読まれなくなった作家、読まれ続ける作家at BOOK
読まれなくなった作家、読まれ続ける作家 - 暇つぶし2ch2:マグナ
24/04/30 01:12:50.98 yJBjnVjd.net
文芸誌スレで話題に出てたが本当に残らんもんだな
日野啓三、坂上弘、 田久保英夫、富岡多恵子、河野多惠子、高井有一、清岡卓行とかつて一世を風靡した作家たちもほとんどの著作が絶版になってる

3:マグナ
24/04/30 16:46:48.12 yJBjnVjd.net
もっと古い年代の作家たちでもあらかた絶版だわな
その作家と時代を同じくした人たち影響を受けた後輩たちが生きてるうちはいいが、もっと後の世代になるともう読まれなくなるのが多いわな
詩人だが左川ちかみたいに当時は無視されてて現代に復活してくる例もあるが

4:マグナ
24/05/01 00:51:49.73 ZiIaIB+O.net
文学の価値は絶版になっているかどうかだけじゃ計れない!
という意見はもちろん正しい
だがやっぱり古典でもクオリティが高く、読まれている作家の作品はだいたい残っているというのも確か

5:吾輩は名無しである
24/05/01 01:00:54.03 KGluSaNY.net
残るとか残らないとかアホすぎる
そんなことばっか考えて今生きてる人らを度外視して歳だけ食ったんだろうな
なっさけないのう

6:マグナ
24/05/01 15:27:38.18 ZiIaIB+O.net
武陽は村上浪六をあげてたな
確かに誰にも読まれはしない
明治の小説家は今顧みられないのが本当にゴロゴロいる

7:マグナ
24/05/01 16:31:49.98 ZiIaIB+O.net
逆に時代小説家は強いな
司馬遼太郎はもちろん、山岡荘八、吉川英治、山田風太郎、山本周五郎みな現役で本が買える

8:マグナ
24/05/01 16:43:22.31 ZiIaIB+O.net
三島由紀夫、安部公房は無事古典になっていくだろう
大江健三郎はどうだろうかな
村上春樹は現役なのでまだわからない

9:マグナ
24/05/01 16:51:03.01 ZiIaIB+O.net
星新一は主要作品が現役で読める
直木賞に取った作家の大半より認知されてるよな
澁澤龍彦もあと十年二十年単位ではどうなるかわからんが、文ストでキャラクター化されたり、後代にも知られるようにはなってきてるよな

10:マグナ
24/05/01 17:39:57.57 ZiIaIB+O.net
残るか残らないかってのはやっぱ重要だと思うんだよな
もちろん復活みたいなこともあるから何とも言えないが、岩波や文芸文庫的なとこから出るのは美術館に収蔵されるみたいなもんで、残ったとは言えないからな

11:吾輩は名無しである
24/05/01 19:49:14.87 +dDyx0vq.net
石川達三は読まれなくなった

12:マグナ
24/05/02 22:00:13.34 062K8rwA.net
石川達三、石坂洋次郎もまったく読まれてないな
井上靖は意外に本が残っているし、まだ映像化、舞台化されてるな

13:マグナ
24/05/02 22:42:25.03 062K8rwA.net
中山義秀はほとんどの作品が絶版になってるが文学賞の名前としては残っているな

14:マグナ
24/05/02 22:57:31.15 062K8rwA.net
最近死んだ三木卓は純文学系はほとんど絶版だが児童文学(特に翻訳)はロングセラーで読まれてるっぽいのがあるな
芹沢光治良は本は結構出てるんだが、うーむこれは……

15:マグナ
24/05/03 00:27:00.26 OYi+4ZVL.net
かつてすごく影響力のあった丸谷才一の一派が「文学には社会生活が描かれてなきゃいけない! 日本の小説にはそれがないんだよ!」みたいなことを言っていたが、振り返って見ればそういう「社会」を描き込もうと努力した小説の大半が絶版、忘却の淵にあり、
丸谷が嫌悪した三島や太宰と言った社会性の薄い作家たちがかえって現役で若い読者を獲得して言っているのは皮肉と言えば皮肉。
そりゃそうで花柳界なんてすっかり馴染みがなくなった現在、そんな世界を描いた小説など文学好きですらなかなか読まないからだ。
長田幹彦前ちょっろっと読んだら面白かったがよ。
趣味小説とか青春小説とかも廃れる傾向は強いわな。
「社会」なんかないほうが古典になっていくんだという皮肉だわな

16:マグナ
24/05/03 00:40:13.92 OYi+4ZVL.net
獲得していっている、だわな
野坂昭如も俺は好きだが続々絶版だわな
火垂るの墓ぐらいじゃねえか残るのは

17:マグナ
24/05/03 00:53:10.61 OYi+4ZVL.net
遠藤周作はかなり文庫で買える
映像化が多いのも関係してるだろう
吉行、野坂が忘れられて遠藤が読まれるのは不思議だ

18:吾輩は名無しである
24/05/03 12:36:09.04 PIKElr89.net
古本評判記
永井荷風
一、江戸時代の読本は馬琴の八犬伝弓張月をはじめとして今も猶得るに難
からず。然るに紅葉露伴等の小説は僅二十余年程前の出版なるに早くも湮
滅して尋ねんやうなし。一体近頃の出版物は凡て出版の当時にのみ限りて
数年を経れば忽ち散逸して古本屋の手にも残らぬなり。何処へ行きてしま
ふものなるや。或人のはなしによれば当今の出版物は古本にしても売買す
るほどの値段にならぬ故紙屑になし原の製紙原料にしてしまふなりと。或
は然らん。

19:マグナ
24/05/03 15:51:42.36 OYi+4ZVL.net
舟橋聖一はほぼ絶版、文学賞で名前を残すのみ
長部日出雄もほぼ絶版、八木義徳もペーパーバック本以外は新刊で読めない

20:吾輩は名無しである
24/05/03 15:54:38.49 OYi+4ZVL.net
高橋揆一郎もほぼ絶版
島村利正は全集が出てるがとうてい気楽に読める値段ではない

21:吾輩は名無しである
24/05/03 16:00:06.68 w4U4kaVX.net
今年は安部公房と吉行淳之介の生誕100年だが、
安部は読まれ続け、吉行は読まれなくなった
新潮社のフェアも安部特集のみで、吉行は無視

22:マグナ
24/05/03 16:16:07.87 OYi+4ZVL.net
岡松和夫もほぼ絶版、森内俊雄は最近出た本は残ってるが、読まれてなさそうだな

23:マグナ
24/05/03 16:18:01.28 OYi+4ZVL.net
>>21
安部は遺作「飛ぶ男」で携帯出したり、「目線」という軽い言葉をあえて使っているのがピンときたな
そんな軽い感覚というのも意外に普遍的なものがあるので読まれるのだろう

24:マグナ
24/05/03 17:09:53.58 OYi+4ZVL.net
丸谷才一自身にしてからが絶版はどんどん増えていってるな
やはりああいう風に余裕があって文学を楽しもうという姿勢から日本人(いや、世界のどこでもそうか)が離れつつあるからな

25:吾輩は名無しである
24/05/03 17:26:04.39 w4U4kaVX.net
谷崎賞の『たった一人の反乱』なんてだだの風俗小説にすぎない
こんなものを褒めて賞を上げた作家たちの眼力のなさは情けない

26:マグナ
24/05/03 18:34:22.17 NTX2F4dk.net
なんで丸谷があそこまで影響力があったのか謎だわな
それこそ今フェミジェンダーが牛耳ってるのと同じくらい時代の流れというものなんだろう

27:吾輩は名無しである
24/05/03 18:44:50.46 8T7mQCf6.net
丸谷の影響力ってのは、小説じゃなくて、英文学とか国文学関係の評論とか紹介とか
から来てる。小説家というよりも英文学者、批評家。だから忘れられるのは当然。

28:
24/05/03 18:54:24.52 M5N9upyY.net
「新潮文庫の100冊」みたいなのに選ばれないと残れないのかもなw

29:吾輩は名無しである
24/05/03 18:57:26.07 w4U4kaVX.net
ジョイス『ユリシーズ』の翻訳者、ヨーロッパ文学の紹介者
としてのみ丸谷才一は意義があった

30:
24/05/03 19:04:38.00 M5N9upyY.net
>>29
アイルランド勤務の人に誤訳扱いをされた分厚い本を出されていたな

31:吾輩は名無しである
24/05/03 19:39:58.19 KKhzhsI7.net
>>30
それ持ってるわ

32:マグナ
24/05/04 00:48:58.02 PgMgx0gJ.net
臼井吉見、原田康子もほとんど絶版だな
ただ原田に関しては「挽歌」のみは残っており、ベストセラー本になるということは強いんだなと
臼井の場合はベストセラーの「事故のてんまつ」も絶版
これは川端自殺の余波で売れたのだろうな
『安曇野』の認知度は結構あったみたいだが今は読まれてないだろう
URLリンク(nendai-ryuukou.com)

33:マグナ
24/05/04 00:54:34.96 PgMgx0gJ.net
池田満寿夫も小説家としてはもちろん、画家としても忘れられてる感はあるわな
金子國義もそうなんだが俺にはどうもいい画家とは思えない

34:マグナ
24/05/04 01:08:57.59 PgMgx0gJ.net
青島幸男も生前はにぎやかな人だった覚えがあるが今はほとんど絶版
しかし、かなり余技的な仕事だと思われる『23分間の奇跡』の翻訳が残っているのは皮肉

35:マグナ
24/05/04 01:12:14.37 PgMgx0gJ.net
渡辺淳一もあれこれ言われた人だが、本は現役が多い
意外に残るのではと思われるな

36:マグナ
24/05/04 01:29:35.66 PgMgx0gJ.net
小田実も「何でも見てやろう」は辛うじて在庫あるみたいだが絶版多数
ベ平連とか、明らかに時代の中心にいた存在なのに、ここまで注目されなくなった作家も珍しいのではないか

37:吾輩は名無しである
24/05/04 01:53:24.17 aiS+EGUI.net
黒井千次「老いの深み」中公新書
「吉行淳之介掌篇全集」中公文庫

38:吾輩は名無しである
24/05/04 02:41:41.13 lT24TAfM.net
特に何のデータにも則ってない
絶版かどうかだけの暇人の所感
頭悪いよね

39:マグナ
24/05/04 02:53:49.72 PgMgx0gJ.net
まあ読まれてるか読まれてないかはわかりづらいしなあ
念のために読書メーターも参照してみるか
臼井吉見はなんと一桁多数
読まれなくなった作家と言えるだろうな
URLリンク(bookmeter.com)
小田実は『なんでも見てやろう』が飛び抜けて多いがそれでも634、他は二桁多数で一桁も少ない
読まれなくなった作家と言える
今現在読書メーターで大人気の安部や三島と比べて往時はそこまで読まれている率に差がなかったと思うんよ
URLリンク(bookmeter.com)

40:マグナ
24/05/04 03:01:16.97 PgMgx0gJ.net
>一桁も少ない
一桁も少なくない
だな
まあ読メは読みたい本も登録されるからな
読まれたとは限らない
田久保英夫なんてアンソロジーが60で、一桁多数、なかにはゼロがある
読まれなくなった作家だろう
URLリンク(bookmeter.com)
日野啓三は二桁が多くまだましだな
URLリンク(bookmeter.com)
河野多惠子はそれに次ぐ感じだわな
URLリンク(bookmeter.com)

41:吾輩は名無しである
24/05/04 03:08:08.10 PgMgx0gJ.net
高井有一は『この国の空』が124だが既に絶版、他は一桁多数なので読まれなくなった作家
URLリンク(bookmeter.com)
丸谷才一、渡辺淳一は読メ始まったとき存命だったし、ネットでもたびたび話題になっていたがそれでも3桁越えない
丸谷で一番読まれているのがシリトーの翻訳だな

42:吾輩は名無しである
24/05/04 11:09:03.43 TqQla4iu.net
戦後すぐの時代、丹羽文雄、舟橋聖一、石川達三らの風俗小説が
ベストセラーになっていた
中村光夫がこれらを批判して、作家が反論し、論争になった
中村の批判は正当で、それら今読む人はいない

43:吾輩は名無しである
24/05/04 11:52:37.55 o/r50KJc.net
でも中村光夫は、彼ら以上に忘れ去られている。
評論家などそんなもの。

44:吾輩は名無しである
24/05/04 14:48:41.30 TqQla4iu.net
評論家は忘れ去られていい
しかし同時代の作品を透徹して本物か贋物か
見極める眼力だけは問われる

45:マグナ
24/05/04 14:54:30.49 iw0nXClx.net
石川達三は青春の蹉跌が606回、生きている兵隊が316回でこの二冊はまだかろうじて読まれている感じだわな
本も残ってる
蒼氓(絶版)は175回、四十八歳の抵抗(絶版)が137回

46:吾輩は名無しである
24/05/04 15:01:24.97 TqQla4iu.net
石川達三の『四十八歳の抵抗』と『風にそよぐ葦』は
当時話題になったベストセラーだった
それらを読んだ人々はもうこの世にいないし、小説も忘れ去られる

47:マグナ
24/05/04 15:18:04.68 rXRrs1s3.net
石坂洋次郎の方が読まれてない
『青い山脈』は138回でこれが最高
日野啓三は『夢の島』123回で、もっと後の世代の作家なのに読まれていない
現在でも5ケタまで読まれている文豪は夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、安部公房、遠藤周作、司馬遼太郎ぐらいだ
芥川、谷崎、清張、川端、大江でも4ケタだからな
村上春樹は5ケタ大量にあって一番読まれてるが現役なので置いておく

48:吾輩は名無しである
24/05/04 15:26:12.82 rdtwPEVV.net
林芙美子とか田辺聖子とか有吉さわことかまだ読まれてんのかね

49:マグナ
24/05/04 15:39:14.95 rXRrs1s3.net
鴎外は四ケタあるが最高が約3000回で他の文豪と比べると読まれていないのが明確だな
URLリンク(bookmeter.com)

>>48
林芙美子は『放浪記』が678回で、吉行、丸谷、野坂、武田泰淳とほぼ同クラスだな
田辺聖子は映像化の影響もあってか『ジョゼと虎と魚たち』が4206回で、四ケタの五文豪に準じるぐらいには読まれているようだ
有吉佐和子は『悪女について』が3304回で並んでいる
石川淳もほとんど読まれてない
紫苑物語が297回で最高
忘れられた作家になりつつあるのかもな

50:マグナ
24/05/04 15:59:54.70 rXRrs1s3.net
中村光夫は再刊してる『日本の近代小説』が185回で、石川達三の小説には負けてるかもしれんが舟橋聖一、丹羽文雄よりも読まれているのが現状なとこだ
花田清輝は102回が最高でほぼ忘れられている
ああいう文章を面白いと思える層がほとんどいないんだろうな

51:マグナ
24/05/04 16:01:45.69 rXRrs1s3.net
倉橋由美子は案外復活するかもな、1000回を越えている本が多い
ちゃんとした全集が出ていないので期待したいところだ

52:吾輩は名無しである
24/05/04 17:22:23.38 o/r50KJc.net
江戸川乱歩も新潮文庫の傑作選は5ケタいってる。

53:吾輩は名無しである
24/05/04 17:25:53.53 o/r50KJc.net
大江健三郎や中上健次は人気のないのが明白。
大江はノーベル賞取ってこれくらい?

54:
24/05/04 18:28:43.32 NcZpFjwL.net
ラノベのイケメンキャラにしてもらえば人気が出るんじゃねえの

55:マグナ
24/05/04 18:32:54.02 rXRrs1s3.net
中上健次は岬が1550回で最高だから倉橋由美子と同じような感じだな
>>52
乱歩は順調に読まれてるな
久作も『ドグラ・マグラ』上巻が9296回読まれてる
やはり話題性のある作品は残りやすいんだろう
対して久生十蘭は570回が最高で、読者を選ぶ作家と言える
石川達三が600回はあるのでまあ同じぐらいだな

56:吾輩は名無しである
24/05/04 20:36:45.55 cS4otMWN.net
俺が大江スレで読書メーターに世界各国のAmazon、中国の当当網を
使って何が読まれてるのか調べて遊んでたのが3年前やな
あの時点で俺が見切ったことを今さらやってんのな
センスねえ〜

57:マグナ
24/05/04 22:01:05.69 6AyR2kTf.net
中村真一郎で読まれてるのは翻訳だけだな
文筆家・作家としてはほぼ忘却の彼方にある
本読んだらすごい知識の人だと思ったんだがなあ
それでもこうなるのか
福永武彦は草の花と何作かがまだ読まれてはいるようだ
堀辰雄も風立ちぬ・美しい村 (新潮文庫)が読まれてるな
加藤周一はそれに準じる感じ

58:マグナ
24/05/04 22:11:55.61 rXRrs1s3.net
文豪の中では泉鏡花はあまり読まれていないな
やはり難しいからだろう
読了回数では1000回~で、中上、倉橋とならぶ感じだ

59:マグナ
24/05/04 22:26:23.14 rXRrs1s3.net
小川国夫は個人作品では88回が最高、100を越えなかった
地味な印象のある純文学はやはり徹底して読まれない傾向があるようだ

60:マグナ
24/05/04 22:30:55.55 rXRrs1s3.net
後藤明生は432回が最高で思ったよりも読まれていた
小沼丹も同じく

61:マグナ
24/05/04 22:38:23.50 PgMgx0gJ.net
藤枝静男もそうだな
久生、倉橋、後藤、小沼、藤枝と皆、コアなファンがいてネットでたまに語られる作家たちだからな
対して日野や坂上、田久保、小川、高井の場合はコアなファンは昔はいたが死んでしまったか、ネットをやらないかといったところなんだろうな

62:マグナ
24/05/05 00:30:19.75 JKAr2AQ2.net
近藤啓太郎は16回が最高で、しかも古事記の解説本
他の第三の新人とも差がつきすぎている
長谷川四郎も個人著作だと38回しか読まれていない
三浦朱門はエッセイ集も30回台
安岡章太郎も庄野潤三も阿川弘之も500回台が最高
小島信夫は717回なので少し上
島尾敏雄は『死の棘』が読まれていて1000を越えてる
なんで遠藤周作だけが飛び抜けているのかさっぱりわからん

63:マグナ
24/05/05 01:03:53.55 JKAr2AQ2.net
柏原兵三は40回台が最高
阿部昭も同じく40回台でほとんど読まれてないな
大庭みな子も『三匹の蟹』が99回で最高であり、読まれているとは言いがたい
最近まで存命だった富岡多恵子は『波うつ土地・芻狗』の63回が最高でさらに読まれていない
井上光晴は129回が最高で読まれておらず、
堀田善衛は『方丈記私記』262回読まれているが、これは古典の解説本的な意味合いで読まれているのだと思う
小説の『路上の人』は32回でやはり忘れられた作家だろう

64:マグナ
24/05/05 01:10:27.11 JKAr2AQ2.net
大岡昇平は『野火』が3574回読まれている
安部、三島、大岡、次いで島尾が戦後派作家のなかで残っていると言えるのではないか

65:マグナ
24/05/05 01:23:10.14 JKAr2AQ2.net
第二次ではだな
だが第一次もあまり読まれていないな
武田泰淳は割合読まれてるほうだったんだな

66:マグナ
24/05/05 01:57:22.59 JKAr2AQ2.net
田宮虎彦も47回が最高で読まれていない
富士正晴も翻訳が29回でもう読まれていない
復刊はされてるがそれも7回しか読まれてないとは

67:マグナ
24/05/05 03:04:01.50 JKAr2AQ2.net
北村小松は1が最高
もうこのクラスになるとマジで呼んでる人がいないレベルだわな
北林透馬も当然読まれていない作家
橘外男は有名だし、最近復刊されているがそれでも57回が最高
乱歩とどうしてこうも違うのか

68:吾輩は名無しである
24/05/05 03:35:10.25 GtkA8vLw.net
埴谷雄高とか大西巨人とかまだ読む人いるんかね

69:吾輩は名無しである
24/05/05 05:19:41.14 Op8HSSH5.net
尾辻克彦はなかなか味があったが今は読まれてるのかな

70:吾輩は名無しである
24/05/05 06:51:41.81 H+yRr1QX.net
梅崎春生

71:吾輩は名無しである
24/05/05 06:51:57.21 H+yRr1QX.net
横光利一

72:吾輩は名無しである
24/05/05 08:28:58.17 OIJdIusr.net
新潮文庫が圧倒的に多く読まれている。
「新潮文庫の100冊」とかに選ばれると、一夏で3000くらいは
行くかもしれん。逆に岩波文庫とか講談社文芸文庫とかひどいね。
そんな文庫に入った時点で、むしろ読まれなくなるイメージ。

73:吾輩は名無しである
24/05/05 12:14:36.95 7hLlDbln.net
回数云々の話はもういいよ。そんなことして何か意味があるのか?

74:吾輩は名無しである
24/05/05 12:28:37.86 Baqk8AJj.net
>>73
お前がここへ来るな

75:吾輩は名無しである
24/05/05 14:50:50.89 7hLlDbln.net
>>74
お前が出でいけ

76:マグナ
24/05/05 16:11:42.00 d/gpo7PJ.net
>>69
『父が消えた』が165回ながら絶版
赤瀬川原平としてはまだ本が残っている
>>73
文学好きは数値化とか嫌う傾向があるが
あえてゲスい目線、ミーハーな観点で語るのがいいのかもしれん

77:マグナ
24/05/05 16:19:04.09 d/gpo7PJ.net
歿後20年を迎える中島らもは読書メーターで四ケタ台が多く、まだ読まれてる
同じく20年の鷺沢萠も平均500~300回は読まれているのだが絶版が多いな

78:吾輩は名無しである
24/05/05 16:31:42.99 OIJdIusr.net
どうもおかしいのもあるけど、まあ読書メーターの数字は一つの基準にはなりうるね。

79:吾輩は名無しである
24/05/05 16:52:18.29 7hLlDbln.net
>>76
その通りだ。映画のトマトと同じようなことをしても、ふーんと思う人が多かろう。あえて読了メーターを使うなら属性(年齢・性別)についても知りたい

80:マグナ
24/05/05 18:01:18.12 d/gpo7PJ.net
まとめておこう
没した作家はどれぐらい読まれているのか
夏目漱石、太宰治、三島由紀夫、安部公房、遠藤周作、江戸川乱歩、司馬遼太郎
このあたりは現代の小説家も凌駕するぐらい読まれているレジェンダリー(古典化していく)クラス
芥川龍之介、谷崎潤一郎、夢野久作、宮沢賢治、松本清張、川端康成、大江健三郎、田辺聖子、有吉佐和子、中島らも、藤沢周平
数千の読者数を持ち、準レジェンダリークラス
森鴎外、澁澤龍彦、倉橋由美子、泉鏡花
2000~1000回台が二作以上あり、細々と読まれている作家たち
島尾敏雄、永井荷風、渡辺淳一、栗本薫、古井由吉、中上健次、山田風太郎、尾崎翠
1000を越える作品はあるが一作のみ、他は少なく、今後忘れられてしまう可能性もある作家たち
中上は900台がもう一個あるので上にいくかもな
古井と尾崎翠はほぼ同格でわずかに尾崎が勝ってるんだよな、ここが興味深い
武田泰淳、吉行淳之介、石川達三、小田実、森茉莉
1000を越える作品がない作家たち
かつて人気があったが今は落ち着いてしまっている者、コアなファンはいるがそれを越えていかない者とさまざま
それでも600~800回ぐらいの作品はある
海音寺潮五郎、鷺沢萠、後藤明生、小沼丹、藤枝静男、埴谷雄高、丸谷才一、大西巨人
500~300台がある作家たち
こちらもコアなファンのいる作家と、かつての人気から落ち着いてしまった作家が多いな

81:吾輩は名無しである
24/05/05 18:46:23.71 fOYqXLE3.net
>>57
草の花はネットで腐女子がネタにしてたのを見かけたことがある
腐女子が読んでるのかも

82:吾輩は名無しである
24/05/05 19:07:56.35 7hLlDbln.net
存命作家ではどうなんだろう。五木寛之や吉本ばなななど一部を除いて読まれなくなったように思うが

83:吾輩は名無しである
24/05/05 19:09:31.46 JLW7I2Xw.net
内田百閒、木山捷平、小沼丹もヨロシクネ♪

84:吾輩は名無しである
24/05/05 19:13:44.16 fOYqXLE3.net
>>82
自分は十数年前学生の時国語教科書や便覧で紹介されてたので吉本ばななの「TUGUMI」を読んだことがある

85:マグナ
24/05/05 19:14:21.23 d/gpo7PJ.net
>>81
そういう読まれ方をした方がはるかに残りやすいよな
彼ら彼女らオタクが市場を動かしているんだし、いるかいないかわからない文学マニアよりもそちらを狙ってアピールしていく方がいい気がする

86:吾輩は名無しである
24/05/05 19:23:51.26 7hLlDbln.net
>>84
すまん、俺の日本語が曖昧だ。両作家とも一部の作品を除いて読まれなくなって来ているのではないかと思った。五木なら『親鸞』は読まれるが『青春の門』や『朱鷺の墓』は読まれない。吉本で読まれているのは『キッチン』、『TUGUMI』くらい。まあ根気はないが

87:吾輩は名無しである
24/05/05 19:24:21.89 7hLlDbln.net
根気→根拠です

88:吾輩は名無しである
24/05/05 19:24:39.31 fOYqXLE3.net
>>85
日下諗を紹介してる腐女子が何人かいる

89:吾輩は名無しである
24/05/05 19:25:50.56 7hLlDbln.net
中原中也なんて永遠に読まれ続けられるのではないか?

90:吾輩は名無しである
24/05/05 19:29:36.83 8h0jnszl.net
これも偏差値教育の弊害か

91:吾輩は名無しである
24/05/05 19:30:12.08 beI7SFqc.net
三浦 朱門(みうら しゅもん、1926年〈大正15年〉1月12日 - 2017年〈平成29年〉2月3日)は、日本の作家。
復学後、1948年東京大学文学部言語学科卒業[5]。1950年第17次『新思潮』に参加し、1951年の「冥府山水図」で「芥川の再来」と呼ばれ、1952年「斧と馬丁」で芥川賞候補となり、作家活動に入る。妻の曽野綾子(本名:三浦知寿子)とともに、“第三の新人”の一人[6]。
父の口利きで1948年から日本大学芸術学部非常勤講師となる。1952年10月助教授、1967年10月教授となるが、もともと日大の教員になったのは三流私大なら不勉強な自分でも教えられるだろうと高を括ったためであり、殊に30代半ば以降は作家としての収入が助教授の給料の数倍に達し、教員をするのがバカらしくなり、そういう気持ちが態度や勤務状況に反映して同僚から反感を買ったという[7]。結局、1969年の日大紛争で学生からも孤立し、赤塚行雄とともに辞職[8]。
1967年 - 第14回新潮社文学賞(『箱庭』)[14]
1970年 - 聖シルベストロ教皇騎士団勲章
1983年 - 第33回芸術選奨文部科学大臣賞(『武蔵野インディアン』)[15]
1987年 - 日本芸術院賞・恩賜賞[16]、日本芸術院会員
1999年 - 第14回正論大賞、文化功労者顕彰
「芥川の再来」と呼ばれ
「芥川の再来」と呼ばれ
「芥川の再来」と呼ばれ

92:マグナ
24/05/05 22:07:53.52 d/gpo7PJ.net
>>83
内田百閒読まれてないな
『小川洋子と読む 内田百閒アンソロジー』が279で、石川淳とならぶクラス
こんなに読まれてないのかとむしろ驚くが
木山捷平は『鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選』が52回、読まれてない

93:マグナ
24/05/05 22:12:34.23 d/gpo7PJ.net
>>88
『給仕の室』だろ、読んだ
面白かった
>>91
「冥府山水図」読んだ気がする
全部読んだかわからんが面白かった気もしたんだがな
古代中国を舞台にした小説だったはずだ

94:マグナ
24/05/05 22:31:09.25 d/gpo7PJ.net
梶井基次郎の檸檬は新潮文庫5910回
ほぼ同内容の他の本を加えたら1万いくな
やはりよく読まれてるよなと思う
中島敦はそれよりも少し読まれてないんだが3958回の本がある
かなり大量の本を出しても100いかない大家もいるかと思えばここまで読まれる存在がいる
その違いは何なんだろうな

95:マグナ
24/05/05 22:38:31.78 d/gpo7PJ.net
池波正太郎、意外に読まれていないんだな
司馬遼太郎に次ぐぐらいはあるんじゃないかと思ったが2000台が最高
読んでる層が年寄りのためネットに現れてこないのかもしれんが

96:マグナ
24/05/05 22:44:22.05 d/gpo7PJ.net
歿後十年以上になる伊藤計劃
五ケタが二つもある
ほぼ古典化してると言ってもいいのかもしれんな

97:マグナ
24/05/05 22:56:21.31 d/gpo7PJ.net
虚宮改め櫻塚くんが好きな森敦は222回か
石川淳よりちょっと下ぐらいだが
10回程度しか読まれていない文豪も多いなか、これはすごいのかもしれん

98:吾輩は名無しである
24/05/05 23:55:41.91 /uvdAgt1.net
>>94
両方とも教科書に載ってたからだろ
アホすぎる

99:マグナ
24/05/06 00:08:16.21 gWgdVt+E.net
教科書に載っても読まれなくなった作家はいるぞ
立松和平とか
絵本を除くと『光の雨』が117回で最高
教科書に載った『海の命』絵本が152回と今まであげてきた作家と比べても読まれていない

100:マグナ
24/05/06 00:16:23.23 gWgdVt+E.net
松下竜一も教科書に載っていたようだが78回が最高と読まれていない
横光利一は583回でギリギリ残っている水準
石川達三読まれなくなったといわれていたが、それでも横光に並ぶぐらいは読まれていることになるな

101:マグナ 警備員[Lv.6][新苗]
24/05/06 00:53:04.92 gWgdVt+E.net
ただ読メもどこまで読書率を反映しているか微妙だな
例えば『転生したらスライムだった件』ってラノベ、アニメ化したぐらいだからかなり読まれてると思うんだが、読了は1000ぐらいだ
あまり登録したがらない読者層はいるのだろう
かといって高い本はやはり読まれてるし、逆に低い本は読まれていないのは確かだな

102:吾輩は名無しである
24/05/06 01:59:43.31 8AKN7CTx.net
現行の教科書に掲載されていてなおかつ今も文庫ですぐ手に取れる本に決まってんだろ
アホすぎる
そらいつまで経ってもワナビ止まりなわけや

103:マグナ 警備員[Lv.7][新苗]
24/05/06 02:11:06.77 gWgdVt+E.net
単純に梶井と中島の文の良さもあると思うぞ
読んでて気持ちいいからな

104:吾輩は名無しである
24/05/06 02:33:15.39 8AKN7CTx.net
それでいいならこのスレいらんわな
アホすぎる
ただの冴えない暇人っぽいからもういいや


105:マグナ
24/05/06 03:42:11.42 gWgdVt+E.net
俺も別にレスバしたいわけじゃあねえからな
次行くぞ
瀧井孝作、『無限抱擁』が読まれた数32回!
これが最高、文芸文庫の中ではまだ読まれている方なのかも知れんな

106:マグナ
24/05/06 03:47:02.37 gWgdVt+E.net
豊田三郎は知らんだろ
俺も知らん
それでも青空文庫で『リラの手紙』が6回読まれている
やっぱり青空で読めるようにしておくのは大事なんだと思う
著作権保護期限が21年伸びたことで、忘れられる作家はさらに増えるだろうな

107:吾輩は名無しである
24/05/06 03:58:04.38 gWgdVt+E.net
宇井無愁
知らんだろ(略)
それでも中公新書の『落語のみなもと』が3回読まれている
肝心の小説の方は0ばかり
本自体は読まれてるんだがな
土岐雄三
知らんだろ(略)
山本五十六の本やカミさんについて書いた本が2~3回ぐらいは読まれてるな

108:マグナ
24/05/06 04:02:21.76 gWgdVt+E.net
北町一郎も知らんかった
探偵小説集成で復刊されているが、それでも1回しか読まれてない
こんなにたくさん本出していて今は読まれないとは無情なもんだなあ

109:マグナ
24/05/06 04:26:42.08 gWgdVt+E.net
豊田三郎って森村桂の父親なのか
知らんかった
森村はベストセラー『天国にいちばん近い島』が208回読まれてるが絶版
たくさん著書があるがいずれも絶版で忘れられた作家だろうなあ
エッセイスト系でもまだ読まれている作家もいると思うがなぜこうも明暗がわかれるのか

110:マグナ
24/05/06 04:33:52.49 gWgdVt+E.net
森瑤子は忘れられた作家として語られることが多い
だが、『情事』は301回、『望郷』は275回も読まれている
森瑤子を忘れられたとすると石川淳も忘れられた作家になるだろうな
景山民夫は『遠い海から来たCOO』が741回読まれている
だが他の作品は総じてあまり読まれてないな

111:マグナ
24/05/06 04:40:12.90 gWgdVt+E.net
検索で引っかかったが船山馨も忘れられた作家
代表作『お登勢』が28回
このスレで取り上げた作家のなかだと富士正晴のクラスだな

112:マグナ
24/05/06 04:42:53.30 gWgdVt+E.net
少し番外編になるがエッセイストとしてのさくらももこも準レジェンダリークラスだな
もちろん『ちびまる子ちゃん』という不朽の名作の原作者として語り継がれていくわけだが、随筆家としても読まれている存在になるだろう

113:吾輩は名無しである
24/05/06 07:25:27.38 1/rX1sU3.net
>>94
短篇

114:吾輩は名無しである
24/05/06 09:17:27.03 QBmmkh9O.net
バカバカしい。何がレジェンダリークラスだ。鷗外より遠藤周作の方が偉いと
本気で思っているとしたら、度し難いアホだ。

115:吾輩は名無しである
24/05/06 11:40:11.64 jieHnIZw.net
読書メーターはあくまでも一つの基準であって、絶対的なものじゃない。
当たり前。そもそも読書メーターに登録しない層が圧倒的。50代以上は、
極端に登録が少ないだろうし、高校生以下もそうだろう

116:吾輩は名無しである
24/05/06 11:40:47.29 jieHnIZw.net
遠藤周作は、「沈黙」の映画化が近年あったし、新潮文庫で「文豪遠藤周作」とかが
出たことが実力以上の結果を招いている。遠藤の母校である慶應閥が暴れまくって、
持ち上げていることもある。明らかに実態がかさ上げされているのが明白。

それに対して鴎外とか志賀直哉とか島崎藤村、大江健三郎や中上健次は、
親しまれにくい作風や文体で、数字は低く出ている。

一つの参考と思えばいい。

117:マグナ 警備員[Lv.10][新苗]
24/05/06 16:05:11.70 gWgdVt+E.net
いや、俺も鴎外は好きだぞ全集集めてるぐらいには
たしかに遠藤は過大評価な気がするわな
実際ここまで読まれてるのかとちょっと驚いたぐらいだ

だが日野啓三や田久保英夫みたいに明らかに読まれなくなった作家も実在するわけだろ
晦渋な作風で読者が限られているのと、本当に忘れられたのをどう区別するか

118:マグナ
24/05/06 17:48:09.67 tl1jm30V.net
Xで拾ってきたが、西東登(25回)、藤村正太(28回)、太田俊夫(2回)、奥野他見男(2回)、土屋隆夫(83回)
土屋は知っていたが他は知らんかった
過去には物凄くたくさんの人がいて物凄くたくさんの出来事があったが今を生きる俺らはほとんどそんなこと関心なく生きており、そしてまた百年たてばあらかた忘れられているということなんだろうな

119:マグナ
24/05/06 18:05:19.88 FN/lmUMP.net
菊田一夫、『君の名は』某映画とタイトル被りなので少しは読まれてるかとおもいきや、8が最高
ここまで読まれなくなるもんだな

120:吾輩は名無しである
24/05/06 18:13:15.68 1/rX1sU3.net
>>119
某映画は著作権の問題かタイトルは『君の名は。』としている。この辺は鋭く見抜くのだろう

121:吾輩は名無しである
24/05/06 18:18:15.69 1/rX1sU3.net
>>118
ミステリー好きには知られた名前だがもう読まれないのかな? 俺も本を持っているのは西東と藤村と土屋だけだし、実際何年も買ってないし読んでもいない

122:吾輩は名無しである
24/05/06 19:19:08.66 OD9Kaqky.net
丸山健二

123:吾輩は名無しである
24/05/06 19:56:50.46 1/rX1sU3.net
>>122
読まれなくなって映画も消えて行くのか、それとも残るのか

124:マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
24/05/06 22:17:13.08 FN/lmUMP.net
賀川豊彦、『復刻版 死線を越えて』が31回読まれている
富士正晴や坂上弘、田久保英夫など若い世代の作家よりは読まれてるな

国語便覧とかで見た気がする徳永直は『太陽のない街』が56回
古い世代の作家のなかで選ばれた者は後の世代より読まれる傾向があるのかもしれん

125:マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
24/05/06 22:23:09.24 FN/lmUMP.net
立原正秋は『冬の旅』が301回
森瑤子とならび忘れられた作家か
昭和期に流行作家で今忘れられてるだと数百クラスぐらいにはなるな
逆に昭和期でも読まれてなくて今でも読まれていない作家は、100もいかないことがある

126:マグナ
24/05/07 01:34:00.26 kQMNlpAg.net
干刈あがたは『ウホッホ探険隊』59回が最高
ほぼ全作品が絶版、忘れられた作家だ
森村桂や立原正秋らと何が違うのかなと考えてみると、やはり大衆的な人気が当時あったかなかったかがカギなんだろうな
昔読んだ本を思い出登録する人もいるので

127:マグナ
24/05/07 01:43:33.22 kQMNlpAg.net
井上友一郎も読まれてねえな、1回とかだ
西川満、99年まで生きていた作家だが同姓同名の人物の著作以外だと2回が最高

128:マグナ
24/05/07 01:59:08.18 kQMNlpAg.net
大藪春彦こんなに読まれてないのか
『蘇える金狼 野望篇』がかろうじて残っていて、60回
賞名とかで残っている感じなのか

129:吾輩は名無しである
24/05/07 08:38:17.43 49DZgdRX.net
>>126
当時の選評を読むと干刈あがたは何回も候補に挙がってて毎回評価が高い。
島田雅彦よりかなり高い評価を得ていたが受賞できなかったのが不思議だ。

130:吾輩は名無しである
24/05/07 13:48:01.00 egJRPnbm.net
読み継がれる作家がそんなたくさんいるわけがない。
本当は百年に一人か二人くらいだ。
日本近代文学のくくりでいうと、夏目漱石くらいしか残らないかも。
源氏物語の時代だって、「物語」の類は山ほど書かれた。当時の日記にも、
海岸の砂粒ほどの物語があると記されている。でも今残っているのは、
源氏物語のみ。

131:マグナ
24/05/07 17:44:34.93 kQMNlpAg.net
寺山修司は四ケタあるな
準レジェンダリークラスだ
一方別役実、高取英、元虚宮くんの好きだった清水邦夫、最近亡くなった唐十郎などの演劇人の著作は読まれていない
彼らの戯曲を上演している人々もいるから、忘れられたとは一概に言えないだろうが

132:マグナ
24/05/07 19:20:03.44 y5J9WG6l.net
井上ひさしも忘れられてるんじゃねえかと思いきや、『十二人の手紙』が四ケタだな
意外に残ってるほうか

133:マグナ
24/05/07 19:22:58.81 y5J9WG6l.net
忘れられたとは言いながら獅子文六はリバイバルしてる方だな
最高1796回で古井よりも読まれてることになる

134:マグナ
24/05/08 00:29:08.03 Yrt8msLw.net
白井喬二、八犬伝の翻訳が読まれてるだけ
小説の読まれた数は9回!
本人が生きてたら確実に不本意だろう残り方だな

吉田絃二郎は最高5回!
だが青空文庫で読まれている痕跡がある
こういうかたちでリバイバルすることもあるからなあ
尾崎士郎も『人生劇場』14回
『平家物語』翻訳の方が読まれてる
確かオウム信者の回想記かなにかで大学を『人生劇場』のような感じだと思っていたら全然違ったみたいな記述があったはず
その頃はまだ読まれていたのか

135:マグナ
24/05/08 00:51:06.21 Yrt8msLw.net
中野実もまったく読まれてないな、1回が最高のようだ
同姓同名もいるので分かり辛い
下村千秋は読書メーターで復権してる
11回
やはり著作権51年のままにしているべきだった気がするんだが

136:マグナ
24/05/08 01:12:10.06 Yrt8msLw.net
伊藤永之介も青空文庫での復活組
あとアンソロジーで読まれてるな
芥川賞を辞退した人としてのみ知られる高木卓は源氏物語と義経記の翻訳が読まれてる
阿部知二は翻訳ばかりが読まれていて、自作小説の冬の宿は21回だ

137:マグナ 警備員[Lv.6][新初]
24/05/08 15:24:30.80 Tu0is+Dk.net
100年経ってしまうと社会はまるで変わってしまうから顧みられなくなってしまう事象は多いな
いま皆が当然と思っていることも十年後は廃れてるかも知れない

138:マグナ
24/05/08 18:53:35.24 A8JCS2eH.net
胡桃沢耕史は『黒パン俘虜記』が72回読まれてる
1回とか見てしまうとまあ読まれてる方なのかと思ってしまう

139:吾輩は名無しである
24/05/08 19:00:04.54 A8JCS2eH.net
西村寿行も忘れられたと語られる
『君よ憤怒の河を渉れ』は映画化しても180回は少ないな

140:吾輩は名無しである
24/05/08 21:08:59.74 L2XoHSxi.net
邦枝完二

141:吾輩は名無しである
24/05/08 21:09:24.12 L2XoHSxi.net
国枝史郎

142:吾輩は名無しである
24/05/08 21:09:59.35 L2XoHSxi.net
萬造寺斉

143:マグナ 警備員[Lv.10][新苗]
24/05/08 21:28:08.56 A8JCS2eH.net
>>140
名前は知ってるが読んだことないなあ

『おせん 東京朝日新聞夕刊連載版』が11回読まれてる
高い本なのを考えるとまあそこそこか

>>141
読まれてるだろ
と思ったが『神州纐纈城』が130回
忘れられかけてるのかもしれんな

>>142
知らんかった
かなり本が出てたようだが読書メーターでは堂々の0回

144:吾輩は名無しである
24/05/09 00:43:08.97 BiexQWWV.net
結局、結論はこんなに凄い人たちでさえ残るものを書けないなら何もしないほうがマシだー!なんだろ?
自分が無能なのを棚に上げるための方便
それのアラフォー版
10年後にまた違う言い訳用意するだけ
くだらなすぎる

145:マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
24/05/09 01:23:52.70 7NIoPmQO.net
山本有三ってどれぐらいなんだと思って検索してみると『路傍の石』が意外に読まれてて605回
『心に太陽を持て』、『真実一路』も読まれており、石川達三に次ぐぐらいには読まれてることになる

146:マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
24/05/09 01:25:04.28 7NIoPmQO.net
俺自身マイナーな作家が好きというのはある
誰も読まないような小説家に興味を持って本を集めたり
好古趣味みたいなもんだろうな

147:マグナ 警備員[Lv.1][新芽]
24/05/09 01:27:19.04 7NIoPmQO.net
佐佐木茂索は芥川賞選考委員にまでなったが、青空文庫でちょこちょこ読まれてるぐらいだな
本で読んだという人はいない

148:マグナ
24/05/09 04:22:37.33 B9zykq/p.net
黒岩重吾、あまり読まれてないがそれでも100回が何作品もある
歿後二十一年なのでまだ読んでる人はいるだろうが
半村良、『戦国自衛隊』が486回
かつてと比べると余り読まれてないのだろうが、微妙なとこだわな

149:吾輩は名無しである
24/05/09 04:34:24.19 B9zykq/p.net
樹下太郎、単著では7回
加堂秀三は4回
まあ忘れられた作家たちだわな

津原の師匠だった山村正夫は43回
半村ほどは認知がないが、残っている本があるな

150:マグナ
24/05/09 04:55:36.48 B9zykq/p.net
佐多稲子は37回が最高
読まれてないっぽいな
だが復刊もされてるし、どうなるかわからないとこだ
永倉万治、16回
この人の著作見掛けたことあるが、知られてた人なんだな
親交のあった向田邦子はよく読まれている四ケタの準レジェンダリークラス
向田繋がりで
久世光彦は281回が最高であまり読まれていない
この人のエッセイは面白かったが小説はなんか微妙な感じだった

151:マグナ
24/05/09 15:18:14.79 AC74feqX.net
作家ではないが、ヤスケンこと安原顯もほぼ忘れ去られている
19回が最高
この人も一時期はえらく影響力あったよな
あまり好きな人物ではないがこっそり小説を書いていて賞で落とされ続けていたという話はちょっと寂しい
今ではヤスケンと言えば安田顕だからな
津島佑子、『狩りの時代』130回で、最近まで存命だったのに読まれていない

152:マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
24/05/09 16:09:17.10 FpaTl1rL.net
岩橋邦枝、野上弥生子の伝記が25回か
小説も書いてたが、ほとんど読まれてないな

野上は秀吉と利休が88回だがほとんど絶版でやはり読まれているとは言いがたい

深沢七郎は『楢山節考』が1681回読まれていて思いのほか影響力を留めているな

153:マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
24/05/09 16:23:07.55 AC74feqX.net
ここ十年で明らかにパラダイムシフトあったよな
十年前は「小説をちゃんと読めないやつが悪い! 売れ筋ばかり追いかけているのは陳腐!」がまだ通用したが、現在は「小説? なにそれ美味しいの? 読まれたいなら読まれるよう書く努力をしなさい!」が普通に通用する社会になった
で、読まれなくなった小説界は政治的に目覚めた方向に進んでいったと

154:マグナ 警備員[Lv.8][新苗]
24/05/09 16:48:46.39 AC74feqX.net
吉村昭は準レジェンダリークラス
『羆嵐』は5000回も読まれてる
昔に起こった事件を題材にしているものでも読まれるものは読まれるよな

155:マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
24/05/09 16:53:35.75 AC74feqX.net
三浦綾子は読まれてる
『塩狩峠』が9714回でレジェンダリークラスに近い
昭和のベストセラー作家ってぱたりと読まれなくなるのと、順調に読まれ続けるのと二傾向があるな

156:マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
24/05/09 17:29:27.54 FpaTl1rL.net
菊村到は硫黄島が89回読まれてるな
ちょっと興味ある読んでみたいのだが手に入るか
極力小口研磨は入手したくない

157:マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
24/05/09 17:42:55.57 FpaTl1rL.net
住井すゑ、戦争賛美してたのに戦後は反戦主義に転じたあたりあまり良い印象がない
まあ逆に言えばそれぐらい変わり身が早い方がいきやすいということだろう
反戦左翼はやはり信じられないがな
まだ『橋のない川』は現役だ
374回が最高、あまり読まれてる方ではないな

158:マグナ 警備員[Lv.9][新苗]
24/05/09 17:53:46.76 AC74feqX.net
戦争協力してても戦後黙って生きていったのなら別に批判はされないわな
戦争協力したその口で反戦平和だみたいなこと言ってるのはやはり信じられんとなる

159:マグナ
24/05/10 17:35:19.87 XXD4QWqD.net
純文学スレでプロレタリア文学について言及があったので調べてみる
宮島資夫青空文庫で、8回
宮地嘉六は6回
後者の名前は知ってたが、前者の方が読まれてるな

160:マグナ
24/05/10 17:42:59.29 XXD4QWqD.net
平林初之輔は推理作家として青空文庫ちょこちょこ読まれてる
Rinkoの四コマ文庫で紹介されたことも影響しているのか
20回とかもあるな
まあ残ってると言えるクラスではないが
評論家としては注目されていない

161:マグナ
24/05/10 19:58:45.35 XXD4QWqD.net
小林多喜二と葉山嘉樹ぐらいだよなプロレタリア文学で読まれてるのは
小林の場合、殺されたインパクトが大きいのと、蟹工船ブームが起こったのも関係があるだろう
葉山は間違いなく教科書に載ったからだな
あと読まれてるとは言いがたいが黒島伝治と宮本百合子は青空文庫効果もあるのかちらほら読んだ報告がある

162:マグナ
24/05/11 00:31:48.57 l2NtQgkG.net
橋本治も生前の一時期あれほど影響力があったわりに忘れ去られてる方じゃないか?
『これで古典がよくわかる』761回が最高
50~60年代生まれのじいさん著作家はみんな橋本を読んで礼賛してるよな
でも若い世代ではぜんぜん読まれてもいないんじゃないか?

163:マグナ
24/05/11 01:17:59.83 l2NtQgkG.net
まあ映画監督なんでここで述べていいのか迷うが、青山真治は『ユリイカ EUREKA』が199回と最近まで存命だったのに読まれてる率が低い
基本的に現代の作家は読書メーターが出来る前に死んだ作家より有利なのに、それよりも読まれていないとは

164:吾輩は名無しである
24/05/11 03:12:34.68 6ejx42Q9.net
中島梓も400位か テレビとかよく出てたけど

165:マグナ 警備員[Lv.15][苗]
24/05/11 14:51:46.14 XMQ10NSp.net
グインサーガの1が1000読まれてるが絶版
中島梓名義では200回台だな
あまり読む人が増えていない印象がある

166:マグナ 警備員[Lv.15][苗]
24/05/11 15:05:19.62 XMQ10NSp.net
中勘助は『銀の匙』で四ケタも読まれている
同内容の文庫二冊の数も併合できるな

167:マグナ 警備員[Lv.15][苗]
24/05/11 15:09:43.01 XMQ10NSp.net
読まれなくなった作家として上げられる倉田百三だが『出家とその弟子』309+175回読まれている
400台は現代の作家でもざらにいるので、読まれてる方ではないだろうか

168:マグナ 警備員[Lv.15][苗]
24/05/11 15:29:15.73 HFhqF34E.net
檀一雄は『火宅の人』上が440回
意外に読まれてる方なのかもしれない
だが、当時は太宰治、檀一雄と並称されていたはずなのに、大半の著作が絶版
いま太宰と並び称されるのは夏目漱石だからな
どうしてこうも差が生まれたか

169:マグナ 警備員[Lv.15][苗]
24/05/11 15:42:36.22 HFhqF34E.net
今東光、読まれていない
『毒舌 身の上相談』が108回
かなり知られていた人だと思うんだが、なぜこうも注目されなくなるのか

今日出海はヨルシカ効果で『地の糧』の翻訳が復刊されてたが、自身の著作は6回が最高っぽいな

和田芳恵、読まれてない
最高が32回
でも資料的な価値から読まれることはあるのかも知れない

鹿島孝二、読まれてない
1回が最高
かなり本がでてるんで生前は読まれた作家だと思うんだが、知らないな

170:マグナ 警備員[Lv.15][苗]
24/05/11 15:49:23.97 HFhqF34E.net
椋鳩十、こんなに読まれてないのか
119回が最高
だが別の軸で捉えるべきかもしれん
多くの本がまだ生きてるからな
読書メーターを使わない子供には読まれてるが大人には読まれていない感じなのではないか

171:マグナ 警備員[Lv.6][新初]
24/05/12 18:43:24.77 ++CXFjKw.net
青山光二もそこそこ書籍を残しているが忘れられ気味だな
晩年の『吾妹子哀し』が一番読まれてる

172:マグナ 警備員[Lv.14][苗]
24/05/13 21:57:10.86 SXeyFXs/.net
能坂利雄、Wikipediaではなかなかの地方の名士と書かれている
家紋関係の本がちょっと読まれてるな
だが本業の小説はほとんど読まれていない

そこからの繋がりで土師清二は砂絵呪縛上が9回
読まれてる作家とは言いがたいな

村雨退二郎は『明治巌窟王』が2回読まれてる

いま完全に忘れられている作家でも80~90年代にリバイバル的に復刊されてる人はいるな
まだ出版に力があったからだろうか

173:マグナ
24/05/13 22:04:43.25 SXeyFXs/.net
101歳まで存命だった今川徳三も一桁代
著作とか読んでいけば面白いのもありそうだけどな
山手樹一郎も相当読まれた作家だと思うが今は30回ぐらいがやっと
時代作家でも残っている人忘れられている人が明瞭だが、どのあたりに差があるのだろうな
遠藤周作も吉村昭も山本周五郎も新潮文庫に多く本がある
やはり安かったので多くの人が買ったのはあるんだろう
でも新潮文庫でも立原正秋はほとんど消えているので
やはり残る残らないはある種の運みたいなものがあるに違いない

174:マグナ
24/05/13 22:36:43.48 SXeyFXs/.net
例えば丹羽文雄とか「昭和文学とは何か」を考えるためには重要な作家だし、その著作は資料的価値はあろうが、古典としては生き残れなかったということだろうな
太宰治の影響を受けた作家・漫画家・他のクリエイターは現代も続いてるし本人もキャラクターとして蘇っている

175:吾輩は名無しである
24/05/14 00:46:55.35 vK41jN/j.net
まともに読んでなくても
教科書?便覧?に顔写真載ってると親しみがあるよね
落書きしたり

176:吾輩は名無しである
24/05/14 12:53:15.75 nuhRzys1.net
残る残らないは運だよ
残ったから優れてるわけでもないし
優れてるものが残るわけでもない

177:マグナ
24/05/14 14:51:46.26 Svr1rUhE.net
その時代の政治とか風俗に密接に結び付いていた表現は忘れられやすいのはあるんじゃないかと思う

178:吾輩は名無しである
24/05/15 23:03:01.25 FBIshXE6.net
山手樹一郎 「崋山と長英」
しか知らない。

179:吾輩は名無しである
24/05/15 23:03:24.22 FBIshXE6.net
浜本浩
「坂本龍馬」
しか知らないけれど。

180:マグナ
24/05/16 02:11:22.96 mZvLh+U0.net
直木賞を獲ったから残るわけではないな
鷲尾雨工は忘れられてる
ただ大河効果か黒田官兵衛の小説は42回!

直木賞の候補者湊邦三も忘れられた作家だが
聖教文庫から出た日蓮の小説が二ケタ台
学会員読んでるのか

木々高太郎の全集持ってるがちょっとしか読んでない
推理文庫では72回読まれてるな
橘外男と拮抗できるぐらいは残っているのかも知れない

181:吾輩は名無しである
24/05/16 07:41:48.81 GvjG9dvU.net
「黒田官兵衛」と言えば吉川英治くらいしか知らない。
「日蓮」について書いたものは現代作家だけど
佐藤 賢一氏が良さそう?

182:吾輩は名無しである
24/05/16 10:06:49.35 j1RIkoEU.net
>>181
黒田官兵衛は、今なら大河の原作にもなった火坂の「軍師の門」が傑作だぞ。
吉川英治よりもはるかに上。

日蓮は、たくさんあるけど、あんまり深入りしない方がいいw
例の学会の方に誘導さないように。

183:吾輩は名無しである
24/05/16 10:09:59.40 4NY1A4pb.net
三島、川端なんかは消えると思う
気になって何冊か読んでみたがクソつまらんし

184:マグナ
24/05/16 18:59:00.35 TXv1fTMH.net
森荘已池、直木賞作家なのに読まれていない
宮沢賢治の名前を広げるのに重要な役割を果たした人だよな
再評価されるべきだろう

185:吾輩は名無しである
24/05/16 19:26:43.68 ymFzs6MI.net
坂口安吾とか山田風太郎は残りそう

186:マグナ
24/05/16 23:42:51.75 bemYdzW9.net
納言恭平は読まれてない
ただオンデマンドで出版してるところがある
山田克郎もぜんぜん読まれてないがこちらもオンデマンドで復刊の動きがあるな

187:吾輩は名無しである
24/05/18 09:19:42.17 pnsBh89n.net
>>178
『桃太郎侍』の原作としても残らないのか

188:マグナ
24/05/18 18:33:21.44 gYetRD84.net
『桃太郎侍』は最近復刊されてる
だが読まれてないなあ

189:吾輩は名無しである
24/05/18 18:48:36.12 pnsBh89n.net
池波は今だに映画化されても山手が振り向きもされない事実

190:吾輩は名無しである
24/05/19 11:00:19.44 FC7segVS.net
池波正太郎と山手樹一郎を一緒にすべきではない。
司馬遼太郎、藤沢周平と並んで、「一平二太郎」と呼ばれた巨匠だからね、池波は。

191:吾輩は名無しである
24/05/19 11:18:13.21 4JKS/n+J.net
>>190
もちろんそれは分かっている。事実を指摘したまでだ。ちなみにそのさんにだと、
藤沢>池波>>>>>司馬だろう。藤沢の文章のうまさが際立っている

192:吾輩は名無しである
24/05/19 11:24:40.13 4JKS/n+J.net
>>190
山手はおそらくは颯手と同じ線で語られるべき作家。春陽文庫の功績はもっと評価されてしかるべき。そういえば初めて買った江戸川乱歩の大人向けの小説は春陽文庫版の『人間豹』だった

193:吾輩は名無しである
24/05/19 11:38:17.03 FC7segVS.net
>>191
藤沢押しの人だな。

一般には、司馬遼太郎>>>池波>藤沢くらいだろう。

藤沢好きの人はいるよね。

194:吾輩は名無しである
24/05/19 13:38:29.50 4JKS/n+J.net
>>193
司馬の文章はなんかルポータジュを読んでいるみたいでねw

195:マグナ
24/05/19 15:22:30.67 WPS69xQH.net
颯手達治、知らんかった
まさにこのスレで取り上げるべき忘れられた作家だな

196:マグナ
24/05/19 15:26:15.58 WPS69xQH.net
なんで藤沢や、池波や司馬は読まれてるのに山手や颯手が忘れ去られたのかはわからんな
忘れられていっている南條範夫もそうで、シグルイの原作者という印象だけじゃないか?
南條のある短編読んだんだがなかなかすごい作家だなあと思ったことがある

197:マグナ
24/05/19 15:28:28.71 WPS69xQH.net
忘れられていっているというなら
だったな
山手も本はまだ入手出来るものが幾つかあるので
買う層はいるのかも知れないが、若い世代には読み継がれていかなかったとみるべきなのかもしれん

198:吾輩は名無しである
24/05/19 16:03:35.62 FC7segVS.net
>>196
>なんで藤沢や、池波や司馬は読まれてるのに山手や颯手が忘れ去られたのかはわからんな
いやいや明白に見えるがなw

199:マグナ
24/05/19 17:54:48.07 1W6xxCG/.net
そろそろ言及すべきかと思うが、津原泰水はどうだろうな
絶版も増えてるがXでは慕う声もある

200:マグナ
24/05/19 19:00:42.06 IlHIYVDg.net
海老沢泰久は『美味礼賛』のみが読まれてる
502回
一世を風靡した作家だと思うが、こうも絶版が増えるものか
丸谷が褒めてた書き手はあまり残らない傾向があるな

201:マグナ
24/05/19 19:06:03.13 1W6xxCG/.net
むかしむかし文学板に丸谷信者がいて、石川淳スレとかいろいろ書き込んでいたが
ここまで周辺作家が読まれなくなっていっているのについてどう思うんだろうな

202:吾輩は名無しである
24/05/19 19:22:36.01 4JKS/n+J.net
>>200
本棚探せばどっかに『監督』があったような

203:吾輩は名無しである
24/05/19 19:29:30.91 4JKS/n+J.net
本棚には朝日ソノラマ文庫も結構あってあんまり面白くなかったという悪い意味で藤村正太の『謎の環状列石』という本を覚えているのだが、まあ絶版だろうな

204:吾輩は名無しである
24/05/19 19:34:52.51 IS1LLoG/.net
>>196
なるほど、藤沢、池波、司馬といった巨匠と比べて、山手樹一郎や笹沢左保のような作家が忘れ去られがちなのって、興味深い問題だね。
たしかに、山手樹一郎は「忍びの者」シリーズや「江戸城秘聞」などの時代小説で人気を博した作家だけど、近年は作品が復刊されることも少なく、知名度は落ちているよね。笹沢左保に至っては、「鬼平犯科帳」の原作者として知られているくらいで、他の作品はあまり読まれていない印象がある。
南條範夫は、シグルイの原作者として有名だけど、時代小説や推理小説など幅広いジャンルの作品を執筆した作家なんだよね。確かに、近年はシグルイのイメージが強くなりすぎて、他の作品が埋もれてしまっている側面があるかもしれない。
では、なぜこれらの作家たちが忘れ去られがちなのだろうか?
まず、時代小説や推理小説といったジャンル自体が、近年はSFやファンタジーなどのジャンルに人気を奪われているという背景がある。特に、時代小説は若者にとって馴染みがないジャンルであり、読者層の高齢化も進んでいる。
次に、これらの作家たちの作品は、現代の読者のニーズに合致していないという可能性もある。例えば、山手樹一郎の作品は、勧善懲悪的なストーリー展開や、類型的なキャラクター描写などが特徴なんだけど、現代の読者はもっと複雑なストーリーや多面的なキャラクターを求める傾向がある。
さらに、これらの作家たちの作品は、映像化されていない作品が多いという点も不利だ。近年は、映像化によって人気が再燃する作品も多いんだけど、映像化されていない作品は読者の目に触れる機会も少なく、知名度が上がりにくい。
もちろん、これらの作家たちの作品には、現代の読者に訴求する力があるものも多い。出版社や書店が、これらの作品を再評価し、現代の読者にアピールするような取り組みを行っていくことが重要だろう。

205:吾輩は名無しである
24/05/19 19:45:20.37 alnLbT4L.net
塞王の楯
集英社 (2021/10/26)
- 3,331位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 12位歴史・時代小説 (本)
- 294位文芸作品

木挽町のあだ討ち
新潮社 (2023/1/18)
- 3,516位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 14位歴史・時代小説 (本)
- 311位文芸作品

黒牢城
KADOKAWA (2021/6/2)
- 8,893位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 237位日本文学

黒牢城 (角川文庫)
KADOKAWA (2024/6/13)
- 14,090位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 496位角川文庫
- 668位評論・文学研究 (本)

206:吾輩は名無しである
24/05/19 19:46:43.59 4JKS/n+J.net
>>204
細かいところ指摘しておくと笹沢の原作は『木枯らし紋次郎』

207:吾輩は名無しである
24/05/19 19:57:30.08 3RS5EFu0.net
朝日ソノラマ文庫で出版された藤村正太の『謎の環状列石』は、1976年の初版以降重版されておらず、現在では古書店などでしか見つけにくい絶版本となっています。

208:吾輩は名無しである
24/05/19 20:01:20.03 qN0DIzWv.net
>>205
時代小説は今も人気あるよな

209:吾輩は名無しである
24/05/19 22:15:57.66 c1Ky48jS.net
司馬遼太郎はネット上で批判が多い作家筆頭なので近い将来どうなるか予想が難しい
今世紀に入ってから戦国時代と室町時代研究が進んで史実と乖離したところが目立つようになった

210:吾輩は名無しである
24/05/19 22:51:47.41 xRS5nQtI.net
竜馬がゆく自体もアレがアレでアレらしいし

211:マグナ
24/05/20 00:09:25.29 Uqo+CCDd.net
いや逆に批判が多いから残ると言うこともあるからな
本当に忘れられた作家は批判的な意味ですら語られることはない

212:マグナ
24/05/20 01:28:37.20 Uqo+CCDd.net
畑山博も忘れられた作家と検索で出てきた
芥川賞受賞者ながら多くの本が絶版で残っているのが宮沢賢治関連のものぐらいだな

213:マグナ
24/05/20 21:53:51.09 Uqo+CCDd.net
あげ

214:吾輩は名無しである
24/05/21 11:08:07.13 saafn52G.net
>>204
「鬼平犯科帳」は池波正太郎の代表作。
それを笹沢と勘違いするようだと、相当に知識として怪しいぞw

215:吾輩は名無しである
24/05/21 11:11:40.32 1SMYvBUt.net
ここまでバカも珍しいな

216:吾輩は名無しである
24/05/21 11:26:33.91 PwHqUDLr.net
>>209
司馬遼太郎作品、特に戦国・室町時代を題材としたものは、長らく多くの人々を魅了し続けてきました。しかし、近年、これらの時代に関する研究が飛躍的に進展したことで、作品と史実との間に乖離が見られる部分が指摘されるようになり、ネット上を中心に批判的な意見も目立つようになりました。
女性として、歴史小説を愛読する一人として、この状況をどのように捉え、司馬遼太郎作品と向き合っていくべきか、私なりの考えを述べさせていただきます。
まず、戦国・室町時代の研究が近年大きく進展していることは、歴史学にとって非常に喜ばしいことです。従来の文献だけでなく、考古学や民俗学などの学問分野からも新たな知見が次々と明らかにされており、当時の社会や文化に対する理解が深まっているのは間違いありません。
しかし、その一方で、司馬遼太郎作品が史実と異なる部分があるという指摘は、作品の魅力を損なうものではありません。むしろ、史実との違いを理解することで、作品をより深く味わうことができるという側面もあるのではないでしょうか。
司馬遼太郎作品は、あくまでも小説であり、史実を忠実に再現することを目的としたものではありません。彼は、膨大な資料を読み込み、独自の視点で歴史を解釈し、そこに人間ドラマを織り交ぜることで、読者を作品世界へと引き込んでくれます。
史実と異なる部分があっても、それが作品の魅力を損なうとは限りません。むしろ、司馬遼太郎の想像力や創造力によって、新たな視点から歴史を捉えることができるという可能性も秘めていると言えるでしょう。
もちろん、史実と異なる部分について、誤解を招くような表現があれば、それは問題視されるべきです。しかし、多くの場合、司馬遼太郎は史実と異なる部分について注釈を付けたり、読者が自分で判断できるように情報を提示したりしています。
重要なのは、司馬遼太郎作品を単なる歴史書としてではなく、一つの創作物として捉えることです。そして、作品と史実を区別しながら、それぞれの良さを読み解くことが大切なのではないでしょうか。
近年、司馬遼太郎作品を批判的に捉える向きも増えているようですが、女性としては、作品の魅力を否定するのではなく、むしろ多角的な視点から理解し、楽しむことが重要だと考えています。

217:マグナ 警備員[Lv.20]
24/05/21 16:37:15.00 XnB6VUGy.net
小島直記も松永安左エ門と小林一三の伝記がちょっと読まれてるぐらいで、ほぼ忘れられた作家だな

218:マグナ
24/05/21 22:15:35.61 SzEhIYpw.net
文芸誌スレの流れで思い出した池宮彰一郎
一時期飛ぶ鳥落とす勢いだった覚えがあるが、歿後十五年以上経つ現在ほぼ全ての作品が絶版になっている
話題をさらった『島津奔る』も読書メーターで300台で、上下合わせても600台
読まれなくなりつつある作家だろう
本人がまだ若かったら再起も出来たと思うんだよな

219:吾輩は名無しである
24/05/21 23:33:12.79 axjGV2cz.net
島田雅彦は読売文学賞獲った『君が異端だった頃』だけは残るだろうな

太宰治なら『人間失格』三島由紀夫なら『仮面の告白』大江健三郎なら『万延元年のフットボール』

やっぱり純文学は自分の体験に基づいた話が面白い

220:吾輩は名無しである
24/05/22 00:07:45.17 stqRiaep.net
>>216
司馬作品はフィクションとして楽しみましょう、の一言ですむ話
それに、女性として、とか関係なくない?

221:吾輩は名無しである
24/05/22 06:46:42.90 Ptf5h6+F.net
>>220
女性として、の意見抜きだとChatGPTに書かせたような意見に見えなくもないし、別に良いと思う

悪口じゃなくて、ChatGPTは最大公約数を出力するから丁寧な文体で書くと似てきてしまう

222:吾輩は名無しである
24/05/22 11:35:20.73 8sSNpbNF.net
>>2の作家たちの同世代では三浦哲郎がいる
読書メーターで見ると読まれている方ではないか、もちろんほとんどが絶版だが

223:吾輩は名無しである
24/05/23 11:43:43.92 diiAPnDc.net
>>219
ねえよ。太宰三島大江と比較するなら、村上春樹の「ノルウェイの森」くらい。

実名まで出して、自分の半生を自虐的露悪的に語ったからと言って、何の文学的達成
にもならない。


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