23/08/01 01:10:52.36 6gjd7jyC0.net
異世界設定と遠いようで近い近いようで遠いなんとも言いがたい距離感にある趣味に架空の地図を描くというのがある 最近「空想地図帳」という本が出たのだがタイトル通り架空の地図(主に都市図)及びその解説を多数収めている
いわゆる異世界と違うのは架空の都市だが日本国内にあるという設定だったり異世界であっても現世日本とほとんどあるいは大半の文化を同じくするという設定であることだ
著者自身が子供の頃から描き続け(更新し続け)ている中村市…なごむるしと読む…は日本とよく似た架空の国「内羅国」の首都である西京市(東京と違って北側に海を持つ)の南(内陸)の郊外衛星都市 日本で言うと東京に対するさいたま市に近いがさいたま市の中核の大宮浦和が宿場町であるのに対し城下町 なんで川越と小田原を足して2で割った(あるいは割らない?)という感もある
架空でありながら地図として違和感がない≒現実の地図と一見して区別ができないところを目指しているのがいわゆる異世界ものの設定と決定的に異なるがそれだけに純粋に趣味でありながら現実地図現実都市現実地理の研究が欠かせない
こういうアプローチをいわゆる異世界ものに生かそう!というのは必要カロリーが高すぎて非効率だと思うけど「作品」としての架空地図空想地図自体が異世界ものの亜種として十分に楽しめるものになっていると思う
長文失礼しました