ジョン・ル・カレat BOOKS
ジョン・ル・カレ - 暇つぶし2ch56:無名草子さん
14/12/26 04:03:32.24 .net
佐藤氏は二○○二年、鈴木宗男事件に絡んで東京地検特捜部の「国策捜査」によって逮捕され、外務省から休職を命じられている。
その際、ロシア、イスラエル、韓国などの情報機関から、スパイとして「うちで働かないか」とリクルートを受けたという。
その時の提示金額がなぜかどの国もほぼ同額で、「年収と経費を含めてしめて五千万円でどうか」というオファーだったというのだ。佐藤氏はこう語っている。
「当時の私は、人間としての値札が一千万円、加えて経費を三千~四千万円使わせてやるという、この程度の情報屋だったわけです。
愛人を持っていたり、バカラにはまっていたり、そういう趣味がない限り、インテリジェンス・オフィサーが一人で使う金額はだいたい三千万円、
プラスアルファ一千万円程度なのだと思います」
しかし、佐藤氏はこれらの海外の情報機関からのオファーを即座に断った。そして、他国のスパイにはなることなく、
五百十二日間の拘置所生活を終えて保釈されるや、ノンフィクション『国家の罠』を書いて作家としてのデビューを果たした。
その後の八面六臂の活躍は、みなさんよくご存じの通りのはずである。
佐藤氏は、インテリジェンスの仕事というのは、決してお金を得るためにするべきではないという。むしろ大切なのは、「愛国心」だという。なぜか。
「薄っぺらな愛国心の持ち主では、金を掴まされたり、弱みを握られたりすると、たちまち寝返ってしまうからです」
スパイ・リクルートの観点から佐藤氏がいま一番その動向を注目しているのは、あのSTAP細胞騒動の小保方晴子さんだという。
「理研の小保方さんの問題が起きたとき、僕がまず心配になったのは、彼女がイランや北朝鮮などにリクルートされたら、とても面倒なことになる、ということでした。
彼女には研究者としての一定の能力がある。理系の脳も持っている、恐らく日本に対して恨みも持っている。三条件が揃っています。
そんな彼女に、『あなたは研究が好きでしょう。わが国の新しい研究施設で生物兵器の研究をやりませんか。恨みも晴らせるんじゃないですか』などと声をかけてこないとも限らないのです」


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