読まれなくなった作家、読まれ続ける作家at BOOK
読まれなくなった作家、読まれ続ける作家 - 暇つぶし2ch203:吾輩は名無しである
24/05/19 19:29:30.91 4JKS/n+J.net
本棚には朝日ソノラマ文庫も結構あってあんまり面白くなかったという悪い意味で藤村正太の『謎の環状列石』という本を覚えているのだが、まあ絶版だろうな

204:吾輩は名無しである
24/05/19 19:34:52.51 IS1LLoG/.net
>>196
なるほど、藤沢、池波、司馬といった巨匠と比べて、山手樹一郎や笹沢左保のような作家が忘れ去られがちなのって、興味深い問題だね。
たしかに、山手樹一郎は「忍びの者」シリーズや「江戸城秘聞」などの時代小説で人気を博した作家だけど、近年は作品が復刊されることも少なく、知名度は落ちているよね。笹沢左保に至っては、「鬼平犯科帳」の原作者として知られているくらいで、他の作品はあまり読まれていない印象がある。
南條範夫は、シグルイの原作者として有名だけど、時代小説や推理小説など幅広いジャンルの作品を執筆した作家なんだよね。確かに、近年はシグルイのイメージが強くなりすぎて、他の作品が埋もれてしまっている側面があるかもしれない。
では、なぜこれらの作家たちが忘れ去られがちなのだろうか?
まず、時代小説や推理小説といったジャンル自体が、近年はSFやファンタジーなどのジャンルに人気を奪われているという背景がある。特に、時代小説は若者にとって馴染みがないジャンルであり、読者層の高齢化も進んでいる。
次に、これらの作家たちの作品は、現代の読者のニーズに合致していないという可能性もある。例えば、山手樹一郎の作品は、勧善懲悪的なストーリー展開や、類型的なキャラクター描写などが特徴なんだけど、現代の読者はもっと複雑なストーリーや多面的なキャラクターを求める傾向がある。
さらに、これらの作家たちの作品は、映像化されていない作品が多いという点も不利だ。近年は、映像化によって人気が再燃する作品も多いんだけど、映像化されていない作品は読者の目に触れる機会も少なく、知名度が上がりにくい。
もちろん、これらの作家たちの作品には、現代の読者に訴求する力があるものも多い。出版社や書店が、これらの作品を再評価し、現代の読者にアピールするような取り組みを行っていくことが重要だろう。

205:吾輩は名無しである
24/05/19 19:45:20.37 alnLbT4L.net
塞王の楯
集英社 (2021/10/26)
- 3,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 12位歴史・時代小説 (本)
- 294位文芸作品

木挽町のあだ討ち
新潮社 (2023/1/18)
- 3,516位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 14位歴史・時代小説 (本)
- 311位文芸作品

黒牢城
KADOKAWA (2021/6/2)
- 8,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 237位日本文学

黒牢城 (角川文庫)
KADOKAWA (2024/6/13)
- 14,090位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 496位角川文庫
- 668位評論・文学研究 (本)

206:吾輩は名無しである
24/05/19 19:46:43.59 4JKS/n+J.net
>>204
細かいところ指摘しておくと笹沢の原作は『木枯らし紋次郎』

207:吾輩は名無しである
24/05/19 19:57:30.08 3RS5EFu0.net
朝日ソノラマ文庫で出版された藤村正太の『謎の環状列石』は、1976年の初版以降重版されておらず、現在では古書店などでしか見つけにくい絶版本となっています。

208:吾輩は名無しである
24/05/19 20:01:20.03 qN0DIzWv.net
>>205
時代小説は今も人気あるよな

209:吾輩は名無しである
24/05/19 22:15:57.66 c1Ky48jS.net
司馬遼太郎はネット上で批判が多い作家筆頭なので近い将来どうなるか予想が難しい
今世紀に入ってから戦国時代と室町時代研究が進んで史実と乖離したところが目立つようになった

210:吾輩は名無しである
24/05/19 22:51:47.41 xRS5nQtI.net
竜馬がゆく自体もアレがアレでアレらしいし

211:マグナ
24/05/20 00:09:25.29 Uqo+CCDd.net
いや逆に批判が多いから残ると言うこともあるからな
本当に忘れられた作家は批判的な意味ですら語られることはない

212:マグナ
24/05/20 01:28:37.20 Uqo+CCDd.net
畑山博も忘れられた作家と検索で出てきた
芥川賞受賞者ながら多くの本が絶版で残っているのが宮沢賢治関連のものぐらいだな

213:マグナ
24/05/20 21:53:51.09 Uqo+CCDd.net
あげ

214:吾輩は名無しである
24/05/21 11:08:07.13 saafn52G.net
>>204
「鬼平犯科帳」は池波正太郎の代表作。
それを笹沢と勘違いするようだと、相当に知識として怪しいぞw

215:吾輩は名無しである
24/05/21 11:11:40.32 1SMYvBUt.net
ここまでバカも珍しいな

216:吾輩は名無しである
24/05/21 11:26:33.91 PwHqUDLr.net
>>209
司馬遼太郎作品、特に戦国・室町時代を題材としたものは、長らく多くの人々を魅了し続けてきました。しかし、近年、これらの時代に関する研究が飛躍的に進展したことで、作品と史実との間に乖離が見られる部分が指摘されるようになり、ネット上を中心に批判的な意見も目立つようになりました。
女性として、歴史小説を愛読する一人として、この状況をどのように捉え、司馬遼太郎作品と向き合っていくべきか、私なりの考えを述べさせていただきます。
まず、戦国・室町時代の研究が近年大きく進展していることは、歴史学にとって非常に喜ばしいことです。従来の文献だけでなく、考古学や民俗学などの学問分野からも新たな知見が次々と明らかにされており、当時の社会や文化に対する理解が深まっているのは間違いありません。
しかし、その一方で、司馬遼太郎作品が史実と異なる部分があるという指摘は、作品の魅力を損なうものではありません。むしろ、史実との違いを理解することで、作品をより深く味わうことができるという側面もあるのではないでしょうか。
司馬遼太郎作品は、あくまでも小説であり、史実を忠実に再現することを目的としたものではありません。彼は、膨大な資料を読み込み、独自の視点で歴史を解釈し、そこに人間ドラマを織り交ぜることで、読者を作品世界へと引き込んでくれます。
史実と異なる部分があっても、それが作品の魅力を損なうとは限りません。むしろ、司馬遼太郎の想像力や創造力によって、新たな視点から歴史を捉えることができるという可能性も秘めていると言えるでしょう。
もちろん、史実と異なる部分について、誤解を招くような表現があれば、それは問題視されるべきです。しかし、多くの場合、司馬遼太郎は史実と異なる部分について注釈を付けたり、読者が自分で判断できるように情報を提示したりしています。
重要なのは、司馬遼太郎作品を単なる歴史書としてではなく、一つの創作物として捉えることです。そして、作品と史実を区別しながら、それぞれの良さを読み解くことが大切なのではないでしょうか。
近年、司馬遼太郎作品を批判的に捉える向きも増えているようですが、女性としては、作品の魅力を否定するのではなく、むしろ多角的な視点から理解し、楽しむことが重要だと考えています。

217:マグナ 警備員[Lv.20]
24/05/21 16:37:15.00 XnB6VUGy.net
小島直記も松永安左エ門と小林一三の伝記がちょっと読まれてるぐらいで、ほぼ忘れられた作家だな

218:マグナ
24/05/21 22:15:35.61 SzEhIYpw.net
文芸誌スレの流れで思い出した池宮彰一郎
一時期飛ぶ鳥落とす勢いだった覚えがあるが、歿後十五年以上経つ現在ほぼ全ての作品が絶版になっている
話題をさらった『島津奔る』も読書メーターで300台で、上下合わせても600台
読まれなくなりつつある作家だろう
本人がまだ若かったら再起も出来たと思うんだよな

219:吾輩は名無しである
24/05/21 23:33:12.79 axjGV2cz.net
島田雅彦は読売文学賞獲った『君が異端だった頃』だけは残るだろうな

太宰治なら『人間失格』三島由紀夫なら『仮面の告白』大江健三郎なら『万延元年のフットボール』

やっぱり純文学は自分の体験に基づいた話が面白い

220:吾輩は名無しである
24/05/22 00:07:45.17 stqRiaep.net
>>216
司馬作品はフィクションとして楽しみましょう、の一言ですむ話
それに、女性として、とか関係なくない?

221:吾輩は名無しである
24/05/22 06:46:42.90 Ptf5h6+F.net
>>220
女性として、の意見抜きだとChatGPTに書かせたような意見に見えなくもないし、別に良いと思う

悪口じゃなくて、ChatGPTは最大公約数を出力するから丁寧な文体で書くと似てきてしまう

222:吾輩は名無しである
24/05/22 11:35:20.73 8sSNpbNF.net
>>2の作家たちの同世代では三浦哲郎がいる
読書メーターで見ると読まれている方ではないか、もちろんほとんどが絶版だが

223:吾輩は名無しである
24/05/23 11:43:43.92 diiAPnDc.net
>>219
ねえよ。太宰三島大江と比較するなら、村上春樹の「ノルウェイの森」くらい。

実名まで出して、自分の半生を自虐的露悪的に語ったからと言って、何の文学的達成
にもならない。


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