17/05/25 22:45:40.84 WoFXLevR.net
「ま、まあ、修学旅行もあるし、その時にでも仲良くしてみようかなぁ……なんて」
すると橘さんは、パッと笑顔を咲かせた。
「うん! それがいいよ! 修学旅行ならきっと友達できるよ!」
「う、うん。まあ頑張ってみるよ」
正直あんまり気乗りはしないけど、橘さんのためなら仕方ないな。
あの騒がしい連中とも、少しは仲良くしようと思う。橘さんのために
>>227
仲良くしたいんだ!×
超絶美少女のためだししゃーねえな、こいつらウゼえけど仲良くしてやるか 〇
何もしなければこの世界でもぼっちになってしまうからな。それを見た橘さんはきっと、あの時と同じように悲しい顔をするだろう。そうならないためにも、やっぱりこいつらと打ち解けておく必要がある。
なら、能力はどうする?
根拠はないけど、遊び気分で浮かれきっている他の奴らよりは、有能で使い勝手の良い能力を思いつく自信がある。
でもそれで、クラス内で最強になってしまったら、逆に友達にしてもらえないんじゃないか。
必要以上に俺が目立ってしまったら、目立ちたがりのヤンチャ男子たちは面白くないだろう。
オタクの中野たちの方に転がり込んでも結果は一緒だ。あいつらなんだかんだいってもプライドが高いからな。
じゃあどうする?
……答えは決まっている。