【小説論】創作技術総合スレッド【方法論】at BUN
【小説論】創作技術総合スレッド【方法論】 - 暇つぶし2ch200:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 08:20:23.57 .net
見て来たけど、とってもひどいじゃんw
将棋ソフトで言ったらはさみ将棋できますよレベル
(しかもCGじゃなくて○が自分で@がZ80君ですって言ってるレベル)
コンピューターと創作について話しなんかまだしなくていいよ
あと将棋ソフトはプロの一番下辺に手がかかった程度だと思う

201:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 08:40:35.87 .net
191を言ってるなら、これはまだ
>予めデータベースに打ち込まれた文を適当に繋ぎ合わせるようなもの
の域だから、日本語として成立してるだけで大したものだという事でいい。
そんな話をしてるのではない。全く論点が理解できていない。
機械の思考方法に学ぶ、あるいはそんなソフトの製作を考えてみるというのは
創造性を1から検討し直す事とも繋がり
一つの面白い方法論だ。

202:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 08:59:10.99 .net
ああ、そういうことな それならこう思う

結局これは科学者が考える、「小説の発想の仕方」であって
作家は(僕らのようなワナビでも)そうやてはいない
そんな方法論に基づいていないと思うんだが どうだろう?

将棋ソフトにも言える事だけど、
実は人間である棋士はコンピュータのようなやり方を取っていない
百面指しなんかを見ればわかるが、考えないで局面で正しそうと思われる
方をえらんでいる

普通の対局の長考する場面で、意外と先までよまない、
こっちの方がよさそうな譜面になるなとかで選んでる

それを知らない素人が「プロは何手先まで読むんですか?」とか聞いて
めんどくさいから「100手以上ですね」とか答えるらしいけど

つまり、こんなものは、あなたの豊かな感性を縛るだけ
と思うんだがどうですか?
(面白そう、という点には賛成だけどw)

203:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 17:32:57.03 .net
大塚英志がおんなじようなこと言ってたような
東浩紀だったかな?

204:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 17:44:54.06 .net
個別の物語はもはやデータベースにある記号や象徴を
選択したり組立てたりするという形で消費して生まれるとかなんとか
デリタかリオタールあたりが元ネタだと思う

205:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 18:39:34.87 .net
>>202
全ての知的営みは一種のパズルで、
計算力で劣る人間は全分野で機械に追い越される存在であり、
人間の思考に固執するなんてものはより正しい物を摂取しない愚者のする事なのだ。
下らない懐疑論でなく、コンピュータ流の創設に有意な事をのみ話せ。

206:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 18:56:28.67 .net
>>204
確かにそうなんだが、それを認めると近代的自我の存在の根拠が無くなる

たとえばコンピューターがデーターベースから記号を任意に抽出して、
それをパターン化した物語構造(これもデーターベース化が可能)に当てはめることで創造的な作業ができたとする
そうなったら人間の自我や個というものはコンピューターで代替可能ということになる
そのとき、純文学の最後の砦が崩壊しちゃう

前世紀にユングの分析心理学で集団的無意識の元型(アーキタイプ)とかが見出され、
構造主義とかがあれだけ席巻したことを考えると、
近代的自我や個人固有のアイデンティティーを実証するのはそろそろ無理が来てると思う

だったらもう機械的に物語作ってもいいじゃん、って思う

207:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 19:00:17.98 .net
件のメキシカは公開はされてないの。

208:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 19:01:27.05 .net
でもまあ、思うだけで終りだな

209:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 19:10:10.17 .net
アメリカだとテレビ通販で売ってるぞ

男「どうしたんだジェシー」
女「私、小説を書いてるんだけど、つまっちゃって」
男「今日は、いい物を持ってきたんだジェシーここに登場人物と物語を入れてみて」
女「ええと、医者の卵の恋愛ストーリーだわ、登場人物は~」
  中略
男「で、このランダムお話ボタンを押す、なんて書いてある?」
女「新たな恋のライバル登場って書いてあるわ、なるほどコレで解決ね」
観客「おーー」
男「なんとこのシステムには最初から使えるあらすじが1万6千もついてるんだ」
女「なんてこと!、ちょっと人物の背景や設定を変えればいくらでも話ができちゃうのね」
観客「おーー」

みたいなやつ

210:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 19:22:50.63 .net
>>206
人間がみずから持ってる愚昧極まり無い自己存在の神秘主義から脱却できれば、
馬鹿な生物に少しだけ進歩がもたらされる。
恐れる事は無いぞよ。

211:名無し物書き@推敲中?
11/06/07 19:59:00.38 .net
深まりませんな。

212:名無し物書き@推敲中?
11/06/08 05:08:36.33 .net
何を期待してたんだあんた?

213:名無し物書き@推敲中?
11/06/08 12:11:28.51 .net
あんたw

214:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 12:41:22.99 .net
何もこんなことをいつて、アカデミックぶるわけではないが、物のたとへだと思つてきいていただきたい。
刑事訴訟法は手続法であつて、刑事訴訟の手続を、ひどく論理的に厳密に組み立てたものである。それは何の
手続かといふと「証拠追究の手続」である。裁判が確定するまでは、被告はまだ犯人ではなく、容疑者にとどまる。
その容疑をとことんまで追ひつめ、しかも公平に審理して、のつぴきならぬ証拠を追究して、つひに犯人に仕立て
あげるわけである。
小説の場合は、この「証拠」を「主題」に置きかへれば、あとは全く同じだと私は考へた。小説の主題といふのは、
書き出す前も、書いてゐる間も、実は作者にはよくわかつてゐない。主題は意図とは別であつて、意図ならば、
書き出す前にも、作者は得々としやべることができる。そして意図どほりにならなくても傑作ができることがあり、
意図どほりになつても意図だふれの失敗作になることがある。

三島由紀夫「私の小説作法」より

215:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 12:43:46.11 .net
主題はちがふ。主題はまづ仮定(容疑)から出発し、その正否は全く明らかでない。そしてこれを論理的に追ひつめ、
追ひつめしてゆけば、最後に、主題がポカリと現前するのである。そこで作品といふものは完全に完結し、
ちやんとした主題をそなへた完成品として存在するにいたる。つまり犯人が出来上がるのである。
もちろん刑事訴訟でも、証拠不十分で、元の木阿弥になる訴訟はたくさんあり、小説でも、最後のどんづまりになつて、
主題がうまいぐあひにポカリと現はれてこず、作品として失敗する例は数多い。しかし、そこへゆくまでは、
仮定に立つて、論理で責めて責めてゆくほかはないのである。
手続法は審理がわき道へそれて時間を食ふことを戒めてをり、いつもまつすぐにレールの上を走るやうに
規制されてゐる。私の考へる小説もさうであつて、したがつて私の小説には、およそわき道へそれた面白さといふ
やうなものがない。しかし、それは作家の性格であつて、一概に小説とはむだ話の面白味だなどといふのは
俗論である。

三島由紀夫「私の小説作法」より

216:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 12:45:20.88 .net
法律構成は建築に似たところがある。音楽に似たところがある。戯曲に似たところがある。だから、小説の
方法論としては、構成的に厳格すぎるのであるが、私は軟体動物のやうな日本の小説がきらひなあまりに、むしろ
かういふリゴリスム(厳格主義)を固執するやうになつた。私には形といふものがはつきり見えてゐなければ
つまらない。
したがつて私の小説は、訴訟や音楽と同じで、必ず暗示を含んでごくゆるやかにはじまり、はじめはモタモタして、
何をやつてゐるのかわからないやうにしておいて、徐々にクレシェンドになつて、最後のクライマックスへ
向かつてすべてを盛り上げる、といふ定石をふんでゐる。私にとつては、これがすべての芸術の基本型だと
思はれるので、この形をくづすことはイヤである。
かういふ私の性格は、残念なことに、毎回が短い連載形式には全く合はない。さういふ形式では最初の数回が
勝負であるのに、私は最初の数回で切札を見せるのがきらひだからである。

三島由紀夫「私の小説作法」より

217:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 13:34:11.33 .net
小説の作法ほど役に立たんものは無い

218:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 14:02:12.97 .net
機械流に通じる所がある、気がする。

219:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 14:23:07.43 .net
訴訟式では主題は証拠が役割か。それで行けば犯人は何に当たるんだろう。

犯人・容疑者が主題であり、予め目的として定められ、
その存在・正しさを証明する過程が本文というほうがしっくり来る。

220:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 14:55:40.19 .net
最終的にはそうだが事件の最初は犯人はまだわからない場合もあるからだろ
(わかってる場合もあるだろうけど)

221:名無し物書き@推敲中?
11/06/09 17:47:41.82 .net
三島は帝大時代に団藤の刑訴法うけてたんだってさ
団藤と大塚っつったら法学部のやつならおなじみの人たち
なんと両方ともまだ生きてるらしいw

まあ刑法と刑訴法ってたしかにそんな感じ
真実性追及と被疑者の人権が対立する構図もあるし、
起承転結がある物語のように進むし

222:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 11:37:06.30 .net
本学の法科学生であつたころ、私が殊に興味を持つたのは刑事訴訟法であつた。(中略)
それ(刑事訴訟法)が民事訴訟法などとはちがつて、人間性の「悪」に直接つながる学問であることも魅力の
一つであつたらう。しかも、その悪は、決してなまなましい具体性を以て表てにあらはれることがなく、一般化、
抽象化の過程を必ずとほつて、呈示されてゐるのみならず、刑事訴訟法はさらにその追求の手続法なのであるから、
現実の悪とは、二重に隔てられてゐるわけである。しかし、刑務所の鉄格子がわれわれの脳裡で、罪と罰の観念を
却つてなまなましく代表してゐるやうに、この無味乾燥な手続の進行が、却つて、人間性の本源的な「悪」の匂ひを、
とりすました辞句の裏から、強烈に放つてゐるやうに思はれた。これも刑訴の魅力の一つであつて、「悪」といふ
やうなドロドロした、原始的な不定形な不気味なものと、訴訟法の整然たる冷たい論理構成との、あまりに
際立つたコントラストが、私を魅してやまなかつた。

三島由紀夫「法律と文学」より

223:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 11:37:39.21 .net
また一面、文学、殊に私の携はる小説や戯曲の制作上、その技術的な側面で、刑事訴訟法は好個のお手本で
あるやうに思はれた。何故なら、刑訴における「証拠」を、小説や戯曲における「主題」と置きかへさへすれば、
極言すれば、あとは技術的に全く同一であるべきだと思はれた。
ここから私の、文学における古典主義的傾向が生まれたのだが、小説も戯曲も、仮借なき論理の一本槍で、
不可見の主題を追求し、つひにその主題を把握したところで完結すべきだと考へられた。作家は作品を書く前に、
主題をはつきりとは知つてゐない。「今度の作品の主題は何ですか」と作家に訊くのは、検事に向かつて
「今度の犯罪の証拠は何ですか」と訊くやうなものである。作中人物はなほ被疑者にとどまるのである。もちろん
私はストーリイやプロットについて言つてゐるのではない。はじめから主題が作家にわかつてゐる小説は、
推理小説であつて、私が推理小説に何ら興味を抱かないのはこの理由による。外見に反して、推理小説は、
刑事訴訟法的方法論からもつとも遠いジャンルの小説であり、要するに拵(こしら)へ物である。

三島由紀夫「法律と文学」より

224:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 11:48:48.88 .net
ちょっと引用が多すぎるよ、 法律違反だから
通報するわ


225:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 13:10:41.36 .net
ピーポーピーポー
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!(AA略

226:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 13:13:08.39 .net
三島由紀夫にはなんら思うところはないが、三島由紀夫に耽溺している奴らには寒気を覚える。
三島由紀夫が好きなら、三島由紀夫を超えろ。
真に尊敬しているなら、その作家は通過点にしなければ失礼だ。
作家を崇めるのは読者のすること。
作家の端くれなら、さらなる高みを目指すくらいの気概を持て。

227:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 13:51:39.42 .net
と、いきり立つバカ↑

228:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 16:47:56.45 .net
三島由紀夫の活動は要するにコスプレ
早すぎたヲタというのが正しい評価だぜ

以上、三島ネタはもういいから

229:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 17:46:10.78 .net
>>226
つまり、自衛隊に入隊して
ガチホモになればいいんですね!

230:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 17:51:57.80 .net
三島由紀夫の自刃の背後に陸上自衛隊調査学校(旧・陸軍中野学校)という
諜報機関の謀略があった事実はあまり知られていない。

231:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 18:39:43.08 .net
ねえよww
自分探しして色々とコスプレしてたんだけど、結局見つかりませんでした、で死んだんだよ
鏡子の部屋を過ぎて色々ペルソナかぶってがんばったけど、暁の寺のところでもう限界
大いなる物語の喪失の時代の中で生きていけるほど強くなかっただけ

今や神話の失われた終わり無き日常を生き続ける時代だけど
三島由紀夫を評価するなら、これにかなり早くに気づいていた点くらいかな

もういいだろ三島ネタ
うんざり
専用スレでやってくれよ

232:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 19:02:35.81 .net
三島信者にとっちゃ
三島由紀夫が神話なんだよ

カルト宗教と同じ

233:名無し物書き@推敲中?
11/06/10 19:41:18.36 .net
サティアン三島

234:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 08:55:45.36 .net
>>231
『自衛隊「影の部隊」』でも読め。
同じ書名の本が2冊あるが、どちらも当事者の自衛官だから。

235:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 10:10:16.31 .net
>>234
陸自に実在した秘密部隊の話だな
劇場版「機動警察パトレイバー」の2作目に登場した荒川が所属した部隊がそれをもじったと言われている
秘密なんていっても公然の秘密ってやつで、海自の秘密戦闘部隊SBUの装備品なんかもネットで閲覧出来るのが現代の日本





……って、あれ? ここって軍事板だったっけw

236:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 18:44:53.32 .net
自衛隊の影の軍隊って全共闘の連中がよく言ってたなあ
ただの調査部で普通の軍隊ならどこにでもあるってのに
あの世代って陰謀史が大好きだから
あんたもそうなんじゃないの?


ちなみに山本舜勝って楯の会関係の本に出てくる電波だろ
ミイラ採りがミイラになった典型例みたいな調査部の元お偉いさん
んで、興奮のあまり三島が決起したら自衛隊の一部も賛同して立ち上がるとかいって散々焚きつけて
本気にした三島は市ヶ谷で笑いものになって恥ずかしくて死んじゃったってやつ


そういう意味では三島を死に追いやった男だよなw

237:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 20:21:56.22 .net
三島カルトなんぞ相手にすんなバカ
つかいい加減に三島の話なんか出すなよカス


238:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 20:43:27.34 .net
ユング関係の本なんかどう?
現在の創作論ってユングの心理学分析の流れもあるから

239:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 21:28:37.00 .net
>>236
全共闘がごっこ遊びの革命運動やテロやって内ゲバで自滅。
三島由紀夫と右翼ごっこの会の人たちがごっこ遊びのクーデターやって自滅。
そんな茶番劇を高度成長期の国民が醒めた目で見ていた。
それが1970年(昭和45年)という時代なんですよ。

それから十年もたたずに田中康夫や村上春樹やらが出てきてるのを見たら、この手の人たちの哀れさがよくわかります。
未だに生き恥晒している元日本赤軍のメンバーたちの老いさらばえた姿は、哀れを通り越してもはや滑稽です。

>>237
その通りですねごめんなさいねすいませんねもう書きません。

240:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 21:45:16.58 .net
重い 重すぎる

241:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 21:49:06.84 .net
創作技法の話してんのに三島コンプレックス爆発させるのやめてくれるかな。

242:名無し物書き@推敲中?
11/06/11 22:47:52.71 .net
私小説にはかなわない

243:名無し物書き@推敲中?
11/06/12 00:46:22.32 .net
私小説てプライバシーの切売りだろ
色物じゃねえか

244:秋吉ホブゴブリン ◆2itMTGf8Qk
11/06/12 00:47:33.92 .net
三島も春樹も、一文字も読んだことがない。

245:名無し物書き@推敲中?
11/06/12 01:01:27.70 .net
>>244
無理に読まなくていい
創作向けならグリム童話とか読んでたほうがためになる

246:名無し物書き@推敲中?
11/06/12 22:02:12.71 .net
グリムも手垢べったり

247:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 00:16:52.90 .net
あまりに小説ばかり読んでしまうと

自分が毒されて、自分が無くなって

かえって小説を書けなくなってしまう

そんな、気がする


248:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 06:45:32.92 .net
他人の技術を学ぶならいいが他人を崇拝する奴は作家には向いていないな
劣化コピー書いて満足されてもね~

249:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 16:06:55.97 .net
>>247
気のせいだろう

250:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 16:09:56.62 .net
ひたすら「みつを風」に言い訳けするスレ 3だもの…
スレリンク(mitemite板)


251:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 16:38:04.03 .net
>>248
お前のうわ言以外そんな話をしてる者はいない。
不毛な馬鹿は書き込み控えろ。

252:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 18:06:17.07 .net
「不毛な馬鹿」

253:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 19:43:09.15 .net
>>252
お前そのもの、控えろと言われたのを守れ。

254:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 19:55:16.24 .net
>>223
主題は書きながら作者も最後に発見するものというのではどうなのだろう。
当初書き手が無自覚な状態で作中人物を描き、
その過程で表現対象を具体化させて行くという姿勢は
何も無い地点から効率良く枚数を書く事には資するかもしれないが、
内容を突き詰める態度としては疑問符が付く。
作中人物被告説よりも主題被告説を推奨してみたい。

255:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 20:42:01.22 .net
本当に何もわかってないんだね三島の言いたい事

256:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 21:21:55.85 .net
>>239
もう見苦しい過剰反応の嫉妬やめなよ。

257:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 21:38:32.35 .net
>>255
お前が分かってるつもりの事を言われずとも書け。
どうせ返答もしないんだろ下らないゴミが。

258:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 21:47:52.32 .net
>>254
ストーリーやプロットはほぼ決めて書くから作者は無自覚ではなくて、
自覚的に「証拠=主題」を追究して作品の芸術性を造り上げていくのではないでしょうか?

259:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 21:53:48.74 .net
>>258
主題と直接関係してない物語を指して無自覚と感じているのです。
作品の核となる物が主題でそこが疎かでは構造物として当初より重大な瑕疵があり、
方法論としてよろしくない。

260:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 22:12:49.60 .net
下らないゴミが。

261:名無し物書き@推敲中?
11/06/13 22:45:11.43 .net
>>259
日本語でおK

262:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 00:49:30.47 .net
>>261
お前が使えるつもりの言葉は日本語じゃない。

263:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 00:53:30.27 .net
ゆとりで特別教育を受けてない者は日本語が使えるなどとゆめゆめ思うな。

264:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 01:11:50.96 .net
要旨がわかりにくいと言われてるんだよ

265:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 01:15:59.06 .net
>>264
>>263


266:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 09:37:38.34 .net
>>259
三島の文意をもう一度よく読んでみたら?


267:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 15:17:58.54 .net
>>266
>>257


268:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 20:47:00.46 .net
>>267
謙虚におなり

269:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 20:50:35.82 .net
アホばかりで話にならない。

270:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 21:24:11.10 .net
>>269
お前がナンバー1だ

271:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 21:25:55.43 .net
単細胞丸出しの奴が。消えろ。

意見として自説を述べられる奴だけ何か書け。

272:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 21:31:40.40 .net
単細胞と三島に文脈と無関係に嫉妬爆発させる馬鹿と。
ここは下等生物を飾る動物園じゃないぞ。

273:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 22:00:11.09 .net
>>1をよむといいよ

とってもいいことばがかいてあるよ

274:名無し物書き@推敲中?
11/06/14 22:02:43.94 .net
意見を書いてる人間が皆無。
他の見解へ非難しているのでは無い。
勘違いするな馬鹿。

275:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 08:20:53.54 .net
今更ながら1つ聞きたいことがある

文中に顔文字を挿入するのは、絶対にダメなのか?


276:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 08:24:20.74 .net
顔文字とかレベル低すぎる
ラノベなら実験的にありだろ

277:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 09:51:39.20 .net
縦書きに顔文字が合うと思うのか?
ケータイのメールのやり取りを描写するにしても、個人的にはナシだと思う。

278:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 12:39:06.01 .net
小説の文中なら明らかにナシだな。
でもラノベなんかで、メール画面を模したような図に切り離してある文章で、
そこだけ横書きになってるやつがあるが、そこまでするならアリかも。
でもこれは「文中」とは言わないな。

279:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 17:41:50.48 .net
急に低レベルな話にに堕ちたな


280:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 19:25:06.09 .net
いや、かなり高度だよ
新天地の開拓とは素朴な疑問から生まれるそうだ

281:名無し物書き@推敲中?
11/06/15 21:03:44.77 .net
ファールマン以来の心理学による伝統的解釈の枠組みでならいいんでない。
つまり、登場人物や筆者から読者へのコミュニケーションとしてなら。
それによって登場人物は小説の中の人物であることを読者に表現できるし、
読者も顔文字の意義を正確に掴むことができる。

282:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 10:08:40.91 .net
>>281
いくら言い回しを高尚そうに見せかけても、レベルの低い話にかわりないから意気がるな

283:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 11:47:12.09 .net
>>277
縦書き用の顔文字というのはあることはあるけど、顔文字といったら大抵はメール(横書き)なのであまり知られてないし数も多くない。


284:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 11:55:14.33 .net
顔文字は、それ一つでいろいろな物事を凝縮しているもので、
「この顔文字はこんな状況で多く使われる」みたいな背景があるもんだ。
それを持たないオリジナルや、知名度の低い顔文字を使うと
なんだか意図がよく伝わらないだろうな。

自分の文章の中にシンボルをポンっと置くのは案外難しいことだな。

285:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 19:04:29.27 .net
『私は\(^o^)/った。』

『紫陽花は、(>_<)く咲いていた。』

なんか文に対して真摯的でない気もするが、
あえて純文でやってみる価値はありそうだ

286:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 21:23:36.62 .net
意味は何となく分かるような気がするが、
上のやつはなんて読むんだ?w
音の響きが分からないと、どうもリズムがつかめないな。

287:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 22:39:57.06 .net
今ひらめいた
俺の小説タイトルは 人生オワタ にしよう
やっぱ顔文字まで着けたほうがいいかな
でもそこまでするとインパクトはあるけどクドイかな

人生オワタ\(^o^)/



288:名無し物書き@推敲中?
11/06/16 22:46:00.57 .net
少しひねって

I WANNA BE THE GUY

私は人でありたい

でもいいな

289:名無し物書き@推敲中?
11/06/22 21:55:15.44 .net
>>1おっつおっつ!

290:名無し物書き@推敲中?
11/06/22 21:56:04.09 .net
誤爆すんません

291:名無し物書き@推敲中?
11/06/22 22:13:25.74 .net
ひさびさの書き込みだと思ったら……
おまえというやつは!

292:名無し物書き@推敲中?
11/07/01 19:54:55.34 .net
「優れた芸術は見るものを雄弁にする」とか言うけどさ
じゃあ読んだ物を雄弁にさせる小説の条件ってどんなものだと思う?
最近これを考えてるんだけど、具体例はあれど答えが見つからない

293:名無し物書き@推敲中?
11/07/02 00:50:48.98 .net
いろいろ考察する余地のある小説じゃないか?
読者に語らせるって事だろ?

294:名無し物書き@推敲中?
11/07/02 19:17:40.92 .net
考察させる余地を作る、ってのはもちろんその為の方法の一つとして有効だと思う
象徴的でありながら、何を象徴しているのか簡単には分からない物、複数を象徴している物を出すとか
登場人物の心の動きをあえてブラックボックスにして、何を考えてその行動をとったのか考えさせるとか
面白そうな具体例は色々思いつく

ただ、雄弁にさせるってのは考察させる以外にも色々あると思うんだよな
そういうのも全部網羅した上で、雄弁にさせる方法論みたいなのをまとめておくと、いい小説を書くために役に立ちそうだと思ったんよ

295:名無し物書き@推敲中?
11/07/03 05:14:26.43 .net
このマニュアルに沿って書けばいい小説ですよってリスト?
そういうのってどうなの

296:名無し物書き@推敲中?
11/07/03 10:56:10.52 .net
「優れた芸術は見るものを雄弁にする」←誰が言ったの?

297:名無し物書き@推敲中?
11/07/03 12:01:32.62 .net
>>295
なんでそう短絡的で極端な発想になるのやら

298:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 16:51:45.22 .net
ファンタジー書こうと思ったんだが、国の大きさとか都市の大きさと人口の関係をどんなもんにすればいいのかさっぱりで困ってる
後は地形をどういう風にするかとかも
こういうの詳しく勉強できるような本とかサイトないのかな


299:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 17:01:07.93 .net
設定に凝りすぎてお話を書き始めない病になぁれ

300:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 17:04:18.93 .net
>>298
普通に国別の統計要覧とか買って、
あとは都市構造論とかの新書でも読んでみたら
結構詳しくなれると思うよ
地図も併せて見ながらね

301:300
11/07/22 17:08:52.62 .net
都市構造論じゃないわ
都市システム論だな
メンゴ

302:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 17:46:07.52 .net
「食料をどうしてるのか」を中心に考えてみてはどうか。

自給してるなら地形には穀倉地帯とか良質な漁場かなんか設定してやらないと。
自給できないなら、輸入するか飢えるか。
輸入するなら、何か稼げる他の産業がいる。時代設定にもよるけど金鉱山とか?
飢えてるなら、あんまり高度な文化や莫大な人口を持つのは難しいかな?とか。

でも、なかなか全部を合理的に作るのは難しいぜ。
ほどほどに切り上げた方がいいかもしれんな。

303:298
11/07/22 18:53:30.91 .net
>299
話書いてる途中で「やっぱ設定いるなぁ、しゃあない作ろう」ってなってから、1週間ぐらいずっと設定考えてて執筆してないw
やっと国とか歴史とか種族分布とか宗教とか魔法の設定はおおまかにできたんだけど、舞台にする都市を具体的に考えようとすると妄想だけでは手に負えなくてな

>300
なるほどなぁ。上手く中世~近世のヨーロッパがどんな感じだったのか書いてある資料があればいいんだけど。確かに現代の資料でもおおよその数の感覚は掴めるか。
都市システム論は読んでみようかな。

>302
そう、食料も、10万人を食べさせるためにどれぐらいの面積の耕作地、牧場地帯があればよくて何人ぐらいがそれに従事すればいいのか、とかがいまいち分からないんだよな
だから、ある程度は都市周辺で自給してるけど残りは輸入に頼ってる事にしてごまかそうとしてたw

304:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 20:05:01.70 .net
都市の成立する要因として

・交通の要所であり物流が盛ん(街道の交差点や、港町、鉄道のジャンクション等があり物資が集積)→ロッテルダム等
・政治の中心地が置かれ、多くの人が集まる(政治的意図に基づいて立地する場合もアリ。巨大都市化しやすい)→パリ等
・自然境界(川や峠など、あるいは国境)の付近に立地し、交易都市あるいは宿場町として発達する→セントルイス等
・宗教施設を中心とした門前町として発達→ソルトレイクシティやメッカ等
・資源、工業に必要な原材料の産出地として工業化とともに発達→デトロイト等
・観光資源があり、遠方からの集客能力に長ける観光都市として発達→ニースやモナコ等

などが挙げられて、それぞれ都市の色合いが違ってくる
都市のあり方はその時代背景の政治経済状況にも大きく左右されるし
そのへんも考えてみるといいかもしれないね


305:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 20:05:55.75 .net
>>298
もし商業作品として出すつもりなら、悪いことは言わないからやめておけ
基礎となる知識を簡単になぞるだけで半年はかかる
その労力と時間と金、現代を舞台にした作品に注ぎ込んだ方が絶対いい

趣味ならお好きにどうぞ

306:304
11/07/22 20:38:30.47 .net
ちなみにそういった都市の特色は重複することが存分にあり得るので一応。
城下町は結局、交通の便が良いところに置かれることが多いので
市場町(交易都市)や宿場町を兼用している場合が多いです

あと鉄道の発達していない中世や近世辺りでは物資の運搬は水運を使うことが主だったので、
港町が現在と比べても非常に大きな意味を持っています
海だけでなく、河川や池沼の港町についても同じです
特に城下町や鉱山町に近接する港町は「外港」として主要都市化することがあったようで……
一方では逆説的に、都を置く際の条件として港町が近い必要性があったと言えます
(もちろん流出河川の流域内にあることが前提ですが)
アジアでは、淀川で京と繋がれた大坂、漢江で漢城と繋がれた斉物浦(仁川)等が当てはまりますが
後者の場合は自然港としての性質が悪く(遠浅で砂地底)、港湾施設整備に難をきたしたため
朝鮮の実質的な貿易港の地位を釜山に譲ったという経緯があります(洛東江での水運を利用)
大きな港町から陸繋島が見えたりしたら矛盾した設定になるということですね
そのへんの注意も必要かと思われます


307:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 20:44:06.40 .net
>>303
お前が言ってるものを小説に詳細に書き込んでも読み飛ばされるだけだよ


308:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 21:00:41.52 .net
中途に調べて書いても鼻で笑われるのが落ちだしなぁ。時代小説家は大変そうだ。なんか中世の暮らし方書いた本がなかったけか。イギリスのやつ。

309:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 21:43:20.57 .net
講談社学術文庫で見た記憶があるな
たしか3冊ぐらいあった
あれ読んで実際に生かすのは大変だろうな

310:名無し物書き@推敲中?
11/07/22 22:30:21.08 .net
>>304
おお、凄い参考になったわ
歴史とか地理とかほぼ素人だから、こういう感じで分かりやすくまとまってる情報が欲しかったんだ

>>305
それは思わなくは無いんだけどな
ただ、現代を舞台にしちゃうと色々問題ありそうだし面白くなさそうな話を今まで作ってて、なんとかファンタジーでやりたいんだよね

ラノベの例えで悪いんだけど、たとえば狼の香辛料に出てくるぐらいの中世の街とか都市だと、人口と面積はどれぐらいになるのか、結果だけでも知りたいわ

>>307
流石にそれがダメなのぐらいは分かるw
書かないにしても設定はある程度決めておかないと後で矛盾しちゃいそうで怖いやん。風景描写とか都市の中を移動して回るような展開を書くにも困るし

311:名無し物書き@推敲中?
11/07/23 00:01:09.72 .net
世界遺産をモデルにすればどうかな
城塞都市とか交易都市とか、いろいろあるでしょ


312:名無し物書き@推敲中?
11/07/23 00:54:01.77 .net
>>311
なるほど、世界遺産か!恥ずかしながらその発想は無かったw
実在してたんだからもちろんリアリティあるし、世界遺産なんだから風景としても美しいし、世界遺産とか好きな人にはモデルにするだけで受けそうだしで名案すぎるな
早速候補を探して調べてみるわ

313:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 16:03:35.32 .net
分かるよ。
最近のラノベッてエンタメ小説と遜色ないもんな。
ラノベwなんて馬鹿にしてると一生デビューできない。

314:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 19:22:59.88 .net
アニメ化した時のために応募作を3,4話に分けて、それぞれにアニメっぽい山場とか引きを入れようと思ったんだ
コードギアスとかまどマギとか、毎話ちゃんと視聴者を驚かせて、盛り上がる場面を作って、最後は強い引きで終わらせて、って感じで凄いと思うんだよね
ああいう感じにするためには、やっぱアニメ化した時のこと妄想して、シーン毎の時間を計算して話を構成するべきなのかな

315:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 21:45:38.57 .net
勝手にしてくれ

316:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 21:50:28.21 .net
>>314
それはアニメの技巧であって小説のではないだろう?他でやってくれ

317:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 22:35:08.78 .net
まずシナリオ書いて、それをノベライズしたらいかが

318:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 22:48:30.68 .net
>>316
連載小説の構成とあんまりかわらんのでは?

319:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 23:19:38.58 .net
>>314
実際にデビューしてアニメ化が決まってからでも間にあうんじゃね?
あと、このスレには偏狭な奴が住み着いてるから、ネタの振り方には気をつけた方が良いぜ。

320:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 23:29:26.33 .net
それおまえのことだろ

321:314
11/07/25 23:33:44.52 .net
>>316
「TVアニメ化しても面白い小説を書く技巧」って事じゃダメ?

今参考にしようとギアスもっかい見てたんだけど、あれ改めて見ると凄いな
1話とか、最初の2分ぐらいで既に、面白い物語だって事が強く伝わってくる
遊ぶ子供→大量の戦闘機が富士山の向こうからやってくる→日本、戦争に負け占領される→ボロボロになった日本→子供ルルーシュ「スザク、俺はブリタニアをぶっ壊す」
OPまでの2分にこれだけ必要な情報を詰め込んでる
OP後も、成長したルルーシュ対貴族の賭けチェスの場面から入って、意表を突きつつまず主人公の魅力を強くアピールしたりとか、参考になるわ

322:名無し物書き@推敲中?
11/07/25 23:46:27.30 .net
悪いけど、ギアスとやらを見ていない俺が321を読んでも、どう凄いのかさっぱり分からない
君の文章の構成能力では、314に書いてあるようなことに挑戦するのは早いのでは?
319にあるように、君にそのチャンスが来てから対応してからで遅くないと思うぞ

あと、「シーンごとの時間を計算して」といっても、
小説のアニメ化って、原作とはだいぶ「シーンごとの時間」が違ってるような気がするが
小説書いてるときに計算できるもんなのか?

323:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 00:14:12.97 .net
>>321
それをやるとなると三人称しか方法がないんだよ
けど、三人称でそれやると「視点のブレ」とか、一行開けの場面転換ばかりの罠に陥る。
いずれも落選ポインツ。
狙いは理解できるが入賞はまず無理。

324:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 00:44:24.71 .net
>>322
そうか…

言い方を変えると、キャッチーで目新しく面白そうな展開と、物語について必要な事項の説明を両立しつつ、それを高い密度で詰め込んでるのが凄いと思った、って感じかね

後はやっぱスピード感と盛り上げ方、引きが凄い

例として3話をあげると、
戦闘の末に敵国の王子の部屋に侵入、王子と会話を交わし主人公の正体が判明して2話終了→3話冒頭で王子と会話、開始4分で主人公が王子を射殺→翌日の学園描写、主人公が前日の殺人を思い出し吐く
→夜、主人公が盲目の妹と和やかに会話する描写→妹の未来のために手段を選ばず敵国を滅ぼす事を改めて決意
→翌日、先日出会った女テロリストが同じ学園に通ってる事に気づく→女に接触した際、ミスで正体がばれそうになる→女と主人公それぞれが、自分の正体がばれているようなら相手を殺すと決意→
→さらに女が主人公の所属する生徒会に入る事に→2人きりのとき、いきなり女に腕をつかまれナイフを突きつけられ詰問される→主人公、録音機を使ったトリックと演技で疑いを回避
→安心していると、ニュースで主人公の親友の日本人が王子暗殺の罪で逮捕されたという報道が流れ衝撃を受ける。3話終了

展開自体も面白いし、20分ちょっとの話としては相当速いテンポで展開が進んでると思う
トリックの部分で盛り上げて、最後に続きが気になるようにする工夫もばっちりで、やっぱエンタメとして出来がいいと思うわ

まあ俺の文章力はともかく、ギアス自体は近年のアニメではかなり面白い方だし、演出も脚本もエンタメを書くなら学べる事は多いと思うから、機会があったら見てみるといいと思う
こういうのが売れるんだ、ってのは少なくとも分かるだろうしな


>>小説のアニメ化って、原作とはだいぶ「シーンごとの時間」が違ってる
そうそう、会話とか、動きとか、情景描写とか、それぞれで映像化した時に時間がどれぐらいかかるのかは違うから
やっぱ実際にアニメ化した時を妄想しながら計算するしかないのかな、って思ったんだ

325:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 00:46:20.10 .net
>>323
確かに1人称小説でこの冒頭はどうやっても書けないな…
まあギアスで多用されてるような演出をそのまま真似するのは、俺も無理だと分かってる
けど1人称でも、あの20分単位で章を区切って盛り上がりとサプライズと引きを入れるような感じの構成にする事自体は出来ると思うんよね
そしてそれを意識した小説は、適当におおまかな1巻での起承転結だけで書くよりは面白いんじゃないかと思ったんだ

326:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 00:46:37.75 .net
アニメ化したときを考えるなんて、トラタヌもいいところだ。
まず小説としての完成度が高くなければ、アニメ化した際の仕掛けは全部無意味。
やるならお好きにどうぞ。
他人事ですもんね。

327:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 00:47:29.16 .net
クランプだから許される方法だしな

328:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 00:58:40.91 .net
アニメ化される小説なんてのはたいした価値のない代物だよ。文字や表現の限界に挑んでない。


ただの脚本。

329:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 01:06:39.25 .net
価値のない代物ねえ
そんでもいいから金くれや

330:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 01:29:13.33 .net
>>326
まあおっしゃるとおりだわな。そろそろ黙ってもう少し執筆するかな…
でも映像化して面白そうな作品ってのはラノベならきっと評価ポイントだし、これを考えるのはデビューにプラスだと信じてる

>>328
そりゃあ俺もカラマーゾフの兄弟とか読んだ時は、こういう魂の篭ったような小説が書きてぇなぁとか思ったし、春樹とかも文章力はやっぱ凄いと思うけどさ
けど、それはただのワナビには遠すぎる境地だしね。カラマーゾフとか、ドストが何十作も小説書きながら人生経験を重ねた末に、50歳とかになってから年単位で長い時間をかけてやった書かれたような作品なわけだし。
とりあえずは俺なりの文章で面白さとテーマ性を詰めたようなラノベを書いて、あわよくばそれを面白いアニメにして色んな人に見て貰いたいと思ってるわけなんだ
最近はラノベ原作のアニメが糞ばっかでラノベ自体の風評も悪いし、ギアスぐらい面白くて売れるアニメの原作になれるラノベを書いて空気を変えたい

331:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 03:56:15.40 .net
プロがすでにやってる。
つーかよくしゃべるなこの人形って思った

332:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 03:59:45.08 .net
>>330
結果出せば書き方とか何でもいいんだよ

333:名無し物書き@推敲中?
11/07/26 10:00:07.09 .net
でも、何でも良い書きかたは結果出せないんだけどな

334:名無し物書き@推敲中?
11/08/06 00:31:34.19 .net
>>330
ちょっと待て、春樹が文章力がある?
翻訳調でインパクトのあるモチーフ使ってるから読みやすいが、文章自体の技巧はそんなにレベル高くないぞ

335:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 02:54:44.48 .net
>>334
雰囲気作りの上手さも文章力の内だと思うけどな。やっぱ言葉の選び方が、そこらの作家とは違うと思うわ。

336:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 03:01:25.48 .net
村上春樹の文章力はたかいよ。まあ編集入ってるんだろうけどあの作品を一から作ってるんだから売れて当然。アンチ多いけど逆にいえば批評の対象になる新しいものが作れてる証拠。

337:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 14:57:11.30 .net
自分で実際に2~3ページ書いてみたら、春樹批判なんてとてもできなくなったなw
春樹どころか石原慎太郎でさえ尊敬してるわ

338:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 15:23:51.45 .net
それはだいぶ重症だな

339:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 15:24:07.59 .net
俺なんか、訳の分からないWeb上の作品ですら尊敬するわ
俺のと違って、少なくとも終わりまで書いてあるw

340:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 16:02:33.76 .net
>>338
実際に書いてみたことあるの?

341:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 18:34:28.72 .net
小説ってのは一般大衆に向けて書くもんだから
「小説を書いたことのある人にだけ価値がわかる本」なんて事実上ゴミと同じ

342:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 20:01:15.75 .net
その通りだな

長期間、曲がりなりにも一線で活躍し、一般大衆に読まれている作家の文章
一般大衆に読まれたことすらないが、自己評価だけは高いワナビの文章
どちらが事実上ゴミと同じかは言うまでもないだろ

343:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 20:38:47.79 .net
なんか変な方向に行ってるな

344:名無し物書き@推敲中?
11/08/07 21:12:59.05 .net
まんこに入れるつもりがアナルに入れちゃったみたいな

345:名無し物書き@推敲中?
11/08/15 15:56:33.01 .net
初めて小説を投稿しようと思うのですが
受賞数が一番多い 賞ってどこのでしょうか?
(最優秀、金賞、銀賞2つ~など)

346:名無し物書き@推敲中?
11/08/15 19:47:57.30 .net
>>345
そういうことを気にするよりも、まず書き終えてから枚数・ジャンルに応じて調べろ。

347:名無し物書き@推敲中?
11/08/15 23:46:18.27 .net
>>341
そんなことはない。小説を自分のためだけに書いてるプロはやまほどいる。某直木賞作家以外にも。

348:名無し物書き@推敲中?
11/08/16 00:30:32.22 .net
>>345
5000人応募して5つ受賞する大賞と1000人応募して3つ受賞する大賞があったとしても、5000の方を選ぶってこと?

349:名無し物書き@推敲中?
11/08/16 00:31:41.82 .net
銀賞になら引っかかるかもしれないって思ってるんだろ

350:名無し物書き@推敲中?
11/08/16 00:37:29.85 .net
そんなアナタに電撃大賞

351:名無し物書き@推敲中?
11/08/16 13:40:47.73 .net
まあ確かに各賞の受賞数と応募数まとめみたいなのは持って損は無い情報
自分で調べろという話だが

352:名無し物書き@推敲中?
11/08/17 01:40:07.62 .net
>>347
そういうアマチュアみたいな連中はこのスレの対象ではない

353:名無し物書き@推敲中?
11/08/28 03:02:27.92 .net
すまん。心理描写って、どういうのを言うんだろう?

「ほっとして、すっかりぼんやりして、彼女は両手を腹の上に走らせた。
彼女は自分の体にたいして、ある悔やみ、後悔、恥を感じた」
みたいに感情を表す単語を使って直接書くのもあるけど、
「低い繁みのなかに古い馬の頭蓋骨を見つけると彼はしゃがんで両手でそれを拾い上げ、
あれこれひっくり返してみた」
みたいに象徴的な物や動作を描いて感情を暗示させるのは心理描写って言って良いかな?
正直心理描写が苦手で、自分で書くと
「あわててドアノブを引くと鍵がかかっていなくてラッキーと思った」みたいなダサい文章しか
出てこない。

354:名無し物書き@推敲中?
11/08/28 13:29:14.17 .net
>>353
心理描写っていうんだから、心理を描写しないと言わないだろ。
象徴的な動作で暗示ってのは、それはそれであっても全然問題ないけど
それ自体は心理描写とは言わないと思うよ。

> 「あわててドアノブを引くと鍵がかかっていなくてラッキーと思った」
字の文と心理描写が混ざってるからでは?
全部が一人称の語りなら、文体がキャラを表すからそれがダサイか別だろう。

一人称の語りでも、状況描写と心理描写は分けて語らせた方が
分かりやすいんじゃないかな。
「あわててドアノブを引くと鍵がかかっていなかった。ラッキー。」※1

第三者からの視点なら
「彼があわててドアノブを引いたところ、鍵はかかっていなかった。
自分の運の良さに苦笑いを浮かべながら彼はドアを開けた」※2
(実際開けたかは知らんけどさw)

要するに心理描写ってのは
・一人称から直接心情を語る(※1パターン)
・神の視点から心情を描写する(>353の最初のパターン)
・第三者から心情を明示する情景を描写する(※2パターン)
の3種を言うんじゃないかな。


355:名無し物書き@推敲中?
11/08/28 13:32:08.11 .net
ああ、ちと訂正
> 「彼があわててドアノブを引いたところ、鍵はかかっていなかった。
> 自分の運の良さに苦笑いを浮かべながら彼はドアを開けた」※2
これだと第三者には分からないはずの苦笑いの理由が書いてあるから

「彼があわててドアノブを引いたところ、鍵はかかっていなかった。
苦笑いを浮かべながら彼はドアを開けた」※2

こうしとくw


356:名無し物書き@推敲中?
11/08/28 15:12:56.48 .net
鍵がかかってない、ラッキー
ってのが直接的すぎるってことなら
「慌てて飛びついたドアノブが、すんなり引けたのでにやりとした」
とか。

357:名無し物書き@推敲中?
11/08/28 16:37:05.41 .net
「心理描写」がいつのまにか「心情の説明文」になっているんだが、
恥をかかせることになるから黙っていよう。

358:名無し物書き@推敲中?
11/08/28 20:50:16.25 .net
慌てている状況でラッキーだと思うことが不自然だから
違和感を感じるんじやね

幸運にも、と地の文にするとか

ほっとした、とかがいいと思う



359:353
11/08/28 21:34:08.33 .net
レスありがとう。
心理描写ってやっぱり「苦笑いを浮かべ」とか「にやりとした」なのかなぁ。
一人称で、心のなかで考えや推理を述べていくのは書けるのよ。
そこに「私は非常にうれしかった」とか書き加えるとなんか違和感が出る。
一人称で人が喜ぶときに「私は非常にうれしいぞー」って言葉を脳内で反芻しながら喜ぶ
やつっていないじゃん? 一人称の喜びってホルモンが駆けめぐる感触でしかない。
かといって「ラッキー!」とか「うわははは」とか書くとマンガみたいになるし。
マンガみたいな主人公だったら構わないけど、真面目な地位のある主人公だと困るだろう。

三人称だと、現実に苦笑いしたりにやりとしたりほっと息を吐いたりしたときには
そう描写できるけど、現実のみんなは始終にやにやしているっけ?
日本でやったらリアクションが大げさだって笑われる気がする。外国人は知らんけど。

なのに小説では書いてあるから、そこだけ浮いているというか、リアル度が下がるというか。
いや、ベストセラーでも「にこにこして」とか「ばかみたいに言って」とか書いてあるから
世間的にはいいんだろうけどさ……。自分は心理描写を疑っているから、書くタイミングや
内容が分からん。

360:名無し物書き@推敲中?
11/09/04 05:43:53.22 .net
>>359
なんの捻りもなく表情とか感情を地の文で書くだけってのは辞めた方がいいと思うぞ
台詞とか行動とかで心情を象徴させた方が絶対にいいし、地の文で心情を書くにしても鮮やかな表現を工夫するべき

一回自分が読んで感動したり面白いと思った小説がどういう風に心情を描写してるか観察してみたら?

まあはがないみたいなのが書きたいなら別だけど


361:353
11/09/09 00:31:55.86 .net
ドストエフスキー 貧しき人びと 1人称 書簡体(本文が手紙として書いてある)

きのうわたしは幸福でした。とびきり幸福でした。いや、もうこのうえもなく幸福でしたよ!

蝋燭を取りだし、紙をひろげ、ペンをけずって、ふと、目をあげたとたん、わたしの
胸は思わずドキンとおどりだしてしまいましたよ!

阿部和重 シンセミア 3人称 事件録 週刊誌ほどじゃないけど俗っぽい文章

フフフと笑声を漏らしながらも、大きな瞳を潤ませて話す会沢慶子の面立ちと言葉に
心を動かされて、中山正は鼻の奥がむず痒くなり、釣られて涙さえ零しそうになった
―中山正は、情に脆い面も持ち合わせている男ではあるのだ。感傷的な自己陶酔
の口調に微かな嫌悪を抱きはしたものの、

>>360
俺が好きなのは三人称 ハードボイルド。視点主(主人公)の心情が直接的な言葉
で全く語られなくて、淡々とした行動しかない。かわりに周囲の人々は気楽ににっこり
笑ったり怒ったりする。

マッカーシー すべての美しい馬 三人称 ハードボイルド

彼女が手を差し出すとジョン・グレイディは思わず前に進み出てその手をとりそうに
なったがふと相手は右側の椅子を勧めているだけだと気づいた。
 こんばんは、と彼はいった。ジョン・グレイディ・コールです。

クイーンをとられると彼女は敗北を認めにっこり笑って彼の腕を誉め少しくやしそうに
チェス盤を手で示した。二回目の対戦がかなり進んでジョン・グレイディがすでに
両方のナイトとビショップのひとつをとっていたとき彼女が二度続けて駒を動かした
ので彼ははっとした。彼はじっと盤を見つめた。

まず大前提として、これ全部心理描写に含めていいんだよな?

362:名無し物書き@推敲中?
11/09/09 10:54:43.47 .net
なにがなんだか

363:名無し物書き@推敲中?
11/10/09 17:59:07.80 .net
ä
¨

364:名無し物書き@推敲中?
11/11/06 19:51:12.77 .net
え? なんか言った?

365:名無し物書き@推敲中?
11/11/14 12:32:21.10 .net
それは今に限らず、大昔からそうなんだよな。
しかし知識のかわりに感受性がある若い頃にハマった物は後々までその人の中で残っていく。
YMO、タモリ、ガロ、ガンダム、みんなその当時は当たり前の流行りモノであって
上の世代にはバカにされた。伝説化するのはハマった人間が大人になってから。

いつまでも偉そうに語らずに、好きな物に素直にハマっていたいものだ。
下の世代の知識不足を偉そうに叩くような大人は、新しいものに感動できなくなってるんだろうな。


366:名無し物書き@推敲中?
11/11/14 23:44:16.90 .net
と、ガンダムAGE制作スタッフは意味不明な供述を繰り返しており、
動機は依然として不明。

367:名無し物書き@推敲中?
11/12/19 19:48:58.57 .net
小説家は馬鹿

368:名無し物書き@推敲中?
12/01/04 18:08:50.14 .net
なぜだ?

369:名無し物書き@推敲中?
12/08/08 00:58:46.97 .net
          /::::)(:::)(:::::::::::)(::::::^::::::::::\
      (::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::\
     /::::::::::/ノ::::::::ノ::::::::ヽ:人::::::::::ヽ:::::::::::::::)
     (::::::::::/  ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
    (:::::::::/ 彡  ノ   ノ  :: 彡:/)) ::::::::::)
   (::::::::::/彡彡彡彡彡   ミミミミミミミ :::::::::::)
   ( :::::::// ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |:::::::::)
     | =ロ   -=・=-  ∥ ∥ -=・=-   ロ===
     |:/ ∥    / /ノ  ヽ \     ∥ ヽ|ヽ       _________
     |/  ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ.   ..| |     / 数年前にラノベは流行していない、その時はいろんな人も読んでいない
    .( 。 ・:・‘。c .(●  ●) ;”・u。*@・:、‘)ノ  / 今、いなくなったのではなく、今、増えてきた
   ( 。;・0”*・o; / :::::l l::: ::: \ :。・;%:・。o ) < ラノベ業界はチャンスを逃したのではなく、ラノベだけが出版不況を乗り切った
    (; 8@ ・。:// ̄ ̄ ̄ ̄\:\.”・:。;・’0.)   \ オタ読者だけではなく、年代を超えて読者を取り込んだおかげで、
   .\。・:%,: )::::|.  ̄ ̄ ̄ ̄  | ::::(: o`*:c /..    \今、ラノベだけが熱い!!
    \ ::: o :::::::::\____/  ::::::::::   /       \_________
      (ヽ  ヽ:::: _- ::::: ⌒:: :::::::: -_    ノ
       \丶\_::_:::::_:::: :::::_/::::  /
        | \ \ ::::::::::: :::::::::: ::: ::__/ |
    ̄ ̄\ 丶  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    / ̄ ̄

370:名無し物書き@推敲中?
12/09/05 15:25:03.68 .net
あげ

371:名無し物書き@推敲中?
12/09/08 11:18:32.19 .net
「小説を書くのに技術らしい技術は不要なんですよ」と彼は言った。
朱色に染まった紅葉、黄金と変じたイチョウ。それらを踏みしめて、僕は数歩あるいた。
ちらほらと降り始める牡丹雪が、秋の豪華絢爛な毛布を隠してゆく。
ふと振り向けば、白。たった数分の出来事のはずが、数刻の時間が過ぎたかのように
全てが白銀に包まれている。彼は再び言った。
「彫刻に技術らしい技術が無いように、小説にも技術らしい技術は無いんです。後世に
後付けで、あれはなんとか風だ、これはなんとか調だと騒ぎ立てる者こそいますがね。
掘っている、あるいは、書いている本人にしてみれば、そんな分類が何の役に立ちますか」
では。それでは僕が、僕が必死でやろうとしていたことは。
溶けた雪の合間から、草木が芽吹き始める。すくすくと育つ草花。ただ上を目指す若木。
「無駄、でしょうな」「そ、そんなはずは。僕はこの作業を十年やってきた。そ、それが」
僕の耳には蝉の鳴き声が聞こえ始める。クマゼミ、ツクツクボウシ、次いでヒグラシが
それぞれ特徴的な声で鳴き始める。
「だから、無駄だと言っているんです。御覧なさい、あなたが書かないうちに、もう一年も
経ってしまった。あなたは、紅葉の形のような細部に拘って、春夏秋冬を見逃してしまった。
そしてまた一年が始まる。あなたは今幾つです? これからどこへ行くんです?」
嗚呼、瞬きのように過ぎ去る一年。僕は何歳だったのか? 一体何を書きたかったのか?
「無駄、なんですよ」風鈴がちりんと鳴って、僕はこれが夢であってくれと希った。

372:名無し物書き@推敲中?
12/09/08 11:26:25.10 .net
あげ

373:名無し物書き@推敲中?
12/09/09 16:27:59.63 .net
「彫刻 基礎」で検索したら、美大や美術教室のサイトが大量にHITするな
下調べしてないのが丸分かりなのもどうかと思うよ

374:名無し物書き@推敲中?
12/09/11 13:22:19.23 .net
典型的な小説ほどおもしろくない


わかったか  たこ

375:名無し物書き@推敲中?
12/09/11 19:20:25.03 .net
典型的な小説って何?



376:名無し物書き@推敲中?
12/11/30 18:36:39.37 .net
典型的な小説…
気になる

377:名無し物書き@推敲中?
12/12/01 02:07:50.46 .net
350 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/19(月) 21:15:17.48
まず除算の定義をはっきりさせましょうね。
P……∃d∈N s.t. p,q,r,s∈N p=dq ∧ r=ds ⇔ p=r ∧ q=s
命題Pを上のように定義し、Pが真であるときp÷q=dと割り算を定義します。
さて、Pにおいてq=0の場合を考えて見ましょう。
q=0 ∧ p=d*q ∧ r=ds ⇔ p=0 ∧ q=0 ∧ r=ds ∧ ∀d∈N
⇒ p=0 ∧ q=0 ∧ d=1 ∧ r=s
このとき例えば r=s=1などとするとPは偽となりますよね。
つまり割られる数が0のときには除算は定義できないという訳です。
まあ、しかし除法の定義を変えれば5÷0も計算可能にはなる訳ですが。

378:名無し物書き@推敲中?
12/12/01 02:09:31.03 .net
380 :名無し物書き@推敲中?:2012/11/19(月) 22:46:38.77
文系が理系ぶると平気で間違いを書くから気持ち悪いわ
どっかいって

379:イナ ◆/7jUdUKiSM
12/12/01 09:00:11.19 .net
シンデレラ曲線て知ってるか? たぶんサインカーブでいいと思うんだが、中盤で極大かつ最大値をとるように物語を配置する?
 ̄∩∩ ̄ ̄ ̄∩∩
((-.-)__(・。・))
っцyυ ̄цυ⌒υ
□υ`υ「 ̄υυ□
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄              そうでもない?

380:イナ ◆/7jUdUKiSM
12/12/01 13:12:51.93 .net
>>379
 ̄∩∩ ̄ ̄ ̄
((-。-)サインカーブ
っцyυ だと思うんだ
□υ`υ「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

381:イナ ◆/7jUdUKiSM
12/12/02 10:55:44.08 .net
起承承承承承転転転転結結みたいな
 ̄∩∩ ̄ ̄ ̄ ̄
((-.-)
っцyυ
□υ`υ「 ̄ ̄ ̄ ̄前>>380 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

382:イナ ◆/7jUdUKiSM
12/12/06 00:58:38.76 .net
起承転起承転転承転転結
 ̄__∩∩____ぐら
/~⊂(-_- ⌒ヾ,/|いか
 ̄ ̄ ̄ ̄`υ ̄∥/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´前>>381

383:NSR
12/12/08 19:53:00.37 .net
一人称メタフィクションの次は何だろう。

384:ntrs
12/12/09 01:36:12.76 .net
たまに小説を読むと小説の文章の自由な広がりを痛感する。
人称も視点もプロットも時系列もぐちゃぐちゃ。

385:ntrs
12/12/09 01:58:36.25 .net
あえて言うと山田悠介は天才ではない。

386:ntrs
12/12/09 02:07:58.44 .net
正直引きこもり程度では感覚遮蔽には程遠い。
日常のつまんねえ時間にも常に何らかの刺激がある。
イヤホンの音量を上げすぎて鼓膜がやられているなら知らんが。

387:ntrs
12/12/09 02:39:49.65 .net
ジャンルの様式美ってあるんだろうけど、
そのジャンルのファンでもないと読もうと思わない作品ってそういうもんだろうね。
内輪で楽しむみたいな。
まあ、ラノベ読むくらいならって思っている内は読まなくてもいいか。
死ぬほど忙しい時に読もう。

388:ntrs
12/12/09 02:48:56.49 .net
死ぬほど忙しい状態に自分を追い込む。

389:tnsr
12/12/11 21:35:36.28 .net
スケジュールの作り方考えるか。

390:tnsr
12/12/11 21:58:59.47 .net
スケジュールを決めるスケジュールを考えよう。
そうすればスケジュールが必要になる。

391:lmse
12/12/13 03:25:35.37 .net
リアルで異能バトルしたい。

392:弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg
13/07/07 NY:AN:NY.AN .net
神仏習合、全員集合、松岡修三

393:名無し物書き@推敲中?
13/07/14 NY:AN:NY.AN .net
いいかげん歩いてるのはブサイクばかりでもないだろ
ナンパのおすすめは
やっぱり渋谷かな

394:名無し物書き@推敲中?
13/08/26 NY:AN:NY.AN .net
A layer of dust covered the floor.

395:名無し物書き@推敲中?
13/08/28 NY:AN:NY.AN .net
車は都心は金持ちのたしなみ



ハイブリッドだね

396:名無し物書き@推敲中?
13/09/12 14:30:50.04 .net
ここ最近のおすすめ小説作法本教えろ!

397:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 09:50:09.31 .net
小説作法本よりもむしろ、他のジャンルの関連本の方が役に立つよ。
映画、演劇、アートなど。

398:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 10:08:18.76 .net
>>397
アート系でなにかいいのある?

399:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 10:09:28.13 .net
>>398
URLリンク(www.artnature.co.jp)

400:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 12:10:14.96 .net
>>399
助かります

401:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 16:12:04.37 .net
>>396
『ミステリーの書き方』っていう本が出版されてる。
いろんな大御所作家の書き方とかアドヴァイス載っててとても役に立つ。

402:397
13/09/19 16:13:42.86 .net
>>398

「アーティストのためのハンドブック 制作につきまとう不安との付き合い方」
「アート・スピリット」

403:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 17:47:48.46 .net
>>402
ありがとう
それ気になってたけどどっちのほうがおすすめ?
>>401
日本のと海外のとあるね
海外のしか読んだことないや

404:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 18:58:22.09 .net
>>403
自分は日本のしか読んでないんだ。
海外のやつはなんていうんだ?
タイトル同じなのか?

405:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 19:27:21.24 .net
>>404
同じだよ
講談社文庫のやつ

406:名無し物書き@推敲中?
13/09/19 19:33:55.86 .net
>>405
ありがとう。一応入手してくるわ。

407:名無し物書き@推敲中?
13/09/20 03:33:49.80 .net
海外のやつは古典的なミステリーがミステリーとして評価されてた頃の輝きみたいなのを感じる
ああ、こういうの流行ってたよね、みたいな ああいうの書いてた人はこんなこと考えてたんだって
バーボンでも飲みながら読むといい感じ

日本のやつは、系統だってなくごちゃ混ぜの、書くことについてのエッセイ集みたいな感じ
ミステリもクソもない(ミステリについて書いてる人も居るけど)
何人かはいい事言ってるなと思うけど、何人かはハウツーってこううことだろ?みたいな
小説についての作り話を読まされてる気がする
(もっともそれで作家の誠実さ、みたいなのがわかるってメリットもあるけどさ)

408:名無し物書き@推敲中?
13/09/23 12:25:40.48 .net
あまりにすばらしい作品に出会うと自分の書いているものがゴミのように思えてくる
そういうときはどうしますか?

409:名無し物書き@推敲中?
13/09/24 10:43:17.39 .net
書き直す

410:名無し物書き@推敲中?
13/09/27 20:06:22.93 .net
シドフィールドの脚本術2って、1読んでれば必要ない?

411:名無し物書き@推敲中?
13/10/02 10:24:11.53 .net
【政治】安倍首相、消費税8%正式表明★15





スレリンク(newsplus板)

412:名無し物書き@推敲中?
13/12/14 13:56:07.41 .net
> 392 名前:名無し物書き@推敲中? [sage]: 2013/12/13(金) 10:42:30.64
> バカが抽象画を見ても「わけわかんねー」と思うだけ。
> そのバカが真似して「わけわかんねー」絵を描いたところでそれは抽象画になりはしない。
> 単なるクズ。
> 小説でも同じことをやってるバカが多いんだよな。
> おまけに、そういうバカに阿るチンピラ評論家がいるから、勘違いにますます拍車がかかる。
> 「純文学とは~だ」「文体実験が~」とか、評論家の単なる方便を聞きかじってドヤ顔。
> それすら理解できない真性の低能は決まって「百田が~」と言い出す。

> 289 名前:名無し物書き@推敲中? [sage]: 2013/12/06(金) 11:17:14.12
> >>284
> 説明は書き手の見方・考え方をそのまま読み手に押しつけること
> 描写は読み手に作品世界を自身の内部に構築させること
> あと、説明を多用するのは、基本的に読者のレベルを低く想定している
> 純文学の小説の場合、読者レベルは場合によっては作者よりも高く想定するから、説明自体が野暮だったりする
> >>285
> 一般論乙
> >>286
> もし自分が大嫌いな奴がそんな文章を書いたら絶対に読まないよね?
> エッセイは基本、書き手への興味・共感がベースだから説明まみれでも構わない
> 一方、小説の場合は書き手への感情よりも作品世界そのものが優先される
> 作品世界構築のための描写が主体となるのは自然

この板って未だにこの手の話ばっかなんだな。
新人賞という受け皿が彼らに小説を書く余地を与えている。それだけのことなのだが。
評論家や編集者の影響を受け続けて麻痺しているらしい

413:名無し物書き@推敲中?
13/12/14 14:01:20.94 .net
> 抽象画、文体、実験、説明、描写、作品世界

この手のキーワードは使わない方がいいだろう。

414:名無し物書き@推敲中?
13/12/14 16:17:32.80 .net
説明と描写って一見違いがあるようで実は明確な境界線は無い

415:名無し物書き@推敲中?
13/12/14 16:57:57.62 .net
あるよ
ちがいがわからないとおもしろい小説は書けない

416:名無し物書き@推敲中?
13/12/14 20:10:21.79 .net
出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない

反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが 
         朝鮮左翼系だから 
      自虐史観を新聞、テレビと共に
      誰が植えつけてきたか考えよう

気づけよ 日本人!!




もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな

戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった
だから文壇は左翼と反日の巣窟
おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ

おまいら黙過の代償以下 自虐史観にのっとられた受賞作みてもなにも思わないか?
朝鮮人は一度利権を確保するとレイシストだから日本人には絶対手渡さないぜ

417:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 01:47:44.22 .net
>>415
どんな文も見方によっては説明にもなるし描写にもなる

418:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 02:09:50.84 .net
描写するのが小説

419:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 02:25:25.18 .net
描写は描写 

420:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 02:48:30.95 .net
描写だけの小説ってそこまで多くないんじゃないかな

421:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 02:51:31.98 .net
親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている

422:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 03:08:13.44 .net
木曽路はすべて山の中である

423:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 03:26:13.60 .net
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった

424:名無し物書き@推敲中?
13/12/15 18:00:41.96 .net
>>417の通りですね

425:名無し物書き@推敲中?
13/12/26 03:14:09.04 .net
ちょっと役立ちそうだった情報あげるわ。

書籍『』、サイト「」
不信の停止 『小説の森』ウンベルト・エーコー
ケータイ小説の文体 「ケータイ小説の書き方講座(素人編)」ゆら
アイデア捻出 「手塚治虫がやってたプロットの筋トレ」読書猿
KJ法 『文章速達法』堺利彦
修飾語被修飾語の位置『日本語の作文技術』本多勝一
自然なあいづち 「会話における(部分)復唱発話の分析」等の論文
笑い
現代漫才論(仮)#30「M-1グランプリ総括。チャンプに見る、筋フリ論」
「サンドウィッチマンがM-1でしたこと」サンキュータツオ
笑い待ち
落語のオウム返し
Uncyclopedia「Uncyclopedia:馬鹿にならずにバカバカしくやる方法」

426:名無し物書き@推敲中?
13/12/26 03:24:32.80 .net
「会話における(部分)復唱発話の分析」は、要約すると、
相手の話しを促す意味を含む相槌をするとき、

話しの途中なら、「ああ」「うんうん、そしたら?」「へー。例えば?」みたいに感嘆詞が使われて、
話しの末尾なら、「もっと詳しく聞きたい」と思う部分を復唱することで相槌をうつ
って内容。

427:kyauo ◆BX2lds3nWQR9
13/12/26 03:26:35.11 .net
ああ、聞き上手系の本昔流行ってたなー

428:名無し物書き@推敲中?
13/12/26 03:31:22.98 .net
>>427
聞き上手系の話じゃなくて、
人はどうやって相槌をうっているかを研究した学術論文。
ひいては、小説の会話シーンで登場人物にどうやって相槌させるかの話。

429:名無し物書き@推敲中?
13/12/26 04:05:01.96 .net
ケータイ小説の文体は、「意識の流れ」が最も強調されると思う。

430:名無し物書き@推敲中?
13/12/26 04:20:50.49 .net
人称とか、メタとか、時系列をグチャグチャにする技法って、本質的なところじゃ無いと思うけど、
みんな、そういう小手先の技巧を使うことばっか考えて小説書いてるの?

お涙頂戴とか、ただの恋愛話にとどまらない、複雑な、色んな感情が組み合わさった気持ちに読者をさせることが大事だと思う。
それか、新しい笑いの取り方をするか。

431:名無し物書き@推敲中?
13/12/26 04:42:46.36 .net
>>425 にあげたサイト使えそうですかね?
あと、 >>430 ですが、実際どうですか?

432:kyauo ◆BX2lds3nWQR9
13/12/26 19:08:55.04 .net
「小説を書くのはレゴの宇宙船を一から組み立てるようなもんだ。
ピースが床にばらまかれていると一見無理っぽいけど、
少しずつやってれば気が付いたら宇宙船が完成してる」
なるほどなあ。

433:kyauo ◆BX2lds3nWQR9
13/12/26 19:13:26.38 .net
「小説を書くのはレゴの宇宙船を一から組み立てるようなもんだ。
ピースが床にばらまかれていると一見無理っぽいけど、
少しずつやればいつの間にか宇宙船が完成してる」
こっちの方がいいか。

434:イナ ◆/7jUdUKiSM
13/12/27 06:00:55.67 .net
∥∩∩□ ∥◇|∩∩ ||
((^o^) ∥>/( (`)/|
(っ[ ̄] ∥/(υ∩∩_
「 ̄ ̄ ̄]|_υ()  )
□/_UU_□//////( ̄ ̄)
////////////[ ̄ ̄ ̄]////////////////////////////宇宙船は僕が小説を書くずっと前からそこにあったし、宇宙は宇宙船ができるずっとずっと前からあったんでしょ? もう寝ろよ。

435:名無し物書き@推敲中?
13/12/27 22:00:56.64 .net
今気づいたけど、地の文って2パターンあるんじゃない?
神の目線で、全ての人の内面を(ある程度)見通してるパターンと、
神の目線で、かつだれか特定の登場人物の気持ちを代弁していて、かつ内面までは見通してないパターン。
不思議の国のアリスの語り手とかは後者。

436:名無し物書き@推敲中?
13/12/27 22:02:41.76 .net
テクニックより心

437:名無し物書き@推敲中?
13/12/27 22:26:51.78 .net
てか、数日前からいるけど、なんでこの板、文体論のぶの字すら存在しないの?
ラノベ文体論とか、何でもいいから誰か披露してよ。

438:イナ ◆/7jUdUKiSM
13/12/28 09:33:20.70 .net
地の文に神の目線など。

神が天にあり、文は地にあるとするならば、おのずとわかることです。

辺境の底辺にいる、ときどきカメラ目線の人目線で人の心を描くなら、人の心は描けても、神の心までは。
神の心が描きたいなら、それは自由ですが。まったく別の嗜好ですよ。

439:名無し物書き@推敲中?
13/12/28 09:42:41.15 .net
「神の目線」って、文学用語ですよ。ググれ。

440:名無し物書き@推敲中?
13/12/28 09:45:06.68 .net
芸人さんも使ってたから、てっきり一般的と思ってたけど。

441:名無し物書き@推敲中?
13/12/28 14:00:16.51 .net
>>438 のシュールなギャグであったとさ、ちゃんちゃん

442:kyauo ◆BX2lds3nWQR9
13/12/28 20:01:21.99 .net
確かに人間ごときが神気取りなのは傲慢。

443:kyauo ◆BX2lds3nWQR9
13/12/28 20:05:41.25 .net
「神気取りの統合失調症患者視点」とかでいいよ。

444:kyauo ◆BX2lds3nWQR9
13/12/28 20:18:52.09 .net
いや、そもそも語り手は人間ではない可能性もあった。
猫かも知れない。

445:イナ ◆/7jUdUKiSM
13/12/28 21:39:40.88 .net
∥∩∩□ ∥◇|∩∩ ||
( (`) ∥>/( (`。)/|
(っ[ ̄] ∥/(υ∩∩_
「 ̄ ̄ ̄]|_υ()  )
□/_UU_□//////( ̄ ̄)
////////////[ ̄ ̄ ̄]///////////////////////////////主人公目線でいいんだろ? 前>>438だったら神も髪も要らなくね? 紙は要るよ。うんこすっからね。

446:名無し物書き@推敲中?
13/12/29 02:13:37.21 .net
神の視点ってのは、例えば、
歴史家が特定の人物の視点からは把握できないことまで地の文で描写するときの、歴史家の視点。

447:イナ ◆/7jUdUKiSM
13/12/29 08:19:44.88 .net
∥∥ □ ∥◇|∩∩_∥
∥∥  ∥>/((-。-)/|
∥∥[ ̄]∥/(っц~|_
「 ̄ ̄ ̄]__`υυ_
□/__□///////たとえが/////////////ふふ。わかる人はわかるって感じか。前>>445歴史家が。
歴史家って。ぴんと来んたとえですねぇ。

448:名無し物書き@推敲中?
13/12/30 03:19:51.80 .net
>>437
ライトノベルの文体か。

・比喩や異化効果に執着せず、日常的な/常套的な言い回しで書いても減点されない。
・文の長さの幅が、上限のほうでいくぶん低い。純文で一文が長くて濃い作風のものに相当するのはないが
 文が短くてあっさりな作風のものと同じ程度のならある。全体では長さは大差ない。
・作品によるが、会話文が多めで、地の文で出すような情報を会話文に組みこんでいることもよくある。1ページ丸ごと埋め尽くす長ゼリフはまれ。
・中高生向けという建前のため、語彙がそれとなく選ばれていて若干狭い。
・一人称、三人称固定、三人称神のどれも行われるが、戦闘を入れる作品が多い関係で、比率では三人称固定が多くなる。
・常体で書かれるのが普通で、ですます体で書かれるのは例外的。
・特定の作品、作家で代表して「○○的な文体」「○○調」という呼び方はされない。そして文体で一目置かれている作家というのもいない。

ライトノベルはほかのエンタメ小説と比べて多少稚拙なだけで、文体に目立った差があるわけではないのな。

449:名無し物書き@推敲中?
13/12/30 03:22:32.03 .net
例として、「とある飛空士の誓約」2巻から引いてみる。
これは技術力が第一次大戦時程度のファンタジー世界を舞台にした、パイロット養成学校の学生の話で、
内容がチャラくない部類なので文もバカっぽくしていない。
まあこれと同じようなレベルの文を会話含めて文庫本300ページストーリーをつけて書き通せば商品として認められると思ってくれればいい。

===

セルファウスト中央駅ホームに降り立ったイリア・クライシュミットは、マフラーに口元まで埋め、
キャスターのついたトランクを後ろ手に引いて、白い息をこぼしながら大通りを歩き始めた。
 灰色にくすんだ町並み。暖房の主燃料は石炭であり、十二月末ともなると空は常に煙突からの煤煙で汚れている。
明るい色のコートなど着ていれば汚れが目立つため、道行く人はみな黒か灰色のオーバーコートに身を包み、汚れた大気を吸いこみすぎないよう、やや猫背気味に広い通りを歩き抜けていく。
 ほどなくして市電の駅に着く。十数人の市民の列に並んでいると、屋根にまで人を乗せた電車が重そうにやってきた。
運賃2ペセスを払い、イリアは乗客に手を借りて屋根に腰を下ろすと、目の前を流れすぎていく石と煉瓦とコンクリートの町並みをぼんやりと見ていた。
 百貨店の並びのむこうにバルーンがいくつも浮いていて、新兵募集の喧伝をかけていた。
街中にも軍服を着た陸海軍の広報官が拡声器を持ち、道行く若者へ国家のために戦場に出ることを督促している。
愛国心を煽りたて、戦場のロマンをかきたてる宣伝文句にその気にさせられたのか、それとも定職がほしいのか、大勢の若者たちが入隊手続きに列をなしていた。

===

450:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 01:13:04.49 .net
>>449 の特徴
1「運賃2ペセスを払い、イリアは乗客に手を借りて屋根に腰を下ろすと、目の前を流れすぎていく石と煉瓦とコンクリートの町並みをぼんやりと見ていた。 」
いい悪い別として、イリアの視点が混ざっているのが特徴的
2 「愛国心を煽りたて、戦場のロマンをかきたてる宣伝文句にその気にさせられたのか、それとも定職がほしいのか、大勢の若者たちが入隊手続きに列をなしていた。」
集団を描いて「戦場のロマンを抱く人もいれば生活苦がために来る人もいた。」か、
一人を描いて「今、目があった若者は、~であったのか~であったのか」
って感じが適切じゃないかとは(文体と関係ないけど)思った。
3「戦場に出ることを督促」の督促の使い方がおかしい。
4全体を読んでないので間違いかもしれないが、
暗い雰囲気の描写に十分な量を超える文章を使っている。
また、マフラーと白い息のくだりは、何のために寒いことを伝えているのか???多分、無駄な描写。

的外れだったら指摘お願いします。

451:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 01:57:29.18 .net
辞書をひけばわかるが督促はおかしくない(ただの勧誘ではなく、兵の志願が義務だ、といわんばかりのニュアンスで
呼びかけている、という感じになる)。
おかしいのは「喧伝をかける」の方。「喧伝する」、か 「宣伝をかける」が正しい。

452:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 02:07:27.73 .net
暖房が石炭なのに「電車」かよとか(矛盾ではないがこの架空世界の水準がいまいちつかめない)
走ってる電車から声聞こえるのかよ(聞こえなくてもいつものあれだな、でわかるってことだろうが
それを読者が脳内補完するのがちょっとうざい)とかのが気になるけど読み流せるレベル

453:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 10:41:07.57 .net
今回はじめて地の文つきで書き始めたが、ss形式にくらべてテンポが悪い。

どうしたらテンポよい文章が書けるか、教えてください。

454:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 14:29:13.19 .net
1 「手塚治虫がやってたプロットの筋トレ」で検索すると出てくる方法と、
2例えば、火事のシーンを書くとなったら、その場面でどんな中・小の事件
(子供を抱えた母親が飛び出す、火が隣りまで燃え移る、メラメラ燃えるetc)
が起きそうかを、ある程度分類しながら列挙して、その中からいい感じのを選んで描く方法。
の二つを併用しながら、自分の考えに従ってストーリーを作って、それを推敲したり改変していって、話を作ってる。

小ネタを入れたいときは、
M-1グランプリ総括。チャンプに見る、筋フリ論
「サンドウィッチマンがM-1でしたこと
笑い待ち
落語 オウム返し
Uncyclopedia:馬鹿にならずにバカバカしくやる方法」
を検索すると出てくる情報を意識してる。

455:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 14:31:31.12 .net
>>453
こんな感じですが、どうでしょう?

456:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 14:39:10.55 .net
小説ではテンポは気にしなくていい

457:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 14:52:24.02 .net
テンポの意味も、例えば何がテンポがいいのか分からない。

458:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 22:08:11.89 .net
453です。

言葉足らずですみません。

ssだと
男「そんな理由で…殺したのか…」
女「そんな理由?」ピクッ
女「そんなっ理由ですって?!」
男「」ビクッ

という感じだけど、

小説形式だと
男は信じられないという表情で、目の前の女を見た。
それだけ、女が語った動機は男のモラルから逸脱していた。だから男はつい―
「…そんな理由で…殺したのか?」と、呟いてしまう。
女は、それまでの無表情を一転した。
「そんな理由?」
しまったと男が思った時にはもう遅かった。
「そんなっ理由ですってええ?!」
奇声とも区別がつかないような叫び声に、男は息を飲んだ。

文章力ない所為もあるが、ssみたいにトントンと読める書き方のコツを知りたいんです。

459:名無し物書き@推敲中?
13/12/31 22:23:48.90 .net
>>458←訂正

×文章力ない所為もあるが、ssみたいにトントンと読める書き方のコツを知りたいんです。

○文章力ないからだと思うが、ssみたいにトントンと読める書き方のコツがあったら、教えてください。

460:名無し物書き@推敲中?
14/01/01 02:43:09.99 .net
「区別がつかないような」の、ようなは要らない。

僕は、そういう種類の読みやすさは、
ss>携帯小説(「ケータイ小説の書き方講座(素人編)」「攻略不可能クンの思うツボ」を参照すること)>一般小説 の順に低くなるとは思う。

ただ、「長い修飾語ほど先に、短い修飾語ほど被修飾語に近く」の原則は、例外もあるけど、守った方が読みやすい気がする。
(『日本語の作文技術』本多勝一 より)

461:名無し物書き@推敲中?
14/01/01 07:30:12.75 .net
>>460

とても参考になりました。
参照にあげられた本も、探して読んでみます。

462:名無し物書き@推敲中?
14/01/02 00:21:44.58 .net
「」はサイトです。

463:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 00:14:27.94 .net
今日、竹宮ゆゆこのラノベを初めて立ち読みしたけど、間(ま)とか口調の表現が上手いね。
自分なんか、
「ケータイ小説の書き方講座(素人編)」で、検索して出てくるやつと、
「 ~ (棒読み)」
しか使えてなかったから。
誰か、この人の文体について、考察した人とか、あるいはサイトってない?

464:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 00:15:34.89 .net


465:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 00:16:22.89 .net
sage

466:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 01:05:04.00 .net
>>463
ラノベは基本的に(純文よりマシとしても)読者数が少なく、そのうち中高生がある程度占めていて、
文は多少拙くても楽しめればいいという考えの人がけっこうおり、作家ごとにファンがつく風潮がない(ヒット作を出してもそのネームバリューが他の作品に及ばない)。
そのうえ世間から下に見られる向きもあり、刊行数が多い。
ということでサイトを作る人が文体を解説しても閲覧者少ないと考えられるのな。
一部は別として、個々の作品についてまとまった量で文体についてネットに上がっていないと思ったほうがいい。

467:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 01:50:05.48 .net
杉井光「ラノベで作者買いなんてない。杉井は例外中の例外」

468:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 02:22:05.79 .net
竹宮ゆゆこは「私たちの田村くん」「とらドラ!」「ゴールデンタイム」の3編を出している。
どれも10代の恋愛がメインなので、文体はどれもおおよそ同じと見なしてよいと思う。
ここでは「ゴールデンタイム」2巻から引く。ゴールデンタイムは東京の大学に通う記憶喪失歴のある大学生多田万里が楽しい大学生活を送る中で、
大学に入ってできた彼女である加賀香子と、限りなく恋人に近い友人の関係だったリンダとの間で三角関係に陥る話。
大学生の主人公である点と、恋愛一本でいく点はライトノベルではまれ。そして少女漫画に近い作風なのが特徴で、
同じ系統の作家は男向けライトノベル作家にはいない。

本題の文体だが、地の文については、
・3人称固定。
・使う語彙はかなり抑えられている。もっと要領を得た書き方ができそうなことでも、口語的な間延びした言い回しのほうを好む。
・一文は短い。文の構造が単純で、長い修飾語を入れ子にすることはまれ。
・景色の描写は最小限で、心情と動作についてはよく言及する。
・動作を書きはするがその細部までは表現しない。描写のシャープさは切り捨てる。
・比喩表現は少なく、使うとしても斬新な表現にしてやろうという発想は皆無。
・かわいげを出すためにはためらわず擬態語擬音語を使う。
・主観的な評価を意味する修飾語を手軽に名詞につける。
・「口語的な文」+と(いう)、を地の文によく組みこむ。
・要所では(高校生男子が知らないかもしれない)ファッション用語での衣服の描写を欠かさない。

469:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 02:46:50.49 .net
会話文では、
・会話文はラノベの平均よりはやや多い印象。恋愛物は全般に会話が多くなる傾向がある。
・くだけた首都圏方言が用いられる。
・日常的な会話に近づけてある。文が短く断片的であり、文字にするとうっとおしくなる指示語と間投詞もよく入れる。
・会話文を伏線にしたり、登場人物の性格や外見などの情報の提示に使ったり、メッセージ性の強いことを語らせたりすることはあまりない。

例(ゴールデンタイム2巻87-88p)

どうしよう、とか思ってしまうのは、傍らの香子がいきなりただならぬオーラを発したのをビリビリ右半身に感じているから。
香子にとって千波は、はっきり、敵だ。いとしい光央を盗み取った泥棒猫めが! ぐらいのことを思っているにちがいなく、
「加賀さんもおはよ! わ~今日もすっごいきれいな服だぁ。遠くからでもすぐ、あ、加賀さんだ、って分かったよ」
無邪気な千波がぴょこぴょこするのに、万里は薄氷を踏む思いで息をのむ。なぜだ岡ちゃん。なぜそんなに香子の前でもノーガードでいるんだ。
あの爪でシャー! とやられてもいいのか。相手はヘビ殺しの加賀香子だぞ。
「おかち……、なみ……」
香子はゆっくりと振り返り、千波を見下ろし、毒を味わうクレオパトラみたいな顔つきでつぶやく。その目がギラギラと危なく光っている。
「あはは、切るとこ違う~! おかちじゃないよ、おか、ちなみだよ」
だからなんで、ノーガード! 万里はさりげなく斜めに足を出し、半身を香子と千波の間に入れてみる。
危なっかしいほどに無邪気な千波は、これがまた、今日も今日とて死ぬほどかわいかった。
長い睫毛とつぶらな瞳が際立つ、外人の子どもみたいに無垢な顔立ち。大きなお団子に結った豊かな黒髪。
華奢な体に紺色のワンピースをかぶって、重ね着したデニムからはほっそりした足首がのぞいている。
しっかりした飴色レザーのサンダルに、早くもトレードマーク化しつつあるごついデイパックを背負って、
相変わらず男の万里にはよく分からない服装ながらも、千波は本当に森からやってきた妖精の姫みたいな存在感を放っている。
万里はもはやこらえきれず、
「……岡ちゃんったらよぉ……!」

470:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 03:08:10.03 .net
「どうしよう、とか思ってしまう」「あの爪でシャー!とやられてもいいのか」は、
・「口語的な文」+と(いう)、を地の文によく組みこむ。 の例。
「ビリビリ」「ぴょこぴょこする」「ギラギラと」が
・ためらわず擬態語擬音語を使う。  の例。
「無邪気な千波」は
・主観的な評価を意味する修飾語を手軽に名詞につける。の例。
純文ではこういう書き方は恥とする文化があると思う。無邪気さは登場人物の魅力なのだから単純すぎる表現ですませるべきでないとか、
雰囲気から無邪気さを感じ取るようにするのが書き手の腕の見せ所だろうとか、読み手に想像を任せすぎでサボっているとか、そのように考えるにちがいない。
だがライトノベルは文化がちがうのな。
「長い睫毛と~」以降が
・要所では衣服の描写を欠かさない の例。
「わ~」「あはは」のところが、
・間投詞を入れる例。人によっては、

千波は香子に笑って答えた。
「切るところ違うよ。おか、ちなみだよ」

のように書くかもしれない。

・「森からやってきた妖精の姫みたいな」が
比喩表現を斬新にしてやろうという発想が皆無の例。

471:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 04:06:18.67 .net
(144p)
万里は香子におごる、と言い張り、香子は万里におごる、と言い張り、結局万里の分は香子が払って、香子の文は万里が払うというあまり意味のないおごりあいで支払いをすませた。
一応、香子のほうが得をしたことにはなるのだろうが。
「加賀さんのすごくない?」
「ラテにエスプレッソショット追加、バニラシロップ追加、キャラメルソースとチョコソース追加。の、グランデ。多田くんのは?」
「俺のは通常のスタバラテ」
それぞれトレイをささげもって、通りに面したカウンター席にならんで腰を下ろす。
行き交う人々を眺めながら、思わずそろって「ふう……」と息をついた。おたがいにそれを聞き、同じタイミングで鏡あわせみたいに目を見交わす。
「……さっきは、ほんとにごめん。泣いたりして、おかしいよね、私」
先に笑ってみせたのは香子だった。
まだその目元ははれぼったく、赤い。マスカラも流れてしまって、白いまぶたから伸びる繊細な長い睫毛が頬に影を落としている。そして横顔をふとうつむけ、
「ちょっと……気負いすぎちゃったんだ。多分」
香子は恥ずかしそうにつぶやいた。
「だよな。そんな感じ」

「腰を下ろす」「行き交う人々を眺めながら」「鏡あわせみたいに目を見交わす」 が
動作を書きはするがその細部までは表現しない。の例。人によっては色々盛るところだろう。
これが集まった文章全体をみると(あいまいな言い方だが)丸みとか、言語化が追いついていない空気が感じ取れる。
会話文のところが文が断片的な例。

全体では、ライトノベルの最大公約数的な要素(表現に凝らず、会話に近づけた会話文にする)をはっきり持ちつつ、
より平易で軽く、とがらず、気取らず、ギャグっぽくするが、青春小説特有の情感も含みたいという文体と言えると思う。

472:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 04:57:02.34 .net
万と香の字が並ぶと駄目だ
アレを思い浮かべてしまって駄目だ

473:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 09:28:11.68 .net
>>472
そんなレスを読むと、、、ソーセージ。彼女の夜食用にとっておいたソーセージ。あの、耐え難い香りのするソーセージが、むっっくりとそびえ立つのだった。

474:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 10:37:50.32 .net
『・間投詞を入れる例。人によっては、
千波は香子に笑って答えた。
「切るところ違うよ。おか、ちなみだよ」
のように書くかもしれない。 』
これは上手いよね。

『 「ちょっと……気負いすぎちゃったんだ。多分」
香子は恥ずかしそうにつぶやいた。
「だよな。そんな感じ」 』
これを、
「ちょっと……気負いすぎちゃったんだ。多分」
「だよな。そんな感じ」
にしちゃうと、即答で「だよな。」って言われたみたいだけど、
間(あいだ)に地の文をいれることで、返答までの間(ま)をもたせることができてると思う。

『万里はもはやこらえきれず、
「……岡ちゃんったらよぉ……!」 』
とか、
『目を見交わす。
「……さっきは、ほんとにごめん。」 』
は上手いと思う。「……」をセリフのはじめに使うときは、沈黙の意味の説明になる地の文を直前に置いてるよね。

475:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 11:01:20.45 .net
あと、具体的な文は忘れたけど、ゴールデンタイムス1巻冒頭の誰かのセリフで、
同じ言葉を繰り返すのに、一回目は普通に書いてあって、二回目は文体を変えてたのは、上手いと思った。

「はやく辞めろよ。お前さぁ。は・や・く・辞・め・ろ・よ!」
みたいな。

おかしいかなぁ?

476:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 11:46:31.92 .net
あと、
「ひどいじゃん。だって。ひっ……ひど…い…じゃ…ん……」
とか。

書いてて何かが違う気もしてきた。

477:名無し物書き@推敲中?
14/01/03 15:19:58.42 .net
>>475 >>476
は違うな。

478:名無し物書き@推敲中?
14/01/06 22:49:39.45 .net
「古沢 情熱大陸」で動画検索。
プロット作りのヒントになるかも。

479:イナ ◆/7jUdUKiSM
14/01/06 23:56:21.93 .net
きょ~ですべて~がおわ~るさ~♪
__∩∩∩ξきょ~で
_(^o` ^o^゚)すべて~
__っцっцυ が~か
_υΠυυΠυ わる~♪_____________きょ~ですべてが~♪
はじま~るさ~♪____>>478観た観た! 観てました、去年!

480:名無し物書き@推敲中?
14/01/07 04:42:25.76 .net
出版社は編集者レベルで朝鮮系 だから日本人は作家にすらなれない

反論、異論は認めない、というのも現在の文壇のほとんどが 
         朝鮮左翼系だから 
      自虐史観を新聞、テレビと共に
      誰が植えつけてきたか考えよう

気づけよ 日本人!!




もはやすべての文学賞受賞者は 朝鮮人認定式 と成り果てましたな

戦後、出版社が朝鮮人にのっとられてどこの賞も日本人が受賞できなくなった
だから文壇は左翼と反日の巣窟
おまいら、本なんて絶対買うなよ、朝鮮人に貢ぐだけだ

481:名無し物書き@推敲中?
14/01/09 09:53:12.33 .net
何言ってんだバカ

482:名無し物書き@推敲中?
14/01/13 13:40:05.55 .net
今、瀬尾まいこの文体や技巧をみつけようとしてるけど、
いざ読みつつ考えてみると、全然分からんw
誰か教えて

483:イナ ◆/7jUdUKiSM
14/01/13 13:48:07.88 .net
/_/_/_/_/∩∩_/_/_/_/_
/_/∩∩_((^o^)/_∩∩/_
/_( (^o)(っц)/(^o^))_
/_(っц) ̄υυ~U⌒U、_
∥ ̄υυ\/∥∥~UU~∥
∥\/∥_/_/_/∥\/∥/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/幸福な食卓。前>>479_/_/_/_/_/_/_/_/_/(ノ-_-)ノ~┻━┻

484:名無し物書き@推敲中?
14/01/28 14:41:07.32 .net
論文「漫才における「フリ」「ボケ」「ツッコミ」のダイナミズム」
URLリンク(dspace.wul.waseda.ac.jp)

小説に小ネタを入れるときに、大いに参考になります。
「フリ」の重要性に気づきました。

485:名無し物書き@推敲中?
14/01/28 19:05:50.44 .net
上の記事、参考になるでしょうか?

486:イナ ◆/7jUdUKiSM
14/01/28 19:28:41.03 .net
__________
/_/_∩∩∩∩/_/_/_/_
/_/( (`^) )_/_/_/_
/∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥_/_
/∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥∥_
/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ボケとかノリツッコミとか要る? 要らないよね。前>>483純文だもんね。

487:名無し物書き@推敲中?
14/01/28 19:46:29.22 .net
>>486
リンクを読まれる分かると思いますが、
笑いが起こる原因はズレであると仮定して、何がフリ、ボケ、ツッコミとは何なのかを分析しています。
創作技術として、小ネタを入れるときに参考になると思います。

瀬尾まいことの関連ではなく、創作技術との関連で投稿したつもりですが、
瀬尾さんの小説は笑いを含むシーンも多いので、
何故笑えるシーンになったのかを分析する上で大いに参考になると思います。

488:スレ主
14/01/29 11:43:00.62 .net
近いうちに、瀬尾作品をフリやボケの観点から分析します。

489:名無し物書き@推敲中?
14/01/29 11:44:16.90 .net
名前は間違い(別スレのママだった)です。

490:イナ ◆/7jUdUKiSM
14/01/29 13:08:26.78 .net
∥∩∩]∥◇|∩∩ ||
((^o^) ∥>/( (`。)/|
(っ[ ̄]∥/(υυ∩∩
「 ̄ ̄ ̄]_υυ_(`) 
□/_UU_□///////( ̄ ̄
ちーす!////[ ̄ ̄ ̄ ̄]/////////////////////////試写会場の最前列で僕は泣いてましたが、理由は主人公の恋人の突然のバイク事故でした。////////////////前>>486フリもボケも気づきませんでした。

491:名無し物書き@推敲中?
14/01/29 23:57:46.75 .net
①偶然同居型②両親再婚型③幼馴染型④下宿型⑤近親恋愛型
最後、主人公が死んだ

492:弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg
14/01/30 22:38:39.20 .net
ぼくはキャラクター小説を、作者としてのわたしではなく、キャラクターとしてのわたしを自覚的に描く小説だ、と大塚英志は言っている。
(キャラクター小説の作り方)

だがそれは、わたくしにとっては甘い。
まあ、いまのところ、その二分法は超えてないが。

493:名無し物書き@推敲中?
14/01/30 22:45:08.32 .net
1行目がもう少し日本語でわかりますか?

494:弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg
14/01/30 23:04:38.69 .net
ともかく、作者としての私と、キャラクターとしての私という二分法を超える作品はいまのところ
ないでしょうねえ。
ジョイスのフィネガンズ・ウェイクの場合はどちらにも属さない、といった感じなのでしょうか。

495:名無し物書き@推敲中?
14/01/30 23:40:12.62 .net
テンプレに従った上で言うと
小説は究極の暇潰し。まあハリウッドの馬鹿映画みたいな物にしか<俺には>見えない。
共通概念である言葉の羅列で意外性のあるキャラや感動を生み出せる道理は無い
という理屈が通る<と俺は考える>。
他のやつがどう考えるか知らん

496:弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg
14/01/31 00:22:26.49 .net
人生の目的のない主人公が無為に日々を送るお話はNGなのか、というと少なくとも、「ハリウッド映画」というジャンルではNGです。
「文学」やあるいはインディーズの映画ではそれもあり得ます、と、大塚英志は言っている。

ハリウッド映画は徹底したセオリーの積み重ねからなるジャンル。
そのキャラクター制作方法を否定するのは簡単ですが、しかし一度そのセオリーを手に入れてから
正々堂々と否定しても遅くないはずです。と、言っている。

おれは最初で最後のさくひんかもしれないデビュー作では、
否定したいね、ハリウッド脚本術的小説を。

497:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 00:38:11.31 .net
問題はだ、大塚英志の作品って一つもしらねえ
ってことだな

「女医が教える 本当に気持ちのいいセックス」みたいなさ
一見専門家のようだけど(体の構造とかね)
でも良く考えると女医ってセックスの事
えらそうに語る資質あんの? とか思う

大塚の作家マニュアル本からは同じ臭いがする
おまえ作家だけで食えてないじゃん、ノベライイズとか批評とかがメインじゃん
って思う

498:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 00:38:52.32 .net
キャラクターの生成方法?結局読者の想像の範疇でしか作りようが無い。
漫画や映像のように想像を超えた忍耐力、精神力、そして愛を湛えたキャラクターなど
作りようが無い。強引に書き込んでも読者には伝わらない。だから感動も無い。

ベートーベンは才能にも増して誇り、情熱、喜びを知っていてそれを音楽に
注ぎ込んでいた。逆立ちしても小説じゃ第九交響曲合唱付の感動には比較対象にもならない

499:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 00:47:32.61 .net
第九の合唱って「♪天ぷらそばたーべよー」の曲だろ?
逆立ちしなくてもうるさいだけで感動とかないよ ゼロだ
学校で鑑賞とかあったけど、俺も含むほとんどの人が苦痛だった
小説とは比較対象にもならない
小説は感動作もたまにあったりするじゃん
結局のところターゲットが違うだけだな
クラシックなんか衰退した小説より市場が小さい
(お金払って感動できるやつが少ない)

500:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 01:00:30.46 .net
大塚がいうのは
そもそもベートーベンじゃないひとがベートーベンほどじゃないけど市場に通用するものを
どうやってつくるかって話だから

もっとも大塚自身、今は「私が以前書いたのは小説指南の形をかりた作品論」といってるし
たしかにそうだと思うので>>497みたいな議論もあまり意味ない

501:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 01:12:31.05 .net
>>499
お前の教養の無さには同情するよ

502:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 01:13:59.28 .net
>>499
>小説は感動作もたまにあったりするじゃん
あ、それただの高揚感。原理的に小説に感動作はありえない

503:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 01:15:42.64 .net
>市場に通用するものをどうやってつくるかって話だから
まあ暇潰しにもそれなりの価値はあるわな

504:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 01:19:42.56 .net
>>503
それまさに大塚がそう言ってるんで、そうじゃない文脈で批判してる奴のがずれてるんだよ

505:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 01:33:57.59 .net
>>504
これは失礼しました。

506:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 02:04:10.34 .net
>>501
そんなことを指摘して議論に勝った気になってもしょうがないだろ
俺はうるさいと思うけどベートーベンが天才なのはそうだろうさ
問題は俺に教養がないことではないよ
世の中のマスは教養がない人だらけでどうするの?ってことなんじゃね

なるほどね、
大塚の作品は受け入れられてるとは言いがたい
でも大塚の「小説指南の形をかりた作品論」って作品はそこそこ売れてるし
ここに書き写ししたくなるくらいは高揚感(笑)を感じてる人がいるらしい
ってことか

507:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 02:13:14.09 .net
>>495

>共通概念である言葉の羅列で意外性のあるキャラや感動を生み出せる道理は無い
という理屈が通る<と俺は考える>。

これ認めると数学や理論物理の新発見ってあり得なくなるんだよね論理上。
言語はなぜ哲学の問題になるのか あたりの分析哲学やら科学哲学やらの入門書を読んでくれ

508:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 02:24:29.87 .net
>>507
頭イカレてんだね。数学物理の発見がありえない?アホですか?
物理は順序立てて数学的真実を証明してみせるだけだが、感動も数学的事実で
説明できるの?やって見せてよ

哲学屋ってのは一番威張って頑固でアホだからな。哲学なぞ科学の新発見に
振り回されるだけの言葉遊びだろうが。具体的な事例が一切無い。それをカルト宗教と呼ぶ

>>506
買ったつもりとは笑わせる。小説にハナから芸術的価値などありえない。「美味い」「美しい」
「ひもじい」って言葉を2chで説明してみろよ。言葉には結局何も伝える能力は無い。
共通概念から数学的情報を伝えるだけだ。

509:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 02:26:50.37 .net
ついでに言えば哲学屋の言ってることがあまりにアホで支離滅裂なので調べてみた事が
あるんだが、まあその内容は呆れ果てて腹が立つだけだったね。都合のいい例だけを
並べ立てて科学書のような外部の反証に対してその可能性や否定など全く無い。

510:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 02:41:33.04 .net
一つ面白い話があったな
「勝ち過ぎたヘーゲル」
西洋哲学はただのディベートでしかない。相手を言い負かせば偉大な哲学者になるww
事実がどうであろうと丸っきり関係無いんだな。

もう一つ
哲学屋は理系板に出没しては俺理論を展開して叩かれてるよ。迷惑だよね

511:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 02:56:41.07 .net
おまえさ中学2年生?
俺も中学の頃、俺が見てる赤と他人が見えてる色と違うかも
俺の美味しいは他人が感じてるのと違うかも
というか、もしかしたらこの世のすべて俺の脳の妄想かも的な 
哲学気分な事を授業中や深夜に考えていたよww
お前もう寝たほうがいい 寝ろ寝ろオナニーでもして寝ろ

良かったな匿名掲示板でさ
おまえこれ大人になってから思い出すと恥ずかしいこと言ってるってわかってる?
安心したまえ 年を取ればそういうことはなくなる
実は通じてなくても、それで「美しい」が伝わってるように見えるなら
それでやっていけてるんだよ

512:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 03:04:33.90 .net
今日の自演は面白い自演だなあ。

513:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 03:11:57.77 .net
言語はなぜ哲学の問題になるのか イアン・ハッキング
URLリンク(www.amazon.co.jp)

哲学探究
URLリンク(ja.wikipedia.org)

分析哲学ってウィトゲンシュタインは古すぎて現代では通用しないとかあるの?

514:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 03:52:44.07 .net
あれ? スレが 止まって 見えるよ?

515:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 04:13:53.13 .net
あ、ニューロンと上久保を混同してたわ。
自演常習犯の入れ替わり嬢と仲いいのってどっちだっけ?

516:名無し物書き@推敲中?
14/01/31 05:15:52.25 .net
>>511
違うよ。お前が能無しだからそう見えるだけだよ。哲学振りかざす奴は結局罵り合いしか
能がないのよね。1ダースは相手にしてきたからねえ

>おまえこれ大人になってから思い出すと恥ずかしいこと言ってるってわかってる?
いやはや…腹も立たない。哀れだねえ。偉くなったつもりが本の外では全く通用しないからねえ

どんな学問でもその歴史に性格が現れるものだけどね。さっきの通りあまりにアホだから
何考えてんのか調べた結果が、ディベート=口喧嘩最後に罵り合い。で、人格攻撃で
終わるんだよね。プロだと人格攻撃は人間性を疑われるから、相手が死んでから反論を
唱えたりしてね。言い争いの域は出ない
こっちも本で返そうか

空海の『十住心論』を読む
URLリンク(www.amazon.co.jp)

言葉では真の哲学は伝わらない。ただ、ちょっと難しさが桁違いww


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch