25/07/13 12:46:00.14 5/lPQ++Z.net
試しに話しかけてみることにした。
「あ、あの…!ここは一体なんなんですか?理由もわからず私、荒野に立っていて」
ぬいぐるみは一瞬首を傾げたがすぐに理解したらしい
『ここはね…いや、ごめん。やっぱ言えない。異界のことを言いすぎるとあんたが元の世界に戻れなくなっちゃうからさ。』
29:もも
25/07/13 12:47:02.36 5/lPQ++Z.net
異界のことを知りすぎると元の世界に戻れなくなる?
そのことを聞いて私は怖くなって質問できなくなり、ぬいぐるみも特に話すことがないからか終始無言でぬいぐるみと歩いた
30:もも
25/07/13 12:47:55.74 5/lPQ++Z.net
しばらくぬいぐるみについていくとぬいぐるみが止まった
どうやらここが目的地らしい
「あー。情報を省いてあんたに教えるが、ここは元の世界に転移する装置だ。
だが奴が住み着いているところでもある。そこでこれをつけて欲しい」
31:もも
25/07/13 12:48:59.35 5/lPQ++Z.net
ぬいぐるみが取り出したのは長いロープの様なものだった。
私はそれを受け取り身につけた
ぬいぐるみが指をさしたところにおもちゃ箱がでかくなったような物がズラリとでてきた。
32:もも
25/07/13 12:49:31.85 5/lPQ++Z.net
そしてその中をぬいぐるみが進んで行く私をあらゆる不思議現象をここで見てきているのであまり気にならなくなってきた
そういえば、奴とは何だ?手紙にもぬいぐるみの話にも出てきたが…
33:もも
25/07/13 12:50:00.64 5/lPQ++Z.net
私がその疑問を口にするとぬいぐるみはこう言った。
「すぐに分かる。奴はデカい。あんたみたいに迷い込んだやつを奴は食っちまうんだ。
だから元の世界に戻そうとする我々を邪魔してくる。言い過ぎた。もう説明しない。」
34:もも
25/07/13 12:50:21.28 5/lPQ++Z.net
何も言わずぬいぐるみについて行ったところ奴は現れた。
奴は20mほどの大きさで周りにあるおもちゃを歩くたび壊していた。
奴は見たところ全身が赤く、鬼みたいな角が生えていた。
35:もも
25/07/13 12:51:01.45 5/lPQ++Z.net
私は怖くて足がすくんでしまって動けなかったがぬいぐるみが何かして私を浮かせて運んでくれた。
魔法のようなものなのだろうか?
36:もも
25/07/13 12:54:19.54 5/lPQ++Z.net
ぬいぐるみが私を安心させるように言った。
『大丈夫さ。奴はあんたを見つけられない。このロープをしてるからね。』
そうはいっても踏みつけられてしまうかもしれない恐怖と食べられてしまうかもしれない恐怖で自分では歩けないし体が動かない
37:もも
25/07/13 12:55:04.21 5/lPQ++Z.net
ぬいぐるみに運ばれているとふと疑問に思った。
なぜ奴はこんなにもデカいのにへんてこなヒントの紙があった建物を壊したりしなかったのだろう?
最初の書きかけの手紙を奴が破いたなら建物の中に入れれないはずなのに入っていた。
なんでだろうと思いぬいぐるみに聞いた。
38:もも
25/07/13 12:55:35.50 5/lPQ++Z.net
聞いたのだが、ぬいぐるみは答えてはくれなかった。
「あんた、いいのかい?戻れなくなるよ。」
と一言だけ言って。
39:もも
25/07/13 12:56:29.37 5/lPQ++Z.net
私は口をつぐんだ。元の世界に帰りたかったから。
それが目標だったし帰れなくなるのは怖い。
そうしてされるがままに運ばれていくとこれまたSF世界に出てくるような転移装置?らしき物が置かれていた。
40:もも
25/07/13 12:57:38.97 5/lPQ++Z.net
そこでぬいぐるみは何かカチカチとキーボードのようなもので操作していた。
数十分ほどすると奴が横切ったと思ったのになぜかこっちに走り出した
41:もも
25/07/13 12:58:13.87 5/lPQ++Z.net
『やばい…。なんでバレた?一応結界は張っているが持たないかもしれないな…。あんた!この中に入って!早く!』
私は今まで出したことないスピードでその転移装置?とやらに入った
42:もも
25/07/13 12:58:31.06 5/lPQ++Z.net
そして結界が奴によって壊された瞬間ー。私は見慣れた部屋のベットで飛び起きた。
43:もも
25/07/13 13:02:01.20 5/lPQ++Z.net
夢だったのか?
とにかく頭が混乱して考えられない
頭を整理すべくコーヒーを飲みその日はいつも通り過ごした
そして時が何年か経ったがその夢は不思議と今でも覚えている
44:もも
25/07/13 13:02:37.33 5/lPQ++Z.net
やたらとリアルなものだったが、あのことは夢だと思うことにした。
異界に迷い込んで奴に追いかけられた、なんて現実にしておきたくなかったからだ。
45:もも
25/07/13 13:04:42.21 5/lPQ++Z.net
私はそのことをすっかり忘れようとしたが忘れられない。
今となってはあの世界が何だったのかは知る由もないが
私の今まで生きてきた人生の中で最も不思議な体験になっただろう。
ー終わりー
46:もも
25/07/13 13:05:36.00 5/lPQ++Z.net
物語はこれで終わりですが質問があったら答えます
47:もも
25/07/13 13:18:25.42 5/lPQ++Z.net
すみません去ります
48:もも
25/07/13 13:51:59.14 5/lPQ++Z.net
残りは好きに使ってください