20/09/08 01:20:07 .net
武蔵野写生帖、読了。
山口の紀行文としては、生硬な感じを受ける。説明が多いせいもあるだろう。
意外に思ったのは、正介さんの解説によると、治子夫人は「パパの作品で一番好き」とのことだったらしい。
生前のインタビューでは、『優雅な生活』と『なんじゃもんじゃ』をベストとして挙げていたので、違和感もある。
いずれにせよ、この電子全集は素晴らしい。文学賞の選評など、山口の読み巧者ぶりが分かって、興味深い。
これから少しずつ買って、読むのが楽しみです。教えてくれた方、どうもありがとうございました。