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- 暇つぶし2ch756:無名草子さん
15/07/12 11:19:54.21 .net
「東京情報」
キリスト教圏で鯨肉を食べないのは旧約聖書「ヨナ書」で神の使いとされているからだそうだ。
ヨナ書の記述で、預言者ヨナを救うため神が用意したのは「大きな魚」。
鯨とは書かれていない。
かつて欧米では鯨油を採るため鯨が乱獲され、マッコウクジラは絶滅寸前まで追い込まれた。
(たしかに食用ではないが、神の使いとして神聖視されていたとは思えない扱いだ)
メルヴィルの『白鯨』で白いマッコウクジラ「モビィ・ディック」は海の悪魔のように描かれているが、
これが当時の欧米での鯨の一般的なイメージではないだろうか。
中世の版画等でも、鯨は凶暴な怪物のように描かれていると思うのだが。
19世紀末に廃れたかのようなイメージのある鯨油だが、実は20世紀半ば頃までは大きな需要があった。
現代の欧米で「鯨は知能が高く人間に近い生き物」という半ばオカルト的なイメージの始まりは
戦後、石油が安く大量に供給されるようになり鯨油の商品価値が失われた時期と一致する。


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