11/03/06 23:07:42.91 .net
暗夜行路は事実、あまり出来の良くない作品だと俺も思う。
それと、それが書かれた時代背景とかをよく考えないと
なぜそれが当時感動的な作品だったのかが理解できない。
今の人はありとあらゆる刺激に慣れているし、
小説の中の設定も、まず絶対にあり得ないようなものを
何度も読んでいる。そんな現代人の基準から言うと、
暗夜行路はすごく退屈だし設定もつまらない。
志賀直哉は、大病を経た後に書いた短編は読む価値があると
思うが、それ以外は俺はあまり好きではない。
ただ、君がそこに例としてあげた文章は、前後を読んでみないと
良いのか悪いのか判断できないね。