24/06/02 12:36:25.29 .net
このままではリリーヤの救出に間に合わない
一刻も早くリリーヤの元に行かなければ・・・だが目の前に立ちふさがるは帝国ネームド四天王の一人セレブリャコーフ
この女魔導師に後背を取られてリリーヤの元に辿り着く見込みはない
ならば・・・セレブリャコーフを正面から排除するのみ
「セレブリャコーフーッ! 勝負だ~~~ッ!!
殺された父のため・・・惨殺された仲間のため・・・我が友リリーヤのためッ、わ・・・・・・、私は戦う!」
「メアリー・スー・・・・・・とやらか? 一足遅かったようだな、今頃はデグレチャフ閣下がリリーヤというメス豚を処刑しているだろう
それにしてもようもグランツに可愛げのない真似をしおったッ、このメスガキが!!
図にのるでないぞ、グランツ如き小物の魔術とこのセレブリャコーフの魔術とではモノが違うわッ
デグレチャフ閣下直伝の魔導刃で尻の穴から脳天までブチ抜いてくれよう、フフフフフッ・・・・・・!!」
こ、この女魔導師セレブリャコーフの魔術は恐ろしい! 修羅場で嗤うやつの表情を見て心底また恐ろしくなったが・・・
「ウアアアァッ、いッ逝きやがれ~~~ッ!! キヤアーーーッ!!」
上空から吶喊するメアリー・スーに対し、空中に浮遊し泰然と待ち構えるセレブリャコーフ。
「ケッケッケッ、ムキになり我が魔術の間合いに入ってくるとは可愛いやつ、ほんに貴様はかわゆい!
かわゆければこそ・・・・・・クックックックッ!
その耳を削ぎ鼻を削ぎ手足を断つのがまた楽し・・・・・・イヒヒヒヒッ!」
セレブリャコーフの手前5メートルの地点で魔力砲を放ちすれ違いさま離脱するメアリー・スー。
魔力砲と短機関銃のダブルコンボ全弾命中! しかし剣魔弾の煙幕が晴れてみればまったくの無傷のセレブリャコーフの姿が!
逆にメアリー・スーを襲う右脇腹激痛と出血はセレブリャコーフに貰った魔導刃の一撃か!
「ば、ばかな、今の魔力弾と銃弾で、やつは絶命しているはず!?」
「ククククッ・・・・・・
膨大な魔力と火力にあかせたとしても誰しも魔力砲と銃弾で一撃必殺とうぬぼれるものではないわッ
帝国ネームド四天王といわれる魔導師であれば当然これぐらいの多重防殻と防御障壁の術式はあるわさ」
「こ、これじゃ斃しようがない、唯一の弱点は視界を確保するため開けている顔面だが
こ、これほどの達人に、顔面の面積だけを専門にカバーされたらおいそれと決まるもんじゃない
となると時間の問題で魔導刃に斬り殺されるのはこちら」
「あ、あとはドレイク大佐から聞いた難し過ぎると思ったあの魔術
伝説の魔導刃白刃取りだけ
わ、私にあの神術が、使えるのか?」
「ヒイヒッヒイ! 貴様はかわゆい貴様を嬲り殺すのは楽しいッ!」
「できるのか?」
メアリー・スーの再度の吶喊による魔力砲と銃撃を紙一重でかわし、逆にメアリー・スーの体に魔導刃で斬りかかるセレブリャコーフ
宝珠に魔力を注入し、全身に魔力の暴走を起こしながらも両手のひらに魔力壁を出現させセレブリャコーフの魔導刃を受け止めるメアリー・スー
「なに!? 我が魔導刃が!!」
「成せり!? 魔導刃白刃どり!」
零距離でセレブリャコーフの顔に魔力砲を叩き込み一瞬でミンチに変えるメアリー・スー
「ウフフフフ、アーハッハッハ」
メアリー・スー絶技開眼!
990:この名無しがすごい!
24/06/02 12:38:04.59 .net
ベルリク戦記は主人公がデフォで鬼畜過ぎて
主人公の悲壮感虚無感暗い情念が感じられないんだよな
991:この名無しがすごい!
24/06/02 12:39:05.63 .net
488 : この名無しがすごい!2016/07/02(土) 21:34:50.25 ID:g+B7ZQl9
「リリーヤ!! 神様!お願い! 間に合って!!!」
自らの負傷を省みずリリーヤの救出に急ぐメアリー・スー
その時前方の森から4機の空挺魔導師が上空に飛び上がった
「ターニャ・デグレチャフ!」
怨敵を目の当たりにしてメアリー・スーは思わず叫ぶ
「おや? これはメアリー・スー、今こそ絶好の好機、縊り殺してやりたいところだが生憎と時間切れだ、それにしても何故ここに・・・
成る程、あの木偶人形を救けに来たのか、クククククッ、ではせいぜい急ぎ給え、彼女はまだ生きている、まだな、アッハッハッハッ」
いやらしい嘲笑とともにターニャ率いる4機は空の彼方へと去っていく
メアリー・スーは一瞬ターニャを追うべきか否か迷ったが、自分は手負いの身
しかも相手は4機で、その上ラインの悪魔がいるのだ、勝ち目はない
それよりもリリーヤの救出を優先すべきだ、少なくとも敵がリリーヤの生存に言及したのだ
森を縦断する小道に辿り着いたメアリー・スーが見たのは炎上する軍用車両とその傍らに横たわる連邦軍関係者達の死体
その中にリリーヤの姿はない、辺りを見回すと少し離れた草むらにもうひとつの死体を見つけた
リリーヤの死体だった、体中至るところに傷があり多量の出血は拷問の激しさをもの語っていた
そして、その喉は切り裂かれていた
暗い気持ちでメアリー・スーはその傍らに下降した
並みの人間ならかなわぬことであったが、リリーヤは唇を開き何事か言った
だが口から血が泡をなしてあふれ、その言葉は聞き取りづらかった
「・・・メアリー・スー」
「リリーヤ! 今救けます!」
「・・・だめです、もうだめ、わたくしは死ぬ
でもターニャ・デグレチャフは帝国大本営の不興を買ったーーー嬉しいでしょう
大本営は二度と今度みたいにターニャに手を貸すことはない
わたくしから情報を引き出せず、ターニャは己の無能を証明してみせたのだもの」
「ターニャはどこへ行った? 追いかける、追いかけて今度こそ殺してやる、誓う!」
「貴女はそうするでしょうね、でもどこへ行ったのかはわからない
メアリー・スー、わたくしは死ぬ、わたくしの仕事も終わり
長い時を帝国と戦ってきたわ、今こそ帝国の力は大きくなるでしょう
神々の思惑を超えて運命の糸はこんぐらがってきた、世界の構造そのものが変わっていくようだわ
貴女も一役かっているのよ・・・・・・このことに・・・・・・さようなら、メアリー・スー」
「ああ、リリーヤ!!!」
しばらくメアリー・スーはリリーヤの死体を抱え佇んでいた
唇はある名を形作ったが、それを声にしようとはしなかった
やがてメアリー・スーhはいきなり空中に上昇すると、短機関銃の銃剣を高々と振りかざし
幾度も幾度も、苦い怒りとみじめさの限りの声を振り絞って叫んだ
「ああ、呪われよ、呪われよ、呪われよ!」
だがそれを聞いたものはーーー彼女の叫んだ相手には神々も含まれていたかもしれないがーーー知っていた
真に呪われているのは、メアリー・スーであることを
992:この名無しがすごい!
24/06/02 12:39:27.43 .net
柳田國男、「ビビりながら定価50銭にした。知り合いに配る用なら200部で十分だけど思い切って350部刷っちゃった」とか書いててうける
現代の同人作家とあんま変わんねえぞ
993:この名無しがすごい!
24/06/02 12:39:34.79 .net
「ターニャ・デグレチャフ!」
仇敵の名を叫んだ時、ターニャの手によって、亡き父アンソン・スーの短機関銃の銃剣は娘であるメアリー・スーの胸に刺さり、心臓に氷のような感触がきた。
メアリーは手を伸ばし父の形見の短機関銃を掴もうとした。
体が締め付けられ、魂が存在の奥底から吸い上げられ、全人格が闇の中に飲み込まれていくのがわかった。
生命が薄れ、短機関銃のそれとひとつになってゆく時、メアリーは、こうして死ぬのが自分の運命だったのだと悟った。
そうして死んでゆきながら、メアリーは再びすすり泣いた。
父と仲間と親友の復讐は果たされることなく終わり、神の恩寵の代償として自らの魂は決して安らぎを得ることなく永遠に苦しみ永劫の罰に定められたことを知ったからである。
アンソン・スーの娘、合州国義勇航空魔導師のメアリー・スーは一声叫び、やがてその体は崩れおれ、怨敵ターニャの傍らに抜け殻と化して、ぐったりと横たわった。
月の光がいまだ輝き続ける空のもとに。
その時ターニャ・デグレチャフであった存在、神(=存在X)の背信の徒は、メアリー・スーの屍を見下ろして微笑んだ。
「さらばメアリー・スーよ、我は汝の千倍も邪悪であった!」
そしてターニャは地を蹴って宙に舞い上がり、ターニャが<存在X>を嘲る荒々しい笑い声は、世にも忌まわしい歓喜を夜空に満たしたのであった。
994:この名無しがすごい!
24/06/02 12:40:45.29 .net
識字率
イギリス(1837年、大工業都市部)20~25%
フランス(1793年)1.4%
フランスの識字率の低さが際立っている。年代的に見ればフランス革命以前。贅沢三昧の貴族階級以外、ほとんどの平民はまともな教育を受けていなかったことがうかがえる。
イギリスは、年代的に産業革命の時期に当たる。その中心たる大工業都市部で25%程度ということは、上層階級のみがまともな教育を受けてきたと推察できる。
995:この名無しがすごい!
24/06/02 12:41:04.85 .net
急にどうした?
996:この名無しがすごい!
24/06/02 12:41:13.14 .net
己のうんちは臭かった
997:この名無しがすごい!
24/06/02 12:42:43.80 .net
なろうしゅ「奴隷ちゃん、これを呑め」瓶サシダシー
奴隷ちゃん「これ、お酒ですか?(もっの凄く臭いですぅ……)」
なろうしゅ「ああ。俺様特製のなろう酒という。一滴残らず全部呑め」
奴隷ちゃん「うえっ!?お、おいひいですぅ……(これ、なろうしゅ様のザーメンだよぉ……)」
998:この名無しがすごい!
24/06/02 12:42:47.12 .net
くらえ、シュールストレミング!
999:この名無しがすごい!
24/06/02 12:44:11.37 .net
スカンク奴隷ちゃん・・・
1000:この名無しがすごい!
24/06/02 12:45:28.21 .net
でもスカンクって見た目だけなら結構かわいいぞ
1001:この名無しがすごい!
24/06/02 12:46:01.90 .net
テラフォでスカンク女いたよな
可哀想
1002:この名無しがすごい!
24/06/02 12:46:50.31 .net
受けた恩は倍返し…受けた痛みは10倍返し!
URLリンク(i.imgur.com)
1003:この名無しがすごい!
24/06/02 12:47:54.40 .net
URLリンク(stat.ameba.jp)
これ?見たことないんや
1004:この名無しがすごい!
24/06/02 12:48:12.72 .net
キリングバイツの初代主人公のラーテルちゃんも実質スカンク
1005:この名無しがすごい!
24/06/02 12:48:55.05 .net
会社で美人でナイスバディの先輩社員いるじゃん?
でも何故か彼氏がいないかすぐ分かれちゃう…
それが伝説のクサマンです
1006:この名無しがすごい!
24/06/02 12:49:07.68 .net
ありふれいい?
1007:この名無しがすごい!
24/06/02 12:51:31.20 .net
1000なら次スレでエッチなの
1008:1001
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