司馬遼太郎をあれこれ語る 37巻目at BOOKS
司馬遼太郎をあれこれ語る 37巻目 - 暇つぶし2ch900:無名草子さん
22/10/20 20:23:03.44 .net
司馬遼太郎が歴史で善悪語ってるのは家康が腹黒狸親父として出てくる『関ヶ原』と『城塞』の他になんかあったっけ

901:無名草子さん
22/10/21 04:13:40.02 .net
司馬遼太郎は好き嫌いがはっきりしてるから、
嫌いな人間に対する罵倒がひどいから、反論されても仕方がないよ。
坂本とか新選組とか河井みたいな微妙な人間組織をマンセーしてるし、
信者もいっぱいいる。

902:無名草子さん
22/10/21 06:25:01.36 .net
女の腐ったようなとか女のヒステリーみたいなとか書くから多分今だと女にも叩かれる

903:無名草子さん
22/10/23 09:56:54.61 .net
徳川の犯罪や悪逆と司馬が見なしているものは21世紀以降の史学だと徳川に非がないどころかむしろ相手が悪いことが明らかになってきたけど、『城塞』などであそこまで口を極めて罵ったことが無罪だった以上現在まで生きてたら吐いた唾の責任を一体どう取ってたんでしょうね

904:無名草子さん
22/10/23 10:18:46.30 .net
わからんなー
意固地になったかもしれんし、
晩年見方を変えてた韓国や朝鮮みたいに修正かけたかもしれんし

905:無名草子さん
22/10/23 10:23:52.83 .net
家康公はそこまで悪く感じないわ。
豊臣なんて名門でもなんでもないんだから房総にでもいってれば
潰されることはなかった。

906:無名草子さん
22/10/23 11:45:30.46 .net
>>904
意固地になったら耄碌したとか晩節を汚すなとか言われそう

907:無名草子さん
22/10/23 12:17:48.81 .net
片桐且元追放はあからさまに狙って罠にかけてるよな家康
引っかかる淀殿や秀頼や大野母子が馬鹿ともいえるが

908:無名草子さん
22/10/23 13:38:35.55 .net
あれ家康としては取次の片桐は公的な使者だから幕府の立場上断固とした態度を取らなきゃいけなかったけど淀殿の侍女の大蔵局には歓待して家康の本心としては友好的な態度を示すつもりだったのでは
なお秀頼は赤ん坊と同レベルの世間知らずだったのでそんな政治的なことは全く理解できなかった模様

909:無名草子さん
22/10/24 03:27:44.93 .net
「家康は豊臣家をどうにかして残そうとしていた節がある」って書いてたのどの作品だったかなぁ
多分エッセイかな
オチが確か「英雄や実力者は後の時代に対して自分のイメージをアップする
ポーズをするが、豊臣家に対しての家康は焦っちゃってミスった」みたいなやつ

910:無名草子さん
22/10/24 10:47:46.93 .net
「竜馬がゆく」のおりょうさんが庭の菊を全部切って
竜馬のために菊の枕を作ったという創作エピソードを
他の小説家が史実だと思って流用したという笑えない話もある

911:無名草子さん
22/10/24 11:11:31.88 .net
小説同士なら別にいいや

912:無名草子さん
22/10/24 20:41:15.84 .net
一般に事実だと広まっちゃった問題といえば三成と大谷吉継の茶会のエピじゃろ……

913:無名草子さん
22/10/24 20:45:22.55 .net
吉川英治や山岡荘八は創作エピしないの?

914:無名草子さん
22/10/24 21:17:14.06 .net
「天と地と」の松江や藤紫も創作なんだが、アンチ司馬は当然海音寺潮五郎も批判するんだろうな?

915:無名草子さん
22/10/25 14:11:59.54 .net
司馬はあたかも史実であるかのように書くから悪質
歴史小説家は数多いるが司馬以外にそんな小説家は知らない

916:無名草子さん
22/10/26 00:55:33.67 .net
>>915分かる
他の作家は「これは物語ですから・・・真に受けないでね 物語として軽い気持ちで楽しんでね」的なオーラがうっすらとあるような気がするが
司馬作品にはそれがない
真顔で堂々と嘘つかれて、うっかり信じてしまう的な
で後で歴史書で調べ直すと嘘ばかりなので頭がクラクラしてくるというか、時間を無駄にしたなぁと腹が立ってくるというか・・・・

917:無名草子さん
22/10/26 05:54:21.27 .net
坂の上の雲のドラマ版の解説本で、洞窟で児玉と乃木が会話する内容を史実と思って書いてる人もいたな

918:無名草子さん
22/10/26 09:30:08.38 .net
>>891の藤兵衛やお田鶴様を実在の人物と思ったみたいだけど
竜馬がゆくの前半は小説っぽい雰囲気に溢れていて
この2人が創作であることは明らかに分かる

でも後半あたりからいかにも史実しか書いてませんよ、みたいな書き方に変わるんだよね
ここが司馬の小説スタイルの分水嶺な気する

919:無名草子さん
22/10/26 10:15:02.69 .net
『関ヶ原』の初芽あたりもオリキャラなんだっけ

>>909
家康の誤算は秀頼は殿下の息子だからさぞ英邁に違いないと思って相手してそうなところ
実際はまだ青年なのに耄碌した殿下そっくりな知能と思考回路してた

920:無名草子さん
22/10/26 10:52:38.81 .net
司馬のお田鶴は、後書きで、お田鶴様の子孫が司馬を訪ねてくる話を書いてたから、
史実だと思ってる人が割りといたりする
あの当時は今みたいにググれないしまあ仕方ない
↑の件では司馬が「驚いた」って書いてたが一種の皮肉だよなアレ

921:無名草子さん
22/10/27 12:11:49.26 .net
エッセイストの椎名誠も実在の人物を使った架空のキャンプや飲み会の話を書いて
実際の出来事じゃないのかよ!って突っ込みくらいまくったんだよな
彼の場合実際にキャンプしにいってるから話がややこしいんだが

922:無名草子さん
22/10/27 18:07:29.13 .net
怪しい探検隊の話ってフィクションなの?

923:無名草子さん
22/10/28 02:34:40.26 .net
るるぶとか旅雑誌に連載してるやつとかTV局が絡んでるやつは、話は多少盛ってはいても実際に行ってる
スーパーエッセイみたいなやつは架空のキャンプ話や架空のイベント話が混ざってる
そういうのは話盛ってるとかそういうレベルじゃなくて話自体が架空

924:無名草子さん
22/10/28 05:06:05.21 .net
>>923
なるほど。ありがと。騙されていた。というかこっちが勝手に実話だと思っていただけだが。

925:無名草子さん
22/10/28 08:43:09.03 .net
>>924
関係者や読者からの突っ込みがあったのか、単行本の後書きで
実在の人物の名前を借りただけの創作ですって説明してるのがあったね
(俺が覚えてるのは2人だけでキャンプする話と、大人だけで運動会する話)
当時から書評で「実際に有った事なのか無かった事なのかよくわからない
話を書くことで有名」とか書かれてたりするんで、まあそういう。

926:無名草子さん
22/10/28 20:52:36.73 .net
>>925
なるほど。司馬遼の場合は歴史的事実と違うから発覚の理由も分かるが、椎名の場合はどうしてバレたのかと思っていたのだがそういう事だったのね。

927:無名草子さん
22/10/28 21:18:55.40 .net
椎名って、
「新書100選」とか書いてて、先般若死にしたあの椎名か?

928:無名草子さん
22/10/29 12:29:48.52 .net
武市半平太が8月18日政変の後、山内容堂に呼び出されて土佐に戻るとか
(実際は土佐勤皇党メンバーの処分撤回のため戻った後に政変が起こった)
捕縛されて獄中にいる岡田以蔵に武市が毒を盛ろうとしたとか
司馬はまぎらわしい嘘が多い

929:無名草子さん
22/10/29 13:17:12.85 .net
知ってて書いていたとしたら、結構悪質だな。

930:無名草子さん
22/10/30 19:15:49.90 .net
>>120
あれも司馬史観の創作だったのか(゚Д゚;)
小説なのだから創作でも結構だけどあたかも史実のように分かった風に書いて
ちゃんとした資料をそっちのけで史実みたいに後世に伝えられるのは考えもんだよね
いくら「小説家であって歴史研究家ではない」とはいっても、いや、だからこそだよな
その影響力を利用して読者を無責任に煽ったわけだから、自分ではそんなつもりは無かったのだろうけど

931:無名草子さん
22/10/30 19:18:04.79 .net
ごめん
>>930>>912へのレスね

932:無名草子さん
22/10/30 21:21:37.76 .net
秋山好古の最後の言葉が「奉天へ・・・」ってのが司馬の創作だと知った時はショックだったな

933:無名草子さん
22/10/30 21:54:31.04 .net
浅田次郎の新選組三部作も架空キャラ多いよね

934:無名草子さん
22/10/31 21:39:48.36 .net
オリキャラはまだ許せるけれど、実在の人物で創作するのはさすがにちょっとだな。

935:無名草子さん
22/11/02 13:13:56.61 .net
切腹した西郷隆盛の首を部下が持ち去って行方不明、というのは司馬だっけ?
実際はすぐに見つかったらしいけど

936:無名草子さん
22/11/02 13:32:23.09 .net
>>935
司馬の方でもあっさり見つかってた
小川か水路の流れのすぐ横だったから露出してたとかなんとか説を提示した上で
で、山縣の首実検での「西郷と自分は会って以来いろいろあったけど、今は・・・(泣)」
ってシーンにつながって、
「多少英雄趣味の嫌味はあるけど山縣の素直な感情だったのかもねー」って

937:無名草子さん
22/11/03 09:11:48.52 .net
司馬や隆慶みたいな戦前生まれは忠義を至上の美徳と考えてるのが透けて見えるあたり骨の髄まで教育勅語を染み込まされた世代なんだなって思う

938:無名草子さん
22/11/03 09:48:59.74 .net
司馬の作品だと井上馨は尾去沢強奪の三井の番頭さんのだけど、
城山三郎の雄気堂々だと三菱大隈に対抗する自由競争主義者。
司馬ばっかり読んでると偏っちゃうよね。

939:無名草子さん
22/11/03 10:14:51.48 .net
城山三郎読んでマウンティングとか微笑ましいな

940:無名草子さん
22/11/03 10:25:40.30 .net
今は東郷隆の桐野の本よんでるけど、
桐野は無学なんでしょ、司馬の作品ではw

941:無名草子さん
22/11/03 12:38:37.57 .net
自分の字がやっと書ける程度の教養しかなかったって断言してたな
無学じゃないぞって読者の突っ込みに対して
上でも書かれてたけどネット時代まで存命してたらブログ炎上させたかも

942:無名草子さん
22/11/03 21:19:16.48 .net
江戸時代や幕末ものの挿絵なら宇野信哉さんしか勝たん

943:946
22/11/03 21:36:29.58 .net
誤爆面目ない。

944:無名草子さん
22/11/04 13:08:59.54 .net
大河ドラマの青天を付けスレがったが、渋沢栄一の妻が教育があったけど
西郷隆盛の母は無教養だったが、理由は、
大都市の近郊の地域は、教育のある召使を雇っているから、主人の側も
教育を受ける必要があるが、
薩摩のような商品経済の発達していない地域では、文字を知らなくても
それほど困らなかったからだという。
それは、男でも同じで、桐野も、そんな理由で無学だったのでは?
でも、司馬遼太郎の作品は、高度経済成長期に書かれたものがほとんどで
幕末や戦国が舞台でも、中身は昭和。
だから、昭和の価値観が嫌いな人は司馬も嫌いだろう。
私的に言えば、学生の頃、司馬の人物論にかぶれた人から
ネチネチと嫌味を言われた。
だから、今でも司馬が苦手。

945:無名草子さん
22/11/04 13:37:52.14 .net
自筆の書簡が公開されたのが昭和40年、自筆の日記が公開されたのが昭和43年
翔ぶが~の執筆開始が昭和47年
資料の鬼といわれる司馬がこれ知らない訳ないから無学どうこうはもはや意図的としか
天皇陛下を「てんのうかいか」って読んでたっていうエピソードも多分創作だろ

946:無名草子さん
22/11/04 13:59:38.05 .net
>>941
『翔ぶが如く』をパラパラ読み返してたら
「寺子屋課程での文字が書ける程度の素養しかなかった」という書き方だったよ
自分の字が書ける程度なんて書いてない

947:無名草子さん
22/11/04 15:41:13.50 .net
「桐野は寺子屋程度での文字がやっと書ける程度の素養しかなかった」
んで掛け軸とか揮毫の類は全部代筆だ読者が言ってきて困るわみたいな
流れじゃなかったっけ?

948:無名草子さん
22/11/04 15:54:14.90 .net
ネットがなくても昔からそういう奴はいたんだな

949:無名草子さん
22/11/04 16:00:37.49 .net
自分の字がどうこうってどっかで見た覚えがあるなーって思ってぐぐってみたら
URLはれないけど「桐野利秋、人物評3」でぐぐったら出てくる桐野の人物評を
扱ったサイトの、「※註:桐野の”文盲”について」という箇所で、
「司馬氏は初期の頃は「やっと自分の名前が書ける程」、後文盲とは書かなくなったけれど」
という記述があるんだけどこれ翔ぶが如く内に書いてたっけ?
それとも対談か他の幕末物?

950:無名草子さん
22/11/04 22:08:39.48 .net
桂とか副島みたいな学のある人と比べたらないって
意味だろうな。
東郷の本を読むと坂本龍馬よりはある感じだな。

951:無名草子さん
22/11/05 04:36:37.10 .net
自称「文盲」だからな桐野の場合は
それを真に受けたと思われる
要するに系統だった学問を受ける機会があまりなかったとか
あったけど遊びまくってて学ばなかったとか謙遜というか卑下
自分をそう言ってるだけだったらあのインテリ小栗や長谷川平蔵や徳川吉宗もそうだし
そういや司馬の書いた桐野って若い時に橋の上から何度も突き落とされて
虐められたみたいな描写あったけどありゃなんでだっけ?
司馬の小説だと郷士ってことになってたんだっけ?

952:無名草子さん
22/11/11 13:41:17.58 .net
薩摩藩で蘭学や兵法、英語などを教えていた学者が赤松小三郎で、桐野は門弟の一人
で、ある時伏見から帰る赤松を目撃して幕府のスパイと疑った桐野が
(上からの指示という説もある)
仲間たち数名と共謀して赤松を惨殺
(桐野自身の日記に奸臣赤松を誅殺と書かれている)
その後、桐野が周囲に「赤松が来る、赤松が自分を狙っている」と妄想のように語っていたという
つまり、桐野は「無学」ではないが、事件が元で精神を病んでいた可能性が高い

953:無名草子さん
22/11/13 08:25:07.34 .net
司馬遼太郎が絡んでそうなったのかは定かじゃないが
テレビドラマの新選組血風録でも燃えよ剣で何故か島田塊が戊辰戦争時に死んでいた
前者は戊辰戦争で戦死、後者は無人の屯所に忍び込んだ長州の浪人の悪だくみを阻止するために
明治維新を生き延びて72歳まで天命を全うした人をここで勝手に殺すなと思った

954:無名草子さん
22/11/13 13:47:50.59 .net
70年代に見た「十一番目の志士」の広告(単行本の竜馬が行くに掲載)では、主人公の出自を
「非人の子供」としていたが、最近(21世紀になってから)原作を確かめたら
貧しい百姓(先祖は武士だったが没落して農村の最底辺の身分)になっていた。
 もしかしたら、元々は「非人」だったけれど、クレームが来て、
百姓に変えたのかもしれない。
 

955:無名草子さん
22/11/13 15:17:21.28 .net
上で話題になってる桐野=郷士もほかのドラマやNHKの番組とかでもいまだに言われてる
でも全部創作モノの影響で実際とは違う
罪深いっちゃ罪深いよな

956:無名草子さん
22/11/13 21:41:51.78 .net
>>954
お前何才なんだよw

957:無名草子さん
22/11/13 21:42:38.20 .net
>>915
アフリカにヒトくい人種を発見した!みたいなのをノンフィクションと称して映画化してた
「モンド映画」というジャンルのエンタメがあったけど、あれなんだよな、司馬の作品って
実際にはありもしないことを「ノンフィクションだ」と称して売るようなやり方
ただの創作エンタメとして出したらつまらんから売れないが
さも史実であるかのようにうたって売れば売れる、そう言う手法のもの

958:無名草子さん
22/11/15 13:05:35.65 .net
ノンフィクション創作としても、松本清張や半藤一利よりも質が落ちる気がするが
るろうに剣心の作者とかはいまだにファンなのか

959:無名草子さん
22/11/15 13:44:48.98 .net
九七式中戦車チハと三式中戦車チヌのヤスリがけの件は未だにネタにされるしなぁ
実際はどっちもヤスリはかかる訳で

960:無名草子さん
22/11/15 13:46:03.35 .net
年齢を重ねて読み返すとあまり優れた作家とは思えなくなる

961:無名草子さん
22/11/15 13:51:32.26 .net
清張も結構問題ある人だぞ
基本的にルサンチマンの人だから陰謀史観バリバリだし
芭蕉=忍者説を唱えたのも清張が最初の一人だったはず
司馬も最初の頃は史家じゃなく小説家だって意識は強かったと思う
「龍」馬じゃなくて敢えて「竜」馬ってタイトル付けてたわけだし
それが歳と共に自己肥大して、厚顔無恥になって行った
司馬世代の作家ってそういう夜郎自大な作家が多いんだよ
司馬は読者が多くて影響力あるから取り沙汰されることが多いだけ

962:無名草子さん
22/11/15 13:52:57.23 .net
もう新しい読者は獲得できていないと思う
団塊の世代と共に消えていく作家でしょう

963:無名草子さん
22/11/15 19:51:08.46 .net
仮に亀山社中を坂本が作ったなら、近藤長次郎が切腹させられたのをみると
随分ケツの穴の小さい奴だなあって思うね。
小松が英国に行かせてやる、長州は藩主に合わせてる。
さすが薩長。それに比べて土佐の連中ときたら。

964:無名草子さん
22/11/15 22:21:39.78 .net
清張は芥川賞受賞するレベルの文章力がある陰謀史観だけの作家じゃないからね
未来永劫とまでいかないでも司馬遼太郎よりは長く作品が残るよ

965:無名草子さん
22/11/15 22:28:45.39 .net
戦国や幕末の歴史を知りたい
背伸びして小説読んでみたい中二は常に居るから需要はある

966:無名草子さん
22/11/15 23:05:55.04 .net
三国志演義みたいに龍馬がゆくは
日本の幕末では影響力持ってるわ。
50年後も司馬史観の坂本が大手を振ってると思う。

967:無名草子さん
22/11/15 23:34:58.88 .net
大物の歴史小説家という存在が耐えて久しい

968:無名草子さん
22/11/22 20:08:24.48 .net
例えば司馬は海音寺に比べて作中台詞が多い分読者が信じたいイメージ象を具現化できるから、親しみやすいしその分一般化されやすい。西郷どんも大久保も薩摩出身の海音寺より司馬の方が一般受けするのだと思う。

969:無名草子さん
22/11/23 07:33:23.99 .net
>>968
ごめん、言いたい事の論旨がよく分からない。

970:無名草子さん
22/11/23 09:15:25.87 .net
言いたいことはわかるだろ
的はずれなだけ

971:無名草子さん
22/11/23 18:18:18.65 .net
いや、作中台詞が云々の件はロジックが回っていないのでよく分からん。

972:無名草子さん
22/11/24 13:01:40.46 .net
作家としての才能はあるのかもしれないが
歴史書としては原田伊織より劣る司馬

973:無名草子さん
22/11/24 22:55:00.72 .net
ヒョーロンカってラヲタに酷似してるよな(笑)

974:無名草子さん
22/11/26 05:32:54.57 .net
いや、元々大衆小説家であって歴史家ではなかろう

975:無名草子さん
22/11/26 17:46:49.35 .net
司馬の作品は彼が元々新聞社勤めということもあるのか、小説というよりもルポという風に感じるんだよなあ。

976:無名草子さん
22/11/29 13:29:45.57 .net
戦国時代より明治以降の作品のほうが内容酷いんだよなあ
所々に差別意識が出てるし

977:無名草子さん
22/12/01 12:36:37.50 .net
司馬遼太郎は作家になる前は産経新聞に勤めてるが当時の産経新聞ってどんな感じだったの
大島渚が京大首席卒でそのまま大学院に進学しようとしたけど指導教授から学者に向いてないと断られそれならと朝日新聞を受験してダメで仕方なく松竹
京大首席でも新聞社落ちてるのに司馬遼太郎は入社出来たのか

978:無名草子さん
22/12/01 16:30:24.94 .net
しばりょーは戦争末期とはいえ少尉まで行ってるエリートやけ

979:無名草子さん
22/12/02 08:19:47.14 .net
司馬遼太郎の直木賞受賞の時の選評委員の評価読むとほぼ皆大絶賛なんだよね
同い年の池波正太郎は何回も候補になっては落ちて受賞した「錯乱」もこれまでの努力を買ってみたいな選評で池波の場合とにかく第39回から選評委員になった海音寺潮五郎が嫌ってるんじゃねえのかというくらい毎度ボロクソに言ってくる

980:無名草子さん
22/12/02 09:24:23.37 .net
1回目の候補で受賞だけど
これは間違いないっていう感じの評価だね
吉川英治
このスケールの大きな作家は今後かならず衆望にこたえて新しい領野をみせてくるに違いない
川口松太郎
作家として大成する素質を持っている人
村上元三
将来も作家として立って行ける充分な実力がある

981:無名草子さん
22/12/04 09:56:13.07 .net
>>979
司馬遼もつまらないが、池波もある意味それ以上につまらないからね。海音寺以外の当時の審査員が誰だか知らないが、よく見てたんじゃない。

982:無名草子さん
22/12/04 15:47:26.86 .net
>>981
てかその審査員フォローに主観入ってるだろw

983:無名草子さん
22/12/04 16:03:10.56 .net
司馬と清張が審査委員に成り立ての頃は
二人並んで末席に座ってたことがあったそうな

984:無名草子さん
22/12/04 22:15:18.17 .net
>>982
もちろん。

985:無名草子さん
22/12/05 09:35:28.38 .net
>>977
司馬遼太郎の時代によれば、産経新聞は、創刊の頃から財界の影響が
大きかったらしい。今でも、右寄りの記事が多いのはそのせいかも。
参詣の前は、新興新聞の記者をしていたから、学歴よりも
その経験を買われたと思う。
ただ、司馬の思想は、朝日でもそれほど違和感がしないから
彼が朝日の記者だったとしても、それほど違いはなかっただろう。

986:無名草子さん
22/12/05 09:46:01.08 .net
記者時代に禅宗のお坊さん達に対して嫌な思い出がいっぱいあったとかいってたな、そういや

987:無名草子さん
22/12/06 21:07:11.33 .net
極論でしかも個人的な感想だからツッコまれると思うけど
『翔ぶが如く』の西郷隆盛や『項羽と劉邦』の劉邦のように強いカリスマ性溢れる英雄は書くのが苦手だったような気がする

988:無名草子さん
22/12/06 21:28:42.70 .net
項羽と劉邦はともかく「翔ぶが如く」は西郷の人となりを知りたい!
っていう動機で書き始めた長編小説なのに、結論が
「西郷って劣化しまくりだけど頭打っておかしくなってたんじゃね?」
「みんな死んで長年続いてきた薩摩のよくわからん要素が消えた」
だからなぁ

989:無名草子さん
22/12/07 07:30:23.75 .net
西郷の魅力なんてそんなに理解できないかねぇ
残されたエピソードを聞く限り現代でも人気者になれる人たちとおんなじような立ち振る舞いをしてるけど

990:無名草子さん
22/12/07 08:11:17.86 .net
金銭欲や物欲はそこまで強くは無かったが人望欲があってそういうふうに振舞ってた
大人の風格はあったが好悪の感情が激しく狭量な部分もあり敵もいた
隠遁願望があり権力を捨てて帰農するという行為は大衆受けはするが関係者からすれば迷惑
そんなこんなで西郷は実際以上に高く評価され本人もその虚像の評価に気づいていた
一応作中ではここまで描き切ってたからきちんと評価はしてるんじゃね
ただ維新後から西南戦争後までの経緯を追って当初思ってた人物ではなく筆が冷えた感じ
特に司馬は将校あがりだから軍事的な無能者には冷たいし

991:無名草子さん
22/12/07 12:13:50.99 .net
人望欲なんて誰にでもあるだろうがほとんどの人は大して人に好かれてないからな
人望があったのは演技してたからで終わりの人は何も見えてませんよ

992:無名草子さん
22/12/07 15:11:40.21 .net
だれも演技してたなんていってなくね・・・?

993:無名草子さん
22/12/07 15:16:41.90 .net
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994:無名草子さん
22/12/07 17:49:09.07 .net
単に人望欲があってそういう風にふるまっていただな

995:無名草子さん
22/12/07 17:49:30.07 .net


996:無名草子さん
22/12/07 17:49:35.61 .net
うて

997:1001
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