20/11/20 13:18:38.36 CLrEMjt3.net
「もう・・・・働きたく無いんです」冒険者なんか辞めてやる。今更、待遇を変えるからとお願いされてもお断りです。僕はぜーったい働きません。
作者:縛炎
「手が離れぬっ。不味いっ、このままだと死んでしまうううう。ぐはっ・・・」
しまいには、限界を超えたのか口からぶくぶくと蟹のように泡を吹き出し顔面蒼白になってビクンビクンと痙攣しだした。
もはや意識も無く、自力では手が離れ無いため継続スリップダメージで死んでしまうのは時間の問題だった。
そんな時、感想欄より祈りの声が届く・・・
『勇者よ!ギルマスの命を助け給え。彼はちゃんと絶望の中、断罪されてほしい』
その真摯な祈りに応えるように、愚かなギルマスを救済すべく勇者が現れた!
祈りを託された勇者の種族名は、ゴブリン。
醜い緑顔の勇者はニタリと嘲笑う。
そして両手を広げて電気柵にぴょーんと近づき、
バチュン!
と命の花火を盛大に上げた。
愚かなギルマスを、死地から救ったのはより愚かなゴブリンだった。
ゴブリンは、激しい勢いで燃え尽きてあっという間に屑魔石に変わる。
一言
え、魔物に食われるとかやめてくれよ。
ちゃんと絶望の中断罪されてほしい。
投稿者:アサ
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2020年 11月17日 20時56分
アサさま
その祈り・・神さまに届けました。
ご意見ありがとうございます!
縛炎
2020年 11月18日 01時40分