【疾走】重松清8【エイジ】at BOOKS
【疾走】重松清8【エイジ】 - 暇つぶし2ch4:記憶喪失した男
14/06/25 21:57:27.68 .net
ひどい駄作だったぞ。

「きみの友だち」 重松清
298位/465作品。日本語小説。
ぼくにとって最悪な小説ともいえるだろう。中高生には重松清がおすすめで、「きみの友だち」を読むといいなどと、
すすめていた人がいたから読んだのだけど、こんな小説を中高生にすすめるなど頭がおかしいとしか思えない。
まず、物語に重病の中学生が二人出てくる。これがまず不自然だ。重病の女の子は二人も学級にいないだろう。
この二人が仲良しなのだけど、どちらも、相手を友だちだとはいわない。それで何かオチでもあるかと思えば、ない。
友だちだと思える人はとても貴重な存在で、「みんな」なんかを友だちだと思いたくないという小説なのだが、
それはどうなんだろう? 嬉しいかなあ、そんな人生。卒業式には急に学級がみんな仲良くなり、いじめていたことも忘れて
楽しく談笑し合い、これがぼくたちの青春だったのだと笑い合うのが本来ではないだろうか。そして、そういう子どもたちが
日本の中高生の大部分だとぼくは思っていた。ぼくは、その中に入っていけなかったひねくれものだけど、ぼくの目には、
みんなはそう映っていた。だから、こんな小説、何の価値もない。
しかも、それに付け加え、勉強も運動も学年一位と二位だという超優能児が出てきて、話のもう一つの軸を作るが、
そんなやつらが存在しても、別におれはそいつらを自分より上だとか思ってなかったから。だから、まったく趣味が合わない。
最悪な道徳観念の低い悪書であり、まちがっても、中高生におすすめなどしてはいけない。
ただし、読みやすいのは確か。


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