【KADOKAWA・はてな】カクヨム205【複垢相互完全放置】at BOOKALL
【KADOKAWA・はてな】カクヨム205【複垢相互完全放置】 - 暇つぶし2ch314:この名無しがすごい!
19/08/06 23:19:00.81 F7bSxSsI.net
4.ここからは対談形式
友理:これまでの出版社と作家の関係は「企業 対 個人」だった。
しかし、それはあまりにも非効率なのではないか? 
「企業 対 集団」。つまり企業は作家グループのような集団に向けて企画や仕事を依頼する。
または作家グループからまとめて企画を受け付ける。
もちろん作家グループの筆力のクオリティが担保されているという前提ならば、そうした方がリスクもコストも抑えられるのではないか?
堤:おっしゃる通りですね。現にエージェントの仕組みはそれに近い。そういう時代もくる可能性は大いにあると思う
友理:一方で『一人出版社』という言葉が出始めている
堤:はい、それもそうですね。版元が流通を含めたコストを負担する一方で、一定のラインの原稿までは一人出版社側で作っていただく。
いわば独立子会社を大手出版社が抱えているような構図は生まれてくるでしょうね。
友理:本をただ並べるだけで売ろうとする姿勢がこの業界を衰退させている要因の一つではないか
堤:それはその通りだと思います。先の話ではないですけど、セミナーを同時に開催するなど、売り方は色々と工夫ができる
友理:むしろ本がおまけでもいい、くらいな発想の転換が必要では?たとえば一回1000円のイベントを開催して、帰りに本がついてくる。
堤:そうなんですよ。本で1000円は高いけど、イベントなら2000円でも出すって人が多い。
何も本だけを売るのがビジネスとは限らないわけです。様々な収益モデルの一つとして出版があるという考えはすごく重要ですね。
友理:あとは作家が書籍の売り上げに責任を持たない仕組みもよくない。本当にいいものを作りたいと思うなら、多少のリスクやコストは背負わせるべきなのでは?
堤:おっしゃる通りですね。現にとある出版社で「印税10%」と「印税20%だが、一定の売り上げに達しなかったらマイナス15%」のどちらがいいか、というアンケートでは後者を取る作家さんが多かったそうです。
自分でリスクを背負いながら作品を作ることはよい効果があるのかもしれません。
友理:むしろ最初から背負わせてもいい。たとえば私なら「印税3%でいいから残りの7%をプロモーションにあててくれ」くらいに思っています。
堤:その考えもありますね。
以上でした。


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