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あきないせいでん12巻を読んで気になったこと
・1763年10月7日(宝暦13年9月1日)の日食は浅草付近では最大食分0.66の部分日食である(1)。
・皆既日食であっても快晴であれば細かい文字が読める程度に明るく、雲がないと真っ暗にはならない(2,3)。
本作第九章によると日食は部分食で、当日の浅草は快晴とされている。
これでは作中で描写されているような顕著な天気の変化は起こらず、大騒ぎにはならなかっただろう。
参考資料
1. 国立天文台 暦計算室 日食各地予報
URLリンク(eco.mtk.nao.ac.jp)
2. 大越治 (2012)「日食中の明るさについての考察 その1」, 天文教育, 24(5):31.
URLリンク(tenkyo.net)
3. 大越治 (2012)「日食中の明るさについての考察 その2」, 天文教育, 24(6):4.
URLリンク(tenkyo.net)