ある人の話。at BREAK
ある人の話。 - 暇つぶし2ch1:いずー
26/05/20 21:40:33.74 .net
好きだった人の話をしていこうと思う。
誰が見てなくても構わないから、ただ一人で抱えたくないから

2:いずー
26/05/20 21:57:40.90 .net
その人との出会いは中学の部活動。
同じ部活の1つ上の先輩で、何かと適当な女の先輩(以降A)だった。
結構緩い、人数が少なかったこともあって初心者の自分でもかなり初期から試合に出てた。
当時は恋心なんてものはなくてただ単純に一緒に練習して試合に出て、その後ワチャワチャするのが楽しかった。
駄菓子とかが好きでチョコバット?をすすめられたこともあったけど頭でっかちだった当時の自分は買い食いなんて、人様からものをもらうなんてと適当にあしらってた
今思えば受け取っておけばよかったのかもしれない

3:いずー
26/05/20 22:12:30.59 .net
自分は典型的な優等生で、A先輩はどちらかというと地雷系女子で学校ともそこまで相性が良くなかった。
だから、部活内でうまくやっていることに教員は半信半疑な部分があったし、自分が道具の手入れとかを先輩に一緒にやろうと声をかけていたのは周りから見ればいきなり懐いた変わり者の子のような見方だった気がする。
中学時代は本当に何事もなく過ごした。そこにいるのが当たり前であるかのように
A先輩はよく部活に来た。ただ、学校に来ないこともしばしばだった。本人はめんどくさいからと言っていた。詳しくはわからなかったが病みがちな人だったとあとから聞いた。
後輩である自分の前では明るく気さくに振る舞う姿が教科書通りの生き方しかできない自分には眩しくて、羨ましくて、とても素直なでも少し困った笑顔を浮かべる姿もとても愛しいと思った。
自分は学校に来てもらえないと会えないから、もしめんどくさい、行く理由がないなら私に会うために学校にきてくださいと言った。少し高めの、のびた声で笑いながら、照れながら「しょうがないな〜」とA先輩は笑った。その日から学校に来てると少しでも私を見かけると手を振ってくれるようになった。
無理をさせたかもと思う一方でまた会えるという喜びが自分の中で勝っていた

4:いずー
26/05/20 22:22:36.60 .net
引退して、卒業まではあっという間だった。A先輩は通信制の高校に進学したと言っていた。
先輩が卒業して、同級生では埋まらない心の空白があることに気がついた。これはA先輩を慕っていたからだろうか、それともLOVEに分類されるものなのか、よくも悪くも大雑把な自分はわからないと割り切ってまたあったとき考えればいいと後回しにした。
学園祭ならぬ催し物があったとき、そこに先輩は現れた。中学のジャージを着て、前よりも化粧が少し濃くなって、でもそこにA先輩がいた。
受験勉強頑張ってる?気楽にねという適当な口ぶりに以前と変わらない優しさを感じて、「ああ、これじゃないと」と心の底から思った。
うまく形容ができないけどこの時点で多分LOVEのほうだと薄々気づき始めていた。表に出せないタイプだからA先輩が気づいていたなんてわからない。でも変なところ人の気持に聡い人だから本当は気づいてくれていたのかもしれない。
自分の卒業式、A先輩は来なかった。呼べば来てくれたのかもしれないが、そこまでするほどでもないのか?と思いとどまった自分がいたから。卒部のときに「20超えたらみんなで酒飲むか」まで変わってなければ言ってみてもいいかもと気長に考えていた

5:いずー
26/05/20 22:30:04.18 .net
それは突然だった
私が晴れて高校に入学し、ちょっとした宣伝を母校に持っていったとき部活にも顔を出すことになった。
当時の顧問はすでに移動していたため、代わりの顧問としてA先輩の学年づきだった行事ごとでは暴れまわる馴染みのある先生がいつもより大人しげにそこにいた。
高校はどうだ、楽しくやってるか、勉強は大丈夫かなんてことを聞かれていつも通りきれいに答えた。部活の話になったとき、A先輩のことが頭に浮かんだ。元気かな、いつの間にか口に出ていた
いつもならその先生も、おう元気にしてるよと答えたはずだった。でも何も返ってこなかった。不思議だった。なんでわざわざ部活に顔を出してかないかと言ったのか、ずっと大人しかったのか。

〇〇(自分の名前)お前聞いてないかもしれないけどさ、あいつ死んだんだよ。自殺したんだ

6:いずー
26/05/20 22:46:48.34 .net
A先輩が自殺したのは10日前のことだった。葬儀は全部終わって線香を上げに行ったと言う。同学年の先輩方はすでにこのことを知っているとも言っていた。
なんで、なんで、なんで、なんで何も。何もわからなかった、きづけなかった、きづこうとしなかった、目を逸らし続けた。もしかしたらなにかできたかもしれない。できることなんて何もなかったかもしれないのにそんなことばかりが頭の中を回り回って気が狂いそうになる
しかも亡くなったことすら知れなかった。もっとわかりやすく仲良くしていれば最後に立ち会えたかも、きちんと線香も上げに行けたかもしれなかったのに。
全ては中学時代にまぁいいやと気づかないふりをした自分の気持ちへのツケだった。
ずっと埋まらなかった、思いを持ち続けることで仮で塞いだ気になっていた心の空白が今も塞がらない。塞ぐものはもういないのだから。
約束も全部なくなった。最後にあった時をふと思い出す。あの人はずっと私に甘くて優しかった。だらしない、適当そんなふうに扱ったひどい後輩だったのかもしれない
でも、ずっとその裏で好きだった
なくなってから全部に気づいて、ちゃんと伝えて振られるんじゃなくて、どこにも行き場がなくなって、何もできないまま失恋という形が残って、たった一人残されて。
今もまだずっと空っぽ
チョコバット、今からでも渡しに来てくださいよ⋯

5ちゃんの特徴のレス、いかせてなくてすみません

7:名無しさん
26/05/29 22:00:48.02 .net
えっ?バスですか?
もちろん白バスですよw


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch