【レビュー】読み終わったら書き込むスレ【感想】at BOOKS
【レビュー】読み終わったら書き込むスレ【感想】 - 暇つぶし2ch2:無名草子さん
10/11/28 04:15:21 .net
日本の著名な政治家や学者、産業界首脳が、外国人の受け入れ拡大を求める異例のキャンペーンを開始した。
日本国際フォーラム政策委員会のメンバー87人は25日付の主要紙に半ページの意見広告を載せ、
日本が生き残るためには移民政策を見直し外国人を受け入れる必要があると訴えるとともに、菅直人首相に
そのための政策提言を行った。

日本の移民政策は世界で最も厳しいものの一つで、外国人の定住拡大を認めるかどうかは長らく政治的な
論争を巻き起こしてきた。しかし最近では、人口が減少を続ける一方、日本の競争力や成長力が中国に比べ
弱体化していることから、外国人労働者の受け入れ拡大を求める声が強まっている。
経済協力開発機構(OECD)によると、日本の総人口に占める外国人の比率は1.7%にとどまり、
英国の6.8%、スイスの21.4%を大きく下回っている。

日本国際フォーラムは意見広告で、「日本がグローバル化する政界経済の中で生き残り、成長する東アジア経済との
一体性を確保するには、基本的には外国人を受け入れなければならない」と強調。その上で国内労働者が不足している
建設、自動車などの産業を中心に熟練外国人労働者の受け入れを拡大するなどいくつかの政策提言を行っている。

日本は不熟練労働者を受け入れないとの姿勢をとっているが、コンビニでは中国人のレジ係がいるのが当たり前の
光景となっている。日本では、外国人留学生が一定時間働くことができるなど移民政策に数多くの抜け穴がある。
ただ、2009年には定住外国人数はほぼ50年ぶりに減少に転じた。

同フォーラム政策委員で関西学院大学の井口泰教授は、「外国人受け入れの見直しを止めれば、日本のシステムは
現実に対応するのに不適当となってしまう」と指摘、「地方では地元産業を維持できない。外国人の受け入れを
拡大すれば、日本の競争力は増強されるだろう」と述べた。

URLリンク(jp.wsj.com)


3:無名草子さん
10/11/28 04:25:26 .net
ドイツ・メルケル首相「移民政策は完全に失敗だった」
スレリンク(news板)
メルケル首相「多文化主義は失敗した」…3割以上「ドイツは外国人に乗っ取られる」と回答
スレリンク(dqnplus板)

【国際】移民規制強化法案を可決…フランス上下両院
スレリンク(newsplus板)
【フランス】サルコジ大統領、「移民犯罪」対策強化の方針
スレリンク(news5plus板)

イギリスで移民大暴動!日本の将来を見れ!
URLリンク(piza.2ch.net)
イギリス、欧州域外からの移民規制を強化_英語能力試験の義務化も
スレリンク(liveplus板)

イタリアの小さな街に中国人移民2万人~痰吐き、ポイ捨て、無断広告等の「悪習」に地元住民怒り
スレリンク(news4plus板)
【イタリア】移民暴動が拡大、数百人規模・・・カラブリア州
スレリンク(dqnplus板)
【イタリア】フランスに続きロマ送還、内相が表明…不法移民が犯罪の温床になっているほか伊人の職を奪ったり福祉財政に負担
スレリンク(dqnplus板)



4:無名草子さん
10/11/29 19:44:20 .net
「ララピポ」
官能小説を除いて考えればかなりエロイ小説。
その中に適度な笑いと少々の衝撃が入ってます。

暇なときにちょくちょく読んでた。
一生懸命読んだり考える本ではないけど、
空いた時間に読むにはちょうど良かった。
大人の暇つぶしにどうぞ。

総合:★★★☆☆
エロ度:★★★★★
内容の濃さ:★★☆☆☆
オリジナル度:★★★★☆
徹夜度:★★☆☆☆
充実度:★★☆☆☆

5:無名草子さん
10/11/29 22:24:32 .net
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■ >>1 のスレは他板・他スレ運営妨害の悪質糞スレの為に ■■■■■■■■
■■■■■■■反感を買って終了しました。 皆様誠に有難う御座いました■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■終■■■■■終■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■終終■■■■■終■■■■■■■了了了了了了了了了了了了■■■■■
■■■■■■終終■■■■■終終終終終終■■■■■■■■■■■■■了了■■■■■
■■■■■終終■■終■■■終■■■■終■■■■■■■■■■■■了了■■■■■■
■■■■■■終■終終■■終終終■■終終■■■■■■■■■■■了了■■■■■■■
■■■■■■■終終■■終終■終終終終■■■■■■■■■■■了了■■■■■■■■
■■■■■■終終■■■■■■■終終■■■■■■■■■■■了了■■■■■■■■■
■■■■■■終■■■終■■■終終終終■■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■終終終終終終■■終終■■終終■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■■■■終■■■終終■■■■終終■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■■終■終■終■■■■終終■■■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■■終■終■終■■■■■終終■■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■終終■終■終■■■■■■■■■■■■■■了了■了■■■■■■■■■■
■■■■■終■■終■■■■終終終■■■■■■■■■■了了了■■■■■■■■■■
■■■■■■■■終■■■■■■終終終■■■■■■■■■了了■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

6:無名草子さん
10/11/29 22:25:43 .net
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■ >>1 のスレは他板・他スレ運営妨害の悪質糞スレの為に ■■■■■■■■
■■■■■■■反感を買って終了しました。 皆様誠に有難う御座いました■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■終■■■■■終■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■終終■■■■■終■■■■■■■了了了了了了了了了了了了■■■■■
■■■■■■終終■■■■■終終終終終終■■■■■■■■■■■■■了了■■■■■
■■■■■終終■■終■■■終■■■■終■■■■■■■■■■■■了了■■■■■■
■■■■■■終■終終■■終終終■■終終■■■■■■■■■■■了了■■■■■■■
■■■■■■■終終■■終終■終終終終■■■■■■■■■■■了了■■■■■■■■
■■■■■■終終■■■■■■■終終■■■■■■■■■■■了了■■■■■■■■■
■■■■■■終■■■終■■■終終終終■■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■終終終終終終■■終終■■終終■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■■■■終■■■終終■■■■終終■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■■終■終■終■■■■終終■■■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■■終■終■終■■■■■終終■■■■■■■■■■了■■■■■■■■■■
■■■■■終終■終■終■■■■■■■■■■■■■■了了■了■■■■■■■■■■
■■■■■終■■終■■■■終終終■■■■■■■■■■了了了■■■■■■■■■■
■■■■■■■■終■■■■■■終終終■■■■■■■■■了了■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

7:無名草子さん
10/12/01 10:43:15 .net
ちょっと楽しみだったのに・・・

他にあるなら似たスレ教えて。
無いなら存続でいいじゃん。

8:無名草子さん
10/12/01 12:59:47 .net
出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!本当に良くお願いぃぃぃっっっまされて放尿に引き続いて期待通りの脱糞。
いい形、色ツヤ、臭いーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!
ブジュッ!ジャアアアアーーブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃがまされて放尿に引き続いて期待通りの脱糞。
いい形、色ツヤ、臭いーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃ登場。肛門を指で掘られると、
指にはべっとりと黄土色のうんちが・・・!うっ臭い。
椅子の上にしゃチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!


9:無名草子さん
10/12/01 13:00:59 .net
出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!本当に良くお願いぃぃぃっっっまされて放尿に引き続いて期待通りの脱糞。
いい形、色ツヤ、臭いーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!
ブジュッ!ジャアアアアーーブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃがまされて放尿に引き続いて期待通りの脱糞。
いい形、色ツヤ、臭いーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!
おおっ!ウンコッ!!ウッ、ウンッ、ウンコッッ!!!ウンコ見てぇっ ああっ、もうダメッ!!はうあああーーーーっっっ!!!
ブリイッ!ブボッ!ブリブリブリィィィィッッッッ!!!!
いやぁぁっ!あたし、こんなにいっぱいウンチ出してるゥゥッ!
ぶびびびびびびびぃぃ登場。肛門を指で掘られると、
指にはべっとりと黄土色のうんちが・・・!うっ臭い。
椅子の上にしゃチ出るっ、ウンチ出ますうっ!!
ビッ、ブリュッ、ブリュブリュブリュゥゥゥーーーーーッッッ!!!
いやああああっっっ!!見ないで、お願いぃぃぃっっっ!!!
ブジュッ!ジャアアアアーーーーーーッッッ…ブシャッ!
ブババババババアアアアアアッッッッ!!!!
んはああーーーーっっっ!!!ウッ、ウンッ、ウンコォォォッッ!!!
ムリムリイッッ!!ブチュブチュッッ、ミチミチミチィィッッ!!!


10:無名草子さん
10/12/01 13:24:04 .net
岡村さんファンの方は、ぜひ一度ご覧になってください。

URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)


11:無名草子さん
10/12/01 13:25:23 .net
岡村さんファンの方は、ぜひ一度ご覧になってください。

URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)
URLリンク(wwwz.fujitv.co.jp)


12:無名草子さん
10/12/01 14:00:09 .net
『カラフル』森絵都

総合:★★★★☆
内容の濃さ:★★★★☆
オリジナル度:★★☆☆☆
平和度:★★★☆☆

図書館で目立つように置いてあったから知った作品。
読み始めてすぐオチがわかってしまったけれど、
推理物じゃないし、内容が良くて感動した。
辛いこともあれば楽しいこともある。人生はカラフルですよ。

13:無名草子さん
10/12/11 01:07:38 .net
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝


14:無名草子さん
10/12/11 01:08:44 .net
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱欝欝欝鬱欝欝欝鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝鬱欝鬱欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝鬱欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝
欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝欝


15:無名草子さん
10/12/20 23:33:05 .net
狂人日記
総合:★★★★☆
内容の濃さ:★★★★★
鬱度:★★★★★
沁みる。読んでいて辛い。読み進めて行くに従ってどんどん辛くなる。
主人公が淡々としていることに、こちらの感情がかきたてられる。
面白かったけど、何度も繰り返しては読めない。


16:無名草子さん
10/12/22 17:29:38 .net
黒い家 貴志祐介

総合:★★★★★
徹夜度:★★★★☆
グロ度:★★★★☆
恐怖度:★★★★★

小説で心臓があんなにバクバクするとは・・・
映像なんか無くても十分恐怖が味わえることが良くわかった。
ホラー小説のすごさが味わえる作品。

17:無名草子さん
11/01/02 16:41:44 .net
ミレニアムは暇つぶしに最高。

18:無名草子さん
11/01/02 17:02:23 .net
モコは『週刊 日本の魚釣り』を買いました(*)((Φ))
でも モコは魚釣りをしないんです(*) 水よりも 陸なんです!((ο))
モコは最近は 陸上選手が好きですネ☆ 逆に最近の水泳選手は ダメですね*
全身を覆う水着で 筋肉を隠しているからです☆
逆に 最近の 陸上選手は どんどん肌を露出していってますネ!*
ブルマーは どんどん薄くて 小さくなっていってます☆
機能的に 進化してるんでしょう* (*)((∂))
男の選手も 薄くて 小さなブルマーをはくべきです☆
そうすれば 記録は どんどん伸びます!* (*)((φ))
「葵ぶるま」という名前のAV女優がいます!☆
「脱糞だぁ! ~ ギャル初脱糞でチョベリぐそ!」*
というタイトルのAV作品が あります!☆ (*)((ξ))
年末年始は人が動く* 心も動く* 寒さも厳しい*
さまざまな面で普段以上の注意が必要だ(*)((∂))
それにしても、これから年の瀬の慌ただしい時期になる☆
新年を無事故で迎え、最高のスタートを切るためにも、
年末年始の注意事項を確認しておきたい(*)((∂))
大事なことだ* 12月は事故が起きやすい(*)((ξ))
本当に注意しなければいけない* モコ社長も先日、こう言われた*
「幹部自らが直接、声をかけていくことだ!*
 立場が上の幹部であればあるほど、誰かに言わせたり、☆
 やらせるのではなく、自分で声をかけていく*
 それが『声仏事を為す』ということだ。これを忘れてはならない!☆
 モコ社長に長生きしていただくことが、日本の繁栄につながります」*
と心から期待しておられた* モコも証言していた(*)((∂))
「モコ幸之助氏は、いつもモコ社長に尊敬の念をもっていた☆
『どのようにしたら、あれだけ大きな会社をまとめ、運営していけるのか』
「松下モコカンパニーの社員の前でも必ず『モコ社長』と言い(*)
『モコ社長は目の輝きが違う! 偉い人や!偉い人や!』と感嘆していた」*
それにしても、これから年の瀬の慌ただしい時期になる(*)((∂))☆


19:無名草子さん
11/01/02 17:03:37 .net
モコは若いころは学生運動に夢中になっていたの(*)((δ))
「アンチモコ派 反対!」「アンチモコ派 撲滅!」「アンチモコ派 殲滅!」
と書かれたプラカードをもってデモ行進をしていたのヨ(*)((Φ))
でも モコはアンチモコ派のアントニオに恋をしてしまったの(*)((ψ))
そして モコはアントニオと結婚したの(*)((ξ))
でも アントニオの汚いやり方に嫌気が差してきたの(*)((φ))
それで モコはアントニオが主催したセレブパーティーの会場を
突然 抜け出して 「アンチモコ派 反対!」「アンチモコ派 撲滅!」
と書かれたプラカードをもって 走り出したのヨ(*)((ο))
雪のふりしきる街路樹をモコは「アンチモコ派 反対!」(*)((δ))
と 叫んで ビラまきを始めたのヨ(*)((Φ))
そんなモコの顔は 輝いていた!(*)((ψ))
モコは中卒だけどキチガイオナニーチャンピオンになったのヨ!(*)
でも、キチガイオナニーチャンピオンを目指す人は 一人もいないのヨ*
モコ、くやしいの…((φ)) モコ、泣いていたのヨ(*)((ξ))
テカテカと妖しく光るオマ●コを 男たちに チラチラ見せるモコ…*
モコ くやしい・・くやし過ぎるヨ!!(*)((δ))
ところで話は変わるが、最近、めっきり影が薄くなったアンチモコ一派(笑い)*
構成員の不満が爆発寸前のようだな(*)((δ))
先日のアンチモコ一派全国大会では、(*)((φ))
モコが推し進めているモコスレ乱立計画についても、苦情が続出*
キニョネスさんが殺害された(*)((ο))
殺害されたのはキニョネスさんです(*)((Φ))
月曜日の朝7時30分頃 キニョネスさんは(*)((ξ))
職場に向かうために自家用車に乗って自宅を出ています(*)((Ο))
そしてその5分後に2人の武装した殺し屋に行く手をさえぎられ*
車からひきづり出されて少なくとも3発の銃弾を浴びて死亡しています☆
この間 2分間だったと目撃者は証言しています(*)((ξ))
モコは今朝 スーパー銭湯で ブッ!と屁をこいたら(*)((ψ))
小さなウンコがポン!と出たの(*)((ξ))
銭湯で良かったぁ(*)((φ))
もし、パンツの中にウンコをしてたら 大変なことになっていたわ(*)

20:無名草子さん
11/01/07 02:06:37 .net
『白の鳥と黒の鳥』いしいしんじ

総合:★★☆☆☆
内容の濃さ:★★☆☆☆
平和度:★★☆☆☆
オリジナル度:★★★☆☆

 短編集。
 作家デビュー前に書いた習作集なのか? と思うほど内容がいまいち。
 作者本来の文章の美しさ、発想の奇抜さはあいかわらず随所に光っていますが、
全体のストーリーは筒井のバッタもんみたいな味付けがされているのが多いです。
 こういう感じのやつ、一時期はやりだったのかね?
 ちょっとがっかりでした。

21:無名草子さん
11/01/22 15:37:40 .net
『教師をやめてちんどん屋になった』カチュシャー安田

総合:★★★☆☆
内容の濃さ:★★★☆☆
衝撃度:★★☆☆☆
オリジナル度:★★★☆☆

 、
全体のストーリーは、ノンフィクションにしては、やや平凡。
 早期退職して、こういう人生歩めるのは、うらやましい・・・


22:無名草子さん
11/02/07 18:40:55 .net
13階段
内容の濃さ:★★★★☆
徹夜度:★★★★☆

謎を解いて謎が発生するというなんともむずがゆい進み方。
後半は畳み掛けるように謎が解け始めて、
最後の手紙で思いがけない事実を知る。
読み始めたら止まらないくらいのめりこむ小説だった。

23:無名草子さん
11/02/12 21:29:47 .net
記憶の棲処 livedoor Blog

24:無名草子さん
11/02/20 18:47:07.01 .net
バルタザールの遍歴 佐藤亜紀

総合★★★★☆
疲労度★★★★★

気になってた作家だったので、ブックオフで手に入れてすぐさま読み初めて三週間・・・・・ようやく読破・・・
内容濃すぎてくたびれた
パラサイトイブ並に疲れたかも

面白かったけど他の作品に手が出そうもないな・・・

25:無名草子さん
11/02/22 22:21:22.85 .net
ハイルマン&ハルペリン『大統領オバマは、こうしてつくられた』

総合★★★★☆
充実★★★★★
徹夜★★★★☆
笑い★★★★☆
しんみり★★☆☆☆
索引☆☆☆☆☆
クリントン★★★★★

小説みたい、というか小説的な語りで一気に読ませる。
アメリカの政治家たちの意外な顔、あんな発言、キャラ立ちまくり。
日本の私小説なんてぶっとぶ面白さ。

26:m
11/02/25 17:10:04.09 .net
元素100の新知識 桜井弘
総合★★★★☆
なるほど★★★★★

化学に興味があったので面白かった。
ブルーバックスの中でも記憶に残っている本。

27:*甘酸っぱい蕾が花開く瞬間☆悩殺ビキニでヒッチハイク モコ*
11/03/09 13:23:00.10 .net
現在、モコが扮する女子高生が
「もし高校野球の女子マネージャーが
 トンネルを使わずに向こう側へ行けたらブログ旅」
という番組の企画に挑戦しています!*
モコは ホントは45才なんだけど
半そでのセーラー服を着ています☆
零下-2℃の真冬の長浜で 風船を背負って 雪山に登っています*
トテモ寒いです☆ モコは大学受験を控えた少女です*
モコの余命は あと1年です☆
不治の 多発性動脈炎であり モコ本人も そのことは知っているのです*
承知の上で、皆と同じ様に 普通の青春を精一杯生きたい!☆
と 願っているのです!*
オリンピックで トリプルアクセルを決めたのは
これまで 伊藤薫と 浅田真央と トーニャハーディングの 3人だけ!*
安田忠夫からギャンプルをとったら何も残らない!*
小向美奈子からシャブ&セックスをとったら何も残らない!☆
モコからウンコをとったら何も残らない!!*
向美奈子はプロレスに向いてるって? ☆
あんなスライム乳でプロレスはムリだ! *
プロレスに向いてるのは もっと固くて小さな乳なんだ☆
*小向美奈子vs大向美智子*   ☆大向美智子・結婚・引退*
マイクを持った大向は集まったファンに結婚を報告*
大向は 「私はプロレスが大好きだけど、
 プロレスよりも好きな人ができた!」と報告☆
☆小向美奈子・大麻・ストリップ*
チ●ポをにぎった小向は集まったファンに報告☆
小向は 「私は大麻が大好きだけど、
 大麻よりも好きなものが 見つかった! *
 それは ストリップだ!」と報告!☆

28:無名草子さん
11/04/05 12:41:37.06 .net
イニシエーションラブ(乾くるみ)

総合 ★☆☆☆☆
内容の濃さ ★☆☆☆☆
恋愛度 ★☆☆☆☆

「結末を知るともう一度読み返したくなる」というようなコピーにつられて読んだが、
結末まで読んでも、読み返したいとは思わなかった。
結末に至るまではただの恋愛小説。男性が読むともしかしたら、感想が違うのかも。

29:無名草子さん
11/04/28 18:55:30.70 .net
謎ときはディナーの後で

総合:★☆☆☆☆
内容の濃さ:★☆☆☆☆
オリジナル度:★☆☆☆☆
徹夜度:★☆☆☆☆
充実度:★☆☆☆☆
犯罪度:★☆☆☆☆

正直駄作。本屋大賞の質を疑います。買って損しました。

30:無名草子さん
11/06/05 22:21:19.23 .net
唐沢俊一『血で描く』
評価項目の例
総合:★★★★★
内容の濃さ:★★★★★
オリジナル度:★★★★★
徹夜度:★★★★★
充実度:★★★★★
恋愛度:★☆☆☆☆
平和度:★☆☆☆☆
オタク度:★★★★★
グロ度:★★★★★
犯罪度:★★★★★
恐怖度:★★★★★

まさか、雑学王の唐沢俊一先生がこんな小説を書くのかとビックリしました。
でも内容は雑学王の名に違わぬ知性のてんこ盛りでした。
後半の意外すぎるギミック、小説という世界を飛び越えてしまう名著。
ひさびさに読んで損をしない小説に出逢いました。
絶対、読むべきです!


31:無名草子さん
11/06/06 00:25:20.53 .net
ハセガワケイスケ「しにがみのバラット。」
総合 ★★★★☆
手軽さ(?)★★★★☆
感動 ★★★☆☆
意外さ ★★★★☆

友達に進められて読んだ、表紙を見て「えっ?」と思うかもしれないが・・・
感動できる騙されたと思って読んでみては?といいたくなる

32:無名草子さん
11/08/23 10:41:51.16 .net
前原が総裁選に立候補??、あまりにも無節操だわ。
外務大臣のときに朝鮮から金もろて、国民を馬鹿にすんなよ!


33:無名草子さん
11/08/27 16:35:15.98 .net
「もしベクレルさんが放射能を発見していなければ」 
 
総合    ☆☆☆☆
内容の濃さ ☆☆☆☆☆
手軽さ   ☆☆☆
徹夜度   ☆☆☆
意外さ   ☆☆☆
感動    ☆☆☆☆

 寝苦しい夏の夜に一気に読めた。
SF小説風でありがなら歴史とサイエンスが楽しく学べた。
久々に面白い本に出会った。

34:無名草子さん
11/10/20 05:04:30.16 .net
傑作に面白い本だったら、なんと言っても『西洋古典学事典』が最高!
この『西洋古典学事典』には、毎ページに男色やフェラチオ、全裸男性スポーツ、美青年の真裸覗き、
男同士の69、男性カップルで編成された精鋭軍隊、少年愛、勃起した男根像、ドでかい陽物崇拝、同性婚、
男色のもつれによる暴君殺害とか、美男子をめぐっての刃傷沙汰が満載されていて、面白くって堪んねえぞ!
最初は値段が高いと感じてたけど、あんなに傑作で面白く読める本なんて
絶対に他にはあり得ない、と今じや断言できるよ。
すべて★★★★★★★★★★・・・ 5×5星

35:無名草子さん
11/10/27 09:01:07.52 .net
>>29
所詮、本屋大賞なんてそんなもん。

36:無名草子さん
11/10/31 02:28:20.08 .net
age

37:花ちゃん
11/11/02 18:55:19.99 .net
 ”真我の料理教室”   玉置宏千 著  
 
ジャンル 精神世界

 総合   ★★★★
内容の深さ ★★★★★
驚き    ★★★★★   
徹夜    ★
手軽さ   ★

 もしかして、私すごいに出会っちゃたのかも・・・!!

38:無名草子さん
11/11/02 19:14:19.52 .net
>>37
書泉グランデの階段上がったところの買った

39:無名草子さん
11/11/03 03:34:55.21 .net
>>37
URLリンク(www.32mitama.jp)
一部立ち読みできたよ。

40:無名草子さん
11/11/21 01:41:37.97 .net
三島由紀夫『鹿鳴館』新潮社文庫
総合★★★★☆
恋愛度★★★☆☆
充実度★★★☆☆
なぜ今まで読まなかったのか、と後悔した。
夢中になるあまり電車を何度も乗り過ごした。
読書熱が再燃した。
「鹿鳴館」以外の収録作品もおもしろい。

41:無名草子さん
11/12/12 09:21:31.40 .net
二週に渡って里佳子に種付けできたのになー。


42:無名草子さん
11/12/19 11:26:25.57 .net
>>29
ドラマがまたさらにひどい
北川景子ちゃんと桜井翔くんの顔を見る以外見どころがない…

43:無名草子さん
12/02/15 08:48:39.29 .net
キャベツ炒めに捧ぐ  井上荒野

ハートウォーミング度  ★★★★

44:無名草子さん
12/03/07 13:28:43.31 .net
花のれん 山崎豊子

総合★★★★★


めちゃくちゃおもしろかったんだが、伊藤が野田総理、がま口が中川家の礼二にしか見えなくて困ったw


45:無名草子さん
12/03/30 21:18:38.03 .net

詩人の高橋睦郎も『西洋古典学事典』を愛読してやまないと聞いた。
納得した。
素晴らしい内容だから。
もしも三島由紀夫が生きていたなら絶賛するだろう。

総合★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★







46:無名草子さん
12/04/07 10:39:27.95 .net
戯曲横田天馬の「熱風」

ストーリーは嫌い。でも文体から表現まですべてが美しかった

五点満点なら★★★★




47:無名草子さん
12/06/02 10:28:14.86 .net
黒南風の海  伊東潤

媚韓度★★★★★

48:無名草子さん
13/02/02 16:37:09.79 .net
静かにしましょうね。

49:無名草子さん
13/02/19 19:41:07.54 .net
総合:★★★★☆
内容の濃さ:★★★★☆
オリジナル度:★★★★★
徹夜度:★☆☆☆☆
充実度:★★★☆☆
恋愛度:★☆☆☆☆
平和度:★★★★★
オタク度:★★☆☆☆
グロ度:★☆☆☆☆
犯罪度:★☆☆☆☆
恐怖度:★☆☆☆☆

尼ぞんの通販で見つけたが「ザビエラと可愛い改心」て児童書が有る。
児童のみならず擽りフェチやショタにも好まれそうで一見
「アルプスの少女ハイジ」を思わせる、のどかな世界観に
擽り妖怪っていう、ある意味えげつない存在をドッキングしていて
妖怪に擽り責められる子供の苦悶がヒシヒシ伝わってくる。
また美味しそうなイタリアングルメやスイス料理も登場して
妖怪を悪者にしていない所も斬新だ。
読んだ後で何か心地良い気分になった。

50:無名草子さん
13/08/31 NY:AN:NY.AN .net
URLリンク(next2ch.net)
いまはダイジョブだけど、また規制がかかったらこっちに寄っていって

51:無名草子さん
13/09/01 05:18:34.67 .net
伊坂幸太郎
総合:★☆☆☆☆
内容の濃さ:★☆☆☆☆
オリジナル度:★☆☆☆☆
徹夜度:★☆☆☆☆
充実度:★☆☆☆☆
恋愛度:★☆☆☆☆
平和度:★☆☆☆☆
オタク度:★☆☆☆☆
グロ度:★☆☆☆☆
犯罪度:★☆☆☆☆
恐怖度:★☆☆☆☆

コイツのは本当につまらない。
★ゼロでもいいくらい

52:無名草子さん
13/09/19 14:29:11.59 .net
眠り狂四郎 義経 龍馬はゆく 水戸光圀伝 ブビリアン古書堂の・・・
タレーラン喫茶店の・・・ 剣客商売 鬼平犯科帳 等々 面白かった。  

53:無名草子さん
13/10/19 20:16:45.26 .net
岡本まい/彩図社『危ない世界の歩き方 危険な海外移住編』

タイトルに偽りありで実際は全篇ジャマイカに住んでみたという話。ジャマイカに関心のない
オレにはちっとも面白くない。レゲエやウサイン・ボルトの好きな人はどうぞ。


54:無名草子さん
13/10/19 20:23:58.97 .net
伊達雅彦/新潮文庫『傷だらけの店長 街の本屋24時』

愚痴ばっかりで読んでいられない。そんなに嫌なら転職すればいいのに。
まぁ中小の書店員の人が読んだら共感するところはあるかも知れない。


55:無名草子さん
13/10/20 19:55:12.12 .net
町山智浩/アスキー『本当はこんな歌』

洋楽ロックの詞を訳してみせた本。正直なところオレにはあんまりピンと来ないものが多い。むしろ
その曲とバンドにまつわるエピソード集として読むとまことに面白い。
「フリートウッド・マック‘Go Your Own Way’でのリンジー・バッキンガムの歌い方やギターソロは
なぜあんなにせつなくもヤケッパチじみた感じがするのか?」なんてことに興味のある人はどうぞ。
★★★

56:無名草子さん
13/10/20 19:59:15.63 .net
>>26
あれは分厚いけれど面白いね。
文系ながら時々衝動的に科学の本が読みたくなる程度のオレにもすいすい読めた。

57:無名草子さん
13/10/21 19:49:15.82 .net
多田文明/彩図社文庫『悪徳商法わざと引っかかってみました』

このシリーズも出がらし気味になってきたけどまだ面白い。“オーラ治療院”でインチキ
整体師に奇怪な治療を受ける場面などまるで志村けんのコントみたいである。
★★☆

58:無名草子さん
13/10/21 19:56:29.52 .net
と学会/cyzo『タブーすぎるトンデモ本の世界』

面白くない。せいぜい「オスプレイは別に危険ではない」って話が愉快だったくらい。
サブカル本は絶滅寸前だし,サイゾーの本に当たりなし。


59:無名草子さん
13/10/22 19:56:47.02 .net
堀内一史/中公新書『アメリカと宗教』

まぁこんなもんか。
★★

60:無名草子さん
13/10/23 10:38:51.56 .net
丸谷才一(聞き手・湯川豊)/新潮文庫『文学のレッスン』

この人の本はどれも“高度なお坊ちゃまの道楽”的な感じがする。だがそれゆえ―長たらしい
小説なんぞより―こういう閑談的文学談義は愉しい。
★★★

61:無名草子さん
13/10/23 18:23:39.67 .net
宝島編集部編『街の大爆笑百科 バウ! 2012~2014』

実につまらない。バウシリーズもおっさんおばはん(あるいはジイサンバアサン)の
投稿だらけになってはもうお仕舞いである。


62:無名草子さん
13/10/23 18:38:13.85 .net
町山智浩/集英社『トラウマ恋愛映画入門』

「恋愛映画とはまた柄にもないものを・・・」と思ったが,そこは町山のこと,本人も言うとおりで
「ダメな男たちの品評会みたいな本にな」っている。『アニー・ホール』の章など読めば蓮實重彦が
ウディ・アレンのことを「単なる馬鹿」と言いたくなる気持ちもよくわかるというもんである。
★★★

63:無名草子さん
13/10/23 18:52:11.19 .net
森孝一・講談社選書メチエ『宗教から読むアメリカ』

この著者は頭が悪くて一向に「アメリカを宗教から読」めていない。「一夫多妻の宗教はほかにもあるのに
なぜモルモン教のそれが特に非難されるのかわからない」などと言う。
そりゃ教祖が信者に手を出して事実上の一夫多妻だったのを正当化しているからだよ。そんな事をイス
ラームなどとと比較する馬鹿があるかい。


64:無名草子さん
13/10/23 18:57:02.62 .net
群ようこ/ちくま文庫『それなりに生きている』

猫のしいちゃんにばかりかまけて遠出もできないので身辺雑記でお茶を濁しました・・・といったもの。
いちおう最後まで読める程度には面白いけれど,群ようこも賞味期限切れが近いようである。
★★

65:無名草子さん
13/10/23 19:03:27.65 .net
渋谷 陽一+松村 雄策/ロッキングオン『渋松対談 赤盤 』『同 青盤』

渋松も笑点みたいになってきたな・・・。
★★

66:無名草子さん
13/10/23 19:36:20.78 .net
急に伸びてると思ったら熱心な人が居るもんだ。
ありがとう、参考になる。

67:無名草子さん
13/10/23 23:09:32.20 .net
コリン・P・A・ジョーンズ/新潮新書『アメリカが劣化した本当の理由』

アメリカが建国当時から抱える諸問題を理解するための基本知識が得られる。なぜ銃規制が上手くいか
ないのか,なぜ「連邦裁判所最高裁は事実上マリファナを解禁しているが州によっては違法」なんてことが
あるのか≒なぜ弁護士があんなにたくさんいるのか,等々。
★★★☆

68:無名草子さん
13/10/23 23:16:31.61 .net
>>66
このままじゃ僕がスレを私物化しているみたいであるから(貴殿はじめ)皆さんに
もっと書き込んでもらいたいもんであります。

69:無名草子さん
13/10/23 23:35:02.25 .net
内田樹/文春文庫『街場のアメリカ論』

アメリカ人は無意識に女性と子供を嫌悪しており,彼らにしばしば見受けられる極端な肥満は
無意識的な格差社会に対する抗議である・・・などと書いている。こういう話に感心する人もいる
のだろうけれど,オレは「無意識なんて持ち出したんじゃなんとでも言えるしなぁw 現代思想など
お勉強してもバカをこじらせるだけであるな(嗤)」と思う。


70:無名草子さん
13/10/24 18:52:59.67 .net
橘玲/文春新書『臆病者の株入門』

確実に儲けたいなら個別の株ではなく世界の株式市場全体に投資する商品(というのがあるらしい)を
買えばいい,と著者は言う。「資本主義はその性質上必ず長期的には市場が大きくなるように出来て
いるから」だそうな。
そうかも知れないが,諸事情に鑑みて今この時期それをやっても今後数十年,つまりわれわれが生き
ているうちには儲かりはすまい。
★☆

71:無名草子さん
13/10/24 19:00:11.59 .net
伊東乾/幻冬舎新書『人生が深まるクラシック音楽入門』

面白いけれど,「バッハは一時忘れられていた」「ソナタ形式は楽曲量産のために発達した」と云った
たぐいの話は“入門”者用というよりは「もっと詳しくなりたい」という人向きだろう。
★★☆

72:無名草子さん
13/10/24 19:12:35.22 .net
丸谷才一/文春文庫『月とメロン』

丸谷先生のエッセイ最後の輝き。
★★☆

73:無名草子さん
13/10/24 19:17:20.48 .net
丸谷才一/文春文庫『人形のBWH』

いくら丸谷先生でも80歳過ぎた爺様の話は牛のよだれみたいでお金が取れるレヴェルではない。


74:無名草子さん
13/10/25 00:06:45.92 .net
田中圭一/アスペクト文庫『死ぬかと思った WH』

むしろ「本当にあった恥かしくてエロい話』。どれもネタくさくて一向に笑えない。


75:無名草子さん
13/10/25 00:20:28.97 .net
武田知弘/ちくま文庫『ワケありの国境』

意外に面白い。イギリス近海の海上要塞跡を占拠して“シーランド公国”を名乗った
元海軍中佐のおっさんの話などまるでドタバタ喜劇映画のようである。
★★☆

76:無名草子さん
13/10/26 19:43:34.62 .net
マミヤ狂四郎/幻冬舎文庫『アジア裏世界遺産』

面白いかどうかはともかく若さの勢いで手当り次第ゲテモノ観光しまくってきました・・・と云った本。
(ラオス人とバングラデシュ人はいい人ばかりだそうな。ローラパパはどうなんだw)
★★

77:無名草子さん
13/10/26 19:54:51.30 .net
赤川学/ちくま新書『子どもが減って何が悪いか!』

むしろ「少子は避けられない事なのだからそれを前提にした国づくりを目指すべきだ」という本。
子供を増やすためにと称する言説がインチキだらけで政策も逆効果であることが証明されている。
★★★☆

78:無名草子さん
13/10/27 20:05:48.23 .net
井沢元彦・呉善花/祥伝社黄金文庫『やっかいな隣人 韓国の正体』
同/祥伝社新書『困った隣人 韓国の急所』

右翼向けの本だろうなどと思ってはいけない。この2冊を読めば,韓国人/朝鮮民族の奇妙な国民性の
根本にあるものがわかる。それは言わば“儒教原理主義”である。なぜ大統領までもが美容整形をする
のか,なぜ芸能人までもが必死に大学へ行きたがるのか・・・なんて事もこれで説明がつく。

ただし日本人の大部分は儒教の基礎知識があるようでまったくない。“『論語』の一行目,「学びて時にこれを
習う」とはなにを習うのかと言えば「宮中で執り行う儀式の正しいやり方」を学ぶのである”なんて事すら・・・。
そういう人はまず儒教について学んでからどうぞ。
★★★★☆

79:無名草子さん
13/10/28 20:07:59.42 .net
吾妻ひでお/角川書店『 ぶらぶらひでお絵日記』

最近再評価されているので図に乗ってただの日記に女子高校生イラストを適当に添えて本にしてみました・・・と云ったもの。


80:無名草子さん
13/10/28 20:13:24.11 .net
吾妻ひでお・他/徳間文庫『失踪入門』

吾妻&アッパー系のクスリでもやってそうなヘンな編集者&香山リカの弟(ハルシオン中毒)の
結局何がやりたかったのやら意味不明な鼎談。


81:無名草子さん
13/10/28 20:26:19.65 .net
阿部泰尚/幻冬舎新書『いじめと探偵』

ダメな校長は言い逃れが出来なくなると「出来ることはやってます!」と泣いてごまかそうとするらしい。
大津の事件でもそんなふうだったな。
僕は「こういう問題はもう探偵でも使わないと解決出来なくなってきているのじゃないのかな?」と思って
いたのだがやっぱりそうだった―というよりはるかに事態は深刻らしい。強制売春とか・・・。
★★★

82:無名草子さん
13/10/29 19:41:02.30 .net
山中康樹/講談社文庫『伝説のロック・ライブ名盤』

この著者は基本的に貶さない人なので,何を読んでも気持ちがいい。
でもだいたいロックのライブ盤にはあまり大したものはないので,この本をなんでも
鵜呑みにして買うと後悔するかも知れない。詳しい友達にでも聞いてからどうぞ。
★★★

83:無名草子さん
13/10/29 19:44:56.75 .net
阿曽山大噴火/河出文庫『裁判狂事件簿』

野次馬的に読むならば,裁判傍聴話はこの人のものがいちばん面白い。
監禁王子や有栖川宮だのよくわからない事件起こす奴は裁判傍聴していても
なんだかワケわかんない事ばっかり言っているようである。
★★★

84:無名草子さん
13/10/29 19:52:38.05 .net
酒井順子/文春文庫『着ればわかる!』

いつも淡々とし過ぎなこの人が珍しく浮かれている。高校の制服,AKBの衣装,宝塚の衣装とメイク,矢沢
永吉信者がコンサート会場に着て行く安っぽいチャイナドレス等々・・・で世界が変わって見えたらしく,本当
に楽しそうだ。
★★★

85:無名草子さん
13/10/31 05:38:36.05 .net
中川淳一郎/新潮新書『ネットのバカ』

旧著『ウェブはバカと暇人のもの』と同じく,身も蓋もないけれど間違っているわけでもない事を書き連ねている。
「ネットで有名になるために必要なものは才能ではなく“もともと有名人であること”」「エロやバッシングネタを提供
すること」従って「韓国は決してホメてはいけない」等々。
(僕と同様)悪口が好きな人はどうぞ。
★★☆

86:無名草子さん
13/10/31 05:51:58.68 .net
永井均/ぷねうま舎『哲学の賑やかな呟き』

永井先生は頭が良すぎて「何を言ってるのかわからない」というレヴェルを通り越してしばしば頭のおかしい人
みたいな事を言う。『正法眼蔵』について「意外にチャチ」「若書き」「予想通りの事しか書いてない」と書きつつも
「しかし私は疑う余地なくこの本が好きである。このようなことを熱意をこめて舌足らずに語ろうとする著者に好意
を感じる。がんばれ,道元!」など続ける。道元も子供扱いである。
★★★★

87:無名草子さん
13/10/31 06:59:46.64 .net
レイザーラモンRG/竹書房『洋楽あるある』

挿絵はHGが描いている。絵も文章も意外にイケる。例えば―

マイケル・ジャクソンあるある:亡くなってから「昔からファンだった」と言いだす奴増えがち

・・・ボブ・ディランも亡くなったらそういう輩が続出するに違いあるまい(苦笑)。
★★☆

88:無名草子さん
13/10/31 07:05:23.87 .net
原作ジョー・ナヴァロ+漫画高梨としみつ『漫画FBI式しぐさの心理学』

馬鹿々々しい。


89:無名草子さん
13/11/01 20:23:42.93 .net
石井光太/徳間書店『東京千夜』

陰鬱な話ばかりの短編小説集のようなエッセイ。僕には最後まで読めなかったので評価なし。

90:無名草子さん
13/11/02 20:25:31.85 .net
今野晴貴/文春新書『ブラック企業』

企業と社員だけの問題じゃなくユニクロ・和民などはいろんな意味で日本の社会資本を食いつぶす文字通り
犯罪的な企業群である,というのが分かる。
これは誰もが読むべき本だ。抽象的で申しわけないが,僕は日本が(アメリカと同様)中間層の時代が終わり
つつあることを真剣に考えなければ何も始まらない,と思った。
★★★★

91:無名草子さん
13/11/03 19:40:28.31 .net
平山夢明/扶桑社『どうかと思うが、面白い』
同『平山夢明の全身複雑骨折』

「最近の当たり障りのない事しかやらないテレビなんかじゃもう一向に笑えない。『アメトーク』程度が
面白い番組だなんて・・・」という人は読んでみるといい。下ネタ,グロネタ,キ○ガイネタ満載です。
挿絵の清野とおると同様,著者も奇体な人間と引きつけ合う奇妙な何かを持っているらしい。
★★★☆

92:無名草子さん
13/11/03 19:45:20.12 .net
DaiGo/ワニブックス『DaiGoメンタリズム~誰とでも心を通わせることができる7つの法則~』

まだまだ稼ぎたいので奥義は明かさず,取り敢えず役に立つかどうか微妙なレヴェルの話でお茶を
濁してみました・・・といった程度の本。
★☆

93:無名草子さん
13/11/03 19:51:08.02 .net
長谷川修一/中公新書『聖書考古学』

あまり類書のない分野の本だしつまらなくはないのだけれど,考古学的調査によって歴史的
事実と証明された聖書の記述は結局何もないらしいから大して盛り上がりもしない。
★★☆

94:無名草子さん
13/11/04 20:12:47.25 .net
橋爪大三郎・大澤真幸/講談社現代新書『ふしぎなキリスト教』

小室直樹とその一門(宮台真司なども)は“極端な予定説こそキリスト教の正統的な解釈”という奇妙な考えを
日本に広めたがっているらしい。だが普通に考えて,それは信仰と言うよりはニヒリズムというべきだ。

彼らはもしかして単なる馬鹿なのではなかろうか? 社会学など勉強しても日本あるいは世界の未来について
理論的にあり得ることが何ら予想できないなら,そんなものは学問ではなく単なる駄弁である。


95:無名草子さん
13/11/05 19:56:05.68 .net
大槻ケンヂ/ぴあ『オーケンの、このエッセイは手書きです』

46歳になっても相変わらず童貞くささ満開で嬉しい。オーケンは貴重だ。サブカル方面では
町山智浩などとともに今でも安心して買える数少ない書き手だから。
しかしこの本読むとオーケンなぜか若干情緒不安定気味な感じがする。大丈夫かな・・・
★★★☆

96:無名草子さん
13/11/05 20:02:46.11 .net
町山智浩 柳下毅一郎 ギンティ小林/双葉社『雑食映画ガイド』

『漫画アクション』やエロ系雑誌の活字ページを楽しみに読んで育った僕らが自分で書く方をやって
みました・・・と云った風な本。
僕もあれが好きで(エロ目的でもなく)投稿写真』など買って読んだりしていたクチなので面白かった。
★★★

97:無名草子さん
13/11/06 22:59:10.52 .net
越智道雄/アスキー新書『なぜアメリカ人は戦争をしたがるのか』
同/明石書店『大統領選からアメリカを知るための57章』

いくら越智先生でも70歳過ぎた老人の(以下略)


98:無名草子さん
13/11/06 23:24:42.83 .net
吾妻ひでお/河出書房新社『失踪日記2 アル中病棟』

知合いの元アル中でアルコール病棟に入院(2回)したことがある男に読ませて感想を聞いたら「まあ大体
こんなもんだけど・・・なんか鬱な気分思い出しちゃったじゃないかよw」と言う。
なぜ入院中鬱な気分で過ごしたのかと言えば―

1. アルコール依存症の治療と言っても実際のところこれと言ってよく効く薬だの治療法があるわけでもない。
  だから入院~退院してもその人がアル中から立ち直れるかどうかは医者にもわからない。そんな出口の見
  えない状態では(治療受けないでいるよりずっとましとは言え)明るい気分になどなれるわけもない。

99:無名草子さん
13/11/06 23:52:28.99 .net
(続き)
2. アル中は原因不明不明だし,アル中になったからと言ってその人がダメな人とか意志の弱い人であるとは
  一概に言えない。実際入院している人は大方はフツーの人である。でも当然ながら(残念ながら)明らかに
  ダメ人間であるせいでアル中になった奴もいる。どこの病院にも。即ちアル中になんてならなかったとし
  てもどのみち一生碌な事はしないであろうような人間。職員達が微妙に自分らを見下している感じがする
  ことも無きにしも非ず,だし。
  そんな連中とも少なくとも3ヶ月はつき合っていかなくちゃならないんだから,そりゃ当然あんまり愉快に
  は過せないよ。

・・・という事だそうである。そういった気分/実例はこの作品によく描きだされている。つまりコミカルに描い
てはいるが,生々しい作品だと云う事だ。
アル中になど縁のない読者が読んで面白いかどうかは僕にはかえって判断しづらいけれど『失踪日記』を読んで気に
入った人はこれも読んで損はないと思う。
★★★

100:無名草子さん
13/11/07 09:47:55.31 .net
呉智英/筑摩書房『吉本隆明という「共同幻想」』

呉が言っている事にはおおむね僕も同意する。でも吉本御大が亡くなってからこんな本を書いても
大した意味はないと思う。すなわち25年以上前には書かれているべきだった本である。
実際は呉もその当時は「吉本隆明は何故強いか」などと題してヨイショじみた講演などしていたのだ
から「こいつ日和りやがったなw」と思われても仕方があるまい。
★★

101:無名草子さん
13/11/07 09:58:52.49 .net
>88 はメディアファクトリー新書

102:無名草子さん
13/11/08 19:58:40.25 .net
トクヴィル/岩波文庫『アメリカのデモクラシー』(上)

政治学専攻の人間でもなきゃ退屈で読めないと思う。中途挫折したので評価なし。

103:無名草子さん
13/11/08 20:09:44.48 .net
副島隆彦・石平/徳間書店『中国人の本性』

小室直樹一派は「自分達こそ世界レヴェルの学問を知っている本物の知識人/学者」であるかのように
言いたがるけれど,それは甚だあやしい。副島隆彦もこの本で単なる思いつき程度の話を連発しては
石平氏に軽く受け流されている。


104:無名草子さん
13/11/08 20:24:20.97 .net
宮台真司+福山哲郎/幻冬舎新書『民主主義が一度もなかった国・日本』

宮台真司も、この民主党が政権を執ったばかりの頃出した対談本では浮かれて「自民党は20年前すでに
退場しているべき政党だったのです」「鳩山首相のサミットでの演説は各国首脳を感動させました」などと
駄法螺を吹きまくっている。苦笑するほかはない。


105:無名草子さん
13/11/09 19:54:57.83 .net
小林由美/文春文庫『超・格差社会アメリカの真実』

書名はアレだけど,これはたぶん今手に入るアメリカ論の中で最上のもの。
この程度の基礎知識もなかったらアメリカについては何も語れない。
★★★★★

106:無名草子さん
13/11/09 19:58:12.18 .net
山田克哉/講談社現代新書『核兵器のしくみ』

オウムのサリンと同じく,核兵器を作るのも理屈だけで言えば大してむつかしくはないが
実際には大がかりになりすぎるので個人では無理,というのがわかる。
★★☆

107:無名草子さん
13/11/09 20:55:25.66 .net
永遠の0

冒頭の零戦搭乗員の証言にある祖父像がいただけなくて萎えてしまう
乱戦時は戦場から逃げるわ、捨身で味方爆撃機を援護しないわ、
挙句、命は惜しいです。死にたくありません。とか、そもそも虫の好かないタイプ

後半以降、段々と祖父の良い面が描きだされてくるわけだが、
第一印象が非常に悪いので、もはや好感が持てなくなってしまい手遅れ

ストーリーは真相解明によるどんでん返しは面白かった
また、零戦搭乗員の視点による当時の戦術や戦の大局が語られて勉強になった


祖父のヘタレっぷりにより減点1
総合:★★★★☆

108:無名草子さん
13/11/10 08:50:15.87 .net
「編集手帳」の文章力 竹田政明 だったかな

老害みたいな人物でほとんど参考にならなかった
その辺にいる偏った考え方に固まった老いた男性と変わらない
個性は必要だが尊敬できない年輩者はうざいだけ
読売新聞ということで推して知るべしだった

109:無名草子さん
13/11/10 20:03:46.18 .net
谷 徹/講談社現代新書『これが現象学だ』

竹田青嗣のNHKブックス『現象学入門』はよく読まれているらしいけれど,あれでは現象学は
わからないと思う。元々現象学専攻の学者に言わせれば基本的に間違っているらしいし。
僕なら断然こっちをお奨めする。
★★★

110:無名草子さん
13/11/10 20:42:19.64 .net
モンスター


女の人生において美しさと醜さが残酷なまでに交錯する描写は惹きつけられたのだが、
いかんせん美しくなった後の主人公の女の心の醜さが不愉快だった
痛快でなく単に不愉快であった

★★★☆☆

111:無名草子さん
13/11/11 19:34:41.55 .net
代々木忠 マルチエイジレボリューション

なんの知識もなく読みました。怖かった。

★★☆☆☆

112:無名草子さん
13/11/11 20:19:53.46 .net
柳下毅一郎/洋泉社『新世紀読書大全』

ガース柳下は唐沢俊一に「文章が下手」と言われて大いにむくれていた。「僕は文学をやっているのだ」と。
しかしそういう流れの悪い美文趣味≒翻訳口調が抜けないから,たとえばアイン・ランドの話とか,町山の
ものと較べたらあんまり面白くもならないのだと思う。
まぁそこが持ち味とも言えるわけだから,言っても詮ないことなのだが。
★★

113:無名草子さん
13/11/12 11:08:51.21 .net
酒井順子/角川文庫『ほのエロ記』

「チアガールの中で最もエロいのは甲子園の応援チア」「タイのオカマで見てて面白いのは
キレイ過ぎない子」といった観察・考察を書きつらねている。
僕も「まぁ確かに微妙にエロいって言ったらそういうたぐいだよねえw」と思った。
★★☆

114:無名草子さん
13/11/13 10:46:30.27 .net
そりゃ大学生にもなって本気でチアやってる娘はちょっとアレだし
女よりキレイなオカマじゃエロくはないわな

115:無名草子さん
13/11/13 18:32:17.87 .net
春の岬旅のをはりの鷗どり浮きつつ遠くなりにけるかも

この序歌と『甃のうへ』以外にはみるべきものなし。(「太郎を眠らせ・・・」?
「淡くなかしきもののふるなり」? 僕にはあまり大したものとは思えぬ。)

116:無名草子さん
13/11/13 18:34:33.10 .net
書名を忘れていた。新潮文庫『三好達治詩集』
出てない漢字は「かもめ」

117:無名草子さん
13/11/13 19:16:14.09 .net
藤田一照+山下良道/幻冬舎新書『アップデートする仏教』

僕が学生の頃から仏教・東洋思想について漠然と考えていた事がある。それはたとえば―

・大学の時何冊か読んだ般若心経の入門書の類はどれもこれも何を言っているのやらわからなかった。
 (いくらか見当がついたのは10年後,ソシュールの言語学や井筒俊彦の著作などを通じて,である。)
 今考えると分からなくて当たり前だったのだ。たぶん書いた当人も分かっちゃいなかったのだから。
 つまりそれほど日本の僧や仏教学者というのは低レヴェルであるということだ。

・その井筒俊彦や西脇順三郎,『老子』『荘子』『ブッダのことば スッタニパータ』等々には心惹かれるものが
 あったのだけれど,困ったのはこれらの本に書いてあるような境地に至る道・修行法の類については
 教えてくれる本が何もなかったことであった。わかる人には修業などしなくてもわかるのであろうけれ
 ど,だから「わかる奴だけわかればいい」ではあんまりな話である。

(続く)

118:無名草子さん
13/11/13 23:48:36.51 .net
・と言って,修行法がマニュアル化されていて誰でも神秘体験が出来るからとオウム真理教ごときに
 惹きつけられるほど僕もナイーヴではない。神秘体験などしたところでバカはバカ,というのは彼ら
 を見ればわかることである(著者たちにはあの事件は大ショックだったらしいが)。

・そもそも神秘体験などを有難がるのは仏教というよりはヒンドゥー教というべきだし,釈迦牟尼は
 そんなレヴェルは乗り越えたところに至ったから偉大なのだ。
 小池龍之介『考えない練習』なども精々“精神健康法”といった程度のものである。そんなレヴェル
 で悦に入っているようでは話にはならない。

119:無名草子さん
13/11/14 00:02:16.47 .net
・思うに宗教は「やむを得ず,信じざるを得ないもの」であるべきだ。そして宗教にも賞味期限がある。
 「原理主義」なんてものが幅をきかせている宗教などはもうお終いにした方がよい。
 今でも仏教に可能性があるとしたら,それは多分“釈尊に帰れ”というところ以外にない。

・・・といったところである。そういう僕にとって,この本は啓示であった。―いや,凡そ仏教に真面目な
関心を持つほどの人間は絶対にこの本は読むべきだ。実際のところ読んでも僕程度にも理解出来る人間は滅多
にいないだろうけれど,たとえ今は理解出来なくとも,である。
★★★★★

120:無名草子さん
13/11/14 11:55:27.52 .net
松本哉/ちくま文庫『貧乏人の逆襲!』

貧乏でもリサイクル店をやったり貧乏旅行したりデモやイヴェントをやって騒いだりしてれば
楽しく生きられる,と云った話。まぁこの著者はそういうのが根っから好きなんだろうけれど
僕は自分も参加したいとは正直あんまり思わなかった。
★★

121:無名草子さん
13/11/14 18:13:27.08 .net
秋元康/NHK出版『趣味力』

仕事と趣味を全く性質の違う物を持つことによって日々が楽しくなる、という内容。
やりたいことを今始める、2003年当時40代の氏からのもう1つの人生のススメ。
いつやりたい趣味が見つかってもいいように、お金を用意しておくのもアリかも、と思えた。
★★★

122:無名草子さん
13/11/15 19:57:43.92 .net
八幡和郎/平凡社新書『世界の国名地名うんちく大全』

世界の国旗図鑑とか、この手の本は誰が読んでも結構面白いんではないかしらん。
買ってまで読みたいかどうかはとも角。
★★☆

123:無名草子さん
13/11/16 19:51:34.92 .net
洋泉社MOOK『大宇宙映画超読本』

ぜんっぜん面白くない。今の洋泉社ムックにたとえば平山夢明が“デルモンテ平山”名義で
書いていた時代の面白さを期待すると落胆すること間違いなし。


124:ケイ
13/11/16 23:52:56.88 .net
kindle版「コール待ちの夜」
夜の仕事で働く人の触れ合いの物語。

125:無名草子さん
13/11/17 NY:AN:NY.AN .net
582 :名無し物書き@推敲中?:2012/10/06(土) NY:AN:NY.AN
ネットのコピペが選ばれちゃう審査基準って・・・

583 :名無し物書き@推敲中?:2013/04/17(水) NY:AN:NY.AN
888 :阿部敦良 :2013/02/25(月)NY:AN:NY.AN
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
          小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞
          2ちゃんねる創作文芸板出身文学賞受賞作家 阿部敦良

584 :v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2013/05/08(水) NY:AN:NY.AN
そのコピペなついなあ

585 :名無し物書き@推敲中?:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN
半分懸賞みたいなこの賞で、新人賞とったかのように威張ってる人がいたから、
おもしろがって揶揄して最後の行つけたしてワナビ煽りコピペにした ってかんじでそ

126:無名草子さん
13/11/17 19:59:47.49 .net
大友博/集英社新書『エリック・クラプトン』

E.クラプトンの伝記。元ロックンローラーの僕には面白いけれど,こういうものに
どれほどの需要があるのかはよくわからない。
★★☆

127:無名草子さん
13/11/18 19:48:33.90 .net
マルクス『資本論』

イエス=マルクス,聖書=『資本論』,前衛党=使徒・パウロ,最後の審判=革命,至福千年=プロ
レタリア独裁・・・つまりはマルクス主義とはキリスト教の代用品なのであった。


128:無名草子さん
13/11/18 19:53:14.57 .net
フロイト『精神分析入門』

人間を目に見えない形で支配しつき動かしているのは神ではなく無意識である。

129:無名草子さん
13/11/18 19:58:16.70 .net
ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』他

神は死んだ,はわかるけれどなんでその代わりのように“超人”なんて何やら崇高なものを持ち出さねば
いられないのか,日本人の僕にはよくわからない。

130:無名草子さん
13/11/18 20:07:56.34 .net
フェルディナン・ド・ソシュール『一般言語学講義』

「人間が言語を操っているのではなくその逆である」という発想はのみ込みにくい(吉本隆明もまったくの
珍解釈をしていた)。僕はのみ込めるまで10年近くかかった。
しかしのみ込めたとしてもこの講義は(本人も自覚していたように)あまりに非実証的過ぎると思う。
チョムスキーはまだしもソシュールにのめり込むのは危険である。

131:無名草子さん
13/11/18 20:10:27.00 .net
クロード・レヴィ・ストロース『親族の基本構造』

人間を目に見えない形で支配しつき動かしているのは神ではなく“構造”である。

132:無名草子さん
13/11/18 20:21:44.99 .net
アーサー・C・クラーク『幼年期の終り』

SF版“至福千年”の時代が到来する至極キリスト教的な物語。

アーサー・C・クラーク/ハヤカワ文庫『2001年宇宙の旅』

これを読むとかの映画版も実は至極単純な話(『幼年期の終り』と発想は一緒)なのがわかる。

133:無名草子さん
13/11/18 20:26:55.76 .net
19世紀末以来のヨーロッパ人の神の代用品を探す旅は今後はどこへ向かうのやら
僕にはよくわからない。

マルクス主義はファシズムだから別として,以上いづれも★★★☆

134:無名草子さん
13/11/18 22:59:14.17 .net
スレ汚し

135:無名草子さん
13/11/19 19:29:18.27 .net
藤山六輝/彩図社文庫『海外アングラ旅行』

これと言って大した話もなし。


136:無名草子さん
13/11/19 19:31:45.22 .net
柴田英寿/朝日新書『サラリーマンのための「会社の外」で稼ぐ術』

「社外人脈を広げよう」だの「アフィリエイトやって儲けよう」だの・・・(失笑)。


137:無名草子さん
13/11/19 19:40:21.08 .net
森巣博/講談社現代新書『日本を滅ぼす<世間の良識>』

「日本てマスコミも政府も国民もダメな国やね~。オレはオーストラリアに住んでるから
まぁええんやけどもねw」と云ったふうな調子でダラダラ書き流している。
・・・言いたいことが特にないなら黙ってりゃいいだろ。


138:無名草子さん
13/11/19 20:02:18.67 .net
真樹日佐夫/東邦出版『誰でも勝てる! ケンカ入門』

「こういう技の数々を相手を見つけて練習して身につけておけば誰でも喧嘩に勝てる」という本。
それじゃ「誰でも」じゃないだろw まぁ読みものとしては面白いからいいんだけど。
まぁむしろまったくのシロウトには「誰でも(ケンカなどせず)逃げられる方法」を教えた方が有益で
あるように思われる。
さらに大事なのは「最初っから危ないところへは近づかない」「インネンつけづらい雰囲気を漂わせた
人間であること」であろう。
★★★☆(真樹先生追悼の意を込めて)

139:無名草子さん
13/11/20 19:05:39.92 .net
田中啓文/アスキー新書『聴いたら危険! ジャズ入門』

「フリージャズはクレイジーでうるさくて楽しいのに,ライブ演ってもあんまり客が来ない」のだそうな。
まぁ確かに「君を守りたい~♪」と云ったような事ばっかし歌っている連中よかマシではあろうけれど,何しろ
山下洋輔も言ってるように「今後ジャズの聴き手が増えていくことはまず期待出来ない」だろうしなあ。
ロックも今さら感が漂うし,ヒップホップがここ20年も黒人音楽の主流というのも何だかなと思うし,ポップ・ミュ
ージックは今後どこへ向かうやら。
★★☆

140:無名草子さん
13/11/20 19:46:18.65 .net
中村敦彦/ベスト新書『崩壊する介護現場』

著者はデイサービス2か所の経営者でもあるフリーライター。介護保健制度のせいでこの業界の
人間は「変わった人」だらけだそうな。< 働く人の10人に2人は人格障害・精神病者・神経症患者,
1人は一所懸命な性格破綻者,2人以上はまるでやる気のない人間(中年童貞率高し) > < 経営者はヘン
な宗教的カリスマめいた人物だらけ > だという。
おまけに女性職員には副業が売春やAV嬢というのが少しもめずらしくないのだ,とか。

著者の話はちょっと面白すぎる気もするし,深刻な問題なのに何だか笑ってしまう。「僕が居たことの
ある警備業界よりひでえなw」などと。
★★★☆

141:無名草子さん
13/11/21 23:17:52.02 .net
夕されば小倉の山に鳴く鹿は今夜は鳴かず寝ねにけらしも

142:無名草子さん
13/11/22 19:40:26.93 .net
山下洋輔/小学館文庫『山下洋輔の文字化け日記』

この人の昔のエッセイの面白さの片鱗でも・・・と思ったのだけれど,身内以外にはどーでもいいこと
しか書いてないただの日記でした。


143:無名草子さん
13/11/23 19:25:00.19 .net
浅田次郎/小学館文庫『つばさよつばさ』

こちらは片鱗くらいはあった。食べ物にまつわるエピソードが笑える。
★★★

144:無名草子さん
13/11/23 19:33:30.94 .net
浅田次郎/小学館文庫『アイムファイン!』

前掲書の続編。こっちはちっとも面白くない。編集もこれでは売れないと思ったらしくオビに
「ショートストーリーズ」などと書いて短編小説集のように見せかけようとしている。アマゾンの
レビューでは概ね好評だけど。
(どうもこれに限らずアマゾンのレビューは謎だ。)


145:無名草子さん
13/11/26 10:55:45.06 .net
竹書房『プロレス最強の名勝負はコレだ!』

コンビニで売ってた所謂ムック。この手の本としては文章がしっかりしていて面白い。
対アンドレ戦を振り返ってみると(ショーだろうがなんだろうが)ハンセンも前田もやっぱり
凄い男だったんだな,と改めて思わざるを得ない。
★★☆

146:無名草子さん
13/11/27 18:55:07.65 .net
副島隆彦・武田邦彦/幻冬舎『原発事故、放射能、ケンカ対談』

副島:放射能なんか平気。私は福島行って確かめてきた。日本人はすぐ立ち直ります。先生,そうでしょう?
武田:・・・

 ・・・と云ったふうな対談。


147:無名草子さん
13/11/27 19:17:19.30 .net
酒井ひかり/彩図社『海外とほほ旅行』

この著者は小心者の割りに好奇心が強くて,わざわざ辺鄙なところばかり選んで出かけて行く。
「大丈夫かな」と思っているとやっぱり大丈夫でなく、初っ端からオーストラリア人のレズビアン
女に迫られたりセクハラの連続、ドタバタ珍騒動続きで大いに笑える。
★★★☆

148:無名草子さん
13/11/30 10:45:23.99 .net
鉄人社ノンフィクション編集部『映画になった戦慄の実話』

この本,僕は一昨年コンビニで買ったのだが,評判が良かったらしく最近また売ってた。
実際面白い。簡潔な文章が期せずしてハードボイルドな味わいを醸している。
★★★

149:無名草子さん
13/11/30 11:27:01.18 .net
栗原裕一郎/新曜社『<盗作>の文学史』

井伏鱒二が『黒い雨』を書くに当たって実在の人物の日記から“盗作”したという話は僕も聞いた
ことがあるが,この本読むとそう単純な話でもなさげである。
庄司薫が『ライ麦畑でつかまえて』を模倣している,という批難は馬鹿々々しいものだと思うが
この本読んでますますそう思った。

・・・と云った興味深いところはいくつもあるものの,全体としてはこの本500頁近くもあり定価も
3,800円+税というのでは誰にでもお奨めという訳にもいかない。よほど文学とゴシップが好きな
人はどうぞ。
★★★

150:無名草子さん
13/12/01 20:05:49.62 .net
中島義道/河出ブックス『ニーチェ ニヒリズムを生きる』

言ってる事が間違っているとも思わないけれど,この男がニーチェについて偉そうに
語る理由がどこにあるのかわからぬ。


151:無名草子さん
13/12/02 10:57:24.58 .net
八幡和郎/ソフトバンク新書『本当は恐ろしい江戸時代』

内田樹が「江戸時代,日本は世界一教育水準が高かった」と言っているのはウソである,とか
なぜ幕府は金がなくていつもピイピイしていたのか,と云った類のいろんな疑問が解けた。
江戸時代というのはどうもいじけた感じのするいやな時代だ。
★★★

152:無名草子さん
13/12/02 11:08:39.42 .net
勝山実/太田出版『安心ひきこもりライフ』

若い頃のノイローゼ(鬱?)で障害年金貰って暮らしてるダメなおっさんの面白くもない寝言。
今はよほど重くもなければウツ程度じゃそんなものは支給されないから参考にもならない。


153:無名草子さん
13/12/02 11:11:16.70 .net
鉄人社ノンフィクション編集部『映画になった戦慄の実話 2』

>148 に同じ。

154:無名草子さん
13/12/04 19:12:15.19 .net
鉄人社ノンフィクション編集『映画になった奇跡の実話』

売れたもんだから調子に乗ってシリーズ化するつもりらしい。この本は少し文章が舌足らずになっているけれど
まだ面白い。TVに『世界仰天ニュース』なる番組があるが,あれを2,3倍濃くしたような感じ。
例えば“兄の冤罪を晴らすために妹が弁護士資格を取って闘い,18年目にして無罪釈放と賠償金をを勝ち取った”と
いう話も実際はまったく(番組のようには)ハッピーエンドでは済まなかった,という具合に。
★★☆

155:無名草子さん
13/12/04 19:21:57.22 .net
カラスヤサトシ/竹書房『オレなんかが親になって大丈夫か?』

漫画だけど,いいや。
カラスヤサトシはギャグは一向に面白くもないが,いわゆる「巧まざるユーモア」の
ある人である。このマンガも「こんなに自分の赤ちゃん(女の子)をまったく可愛い見
た目に描こうともしないマンガってのも珍しいね」といった風で奇妙に可笑しい。
★★☆

156:無名草子さん
13/12/05 00:01:50.26 .net
山内昌之/新潮選書『嫉妬の世界史』

新潮新書によくある,明らかに新刊の員数合わせのために適当にでっちあげた本。
気軽な読み物としても大して面白くない。
まぁ「徳川慶喜は非常に性格の悪い男で,家臣みんなに(勝海舟にまで)嫌われていた」
という話はなんだか奇妙に可笑しかったけど。
★☆

157:無名草子さん
13/12/06 05:46:52.28 .net
村井幸三/新潮新書『お坊さんが困る仏教の話』

これも「80歳過ぎた実質素人のジイサマの本なんて自費出版すりゃいいだろ」と云ったようなもの。


158:無名草子さん
13/12/07 11:05:02.49 .net
樋口裕一 編著/だいわ文庫『クラシック名曲名盤独断ガイド』

タイトルの割には妥当な選択が多い。むしろベスト3だけではなくワースト1がもれなく挙げられているのが
変っている。バーンスタイン+ウィーン・フィルの『大地の歌』に於けるフィッシャー=ディースカウの歌唱につ
いて「作り過ぎで気持ちが悪い」なんて書いてあるのはこの本くらいだろう。
まあこういうものは飽くまで読み物で,初心者は“レコード芸術推薦”とオビに書いてあるCDを選んでおけば
さほど酷いものを&#25681;んでしまう配はないのである。
★★★☆

159:無名草子さん
13/12/07 11:06:10.84 .net
↑「つかんで」

160:無名草子さん
13/12/08 11:04:33.64 .net
副島隆彦/幻冬舎新書『なぜ女と経営者は占いが好きか』

邱永漢先生曰く「努力や才覚だけでお金持ちになった人は見たことがない」。すなわちそういう事は
運による部分が大きいらしい。だからたぶん僕がお金に縁がなく(そもそも大して関心がなく)占いにも
全く興味がないのは同じ心性の二つの表れなのだろう。
・・・というわけで,この本も読み終えた途端に内容をすっかり忘れてしまったので評価無し。

161:無名草子さん
13/12/09 20:31:56.77 .net
高橋洋一/小学館101新書『「借金1000兆円」にだまされるな!』

“「国債暴落説」「財政破綻論」など煽るエコノミストはただの馬鹿または財務省のポチ”というのは
正しい,と思う。しかし「日本政府には650兆円もの資産があるから大丈夫」というのは違うだろう。
例の(実際には使えそうもない/使うべきでもない)埋蔵金の話と言い,この「日本大丈夫論者」もあん
まり信用は出来そうもない。
まあTVに出るような人間の言う事は基本的に真に受ける方がバカなのである。「消費税率を上げたら
日本は戦後最悪の不景気のどん底に落ちるだろう」(山口正洋)とか,3年半前に「日本の原発は近い
将来間違いなく取り返しのつかない大事故を起こすだろう」(僕の友人)なんて事を平気で言うような
人間がTVその他に呼ばれるわけはないのだから。


162:無名草子さん
13/12/10 20:16:13.44 .net
大野晋/岩波新書『日本語の源流を求めて』

一般に古代のことについては専門家でもあんまり大したことは言えないもので,この本の「日本語は
南インドから来た」という説が正しかったとしても―読めばわかるとおり―実証は不可能である。
言語学/国語学というのは元来変わり者でないと出来ないような学問で,こんな面白いものではない。


163:無名草子さん
13/12/11 09:11:33.72 .net
筋肉少女帯の大槻けんじ?の本を何年か前に読んだ。
タイトルは、忘れたが、出てくる言葉が、今はほとんど使われない死語のオンパレード(←これも死語だけど)
死語を使うとその人の時が昔で止まってるように思えるから注意した方がいいと思った。

164:無名草子さん
13/12/11 10:59:29.49 .net
オーケンはサブカルとして敢えてやってるんだろ

165:無名草子さん
13/12/11 11:54:05.12 .net
更科功/講談社現代新書『化石の分子生物学』

僕は「ネアンデルタール人と現生人類のあいだには交流があったのかなかったのか」という問題にずっと
関心があった。この本によればそれはある程度解明されたらしい。近年ネアンデルタール人の化石から
採取したDNAを増幅・解読する,なんてことが出来るようになった結果,吾々モンゴロイドとコーカソイド
(白人)にはネアンデルタール人の血が混じっているのがわかったというのだ。

ミトコンドリア・イヴ―現人類は全員古代にアフリカの大地溝帯のどこかに住んでいた一人の女性
の子孫であるという話―の事もなぜそんな事が言えるのか,この本を読んでやっとわかった。

・・・といった按配でこれは僕には非常に興味深い本であった。
★★★☆

166:無名草子さん
13/12/11 22:03:14.83 .net
8勝2敗で日本の勝ち
川口マーン

おばさんの小言。
ゴミ箱にその本を捨てた。

167:無名草子さん
13/12/16 19:56:25.56 .net
日垣隆/幻冬舎新書『秘密とウソと報道』

今思えばこの頃既に日垣隆は終わっていたようである。唯一科警研に呼び出された話が面白かった。
足利事件のDNA鑑定がまったく信用できない所以を述べて連中(8人がかり)を軽く論破した話。
まあ案外とシロウトでもちょっと勉強すればわかることは多いのである。去年「子宮頸癌ウィルスの
予防接種など有害無益」とブログで警告した僕の友人のように。


168:無名草子さん
13/12/16 20:04:22.35 .net
内田樹/文春新書『私家版・ユダヤ文化論』

ユダヤ人が賢いのは「自分が現在用いている判断枠組みそのものを懐疑する力」があるから
というのは間違ってはいないが,そんな事は見りゃ誰でもわかることである。
どうも無駄に長たらしい本だ。内田が地方の3流大学の教員で終わったのもむべなるかな。


169:無名草子さん
13/12/20 18:44:09.13 .net
北杜夫/新潮文庫『マンボウ遺言状』

読まなくても内容の想像はつくような本だが,唯一埴谷雄高があれでエロ話の探求者だった、という
話が面白かった。埴谷さんは「ヨーロッパではもう紀元前から“山羊とヤるのが一番いい”と言われて
いた」なんて事を教えてくれたとか。
★☆

170:無名草子さん
13/12/20 19:01:08.13 .net
下田淳/筑摩選書『ヨーロッパ文明の正体』

著者はどうやらM.ウェーバーやJ.ダイヤモンドの向こうを張って「なぜヨーロッパのみが
技術文明を発達させ,逸早く資本主義化するのに成功したか」を解明しようとしたらしい。
僕はしかし『銃・病原菌・鉄』も「なんだかまわりくどい本だなあ」で中途挫折したような人間
なので,この本は(最後まで読んだものの)著者の試みがどの程度成功しているか,評価不能
である。
歴史家というのはこういうものなのか知らん。

171:無名草子さん
13/12/21 11:06:29.09 .net
若田部昌澄+栗原裕一郎/ちくま新書『本当の経済の話をしよう』

若田部先生の説明は立板に水だけど,調子が良すぎてなにかだまされているような気分にもなる。
聞き手の栗原氏もさして深く理解・納得しているようにも見えない。この本だけで経済学を凡そでも理解
するのはたぶん無理である。
それに「どんな分野であれ,理論的にあり得る事を予見できないようなものは学問と呼ぶべきではない」
以上,若田部氏がこれまでそういう事が出来ていたか検証した上でないとどうも真剣に読む気が起きぬ。
(東谷暁『エコノミストを格付けする』では“日本の現実よりP.クルーグマンの言う事の方が大事な人”と
いう扱いだったし。)
★★

172:無名草子さん
13/12/22 10:47:07.13 .net
レイモンド・P・シェインドリン/河出文庫『ユダヤ人の歴史』

何の説明もなく,例えば“アシュケナージム”なんて言葉が出てくる。
なぜ注をつけないのだろう? これではフツーの日本人にはわからぬ。


173:無名草子さん
13/12/22 11:04:22.43 .net
別冊裏モノJAPAN vol.1 『怪しい現場全部のぞいてみた』

鉄人社の古いコンビニ本だが,どこかで見つけたら買っておくといい。面白い話が多い。例えば―

・最近のラブドールは良く出来ているが高価なので、風俗業者が貸し出しサービスを始めたそうで、これを借りた記者が
 女子高校生の制服まがいの衣装を着せたそれを車椅子に乗せてお花見の名所に出かけていったら、若い男たちに大受け
 だったそうな。まったくよくやるよ。
・「盗撮されたマヌケ盗撮魔たち」なる記事で、秋葉原(?)の路上でいかにもオタクくさい風体の男がカメラをメイド服
 着た女の子たちのスカートの中に向けている写真や、オッサンが書店で女子高校生のスカートの中を背後から狙っている
 写真など、見ていて可笑しいやら情けないやら。
・孤独死した老人などの部屋を片付け清掃する「遺品整理屋」の記事は話も写真も生々しくて少しぎょっとする。内容を詳しく
 紹介するのは憚られるが、遺品整理屋氏の悲惨な孤独死した人々についての意見は重みがある。
 「もちろん気の毒だとは思います。しかし自業自得と言うと言葉がきついですが、彼らはそういう生き方をしてきたんですよ。
 家族とも隣人などともコミュニケーションを取らずにきてしまった。1日1回でも話す相手がいれば、せめて死んだ直後に発見
 されることもあり得たかも知れないのに。」
 この整理屋氏、独居老人同士のコミュニティーを作ったり、死後24時間以内に発見するシステムが出来ないものか思案中だという。
 こういう本読んで日本社会(と自分)の行く末について考えさせられるとは思わなんだ。
★★★☆

174:無名草子さん
13/12/24 11:18:07.01 .net
福澤徹三/幻冬舎新書『もうブラック企業しか入れない』

「ブラック企業は離職率が高いので,いつも求人をしています」(第二章 ブラック企業に入らないために)とか
誰でも知っているような事やどーでもいいようなことばかり書いている。一体何がしたかったのだろう?


175:無名草子さん
13/12/25 18:12:05.21 .net
ヤマハミュージックメディア『亀渕昭信のロックンロール伝』

C&Wはアメリカ(白)人に圧倒的人気がある。でもスーパースターのハンク・ウィリアムズですら
日本では名前も知られていない…等々いろいろ勉強になる上に面白い。どうせなら「なぜ黒人は
C&Wが大嫌いなのか」なんてことまで書いてくれたらもっと良かったのに。
★★★

176:無名草子さん
13/12/25 18:35:33.18 .net
コリン・ジョイス/NHK出版生活人白書『「アメリカ社会」入門』

タイトルよりは大分軽いエッセイ。名前からもわかるようにアイルランド系イギリス人の著者によれば―
・アメリカは未だに宗教国家の色合いが強いのに対して、イギリスでは国民の多くがすでに宗教には関心を持たなく
 なっているらしい。
・アメリカ人のファースト・ネームには、イギリス人なら苗字にしかあり得ないようなものがよくあるらしい。タウン
 ゼント、チャンドラー、バークリー,などがそれ。

・・・なんてことに関心がある人はどうぞ。
★★☆

177:無名草子さん
13/12/26 05:39:26.43 .net
 
 最上川 逆白波の たつまでに ふぶくゆふべと なりにけるかも

 ブンガクくさくてつまんない歌だな。

178:無名草子さん
13/12/26 06:42:23.57 .net
久繁哲之介/ちくま新書『地域再生の罠』『商店街再生の罠』

どちらも失敗の分析は正しいのだろうけれど,「ではどうすれば良いのか」という処方箋の話になると
どうも一向に説得力がない。(たいていの人は「商店街のおっさんに“サンキューレター”なんて貰っても
なあw」「地方公務員が職員食堂ではなく地元の商店街で飲食したところで根本的な解決にはなるまい」と
思うであろう。)
結局基本的に地方の「再生」なんて無理なんじゃあないのかね。

でもまあ僕はそこそこ面白く読んだ。「他人の愚行を見物するくらい愉快な事はあまりない」(故倉橋由美子)から。
★★☆

179:無名草子さん
13/12/28 20:07:21.69 .net
許光俊/光文社文庫『世界最高のピアニスト』

「ブーニンやポゴレリッチは自らの頂点を極めた時が若すぎた」「アルゲリッチは天才
過ぎてどれ聴いても同じ」といった話。
そうだよなあ,天才というのはよくわかんない方向に行っちゃうね。山下和仁とかw
★★★

180:無名草子さん
13/12/29 11:23:49.82 .net
鹿島茂/中公文庫『文学的パリガイド』

僕のパリのイメージはアラン・ドロンの映画『フリック・ストーリー』などで見たなんだか“灰色の街”と
いった感じのものだ。ユトリロ描くところのパリの街もなんだか陰気な感じがする。たいがいシャンソン
にはぞっとするほど孤独感が漂っているし。
だからフロベールやモパッサン、ロートレアモンなど好きなフランス作家はいても、彼らとパリを結びつけた
このガイドブックを読んでもあまり行ってみたい気持ちにもならない。でも鹿島氏は随分楽しげに書いている
ので、つられて読んでしまった。
フランス人や中国人というと嫌な奴が多い、という定評があるが、鹿島氏はそれはわかっていてもフランスが
好きらしい。僕にはよくわからない。
★★★

181:無名草子さん
13/12/29 20:07:32.36 .net
紀田順一郎/ちくま文庫『東京の下層社会』

むかしいくつもあった東京の貧民街の話。四谷とか,みな軍の駐屯地等の近くにあったらしい。
残飯が出るから・・・。
★★★

182:無名草子さん
13/12/30 14:10:31.27 .net
中森明夫/アナーキー・イン・ザ・JP/新潮
学校の課題図書だったので読んだけどあまりにも酷い…文章はメチャメチャだしオチはないし、ラノベの方がマシなレベル
今まで読んだ中で1番酷かったわ…ある意味強烈だった

183:無名草子さん
13/12/30 20:39:39.20 .net
武田知弘/金曜日『税金は金持ちから取れ!』

著者は「消費税など要らない。80年代以前の税制に戻せば良い」という。著者を批判する人間は
「そんなことをしたら金持ち・大企業は日本から逃げ出してしまう」と言う。
僕は「ナニ今だって小金を持った人間は海外へ着々と逃げ出しているさ。東南アジアでは5,000万円
もあれば一生遊んで暮らせるし,見境なく何にでも消費税をかけるというのは実質名目の数字の3倍
以上の消費税率ということだもの」と思う。
★★★☆

184:無名草子さん
13/12/31 10:24:34.34 .net
中森明夫って今何やってんだろうね。
竹内義和とか,見なくなったサブカル系ライター多いな。

185:無名草子さん
14/01/01 18:57:15.53 .net
カレル・ヴァン・ウォルフレン+孫崎享『独立の思考』

言っている事はいちいち御尤もである。けれども―
・小沢一郎こそが愛国者である ← 国民の大部分は「マスコミが悪いって言うんだから悪い政治家なんだろう」
 くらいにしか思っていない
・”守旧派”が橋本龍太郎で“改革派”が小泉純一郎なのではない。逆である。 ← これも国民はちっともわかって
 いない。だからいまだに小泉氏の単なる思いつき発言などに注目が集まるのである。
・野田佳彦はISD条項について国会で質問されて「それについては,あの,よく知りませんで」などと答えつつTPP
 参加しようなどとという大馬鹿者であった ← 国民の大部分もそんなものは知らない。 

等々。
ではどうすればいいのかというと・・・大した結論もない。「アメリカ言いなりはある意味楽だが,もうやめよう。
“考える個人”が国家を支えるのだ」って言われてもな。
★★

186:無名草子さん
14/01/01 19:03:13.74 .net
↑角川学芸出版 刊

187:無名草子さん
14/01/01 19:39:25.11 .net
本村凌二/中公文庫『馬の世界史』

先だって青木健/講談社新書メチエ『アーリア人』なる本を読んでいると「アーリア人はもともと中央アジアで
牧畜生活をしていたが,馬に戦車を引かせる戦法を誰かが思いついて以来急に強力になり,たちまちインド,
ペルシアを制服した。ヨーロッパにも向かった一派もあったがこちらは結局北ヨーロッパに落ち着いてゲルマン
人の祖となった」といったようなことが書いてあった。
青木氏はしかし「なんで馬戦車なんてものがそんなに強力な武器になるのかは軍事の専門家でないからよくわからない」
と古代史学者にしては些か頼りないことを言う。それになぜ地中海世界は征服できなかったのだろう?

一方岡田英弘先生によると,中国がしょっちゅう異民族に征服されていた(たぶん周も隋も唐も,だ)のは中国ではあまり
馬が育たなくて,軍隊が歩兵主体だったからだという。

といったわけで,僕は「割合最近まで馬とモンゴル・中央アジアの騎馬遊牧民が世界史に果たした役割は非常に大きなものが
あるようだが今一つ実体がよくわからないな。誰か『馬の世界史』といった本でも書いてくれないもんかな。・・・いやもう既に
あるかも知れない」と思っていたのだが,本当に本屋で見つけたのがこの本。
実に面白い。いろんな疑問が解けた。
★★★★

188:無名草子さん
14/01/02 07:30:43.52 .net
仲正昌樹/NHKブックス『集中講義! アメリカ現代思想』

哲学も美術と同じくアメリカが今や世界の中心になっているらしい。ロールズなど「カント以来の偉大な哲学者」扱い
する人まで出ているのだそうな。
しかし僕はこういうなんだか中途半端に真面目な話はなんだか馬鹿々々しい気がする(仲正先生の書き方が,ではなく
アメリカ政治哲学そのものが)。その理由については永井均/産業図書『倫理とは何か 猫のアインジヒトの挑戦』第6章
をどうぞ。章題からして「これらの論議はどこがつまらないか」だ。
★★★

189:無名草子さん
14/01/02 07:35:29.89 .net
V.ナボコフ 若島正訳/新潮文庫『ロリータ』

ビッチなガキに振り回される男のドタバタ珍騒動。新訳で滑稽かつ感動的な小説だというのが
よくわかるようになった。(ロリコン男が読んでもたぶんガッカリするだけだからやめておけ。)
★★★

190:無名草子さん
14/01/02 08:05:27.93 .net
鹿島茂/朝日新書『セックスレス亡国論』

鹿島先生は現代日本の「結婚は恋愛結婚が当然」という風潮を疑問視し「お見合いというのは大変に
よくできた制度」だったのに、と残念がっている。
僕もそう思う。恋愛なんてものは誰にでも出来るものではないから。欧米はまだしも現代日本では。
鹿島氏は「若衆宿」の復活を唱えてもいる。「おばさま方に性愛の手ほどきをしてもらえ」というのは
良いアイデアのような気もするが・・・本気かしら?
★★★

191:無名草子さん
14/01/02 08:07:23.72 .net
「なんだか」って2回言ってしまった >188

192:無名草子さん
14/01/02 11:05:12.43 .net
ジェイン・エア C・ブロンテ/吉田健一訳 集英社

起承転結がしっかりしてて途中からはまった。話の内容で「青ヒゲ」と十二国記(序盤に主人公が災難にばっかりな所)を思い出したけど
まあ終わり良ければ良いよねロリが主人公だし(ry
次は嵐が丘だ・・・

193:無名草子さん
14/01/02 22:57:03.20 .net
江村洋/講談社現代新書『ハプスブルグ家』

ハプスブルグ家はもともと地方領主に過ぎず,神聖ローマ帝国の皇帝に選ばれた当時の当主も
「大した奴じゃないから傀儡として担ぐのには丁度良かろう」と選帝侯たちに思われたからに過ぎ
なかったらしい。
ところがこの(例のしゃくれアゴの)見かけからしてぱっとしない男が実は意外に頭脳明晰にして
やり手でしかも人望もあり,これをきっかけにハプスブルグ家が次第にヨーロッパで一、二争う名
門王家にのし上がっていく,というその書きぶりがまるで大河歴史小説のようである。
(「“神聖ローマ帝国”ってのもなんだかよくわからない国名だなあ、と高校生の頃から持っていた
疑問もこの本読んで氷解した。)
★★★

194:無名草子さん
14/01/02 23:05:04.81 .net
>>192
「イングランド文学はアイルランドやスコットランドに比べるとだいたいあんまり面白くはない。
モームなんて実につまらないね」と僕は思うけど,『嵐が丘』について言えば,少なくとも『ジェイン
エア』よりはずっと面白いと思いますよ。

195:無名草子さん
14/01/03 20:12:10.24 .net
服部正/光文社新書『アウトサイダー・アート』

郵便配達夫シュヴァルの理想宮、ダーガー絵巻,二笑亭、ワッツ・タワー等についての広くて浅い情報。
まあ好きな人はどうぞ。
★★

196:無名草子さん
14/01/04 11:14:39.42 .net
石井光太/新潮文庫『絶対貧困』

世界の最低辺の人々の暮らしぶりを紹介する本。スラムに住んでいる人たちなどはまだいい方らしい。
路上で生まれて路上で死ぬ(失礼な言い方を敢えてすれば)野良人間みたいな人たちもいるのである。
下には下がある。

フィリピンの鉄道沿スラムの人達はビタミン剤を飲むのだという。チキンのフライしか食べられないから。
そのせいで案外(不健康に)太った人が多いとか。滑稽・・・と言っていいものやら。
もっと呆然とするような話も続出するのだが,引用も憚られるので関心のある向きは買って読んで下さい。
★★★★

197:無名草子さん
14/01/08 23:46:45.18 .net
折口信夫『死者の書』

同性愛者特有の怪奇趣味 >例:モーリス・ラヴェル,妙に怪奇小説好きな三島由紀夫
同じく異様にまわりくどい文章 >例:ミシェル・フーコー
話がつながっていない

・・・の所為で,中途挫折。

198:無名草子さん
14/01/09 00:09:01.18 .net
藤田真一/岩波新書『蕪村』

蕪村は子規が“発見”し朔太郎が“郷愁の詩人”として評価を決定づけたのだそうな。
でも僕には俳句というのは蕪村のもの以外はどれもあんまり大したものとは思えぬ。
「芭蕉に駄句多し」というが,実際のところ「駄句ばかり」じゃないのか? 閑さや岩に
しみ入る蝉の声」なんてそんなにいいか?)

   愁ひつつ岡にのぼれば花いばら

★★★

199:無名草子さん
14/01/09 00:41:15.20 .net
>170 の続き。

考えてみればしかし,この本で疑問が氷解したこともあったのだった。
僕は昔から以下のようなことが疑問だったのだ。
・なぜモーツァルトの頃まで音楽家は地位がひどく低かったのか。
 当時は例えば料理人よりもえらいわけでもなく,オーケストラも与太者みたいな楽員が多かったらしいし。
・そのモーツァルトやベートーヴェン,或いは当時の有名人の死因を調べてもよくわからないらしいのは何故か。
 マルクスの頃になれば肺癌で死んだのが確実にわかるようだ。でもモーツァルトは何やら内臓の病気で死んだ
 らしい,という程度のことしかわからない。ベートーヴェンは酒とコーヒーの飲み過ぎで死んだというのも本当
 なのやら。

200:無名草子さん
14/01/09 00:59:16.22 .net
(承前)
・ちょっと古いヨーロッパの小説など読んでいるとよく“瀉血療法”なるものが出てくる。「悪い血を出す」という
 奇怪な治療法だ。なんでそんなむしろ体に悪いであろうことが治療法なんだか。もしかして西洋医学が発達した
 のは割と最近なのじゃなかろうか?

下田氏の本を読んだら思い当たった。氏の言う通りで,これらは(ほかの世界各地同様)職人/技術者というものの
社会的地位が低かったから,ということであるらしい。医者も音楽家も一種の職人に過ぎなかったのだ。例の床屋の
前の赤青のぐるぐる回る目印が動脈静脈を現している,即ち床屋は昔は医者も兼ねていたのだ,という話のように。

そんな状態から西欧がいち早く資本主義を発達させることが出来た理由は,技術をお金に換える市場を成立させる条件
が整っていた所為だと論じるのだが,僕にはこの説の当否を論ずるほどの知識がない。でも以上のようなことを知ること
が出来ただけでも読んで良かったのだ,と僕は考えを改めた。
★★★☆

201:無名草子さん
14/01/09 07:57:59.72 .net
副島隆彦/ビジネス社『あと5年で中国が世界を制覇する』
2009年に出た本を見直してみた。

◆中国はGDPで今年中に日本を追い越す(既にEUの下同率世界三位タイだ)
◆アメリカの世界覇権は終焉する。中国は2010年の終わり頃から保有資産の目減りに我慢ならず米国債を売り始める(ガイトナー財務長官
 は北京大学での講演で「中国の保有する米国債は非常に安全である」と述べて学生たちの失笑を買った)
◆その時オバマはドル切り下げを宣言し、更にデノミを実行せざるを得なくなるかも知れない。いづれ <1ドル=60円=2人民元 >の時代
 になるだろう。
◆2012年ドルは基軸通貨の位置を失い、IMFと世界銀行はその役割を終え、決済機能を持つ「新しい世界銀行(仮)」がカザフスタンのアルマティ
 に作られるだろう。
◆その後に来るのは「コモディティ・バスケット通貨体制」=「金・石油だけでなく、天然ガス、貴金属・レアメタルから農産物に至るまで
 実物資産を担保・裏打ちとする通貨体制」である
◆そのために中国は資源を求め世界各地にインフラストラクチャーを建設し、着々と世界帝国化を進めている。
◆ユーロは案外弱いから世界基軸通貨にはなり得ない

202:無名草子さん
14/01/09 08:00:10.96 .net
(続き)
◆これから世界は多極化には向かわず、BRICs及びEUが話合いで決めていく世界になる。BRICsの合言葉は「まずアメリカをつぶそうぜ」である。
◆中国はむしろヨーロッパから学ぼうとしているが、日本の先端技術、特に空気・水を浄化する技術と欧米文化は日本から輸入するほかないであろう。
◆中国もアメリカも最早北朝鮮など放り出そうとしている。中国には首都を北朝鮮のミサイルの届かない西安あたりに移そうとする計画もあるし
 ヒル全権大使は6ヶ国協議の後「北朝鮮問題からは撤退する」とポロリと言ってしまった。拉致被害者問題などは日本と北朝鮮の二カ国協議で解決
 するほかはないことである
◆チベットやウイグルも漢人化が進んでおり、これは止められそうもない。台湾も本音では独立ではなく中国内の経済特区になることを望んでいる。北京
 語を事実上の標準語にしているのがその証左だ。
◆“世界皇帝”デイヴィッド・ロックフェラーは可愛いシティ・バンクに35兆円もの(GMなどとは比べ物にならない額の)公的資金を注入させたが、実質
 200兆円もの負債を抱えていてはどうにもならない。2010年末にはもたなくなるだろう。彼はロックフェラー王朝の事実上最後の老皇帝である。

・・・当たっているところもないでもないが,うーむ(笑)。
★★

203:無名草子さん
14/01/09 08:36:43.05 .net
町山智浩/文藝春秋『教科書に載っていないUSA語録』

誰かの本に書いてあったが,僕らが子供の頃TVで視て憧れたアメリカ製ホームドラマ=中産
階級の世界/生活はアメリカでも戦後の一時期存在しただけであったらしい。
大学生の時「アメリカを見ていれば10年後の日本がわかる」とある教授に教わったが,これも正し
そうである。
つまり日本もこの本に書いてあるような“新たな階級闘争の時代”に入りつつある,ということだ。

まぁしかし,著者お気に入りの保守派のアイドルの眼鏡っ子,自称“口紅をつけた闘犬”サラ・ペイリンの
ようなパワフルな大バカ政治家が現れて楽しませてくれるようなことは日本では期待できそうもないね。

 こうして日本は終わる
 爆裂的にではなくめそめそと

★★★★

204:無名草子さん
14/01/10 03:46:57.01 .net
石井宏/新潮文庫『反音楽史』

「イタリアこそクラシック音楽の本場であると考えるべきだし,もともとそれが常識であった」(評者注:これは
本当だ,ただしモーツァルトの時代頃までは)。
「楽しく美しいイタリア音楽より重厚長大なドイツ音楽の方が偉大であるという考えが蔓延しているのはドイツ人
の陰謀・策略のせいだ」(注:イタリア人にもドイツ音楽こそ最高と考える人は少なからずいるから必ずしもこれは
正しくない)。

・・・といった風で,言いたいことはわかるのだがこの本がその証明に成功しているようには見えない。著者もモー
ツァルトが天才中の天才であることは事実上認めてしまっているし,ヴィヴァルディに関するエピソードは面白いけ
れど「自分は『四季』のような(一山いくら的な)音楽を愛聴している」などとは一言も言ってないし。
しかしまあ,エピソード集的音楽史の本として読むなら厚さも苦にならず楽しめる本ではある。
★★★

205:無名草子さん
14/01/10 11:05:57.62 .net
在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
よく分からないけど、流刑者の白丁が密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな??

市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
今では通称在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
遠くからでも、わざわざ通称在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日で、現在各所でクレーマーとなり問題を起こしている。

206:無名草子さん
14/01/11 10:52:11.25 .net
渋谷直角/扶桑社『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』

能町みね子や久保ミツロウ先生絶賛の駄目なサブカル男子女子の漫画。僕はそういう人たちの
生態はよく知らないので何が可笑しいのかよくわかりませんでした。作者本人も言ってる通りで
実に絵がへたくそだしw
★★

207:無名草子さん
14/01/12 20:24:55.76 .net
中島義道/講談社学術文庫『哲学の教科書』

小林秀雄やトーマス・マン、ドストエフスキーなどには哲学的なセンスはまったくないそうです。
そもそも哲学的な文学なんてものは,あるようでほとんどないと僕は思う。
但し中島先生も言う通り,J=P.サルトル『嘔吐』は「涙が出るほどすばらしい」稀有な例外,という
のには賛成。
(ついでに言うと,サルトルやベルモンド,ゴルチエの名前はジャンではなくジャン=ポールである。)

208:無名草子さん
14/01/12 20:28:42.59 .net
↑★★★

209:無名草子さん
14/01/13 00:33:15.26 .net
いつやるの?今でしょ!(林修・宝島社)
宝島らしいすっきり構造の人生哲学書。
本人の喋り口のうまさもあり受け止め易い内容。対人面での悩みにも良さそう
6章の勝負勘話はウメハラや羽生名人に通じる内容でなかなか興味深かった。

210:無名草子さん
14/01/14 08:54:05.13 .net
堀江貴文さんの「ゼロ」
官僚や政治家は、自分の知ってる中で、物事が起こったり、消えたりしなければ気がすまない女の性格みたいだとつくづく思い知らされた。
逮捕された時に官僚や政治家にITに詳しい人がいなかったために、
どんどん進んで行くIT企業のlivedoorは政治家や官僚に気に入られなかったのかもしれない。
堀江さんがIT革命は、これこれこういうものだと親切丁寧に政治家や官僚に教えていれば、何も問題がなかったのかもしれない。

211:無名草子さん
14/01/14 20:13:22.77 .net
清水義範/集英社文庫『夫婦で行くイスラムの国々』

僕は岩波文庫『ルバイヤート』や『アラブ飲酒詩選』や井筒俊彦が好きだ。この本も面白かった。
イスラーム建築の美しさには定評があるが,清水義範がイスラーム文化に関心を持ったのも初めての
海外旅行でタージ・マハルを見たのがきっかけらしい。「現物を見てしまえば、なんて美しいのだと声を
飲み、圧倒されるしかない宝石のような建造物」だそうな。
僕も写真を壁紙にしていたが,あれは不思議と飽きない。ほかの建築物も実物を見たい。世界3大料理
のひとつ,トルコ料理も本当に美味いらしいから食べてみたいもんだ。
★★★

212:無名草子さん
14/01/15 13:00:20.67 .net
竹内薫/講談社ブルーバックス『超ひも理論とはなにか』

数学的に整合性のあると考えられる宇宙の究極は10次元に住む「超ひも」である…って言われてもなぁ???

最近の素粒子物理学はもはや純粋数学同然で,物理学者がフィールズ賞を貰ったりしているらしい。殊に超ひも
理論ともなれば実験で証明できるような性格のものではないので「たぶん数式の読めない僕などには無理だろう
な」と思ってはいたのだが,うーむ・・・
つまらなくはなかったけどね。
★★

213:無名草子さん
14/01/16 00:29:53.61 .net
藤田令伊/集英社新書『現代アート、超入門!』

ピカソ『アヴィニョンの娘たち』やウォーホル『ブリロボックス』など具体的に作品をいくつか挙げて
解説している。でもそれは「なぜ現代においてはこういう作品が作られなければならなかったのか」
という理屈をつけているだけだ。
「如何に素晴らしい作品であるか」という話ではないし「好きだ」とさえ言っていない。

僕思うになんでも“芸術”なんてものになってしまってはお終いである。


214:無名草子さん
14/01/17 08:14:40.74 .net
中村のん/新潮新書『社長、その服装では説得力ゼロです』

タイトルとオビのイラストを見ると男性/ビジネスマン向けの本のように見えるけれど、大部分は女性の服の話である。
紳士服の話もないこともないが・・・

 「男の服のうち、もっとも好感度の高い究極のアイテムは白のカッターシャツ」であるから、高価でも良いものを買って
 スーツに合わせるのはもちろん「オフの日は、このシャツにブルージーンズと白いスニーカーを合わせる。あるいは、V
 ネックのセーターと合わせる」のが良い。

・・・などと仰言る。でも僕はそんな事をやって様になるような人は既にしてお洒落の達人だと思うな。それがたとえボタン
ダウンシャツであっても。
(お若い人は知らないかも知れないので付言しておくと,カッターシャツとは昔の和製英語で「ふつうの白いワイシャツ」
のことである。語源はわからない)
★★

215:無名草子さん
14/01/17 08:45:50.80 .net
眞鍋圭子/幻冬舎新書『素顔のカラヤン』

一時カラヤンの秘書的役割をしており、亡くなるまで家族ぐるみの親交のあった女性による回想。
カラヤンはレッスン生たちにいつも「オーケストラをドライヴしてはいけない」と教えていたという話は僕も聞いたことがある。
小澤征爾との対談でも「自分は若い頃乗馬を習っていて、ジャンプのレッスンの時、どうやって馬をジャンプさせたものか考え
あぐねていたら先生が笑いながら言った。“君が馬を持ち上げて壁を乗り越えるわけではないだろう? ジャンプするのは馬なん
だよ。君がやるべき事は、馬をジャンプしやすい状態にして壁の前まで連れて行くことだけさ”と教えられた。指揮も同じ事さ」と
極意を語ったらしい。
この辺,落合博満氏の打撃論みたいで面白い。「力づくでバットを振るのではなくバットの動きに手を添える気持ちで」という・・・。

意外だったのは、カラヤンが東洋思想に傾倒し、長年ヨガを実践していた話。禅の研究もしていたらしい。著者が「輪廻転生を信じ
ますか?」と聞くと「“信じる”とかじゃないよ。私にとっては“事実”なんだ」と答えたとか。

カラヤンという人は存外東洋的な精神の持ち主だったのかも知れない。アルメニア系でゲルマンの血はまったく入ってない人だし。
★★★☆


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch