☆こうなったら読書マラソンしません? ★第八戦目 at BOOKS
☆こうなったら読書マラソンしません? ★第八戦目 - 暇つぶし2ch2:無名草子さん
10/12/19 20:11:47 .net
ページ数を加算するだけでは味気ないので、
ちょっとした感想と、その本に対しての評価を書き添えてみて下さい。

☆読んだ本の『寸評用・評価基準 ABCDEF 』の例。

第一回戦『★こうなったら読書マラソンしません? スレッド』より。

A > A「明けの明星の如き作品」(特別な感情を覚える様な傑作)
B > B「抜群。当該分類類書では必読」
C > C「幸せな気分。まあ、読んで良かった」
D > D「どうして、面白そうだと考えて読んだのか?」
E > E「えらいモノをつかまされた。時間を返せ!」

F > F「古本屋でも持て余す産業廃棄物」

↑という様な感じで、実質的な五段階評価と思ってください。
AとかEに該当する作品はそれほど多くないと思うので、特別な作品用にキープ。
実質的にCが中央で、そこからBとDに振り分ける。

Fは、心底頭に来たとか、許し難い構成の小説など、何年に一度のすごい奴、
傾いた家具の下に入れて、高さ合わせに使用するのが相当であるモノ用。

他人に対する読書の目安としての寸評ですので、
多少厳しめぐらいが良いのではないでしょうか。
・・・という事で、楽しんで読書をしましょう。


☆の使用例は、最初の10000p完走者の『パンダパン さん』に敬意を表して、
使用いたしました。



3:無名草子さん
10/12/19 20:19:48 .net
☆★★第一戦・第二戦・第三戦レースリザルト(過去スレ)★★☆

★こうなったら読書マラソンしません?(※DAT落ち中) 
スレリンク(books板)
★ こうなったら読書マラソンしません? 第二戦目
スレリンク(books板)
URLリンク(f32.aaa.livedoor.jp)(html化)
★ ★こうなったら読書マラソンしません? 第三戦目
スレリンク(books板)
★★こうなったら読書マラソンしません? 第四戦目
スレリンク(books板)
★ こうなったら読書マラソンしません? ★第五‘戦目
スレリンク(books板)
★こうなったら読書マラソンしません? ★第六戦目
スレリンク(books板)
★こうなったら読書マラソンしません? ★第七戦目
スレリンク(books板)

<復帰したいけど、ページ数を忘れてしまった方へ>

まとめサイトの『総走破ページ数』のページをご覧下さい

「こうなったら読書マラソンしません?」まとめサイト
URLリンク(dokusyomarason.blog76.fc2.com)


4:無名草子さん
10/12/19 20:22:37 .net
前スレに参加していた者ですが落ちてしまったようなので立てました
初めてなのでミスってたらすみません

5:クロマ(1☆3593)
10/12/19 20:35:26 .net
『冷たい密室と博士たち』 森博嗣 講談社文庫 p404 【C】
前作と比べるとやっぱりどうしてもイマイチ。
最後は驚きもなにもなかった。

『フライ、ダディ、フライ』 金城一紀 角川文庫 p246 【B】
初・金城一紀。
軽くてよみやすい。暴力で正義がの部分はちょっと。

『GO』 金城一紀 角川文庫 p238 【B】

『怪笑小説』 東野圭吾 集英社文庫 p260 【C】

6:無名草子さん
10/12/23 10:37:27 .net
また落ちてしまうであろう

7:■エ■キ■セ■ン■ト■リ■ッ■ク■年■増■娼■婦■*■モ■コ■
10/12/25 11:32:41 .net
メリークンニリングス!* クンニ麻木! クンニマスターベーション*
坂の上の雲は クニマス!* 坂の上のウンコはモコが食べた!☆
クリスマスの昼間から パソコンでキモイ長文を書くプロレスヲタクに
クリスマスなど無い!!(*)((ξ))((υ))
モコはキチガイのフリをしているのではありません*
モコは「半分キチガイ」「ハーフキチガイ」なのです☆
そして モコは「ハーフ電波」なのです*(*)((ξ))
「ハーフパンパイヤ」ではなくて「ハーフデンパイヤ」なのです☆!
さぁ! モコ大帝国の新時代の幕開けは、目前だ! (*)((Φ))
ここ一番の難所に差し掛かった! 今こそ一瀉千里で攻めのぼる時だ(*)
まなじりを裂いて戦い抜く「執念」と「勢い」だ(*)((Φ))
最後の険難の峰を越えてこそ、栄光の勝利の頂点に到達できる☆
「歴史的大闘争に馳せ参じる喜び! (*)((δ))
 この口で、この足で、全身全霊で、断じて勝利をもぎ取ってみせる!」
モコは まったく同じ心意気だ* 勝つ以外ない!☆
勝って、万代にわたる東北市場シェア獲得の大道を開こうじゃないか!*
モコは 今度ばかりは目の色が違う(笑い) (*)((Φ))
「勇気!勇気!勇気!」と励まし合いながら、大前進だ(*)((φ))
「戦いがあるから、人は自己の建設と、境涯を開くことができる」 ☆
「戦いがなければ、よどんだ水が腐るように
 自分で自分の成長を止めてしまう(*)((Φ))
 この世に生きた歴史も残せず、暗い無意味な一生で
 後悔して屍をさらすだけだ」と(*)((υ))
これが 常勝 モコ軍団の「不滅の大精神」だ (*)((Φ))
青森支部も闘志満々だ(*)((ο)) 炎のごとく総決起した! (*)((Φ))
モコ将軍の恩書には「今に至るまで軍やむ事なし」 (*)((υ))
「モコ! 一度もしりぞく心なし」と仰せである(*)((Φ))
「正義の連続闘争」こそ東北支部の偉大な使命だ(*)((ξ))

8:無名草子さん
10/12/30 11:28:01 .net


9:ニート(486)
10/12/30 11:32:17 .net
参加しますー

『海辺のカフカ(上)』 村上春樹 新潮文庫 p486 【C】
正直言って合わなかった。話題だったのでこの著者を初めて読んだのだが…

10:クロマ(1☆5151)
10/12/31 11:40:19 .net
『鉄檻の鼠』 京極夏彦 講談社文庫 p1341 【B】
百鬼夜行シリーズ第四弾。先に蜘蛛を読んでしまったので不安だったが意外と平気だった。トリックはあんまりすっきりしなかった方。

『今日からマのつく自由業!』 高林知 角川ビーンズ文庫 p217 【C】
喧嘩っ早い普通の中学生が異世界で魔王になる話。誰が話ているのか分からない部分が多々。テンポはいいと思う。

11:無名草子さん
10/12/31 16:00:29 .net
2ch ヘッドラインニュース新着閲覧サイト
URLリンク(headline.2ch.net)
難しいニュースもねらーのカキコミで一発理解。

12:クロマ(1☆5906)
11/01/02 18:53:32 .net
『白洲正子自伝』  白洲正子 新潮文庫 p295 【C】
白洲正子の自伝というか、エッセーにかなり近い作品。出てくる友人はそうそうたるメンバーで驚く。

『占星術殺人事件』 島田荘司 講談社文庫 p460 【B】
評価が高かったので読んでみたのだが自分は文章に馴染めなかった。トリックはすっきりできたのでBに。

13:無名草子さん
11/01/09 13:35:59 .net
13

14:テタ(12☆6066)
11/01/13 22:16:19 .net
『ストリートの思想』毛利嘉孝 NHKブックス 270p
80年代からの思想、政治、文化の流れのまとめ。【B】

『数学ガール』結城浩 ソフトバンククリエイティブ 390p
ゲーデルの不完全性定理のライトノベル。【C】

15:テタ(12☆6727)
11/01/17 22:36:08 .net
『辺境生物探訪記』長沼毅 藤崎慎吾 光文社新書 406p
極限環境に生きる生物をめぐる対談。【B】

『僕が戦場で死んだら』ティム・オブライエン 白水uブックス 255p
【C】


16:クロマ(1☆6674)
11/01/22 20:10:10 .net
『KAGEROU』 齋藤智裕 ポプラ社 p236 【D】
話題だったので期待して読んで見た。「ような」の多用とギャグがなければもう少し普通にこの小説の内容が評価できたのではないかと。
親にもばれないほどの人間のダミーを作れるのなら心臓も脳ももっと別の方法があったのではないかと疑問。
軽くて読みやすいから若者にはいいと思う。

『月の影 影の海 (上)』 小野不由美 講談社文庫 p264 【A】
とても軽くて読みやすくキャラも立っているのでライトノベルのようだが設定がかなり込んでいるので安心して読める印象。
ご都合主義にならないのが嬉しい。

『四季 春』 森博嗣 講談社文庫 p286 【B】 (二回目)
森博嗣の作品の中で真賀田四季というキャラクターがとても好きなので再読。
一回目とはまた違った発見があっていい。
其志雄の存在がどのような効果をもたらすのか未だ理解できないのだが。

17:テタ(12☆7209)
11/01/26 22:32:02 .net
『エキゾチックな球面』野口廣 ちくま学芸文庫 295p
1960年代のトポロジー全盛期の記録。【C】

『統計学入門』アイリーン・マグネロ 講談社ブルーバックス 187p
基本的概念を一通りなぞっただけ。【D】

18:クロマ(1☆7205)
11/01/27 01:45:43 .net
『月の影 影の海(下)』 小野不由美 講談社文庫 p245 【A】
上巻では主人公に不運が続いたので下巻で楽俊と出会ったことにより、一気に展開を見せてくれたのがすっきりしてよい。楽俊が良い人(?)過ぎると思った。あとは作者が続きをちゃんと書いてくれれば…

『小説入門のための高校入試国語』 石原千秋 NHKブックス p286 【C】
これまでの高校入試に出題された問題をじっくり解説することにより解き方と、社会や大人の「ルール」を中学生を対象に示した本。太宰の問題だけやたら難しいと思った。

19:テタ(12☆8000)
11/02/01 21:09:02 .net
『シンメトリーの地図帳』マーカス・デュ・ソートイ 新潮社 492p
有限単純群の分類という大プロジェクトを中心に紹介。クロッカワー氏も登場。
【C】

『クビライの挑戦』杉山正明 講談社学術文庫 299p
モンゴル帝国維持に向けた先進的な取り組み。
【C】

20:クロマ(1☆7499)
11/02/02 21:29:34 .net
『gift』 古川日出男 集英社文庫 p189 【C】
日常の隣にある変わった世界を書いた短編集。古川版カフカみたいな感じ。よく分からないのが多い。

『議論の余地しかない』 森博嗣 講談社文庫 p105 【C】(二回目)
森博嗣の撮った写真と小説の名台詞を同時に味わえる本。
通り過ぎてしまった日常会話が割りと深いということを思い出す。

21:クロマ(1☆7875)
11/02/04 18:03:08 .net
『まどろみ消去』 森博嗣 講談社文庫 p376 【B】
短編集だが森博嗣のシリーズに出る人物が登場する話もちらほらあった。
まどろみ消去、とだけあって曖昧な語り口で始まり最後の最後でどきりとさせられるものを纏めた感じ。


22:テタ(12☆8641)
11/02/08 21:44:40 .net
『荒地』T・S・エリオット 岩波文庫 323p
詩集。訳注がたくさんあるのがうれしい。
【C】

『先生とわたし』四方田犬彦 新潮文庫 318p
大学時代の恩師の思い出。いや、そんなノスタルジックなものではなく、
それを客観的に見ることによって乗り越えようという作業。
【C】

23:無名草子さん
11/02/15 07:52:12 .net


24:テタ(12☆9153)
11/02/15 20:51:47 .net
『悪魔物語・運命の卵』ブルガーコフ 岩波文庫 279p
【C】

『ひそやかな村』ダグラス・ダン 白水uブックス 233p
【C】

25:ミルク
11/02/16 11:52:54 .net
『阿修羅ガール』舞城王太郎 新潮文庫
p367
【C】
相変わらずメチャクチャでグロ、エロありのストーリー!でも笑える

26:無名草子さん
11/02/17 01:35:24 .net
>>2
>感想

このスレ>1付近しか読んでないけど感想書くとネタバレに遭遇しそうで嫌だな。
感想さえなけりゃ読んで見たいけど

27:無名草子さん
11/02/17 05:32:52 .net
>>26 ABC…の評価だけ残してネタバレ防止のために感想は書かない、ということ?

28:26
11/02/18 00:02:40 .net
>>27
ネタバレに遭遇すると残念ではないですか?
ま、自分がここ見なけりゃ済む話なんですが。

ザッと見たとこネタバレ書いてる人いないか。・・

29:テタ(12☆9593)
11/02/19 22:09:44.28 .net
『愛のゆくえ』ブローティガン 新潮文庫 219p
【C】

『さくらんぼの性は』ジャネット・ウィンターソン 白水uブックス 221p
ピューリタン革命期のイギリスを舞台にしたファンタジー。
【B】

30:テタ(13☆170)
11/02/22 11:19:55.47 .net
『ガラスの鍵』ハメット 光文社古典新訳文庫 453p
ハードボイルド。【B】

『天文学の誕生』三村太郎 岩波科学ライブラリー 124p
アラブ世界が、古代ギリシアとコペルニクスの間ではたした役割について。
【C】

31:m
11/02/25 16:49:27.93 .net
『元素111の新知識』櫻井弘 ブルーバックス 約p430
【B】
『科学の現在を問う』村上陽一郎
【B】


32:テタ(13☆1087)
11/03/01 07:49:27.28 .net
『イギリス式人生』黒岩徹 岩波新書 229p
【C】

『ウはウミウシのウ』宮田珠己 白水uブックス 239p
シュノーケリングのエッセイ。【C】

『女中たち バルコン』ジャン・ジュネ 岩波文庫 449p
戯曲。【C】

33:テタ(13☆1625)
11/03/05 21:38:12.07 .net
『エントロピーがわかる』アリー ベン-ナイム 講談社ブルーバックス 242p
【C】

『人喰い鬼のお愉しみ』ダニエル・ペナック 白水uブックス 296p
【D】

34:テタ(13☆2227)
11/03/09 20:38:45.76 .net
『エッシャーとペンローズ・タイル』谷岡一郎 PHPサイエンス・ワールド新書 198p
【C】

『言語のレシピ』マーク・C・ベイカー 岩波現代文庫 404p
言語の普遍文法を求めて。一見まったく違うように見える言語でも、実はわずかなパラメータの違いに
過ぎないと説明する。
【C】

35:無名草子さん
11/03/10 19:06:43.93 .net
保守

36:テタ(13☆2938)
11/03/15 21:29:50.20 .net
『イエメンで鮭釣りを』ポール・トーディ 白水社 368p
【C】

『喜嶋先生の静かな世界』森博嗣 講談社 343p
【C】

37:無名草子さん
11/03/17 23:24:51.18 .net
京極 魍魎の函 400ページ目
長すぎる、まだ半分もいってない

38:無名草子さん
11/03/27 13:53:30.37 .net
良スレ

39:テタ(13☆3223)
11/04/03 17:28:25.89 .net
『オレンジだけが果物じゃない』ジャネット・ウィンターソン 国書刊行会 285p
【C】

40:明治郎
11/04/03 18:28:46.23 .net
 はじめまして。
 明治郎です。参加させていただきます。
 

41:無名草子さん
11/04/03 19:58:02.33 .net
西村寿行の全作品【Z】

42:明治郎
11/04/03 20:24:14.99 .net
 先週読んだ面白本

 ●『葉桜の季節に君を想うということ』 文藝春秋 ¥1857(BOOK OF ¥105)

 ●P444

 ●評価 A

 ●ミステリィですが、ネタばらしはしません。
  1前半、景山民夫の『トラブルバスター』みたいで、くだらねえ、と、思いました。で、読み進んで行くうちにここは書かなくていいんじゃないかという部分が目立ちました。

  2・・・ところが大どんでん返し・・・全て。綿密に計算されてたんですねぇ。


  3映像化不可能と思われます。

 ●タイトルに記憶があったから購入しましたが、超有名本だったんですね。
  12004年「このミステリィがすごい!」1位。
  
  2本格ミステリィ・ベスト10 1位

  3日本推理作家協会賞

  4本格ミステリィ大賞

 ●特にミステリィが好きと言ったわけではありませんが、僕にとって伊坂幸太郎の『ラシュライフ』以来の作品にめぐり合いました。ちなみにわたくし。『重力ピエロ』も『ゴールデンスランバー』も理解できなかった人です。

 ●作者を書き忘れていました。歌野晶午(ウタノショウゴ)さんです。その後2冊彼の作品を読みましたが本作品なみのクォリティを求めるのは酷かと・・・


43:明治郎
11/04/03 20:34:41.80 .net
 さっきから、長い作品紹介を書き込んでますが・・・消えてしまいます。

 ●A

 ●『葉桜の季節に君を想うということ』

 ●文藝春秋 ¥1857 (BOOK OFF¥105)

 ●歌野晶午(ウタノショウゴ)著

44:明治郎
11/04/05 03:15:08.55 .net
こんばんわ。
 本を読みながら、酒飲んで目覚めたら2時。昨日読んだ作品の事を書きます、
 ●『そして探偵は生まれた』歌野晶午著 評価D
 ●祥伝社文庫刊 ¥695(BOOK OFF ¥400)p475
 ●登場人物の名前が覚えられないから、短編集も翻訳読めない私。短編集でした。「生存者1名」のみB
 ●『白夜行』のような=人生のレクイエム=的作品評価されたでも東野圭吾は『幻夜』
でこけた。WOWWOWのドラマになったけど・・やっぱり駄目だった。
 ●「生存者1名」どんでんがえしもさながら、人生のレクイエムとしても緊張して読んだ。

45:テタ(13☆3748)
11/04/10 20:46:22.52 .net
『牛 築路』莫言 岩波現代文庫 395p
小説二編。【B】

『古典と量子の間』首藤啓 岩波書店 130p
古典力学と量子力学の対応関係について。【C】


46:テタ(13☆4099)
11/04/16 20:15:28.58 .net
『義賊伝説』南塚信吾 岩波新書 204p
ハンガリーの義賊シャーンドルについて。【C】

『クリスマス・カロル』ディケンズ 新潮文庫 151p
ヴィクトリア朝的道徳臭さ。【D】

47:テタ(13☆4477)
11/04/23 20:20:53.09 .net
『ガウスの数論』高瀬正仁 ちくま学芸文庫 378p
一般向け数学啓蒙書の新しいスタイルかも。
【B】


48:りゅう(11☆3889)
11/04/28 00:21:03.70 .net
『国境』 黒川博行 p842 【B】

ヤクザから金を騙し取った詐欺師が北朝鮮に逃げた。詐欺師を追う二人組。
北朝鮮での追跡劇は面白く、読む手が止まらない。北朝鮮脱出後は
ただのドタバタ劇という感じで読み疲れるかな。

49:クロマ(1☆7875)
11/04/29 00:59:34.82 .net
てst

50:クロマ(1☆8261)
11/04/29 01:08:37.02 .net
『東の海 迷宮の岸(上・下)』 小野不由美 p191+p195 ホワイトハート文庫 【C】
麒麟が王を選ぶときに感じるという「天啓」のオチが酷かった。簡単に予想がついたので。


51:チョチョリーナ(254)
11/04/29 16:37:01.46 .net
海の都の物語(6)塩野 七生 p.254【D】
塩野さん、あなたがイタリア好きなのは、よおく分かりました。


皆さん、はじめまして。
よろしく、お願いいたします。



52:無名草子さん
11/05/03 10:08:31.25 .net
test

53:クロマ(1☆8372)
11/05/03 10:11:22.81 .net
『○○の瞬間』たかはしみき 大和書房 p111 【C】
ハートをぶち抜かれる瞬間、もの凄く後悔する瞬間、気まずい瞬間…等々毎日をつなぐ「瞬間」をひたすら切り取ったエッセイ。
「歴史の授業を受けいている瞬間」は思わず笑ってしまった。

54:チョチョリーナ(635)
11/05/04 06:17:38.89 .net
『トレイシー』 中田 聖一著 講談社 【B】P381

戦争は国と国との文化の衝突だ。
何処かの出版社の社長が、太平洋戦争は
米国に対する文化的敗北だと言っていたが、この本を
読むと、正にその通り。
米国という国の底力の強大さを思い知らされた。


55:チョチョリーナ(894)
11/05/04 17:20:08.71 .net
「はじめての宗教論 左巻」 佐藤 優 著 NHK出版 P.259 【E】

ラスプーチン佐藤さんの頭脳がいかに明晰かが瞬時に理解できる
ただし、宗教論の内容については、あまりにも難解で、わたしの稚拙な
頭脳では、ほぼ完璧に理解不能。



56:テタ(13☆5097)
11/05/05 15:29:58.93 .net
『ヨーロッパの誘惑』海野弘 丸善ライブラリー 260p
1920年代、1930年代のヨーロッパあれこれ。【C】

『数学は最善世界の夢を見るか?』イーヴァル・エクランド みすず書房 360p
いわゆる最小作用の原理のお話。【B】

57:明治郎
11/05/09 13:35:55.37 .net
『美味礼讃』A
『林さんチャーハンの秘密』A
『たけくらべ』A
『にごりえ』A
『東海道居酒屋五三次』A
『第一阿房列車』B
いちいち、気になる本が出てきて、いっこうに原稿が進みません。

58:チョチョリーナ(1195)
11/05/09 20:27:24.25 .net
「国家債務危機」 ジャック・アタリ著 作品社 P.310 【B】
 国家、主権者が借金を重ねるようになった歴史と、そうすることにより
顕在化する危機とその処方箋について分かりやすく説明している。
 借金の歴史は特に面白く読める
 社会福祉関係の予算についての説明で、この分野は需要が供給をうむのではなく
供給が需要を生むという説明には妙に納得した



59:テタ(13☆5458)
11/05/15 17:38:00.55 .net
『リトル・シスター』レイモンド・チャンドラー 早川書房 361p
村上春樹訳。【C】

60:チョチョリーナ(1544)
11/05/17 05:49:44.00 .net
「手にとるように哲学がわかる本」 甲田 烈著 かんき出版 P.349 【C】
ソフィーの世界も再読したほうがいいでしょうか?


61:テタ(13☆5982)
11/05/23 15:42:50.08 .net
『ぼくは猟師になった』千松信也 リトルモア 222p
京都での猟師の実際。【C】

『四つの四重奏』T・S・エリオット 岩波文庫 302p
詩集。宗教的。訳注はたくさん。【D】

62:テタ(13☆6208)
11/05/30 21:01:40.54 .net
『高校数学でわかる線形代数』竹内淳 講談社ブルーバックス 226p
これでは分からんでしょう。【D】

63:テタ(13☆6414)
11/06/07 21:57:21.89 .net
『夫殺し』李昴 宝島社 206p
台湾の小説。【C】

64:テタ(13☆6675)
11/06/14 20:14:26.38 .net
『わたしは英国王に給仕した』フラバル 河出書房新社 261p
チェコの小説。【C】


65:クロマ(1& ◆5QlQFP.YhgtO
11/06/18 03:34:58.06 .net
『トーマの心臓』 森博嗣 メディアファクトリー p300 【c】
萩尾望都の原作を読んだことがないのでなんともいえないのだが…
もっと核心の部分を書くべきでは?と思った
終始、汽車からずっと景色を眺めているような気分だった。

66:クロマ(1& ◆5QlQFP.YhgtO
11/06/18 03:35:51.59 .net
『トーマの心臓』 森博嗣 メディアファクトリー p300 【c】
萩尾望都の原作を読んだことがないのでなんともいえないのだが…
もっと核心の部分を書くべきでは?と思った
終始、汽車からずっと景色を眺めているような気分だった。

67:テタ(13☆6959)
11/06/25 21:30:21.16 .net
『てつがくを着て、まちを歩こう』鷲田清一 ちくま学芸文庫 284p
エッセイの寄せ集め。【C】


68:無名草子さん
11/06/25 23:47:26.91 .net
ltHaQTIlO
フィクションの虚構に飽きたらノンフィクションを

URLリンク(c.2ch.net)(甲山事件)

真犯人は誰か? 迷宮入りを避ける為、あなたの推理を。

69:テタ(13☆7162)
11/07/02 21:06:50.93 .net
『エッシャー・マジック』杉浦厚吉 東京大学出版会 203p
エッシャーの魔法の種明かし。【C】

70:テタ(13☆8012)
11/07/10 10:27:55.21 .net
『告白』町田康 中公文庫 850p
実録河内十人斬り。【B】


71:クロマ(1& ◆vD5rO35neZVQ
11/07/10 13:58:52.65 .net
『東の海神 西の滄海』小野不由美 ホワイトハート文庫 【B】p319
荒野の国を栄えたくない、という場面が良かった。
読み終わって、つくづく今はこれでも平和なんだと思った。

読みかけの本が多すぎてここに書き込めてないのが…
一度全部綺麗に読み終わりたい



72:テタ(13☆8297)
11/07/18 08:49:49.75 .net
『うなドン』青山潤 講談社 285p
「アフリカにょろり旅」に続くエッセイ。【C】

73:テタ(13☆8673)
11/07/26 21:49:46.13 .net
『族長の秋』ガブリエル・ガルシア=マルケス 集英社文庫 376p
架空の国の独裁者の孤独。【B】

74:テタ(13☆8995)
11/08/05 08:31:43.44 .net
『完全なる証明』マーシャ・ガッセン 文藝春秋 322p
ポアンカレ予想を解決したペレルマンについて。旧ソ連でのユダヤ系への
待遇に関する記述が興味深い。【C】

75:テタ(13☆9257)
11/08/12 22:38:02.69 .net
『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹 文春文庫 262p
走ることについてのエッセイ。【C】

76:はち(595)
11/08/13 23:06:32.09 .net
参加します

『退出ゲーム』 初野晴 p294 角川文庫 【B】
『初恋ソムリエ』 初野晴 p301 角川文庫 【B】

爽やかな青春ミステリー。登場人物がみんな良いキャラしていて、セリフの掛け合いが面白かった。

77:はち(902)
11/08/19 01:26:28.22 .net
『ビブリア古書店の事件手帖~栞子さんと奇妙な客人たち~』
三上延 p307 メディアワークス文庫【C】
安楽椅子探偵ならぬ、ベッドの上探偵

78:ゴン p282@1
11/08/21 03:52:32.23 .net
参加します(^O^)ノ
博士の愛した数式 小川洋子

79:テタ(13☆9574)
11/08/21 11:35:03.93 .net
『ヤノマミ』国分拓 NHK出版 317p
アマゾンの、文明とほとんど接触のない部族のルポ。【C】

80:ゴン 2
11/08/24 05:09:43.01 .net
伊豆の踊り子 川端康成

81:クロマ(2☆0679)
11/08/28 18:25:11.08 .net
『風の万里 黎明の空(上)』小野不由美 P348 講談社ホワイトハート文庫【B】
玉座についたものの国の行く末の為日々の自分に悩んでいる陽子。父母と公主の
座を剥奪され、奴隷のような日々に流されてゆく祥瓊。海客として流され言葉の通じ
ぬ世界で震えながら過ごす鈴。上巻ではこの3人が息の詰まるような場所から立ち上がるま
でを書く。下巻で上手いこと風呂敷を畳むことを願う。
『ことばはちからダ!―現代文キーワード―』河合出版 P208【C】
国語の大学受験対策本なのだが読み物としても中々面白い。評論文によく出る重
要なキイワードをかなり分かりやすく纏めている。何度も読み込めば評論文に対
する抵抗などあらゆるアレルギイが解消出来るであろうと思われる。
『超思考』幻冬舎 北野武 P204【C】
つい最近の大臣の発言や北野武からみた「最近のニュース」を通して武流の価値
観について語っている。北野武という人間が好きな人以外にはお薦めできない本
。芸術論の話のみ評価できる。

82:クロマ(2☆0679)
11/08/28 18:27:38.77 .net
『SPEED』 金城一紀 角川文庫 P301【B】
ザ・ゾンビーズシリーズ第三弾。家庭教師を殺されたお嬢様進学校の女子高生が
オチコボレ男子高生と事件の真相を探る。このシリーズの続きはもう出ないのか
?好きなのだが。
『徒然草』角川ソフィア文庫 P293 【A】
大学入試によく出る古典ランキング第2位の作品。親しみやすい訳や解説と絵があ
るので初心者にもとっつきやすい。正直、受験の為に読んだのだが、現代にも通
じるものが殆どで驚いた。古典に抵抗がある人は読み流すだけでも次、問題に取
り組んだとき感覚が大きく変わる事請け合いだ。


83:クロマ(2☆0679)
11/08/28 18:29:21.25 .net
『難関大学も恐くない-受験は要領-たとえば、数学は解かずに解答を暗記せよ』
和田秀樹 PHP文庫 P264 【C】
受験勉強というものに対してを肩の力を抜いて考えさせられるような本。実践で
きるような受験勉強の工夫が沢山ちりばめられており、学べる部分が多い。この
本で受験とは論理的思考を養うだけではなくコストパフォーマンスを高める工夫
や要領のよさを学ぶことでもあると思った。ただ現代文は対処法が少な過ぎるし
もっといい方法がある。数学は現在の著者の考え方と異なるので、「数学は暗記
だ」と併用したほうがいいかも知れない。この本には例えば「丸暗記」という表
現が多々見られるがこのような言葉を鵜呑みにしてしまうような人は読まない方
が懸命。


84:テタ(14☆269)
11/08/29 08:36:49.16 .net
クロマさん、完走おめでとうございます。

『数学ガール 乱択アルゴリズム』結城浩 ソフトバンククリエイティブ 477p
数学小説。【C】

『Amazonランキングの謎を解く』服部哲弥 化学同人 218p
Amazonの売上ランキングがどのように算出されているか、数理モデルを提案。【B】

85:クロマ(2☆0790)
11/08/29 20:55:51.52 .net
『クジラと海とぼく』 アリス館 水口博也 P111 【C】
今年の小学生の課題図書に指定された本。現在は写真家・海洋ジャーナリストと
して活躍している作者が「クジラ」に関する研究がまだ日本では進んでいなかっ
た時代にどのようにしてクジラに魅せられていきこの仕事についたのかを書く。
少年時代にウミガメの産卵を見たことや大学で自分に興味のある体験が出来たこ
と等々。小学生が読むには結構重たいと思った。

86:クロマ(2☆0790)
11/08/29 22:58:16.05 .net
。『徒然草』角川ビギナーズ・クラシック P293 【A】(→2☆0679)
大学入試によく出る古典ランキング第2位の作品。親しみやすい訳や解説と絵があ
るので初心者にもとっつきやすい。正直、受験の為に読んだのだが、現代にも通
じるものが殆どで驚いた。古典に抵抗がある人は読み流すだけでも次、問題に取
り組んだとき感覚が大きく変わる事請け合いだ。

度々すみません。これで最後です。ページ数も合ってるはず。

87:はち(1188)
11/09/01 05:07:52.90 .net
『空想オルガン』 初野晴 P286 角川書店 【B】
ハルチカシリーズ第3弾 。普門館を目指すチカたちと、その周辺の人々に纏わる日常の謎。
ハルタのロビンソン漂流記には声を出して笑ってしまった。かなり好きなシリーズ。

88:テタ(14☆779)
11/09/03 11:36:09.73 .net
『陽気な黙示録』佐藤亜紀 ちくま文庫 510p
エッセイ集。歯切れはいいが、金太郎飴的。【C】

89:テタ(14☆1059)
11/09/07 21:18:04.91 .net
『眠り猫』花村萬月 徳間書店 280p
小説。拙い。【D】

90:テタ(14☆1419)
11/09/12 19:57:49.88 .net
『金属人類学入門』赤瀬川原平 日本カメラ社 301p
エッセイ。久しぶりに読んだが、やっぱり面白い。【C】

『イスラム芸術の幾何学』ダウド・サットン 創元社 59p
読む前に思っていたのとちょっと違った。【D】

91:無名草子さん
11/09/13 19:08:14.62 .net
まとめサイトの編集したい

92:無名草子さん
11/09/14 17:02:48.15 .net
参加しようかな

93:無名草子さん
11/09/14 18:41:21.11 .net
トップレスで読書がニューヨークでは流行ってるらしいよ(画像有り)
スレリンク(news板)l50


94:テタ(14☆1620)
11/09/19 16:10:05.98 .net
『ちょっと触っていいですか 中古カメラのススメ』赤瀬川原平 筑摩書房 201p
これはイマイチ。【C】

95:クロマ(2& ◆spjEIXVc3c
11/09/23 22:58:59.19 .net
『絡新婦の理』 京極夏彦 講談社文庫 p1374 【A】(2回目)
感想は前スレで書いたので省略。
傑作だと思う、ただ前置きが長すぎてトリックを知る前にどんな事件だったか忘れたりしなかったり

96:テタ(14☆1809)
11/09/27 21:35:18.51 .net
『コマの科学』戸田盛和 岩波新書 189p
【C】

97:テタ(14☆2045)
11/10/04 22:29:59.27 .net
『イスラーム生誕』井筒俊彦 中公文庫 236p
ムハンマドについて。【C】

98:クロマ(2☆2532)
11/10/09 18:05:06.29 .net
『風の万里 黎明の空(下)』小野不由美 ホワイトハート文庫 P368【B】
途中までは楽しく読めたのだが戦いの終結の仕方がちょっとご都合主義?な感じ
が…。段々進むごとに言いたい事が説教臭くなっている気がする。

99:テタ(14☆2544)
11/10/16 09:59:04.74 .net
『海の上のピアニスト』アレッサンドロ・バリッコ 白水uブックス 153p
【C】

『中世の再発見』網野善彦+阿部謹也 平凡社ライブラリー 346p
対談。【C】

100:テタ(14☆2869)
11/10/23 11:56:42.18 .net
『暢気眼鏡・虫のいろいろ』尾崎一雄 岩波文庫 325p
短篇集。【C】

101:無名草子さん
11/10/29 01:17:00.32 .net
ほしゅ

102:りゅう(11☆4225)
11/10/30 01:35:58.66 .net
ひさびさに参戦

『ヤバい経済学』 スティーブンレヴィット p336 【B】

不動産屋が自分の家を売ったときの値段と客の家を売ったときの値段の
比較、1990年代に北米で少年犯罪が減った理由、銃とプールの危険度
比較、マフィアの経済、日本の相撲の八百長などを統計学的に調査、
解説する。ベストセラー本のようだけどなかなか面白かった。
ちょっとデータの解釈とか胡散臭さがあるような気はするけど読み物と
してかなり面白い。

103:テタ(14☆3122)
11/10/30 15:29:43.72 .net
『ルネサンスの謝肉祭』成瀬駒男 小沢書店 192p
ルネサンス期の版画家ジャック・カロについて。【D】

『日常にひそむ数理曲線』佐藤雅彦+ユーフラテス 小学館 61p
「理」が現れる瞬間、感じるのは知識の確認といった生やさしいものではなく、
「畏れ」である。
【C】

104:無名草子さん
11/10/31 15:30:10.68 .net
また一から立ち上げなくちゃいけないんだよ~

105:テタ(14☆3382)
11/11/06 09:40:53.89 .net
『ジーヴズの事件簿』P・G・ウッドハウス 文春文庫 260p
短篇集。【C】


106:りゅう(11☆5131)
11/11/10 22:23:15.14 .net
『超ヤバい経済学』 スティーブンレヴィット p338 【C】

 前作とは変わり何だかだらだらして長ったらしい文章で読みづらい。
 中身忘れてしまった・・・

『邪宗門 上』 高橋和巳 p568 【D】

 面白くなくはないけど何といってもくどくて読みつかれる。
 旧仮名遣いとかうざい

107:テタ(14☆3604)
11/11/15 20:47:13.68 .net
『X線が拓く科学の世界』平山令明 ソフトバンククリエイティブ サイエンス・アイ新書 222p
【C】

108:鴨居(886)
11/11/22 06:47:51.60 .net
参加します。
『知的生産の技術』梅棹忠夫 岩波新書 218p 【A】
買って良かった。
『新美南吉童話集』千葉俊二編 岩波文庫 315p 【C 】
懐かしい。
『鹿鳴館』三島由紀夫 新潮文庫 353p 【A】
最高におもしろい。

109:りゅう(11☆6275)
11/11/22 23:12:32.66 .net
『なぜ株価は値上がるのか』 矢口新 p214 【C】

 なぜ株価が上がるかについては1ページぐらいしか書いてない、
 その他は初心者向け

『女二人のニューギニア』 有吉佐和子 p263 【B】

 昭和40年代未開の地に入る2人の女、昭和40年代の未開人種の様子が
 わかり興味深い。おもしろい旅行本。

『カラマーゾフの兄弟上』 ドストエフスキー p667 【D】

 話の展開がわかりにくいというか文章が読みにくくて労力がいる

110:テタ(14☆4047)
11/11/23 09:20:12.17 .net
『超伝導ナイトクラブ』村上龍 講談社 443p
バブルのころのにおいがプンプンする。【C】

111:テタ(14☆4412)
11/11/30 20:49:45.83 .net
『日の名残り』カズオ・イシグロ ハヤカワepi文庫 365p
【B】


112:テタ(14☆4769)
11/12/07 21:09:53.43 .net
『アンティキラ 古代ギリシアのコンピュータ』ジョー・マーチャント 357p
沈没船から引き上げられた謎の遺物。【C】

113:クロマ】(2☆2906)
11/12/09 20:20:56.47 .net
『アルキメデスは手を汚さない』 小峰元 講談社文庫 P374【C】
東野がエッセイで好評してたので一読。
「手を汚さない」というタイトルなのでてっきり直接手を下さず人を殺めた犯人がいるのかとずっと思っていたのだが…。
今となってはこの小説は至って普通になってしまった気がする。

114:りゅう(11☆7143)
11/12/10 00:48:23.21 .net
『NHK受信料は拒否できるのか』 土屋英雄 p205 【B】

 NHK受信料は憲法違反との観点で検討する。単に理屈こねてるだけに
 見えるけど知らなかったことが多くてなかなか興味深かった

『ツキの絶対法則』 内藤誼人 p206 【C】

 ギャンブル本と思ったら自己啓発本だった。信じる者は救われる的
 言い回しはどうなのかと思うし自分の都合いいデータを集めてきて
 語ってるだけにも見えるけどいろいろ面白いことも書いてあるので

『数学ができる人はこう考える』 シャーマンスタイン p244 【C】

 平行な線が引かれているところに針を落として線と交差する確率や
 2点差で勝ちとなる試合で平均何試合戦うと勝負がつくかなどを
 計算する。数学の面白さがなんとなくわかってくる?

『税金のしくみ』 須田邦裕 p213 【C】

 税金について解説している。一冊で基本的なところがだいぶわかる気がする?

115:テタ(14☆5067)
11/12/18 17:35:08.71 .net
『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』長沼毅 朝日出版 298p
高校生向けの講義の模様。【C】

116:りゅう(11☆8701)
11/12/19 00:49:57.52 .net
『極秘捜査』 麻生幾 p380 【C】

 オウムに対する警察捜査をレポートしたもの、まあ面白いけど
 週刊誌記事のような大げさな表現や回りくどさ、ねちっこさが鼻につく

『ガダラの豚』 中島らも p380 【B】

 エンタメアクションもの、I-IIIまであって、それぞれ独立した
 ストーリーからなる、ひさびさに当たりの小説、IIIまで一気読みした

『ドクトルまんぼう航海記』 北杜生 p235 【B】

 昭和40年ごろマグロ漁船に船医として乗る航海記、死語満載

『ついていったらこうなった』 多田文明 p191 【C】

 キャッチセールスとかについていったらという体験話、どうなるかは
 わかるけど、彼らの話術とかもっと詳細に書いてほしかった

『分身』 東野圭吾 p372 【C】

 双子の姉妹が引き離されて育てられる理由が明らかになるという話

117:未来完了・脱ニート(200)
11/12/19 16:18:53.34 .net
初参戦します

■下山の思想(五木寛之)(200Pくらい) 

評価 ☆☆☆☆【C】

文字数少なめ、サクサク読めた
世代が違うと理解し辛い場所がある、戦争の時代を生きた人なら共感できるそう
現代社会を下山の時代に例えてる点が面白かった

118:未来完了・脱ニート(500)
11/12/19 20:50:44.16 .net
■チーズはどこへ行った?(スペンサー) P100
評価 ☆☆☆☆☆【B】

「挑戦力」を養う物語
自己啓発書を何冊か読んでいる人には不要
失業者の自分には耳が痛い話である
会社や人間関係にひたすら依存してる人はドキリとできるかも


■行動できない人の心理学(加藤諦三) P200
評価 ☆☆☆☆【C】

少し説教臭い
少し口説い
でも少し為になる

119:無名草子さん
11/12/19 21:19:42.23 .net
てすと
テスト
てすと
てすと
テスト

120:未来完了・脱ニート(950)
11/12/19 21:36:13.88 .net
■いじめに負けない心理学(加藤諦三) P200
評価 ☆☆☆☆【C】

読みやすい
自分が苛められていたことに気づく
それこそが負けない心理学だということ


■100%幸せな1%の人々(小林正観) P250
評価 ☆☆☆☆☆【B】

ありがとう運動の開祖
少し胡散臭いが、それでも面白い
ブラシーポ効果を独自の世界観で表現している
あとがきで感動した

121:未来完了・脱ニート(1150)
11/12/19 21:59:01.33 .net
■20代で絶対学んでおくべき心理術(内藤 誼人) P200
評価 ☆☆☆☆【C】

当たり前のことが書いてあるが、どれも必要なことばかり
著者にしては意外と心理学データが少なく
実体験などが多いので逆に説得力がある

122:未来完了・脱ニート(1350)
11/12/19 23:58:52.84 .net
■気持ちが楽になる50のヒント (中谷彰宏) P100
評価 ☆☆☆☆【C】

20分くらいで読める
逆転の発想のヒントがたくさん書かれている


■お金のかからない222の大人のプレゼント (中谷彰宏) P100
評価 ☆【E】

15分くらいで読める
当たり前のことに感謝するためのヒントが
箇条書きでたくさん紹介されている

123:未来完了・脱ニート(1750)
11/12/20 00:16:54.07 .net
■斎藤一人 幸せの名言集 (斎藤一人) P170
評価 ☆☆☆☆☆【B】

すぐに読める、心が安らぐ
斎藤一人氏の教えがたくさん
あいだみつおチック


■心を整える。 (長谷部) P230
評価 ☆☆☆☆【C】

自己啓発・メンタルトレーニング本かと思いきや
サッカー生活メインの自叙伝の要素が強い
ミスチルや本紹介など、庶民も共感しやすい内容も盛り込まれてる

124:未来完了・脱ニート(2000)
11/12/20 18:13:21.90 .net
■小さいことにくよくよするな! (リチャード・カールソン著、小沢瑞穂訳) P230
評価 ☆☆☆☆☆【B】

サクサク読めるが、読みごたえもあるスルメ本
自分の死を見つめなおすなど、少し違った視点を持つことで
これまでのストレスが小さなことだと感じることができる

125:未来完了・脱ニート(2250)
11/12/20 18:21:11.80 .net
>>124訂正
×P230
○P250

■きっと良くなる! (本田健) P250
評価 ☆☆☆【D】

多少宗教臭く内容も薄いが
励まされる本
前向きなことがたくさん書いてある

126:テタ(14☆5323)
11/12/21 21:47:46.29 .net
『グランド・ブルテーシュ奇譚』バルザック 光文社古典新訳文庫 256p
短篇集。【C】

127:りゅう(11☆9487)
11/12/24 01:07:43.85 .net
『閉鎖病棟』 帚木蓬生 p295 【C】

 前置き長いな・・・オチは、と思ったら終わってしまった
 死刑関連本とは思ってもみなかったけど

『ダークゾーン』 貴志祐介 p491 【B】

 奨励会三段棋士がクリムゾンのように将棋型対戦ゲームに参加する。
 対戦相手はライバル棋士、これは夢か現実か・・・しかしオチが青の炎とは。

128:パチプロ(681)
11/12/26 13:33:43.17 .net
『パチンコがなくなる日』 POKKA吉田 p189

良書が少ないパチンコ関係の本としては出色。謎の多い業界の裏側を活写。
筆者はパチンコ業界紙の出身。

『パチンコで生きていく技術』 ヒロシヤング p239

パチプロとはそもどういう人種か?どうして食っているのかという好奇心を
満たすのには最適の本。
「パチプロでハッピーな人生を全うした人はいない」という指摘は重い。

『弱い日本の強い円』 佐々木融 p253

なぜ不況なのに円高なのか。誰もが思う不思議に、マクロ経済の視点から
明快に論証。一流の金融プロは実はなかなか本を書いてくれないのでその
点でもこの本は非常に貴重。




129:テタ(14☆6338)
11/12/28 08:26:52.41 .net
『ダンゴムシに心はあるのか』森山徹 PHPサイエンス・ワールド新書 223p
納得しかねる議論。【C】

『平台がおまちかね』大崎梢 創元推理文庫 312p
コージーミステリー。【C】

『電子本をバカにするなかれ』津野海太郎 国書刊行会 287p
書物五千年史のなかで今日のデジタル化を捉え直す。【C】

『ビリー・ザ・キッド全仕事』マイケル・オンダーチェ 国書刊行会 193p
ビリー・ザ・キッド伝説。【D】

130:無名草子さん
11/12/28 15:10:47.62 .net
村上春樹
箱根駅伝
URLリンク(www.asahi.com)

131:テタ(14☆6599)
12/01/04 08:22:31.05 .net
明けましておめでとうございます。

『新解さんの謎』赤瀬川原平 文藝春秋261p
中途半端。【C】

132:りゅう(12☆1409)
12/01/05 00:45:25.38 .net
おめでとうございます

『家畜人ヤプー』 沼正三 p652 【C】

 2000年後の世界は白人が黒人、日本人を支配する社会、その世界から
 現代に来たUFOに日本人男、白人女のカップルが出会って連れ去られ、
 日本人男は家畜化されてしまう。不条理系、読み疲れる。

『P.I.P.』 沢井鯨 p507 【B】

 中学の教師がカンボジアに行き、騙されて刑務所に入れられる。
 その過程でカンボジアの特性みたいなものを理解していく。
 カンボジアのイメージがかなり悪くなった。ドタバタ劇とか
 あるが刑務所とかの描写が細かいところがなかなかいい。

『上海の西、デリーの東』 素樹文生 p381 【C】

 90年代のアジア旅行記、著名なバックパッカー宿を渡り歩く感じ
 旅行記としてはまあまあ?90年代のアジアの田舎ぶりがいい感じ、
ハノイに3階以上のビルがないとか

『変身』 東野圭吾 p382 【C】

 ある男が事件に巻き込まれ頭部に銃弾を受けて脳移植手術を受ける。
 徐々に移植された脳の影響を受けて人格が変わってしまう。

133:りゅう(12☆3244)
12/01/05 01:26:02.63 .net
『千里眼』 松岡圭祐 p572 【C】

 新興宗教の信者が自衛隊基地からミサイルを打つなどで
 政府を脅す、一方で房総半島の巨大観音像にその信者たちが
 お参りをする、その謎をベテランカウンセラーと主人公となる
 その弟子が解く。現実味がないアクションとかが好きになれないか。

『恍惚の人』 有吉佐和子 p437 【C】

 ボケ老人の話。痴呆症問題の先駆けとなった本?不安煽ってる感がある

『コインロッカーベイビーズ』 村上龍 p257 【D】

 コインロッカーに捨てられた2人の赤ん坊の話、村上龍ワールドについていけず

『真剣師小池重明』 団鬼六 p315 【C】

 真剣師小池の生涯を書く。昔見たTVの方が面白かったかな。棋譜解説とかに
 した方がよかったかもしれない。どうしようもないおっさん感が支配的に

『旅券のない旅』 胡桃沢耕史 p254 【C】

 戦時ハルピンでした約束を40年後に確認するノンフィクションぽい話
 日本と中国とロシアとアヘンの話、戦時の無法地帯っぽい話が面白い
 事実に脚色を加えたという感じ?

134:無名草子さん
12/01/05 22:42:38.61 .net
test

135:クロマ(2☆3210)
12/01/05 22:45:15.71 .net
『スカイ・クロラ』中公文庫 森博嗣 P304【D】
空気を楽しむための小説といえばこれもラノベに分類できるのだと思う。
この作者の初期のすっきりした言い方が好きだったのに何故こうもポエム臭くなってしまったのか…
ミニタリーが好きな人なら楽しめると思う

136:テタ(14☆6810)
12/01/11 17:50:08.47 .net
『ぼくのともだち』エマニュエル・ボーヴ 白水社 211p
ナイーヴすぎて、痛々しい。【C】

137:パチプロ(1004)
12/01/12 10:15:27.69 .net
『暗渠の宿』西村賢太 p158
『二度とはゆけぬ町の地図』西村賢太 p165

私小説。独特の西村節ともいえる語り口で読みだしたら
とまらない。赤裸々なのが好きな人にオススメ

138:テタ(14☆7243)
12/01/20 21:40:25.24 .net
『ドローンズ・クラブの英傑伝』P・G・ウッドハウス 文春文庫 433p
ユーモア小説。【C】

139:すたん(413)
12/01/25 13:11:48.37 .net
参加します。

『失敗の本質』戸部良一ほか 中公文庫 413p 【B】

140:りゅう(12☆4758)
12/01/29 02:14:18.96 .net
『悪の教典上』 貴志祐介 p434 【C】

 さわやかな人気高校教師が実は悪事を重ねる殺人犯、貴志祐介版模倣犯
 みたいな感じ?

『天使の囀り』 貴志祐介 p445 【C】

 アマゾンの奥地から帰ってきた恋人が狂って自殺、他にも関連なさそうな
 ところで異常自殺が発生する。寄生虫の話とか、絵が見たい作品。

『株価操縦』 相場英雄 p369 【C】

 プロレスと新聞記者と情報を利用して相場を操縦する男の話。
 無理やりな締め方が気に入らず。

『プラナリア』 p266 山本文緒 【C】

 恋愛小説系短編集、著者紹介に何気ない日常から時代を切り取る観察眼と
 書かれていたがそんな感じ。なかなか面白かった。直木賞?外れ少ないか?

141:すたん(1101)
12/02/01 20:37:11.16 .net
『六号病棟・退屈な話』チェーホフ 岩波文庫 391p 【B】
『世論(下)』リップマン 岩波文庫 297p 【B】

5年越しで積んでたのがようやく片付きました。すっきり。

142:パチプロ(1752)
12/02/02 02:52:47.92 .net
『李朝残影』 梶原季之朝鮮小説集 p363 【B】
 
朝鮮育ちの著者ならではの朝鮮の匂いを感じさせる
時折取ってつけたような植民地支配に対する批判が差し込まれるのが残念

『どうで死ぬ身の一踊り』 西村賢太 p235 【B】
『寒灯』            同     p150 【C】

西村のいつもの私小説。同棲話中心。後者はややマンネリ 

143:クロマ(2☆4335)
12/02/02 20:27:05.97 .net
『ビブリア古書堂の事件手帖』 三上延 MW文庫 P307【C】
良くも悪くも台本みたいな小説だった。
犯人に違和感がある、というのには同意。
ラノベとしては面白いのかも知れないがミステリとしてはお粗末か。
割と地味な内容な印象。

『46番目の密室』 有栖川有栖 講談社文庫 P343 【B】
作家アリスシリーズ第1弾。
余り推理小説はまだ読んでいませんが、「意図的にした」と「偶然」の違いが面白いと思った。ネタバレになるので詳しくはやめておく。

『パプリカ』 筒井康隆 新潮文庫 P475 【C】
今敏の映画を先に見てしまったのだが中々ボリュームがあった。
ある意味手に汗握るというか。
前半はサクサク進んだのが好きだったのに後半の朧目な文章は結構苦痛だった。
しかし最後まで読んでそれがわざとだという事に気付いた。

144:クロマ(2☆4535)
12/02/07 22:47:01.21 .net
『グランド・フィナーレ』 阿部和重 講談社 p200 【C】
最愛の娘を失ったロリコン男が二人の少女と出会う話。
ロリコン男なのに普通に身近に感じられて怖かった。
終わり方はバッドなのかハッピーなのか捉え方が人によって変わると思った。
ちなみに私はバッドエンド派です。

145:パチプロ(2445)
12/02/18 23:40:47.50 .net
『贋世捨人』車谷長吉 P241【B】
半自叙伝的私小説。昭和史的要素もあり。
前半の緊張感に比べ後半やや駆け足の観。

『白痴群』車谷長吉 P252【B】
私小説短編集。初期の表題作と中期以降の作品の混交。
中期以降の作品のほうが手馴れて読みやすいが表題作の
描写の積み重ねも捨てがたい。「武蔵丸」は川端康成賞。

『飆風』(ひょうふう)車谷長吉 P200【B】
私小説3編+小説論。
表題作は名作「赤目四十八瀧心中未遂」成立前夜の神経を病んだ
時代の話。

立て続けに車谷長吉の私小説を読んだがこの人の作品には凄味がある。
自他ともに平気で切る迫力。これからもどんどん読みたい。 

146:テタ(14☆7879)
12/02/22 22:34:18.11 .net
『小澤征爾さんと、音楽について話をする』小澤征爾×村上春樹 新潮社 375p
対談。【C】

『舟を編む』三浦しおん 光文社 261p
辞書編集者が主人公。【C】

147:すたん(1905)
12/03/03 04:52:35.32 .net
『古い玩具・チロルの秋・牛山ホテルほか』岸田國士 ハヤカワ演劇文庫 409p 【C】
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子 河出文庫 253p 【C】
『後世への最大遺物・デンマルク国の話』内村鑑三 岩波文庫 142p 【C】

三冊目は薄い講演録なのですぐ読めました。

148:テタ(14☆8297)
12/03/05 16:07:30.39 .net
『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』坂口恭平 太田出版 181p
要はホームレス生活の仕方。【C】

『コルシア書店の仲間たち』須賀敦子 文春文庫 237p
エッセイ。【C】

149:テタ(14☆8776)
12/03/11 09:11:10.99 .net
『青年のための読書クラブ』桜庭一樹 新潮文庫 257p
最初の文体に違和感を感じた。わざとか。【C】

『島の時間』赤瀬川原平 平凡社 222p
旅行記。【C】

150:テタ(14☆8918)
12/03/18 09:22:48.12 .net
『ひまわりの螺旋』来嶋大二 共立出版 142p
ひまわりの種のつくる螺旋の考察。【B】

151:無名草子さん
12/03/24 20:52:36.54 .net
test

152:クロマ(2☆5735)
12/03/24 21:02:14.97 .net
『ロシア紅茶の謎』 有栖川有栖 講談社文庫 P331 【C】
国名シリーズ第1弾。
この作者、氷のトリック好きだなぁと思った。
どれも長編にでも出来そうなのばかりなのは流石です。

『日曜の夜は出たくない』 倉知淳 創元推理文庫 現代日本推理小説 P404 【C】
こちらも短編ミステリ。
蛇足のページが本当に蛇足です。
一番最初のは物理的に無理だと思うのだが…

『ビブリア古書堂の事件手帖2 栞子さんと謎めく日常』 三上延 メディアワークス文庫 P257 【C】(→2☆5527)
いきなりおっぱいおっぱい言い出したのが衝撃的だった。
話を進めるごとにご都合主義になっていく気がした。

『蝶々の纏足・風葬の教室』 山田詠美 新潮文庫 p208 【A】
3つの短編集を収録したもの。
3つの共通点は引っ越したばかりでまだ新しい場所になじめていない女の子が少女になって、女になるまでの軌跡という事。


153:テタ(14☆9723)
12/03/25 09:09:49.12 .net
『フランス・プロテスタントの反乱』カヴァリエ 岩波文庫 570p
18世紀の記録。縁遠い話であった。【C】

『岡潔』高瀬正仁 岩波新書 235p
評伝。【C】

154:テタ(15☆280)
12/03/31 08:06:32.47 .net
『むずかしい愛』イタロ・カルヴィーノ 福武書店 184p
短編集。【D】

『朝永振一郎著作集別巻2 日記・書簡』みすず書房 373p
滞独日記がおもしろい。【C】

155:テタ(15☆518)
12/04/07 17:23:10.12 .net
『虫に追われて』川村俊一 河出書房新社 238p
昆虫標本商のエッセイ。【D】

156:すたん(2707)
12/04/08 06:54:57.91 .net
『ちいさいモモちゃん』松谷みよ子 講談社文庫 276p
言葉だけだと頭が焼き切れそうになる。やっぱり挿絵がほしい。【B】

『いま集合的無意識を、』神林長平 早川文庫 242p
ネットワーク共有、識域下世界を軸にした少し雑多な短編集。
「ぼくの、マシン」が収録されてほくほく。【C】

『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子 河出文庫 284p
料理随筆の続編。前著からつづけて読んだので20年の時間跳躍が強く印象に残った。【C】

157:テタ(15☆748)
12/04/15 14:26:24.04 .net
『目利きのヒミツ』赤瀬川原平 岩波書店 230p
エッセイ。【D】

158:無名草子さん
12/04/16 00:24:51.02 .net
創価会員minaotehonです。
minaotehon
のgooblogを御覧下さい。

趣味人では本名を縮めた名前 てみ で書いております。

真のカルトはどこなのか、様々な経験の事柄に創価学会が関わりなのか、

日々精神的苦痛を受けております。

あまりにもの日々に、この様々な経験の事実を雑誌社に気づいて頂きたいと別の事柄で売り込みもしましたが 権力がうやむやにしたのでありましょう。
gooblogは荒れた文章が大半ですけれど。

御覧頂きご助言頂けますとさいわいです。


159:テタ(15☆986)
12/04/23 22:18:55.72 .net
『素顔の南方熊楠』谷川健一・中瀬喜陽・南方文枝 朝日文庫 238p
業績よりも人間性に重点を置いた紹介。【C】

160:クロマ(2☆6668)
12/04/25 22:26:19.94 .net
『風味絶佳』 山田詠美 文春文庫 P257 【B】
決して料理小説ではないがタイトルのせいか美味しそうな食べ物がよく出てくる短編集。
「春眠」のオチは凄く好きなんだが出てくる女に苛々した。

『英国庭園の謎』 有栖川有栖 講談社文庫 P327 【C】
交際相手に対しての脅し、という動機が多い気がするこの作家。
しかし中々ハズレがないしすんなり理解できる。

『はじめての文学 宮本輝』 宮本輝 文藝春秋 P249 【B】
宮本輝を読んだことがない人に良作な短編だけを揃えた有難い本。
「星々の悲しみ」がは街の匂いとか明るさとかが浮かび上がるよう。どれも終わり方にはっ、とさせられる。



161:すたん(3405)
12/04/28 02:16:28.31 .net
『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル ハヤカワ文庫 475p 【B】
ベストセラーだけあって面白かった。訳が読みやすい。
ベンサムとミルまではわかりやすかったが、カントとロールズに入ってからが面倒。

『思考の整理学』外山滋比古 ちくま文庫 223p 【C】
83年時点での指摘予測が結構当たっている。

162:テタ(15☆1492)
12/05/05 17:56:22.47 .net
『マイナス50℃の世界』米原万里 清流出版 125p
米原万里の処女作の復刊。大黒屋光太夫の軌跡を追うテレビ番組の話。
【C】

『北の十字軍』山内進 講談社学術文庫 381p
ヨーロッパ拡大の源流。【C】

163:クロマ(2☆8696)
12/05/08 01:04:34.12 .net
『放課後の音符(キイノート)』 山田詠美 新潮文庫 P187 【C】

『邪魅の雫』 京極夏彦 講談社文庫 P817 【A】

『十項だけ読んでごらんなさい。十項たって飽いたらこの本を捨てて下さって宜しい。』 遠藤周作 新潮文庫 P175 【C】

『きみが見つける物語 放課後編』 角川文庫編集部 P214 【D】

『ターン』 新潮文庫 北村薫 P418 【B】

『東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法』 吉永賢一 中経出版 P207 【C】

164:すたん(4595)
12/05/10 01:49:11.39 .net
『神林長平トリビュート』虚淵玄・円城塔・辻村深月ほか ハヤカワ文庫 331p 【B】
豪華。

『虐殺器官』伊藤計劃 ハヤカワ文庫 414p 【C】
「地獄の黙示録」と「神狩り」。押井守版「機動警察パトレイバー」がもう一度見たくなる。

『功利主義者の読書術』佐藤優 新潮文庫 445p 【C】

165:テタ(15☆1749)
12/05/16 21:56:01.66 .net
『誕生日の子どもたち』トルーマン・カポーティ 文春文庫 257p
短編集。【C】

166:テタ(15☆2023)
12/05/24 21:20:14.78 .net
『桜もさよならも日本語』丸谷才一 新潮文庫 274p
評論集。【B】

167:テタ(15☆2300)
12/05/30 21:46:05.51 .net
『アポリネール傑作短篇集』アポリネール 福武文庫 277p
【D】

168:テタ(15☆2675)
12/06/06 16:48:18.49 .net
『ドン・キホーテ』セルバンテス 岩波少年文庫 375p
抄訳。【C】

169:すたん(5586)
12/06/09 11:18:44.79 .net
『モモちゃんとアカネちゃん』松谷みよ子 講談社文庫 293p 【B】

『アカネちゃんの涙の海』松谷みよ子 講談社文庫 289p 【B】

『日本の歴史をよみなおす』網野善彦 ちくま学芸文庫 409p 【C】

170:たけみー(491)
12/06/12 18:12:56.14 .net
お初。

『硝子のハンマー』貴志祐介 角川書店 491p 【C】
貴志祐介の推理ものは初めて読みました。このジャンルに精通してるわけでもなく、読書量が多いわけでもないので【C】評価。読みやすく、2部構成なので最後まで飽きませんでした。

171:たけみー(886)
12/06/14 10:58:17.32 .net
『青の炎』貴志祐介 角川書店 395p 【C】
説明が若干専門的で軽くダレます。最後は考えさせられました。

172:たけみー(1118)
12/06/14 12:22:31.10 .net
『KAGEROU』斎藤智裕 ポプラ社 232p【D】
今更ながら。
星新一テイストの作品で、それを一冊に膨らませたような作品。ギャグと変な文章さえ無ければそこそこだったと。

173:テタ(15☆3022)
12/06/15 21:20:51.82 .net
『ポートレイト・イン・ジャズ』和田誠 村上春樹 新潮文庫 347p
ジャズメンにまつわるエッセイ。【C】

174:たけみー(1445)
12/06/20 04:17:25.65 .net
『こころ』夏目漱石 新潮文庫 327p【A】

175:テタ(15☆3316)
12/06/23 20:31:56.11 .net
『料理人』ハリー・クレッシング ハヤカワ文庫 294p
【C】

176:すたん(6372)
12/06/25 01:57:14.27 .net
『チェーホフ集 結末のない話』チェーホフ ちくま文庫 415p 【C】

『昔話と日本人の心』河合隼雄 岩波書店 371p 【C】
めんどくさいが面白い。

177:テタ(15☆3637)
12/06/30 20:56:52.58 .net
『連分数のふしぎ』木村俊一 講談社ブルーバックス 321p
わかりやすい。【B】

178:テタ(15☆3937)
12/07/07 11:00:47.88 .net
『バイオパンク』マーカス・ウォールセン NHK出版 300p
コンピュータハッカーの次にくるバイオハッカーの生態。【C】

179:無名草子さん
12/07/15 19:56:45.25 .net
ホシュ

180:テタ(15☆4182)
12/07/22 17:46:43.98 .net
『どこにでも居る幾何』井ノ口順一 日本評論社 245p
校正が杜撰。【D】

181:テタ(15☆4603)
12/07/29 07:59:46.59 .net
『しゃべれども しゃべれども』佐藤多佳子 新潮文庫 421p
【B】

182:テタ(15☆4960)
12/08/05 09:05:43.58 .net
『理系の子』ジュディ・ダットン 文藝春秋 357p
サイエンスフェアとは。【B】

183:テタ(15☆5121)
12/08/12 08:27:34.05 .net
『ひと月の夏』J・L・カー 白水uブックス 161p
【C】

184:たけみー(1752)
12/08/17 12:07:07.16 .net
『ボッコちゃん』星新一 新潮文庫 307p【B】

185:テタ(15☆5692)
12/08/21 09:12:05.22 .net
『ブラス・クーバスの死後の回想』マシャード・ジ・アシス 光文社古典新訳文庫 571p
ブラジルの小説。【C】

186:テタ(15☆6014)
12/09/05 21:30:38.63 .net
『書店はタイムマシーン』桜庭一樹 創元ライブラリ 322p
読書日記。【C】

187:テタ(15☆6366)
12/09/10 08:38:29.02 .net
『ウェイクフィールドの牧師』ゴールドスミス 岩波文庫 352p
イギリスの小説。【C】

188:たけみー(2143)
12/09/10 12:21:08.59 .net
『宇宙のあいさつ』星 新一 新潮文庫 391p【C】

189:たけみー(2364)
12/09/12 08:29:14.83 .net
『玩具修理者』小林泰三 角川ホラー文庫【A】

190:たけみー(2816)
12/09/14 12:01:55.24 .net
『使命と魂のリミット』東野圭吾 角川文庫 452p 良くも悪くも陳腐なのが好きな方に。【C】

191:すたん(6856)
12/09/16 14:41:32.59 .net
『消失・神様とその他の変種』ケラリーノ・サンドロヴィッチ ハヤカワ演劇文庫 484p
【C】

192:たけみー(3094)
12/09/17 09:43:44.22 .net
『幽談』京極夏彦 MF文庫 278p 【C】

193:すたん(7044)
12/09/20 22:25:02.31 .net
『巴里の憂鬱』ボードレール 新潮文庫。188p 【C】

194:たけみー(3281)
12/09/30 21:19:08.11 .net
『医師がすすめる男のダイエット』井上修二 集英社新書 187p【D】
年配サラリーマンの方でハッとされる方は多いと思います

195:テタ(15☆6800)
12/10/01 21:23:32.12 .net
『巴之丞鹿の子―猿若町捕物帳』近藤史恵 光文社時代小説文庫 209p
捕物帳。【C】

『サロメ』ワイルド 光文社古典新訳文庫 225p
【C】

196:テタ(15☆7321)
12/10/05 21:13:35.13 .net
『どうして僕はこんなところに』ブルース・チャトウィン 角川文庫 521p
旅行譚。【C】

197:すたん(7630)
12/10/12 00:36:24.42 .net
『夢を見るたびに毎朝僕は目覚めるのです』村上春樹 文春文庫 586p 【C】
インタビュー集。

198:テタ(15☆7840)
12/10/13 20:27:04.81 .net
『世界童謡集』西條八十 水谷まさる訳 富山房百科文庫 519p
1924年に出版されたものの復刻版。【C】

199:たけみー(3911)
12/10/17 21:39:18.36 .net
『姑獲鳥の夏』京極夏彦 講談社文庫 630p【C】

200:テタ(15☆8111)
12/10/19 20:29:26.51 .net
『宇宙怪人しまりす 医療統計を学ぶ 検定の巻』佐藤俊哉 岩波科学ライブラリー 116p
宇宙怪人が地球征服にやってくる、という設定。【C】

『作家の本棚』ヒヨコ舎 アスペクト文庫 155p
【C】

201:たけみー(4393)
12/10/20 19:27:48.83 .net
『トパーズ』村上龍 角川文庫 222p 短編集【D】
『人獣細工』小林泰三 角川ホラー文庫 260p 短編集【B】

202:たけみー(5453)
12/10/29 10:26:37.57 .net

『魍魎の匣』京極夏彦 講談社文庫 1060p 【B】

203:たけみー(5894)
12/11/01 09:58:20.88 .net
『ツナグ』 辻村深月 新潮文庫 441p【C】

204:たけみー(6113)
12/11/03 21:17:23.34 .net
『肉食屋敷』 小林泰三 角川ホラー文庫 219p 【C】

205:たけみー(6331)
12/11/06 18:43:38.78 .net
『夜市』恒川光太郎 角川ホラー文庫 218p【C】

206:すたん(7851)
12/11/07 15:11:37.22 .net
『浮標』三好十郎 ハヤカワ演劇文庫 221p 【C】

207:たけみー(6708)
12/11/13 02:36:02.39 .net
『押入れのちよ』荻原浩 新潮文庫 377p【C】
何処か悲しく何処かほっこりとする。

208:たけみー(7690)
12/11/14 10:06:40.11 .net
『狂骨の夢』京極夏彦 講談社文庫 982p【C】
よく思いつくなーと思う

209:たけみー(8103)
12/11/18 05:23:17.35 .net
『八月の路上に捨てる』伊藤たかみ 文春文庫 175p【D】
芥川賞受賞かぁ…という感じ。つまらないとは思わないけど、取り立てて惹かれなかった。文学に疎いからかもしれない。疎いから

『レインツリーの国』有川浩 新潮文庫 238p【C】
初有川浩。解説に同著者他作品の少々のネタバレあり。最初は陳腐に(作品が陳腐ということではなく)ロマンチックという言葉が浮かんだが、何となくそう言い切りたくはない。関西人と一度関わってみたいと思った。

210:テタ(15☆8333)
12/11/26 20:50:38.28 .net
『ポロポロ』田中小実昌 中公文庫 222p
短編集。【C】

211:無名草子さん
12/11/27 22:27:01.61 .net

通名の方々:


NHK
TBS・JNN・ニュースバード(NewsBird)
テレビ朝日・ANN
日本テレビ・NEWS24・NNN24
フジテレビ・FNN

共同通信(Kyodo・47News)・時事通信

新聞(朝日新聞・毎日新聞・読売新聞・産経新聞・日本経済新聞・東京新聞・・・)

ラジオ

出版社


212:たけみー(8358)
12/12/12 21:27:01.07 .net
『富野に訊け!!』富野由悠季 アニメージュ文庫 255p【C】
アニメージュというアニメ雑誌に掲載された富野監督との人生相談コーナーを纏めたもの。本当にアニメ雑誌の1コーナーなのだろうかというような質問もあり、その返答もまた読み応えあり。ただ本当に纏めただけなので、欲を言えば著者(?)から一言欲しかったです。

213:こけこっこ(0)
13/01/02 12:31:01.17 .net
読書熱が復活したから参戦する
とりあえず『写楽百面相』泡坂妻夫 を今日から読む

214:こけこっこ(365)
13/01/06 22:24:46.97 .net
『写楽百面相』泡坂妻夫 文春文庫 365p 【D】
この小説を心から楽しめる人はごくわずかだと思う
江戸時代の歴史・地理・文化・娯楽・風俗etc.によほど精通していないと
読み解くのは無理
自分には言葉ですら知らないものがたくさん 貨幣価値も分からないし、
元号から時系列も把握できないし、地名から距離感がつかめない
その上、登場人物が多くてそれぞれが別名(ペンネームなり役者としての名前なり)
を持っていて覚えきれない

215:すたん(8247)
13/01/11 00:59:36.09 .net
あけましておめでとうございます。

『昔話の深層』河合隼雄 講談社+α文庫 396p【C】
雑誌連載ということもあってか以前読んだ「昔話と日本人の心」より易しかった。
反面「~である」の結論づけがやや強引に感じる箇所も。

216:こけこっこ(832)
13/01/12 23:46:10.06 .net
『刑事の墓場』首藤瓜於 講談社文庫 467p 【C】
重厚な警察小説かと思っていたら軽薄な漫画だった
舞台設定とキャラとストーリーがぜんぶ漫画
見当はずれの線をかたくなに追いかける敏腕(?)刑事の行動も謎
うならされる1行でもあったかというとそれもなかった

217:こけこっこ(1130)
13/01/19 00:24:16.54 .net
3.『ヨッパ谷への降下』筒井康隆 新潮文庫 298p 【B】
ファンタジー短編集
夢を文章化したような作品集
「タマゴアゲハのいる里」のラストが美しい

218:こけこっこ(1408)
13/01/19 23:30:56.00 .net
4.『懲戒の部屋』筒井康隆 新潮文庫 278p 【B】
ホラー短編集 『ヨッパ谷~』と併読
世にも恐ろしい悪夢「乗越駅の刑罰」が収録されている
延々と残酷でムナクソ悪い描写が続き、最後に更なる刑罰を予感させて終わる
あとは「熊の木本線」がほっこりとして思わぬ収穫だった

219:すたん(8657)
13/01/23 08:23:03.90 .net
『子どものための文化史』ベンヤミン 平凡社ライブラリー 410p【C】
子ども向けラジオ番組の放送原稿をまとめたヨーロッパ雑学の本。各章短いので暇をみて読める。

220:こけこっこ(1800)
13/01/23 22:45:38.05 .net
『狐笛のかなた』上橋菜穂子 新潮文庫 392p 【B】
ファンタジー小説
瑞々しくてスピード感がある 木縄坊・玉緒などの脇のキャラもいい

221:こけこっこ(2094)
13/01/28 11:53:52.53 .net
『フラミンゴの家』伊藤たかみ 文春文庫 294p 【E】
つまらねえぇ・・・w 
ここまでつまらないとなるともう著者と自分の感性の違いだろう
人物造形・会話・挿入されるエピソード・比喩表現・ユーモアのセンス・
泣かせどころ  引っかかるものなんにもなしw
主題すらとっ散らかってて何がしたいのか分からない

222:たけみー(9676)
13/01/30 20:45:35.10 .net
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

『黒笑小説』東野圭吾 集英社文庫 332p【D】
ブラックユーモア、だろうか。面白くはなかった。冗長さがないのは○
『紫色のクオリア』うえお久光 電撃文庫 323p【C】
ライトノベルで楽しめたのは久しぶり。
『アミダサマ』沼田まほかる 新潮文庫 383p【D】
総じて微妙。もっと深く迫って欲しかったけど、不気味さは伝わってきた。比喩が鼻につく。特にシチューの下りはどうかと思う。
『山形新幹線[つばさ]殺人事件』西村京太郎 光文社文庫 278p【C】
タイトルだけでマンネリ感を覚えてしまうのは世代故だろうか。それでも想像を裏切る展開、しっかりとしたカタルシスが得られるのはさすが。

223:こけこっこ(2353)
13/02/03 00:33:26.94 .net
『船を編む』三浦しおん 光文社 259p 【S】
読み終えてからの感想がなかなか書けなかった
>A「明けの明星の如き作品」(特別な感情を覚える様な傑作) で足りないから
[感動]だとうすっぺらい、[素敵]は自分の生活の中にない言葉
読めない時間もこの本が頭から離れないくらい
読み返すたびに新たな発見があると断言できる
本当に[言葉]は不思議だ

224:こけこっこ(2353)
13/02/03 00:55:04.73 .net
あ 誤字あった タイトル
しかもよりによって言葉の魔力に迫ったこの本で・・・・・・・・

訂正
『舟を編む』三浦しおん 光文社 259p

225:こけこっこ(2353)
13/02/03 01:13:44.97 .net
冷静な脳みそ失ってるのかもしれない

再訂正
『舟を編む』三浦しをん 光文社 259p

226:テタ(15☆9215)
13/02/09 07:37:43.83 .net
『ダーウィン家の人々』グウェン・ラヴェラ 岩波現代文庫 415p
チャールズ・ダーウィンの孫娘による回想録。【B】

『数学ガール ガロア理論』結城浩 ソフトバンククリエイディブ 467p
【C】

227:テタ(16☆405)
13/02/09 07:43:13.58 .net
『春になったら苺を摘みに』梨木香歩 新潮文庫 254p
エッセイ。【B】

『漢文法基礎』二畳庵主人 加地伸行 講談社学術文庫 603p
かつての受験参考書の文庫化。【C】

『お菓子とビール』モーム 岩波文庫 333p
当時のイギリスの階級意識が興味深い。【C】

228:テタ(16☆1205)
13/02/09 20:26:17.91 .net
『実験・発見・数学体験』小池正夫 数学書房 226p
【C】

『服は何故音楽を必要とするのか?』菊地成孔 河出文庫 340p
ファッション・ショーの音楽考。【C】

『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ 光文社古典新訳文庫 272p
【D】

229:テタ(16☆1243)
13/02/09 20:26:54.62 .net
『実験・発見・数学体験』小池正夫 数学書房 226p
【C】

『服は何故音楽を必要とするのか?』菊地成孔 河出文庫 340p
ファッション・ショーの音楽考。【C】

『ねじの回転』ヘンリー・ジェイムズ 光文社古典新訳文庫 272p
【D】

230:こけこっこ(2353)
13/02/11 12:15:25.30 .net
『舟』の熱病が治まってきたので読書復帰
160pまでで途中挫折したのでノーカン・ノー評価

『晴れた日は巨大仏を見に』宮田珠己 幻冬社文庫 342p
タイトル通りの紀行エッセイ+写真
まあ、残念な作文でもう読み進める時間がもったいない

231:こけこっこ(2716)
13/02/17 23:39:17.02 .net
『沈底魚』曽根圭介 講談社文庫 363p 【C】
警察小説はどれ読んでも同じだな
上からの理不尽な圧力、横での不可解な軋轢 こればっかり
本書はプラス、スパイものなんだが、複雑さを競っているだけに思う

232:こけこっこ(2716)
13/02/18 00:02:43.59 .net
ここのテンプレにある評価の指標、CとDの間がないんだよね・・・
「つまらなくはなかったが、おもしろくもなかった 総じて凡庸・フツー」が
芸術への評価としてもっとも厳しいそれが

233:テタ(16☆1658)
13/02/18 20:32:54.60 .net
『知っておいしい 肉事典』実業之日本社編 実業之日本社 159p
【D】

『どくろ杯』金子光晴 中公文庫 256p
戦前の上海への逃避行。【C】

234:こけこっこ
13/02/19 00:42:32.62 .net
おや???
テタ お初
こんなのも読むのか・・・・
『どくろ杯』金子光晴 中公文庫 は大昔に読んで相当おもしろかった記憶が
詩集も代表作はほとんど読んだなー

235:すたん(9206)
13/02/27 21:14:24.47 .net
『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』ル・カレ ハヤカワ文庫 549p 【C】
過去に何があったかを探るスパイ小説。長い。微妙な言い回しが多いので言葉のニュアンスを捉え難い。

ちなみにwikipediaの項目が100%ネタバレ解説になっている。
非常にわかりやすくまとめられていて色々と腑に落ちたけど、正直どうなんだろう。

236:たけみー(☆167)
13/03/02 00:17:57.36 .net
『疑う力』西成活裕 PHPビジネス新書 215p【C】
「疑うこと」について語った本。
文章から作者の自信が滲み出ている。

『砂の女』安部公房 新潮文庫 276p【A】
砂丘に埋れそうな田舎の一軒家に、男が閉じ込められるお話。
魅せる文章、構成。一番好きだと言える。
文章が一人称だったり、三人称だったりするのがちょっと気になる。

>>235
そういうの、案外多いですよね…

237:こけこっこ(3121)
13/03/02 12:00:21.24 .net
『戦争広告代理店』高木徹 講談社文庫 405p 【C】
内容:情報操作とボスニア紛争のドキュメント

『舟を編む』を読んで以降はっきり自覚したことは、自分の読書の価値基準は
1シーン・1行・1セリフ・1語句 のおもしろさ>>>>>>全体のストーリー・内容
であること
[ethnic cleansing=民族浄化] この言葉のインパクトがすべてで
あとのページはおまけに過ぎない

238:こけこっこ(3472)
13/03/05 23:43:34.75 .net
『まほろ駅前多田便利軒』美浦しをん 文春文庫 351p 【D】
期待はずれ、がっかり。
とにかく暗い。胸躍るシーンがない。顔がほころぶシーンがない。
会話の妙もない。ただただ平坦。
そして全編に渡って倦怠感が漂っていて気が滅入る。
『舟』のあのおもしろさはいったいなんだったんだろう?

239:テタ(16☆2112)
13/03/11 20:22:23.87 .net
『リーマン予想の探求』黒川信重 技術評論社 158p
【C】

『ナボコフの一ダース』ウラジミール・ナボコフ ちくま文庫 296p
短篇集。【B】

240:テタ(16☆2569)
13/03/11 20:26:14.25 .net
『砂のように眠る』関川夏央 新潮文庫 314p
戦後論。【C】

『10年着るための衣類ケアブック』石川理恵 技術評論社 143p
【C】

241:すたん(9436)
13/03/13 07:42:37.35 .net
『悪魔の話』池内紀 講談社学術文庫 230p 【C】
補遺が面白かった。

242:テタ(16☆3367)
13/03/20 17:31:10.18 .net
『中国の大盗賊・完全版』高島俊男 講談社現代新書 327p
毛沢東は大盗賊である!?【B】

『ヒッグス粒子を追え』フランク・クローズ ダイヤモンド社 471p
【C】

243:こけこっこ(3781)
13/03/21 00:17:46.53 .net
『柳影』多田容子 講談社文庫 309p 【C】
時代小説(江戸)。少しのミステリーと猟奇、あとの大半は衆道とエロ。
鬼女の造形がすばらしくてけっこう楽しめたんだが、
後半主人公が自問自答する部分がくどくてめんどくさくなってきた

244:すたん(9837)
13/03/21 19:50:02.63 .net
『沢氏の二人娘・歳月・風俗時評ほか』岸田國士 ハヤカワ演劇文庫 401p 【C】

245:テタ(16☆3798)
13/03/27 19:16:35.31 .net
『夢みるピーターの七つの冒険』イアン・マキューアン 中公文庫 206p
【C】

『杳子・妻隠』古井由吉 新潮文庫 225p
【C】

246:すたん(☆423)
13/04/03 01:00:27.01 .net
『敵は海賊・海賊の敵』神林長平 ハヤカワ文庫 307p 【C】
「いま集合的無意識を、」で提示した物語論の実地展開。

『地形からみた歴史』日下雅義 講談社学術文庫 279p 【D】
大阪に土地勘のある人なら面白いかも。

247:こけこっこ(4594)
13/04/06 12:03:53.62 .net
『大いなる助走』筒井康隆 文春文庫 360p 【B】 3/28
文壇風刺の面は取っ払ってマジキチに振り切ってあるとこだけ楽しめばいいと思う

『氷菓』米澤穂信 角川文庫 217p 【C】 3/29

『雪花草子(きらぞうし)』長野まゆみ 新潮文庫  236p 【A】 4/3
伝奇小説風。エロとグロと残酷な暴力と美しい文章
思わぬひろいもんだった

248:たけみー(☆738)
13/04/10 04:43:37.62 .net
『東京伝説 呪われた街の怖い話』平山夢明 ハルキ・ホラー文庫 254p【D】
幽霊・怪奇の絡まない(創作?)都市伝説集。総じて微妙だったけど、50もの話数とテイストの統一は凄いと思う。
『アクアリウム』篠田節子 新潮文庫 317p【C】
惜しい作品。でもC

249:こけこっこ(4832)
13/04/10 12:43:28.10 .net
『世界の日本人ジョーク集』早坂隆 中公新書ラクレ 238p 【C】
book offで105円だった。コスパ考えれば【B】かもな
同じ著者の『紛争地ジョーク集』も読んでみたくなった

250:テタ(16☆4141)
13/04/11 20:47:38.10 .net
『郊外へ』堀江敏幸 白水uブックス 190p
連作短篇集。【B】

『影をなくした男』シャミッソー 岩波文庫 153p
【C】

251:すたん(☆619)
13/04/14 09:05:15.37 .net
『谷中村滅亡史』荒畑寒村 岩波文庫 196p 【C】
「昔の話」で済まなくなってしまった百年前の事例。

252:テタ(16☆4956)
13/04/18 22:01:02.84 .net
『室町お伽草紙』山田風太郎 新潮文庫 573p
【C】

『おカルトお毒見定食』松浦理英子 笙野頼子 河出書房新社 242p
対談集。【C】

253:テタ(16☆5337)
13/04/25 21:38:16.12 .net
『容疑者の夜行列車』多和田葉子 青土社 163p
連作短篇集。ちょっと空回りか。【C】

『abc予想入門』黒川信重 小山信也 PHPサイエンス・ワールド新書 218p
【C】

254:無名草子さん
13/04/25 23:18:19.17 .net
ba

255:無名草子さん
13/04/27 23:15:18.50 .net
今、日本国内では、「戦争」が勃発している。その「戦争」とは、「女性」対「男性」の戦いである。

この「戦争」を仕掛けてきたのは女性であり、「女性は差別されてきた」あるいは「女性は差別されている」
などと称して、「聖戦」気取りで、際限のない「女権拡大」を目指している。
一方、男性にとって、この「戦争」は、自分たちの(当たり前の)権利を守る防衛戦である。

もし、あなたも、「今、内戦が起こっている」との認識をお持ちであれば、是非、私らの「戦い」に
参加していただきたい。この「戦い」は、むしろ、私ら(男性)にとっての「聖戦」である。
URLリンク(blogs.yahoo.co.jp)

256:こけこっこ(5546)
13/05/05 12:37:26.70 .net
『恋する歌音』佐藤真由美 集英社 240p 【-】 4/17
特に感想もないな・・・

『SF JACK』日本SF作家クラブ編 角川書店 474p 【C】 4/18
SFというわりにはフリきった作品が少ないような

『ネトゲ廃人』芦崎治 新潮文庫 254p 【C】 4/23

257:こけこっこ(6407)
13/05/05 12:56:43.76 .net
『名もなき毒』宮部みゆき 文春文庫 607p 【E】
とてもひどい作品。
主役に魅力がない。脇にも押しが強いキャラがひとりもいない。
全体が散漫で緊迫感ゼロ。クライマックスの盛り上がらなさは異常。
そして無駄に長い。いいとこ見つけることができない。

258:こけこっこ(6683)
13/05/05 13:10:46.86 .net
『箪笥のなか』長野まゆみ 講談社文庫 253p 【B】5/1
モチーフは「箪笥」 エロと同性愛の要素はなし。日本語が美しい

『あめふらし』長野まゆみ 文春文庫 233p 【C】 5/3
モチーフは「蛇」 日本語が美しいので好きではある
最初と最後の章は邪魔 ないほうがいい

259:こけこっこ(6952)
13/05/06 14:14:24.50 .net
『左近の桜』長野まゆみ 角川文庫 269p 【-】 5/5
雰囲気と文体は好きなんだけど、なんかめんどくせーなー、と
気疲れする

260:こけこっこ(7277)
13/05/09 00:07:49.48 .net
『仏果を得ず』三浦しをん (双葉文庫) 352p 【B】5/8
こっちの三浦しをんは当たりだった。『まほろ~』は捨てた。
ど直球で[人間]の魅力に迫っている。いいシーンもたくさんある。

余談だけど、この本に限らず、【読書メーター】の書評は
自分にとってまったく機能しないな・・・

261:こけこっこ(7610)
13/05/09 19:43:54.01 .net
『真夜中のマーチ』奥田英朗 集英社文庫 333p 【F】5/9
意地になって最後まで読んだけどよ・・・なにこのクソ本

262:こけこっこ(7943)
13/05/20 12:41:16.04 .net
『三四郎はそれから門を出た』三浦しをん ポプラ文庫  333p 【C】
雑記みたいなエッセイはさしておもしろくない
喪女エッセイみたいなのは誰がやっても同じだと思う
しかし
読書・本 絡みのエッセイ(含む書評)はおもしろかった
読書キチぶりがもはや変人の領域

263:テタ(16☆5823)
13/05/20 21:16:50.38 .net
『ぼくらの近代建築デラックス!』万城目学 門井慶喜 文藝春秋 197p
近代建築めぐり。【C】

『重力とは何か』大栗博司 幻冬舎新書 289p
【B】

264:こけこっこ(8211)
13/05/22 12:19:05.90 .net
『辞書を編む』飯間浩明 光文社新書 268p 【B】
自分にとって[言葉]そのものについてあれこれ考えるのは楽しい、飽きない
だからその分野の情熱を持った人の話はおもしろい

265:テタ(16☆6262)
13/05/24 21:45:15.28 .net
『本にだって雄と雌があります』小田雅久仁 新潮社 315p
ユーモア小説。【B】

『面積の発見』武藤徹 岩波科学ライブラリー 124p
テーマが散漫。【D】

266:テタ(16☆6727)
13/05/30 21:02:09.38 .net
『探究心に火をつける』木更津高専一般教育研究会編 学術図書出版社 198p
【C】

『岬』中上健次 文春文庫 267p
短篇集。【C】

267:もんた(☆843)
13/06/02 06:04:15.52 .net
にちゃん初書き込み
『チョコレート・アンダーグラウンド』アレックス・シアラー作 金沢端人訳
冒険系の物語はあんま読まないけどこれは面白かった!
やっぱシアラーさん素晴らしいと思う

268:テタ(16☆7225)
13/06/06 08:30:47.93 .net
『Tonyさんの優雅な生活』小森薫 万来舎 278p
エッセイ。【C】

『集合知とは何か』西垣通 中公新書 220p
【C】

269:すたん(☆1147)
13/06/10 01:52:39.81 .net
『ベエトオヴェンまいり』ワアグナア 岩波文庫 138p 【C】

『逆説の軍隊』戸部良一 中公文庫 390p 【B】
陸軍の組織変遷から見た日本近代史。

270:こけこっこ(8865)
13/06/12 23:20:54.26 .net
『対岸の彼女』角田光代 文春文庫 334p 【D】
すっげーつまんねえ・・・・

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 320p 【C】
物語に出てくる100のイメージの中に3つ4つ目を引くものがあるというか・・
残りの大半がくだらないので長く感じた

271:テタ(16☆7476)
13/07/16 NY:AN:NY.AN .net
『亜米利加ニモ負ケズ』アーサー・ビナード 日本経済新聞出版社 251p
エッセイ。【C】

272:テタ(16☆8048)
13/07/16 NY:AN:NY.AN .net
『ピタゴラスの定理でわかる相対性理論』見城尚志 佐野茂 技術評論社 229p
【D】

『悲しいだけ 欣求浄土』藤枝静男 講談社文芸文庫 343p
【C】

273:こけこっこ(-)
13/07/24 NY:AN:NY.AN .net
『麗しき花実』乙川優三郎 朝日文庫 【-】
amazonレビューで絶賛している人がいて、さぞかしおもしろいのだろうと購読
・・・とにかくまるでおもしろくない 300pすぎまで我慢してたけどもう限界だ
文意がつかめないところすらあるし、話は退屈だし唐突だし・・・
おまけにじめじめ暗いしなにこの本???
途中挫折して次に向かう

274:無名草子さん
13/08/06 NY:AN:NY.AN .net
『海と毒薬』遠藤周作 講談社文庫【B】

神(良心)を持たない日本人というのがテーマになっているこの作品。
ドイツ人のヒルダの発した「神が怖くないのか」という発言は、読者である私もパッとしなかった。
ヒルダは神を持っているから良心を持っていると考えてもいいだろう。
では、神を持たない日本人はどうなのだろうか。勿論、日本人全員が良心を持たないというわけではないのだが……。

とても読みやすい文章なので、すらすら読むことができた。
あ、でも、一番印象に残ったのは、患者の手術に失敗したあたり。

275:無名草子さん
13/08/06 NY:AN:NY.AN .net
↑ページ数書き忘れていました。ごめんなさい。
232ページです。

276:すたん(☆2210)
13/08/28 NY:AN:NY.AN .net
『新唐詩選』吉川幸次郎・三好達治 岩波新書 233p 【C】

『立原道造詩集』岩波文庫 453p 【C】
部屋の中で読むとイマイチ。梅雨入り前の時節、外で読むのに良かった。

『自動車絶望工場』鎌田彗。講談社文庫 377p 【B】
働いて、考えたことの記録。
俗に言う告発本とは一線を画した面白さがある。ただ、読んでいて滅入る。

277:無名草子さん
13/08/28 NY:AN:NY.AN .net
蛇足ながら…
彗(すい)ではなく、慧(えい)の字です。
昔、河口慧海という、チベット探検記を書いた人があました。

278:すたん
13/08/28 NY:AN:NY.AN .net
訂正ありがとうございます。
彗星ではなく、慧能さんの方の字だったのですね。
(チベット旅行記は冊数が多くてなかなか手が出せません……)

279:テタ(16☆8487)
13/08/28 NY:AN:NY.AN .net
『果てしなき逃走』ヨーゼフ・ロート 岩波文庫 220p
なんだかよく分からない。【D】

『英国王室御用達』長谷川喜美 平凡社新書 219p
ロイヤルワラントを持つ店たち。【C】

280:テタ(16☆8940)
13/08/28 NY:AN:NY.AN .net
『ご遺体』イーヴリン・ウォー 光文社古典新訳文庫 227p
ロサンジェルスに生息するイギリス人たち。【C】

『宇宙は何でできているのか』村山斉 幻冬舎新書 226p
ダークマター、ダークエネルギー。【C】

281:テタ(16☆9574)
13/09/02 20:42:02.55 .net
『ハツカネズミと人間』スタインベック 新潮文庫 156p
【C】

『世界屠畜紀行』内澤旬子 角川文庫 478p
動物を殺して食べることと、屠畜する人への差別感はどうつながっているのか。
いろいろな国で取材している。【B】

282:テタ(16☆9963)
13/09/09 09:38:22.67 .net
『贈与の歴史学』桜井英治 中公新書 232p
15世紀日本の贈答習慣がおもしろい。【B】

『ハリスツイードとアランセーター』長谷川喜美 万来舎 157p
【C】

283:テタ(17☆561)
13/09/16 06:41:11.07 .net
『天馬賦』石川淳 中公文庫 270p
短篇集。【D】

『大いなる眠り』レイモンド・チャンドラー 早川書房 328p
村上春樹訳。【C】

284:無名草子さん
13/09/19 13:30:13.47 .net
10000P 一万頁って本は何センチメートル位に成りますか?

285:テタ(17☆861)
13/09/23 06:29:21.22 .net
『ねじの回転 デイジー・ミラー』ヘンリー・ジェイムズ 岩波文庫 127p
「デイジー・ミラー」だけ読んだ。【C】

『数学をいかに使うか』志村五郎 ちくま学芸文庫 173p
【C】

286:テタ(17☆1441)
13/09/30 21:10:34.03 .net
『ストリート・チルドレン』盛田隆二 講談社 272p
【D】

『ナンセンス・カタログ』谷川俊太郎+和田誠 ちくま文庫 308p
ショートエッセイ集。【C】

287:テタ(17☆1700)
13/10/07 20:43:37.96 .net
『灯台守の話』ジャネット・ウィンターソン 白水uブックス 259p
【C】

288:テタ(17☆2112)
13/10/14 10:33:53.77 .net
『書くことについて』スティーヴン・キング 小学館文庫 412p
どのようにして書くようになったか、いかにして書くか。【C】

289:すたん(☆3019)
13/10/14 11:11:06.34 .net
『ファンタジスタドール イヴ』野崎まど ハヤカワ文庫 169p 【C】
至ってまじめにSF文学しているのだが、アニメとのギャップを考えるとつい笑ってしまう。

『二人がここにいる不思議』レイ・ブラッドベリ 新潮文庫 446p 【B】
短編集。世界観豊か。

『孫子』岩波文庫 194p 【B】
組織論、コミュニケーション論。形と勢の違いがよくわからなかった。

290:テタ(17☆2616)
13/10/21 21:59:15.38 .net
『テムズとともに』徳仁親王 学習院教養新書 218p
オックスフォード大学留学記。【C】

『大栗先生の超弦理論入門』大栗博司 講談社ブルーバックス 286p
【B】

291:13てん(617)
13/10/26 20:54:07.24 .net
面白そうなので今日から参加します。

①『はじめてのリンパ 1からのマッサージ&ストレッチ』加藤雅俊 インプレスコミュニケーションズ 123p 【D】
 目新しい点はなかったが、ツボを正確に押す場合は骨の内側に指をもぐらせ
 押し込むようにという説明は大変参考になった。

②『花のさくら通り』荻原浩 集英社 494p 【C】
 地元のシャッター通りを思い浮かべながら読んだので妙に感情移入してしまった。
 

292:13てん(886)
13/10/29 20:09:04.17 .net
③『長く働いてきた人の言葉』北尾トロ 飛鳥新社 269p 【C】
 成り行きで仕事決めて何十年・・・大抵そんなもんだよな
 

293:テタ(17☆2843)
13/11/03 07:14:39.06 .net
『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット 白水uブックス 227p
不条理劇。【C】

294:すたん(☆3459)
13/11/03 09:00:02.38 .net
『ゴドーを待ちながら』ベケット 白水Uブックス 227p 【C】
被りました

『冒した者』三好十郎 ハヤカワ演劇文庫 213p 【C】

295:黒男(1590)
13/11/03 18:22:47.50 .net
面白そうなので今日から参加させていただきます。

『見知らぬ妻へ』浅田次郎 光文社文庫 p279 【 C 】
短篇集。
あまり私には合わないが普通。

『黒祠の島』小野不由美 新潮文庫 p479 【 C 】
初小野不由美作品。
ホラー?ミステリー?女性の作品にしては、読みやすい。

『セル上・下』S・キング 新潮文庫 p426、p406 【 B 】
作品の内容は良いが、オチが気に入らない。

296:黒男(1838)
13/11/04 17:46:11.29 .net
『きれいなお城の残酷な話 ベスト版』 桐生操 大和書房 【 C 】p248
いつの時代にも悪女というのは存在する。
怖い怖い。

297:13てん(1457)
13/11/05 20:55:28.40 .net
4、『質問力 話し上手はここがちがう』齋藤 孝 筑摩書房 233P 【C】
5、『鏡の花』道尾 秀介 集英社 338P 【C】

298:黒男(2109)
13/11/06 22:34:33.01 .net
『浅田次郎 新選組読本』 文藝春秋 【 B 】 p271

299:黒男(2672)
13/11/08 22:18:15.88 .net
『 Pの密室 』 島田荘司 講談社 p285 【 B 】

『 眠れぬ夜に読む本 』 遠藤周作 知恵の森文庫 p278 【 C 】

300:AmerBeton(867)
13/11/09 12:07:05.89 .net
初参加です
山際素男『破天』光文社新書 p598 【B】
中野京子『名画の謎 旧約新約聖書篇』 p269 【C】

301:テタ(17☆3002)
13/11/11 20:41:02.17 .net
『ジーキル博士とハイド氏』スティーヴンスン 光文社古典新訳文庫 159p
こんな話だったのか。【C】

302:13てん(1970)
13/11/11 22:43:56.71 .net
6、『猫語の教科書』 ポール・ギャリコ 筑摩書房 206P 【 C 】
7、『昭和の犬』 姫野 カオルコ 幻冬舎 307P 【 C 】

303:すたん(☆4018)
13/11/12 04:42:44.47 .net
『かくれんぼ・毒の園』ソログープ 岩波文庫 253p 【C】

『語前語後』安野光雅 朝日文庫 306p 【C】
ショートエッセイ集。

304:AmerBeton(1101)
13/11/12 19:27:33.11 .net
井上章一『日本人とキリスト教』角川文庫p234 【C】
悪い本ではないがよい本でもなかった

305:13てん(1970)
13/11/15 21:41:33.67 .net
8、『政と源』 三浦 しをん 集英社 262P 【 C 】
9、『ミミズクとオリーブ』 芦原 すなお 東京創元社 

306:13てん(2516)
13/11/15 21:48:03.37 .net
途中送信してしまいました・・・

8、『政と源』 三浦 しをん 集英社 262P 【 C 】
9、『ミミズクとオリーブ』 芦原 すなお 東京創元社 284P 【 C 】

307:AmerBeton(1491)
13/11/16 19:44:17.60 .net
坪内祐三 福田和也『不謹慎』扶桑社 p390 【C】
電車通勤中にめくるのが最適の楽しい本

308:テタ(17☆3342)
13/11/18 20:42:27.04 .net
『ブルックリン』コルム・トビーン 白水社 340p
仕事を求めてアイルランドからブルックリンへ旅立つ娘。【C】

309:13てん(2910)
13/11/25 20:42:35.68 .net
10、『トッカン The 3rd おばけなんてないさ』 高殿 円 早川書房 394P 【 C 】

栃木ネタうざい

310:テタ(17☆3603)
13/11/25 20:57:22.81 .net
『百』色川武大 新潮文庫 261p
短篇集。【C】

311:黒男(3653)
13/11/27 18:32:45.42 .net
『回想のビュイック8 上・下』 S・キング 新潮文庫 【 C 】 P393、P337

『発達障害に気づかない大人たち』 星野仁彦 祥伝社新書 【 C 】 P251

312:すたん(☆4315)
13/11/28 15:54:02.33 .net
『ピグマリオン』バーナード・ショー 光文社古典新訳文庫 297p 【C】

313:黒男(4282)
13/11/29 13:49:24.52 .net
『時の旅人』 長野まゆみ 河出書房新社 p139 【 C 】
『アスペルガー症候群』 岡田尊司 幻冬舎新書 p269 【 C 】
『教師格差』 尾木直樹 角川oneテーマ21 p221 【 B 】

314:13てん(3323)
13/11/30 13:24:54.60 .net
11、『みんな酒場で大きくなった』 太田 和彦 京阪神エルマガジン社 207P 【 C 】
12、『天下御免の向こう見ず』 太田 光 幻冬舎 206P 【 C 】

315:AmerBeton(2671)
13/12/01 23:07:47.29 .net
山本周五郎『樅の木は残った』新潮社【C】 P549+P631
新潮文庫ではなく懇切丁寧な脚注がついた 山本周五郎長編小説全集で読んだ
なかなか良かった

316:テタ(17☆4556)
13/12/03 21:01:03.73 .net
『ビューティフル・マインド』シルヴィア・ナサー 新潮文庫 953p
数学者ナッシュの伝記。【C】

317:13てん(3720)
13/12/06 20:28:43.31 .net
13、『疾風ロンド』 東野 圭吾 実業之日本社 397P 【D】

318:黒男(4282)
13/12/07 13:53:23.57 .net
『親と教師にとってすごく大切なこと』 ロン・クラーク 草思社 p254 【 B 】

『大学で学ぶべきこと、学ばなくてよいこと』 鷲田小彌太 PHP p214 【 C 】

319:黒男(4952)
13/12/07 13:56:48.56 .net
『感じない子ども こころを扱えない大人』 袰岩奈々 集英社新書 p202 【 C 】

320:テタ(17☆4920)
13/12/09 20:43:56.63 .net
『お好みの本、入荷しました』桜庭一樹 創元ライブラリ 364p
紹介された本が読みたくなる。【C】

321:AmerBeton(2930)
13/12/11 22:00:59.76 .net
開高健.谷沢栄一.向井敏『書斎のポトフ』ちくま文庫 259P 【C】
よい。谷沢に対する偏見が改まった。

322:13てん(3995)
13/12/13 20:31:45.83 .net
14、『REVERSE リバース』 石田 衣良 中央公論新社 275P 【C】
最初はたらたら読んでたけど、中盤以降は一気に読んだ

323:黒男(5470)
13/12/15 11:26:31.53 .net
『ことばの饗宴―読者が選んだ岩波文庫の名句365』 岩波文庫 【 B 】 p179

『ぐうぜん東大に合格させる法』 吉本康永 三五館 【 C 】 p205

『みずうみ』 川端康成 新潮文庫 【 B 】 p134

324:テタ(17☆5563)
13/12/16 22:19:58.64 .net
『波紋と螺旋とフィボナッチ』近藤滋 秀潤社 267p
チューリング・パターン。【B】

『冥途・旅順入城式』内田百閒 岩波文庫 376p
短篇集。【C】

325:13てん(4212)
13/12/19 23:22:35.38 .net
15、『おぎ・もぎ対談「個」育て論』 尾木 直樹・茂木 健一郎 217P 【C】

326:テタ(17☆5756)
13/12/23 07:16:47.98 .net
『星条旗の聞こえない部屋』リービ英雄 講談社 193p
【C】

327:テタ(17☆6435)
13/12/28 17:39:29.65 .net
『代替医療解剖』サイモン・シン エツァート・エルンスト 新潮文庫 584p
科学的根拠にもとづく医療とは。【C】

『コッツウォルズでひとやすみ』ケイティー恩田 神奈川新聞社 95p
【D】

328:13てん(4986)
13/12/29 19:35:19.56 .net
16、『ブスの瞳に恋してる』 鈴木おさむ マガジンハウス文庫 212P 【C】
17、『田舎暮らしに殺されない法』 丸山健二 朝日新聞出版 181P 【C】
18、『祈りの幕が下りる時』 東野圭吾 講談社 381P 【B】

329:AmerBeton(3268)
14/01/01 06:39:31.81 .net
丸谷才一『文学のレッスン』新潮文庫 p338 【C】
丸谷の小説はつまらないがこういう評論的なものや書評は面白い

330:AmerBeton(3512)
14/01/01 21:25:15.26 .net
赤川次郎『三毛猫ホームズとオペラに行こう』朝日新聞出版 p243 【C】
赤川次郎は知る人ぞ知る演劇通
このオペラエッセイもいい本であった

331:AmerBeton(3732)
14/01/02 22:43:26.96 .net
遠藤周作.北杜夫『狐狸庵vsマンボウ』講談社文庫 p220 【C】
40年ほど前に出た作家の対談集
今よんでも面白い

332:AmerBeton(3932)
14/01/03 09:54:44.13 .net
佐藤賢一『ダルタニャンの生涯』岩波新書 p200 【C】
三銃士主人公の史実を追うノンフィクション

333:AmerBeton(4198)
14/01/06 06:39:43.99 .net
殿山泰司『日本女地図』角川文庫 p266 【B】
この人の文才はただごとではない
おそるべき名著

334:テタ(17☆6896)
14/01/06 19:59:29.53 .net
明けましておめでとうございます。

『蜘蛛女のキス』マヌエル・プイグ 集英社文庫 461p
【C】

335:13てん(5111)
14/01/06 20:50:55.99 .net
19、、『爪と目』 藤野可織 新潮社 125P 【C】

336:テタ(17☆7294)
14/01/13 08:28:47.71 .net
『オープンサイエンス革命』マイケル・ニールセン 紀伊國屋書店 398p
オープンソースのようにオープンサイエンスを。【C】

337:13てん(5796)
14/01/16 19:51:59.95 .net
20、『ペテロの葬列』 宮部みゆき 集英社 685P 【C】

338:AmerBeton(4436)
14/01/19 23:31:18.80 .net
中村うさぎ.佐藤優『聖書を語る』文春文庫 p238 【D】
書名に惹かれて読んで失敗

339:AmerBeton(4828)
14/01/20 01:08:18.97 .net
鹿島茂『100分で名著 パスカル パンセ』NHK出版 p155【C】
鹿島茂編訳『パスカル パンセ抄』飛鳥新社 p237 【C】
ラフューマ版パンセを読むための練習として

340:テタ(17☆7468)
14/01/20 20:52:15.78 .net
『ガラスの動物園』テネシー・ウィリアムズ 新潮文庫 174p
戯曲。【C】

341:13てん(6499)
14/01/22 10:32:29.69 .net
21、『動物園の王子』 中沢けい 新潮社 186P 【C】
22、『冬虫夏草』 梨木香歩 新潮社 264P 【C】
23、『「疲れないからだ」のつくり方』 寺門琢己 三笠書房 253P 【C】

342:AmerBeton(4928)
14/01/25 10:43:23.45 .net
筒井泉『量子力学の反常識と素粒子の自由意思』岩波科学ライブラリー p100 【C】
学生時代に観測問題に凝ったことを思い出した
小さいながら好著

343:太子(775)
14/01/26 14:02:13.38 .net
本日読了分から参加します

『心では重すぎる』 大沢在昌 p755 【C】

佐久間が調査内容をバラしまくり
女子高生の女王様とその犬たち…
無理やりも限界、長いだけの凡作

344:テタ(17☆7657)
14/01/27 20:46:49.36 .net
『ワーニャ伯父さん』アントン・チェーホフ 白水uブックス 189p
戯曲。【C】

345:太子(1051)
14/01/30 07:05:58.13 .net
夢枕獏 『仕事師たちの哀歌』集英社 p276 【B】
旧プロレスファンの俺には面白かった
時系列の短編連作なので読みやすい

346:13てん(7009)
14/01/31 20:17:36.63 .net
24、『騙し絵』 犬養六岐 祥伝社 307P 【C】
25、『千年ごはん』 東直子 中央公論新社 203P 【C】

347:太子(1323)
14/02/02 17:48:51.94 .net
『ザ・ロード』 コーマック・マッカーシー p272 【B】
Aまではいかないが「Bの上」ぐらいの傑作だと思う

348:すたん(☆5286)
14/02/02 21:05:58.24 .net
『唐宋伝奇集(上)』今村与志雄訳 岩波文庫 300p 【C】
註が詳しい。邯鄲の故事が教訓とは裏腹に出世双六の読み物として純粋に楽しい。

『動物農場』ジョージ・オーウェル ちくま文庫 276p 【C】
開高健訳。後半部はオーウェルについてのエッセイ集。

『UN-GO 因果論』會川昇 ハヤカワ文庫 395p 【C】
同名の劇場版アニメのノベライズ。時代背景等、映像にのらなかった部分の設定が面白かった。

349:テタ(17☆7814)
14/02/03 21:21:34.79 .net
『エレガンスの流儀』加藤和彦 河出書房新社 157p
エッセイ。【D】

350:魚(1134)
14/02/04 02:34:21.04 .net
このスレッドをずっと探していました。見つかって良かった。
名前は以前使用していたものですが、ものすごく久し振りかつ、過去ログ読めなかったので、頁数いったんリセットして再参戦します。
そこまで冊数こなせないと思いますが、宜しくお願いします。

『夢をかなえるゾウ』水野 敬也 飛鳥新社 p398 【B】

単なる読みものとしても、或いは自己啓発の一種としても面白い本。
世界に名を馳せている人たちが行って来たを一例に例える部分が、特に気に入っている。
又読み直したいと思える一冊。

『The Book』乙一 荒木 飛呂彦 集英社文庫 p374 【C】

ジョジョ未読でも読める作品。
【B】か【C】ですごく悩む所だけど、恐らくジョジョ好きな人の方が楽しめるのではないだろうかという意味をこめて【C】に。
読み終わったあとスッキリするか、もやもやするかは人による所だろう。
個人的には何とも言えない救いのなさだった。切ないとは違って憤りを覚えるかも知れない。

『ブルースカイ』桜庭 一樹 文春文庫 p362 【C】

ドイツの魔女狩りが舞台という点に惹かれて購入。
しかし、序盤のストーリーが気になってしまったため、場面転換についていけず。
個人的には序盤に出て来た少女がどうなったかを知りたかったが、
ストーリーとしては申し分なく面白いと思うし、近未来の世界にもリアリティがあって良い。

351:魚(2149)
14/02/04 02:37:13.25 .net
『落下する夕方』江國 香織 角川文庫 p288 【A】

ふとしたときに読みたくなるので、二回目か三回目の読了。購入冊数も三冊目。
江國香織の本は読む人を選ぶし、選択を間違えると雰囲気を重視しただけの本と思われることも多いだろうが、この本だけは苦手な人にもおすすめしたい。

『金平糖の降るところ』江國 香織 小学館文庫 p396 【D】

ところどころスペイン語が出て来る所は個人的に勉強になる所。
「がらくた」と比べるなら、こちらの方が登場人物の心理や、裏の意図を読みたくなるという意味で面白かったと思う。

『がらくた』江國 香織 新潮文庫 p331 【D】

文庫裏のあらすじがネタバレ過ぎてどうして良いのやら。
相変わらずどこかネジが飛んだような夫婦設定は好きだし、出て来る人物の人間臭さは良いんだけど、
ストーリーは正直あってないようなものだし、あらすじ読んだら展開が想像付いてしまうので、
このあらすじは見ないで読むか、変更した方が良いんじゃないかな。

352:太子(1672)
14/02/05 00:43:49.10 .net
『不思議なキリスト教』橋爪大三郎×大澤真幸 
 講談社現代新書 p349 【B】
全知全能の神が作った世界になぜ悪があるのか 良書です

353:魚(3221)
14/02/06 20:03:46.71 .net
『文月に不実の花咲く』仁川 高丸 集英社 p187 【D】

文庫ではなく新書版。随分前のものなので今手に入るかどうかはあやしい所。
珍しく女性と女性の恋愛をテーマにしているが、リアリティ重視なのかところどころ進みが緩やか過ぎて、退屈してしまうのが難点。

『丕緒の鳥』小野 不由美 新潮文庫 p358 【B】

十二国記の最新作だが、今回は「王」が主役ではなく本筋では「その他大勢」とされる一般人が主役となり、シリーズの中でも賛否両論の分かれる一冊。
確かに続編が望まれる中で、王がどうなったか、国がどうなったのかが全くわからず、停滞していた物語が進展しないのがもどかしいと思う意見も理解できるが、
世界観が広がったという意味でこの一冊はシリーズの中には必要な一冊だったと思う。改めてこのシリーズの面白さを痛感できた。

『月の影 影の海 上』小野 不由美 講談社X文庫 p272 【B】
『月の影 影の海 下』小野 不由美 講談社X文庫 p255 【B】

『丕緒の鳥』を読んで久し振りに読みたくなったので、二冊目を購入し再読。
ファンタジーではあるものの、異国ではなく日本と中国をあわせたような世界観のせいか、想像しやすい設定なのが個人的に気に入ってる所。
そして、ファンタジーと銘打ってあるもののこれは一人の女子高生が、自分というものと向き合って成長する物語以外のなにものでもない。
主人公の中嶋陽子はクラスのいじめに対して、積極的に参加もしないが自分が標的にされると困るために、止めもしない。
いわゆる「良い子」を演じてるタイプの女の子で、正直こういうタイプはあまり好きではないが、その「良い子」の仮面を脱ぎ捨てたとき出て来る本性も、最終的に出した結論も、どちらもすごく好ましいと思える。
筆者は女性であるが、女性向きではなく老若男女問わずに面白く読める作品ではないだろうか。

354:魚(4621)
14/02/06 20:18:28.55 .net
『風の海 迷宮の岸』小野 不由美 新潮文庫 p390 【C】

シリーズをもう一回読み直したい気分になり、折角なので新しく発売し直されたものを購入。
このシリーズにしては、どちらかと言えば珍しく、正直な所主人公が非力かつ気弱で、
人の顔色を窺っているような性格が、少し気に入らないと思っていたもの。

けれど、これも一つの成長ものと思えば主人公を助ける周りの登場人物が魅力的に思えてくるので、悪くないという印象を抱いた。
シリーズの中ではあまり好きではない一冊だし、これを読んでも十二国の魅力は十分には伝わらないだろうが、
それでも続編には欠かせない一冊であることは確かだ。

『風の万里 黎明の空 上』小野 不由美 新潮文庫 p368 【B】
『風の万里 黎明の空 下』小野 不由美 新潮文庫 p400 【B】

『月の影~』の続編にあたる。主人公は中嶋陽子を含めて三人。それぞれの主人公の視点から物語が始まるが、
視点の切り替えが唐突でなくわかりやすく違和もないのが小野不由美の良い所だと思う。

これもシリーズの他作品と比べて成長の物語だが、何かの死によって変わる人もいれば変わらない人もいる。
けれど自分とは違う世界を知る誰かと出会うことで、自分を見つめ直す機会になり、
それが変化にも成長にも繋がる所が非常に考えさせられる。

355:魚(4621)
14/02/06 20:19:38.26 .net
『真昼なのに昏い部屋』江國 香織 講談社文庫 p242 【C】

中央公論文芸賞受賞…という肩書とは別に、ここ最近読んだ江國作品の中ではいちばん面白かった。
結婚しているのに別の男性を意識してしまう女性…なんて書くとどろどろした展開を期待しそうだが、
決して不倫に陶酔する女性の物語ではない。

寧ろ設定に反して初恋を経験して大人の女性になっていく過程を見ているような、そんな錯覚に陥る。
総体的な評価として【C】ではあるが、同じ筆者の作品の中ではベスト3に入るのではないかと言うくらいにはお気に入り。

356:無名草子さん
14/02/07 16:19:44.55 .net
HIKAKINさんの僕の仕事はYouTube【S】

357:太子(1891)
14/02/08 22:05:37.46 .net
『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』
太田直子  光文社新書 p219 【C】
字幕の裏世界がわかる

358:魚(5373)
14/02/10 02:13:39.75 .net
『天に堕ちる』唯川 恵 集英社文庫 p271 【C】

筆者の作品は『刹那に似てせつなく』がいちばん印象に強く面白かったように記憶している。
今回のは「堕ちる」女性をテーマにした短編集で、どれもこれも一般女性が嵌りそうで嵌らない、嵌らなそうで嵌りそうな日常の「落とし穴」に対してどういう行動を起こしたかで、そのあとの人生が狂いだす。
個人的には「和美」が多少無理のあるオチではあったと思うが、面白かった。ただ、唯川作品の唯一気になる点は「描写不足」。
オチの部分は秀逸な割には、全くと言って良いほど心に残らないのは、強烈な印象を残す描写や表現は一切なく、当たり前のように淡々と物語が過ぎてしまう所為だ。
言い換えればすごく読みやすく、親しみやすいのだが、状況や作品によって浅くも深くも書けるようになれば、もっと世界観が広がるだろうに、それが勿体ないように思える。

『医者に殺されない47の心得』近藤 誠 アスコム p227 【B】

本屋で見かけて以来気になっていた一冊。基本的に小説以外は殆ど読まないが、これは面白い。寧ろ日本という国に住んでいる人間ならば誰しもが読むべきと思う。
何故現代は医者不足、看護師不足と言われるのかその実態が少しずつあきらかにされている。
どんな人間も医者の言うことに従えというのが当たり前の日本。だが、本当に全ての医者の言うことが正しいのだろうか?かかりつけの病院がたくさんあれば長生きできるのか?
現実に病院から処方される薬物に依存している人を家族に多く見て来ているので、読んだことによって薬に対しての考え方、癌に対しての考え方が変わった。
恐らく自分も【放置治療法】を選ぶと思う。そういった意味で購入して本当に良かった一冊であることに間違いはない。


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