかなー、くらいのコメントです。

>>177
「神の存在」は「わからない」、いいですねぇwww
文章でニュアンスを伝えるのが表現が難しいですけど。

179:( ̄(エ) ̄)
10/10/11 14:51:51 .net
>>172
燃料熱烈感謝。
ホントに面白くない所来ましたねw
文章的には間違ってないと思います。極めて読みづらいけど
OMNE LEFFA FOS DIUMEとか書いてあんのはドイツ語?
なんか史学部出身なのか、よっぽど歴史系の本を濫読したのか、そんな感じがします

死ぬほど読みづらいけど、でもどうしても小説の中に入れたいんでしょ。
その辺のうすっぺらい欧州ファンタジーとは一線を画す、硬派な所を見せたいんでしょ。
じゃあ入れてもいいんじゃないかな……

ストーリー進んだらまた投稿してくだしゃあ

180:( ̄(エ) ̄)
10/10/11 14:58:15 .net
○神の実在に関する証明

たとえば太陽と月が毎日昇り、沈んでゆくことや、月の満ち欠けは、
天文学において、完全なる周期性を持っていることが発見されているし、
重力も物理学において、一定の大きさであることが定式化されている。

これらの完全性を支えているものは何であろうか?
即ち、この完全性こそが神の存在である。
神が万物に完全性を付与している。

181:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 15:15:50 .net
>>179
>死ぬほど読みづらいけど、でもどうしても小説の中に入れたいんでしょ。
いいえ、これは単なる悪ノリで、そもそもはある言い訳をするために書き始めたんです。
500年のスケールを小説の密度で書いてたら、いつ終わるとも知れない超大作になってしまうので
とりあえず1、200枚程度で国の興りから滅亡の流れだけを書きますよ、
それをベースにしてあとの具体的なエピソードは短編、中編の小説形式でポコポコ追加しますよ、っていう。
へんなアルファベットは昔作った、独英仏語を混ぜて改変したインチキ言語ですが、人名も生成できたりしてなにかと便利です。

182:( ̄(エ) ̄)
10/10/11 15:21:50 .net
>>181
ざっと聞いただけでも、すごい小説になりそうだ……

183:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 15:54:54 .net
それをどこに応募するのかちょっと気になる

184:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 16:02:47 .net
ネットに上げるだけだって前いってた

185:( ̄(エ) ̄)
10/10/11 19:11:34 .net
前から少し疑問だったんだけど、文学賞の募集要項に「未発表」ってあるけど、
2chで晒す程度のことはセーフだよね?
厳密に考えたらアウトなんだろうけど、グレーゾーンだよね?

186:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 19:55:37 .net
>>185
もちろん全部はアウトだろうけれど、一部だけを晒すくらいは目こぼしされているのではないかと。

掌編や短編などの賞に出す場合で、大部分を書き込みしてしまうのは常識としてアウトでしょう。


187:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 20:29:47 .net
とはいえ本気で新人賞を狙いにいく作品の一部を
2chで晒そうとは普通は思わないんじゃ…。
ボツにした部分なら抵抗ないだろうけどね。

188:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 20:44:46 .net
>>185 >>187
ラノベ晒スレでは、「投稿予定の作品です(キリッ」 って人がよく晒してますよ?
でも危ない橋は渡らないが吉じゃないかなぁ
受賞した場合、「2chで出してた」とか騒がれたら面倒臭い。
まぁ、それで揺らぐような賞の方がどうかとは思いますけど。
人の妬みは怖いからねぇ、壁に耳あり、少女はメアリー。

ちなみにラノベの最大手、電撃小説大賞は、ネットに公開した作品でも
投稿OKなんですよ? ふとっぱらぁ~。
実際にオンライン小説で人気を博した作品が受賞した例があったりする。
もちろん紙媒体になる前に、ネットからは下げられてるけどね。

>>186さんの言う通り、晒すにしても3割が限界かも。
とはいえ、わっちもラノ晒スレでちろっと晒したことありんす。
全部じゃなくて書きかけ、2.5章分。しかも書く予定はまだ先の物。
全く知らない方々に読んで感想もらうのは勉強になりますた。
わっちの周りには見てもらう人なんていないので……。
ただ、そこには大きなリスクがあることを忘れちゃぁいかんですたい。

189:名無し物書き@推敲中?
10/10/11 21:58:39 .net
応募要項を見れば、単に未発表作品としているところと、
非商用公開は大丈夫と明言しているところと、駄目だと明言しているところがある
大丈夫と言っているところ以外は避けるのが賢明

190:( ̄(エ) ̄)
10/10/12 21:40:12 .net
>>187-189
今の所、受賞作が決まった後にネット上で晒していたことが発覚して、取り消しという事態はないようですが、
今後はそういうことももしかしたらあんのかなあと思って、ちょっと聞いてみました
ありがとね

191:タイトル「サクラサク」
10/10/13 15:41:14 .net
 こんなこと、あるはずがない。わかっていることだ。優佳がこちらを覗き込むようにして笑っている。いつもは食べながらでも大口を開けて笑うようなヤツなのに、しおらしく微笑んでいる。そういうのは苦手だから、やめて欲しい。
僕は顔を、そっと横に向けた。すると、優佳は手のひらで頬を挟むようにして、ゆっくりと正面に戻した。膝枕で仰向けになっている僕に自由はなかった。なんか、鼻の奥がムズムズする。
意識を優佳の向こうにやった。薄桃色の背景は、なんだろう。淡い色の雪がユラユラと落ちてくる。ああ、そうか。とても大きな桜なのか。青い空は視界の隅の方に押しやられていた。
「もう、苦しまないで」
 その声を耳にして僕は優佳を見つめた。薄い唇は閉じられていた。表情は変わらない。微笑んだままの無表情に思えた。まるで本心が見えて来ない。
僕にだって言いたいことはある。訊きたいこともある。それでも口にはできない。
 あり得ない世界に二人はいて、桜の花のように少しの変化で散ってしまう。そんな不安定なところにいることだけは、なぜか理解していた。
 僕は苦しい。その微笑みが、この美しくて脆い世界が、とても苦しくて悲しい。だから、横向きの姿勢になった。そんなものは見たくないから。そして体に力を入れた。精一杯の反抗を態度で示した。
 優佳はなにも言わなかった。伸びた手は僕の頭を撫でた。前髪を整えるような手付きは優しさに溢れていた。
 その優しさに触れた僕は、もう、どうしようもない。涙が真横に流れた。一本の筋になって優佳の膝まで濡らしてしまったかもしれない。でも、止められない。どうしようもなかった。
「苦しまないで」
 その声は頭の中に響いた。眠る間際にかけられたかのようだった。

続く

192:タイトル「サクラサク」
10/10/13 15:43:56 .net
「……寒い」
 喉に引っかかるような声で目が覚めた。いや、身震いが先かもしれない。意識がぼんやりとしている。
まずは机から頭を起こした。少し濡れていたところは手早く袖で拭いた。目もとは両手で擦った。細かい砂粒のような感触があった。どうやら悲しい夢を見たらしい。それにしても泣くとは思いもしなかった。高校に進学して初めてのことかもしれない。
「もう、朝か」
 正面のカーテンは明るかった。寒々しい部屋が少しは華やぐ。さらに花を添えるものが目に留まった。
「いつの間に」
 机の端の方に小さな桜の鉢が置いてある。数個の蕾が頭頂にあり、そのひとつが見事に咲いていた。一輪だけなのに目が離せない。綺麗というだけでなく、見つめていると、なぜか悲しい気持ちになった。
 優佳の盆栽は誰のために咲いているのだろう。本当の育ての親はいないのに。僕は一輪の花に目で問いかけた。答えがないことはわかっている。
不思議な時間が流れた。盆栽を見ていると、優佳のことが思い出されてならない。交通事故の巻き添えで亡くなったことよりも、取り留めもない会話の方が鮮明だった。

「だからさ、時代はミニ盆栽なのよ」
 優佳は三個目のハンバーガーにかぶりつく。僕は財布の中身を心配しながら向かいの席でチビチビとポテトを摘む。
「そんな流行は聞いたことないけど。盆栽って年寄りの趣味でしょ」
「僕ちゃんは、わかってないねぇ。ミニ盆栽をまるで理解していない。ミニ盆栽は奥深いのだよ。それでいて手入れは簡単で場所も取らない。ミニ盆栽は万人に愛される、高尚な趣味なのだよ」
続く

193:タイトル「サクラサク」
10/10/13 15:44:55 .net
 盆栽ではなくてミニ盆栽らしい。やたらと強く繰り返すので、僕は言い直すことにした。
「それでミニ盆栽だけど、木の種類はどうなの。やっぱ、松とかになるのかな」
「いやいや、ここは女性らしく桜でしょ。育てやすくて一年目から花も期待できる旭山桜が、わたしのイチオシだね。コケはスナゴケでオッケー。鉢は青い艶やかな陶器が最高」
「なんか、やたらと細かいね。まるで持っているみたい」
 優佳は残りを口の中に押し込み、すぐに大口を開けた。
「ひふは、はってうんだお」
 脳内の翻訳では、購入済み、と出た。証拠とばかりに優佳の家に連れていかれ、枝ぶりのことや観賞の仕方などを聞かされたが、あまり覚えてはいない。
 ただ、優佳がいうほど、育てるのが簡単ではなかった。スナゴケは日照の関係なのか。一部が赤茶けて再生させるのにかなりの時間を費やした。肝心の桜にしても購入した年で花は咲かなかった。枯れない限りはチャンスがある、と優佳は口癖のように僕に熱く語った。

 今年、四月五日に優佳の育てた桜は花を咲かせた。育ての親はいなくても桜は僕の元で枯れることなく、生長を続けていた。
「朝ごはんにするから降りてきなさい」
 下からの母親の声に、わかった、と僕は声を張り上げた。寝癖を手で確かめながら、カーテンを開けた。目を細めて空を見やると、桜の鉢に負けないくらいに青かった。ふいに頭に言葉が浮かんだ。優佳には文句を言われそうだけど。

 優佳の二回目の命日にサクラサク。

 青空に送るメールがあれば、などと少し臭いことを思いながら僕は部屋を出ていった。
(了)

194:サクラサク
10/10/13 15:59:28 .net
>>191
貼ったらずれた……orz

195:名無し物書き@推敲中?
10/10/13 16:52:40 .net


URLリンク(openwiki.000space.com)

URLリンク(plus-1.hopto.org)

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URLリンク(openwiki.000space.com)

196:名無し物書き@推敲中?
10/10/13 17:13:11 .net
おれはやるよ

勝つさ
来年のいまごろは先生になってるよ
お前らは

残念だが、がんばってくてたまえ

197:名無し物書き@推敲中?
10/10/13 18:17:53 .net
行間やら誤字やらから「無理無理……」って感じが溢れ出ている

198:名無し物書き@推敲中?
10/10/13 19:54:49 .net
教員免許取ったんだろ
おめでとう

199:( ̄(エ) ̄)
10/10/13 23:03:38 .net
>>191-194
燃料投下熱烈歓迎感謝感激雨霰

ストーリーはくっさいけど、嫌味がなくていい感じ。ちょっとだけ感動した。ちょっとだけだけど
ただし、最後の「~命日にサクラサク。青空に~」の二文はクサすぎて吐き気を催しました。
文章も素直でいいと思う。非常に読みやすい。細かい改善点は以下の通り。
>数個の蕾が頭頂にあり、そのひとつが見事に咲いていた。
桜の木の上の方の蕾って意味で、頭頂なんだと思うんだけど、うーん。
意味は通じるけど、なんか不自然な表現。枝の先とかじゃダメなの?
>高校生
全体的に、高校生にしては老成しすぎじゃないっすか?
まあいいんだけど……

200:( ̄(エ) ̄)
10/10/13 23:05:05 .net
>>195
アドレスだけ貼られるの怖い
>>196
先生ってもしかして作家の意味なの?w
>>197-198
いじめるなw

201:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 00:13:08 .net
>>191-194
読んだー。
これって、電撃リトルリーグかにゃ?
「苦しまないで」の意味とその解決がなされたのかちっともわからないよぅ。
>>191に対する意気込みはいいけど、生きてない。
淡々と話が進み過ぎかモナー。構成が単純。
特に電撃LLの傾向として、きっちり落としてきっちり感動って感じだから。

例えば、
「俺はなんて不甲斐ない。好きな女との約束すら守れない」
盆栽の桜が枯れそうだよ! ウワーン。

桜の盆栽の入手経路について説明。
優佳「これ、タッ君にあげる」
拓也「なんで?」
優佳「あたしだと思って大事にしな」
拓也「分けわかんねー」

夢に優佳たんが出て来て、
「ったくもー。タッ君頼りないなー」
「優佳? お前……」
「私も頑張ってんだからさ、タッ君もメソメソすんなー」

机の上に涙の跡。俺は泣いていたのか。
窓際の鉢の上、折れてしまいそうな小さな桜の枝先に目を奪われた。
知らなかった。そこには、見落としてしまうほどにこじんまりと、でも確かに蕾がついていた。
「お前だって一生懸命生きようとしてるんだよな」
天国で見守る彼女との約束を果たすため、この桜をきっと咲かせてみせよう。

山田君、座布団二枚、いや全部取っちゃってッ!(故円楽師匠) ふへー。 
そんなわっちは、電撃LLカスリもしないwww

202:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 00:40:52 .net
文章は評価するもんじゃない

おもしろいかおもしろくないかだけだ

203:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 00:50:10 .net
人間の顔は評価するもんじゃない

おもしろいかおもしろくないかだけだ (キリ

204:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 00:51:22 .net
>>201
ラノベの傾向に関しては全くわかんないんで、なんとも言いようがないんだけど、
ホントにそんな話でいいんですかw
>>202
これ、僕も全く同意見であります
どんな高名な作家の好評も、畢竟「俺には面白かった」という意味に過ぎないのであります
でもそれだけだとやっぱり相手に自分の感覚が伝わらないから、
何やかんやとこじつけて、何らかの評価を書くのであります

205:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 12:29:57 .net
おもしろいにもfunnyとかinterestingとかstrangeとかがあるわけだけど
strangeばかり狙っているような文はあまり好きになれない

206:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 13:12:14 .net
>>205
最近の文芸誌とかには多いですね
なんか「誰も読んだことのない小説」を書こうとしてるんだけど、
それって皆面白くないからやらなかっただけで、って感じの

207:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 13:27:37 .net
しょうがないじゃん、おもしろいならエンターテイメントな人ががんばってるし
最近だけでなく昔から文芸誌は見たことないやつやろうとしてるよ

売れなくともそういうことをしなくちゃいけない役割と思ってるんじゃね
文学だけでなく絵画とか音楽とかも美しくもないし面白くもない売れもしない絵とかやってるじゃん
それこそが芸術、エンタメよりこころざしが高いとは言わないけど
そういうジャンルがあるってのは認めるべきかと思う


208:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 13:47:34 .net
飽きてるのになお同じジャンルにとどまり続ける読者と、
なんとかして読者の意表をつこうとする作者と

閉塞した分野ではよく見られる光景だけど、建設的要素はビタイチない

209:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 13:59:15 .net
>>207
もしかしたらそこから名作が生まれる可能性はあるけど、あんまり生産的とは思えないんすよね
かと言って、漫画とか映画ドラマとかみたいに、同じような売れる要素の使いまわしで、
どんどん粗品が量産されてくのも困るし
>>208
そうそう

210:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 14:03:01 .net
あのへんは読者の飽きにたいする珍奇化って言うより作者の文学的活動でしょう
斎藤鈴子なんかは編集者に「つまんないけど出版社には文化事業をする義務がありますから」
みたいな事言われたっていってた。

村上春樹が確かにつまんなくなったんだけど、世界的な評価は上がってるのは
面白い物書きだからじゃないでしょ
それをつまんないって言うのはピカソ見て「何でこんな書き方、まったく本物に似てねーじゃん」
って言うのと一緒
そもそも文学なんて建設的じゃないんだけど、これが科学分野なら
光るクラゲの研究?狭い分野でまったく建設的でないな、みたいな事いわないでしょ

211:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 14:13:25 .net
>>210
そういうことばっかしてると、結果的に文学って衰退していく気がするけどな
文学だから、色んな人がいていいとは思うんだけど、
どいつもこいつもトリッキーなことを書いて、そればっかりになっちゃうのはね

212:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 14:32:27 .net
>斎藤鈴子なんかは編集者に「つまんないけど出版社には文化事業をする義務がありますから」
>みたいな事言われたっていってた。
これは、いま流行りの生物多様性保護に似た理屈
メセナ活動の重要な点のひとつは成果主義に陥らないことで、
一見望み薄でもその人の模索がなにかに繋がるかもしれない
そのためにリソースは可能な限り保護保全する必要がある、という考え

しかしね
満足しない読者を驚かせるために、小手先で文章を弄り続けることそれ自体に、
文化活動、精神活動としてなにか意義があるとは思えない
それは表現の模索とは明らかに違う、読み手と書き手双方の精神の硬直が生み出す千日手のような状況だからだ

213:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 15:32:51 .net
>トリッキーなことを書いて、そればっかりになっちゃう
>満足しない読者を驚かせるために、

だから驚かせるためでも、一般大衆な読者を満足させるためでもないんだって
それに文学の限界を広げる実験的な珍奇作品だけが文学活動じゃないでしょ
大江健三郎とかそれほどトリッキーじゃないじゃん

ノーベルの鈴木さんだって、脅かそうとか、面白いことに使えるぞ、とか思って
クロスカップリング反応の研究を日々やってたわけじゃないでしょ
「教育やサイエンスはすぐに成果が出るものではない。国全体が、
 長い目で経済的、精神的なサポートを行うようお願いします」
って言ってたでしょ、文芸誌はそれやってるだけだって

俺もピカソもモーツアルトも、前衛音楽も良くわからんけど、そして俺には要らんけど
ダメだなとはいわないよ、そのレベルだよ

でも筒井康隆あたりは、
そうした文学上の実験行為が(面白さとして使って)大衆小説へも反映されるべき
みたいな事を「小説講義」だったかなで言ってたけど
そんなことを本気でしてるのは筒井くらいしか居ないわなw

214:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 15:41:57 .net
本へのモノサシがさ「面白さ」、「珍しいか」、「売れるか」位しかないとさ
文芸誌の新人賞に応募して落っこちて
「なんであんな小娘のくそつまんないエロ話が賞とれんだ?俺のほうが面白いのに、
 おかしい間違ってる、話題性だけで選んでやがる」
みたいな文句言っちゃう人になると思う

おもしろさとか自分の主張とか出したいなら、試合会場変えたほうが良いって
レモン屋に行って、何で俺のデコポンがあれに負けんだ?
って言ってるようなもんだって


215:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 16:30:16 .net
>>213
>だから驚かせるためでも、一般大衆な読者を満足させるためでもないんだって
>それに文学の限界を広げる実験的な珍奇作品だけが文学活動じゃないでしょ
>大江健三郎とかそれほどトリッキーじゃないじゃん

逆転してる
「そういうものが好きになれない」という話であって、
「文芸が全てそういうもの」だなんて話ではない

>文芸誌の新人賞に応募して落っこちて
>「なんであんな小娘のくそつまんないエロ話が賞とれんだ?俺のほうが面白いのに、
> おかしい間違ってる、話題性だけで選んでやがる」
>みたいな文句言っちゃう人になると思う
本当に、本の内容ではなく作者の年齢、職業、境遇等の話題性を基準としているなら、
少なくとも文学賞というものに対する不満はまったく妥当だと思うが

216:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 17:32:19 .net
大江健三郎なんかは、前衛的だけど、ぎりぎりで大衆性を持ってると思うけどな
『飼育』しか読んだことないけど。ただノーベル文学賞が大江に与えられたのは、不可解
完全にアジア枠が回ってきたとしか思えない
ただ面白い前衛小説を書くのって、普通に面白い小説書くよりも才能いるんだけど、
前衛小説を書くことは誰にでも出来るから。

文学賞はねえ。基準曖昧になるからねえ。

217:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 18:03:26 .net
>「文芸が全てそういうもの」だなんて話ではない

すべてがそういう物とあなたは言ってないけど
クマさんが「そういうことばっか」や「どいつもこいつも~そればっかり」
と言ったからですよ、それにたいして、ほらちがうでしょって意見

で、俺が言いたいのは
好きになれないかも知れんけど、お花や音楽会みたいな文化活動って思ってるんじゃね
面白がらせようとして、失敗してるわけじゃないと思うよ
俺も要らんと思うけど必要と考える人は文芸雑誌には居るのでしょうって話だよ


それとあんたら議論がうまいね
俺が自分の意見を説明しようとつくった架空の人物の文学に対する考えが
(こういう見方したら)正しいこともありえるとか
大江の評価はおかしいとか
議論の対象を違うほうに持っていくのやめてよ、俺も飼育と死体荒いしか読んでないのに
俺が大江をすごいといったわけじゃないでしょ、
評価されている人のうちトリッキーじゃない人も居るよという例でしょ
評価しない反対意見を持ってきても大江への世の中の評価があるということを否定できないよ

218:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 18:11:24 .net
>俺も要らんと思うけど必要と考える人は文芸雑誌には居るのでしょうって話だよ
それは>>212で同意した
表現の模索としてのそういう行為に関しては一切否定していない

はじめから自分は、そうでないもの、ただ奇をてらうことで注目を集めようとするやり方は好きではない、
ということしか言っていない

219:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 18:40:53 .net
じゃなんでモメたんだよw
俺だって、ただ奇をてらうの好きじゃないよ
つか文学としての実験作品だとしても面白くないものは好きじゃない
文学扱いされてる中には、じっさいどっちなのか俺にはわからんものもある

220:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 20:20:03 .net
>>217
議論って言う程、争ってたつもりはないんだけど……
僕のスタンスとしては、
「現代の文壇は面白くない前衛に傾きすぎてるきらいがあるから自重して欲しい」っていうことなんだけど、
>>217さんは「文学にはそういう前衛も必要だという考え方もあるぞ」といいたいんでしょ?
なんか話がこんがらがってるけど、>>217さんは原理原則の話をしてて、
僕はただ単に現実問題を話してるんで、議論の前提がそもそも食い違ってるんで、そういうことになってるんだと思うよ

221:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 20:22:10 .net
氏ねくそクマはげ

222:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 20:23:36 .net
>>221
そんなに怒らないで(>(エ)<)

223:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 21:01:48 .net
なんだか雲行きがあやしくなってきたので
ここらでどなたか燃料投下を。

224:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 21:37:42 .net
ラノベは屑

225:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 21:41:18 .net
ここの評価の基準がわかんね。
自分たちで好き勝手に言ってるとしか思えない。
文章よりも内容だとか。全部を晒すバカはいないだろ。
で、文章よりも面白さとか。じゃあ、なにを評価するんだって話。
内容が良くても文章が悪ければ意味が通じないんじゃないの。
どうやってヘタな文章で内容を100パーセント伝えるわけ?
こんなところに晒しても時間の無駄だろ。
そうじゃないっていうならその根拠と評価の基準を示すのが先だな。

226:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 21:48:36 .net
この場で面白さを評価するなんて誰も言ってないはずだが
理解力の乏しさを恥じて死ね

227:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 21:52:17 .net
わらた

228:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 21:59:56 .net
>>226
中国人が無理して日本語使わなくてもいいぞ。マジで。

204 :( ̄(エ) ̄):2010/10/14(木) 00:51:22
>>201
ラノベの傾向に関しては全くわかんないんで、なんとも言いようがないんだけど、
ホントにそんな話でいいんですかw
>>202
これ、僕も全く同意見であります
どんな高名な作家の好評も、畢竟「俺には面白かった」という意味に過ぎないのであります
でもそれだけだとやっぱり相手に自分の感覚が伝わらないから、
何やかんやとこじつけて、何らかの評価を書くのであります

229:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 22:08:14 .net
>>228
中国人はお前だろ
それをどう読んだら「ここでの評価の仕方は文章より内容」とかいう寝言が出てくるんだ?

230:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 22:11:20 .net
ああだめだ、中国人にはこれじゃ理解できないな

いいか、「どんな高名な作家の好評も」とあるな?
高名な作家の書評とは、当然このスレで云々かんぬんすることじゃないのはわかるな?
一作品全文を読んで、評価するわけだ
その際評価の基軸となるのはおもしろいかおもしろくないかだと、そう書いてある
このスレでの評価基準については一切触れていない
わかるか? わからんのなら自分の理解力の乏しさを以下略

231:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 22:38:09 .net
まあまあ。落ち着きなはれ。

>>225
○文章と内容
文章だけを純粋に評価しろって言いたい訳ですか?
それならワイの人のスレがもうやってるし……
実用文だったら、文章は内容を伝えればいいだけなので、
「誰にでもわかりやすい文+素晴らしい内容」ということになりますけど、
小説の場合、文章と内容というのは、不可分の関係にあると思ってます。
ここに晒すためにテキトーに考えたカスみたいなストーリーであっても、
そのストーリーは少なからず文章に影響を与えるのです。
もちろんストーリーをテキトーだと言う事を間引いて読んでも、純粋な文章の評価とはいえないでしょう。
絶対に内容の評価も要ると思います
○評価の基準
小説の評価の基準というのは、そんなに明示的に示せるものでしょうか。
芥川賞、ノーベル文学賞……どういった基準で選ばれているのでしょうか?
絶対に主観性は排除できないですよね。
具体的に言えば、「日本語的に変な表現が少ない」とか、「文章が美しい」とか、「このキャラクターがいい」とか、
「この設定が斬新」とか、「文学的志が高い」とか、「題材に関する知識が豊富」とか、
まあ色々あるとは思うんですけど、一言で言ってしまえばそれは「面白い」ということなのではないですか?
漠然とした、誤解をうみやすい表現になりますが、>>228はそういう意味での発言です。
○ではこのスレは時間の無駄か
このスレは必ずしも適切な意見が得られるとも限らないので、時間の無駄と考えるのなら、それも正しいでしょう。
しかし、小説を書いて、誰かに読んで欲しいという願望はないでしょうか?僕にはあります。
このスレは、適切な意見が得られるとは限りませんが、必ず僕が反応します。
もしかしたら他の人も反応するかもしれません。
それが役に立つかもしれないし、立たないかもしれない。
ただ、他人の正直な意見がきける。そんなスレです。

232:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 22:42:47 .net
すげー長文になったんで、中国人じゃなくても読みづらいだろうけど、まあそういうこともあるよね

さっきワイの人に60点もらった

233:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 22:49:47 .net
中国人は仕方ないがクマも変わらんな。
芥川賞、ノーベル文学賞の評価基準だと?
話の摩り替えか。ここのスレの基準はクマの考えだろ。
自分のことも把握できないで見切り発車で立てたのか。
結論として勝手に遊んでいろ、だな。

234:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 22:51:30 .net
クマはあちこちで嫌われてるから居場所が・・・・・

235:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 22:53:05 .net
会話が一切成立していない
この板でこの惨状、嘆かわしい

236:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 22:53:06 .net
>>233
小説に明確な評価基準が存在しないってことを言いたかったんですけども、
伝わらなかったんなら補足します。
>クマの考え
それを>>231これだけの長文書いて伝えたつもりだったんですが……

237:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 23:01:17 .net
>>232
あ、つまんなそうだから読まなかったやつだ。
カギカッコ連発するやつはろくなもんじゃないって偏見のもとに。

…これはあれか、適当に流すべき冒頭で、この後に本命との出会いがあるんだろう?

238:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 23:06:07 .net
>>234
嫌われた方が書き込みが増えるということもある
>>235
創作文芸板で会話が成立してるとこってあんま見ないけどw
>>237
いやワイの人スレ用に考えた話なんで、続きとかはないです。
憧れが無残に粉砕されるのが書きたかった。
女の子をもっとビッチっぽい感じにしたかったけど、あの長さだとあれが限界だった

239:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 23:07:14 .net
えええ、あれが本題か。
ならちょっとパンチが足りんなあ。

240:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 23:08:50 .net
顔を洗って出直してこいクマ

241:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 23:11:16 .net
ああ、というか、コンビニ店員のマニュアル接遇と素の落差がメインか。
わからん、わからんぞクマ。
あの長さならもう他の要素を捨ててでもその二極を書ききるべきだろう。
主人公の性格なんかどうでもよろしい。

242:( ̄(エ) ̄)
10/10/14 23:15:35 .net
>>239
全体的に淡白になったのは否めない
>>240
こんなレスをもらうとは情けないクマ
>>241
万能の君の幻を僕の中につくってた主人公が、現実の女の子に打ちのめされるのがポイントなんで、
主人公は恋愛経験の少ない童貞丸出しのチキンハートである必要がある

243:名無し物書き@推敲中?
10/10/14 23:21:35 .net
その万能の君の幻を切々とキモチワルく書いておくれ。

244:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 11:36:52 .net
まあ>>233みたいなことも言われつつも、
なんだかんだでこの過疎板にて、半月くらいで200レス突破して嬉しい限りです

245:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 12:56:49 .net
まぁいずれにしろ、
クマ先生がこの先生きのこるには
ワイ先生スレとの差異化が必要。

246:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 16:00:57 .net
ここはここでこのペースでやればいいんじゃないの

247:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 20:35:10 .net
>>245-246
差別化ねえ……ワイの人と違うトコを強いて言えば間違いを認める所かなあ
自分より正しい人がいればその人の意見が大事です

本家の酷評スレが過疎ってるね
何年か前、僕がはじめて創作文芸板に来た頃はもうちょっと活気があった気がする

248:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 20:38:05 .net
クマのせいだろw

249:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 20:43:00 .net
>>248
いやだって僕のスレはたかだか5、6人が書き込んでるだけじゃない
悪いのはワイの人や!あの人が酷評スレから光と闇を奪ったんや!

250:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 20:48:27 .net
まあどうでもいいよ
前々から酷評ってタイトルに問題があったのがなんとなく続いてただけなんだし

251:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 20:52:29 .net
いい小説でも無理やりけなしてたからね
ちょっと苦しかったなアレは

252:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:11:58 .net
歴戦の人である王常が、一戦もせずに敵に背中をみせたのは、これが最初であろう。
─ここで戦えば、勝てたであろうに……。
劉秀の計画はまたたくまに崩壊した。
劉秀の隊だけがとりのこされたかたちになったので、配下の兵には、
「いそいで逃げると、敵もいそいで追う。いそがず退却すれば、かならず死ぬことはない。むしろいそいで逃げると死ぬ。」
と、いいきかせ、おもむろに後退した。
これ以前に、劉秀の兵術がいかにすぐれているか、気づいた将や兵がいたが、大半の将は、劉秀を良将とも猛将ともみていない。
この場合も、逃げおくれた将である、とみられた。
とにかく劉秀の隊が悠然と退いたため、これを怪しんだ官軍の将卒は、猛追することをひかえた。
すでに昆陽の城に逃げかえっていた王常と王鳳だけは、劉秀の肝の太さに気づいたが、自体が最悪になりそうなので、城に帰着した劉秀をみてもほとんど声をかけなかった。
むしろ劉秀がふたりに近づき、
「おもだった者たちを集めてください。話したいことがあります」
と、強い声でいった。
すぐにも昆陽から去ろうとしていたふたりは、鬱屈をかくさず、うなづいた。やがて集まった者たちは、いらだっていた。
「昆陽を棄てるしかあるまい。いまから軍議をはじめて、どうなるというのか」
大半の者がそういいたそうである。が、劉秀は落ち着いていた。
「よくきいてもらいたい。城内の食料はすくなく、まもなくやってくる敵は強大である。
 それゆえここをでる。それから分散する。すると、どうなるか。
 宛城が陥落していない現状では、避難するところもない。つまり、みな斃れる。
 力は分散してはならない。力は、合わせるものである。
 昆陽を失えば、ほかの軍旅も全滅する。
 ゆえに、いまここで心胆をひとつにして、ともに功名を挙げなければ、とても妻子や財物を守ることはできない」

今日の読売の草原の風ですけど、これくらいの文で十分なんでしょうねえ。

253:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:15:17 .net
>>231
いいね
とても良い説得力のある文面だな
で、そんな素直な文面を書く作者というのはどんな作品を書くのかと見ていた
①読みやすい
②丁寧
③現実を書きたい意図が見受けられる
④一方で、2ちゃんに書き捨てるにはちょうどいい感じの匂いがプンプンする
⑤話がコンビニとはいえ、ワクワクしない

結論をいうと君の作品より>>231のレスの方が面白い
>一言で言ってしまえばそれは「面白い」ということなのではないですか?
とか
>誰かに読んで欲しいという願望はないでしょうか?
という弁証法だっけかな
とにかく、必死でYESの回答を引き出そうとしている姿勢が強かでいい

通りすがりの者の意見だが……

254:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:20:51 .net
弁証法じゃなくて修辞法だよ、ローマの弁護士が得意だったやつだ

255:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 21:30:24 .net
>>252
宮城谷昌光ですね
一時期歴史・時代小説にハマった時期があるんで、何冊か読みましたよ
文章はお世辞にも上手いとはいえないし、不自然でしょうがない部分はたくさんある
けど古代中国史の知識がハンパじゃないので、知識>文章力ということでしょう。
歴史小説家は文学性ありすぎると、かえって書けなくんじゃないかと思います。
芥川龍之介も、歴史大好きだったそうなんですが、あんまりいい作品は残せなかった
>>253
あれはワイの人に評価されたい一身で書いたものだから////
>>231必死でしょ?

256:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:38:24 .net
>>255
そ、そうなのか!
まぁ勉強になったが
ところで、このスレはプギャアアアさんとこと同じ趣旨なのか?
見た感じ議論する場のようなのだが……
で、君の得意としているジャンルはなんだ?
事によっては、世界基準に達していると思われる作品を見ていただきたいのだが……


257:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:41:50 .net
スーパーロボットなら間に合ってるよ

258:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 21:44:23 .net
どちらかと言えば、文学寄りかな。明治~昭和あたりの?
歴史小説・時代小説も少々
最近の純文学は疎い
>議論する場
なんかそんな感じになってるねw
別にそういう趣旨じゃないんだけど、まあ議論する場になった方が楽しいよね
>世界基準
世界基準って?外国文学っぽいってこと?

259:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:56:18 .net
>>257
何を言っているのかさっぱりだよ
ただ、一つ言える事はロボットを愛する奴に悪い奴はいない
そんな愛するロボットが登場する小説を生き生きと描く奴を見てみたいと思うな

>>258
まったく俺の読まぬジャンルだな
北方謙三の水滸伝とか三国志とか酷かった思い出しかないよ
最近の純文は酷いから読まなくていいよ
石原慎太郎の批判だけ読めば十分だ!
あと、世界基準とは世界中で読まれる一冊になりえるという意味だな

260:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 21:59:35 .net
あまり話しこむとまた荒らしとか言われる危険性があるので
ここら辺でサヨナラするよ
頑張れクマ君!

261:( ̄(エ) ̄)
10/10/16 22:04:47 .net
>>259
ごたいそうだなw
晒してくれればいくらでも読むよ。
面白ければ「これノーベル文学賞モノだよ!!!」とか言うし、
つまんなければ「これのどこが世界基準だこのドグサレが」とか言うスレだよ

北方三国志は、三国志好きからすると、結構面白いんだよ
兵隊の鍛錬をしっかり書いてるトコとか、ハードボイルドな武将達とかw
意外と史実にはしっかり沿ってるし。
水滸伝は未読だけど、大体予想できるw

262:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 22:13:24 .net
>>259
お前こんなとこで遊んでていいのか?
早く完成させて報告してくれ

263:名無し物書き@推敲中?
10/10/16 23:57:30 .net
あの、1つ質問が。
他の評価スレに投下したものをこっちに再投稿してもいいんでしょうか。

これについて悩む人いるんじゃないかと。実際私が悩んでますし。

なので、その悩める人たちを救う意味でも回答ください。
駄目に決まってんじゃねえかバカヤローという答えには先に謝っておきます。ごめんなさい。

264:( ̄(エ) ̄)
10/10/17 06:10:59 .net
>>263
別にいいに決まってるじゃねえかバカヤロー
ワイの人のスレとここと酷評スレで三重に投下してくれても、僕は構わないし、
その方が多くの人の意見をもらえるんでいいんでないでしょうか

265:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 06:12:54 .net
ほんとに?

266:( ̄(エ) ̄)
10/10/17 06:34:30 .net
大体他の所で投稿されたものを断る意味がどこにあるのか
新人文学賞じゃあるまいし

267:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 08:23:22 .net
>>264>>266

わわ、ありがとう。
ちょっとドキドキしてたんで安心しました。


そうなんです。二重、三重投稿のほうがより多くの意見をもらえるだろうと思うんです。
いやあ、これで悩める人たちを救うことができそうです。
では決心がついたら私も投稿したいと思います。

268:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 08:43:28 .net
ゴキブリの人だろうか

なんだかなんだでみんなあっちもこっちも見てるから
多くの意見つってもアレだろうけど

269:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 12:39:54 .net
>>268

そうです。ワイさんとこの。

多くの人に見てもらったほうが書き手も嬉しいだろうと思うので、まあいいんじゃないかなーと。

>>265も興味持ってくれたようですしね。

270:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 15:19:48 .net
今更だけど>>27みて吹いた
このスレってライトノベル専門なのか?w
よくこんな厨房文章書けるよなw

271:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 16:00:20 .net
その厨房文章が金になる時代なのだよ
誰にでもは書けないから価値がある

272:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 16:29:11 .net
いや、イタくなったら駄目だろ
中二ノベルはイタくないギリギリのところでかっこよくなければならない
しかもこのカッコイイは中二的センスで見たカッコイイなので、もうなんていうか一般人にはイロイロ無理

273:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 16:31:44 .net
ラノベは無駄に難単語が多い。春樹を見習ってほしいものだ

274:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 16:37:28 .net
簡単ならいいという風潮も嫌いだけどね
おかげでどんだけの言葉が死語になったやら

275:27にしとく
10/10/17 16:38:35 .net
呼んだ?
文学談義に飽きたらラノベ叩きかにゃー?
ふへふへw

276:27かも
10/10/17 16:49:10 .net
>>270
スレ読めばわかるよ? 釣りへたー。釣れたわっちの負けだけど。

>>271
さんくー。
だけどねー、それだけ日本国民の文化レベルが落ちたってことだよ多分。

>>272
何当たり前の事言ってんの? ラノベは「中高生を対象とした作品」なんだから。

>>273
同意します。激しく同意しますとラノ読みが声高々に歓喜の声を上げますよ?
だから、わっちが書くとき必要以上にむずい単語は使わない。
だけど、厨二的にむずい漢字とアフォな読み仮名振るのがカッコいいらしいので。
わっちは理解できないけどなーwww でもそれがデフォなら従うのみ。

>>274
そんな単純な「簡単」を目指しているわけじゃないと思うけどね。
伝わらなけりゃ意味がない。わからない奴は読むな?
それだと狭い世界でしか展開できないし、新しいものとの出会いはない気がするんだよね。
言葉が死に絶えているのは事実だけど、新しい言葉も生まれている。
それが進化なのか退化なのかは後世の評価に任せるとして。
良くも悪くもも言語ってのは生きている人間が使っている以上、文化とともに変化するから
それもまたよし。いずれ今の言葉も古典になるよ。

ラノっぽく語ってみまみまw

277:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 16:52:56 .net
漢語の語彙は残すべきだ
なんでもかんでも平易な言い回しにしろというのは言葉音痴がのたまう暴論
英語じゃあるまいし、字義で直感的に理解できるものを
「難しい漢字だ、気に入らない」と排除しようとする姿勢はもはや病的

278:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 17:04:01 .net
平安の昔、漢文などの教養ある人とそうでない人とでは使う言葉が違った。
ラテン文学は庶民が日常的に使う俗ラテン語とはかけ離れた言語で書かれた。
文章は非教養人にも理解できるように書かなければならないというのは
近代の、商品としての文章が負う宿命なのかもしれないけど、
表現を突きつめるとき必ずしもこれに付き合う必要はないだろうとも思う。

279:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 17:15:08 .net
>>277がそういう小説書けばいいんでない?漢語だらけの小説で、タイトルも「漢語」にしちゃいなよ。

280:( ̄(エ) ̄)
10/10/17 17:21:39 .net
なんかすごい話題広がってるけど、僕は今回、一切フォローしないよ!

281:27だったり
10/10/17 17:31:31 .net
>>278
ついでー。

>文章は非教養人にも理解できるように書かなければならないというのは
>近代の、商品としての文章が負う宿命なのかもしれないけど、

その通りだと思いますよ?
でも文章が背負いこむ宿命じゃなくて、作家の覚悟だと思いますけどね。
個人が表現したいものが商業的に成功するとは限らないしー。
大衆が求めているものを提供する、それが商業的成功でしょうけど、
作者がやりたいこととマッチするか、嫌でも受け入れるか。
Win‐Win関係なんて結局どこかで妥協がうまれちゃう。やだなー。

>表現を突きつめるとき必ずしもこれに付き合う必要はないだろうとも思う。
それはそうですよ。表現はいつの時代も自由です。表現はね。
中身は知らないですよ?w
何を文章で伝えたいかによりますよね。
わっちはエンタメ畑なので、エンタメにおける最大目的、エンターテイメントの
読者へ提供を達成させるために必要な表現があるわけです。
作者の中にある作中での状況、心情、情景、そんなものをさりげなく
読者の中に喚起させなきゃいけない。
そんなときに、小難しい単語を並べて無駄に脳みそを消耗させちゃぁいけないわけで。
まぁ読者の語彙力によるでしょうが。

わかってるって? そうですね。老婆心、いや蛇足でした。

282:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 17:31:38 .net
カタカナ語やビジネス用語、オタク語に埋もれた文章も理解不能。
だけど、その言葉を理解できるもの同士の間では専門的な用語、細分化された単語のほうが表現力に優れる。
逆に万人に通ずることを欲するなら、言葉としては原始的で洗練されないものにならざるをえない。
要するにどの程度の範囲の読者を想定するかという問題で、ラノベもオタクに読ませることを前提とした表現がよくあるけど、
結局これは難しい漢字を使うのと理屈としては変わりはない。

おかしいのは門外漢が外野から「理解できない、悪文だ」と茶々を入れることで、かつての方言狩りと同様に非文化的な仕打ちだと思う。

283:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 18:02:42 .net
わからない言葉をわからないままで済ませるのもなんという知的停滞かと思う
なんだ、お前の日本語はすでに完成されてるのかと
義務教育を終えて日常会話に不自由しなくなったら、
もうそれ以上新しい言葉を覚える気はないのかと

284:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 18:04:01 .net
>>280
だいじょうぶだおー話題に広がりはないぉー。
この程度の過疎でビビった誰かがわっちを召還しただけだおー。
最近忙しいからわっちはあんまりこれないょー。
文学談義参加したかったけどねー。
あ、文章投下されたら読むよー、ラノ臭いかんそうだけどねw >>ゴキブリのヒト

>>282
>おかしいのは門外漢が外野から「理解できない、悪文だ」と茶々を入れることで、
>かつての方言狩りと同様に非文化的な仕打ちだと思う。

そのとおりだすなぁ。
でも門外漢であることを認知してらっしゃらない方々が多いかも。
そして、門外漢からの茶々とて立派な感想。
読んだ文章をどう感じるかは個人の自由。
他人から何言われても
「私は私がやりたいことをやっている」
と言える魂が必要なのかもね。
ふひ、ラノベっぽく、カッコよく決まったぞなー。

285:( ̄(エ) ̄)
10/10/17 18:09:54 .net
まあ盛り上がってくれれば何より。
過疎より荒れてる方がよい
過疎っていうのは、存在価値をなくさせるからね

286:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 18:21:16 .net
詩作なんか知識動員して頭ひねらなきゃどうにもわからない表現が許されてるのに
小説がイカンというのもおかしな話じゃあないか
好きなやつはついてくるし、わかんねっつって投げるやつぁ投げる、知ったことじゃないね
大体アタマ使わなくても読める文章なんてボケ促進するだけだっての
そんなのが良いってのは、小難しい表現で脳味噌の奥をつつかれる快感を知らんとみえる

287:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 18:21:22 .net
屁理屈もたいがいにしとけクマ

288:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 18:27:32 .net
>>280

大歓迎です
その時はよろしくお願いしますー


何か皆さん楽しそうだなあ
私も楽しめるだけの教養が欲しいもんです

289:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 18:32:54 .net
アンカミス
>>288>>284


290:27でした
10/10/17 18:52:52 .net
>>286
勝手に反応しちゃうよ?

>大体アタマ使わなくても読める文章なんてボケ促進するだけだっての
>そんなのが良いってのは、小難しい表現で脳味噌の奥をつつかれる快感を知らんとみえる

実際、現在の教育環境ではそうじゃないかなー。
わっちは理系出身なんだけど文系っぽいのって自分で吸収するしかないからねー。
いまだに成果主義みたいな学歴主義だから、興味のあるものを探したり没頭する時間や機会が若い人から奪われてる気がするんだなぁ。
どうだろう、文化的好奇心を持ちうる素地が育つような基盤が整備されてるかなー。
できる人はね、勝手にできるからいいんだよ。
でもね、ちょっと手伝ってあげたらできるだろう人達がごまんといるのにちょっとしたチャンスが少ない。
文学だって芸術だってもっと身近な方が人生楽しいと思うんだけどね。
みんなどっかでお高くとまってるようにしか見えないなー。

わっちは詰め込み式の学習必要派なんだけんども、わけもわからず詰め込んでも、あるとき回路がつながる感覚があるんだなぁ。
心地よい感覚。
『小難しい表現で脳味噌の奥をつつかれる快感』ってのがこれに近いのかなーとか勝手に妄想w

>詩作なんか知識動員して頭ひねらなきゃどうにもわからない表現が許されてるのに
>小説がイカンというのもおかしな話じゃあないか

イカンという話じゃなく、そういう表現が一般に好まれない、って程度だと思うよ。
詩の目的が読者に与える心情変化、それを引き起こすために、難解な比喩や言葉を使うことを手段として用いているってだけでしょ。
小説でそれをやりたきゃやればいい。
わっちはわっちの頭の中の風景やらキャラの涙やらを共感してもらいたいからわかりやすい文章を使う。そんだけー。
表現の可能性を探りたいのであれば、既成の規制(←かっこよすw)を自分に課した時点で負け。
己の感性を信じてがんばれー。

なんだか文科省を責めたくなってきたよw

291:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 19:49:21 .net
>>290
良い文書だな
カエルがピョコピョコしてる感じの文書でいいよ
人を食った感じの文面は、鋭く研ぎ澄まされている

まぁ、通りすがりの意見だが……同意するよ

292:( ̄(エ) ̄)
10/10/17 19:55:32 .net
>>291
通りすがりの人また来たのかw

293:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 20:08:24 .net
>>292
その顔文字カワユイな……抱きしめたい衝動でなんかウズウズするんだが
俺もそんなの使おうかな?
ところで、このスレの趣旨が分からない
昨日今日と、誰も作品を晒さない
つまり、議論スレだと認識したよ

で、みんないろんな事を考えて作品を作ってるんだな、と勉強になった!

294:27、にーな。
10/10/17 20:18:57 .net
>>288
ともに叫ぼう、教養なんてクソ喰らえッ!!ww

確かに知ってるか知らないかで深まる部分は存在するけどね。
世の中、言語化しちゃって逆に不自由になってるかもねん。
違う話か。もっと気軽に生きようよ。あーそんなんじゃ、文学生まれないなぁw。
わっちはとことん文学に向かないなー。

>>293
293(肉さん)が晒せば一発解決だぉ?
晒すネタないしぃー、かなすぃー。
どっかのスレでテキトーに書いた10行とか20行とかならどっかにあるかもだけど。
探すのがめんどい。
ラノベ系で「冒頭に書いたー」とか書いてたらわっちかもwww

295:名無し物書き@推敲中?
10/10/17 21:30:19 .net
氏ねクマ

296:( ̄(エ) ̄)
10/10/18 08:42:19 .net
>>295
LIVE FOREVER……

297:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 11:56:30 .net
100万回死んだクマ

298:( ̄(エ) ̄)
10/10/18 12:11:46 .net
Maybe I just want to fly
I want to live I don't want to die
Maybe I just want to breath
Maybe I just don't believe
Maybe you're the same as me
We see things they'll never see
You and I are gonna live forever……

299:( ̄(エ) ̄)
10/10/18 16:12:13 .net
よく一人称の文体に神視点が混じるのはダメっていうレスが、
創作文芸板ではつくけど、僕はどうかと思う
そこまで視点を固定することに意味などあるのか?

(・(エ)・)←こっちの方がかわいい気がする

300:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 16:36:33 .net
三人称はともかく一人称は基本的にまずいでしょ、大丈夫か
登場人物のひとりに神の視野を与えて喋らすなんざ、質の悪いメタファーでしかない

301:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 16:41:51 .net
メタファ~って何?おいしいのそれ?

302:(・(エ)・)
10/10/18 16:54:55 .net
神視点っていうか、三人称的視点?
たとえばさ、基本は一人称で進展してた話が、

その後、俺が聞いた話。
Aはとにかく逃げたが、道が行き止まりになってこれ以上進めなくなった。
そこを追っ手がとりかこんだが、Aは得意の少林寺拳法で、
追っ手をちぎっては投げ、ちぎっては投げしていた。
しかしそこに、Bがあらわれた。
「何を遊んでいる」
と仲間に言って、Aに向かって、槍を投げつけた。
Aはよけたが、右腕を槍が貫いた。

みたいな描写をさ、一人称の小説に入れたとしても、
まあ別に細かいことはいいじゃん、っていう話がしたいんだけど。
別にさほど不自然じゃないし、実際結構この手のことが使われてる思うんだけど、
なぜか創作文芸板では病的に人称にこだわってる気がする。

303:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 17:02:35 .net
>>302

あえて効果を狙ってとか理由があってやっている― OK
わかってないでそうなってる、ひどい場合には1ページの中に混在― NG


って事だと思うよ

で、あなたが初心者で効果を狙う腕もないなら、病的といわれようが
気をつけながら書くほうが(ベストじゃないんだろうけど)ベター

もち誰かの発言を思い出す的な部分に使うとかはそれほど気にしなくていいのは当然

304:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 17:35:25 .net
>>294

感覚だけで読むのにはどうも不安というか、これでいいんだろうかみたいな思いがあるんですよね。
まあ感覚で読む楽しさ、言語化する楽しさそれぞれあるからいいかなあ。うん。

305:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 18:00:51 .net
>>298
クマ君!その歌詞オアシスだよな?
まぁ、オアシスより断然ビートルズだけどね
で、そのリブフォーエバーって曲は、文学でいえば結起承転の構成で
サビの部分を最初に持ってくる手法だよな
詳しく説明するとサビAメロBメロサビAメロBメロサビCメロサビみたいな感じだったと記憶している

文学も音楽と同じであってリズムと構成が大事で、
さらに韻を踏みながら美しい文体を作成することができれば
奇跡的な小説が書けるとクマ君は主張したいんだね

まぁ、通りすがりの者だが……同意だよ

306:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 18:36:10 .net
んじゃ、投稿しますー。
ワイさんとこに投下したやつの改稿版です。よろしくお願いします。



「ゴミ捨て」

 今日はゴミ捨ての日である。夜も更けたころ、私は悪臭を放つゴミ袋の口を縛り年季の入った玄関のドアを開けた。ゴミ捨て場はアパートのすぐ近くにあるので、この一連の作業は何事もなく終わるものと思われた。


 十月の夜風が体を撫でる。どこからか聞こえる鈴虫の鳴き声は清らかで、夜空に昇っている月は冷たく輝いていた。半袖を着ていた私は少し身震いをした。
 ひっそりと息づく美しい自然に私が良い気分でおんぼろアパートの階段を降りようとしていたところ、視界に一つの黒い影が現れた。それは消えかけた蛍光灯に照らされながら壁に張り付き黒々と存在を主張していた。
 目をこらすまでもなく、私にとっての敵であった。


 仕方がない、階段はこの一つしかない。
 驚いたゴキブリがこちらに飛んでくるなどという過ちを犯さぬよう、私はきわめて慎重に階段を降りはじめた。一歩一歩、敵を見据えながらゆっくりと足を踏み出す。あともう少しで安全地帯に脱出できるというところで、敵が動きを見せた。
 音もなく機敏に壁を這うその動きは私を脅かすのに充分であり、私は踏み出しはじめていた左足をそのままの状態で止めた。
 敵の一挙一動を見逃さぬよう目を見開き、全神経を集中させる。あまりの恐怖と焦燥に、場合によっては殺すことも致し方ないと覚悟を決めた私の意思が伝わったのか、敵はピタリと動かなくなった。
 しめた、と私はその間に安全地帯へと抜け出した。早くゴミ捨て場に袋を放り込んで奴が動きを止めている間に部屋へと帰らねばならない。私はゴミ捨て場に急いだ。


 ブロックを積んだだけの簡易な収集場に着く。相変わらず鈴虫の声は澄み渡っていて、十月の冷たい夜気が体を包んでいた。
 私は腹いせも兼ねてゴミ袋を既に積んであった上にぶん投げた。これで溜飲が下がるというものである。
 だが投げ込まれたゴミ袋に驚いたのか、二つの黒い物体が嫌な羽音を立てながら飛来したとき、私は秋の夜空に絶叫をほとばしらせた。



307:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 18:38:20 .net
>>303
俺は思うんだが、一人称三人称あるいは第3第4の視点を挿入しながら書くのは自然だと思う
というのは、哲学者デカルトは曰く

自分で見た物さえ時として真実でない事がしばしばある
だとすると他人が見た物なんて真実である筈がない
ならば、真実とは何であろうか?
己の主観が限りなく真実ではないだろうか?
だからこそ思う「我が思う故に我があり」確かデカルトの方法序説はこんな感じだったと思うが

つまり、客観主観そして主観を疑う主観、さらに主観を疑う主観の主観またさらに主観を疑う主観の主観の主観、
ひっきょうこれを繰り返すことにより疑わしい事柄から真実を手繰り寄せることができると考えている。
デカルト的思考を創作に当てはめると限りなく透明に近いブルーにする方法として
あらゆる主観を混在させる文書あるいは小説も当然ありありだと遥か昔の哲学者も言っていると
俺は頭の中では消化しているよ
つーか、むしろ視点を固定する事こそ読みやすいというメリットだけで不自然に感じることがある

308:(・(エ)・)
10/10/18 19:08:03 .net
>>305
通りすがりの人よう来ますね。
OASISは素晴らしいですよ。
何がいいって、ギャラガー兄弟の育ちの悪さです
>>306
ああこれ見たわ。これのことだったのね。下で書きます。
>>307
そんな哲学的な視点から賛同してもらえるとは思わなかったw

309:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 19:12:55 .net
うるせえ!

310:(・(エ)・)
10/10/18 19:28:02 .net
>>306
起承転結がしっかりしてるのはいいと思う。
短編では大事なことだ
全体的には問題ない気がします
後、森見登美彦とか好きな人かな?

>目をこらすまでもなく、私にとっての敵であった。
間違いではないけど、すっきりしない一文。
どうすりゃいいんだろ。僕なら
目をこらすまでもない。「奴」だ。
みたいに書くだろうけど。

>仕方がない、階段は~
仕方がない。読点より句点で切っちゃう方が自然。
ただしどうしても読点で切りたいこだわりがあるんだったら間違いではない。

まあこんな所か。よくかけてると思いまふ

311:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 19:32:49 .net
てめえ何様だこら!!

312:(・(エ)・)
10/10/18 19:37:18 .net
>>311
クマです

313:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 19:38:03 .net
>>311
その言葉そのまま返してあげる

314:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 19:53:15 .net
(・(ェ)・) このクソクマかw
      てめえカスがこら! 

315:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 19:54:01 .net
>>313
てめえ消えろ!!

316:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 19:55:33 .net
クマこの野郎、アリの穴をなめんなよてめえこら!

317:(・(エ)・)
10/10/18 20:04:56 .net
>>314
     _/彡三三三ミァrェ、 
     /彡彡ニ三三彡ソハヘ\\
    /彡二三三三ニ彡f;;;;;;;;;;;;;;;;;},
   |//彡三三ニ==! !|ヘ;;;;;;;;;;ヽヽ     ,-,
   .|///´ ̄´゙    `ヽヘ',',ヘヘ;}     / |
   ∨;f           ヾ;;ヘ;;;ジュ     l  |
   `{リ 、,,,,,_    __,,,,,,、zィ  ヾ'゙テリ       |  |
    `|  rェeミ 、 {゙ィ‐eェァ =  ソ |.       |  |
     |  `~´..:i |:::.` ~ ´`   r-'      |  |   
     ',   /::i i::::::、 、    |    !´ ̄ ̄ ⌒〉
     '、 '´ヽ(_>ィヘ丿 /  |  〈⌒r‐‐'''''' ̄  〉
       ヽ `トエエエエイノ . | :::/^i ∨|─ー''''' ̄  |
       \ .ヾ三シ ノ ,'::::/  ,ハ | \>〈     |
        ハ    /:::ィ゙   /⌒'、   /      |
       ノ ィ^'ヽ┬‐'´   //   ヽ  |       |   こら!
    /^ / |__八   //      \|      |     
   / / / /: : : | >//         ヽ     |
  /  /  |/: : :///            |     |
 ノ   |  |: :///              |      |


318:名無し物書き@推敲中?
10/10/18 20:06:09 .net
↑  

(・(ェ)・) けけけけけけけ

319:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 00:06:27 .net
>>310

評価ありがとうございます。
森見登美彦好きですよ。実はこの話、森見作品を読んだ直後に書いたんで文体が似たんだと思いますw


なるほど。自分では分かりませんでした。
言われてみると違和感がありますね。何でだろう。



確かに句点のが自然ですね。特別な意図があって読点にしたわけではありません。ご指摘ありがとうございます。


わわ、嬉しいです。
励みになりまふ

320:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 01:14:35 .net
>>306
読んだー。
一読目と二読目以降でちょっと印象が変わったー。ここでは一読目で感じたこと書いたので注意してくりゃれ。

・「この一連の作業」の「この」がひっかかった。「この」は何?、指せてる?
・前半、情景を一文一文丁寧に書き込んでるんだけど、文と文の相関、因果関係が分かりにくく感じたー。
主人公の行動の間に情景が挟まってるから、なんかテンポが悪く見えたのかもしんない。
文の順番を工夫した方が良くなる気がしたー。
例えば、「玄関あけて」「鈴虫と月」が見え聞こえて冷気。「階段を下り」る最中に「風が撫で」て「身震い」する。
で、「身震い」は夜風だけではなく「黒い」敵によるものでもあった。みたいに被せてみたり。
これだと演出過多で作者の意図に反するかもだけど。この辺がわっちのラノ臭さかモナーw
・全体の文体の中で「ぶん投げた」だけ浮いて見えた。これは狙っているのかもと勝手に妄想w 主人公の気持ちが伝わるね。
・細かいこと。下から5行目の『十月』は違う表現がよいかもー。

二読目はね、なんかね、変に文が馴れ合ってるより文が独立して淡々とした雰囲気が良さなのかも、と感じたー。つまり、上記の相関云々の話はいらんかもってことw
むぅー、なんでかわかんないや。風邪ひいたからかな(←チラ裏)。
違うな、わっちのレベルが低いんだと思う。

物語、としてみるとわっちはイマイチだったー。すみまへん。
物語性は除外してるかもだけど。
たかがゴキブリにおびえる姿を仰々しく表現する、ってところが面白みなんだろうけど。
それならもっと外連味たっぷりの方がいいかなぁ。
この手でありがちなのが「ゴキブリ」とばらすのをオチに使うタイプ。
わっちなら、ゴミ捨て場からの帰りこそがサスペンス。
すでに敵がいることが分かっている帰路をどう潜り抜けるか。
オチは、ようやく扉まで到達したものの……みたいな。
無駄にどんでん返しを期待してしまうのがいけないなぁ。
なんかハリウッドに毒されてしまった気がして反省ー、ありがとぅ。

321:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 02:32:43 .net
>>304
自分の感性に自信はないですよ? 感じるんだからしょうがない。
自信のために教養って鎧がいるのかなぁ。

わっちはコレが好き、ってのはハッキリ知っときたいでありんす!
なぜわっちはコレを好きと感じるのかのぉ?
そこが分かれば『面白さ』を従属させられるのではありゃせんか!?
簡単にはわかりゃーせん、がっくし。ふへー。
でも安易な『面白さの公式』に乗っかるより楽しい気がする。

問題:
空は青く深い。妹の青い瞳がまぶたに浮かんだ。
砂丘が白く眩しい。妹の白い遺骨が脳裏をかすめる。
そんな青と白の二色の世界に(    )。

問:( )に適切なものを選びなさい。
1.赤い花は咲いていた
2.咲いている花は赤かった
3.赤く咲いた花があった
4.花は赤く咲いていた
5.赤い花がひとり

正解は4。

322:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 03:41:03 .net
ここでの花の意味がわからんのに正解なんてあるもんかよ
なにを言いたいかによって並びは変わる
ちなみに俺が何も考えず癖で書くなら、「咲いていたのは赤い花でした」になるな

323:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 06:59:10 .net
夕焼けで染め上げた等々の形容詞をつけて真紅の□□、花の名称をかくべき
つけくわえ1行めからダサい。空は青く深い、なんだ、これは!「妹の青い瞳が
まぶたに浮かんだ」他に書きようがあるだろう
問題文を改稿しろ


324:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 09:34:57 .net
323です、朝っぱらから暇の休みでいらんつっこみをしました
全文とりけしますです スマソ


325:(・(エ)・)
10/10/19 09:46:05 .net
>>324
わずか2時間半の間にどういう心境の変化があったんだw

326:(・(エ)・)
10/10/19 11:54:13 .net
>>321
僕なら1「赤い花は咲いていた」だな。

その辺の文章感覚が鋭い人って、ホントに他人から見れば「どっちでもいいだろ」って思うような細部に
非常に繊細にこだわるし、僕も中高生くらいまではそういう感覚が残ってたんだけど、
結局の所、家で母親の出してくれた味に慣れて味覚が決定付けられるのと、似たようなもんだと思う。
今までどういう読書遍歴を経てきたかとか、どういう勉強・仕事をしてきたかとかが反映されてるんだと

昔は僕も、翻訳文の日本語の不自然さが許せなくて、海外文学が読めない程の
神経質っぷりだったんだけどな。どこでこんなに大雑把になってしまったのか。

327:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 12:20:48 .net
>>321
>正解は4
そんなバカな、むしろ最悪の選択だろう
いきなりなんの形容も説明もなく「花」ともってくるからにはそれは一般的な「花」、
もしくは一般概念としての「花」だが、それが砂丘に咲いている? 意味不明すぎるだろう
ほかに前振りがあるならわかるが、これだけの文章では4はない

これが「赤い花」と書くと、なにかを象徴するものだろうと思える
「その花」と書けば、それはなにか特別な花だろうと推測できる

328:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 19:40:32 .net
>>321
1,4をAと

2,3をBと

5をCと

分類する

Aは『妹から主人公への激励のようで』

Bは『現実を見る主人公のようで』

Cは『妹の哀れさだけが残る』

さらに、Aの文書を分析すると
『赤い花が』+『咲いていた』
『花は赤く』+『咲いていた』
これは、もともと赤かった花と赤くなろうとしている花であり
後者は微妙に擬人的である

Bを分析すると『咲いている花は赤った』と『赤く咲いた花があった』なのだが、どちらも『そこにあった現実』である。ただ、前者は『そこにある花が赤いだけ』であり、後者は『赤く咲てくれた』と主人公の妹に対する願いを感じる

で、最後にCであるが『ひとり』で完結するので、妹の哀れさだけを感じる

で、このように文書を解析したところ、君と同じように4を選ぶと思うな
なぜなら、4は妹からの未来を見据え導かんとする思いを感じる

まぁ、通りすがりの意見だが……なんとなく考えちゃったよ

329:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 19:44:01 .net
>>320

評価ありがとうございます。


>・「この一連の作業」の「この」がひっかかった。「この」は何?、指せてる?

ゴミ捨ての作業を指したつもりでしたが、省略すべきでなかったでしょうか。
というよりは、ここで指示語を使うのはふさわしくなかったのか。


>主人公の行動の間に情景が挟まってるから、なんかテンポが悪く見えたのかもしんない。
文の順番を工夫した方が良くなる気がしたー。

なるほど。自分では全く気にかけなかったところでした。ご指摘ありがとうございます。


>・全体の文体の中で「ぶん投げた」だけ浮いて見えた。これは狙っているのかもと勝手に妄想w 主人公の気持ちが伝わるね。

確か最初は「放り投げた」とかそんなのにしてたのですが、「ぶん投げた」のほうが主人公に意思があるように見えるかなと思いましてw
どちらとも取れますね。難しい。


・細かいこと。下から5行目の『十月』は違う表現がよいかもー。

ワイさんとこでも名無しさんから「語彙が貧弱に見えるから避けたほうが無難」と言われましたw
勉強になります。



んー、自分で作っておきながら一文一文が独立しているのが良いのか悪いのか分かりません……駄目ですねこんなんじゃ。
こちらこそありがとうございました。参考になりました。

330:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 19:46:20 .net
通りすがりの人を毎日みているんだが。

331:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 19:58:03 .net
>>321

そうです。自信のためにもいるし、何ていうんだろう……ここで言うと、私は文学に関する議論に必要な知識その他諸々を教養と呼んでいます。
だから議論するには教養が必要。
教養のない私は議論ができないというわけです……。


「面白さ」を言語化、意識化するっていうことでしょうか。
一度やると引き返せなくなりそうで怖いです。甘ったれですね。




むー、私は3を選びました。感覚ですが。

332:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 20:02:40 .net
じゃ306を俺も評価してみよう
まず、起承転結で分けてあり安心する
>飛来した
>ほとばしらせた
で韻を踏んでいる為、文書の完結がうまく着地しており気持ち良い

プギャアアアさんぽく採点すれば94点だな

ただ、あまり俺は信用できない上
アマアマなので慢心は禁物だよ

333:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 20:07:07 .net
高っwww
やはり半角は使用できないね

334:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 21:17:28 .net
>>332

高評価ありがとうございますww


韻は気づかないポイントでした。何となくやっただけで……。言及してくださりありがとうございます。


やはり自分の作品を分かってないと駄目ですねw
ありがとうございました。
精進します。

335:名無し物書き@推敲中?
10/10/19 23:21:10 .net
理解したならさっさと消えろウスノロ

336:(・(エ)・)
10/10/19 23:35:13 .net
>>330
全くだw

337:名無し物書き@推敲中?
10/10/20 00:45:48 .net
>>328
凄いw分かりやすいというかw
数学の証明みたい。大学ではそんなこと習うの?

338:名無し物書き@推敲中?
10/10/20 00:48:05 .net
習わない
そもそも外形を理屈っぽくしただけで、結局言ってることは「なんとなくそう感じる」というだけのことだし

339:名無し物書き@推敲中?
10/10/20 00:58:46 .net
なるほど。
感じるって書いてあった。


340:(・(エ)・)
10/10/20 08:43:26 .net
しかしまあ一つの燃料でこれだけ盛り上がるんだから、
ここはワイさんのスレに比べると随分エコロジーなものである。

341:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 00:34:49 .net
みなさん>>321に反応さんくー。レス読むの楽しかったー。
こんなものは熱いうちに打たなきゃつまんないのに亀レスごめんなされ。
>>321では、あえて「正解」を押し付けてみましたw
もちろんみなさんご存知の通り「正解」は存在しませんよ?

クマたんの「おふくろの味噌汁が一番ウメぇ」理論もあるよねー。
安心感と言うかなんというか。ぽへーってかんじ。
もうひとつ、読んでる時の心理状態にもよるのかもれすよ?
短いので自由度高い分、みなさんの脳みそスパークできてたらうれしいのれすが、どうかいな。
わっちは、狙って書くというより、いろいろ並べてその時好きなのを選ぶので、理由は後付けー。
「花は赤く咲いていた」が気に入った。なんでだろと考えたら、
花は漫然と咲くんじゃなくて、赤く咲きたいと意思を持っていた、それが作中の妹もしくは自分と重なったのかなーと、漫然とおもってた。
なので、>>328 通りすがりさん、あんたエスパーかよw

>>327さんのいうとおり「その花」がよかったかもなー。なんかくやしいよ。がっくし。

>>331 感覚だけだよー。みんな違ってておもしろす。

342:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 00:36:18 .net
文章の感覚の問題といえば、次の文章どう思う?

1、あなたのからだだって紙一枚くらいの重さでしか無いのですよ。

2、あなたのからだだって紙一枚の重さくらいしか無いのですよ。

これはある作家の文章なんだけど、一方は原文のまま、もう一方は同じ箇所を読んで、俺が頭の中でいったん再生してから書き写した文。どちらが作家の文で、どちらが俺の文かは、先入観を防ぐため伏せる。

聞きたいのは、この二つの文章は意味的には同じなんだけど、形が違っていて、その違いは読者にどんな印象を与えるかってこと。
どちらが読みやすいか、なんで読みやすいのか、あるいは変わらないのか、自分ならこう書くってのも含めて意見が聞きたい。



343:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 00:37:58 .net
>>329
>ゴミ捨ての作業を指したつもりでしたが、省略すべきでなかったでしょうか。
>というよりは、ここで指示語を使うのはふさわしくなかったのか。
「この一連の作業」と書いてしまうと、直前に作業というか行動を描いているので
「この」があると混乱するかもってことれす。
思い切って「この」をなくして曖昧に逃げるかw、素直に「ゴミ捨ては」がよいかもー。

>どちらとも取れますね。
いえいえ、狙ってるように見えましたよ?
他の部分がきっちりしてる分、目立ったってことですにゃ。

『十月』は、冒頭でも使わない方がいいかも。『十月の夜風』では妄想が難しいと思うから。
秋夜のツンとして透明な、冬ほどは固くない感じの空気感みたいなのを
妄想させるような修飾語をくっつける方が効果的かもと今思った(無責任)。

わっちは思ったことをデロデロたれ流ししてるだけなので参考程度にね。

344:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 00:52:25 .net
>>331
誤解させちゃったらごめんなさい。
「教養」と言う言葉に踊らされちゃいけないて言いたかっただけですよぅ。

>だから議論するには教養が必要。
>教養のない私は議論ができないというわけです……。

議論には教養はいらないと思うけどなー。
ただし、意見を言うにはきっちり考える必要はあるけれど。
その時に、先人の言ったことをオウムみたいに繰り返してちゃ意味がないし、
先人は確かに良い事いってたり示唆してるけど、正しいかどうかは知らないし、
感性が違ってたら捨てるw 器がちいせぇってツッコミはNG w

そもそもそんなに固く考える必要なくない?
気軽に思ったこと書いたらいいんじゃないかなー。
間違いに気づいたら、めんご、って言えばいいし、納得したら納得した。って書けばいいだけ。
気楽でいいね2chは。匿名だしwww
わっちはたぶん、「教養」はないれすからね。

>>342
直感的に1を選ぶなー。感情がこもって感じるから。何でかわかんない。
ちゃんとした理由は今から考えまふw

345:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 00:57:28 .net
>>331
わすれてたー。
>「面白さ」を言語化、意識化
やって損することはないと思うよ? 思考の沼にはまる可能性は大だけどw

346:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 01:47:04 .net
>>342
>どちらが読みやすいか、なんで読みやすいのか、あるいは変わらないのか、自分ならこう書くってのも含めて意見が聞きたい。

1が読みやすいが、軽さも感じる。日常的すぎるから。また小馬鹿にした感じがある。「紙一枚くらい」が強調されるため。
2は「紙一枚の重さ」という言い方を強調し、「重さ」に比重が置かれる感じか。

「紙一枚くらい」か「紙一枚の重さくらい」か。
2が正解だろう?

347:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 03:39:52 .net
>>342
やっぱり書くなら1だなー。わっちなら2は書かない、弱い。
いろいろ考えたけど「で」があるからと結論。
強く説得したい感じがしたので、強い語勢が欲しいなーと思ったとき、
「しか」じゃなくて「でしか」を使いたいなーって感じた。
諭すくらいの弱い語勢を狙うなら、「しか」でもありだと思う。

>どちらが読みやすいか、なんで読みやすいのか、あるいは変わらないのか、
>>342の原文だと2の方が「読みやすく」感じた。
これは、「でしか」の方が「しか」よりキツイというか、腹黒いというか、あざといというか、わざとらしいというか……
そんな感じを受けるからかもしんない。「で」が良くも悪くも引っかかるかもー。

だったら下の2つならどうだろう。
1.あなたのからだだって紙一枚くらいの重さでしか無いのですよ。
2.あなたのからだだって紙一枚の重さくらいでしか無いのですよ。

「紙一枚くらいの」「重さ」「でしかない」だと重さに言及している気がして、
「紙一枚の重さ」「くらい」「でしかない」だと、紙の重さは程度の表現であって、何か含みがある感じがしなくもない。
「でしか」の前は名詞の方がはっきりするし、普通な気はする。

>自分ならこう書くってのも含めて意見が聞きたい。

わっちが書くなら、

「あなたの重さだって紙一枚くらいしか無いのですよ」

状況わかんないけど、「からだ」なんて媒体すっ飛ばして、かつ「しか」の前に名詞は置かない。
引用元では体重であることが必要なんだろうけど「あなたの重さ」ってしちゃえば、ほら、怖いねー。しかも優しく耳元で囁くように。
ケケケ、天邪鬼ぅー。

348:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 07:28:09 .net
どっちにせよ「くらい」が音として野暮ったいので抜きたい
「紙一枚の重さでしかない」、あるいは「紙一枚ほどの重さでしかない」としたい

349:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 08:39:52 .net
>>342だけど答えてくれた人ありがとう。
>>342は、太宰治『お伽草子』から『浦島さん』が出典。ちなみに1が俺の文、2が太宰の文。

問題の文章、
1、あなたのからだだって紙一枚くらいの重さでしか無いのですよ。
2、あなたのからだだって紙一枚の重さくらいしか無いのですよ。

多分、意識せず普通に書いたら、1の文章になると思う。>>346の言う通り日常的だし、だからこそ>>344のように直感的にもこのような書き方を選んでしまうんだろう。事実、俺がそうだったw

それでも、個人的には、2が読みやすいし、シャープに感じる。なぜそう感じるのか、また太宰はなぜ2のような書き方をしたのか俺も考えてみた。
焦点になるのは、唯一位置の違う「くらい」だと思う。

最初は文章のリズムと、助詞の位置が関係しているのかと思った。つまり、1「紙一枚くらいの重さ(で)しか」の場合、
「紙一枚」「くらい」「の重さ(で)しか」の間の「くらい」は、リズムを阻害するんじゃないかと。

だから、2「紙一枚の重さくらいしか」では、「くらい」を「紙一枚の重さ」の後に置いてリズムをとり、さらに「くらい」「しか」と助詞と助詞を続けて、まとめてるんじゃないかと。
リズムも取れてて、助詞もバラけてないから読みやすいんじゃないかと考えてみた。助詞の使い方も違和感ないからそういう風に位置を変えても大丈夫なんだろうな、と。はなはだ感覚的だがw



350:名無し物書き@推敲中?
10/10/21 08:41:27 .net
でも一応、文法的にはどうなんだか広辞苑で調べてみた。まったく違ってた。

まず副助詞「くらい」。これは『体言、活用語の連体形、格助詞などについて、大体の程度、分量の基準・範囲を表す』語。
(ちなみに係助詞「しか」は種々の語につき、後に打ち消しの語を伴う助詞。ここでは「無い」が打ち消し)

1「紙一枚くらい」、2「紙一枚の重さくらい」。どちらも「くらい」は体言についている。
ここまでは良いとして、副助詞っていうのは、『句の成分について、副詞的にして、後の用言の意義を修飾する』ものだから、この副助詞「くらい」は、この文章の用言、つまり「無い」を修飾するわけ。

全体としては[体言←くらい]→[しか→無い]

ということは、1[紙一枚←くらい]→[しか無い]でつながるし良さそう。でもここで、「紙一枚くらいの重さ」の格助詞「の」の役割を考えてみると、この「の」は連体修飾格で使われてるっぽいから、当たり前だけど「紙一枚」は「重さ」を修飾することになる。

つまり、[紙一枚←くらい]→[しか無い]ではなく、【[紙一枚の→重さ]←くらい】→【しか無い】

「紙一枚の」は「重さ」を修飾するから、「紙一枚の重さ」でもともとはひとかたまりの句。それを「くらい」で句全体を修飾して【[紙一枚の重さ]←くらい】→(しか無い)というつながりになる、ということ、かもしれない。ここは自信ないけどw

つまり、語と語との関係を考えたとき、1『紙一枚くらいの重さでしか無い』の場合、「紙一枚」と「重さ」は「の」でつながるはずなのに、間に「くらい」が入ることでスムーズにつながらない。
また意味上「くらい」は、「の」でつながった「紙一枚の重さ」全体を修飾するはず。(ただしここは自信ない)
そして、「くらい」自体は、「無い」につながるはずなのに、1「紙一枚くらいの重さでしか無い」では、間に「重さ」が入っててやはりスムーズにいかない。

2がスムーズに読めるのは、語と語とで修飾するもの同士のが近いからみたい。はなはだ当たり前の結論だけどwww




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