19/05/27 14:40:41.78 haqjXKRG.net
前スレでは手厳しい評価ありがとうございました。
しょっぼいパクリで調子乗るやつ発言には思わずのけぞってしまいましたが、
一応ご参考までに私がプロットを書く上で参考にした もの を紹介しておきます。
映人社発行 シナリオ・マガジン 「ドラマ」1999年10月号
〔特集・企画書研究〕映像化の決め手 プロットの書き方
の特集号で掲載されていた、プロの脚本家の方々による
月曜ドラマスペシャル「ホステス探偵 危機一髪」 江頭美智留
火曜サスペンス劇場「女優」 坂上かつえ
金曜エンタテイメント「年の差カップル刑事Ⅱ お嬢さんを私にください」 戸田山雅司
土曜ワイド劇場「特急車掌〝永瀬はるか〟の事件簿」 相良敦子
の、プロットを見て お 勉 強 し て 書いているのですが……
一応、その中の「ホステス探偵」の中の一節を丸ごと引用してみます
ドラマ誌本文30ページ、上段より・・・
《・・・二人は、ダイアモンドが事件解決に協力してくれたことに感謝し、
今日は、客として来たという。
「杉本が、どうしても、環ちゃんを口説きたいって言うんでね」
藤沢が苦笑して言った。
「私を口説くなら、しょっちゅう通ってくれなきゃね」》
ちなみに、最近、とは言ってももう五年も前の雑誌での話ですが、テレビの
二時間物ドラマの制作時には、完成シナリオが大体200字X200枚になるのですが
それに対して、200字X80~100枚程度のプロットをまず書いてテレビ局に提出する
必要がある、とのことだそうです。
(シナリオ作家協会会員である久保田圭司のお話の中でそのことに触れられています)
余談ながら、我々シナリオ作家志望者にとっては、プロが実際にドラマ制作の現場で
やりとりをしているプロットの、現物に触れられるという機会は、少なくともそれまでは
めったにあることではなく、自分でテレビ局廻り、制作会社に日参して、いわゆるプロット
の持ち込みを続けて、相手のプロデューサーの方に認めてもらえないことには
「君、これでも読んで参考にして、ちゃんとお勉強してから来なさいよ・・・」
となる。それを仰ぎ見ることさえもなかなか許されないという、それはそれは大変なもので
あったのですが……
それ以前は
「企画書とかプロットとか、実際にプロの世界で流通してる=通用するレベルのものは、
未熟な癖に糞生意気な志望者達には、只で見せることなんて絶対に出来ない!!」、と
その掲載が許可されることなんて、とても考えられない状態にあったんです。
おそらく、シナリオにおけるプロットも、小説の世界におけるプロットも、そんなに
根本的な違いはないと私は思うのですが、もしプロの小説家・編集者様の中で、
「いや、それは違うよ? 全然違う・・・」
という内情に詳しい方がおられましたら、是非ご指摘及び、訂正発言をされてみて下さい。