山口瞳スレ 復活at BOOKS
山口瞳スレ 復活 - 暇つぶし2ch125:無名草子さん
21/02/10 02:34:35.09 .net
>>123
梶山さんの訃報が1975年5月11日
その当日にお書きになったのが
梶山季之の双眼鏡
週刊現代1975年5月
男性自身では第594回「酒について」
1975年5月29日号(電子全集第3巻)
以後、かなり続きます
『旦那の意見』に収録された2篇は
流行作家
1975年6月 朝日新聞ほかサントリー広告「酒の本棚」初出
梶山季之の経緯
1975年6月「波」初出
御指摘の通り、梶山さんの追悼関係文は、男性自身以外の媒体に、数多くお書きになっていますね
それほど梶山ファンの編集者からの執筆依頼が、多方面から殺到したということでしょうか
『湖沼学入門』所収
「5. 梅雨涸沼(つゆのひぬま)」
「旅に出られるような状態ではない。作者急病のためと言って、それで充分に通用する状態であると思う。しかし、一方に、私は、この十二年間にわたって続けている週刊誌の仕事がある。そっちのほうは、よしんば目が見えなくなっても、口述でも出来る仕事であり、私は休載にするつもりはない。そうすると妙なことになる。一方で作者急病、一方で面白おかしいようなことを書いてそれが活字になる。これはいけない。それが、つまりは浮き世の義理である。私は「つゆのひぬま」に出かけなくてはいけない。」
軽妙な写生描写と緻密な紀行文と熱い熱い涙の追悼の合体、この密度、瞳文学の傑作だと思います
山口瞳電子全集第17巻、ぜひ時系列順にお読みください


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