10/10/07 06:58:31 .net
>>133-135
>「お隣、よろしいかしら」 ~「神奈川県警~」
この間だけ、一人称の主体が別の男に転換してるんで、何かもんのすごい唐突
語り手を変えるなとは言わないけど、やるんだったら、>>134の冒頭で、
「一、二行くらい別の人物が喋ってますよ」とわかるような文が欲しい
たとえば、田中太郎がバーに入ってくる所から>>134をスタートすれば、
「ああ視点が移ったんだな」ってすんなり読めると思う
ショートショートとしては、ストーリー性があっていいと思うけど、
この展開だと「……そうか…病気の子供はいないんだ……」っていう台詞がすっかり目立たなくなるね
いい台詞なんで、勿体無い気がする
>>136
あんまりないけど、ないこたあない。個人的には成功例は少ない気がするw
パッと思いつく所だと、森見登美彦『夜は短し、歩けよ乙女』が、
交互に主人公とヒロインで一人称の主体が動いてく
「○」でいちいち区切られてるし、明らかに文体が全然違うから、すぐわかるけどね
後、文学どころで言うと谷崎潤一郎『鍵』。こっちは男が主体だったら全文カタカナ、女だったら普通の文というロックぷり
ラノベでもあんのかな?多分たくさんあると思うけど、知りません