22/08/08 20:46:37.14 rueyyQ+w.net
らんた、盛大に突っ込まれる(一部改行を詰めています)
一言
ガセネタで創作を狭めるようなのクッソ嫌いなんですよ。
>異世界恋愛でマスカラやリップブラシを出してはいけない
>美容史という歴史ではそうなってますよと言ってるので勘違いしないでくださいね。
美容史など全く無知の人間が、異世界恋愛の作者に対しガセネタで執筆を萎縮させるような真似はやめろ。
創作に役立てて、ではない。悪影響しかない。
>マスカラはマックス=ファクター1世の発明品です。
何重にも間違えている意見。
とりあえず細かいところだがマックス=ファクターではない。マックス・ファクターだ。勝手に苗字と名前の間をイコールで結んではいけない。
さて、彼の発明品との論拠があるならぜひ出典となる書籍のタイトルを書いてください。
私はあなたがこの文章の論拠としているのはメイクアップについての文章などからみても日本語版Wikipediaのマックスファクターの項目からかと思われますが。
Wikipediaより引用
マスカラやリップブラシなど今では馴染み深い化粧品の多くは、マックスファクター1世によって生み出されたものである。
しかし、あのマックスファクターのページ自体の信憑性が大いに低い。
Web上で簡易に確認できる理由は3つ。
1:上記のマスカラのリンクを踏んでみただろうか?
そこには発明者としてトーマス・L・ウィリアムス(後のメイベリンの創業者とある)の名前が記されていて、マックスファクターが発明したという記載はない。
注:ただしこの表記も正しいと言い切れるものではない。
2:Googleで「マスカラ 歴史」などで検索してみただろうか?
その他のサイトでも上位で確認できるところは発明者がトーマス・L・ウィリアムスとなっていて、マックスファクターの名はない。一部サイトでは「諸説ある」と前置きしているところがある程度。
3:マックスファクター(人名)の英語版Wikipediaのページを確認しただろうか?
英語版の方が圧倒的に記事の量は多い。だがその中にマスカラやまつ毛について言及しているところは一文字もないのだが確認していないのだろうか。
以上3点を以て、あなたの言説の信憑性は大いに低いと言わせていただく。
そして次、そもそも仮にこの言説がマックスファクターだろうとトーマス・L・ウィリアムスだろうと、そんなものはどうでも良いのだ。
それはあくまでも現代に繋がる製品としてのマスカラの起点が1910年代にあると言っているに過ぎない。
>20世紀の代名詞の文化の1つであるマスカラとリップブラシを中世風や近世風の異世界恋愛の作中に出すと台無しです。だってそうでしょう?これハリウッド文化の代名詞なのよ?
あまりにも愚かな発言だ。
確かに史実のヨーロッパ中近世にマスカラが無いのは事実である。
だがマスカラという言葉自体は20世紀に造られたのではない。
まつ毛を黒くし、目を大きく見せたいという美への欲求はそれ以前から存在し、それは企業ではなく女性たちが個人で行うものであっただけだ。
ヴィクトリア朝(1800年代)の女性たちは灰や煤を熱したベリージュースで粘性をつけてまつ毛に塗っていた。
そういった個人の美への追求が中世ヨーロッパにあっても何もおかしいことではない。
だいたいがそもそもマスカラやアイシャドウの起源は5,000年以上前の古代エジプトからの伝統なのに何を言ってるんだという話である。
ヨーロッパ側においては宗教的文化が異なるために廃れただけであって、あなたの好きな王書の時代のペルシアなんて名前は違えどもマスカラ使ってんじゃねーのか。
人類史でそれだけ古い技術を、中近世ヨーロッパ風の異世界において出してはいけないなどという意見は、いっさいこれっぽちも正当性がないとしてこの意見を締めるものとする。以上。
投稿者: ○○
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2022年 08月08日 16時29分
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大変貴重なご意見ありがとうございます。
確実に裏がとれる情報だけ残しあとのすべては削除という決断にいたりました
誠に申し訳ございません。
らんた
2022年 08月08日 17時29分