【浜辺美波】蓮實重彦9【山田杏奈】at BOOK
【浜辺美波】蓮實重彦9【山田杏奈】 - 暇つぶし2ch100:吾輩は名無しである
24/02/17 11:42:18.30 UmFwjztn.net
例えば志賀直哉については何度も語ってるし
暗夜行路はドゥルーズより上とさえ断言している。
子分(スガかワタナベ)さえも「なら小僧の神様はどう思っているのか素朴に訊いてみたい時がある」と疑問を呈していた。
柄谷も志賀直哉の狂気を評価していた。

101:吾輩は名無しである
24/02/17 11:47:16.66 UmFwjztn.net
イーストウッドカサヴェテスアルトマンを一絡げにして「現在隆盛中のハリウッドの連中と比較して優れているし、ある程度の評価はするが…」みたいな時期はあった。
小津やアンゲロプロスをもムルナウに比べたら要らないと断言したり。

102:吾輩は名無しである
24/02/17 11:53:35.46 UmFwjztn.net
清水宏を「ルノワールに比べたら不徹底」と語るが、ミニシアター系の御用達批評家だった時期に持ち上げてた誰それたちより清水は上ではないのか
などと考えるのは凡庸なのかもしれない。
単に評価するのが遅れただけで四方田から「蓮實重彦はエドワードヤンを捨てて侯孝賢を選び」などと言われたり大変だ。

103:吾輩は名無しである
24/02/17 11:56:21.23 UmFwjztn.net
「四方田犬彦君、彼は大変な勉強家ですがとにかく出たとこ勝負に弱い」

104:吾輩は名無しである
24/02/17 14:12:45.75 EBBlGrqY.net
四方田の中上健次論は貴種流離譚論になるんだろうが、血統なんてものを言い出すと人間の頭は働かなくなる。
頭の中に血統図が入って来るから、頭がエンスト起こす。
その例が血統論者の馬券が全然当たらないこと。
人間の頭の中で血統図は処理できない。だから、外に図面を持ち出さねばならない。
蓮實の得意セリフで言えば、四方田君は運動神経が悪いとなるんだろうが、
元々運動神経の良い人間でも、考え方次第でイップス化する。

105:吾輩は名無しである
24/02/17 16:31:33.95 J3fGR9JZ.net
spartacus alias『消え去る立法者』
@accentdeverite
『七人の侍』はフツーに、六全協以前の共産党の山村工作隊の話だと思って見ていた。
武田崇元@第444代目
@sugen_takeda
「七人の侍」封切りリアルタイムは幼稚園児なんで知らんが六全協以前の日共軍事路線の中でほんまに「左翼マスコミ」からそんなバカな批判あったんか?あと追いのわしらは三里塚闘争の宣伝映画wあるいは白軍将校から軍事技術を学べいうトロツキー軍事論の映画かと思うたが何か間違ってるか?
武田崇元@第444代目
@sugen_takeda
三里塚は実際に兵隊あがりの農民がけっこういたから機動隊を殲滅出来たんや。新左翼諸党派は「七人の侍」よろしく助っ人に駆けつけたつもりが相手に軍事のプロがおったんや。
アべ・リアさん
@abeliasan
(続き)70年前、「七人の侍」封切は小学校の教室まで話題で、観客が殺到した。
ところが今同様、賛否分断の大論争となる。
世界の古典となるべき傑作が?
朝日ら左翼マスコミが病根だった。「何処が攻めて来るんだ、軍国主義復活か」「野武士にも生活がある」「自衛隊宣伝映画だ!」
今とソックリ。

106:吾輩は名無しである
24/02/18 13:40:35.89 wpBanm6B.net
というか「七人の侍」は戦国時代が終わった直後の話なんだから
その時代はまだ武士と百姓はそんなに階級差はなくて半農半士も沢山いた
だから映画のように百姓があんなに侍を恐れたりへりくだっていることはありえない

107:吾輩は名無しである
24/02/21 17:47:14.56 vsDoCGwg.net
蓮實は溝口の「山椒大夫」について「溝口健二と森鴎外のどちらが偉いと思っているのだ」と語っているが
戦前は漱石より鴎外だったのが戦後そうして現在は圧倒的に漱石で鴎外の存在感が薄くなっているのはどうしてだろう
柄谷行人の吉田健一批判も漱石より鴎外を上にしたからだし

108:吾輩は名無しである
24/02/21 22:30:02.95 xKIKxtMe.net
鷗外より溝口のほうが偉いの?なんで?w

109:吾輩は名無しである
24/02/21 23:24:00.63 24csPNZs.net
現在でも漱石と鴎外は同等に偉大だと認識されている

110:吾輩は名無しである
24/02/21 23:50:20.10 jjn6axsF.net
>>108
理由なんかなんにもないと思うよ
あったとしても我々(他人)には理解不可能かと
信者がたくさんいたんだね
今で言うインフルエンサーだよ

111:吾輩は名無しである
24/02/21 23:54:00.68 xKIKxtMe.net
蓮實ちゃん的には大江健三郎と小津安二郎はどちらが偉いんだろう?
シェイクスピアとルビッチは?
真面目にツッコミ入れたら負けっぽいのが悔しい😂

112:吾輩は名無しである
24/02/22 10:52:12.36 A3yWSH8t.net
森鴎外は軍人だったからか何かマイナスイメージがあって「座談会 明治・大正文学史」でも勝本誠一郎からドイツにはニーチェがいたのにそちらには全く関心をしめさずハルトマンなんて三流の学者ばかり学んで…と批判されてた
加藤周一が必死に鴎外の擁護をしていたけど

113:吾輩は名無しである
24/02/22 17:27:37.27 KWc7h29A.net
世界的には漱石や鴎外よりも、遥かに子規が偉大。
子規の俳句は日本の近代以後の小説全体よりデカイ。

114:吾輩は名無しである
24/02/22 20:12:38.50 GkD5uLLS.net
プルーストよりゴダール
漱石より小津
フローベールよりジャン・ルノワール

115:吾輩は名無しである
24/02/22 20:15:57.99 QisVsziN.net
正岡子規は創作家というより、それこそ蓮實や小林秀雄のポジションで批評家としての側面が強いからなあ
それに万葉集を礼賛するあまり古今和歌集や新古今和歌集の評価を下げちゃったりしている

116:吾輩は名無しである
24/02/22 20:48:38.59 jxy+nyFY.net
ゴダールなら
小津やルノワールやルビッチの映画も好きだけどうーん

117:吾輩は名無しである
24/02/23 00:47:26.22 h7GXCIdP.net
夏目漱石は分かりやすく褒める人が多い
森鷗外は分かりにくく、褒める人こそ玄人である

118:吾輩は名無しである
24/02/23 02:17:19.35 fDjJb7al.net
山田杏奈は「女優」ではなく「モデル」を目指すべきである。
それが達成されるとゴールデンカムイも一歩「シネマトグラフ」に近付けるだろう。

119:吾輩は名無しである
24/02/23 13:42:50.32 znSHLyiW.net
80年代以降のゴダール映画
ゴダールはラテンアメリカ文学やアメリカポストモダン文学相当読んで語りの構造取り入れたんではないかと勝手に想像してる

120:田中淳
24/02/23 20:20:55.48 yyMdGJNl.net
山田杏奈という女優は『ミスミソウ』で20年代の血みどろの “運命の女〈ファム・ファタル〉” として登場した(映画の公開は2018年)

121:田中淳
24/02/24 16:19:20.83 H7GH+fF7.net
 
朝ドラヒロイン「今田美桜の次」は誰になるか 2025年秋以降の候補10人(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
(略)
大河ドラマで印象的だった女優たち
朝ドラ出演はないが、ヒロイン候補として挙がってるはずだとおもう女優さんたちは、たとえばこのへんである。
原菜乃華
桜田ひより
南沙良
高橋ひかる
山田杏奈
(略)
いま可能性の高い候補10人
たくさん並べたので、なかでも可能性が高そうな女優を並べなおしてみる。
芦田愛菜。原菜乃華。桜田ひより。山田杏奈。上白石萌歌。山下美月。堀田真由。飯豊まりえ。小芝風花。松本穂香。
このあたりの10人だろう。
もちろん男性が主人公になったり、意外な女優が登用されることもあるので、今田美桜の次が必ずこの中にいるわけではない。
でも、その後数作のうちに、必ずこの中の誰かがなるはずだ、というのはわかる。

URLリンク(news.yahoo.co.jp)

122:吾輩は名無しである
24/02/26 01:47:06.41 0Tybfk6q.net
研究・批評のための資料整理の方法
北村匡平(1982年 - )
2024年2月22日
映画研究は毎日が筋トレみたいなもので、もうずっと最低1日1本は観るよ
うにしてきました。夜ご飯の時に必ず観るので、特別忙しい何かを抱えてい
なければ、だいたい2〜3本は観ている気がします。昼間は仕事=研究をし
ているので、普通に映画を流します(同じ作品を何度も観たり、必要な箇所
だけ観たり)。おそらく年間500本とか600本くらいは観ています。人にいう
と驚かれるのですが、映画研究者は多くの人が歯磨きするみたいに映画を観
ているのではないかと思います。というか、仕事なんで…。昔は映画を研究
するのもお金がかかりましたが、今はこうしたインフラが整っているので衛
星放送と動画配信をあわせても月1万円くらい払えば、どれだけ観ても追い
つきません。

123:吾輩は名無しである
24/02/27 19:05:43.46 wtjTSTc1.net
>>122
いわゆるコタツ評論家ですな
もう今やこんなのばっか

124:吾輩は名無しである
24/02/27 19:46:46.04 5NI+rNun.net
映画評論家緊張日記
柳下毅一郎(1963年12月30日 - )
2007-10-20
スピルバーグとイーストウッドの10年
んで結論は、やはりここ10年のアメリカ映画はスピルバーグとイーストウッドに尽きると
いうことに。あと『デスプルーフ』がなんであんなに素晴らしいのか、なんとなくわかった
ような気がする。それとチャーリー・カウフマン問題。
黒沢清+蓮實重彦『東京から 現代アメリカ映画談義─ イーストウッド、スピルバーグ、タランティーノ』(2010年、青土社)

125:吾輩は名無しである
24/02/28 08:47:25.17 cUkpiu1l.net
蓮實は磯田光一のことを馬鹿にしてたが
「永井荷風」から以降はかなり良い仕事を残していると思う
それ以前も読むと面白いけど

126:吾輩は名無しである
24/03/03 02:00:40.57 gcVPczqp.net
デヴィッド・ジェイ・ボードウェル(David Jay Bordwell , 1947年7月23日 - 2024年2月29日)
鷲谷花
ボードウェル先生の健康状態が思わしくないと、ブログでアナウンスがあ
ったのが数日前で、ここに至るまでのブログ歴17年間。たいへんお世話に
なりました。Observations on film art
2024年3月2日

127:吾輩は名無しである
24/03/05 19:41:07.54 hUcOyIVW.net
Directed by Yasujiro Ozu Paperback
by Shiguéhiko Hasumi (Author), Ryan Cook PhD (Translator), Aaron Gerow (Introduction)
Publisher ‏ : ‎ University of California Press; First Edition (March 5, 2024)

Aaron Gerow (born c. 1964), American historian of Japanese cinema

北海道大学
2019年6月11日 開催
日本の映画理論をなぜ読むべきなのか
アメリカ・イェール大学教授 アーロン・ジェロー
これまでの映画理論の歴史本・理論集は圧倒的に西洋中心である。海外で発行されている書物に限らず、日
本国内の書物においてでさえ、日本人名を目にする事はほとんどない。それはなぜだろうか。優れている映
画理論が戦前からも日本において多く発表されていたことは事実である。戸坂潤、谷崎潤一郎、中井正一、
寺田寅彦、尾崎翠、長江道太郎、杉山平一、鶴見俊輔、花田清輝、松本俊夫、蓮實重彦といった各界の錚々
たる面々は、世界にも通じる映画に対する考察を行った。残念ながら、それは現在にいたるまであまり映画
理論史の研究対象となってこなかった状況を、「理論のコンプレックス」と名付けてもいいかもしれない。
本発表は、日本の映画理論の再発見によって、多くの日本映画の思想的な背景を理解することができるだけ
ではなく、そのコンプレックスの原因にもなっている歴史的な根底、またはグローバルな近代における「理
論化」の意味に対する批評的な再検討を追求する機会となるだろう。

128:吾輩は名無しである
24/03/05 23:37:19.55 qnnOveaD.net
新潮文庫でニコラス・レイの「夜の人々」の原作が出るんだな

129:吾輩は名無しである
24/03/06 20:49:48.08 SpQJJY6Z.net
成田修造(1989年7月3日 - )
成田 修造 / Shuzo Narita @「14歳のときに教えてほしかった起業家という冒険」発売中
YouTubeでお話させていただいた、
「成田修造が兄 悠輔から14歳の時にもらった読書リスト」
を公開。冷蔵庫に貼り図書館行って読み漁りましたw
この前これを何人かいる場で兄に見せたら
・「覚えていない」
・「可哀そうな弟に対して手加減してますね」
とのことでした
2022年1月20日
01『精神の氷点』大西巨人/02『抱擁家族』小島信夫
03『ラヴリー』田口賢司/04『マリー&フィフィーの虐殺ソングブック』中原昌也
05『趣都の誕生』森川嘉一郎/06『人間この劇的なるもの』福田恒存
07『堕落論』坂口安吾/08『<戦前>の思考』柄谷行人
09『<歴史の終わり>を超えて』浅田彰/10『スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護』蓮實重彦
11『文学者の戦争責任』吉本隆明・武井昭夫/12『仏教者の戦争責任』市川白弦
13『人間であるという運命』対馬斉/14『狭山事件』鎌田慧
15『キリスト教思想への招待』田川健三/16『なぜカルト宗教は生まれるのか』浅見定雄
17『痛快!憲法学』小室直樹/18『法律学基礎論覚書』平井宜雄
19『民族とは何か』関曠野/20『無限と連続』遠山啓
21『憲法と平和を問い直す』長谷部恭男/22『非対称情報の経済学』薮下史郎
23『心の起源』木下清一郎/24『いち・たす・いち』中田力
25『洗脳原論』苫米地英人/26『心脳問題』吉川浩満
27『「異脳」流出』岸宣仁/28『成りあがり』矢沢永吉
29『知識人とは何か』エドワード・サイード/30『戦略的思考とは何か』アヴィナッシュ・ディキシット
31『フロイト先生のウソ』ロルフ・デーゲ/32『コンピュータ科学者がめったに語らないこと』ドナルド・クヌース
33『フェルマーの最終定理』サイモン・シン/34『貧困の克服』アマルティア・セン
35『組織の限界』ケネス・アロー/36『金融の本質』ロバート・マートン他

130:吾輩は名無しである
24/03/16 08:41:01.75 RzfzLqD2.net
>>127
どんな講演だったのかこのレジュメではよく分からない。どこかでペーパー出ていないのかな

131:吾輩は名無しである
24/03/16 09:34:25.03 CkVNl3rg.net
蓮實が磯田光一を馬鹿にしていたのは、由良君美が磯田光一を批判する一方で、蓮實を誉めたことがきっかけだろう。
由良という名前自体は部落解放問題では、しばしば登場する地名なのだが、由良が脱領域や脱構築という訳語を作ったのは、当然ながら母校慶応の創立者・
福沢諭吉の「脱亜入欧」がヒントになってる可能性がある。
由良が「脱」を好んだのは由良の意図が国家主義や差別構造をデコンストラクト(解体する)のでなくて、国家主義や差別から逃避することであってみれば、当然だったと言えるだろう。由良にとって「構築」とは差別の構造のことだった。
繰り返すがdeconstructionデコンストラクションは脱構築ではなく、解体とその
リサイクルだ。

132:吾輩は名無しである
24/03/16 09:36:57.78 CkVNl3rg.net
アアロン・ジェロウの日本映画理論の論文はacademia eduで彼の論文のリストが紹介されてる。また、aaron gerowの
主宰するサイトもある

133:吾輩は名無しである
24/03/16 09:51:35.32 kcAFo7Ef.net
由良君美が翻訳した『影の獄にて』が復刊されたね
大島渚「戦場のメリークリスマス」の原作小説

134:吾輩は名無しである
24/03/16 19:34:51.18 RzfzLqD2.net
>>132
ありがと。読んでみるわ

135:吾輩は名無しである
24/03/18 19:04:17.72 8InnQQaV.net
江永泉(1991年 - )
【批評の座標 第22回】蓮實重彥、あるいは不自由な近代人(鈴木亘)(1991年 - )|人文書院
ランシエール
を主とする近著の書き手による蓮實論。自分は『「赤」の誘惑』でランシ
エールの名が批判的に言及されていたのが記憶に鮮やかだったので、勝手
にそこでの切り結び
を期待してたが、むしろ丁寧な「蓮實重彦」ガイドという趣だった。自分
の蓮實重彦への関心が、この記事がすくいあげている「未知なるものと不
意に出会ってしまう」事態に誠実ないし忠実たらんとする相貌、ではな
く、ある種の下世話な、リアルにあるしょうもない出来事さえ、語るに足
る些事なら美麗な文
で綴る悪食さにあるようだ、とわかった。むかし、蓮實が小林秀雄をボロ
クソに批判しているのに<蓮實が蓮實の「凡庸」さを自己批判している>
という印象を与える一文をどこかで読んだという朧げな記憶が自分にはあ
り(うろ覚え。「批評とその信用」だっただろうか)、このnote記事で、
再読したくなった。
2024年3月13日

136:吾輩は名無しである
24/03/18 19:29:43.56 u95Wzt4I.net
「ある種の下世話な、リアルにあるしょうもない出来事さえ、語るに足る些事なら美麗な文で綴る悪食さにあるようだ」
蓮實の文章芸には東海林さだおのエッセイのような上質さを感じるときがある

137:吾輩は名無しである
24/03/18 23:11:29.02 2Uq5CxVE.net
>>135
悪いが、この程度の当たり障りのないことを、わざわざ名前入りで紹介する必要ないと思うんだよ。
匿名で良いと思う。
今の関西の若者が蓮實らの東京の有名ライターに媚びすぎてる印象がある。
spartacusについても、哲学板で「この程度のやつがデカい面して」とか罵ったことがあるが。

138:吾輩は名無しである
24/03/19 08:44:58.05 uCF0sK6K.net
このスレタイなんだよ、頭の悪いおじさんはスレ立てんな

139:吾輩は名無しである
24/03/19 22:41:10.37 GFH52BDd.net
日本映画にこれだけ漫画の実写化が多くなってしまった現在、
蓮實も漫画に対する姿勢を表明しなければなるまい。
承認するのか対峙するのか。

140:吾輩は名無しである
24/03/19 23:18:20.95 muL2Xw4p.net
今現在、日本は大韓民国と北朝鮮に侵略行為を受けている
だから「政治家に立候補する時、帰化朝鮮人の家系の人間か否かを公表する」を提出して過半の賛成を取って立法化しよう。
新聞、テレビ局、出版社が帰化朝鮮人の家系の人間に乗っ取られているから大変な騒ぎになるだろう。それでいいじゃないか、それが狙いよ。 
帰化朝鮮人たちに日本人のふりをされてこのまま緩やかなホロコーストに向かうなら、戦った方がまし。奴らがやっているのは緩い民族虐殺。
帰化人たちが暴動やら起こすと警察機構にも帰化人が主要なポジションにいるから騒ぎは収まらない、日本は荒廃の一途を辿る、夜道も歩けないぐらいに。。。
でもそこでようやく海外の人間たちにも伝わるはずだ、日本が朝鮮人に乗っ取られて見る影もなくなっていると、やつらが日本でどんなことをしているのかと。。
自衛隊の機能も衰退しているはずだから中国だって武力で侵攻してくるかもしれん。
日本は一度灰燼に帰すだろう。
だがこのまま帰化人に成りすまされて、日本人が日本の国で迫害されて、過半を帰化人に占められるよりよっぽどましだ、やつらが過半数を確保してからでは遅い。
戦おう

141:吾輩は名無しである
24/03/20 17:04:56.84 051qj+AF.net
>>132
承認と対峙の二元論の時点で間違っている

142:吾輩は名無しである
24/03/20 17:12:07.18 84GEdgBU.net
>>141
俺はアアロン・ジェロウについては何も知らないんだよ。
ただ、紹介しただけだ。

143:吾輩は名無しである
24/03/20 17:56:44.41 051qj+AF.net
>>142
大変申し訳ない、アンカーのつけ間違いだ。正しくは>>139だ。せっかく紹介してくれたのに嫌な気持ちにさせてすまない

144:吾輩は名無しである
24/03/20 18:18:28.86 84GEdgBU.net
>>143
いやいや、よくあることだろ。

145:吾輩は名無しである
24/03/23 05:27:59.90 fPnJYHt+.net
映画は文学と漫画のどちらかに近いかと言えば漫画だろう

146:吾輩は名無しである
24/03/23 14:40:54.45 VFHBk8fC.net
文学は映画と漫画のどちらかに近いかと言えば漫画だろう

147:吾輩は名無しである
24/03/23 20:57:15.58 4C3nL795.net
でも文学≒映画ではなく文学≠映画なんだろ

148:吾輩は名無しである
24/03/24 09:14:53.91 YSaQ8JO1.net
エンタメのハリウッド映画褒める奴がエンタメが理由で漫画やアニメを貶すのは明らかに矛盾してるな
批判するなら漫画やアニメの原理的な批判が必要

149:吾輩は名無しである
24/03/24 18:14:14.69 snenJvUl.net
>>148
具体的にどんな評論家がそんな事を言っている?

150:吾輩は名無しである
24/03/25 00:04:36.37 NEHksozN.net
御大がジャン=ジュネを評している、もしくは言及しているテクストがあれば、有識者の方にご教示願いたい

151:吾輩は名無しである
24/03/27 19:42:01.94 xGaZAAr0.net
『キネマ旬報』2023年4月上旬号
映画本大賞2022
①オーソン・ウェルズ、聞き手ヘンリー・ジャグロム『オーソンとランチを一緒に』ピーター・ビスキンド編・解説、赤塚成人訳、四月社、2022年
②蓮實重彦『ジョン・フォード論』文藝春秋、2022
③上野昻志『黄昏映画館:わが日本映画誌』(国書刊行会、2022年)
④堀越謙三著高崎俊夫構成『インディペンデントの栄光 ユーロスペースから世界へ』筑摩書房 2022
⑤四方田犬彦『パゾリーニ』(作品社 2022年11月)
⑥四方田犬彦『さらば、ベイルート ジョスリーンは何と闘ったのか』(河出書房新社 2022年5月)
⑦仙元誠三、佐藤洋笑、山本俊輔『キャメラを抱いて走れ!: 撮影監督 仙元誠三』国書刊行会 (2022/6/24)
⑧青山真治『宝ヶ池の沈まぬ亀Ⅱ ある映画作家の日記2020‒2022 ―または、いかにして私は酒をやめ、まっとうな余生を貫きつつあるか』boid(2022/12発売)
⑨青山真治『宝ヶ池の沈まぬ亀 ある映画作家の日記2016‒2020』boid(2022/01発売)
⑩高鳥都『必殺シリーズ秘史 50年目の告白録』立東舎(2022/09発売)
⑪尾形敏朗『完本 巨人と少年 黒澤明の女性たち[ワイズ出版映画文庫]』ワイズ出版(2022/10発売)
⑫佐藤千穂『映画夢情』書肆子午線(2022/10発売)
⑫スタンリー・カヴェル『幸福の追求―ハリウッドの再婚喜劇』石原陽一郎訳、法政大学出版局、2022年
⑭ジャン=リュック・ゴダール、マルセル・オフュルス『映画をめぐるディアローグ ゴダール/オフュルス全対話』福島勲訳、読書人(2022/09発売)
⑮谷岡雅樹『Vシネマ最期の弾痕 -骨は雨に濡れて-』ぺりかん社(2022/10発売)
⑯荒木正也『映画の香気 ―私のシネマパラダイス―』Echelle-1(2022/10発売)
⑯古賀重樹『時代劇が前衛だった-牧野省三、衣笠貞之助、伊藤大輔、伊丹万作、山中貞雄』淡交社(2022/10発売)
⑯蓮實重彦『ショットとは何か』講談社、2022
⑲岡田温司『ネオレアリズモ イタリアの戦後と映画』みすず書房 2022.5
⑳ウディ・アレン『唐突ながら ウディ・アレン自伝』(金原瑞人、中西史子訳、河出書房新社)2022

152:田中淳
24/03/29 23:35:57.18 xYE6deHs.net
なぜ哲学とか思想をやってる奴は芸術が全くわからない奴が多いのか
つまらないロックが好きで黒人音楽の知識が全くなかったり映画がわかるセンスがない奴ばかりだし小説がわからない奴も多い

153:田中淳
24/03/29 23:37:41.93 xYE6deHs.net
御前〈ムスィユー〉は相対的にめちゃくちゃ芸術がわかる人と言わざるを得ない

154:田中淳
24/03/29 23:39:20.71 xYE6deHs.net
当代のスターの東浩紀とか千葉雅也とかは芸術の知識やセンスは酷いものだ
浅田でさえ映画は弱い

155:吾輩は名無しである
24/03/30 00:31:59.10 RmhMzNVI.net
清水高志
厄年というものがあるが、前後三年というようなものではなく10年くらい
ある気がする。批評家でも大体53歳から10年くらいは時代の追い風が吹か
ず、そこから先はまた珍しさも出てくるような気がしている。小林秀雄だ
とベルクソン論を書きあぐねて断念とか、柄谷行人でも法政の教養部の英
語の先生だった
2024年3月28日
蓮實重彥(1936年4月29日 - )
「文藝」1990年春季号~1992年冬季号にて、文芸時評をやった。
1993年から1995年まで教養学部長、1995年から1997年まで副学長を歴任。
1997年4月に東京大学26代総長に就任。
1997年、パリ第8大学から名誉博士号の称号を受く。
1999年フランス政府の「芸術文化勲章」受章。

156:吾輩は名無しである
24/03/30 15:04:33.72 b/6Bc0wv.net
クロンボ音楽聴いてる奴はゴミクズ

157:吾輩は名無しである
24/03/30 15:33:52.51 WeinRZnP.net
美術や音楽や演劇には全く言及しないよね
蓮實流のテマティスム批評の一貫性が崩れるからか?

158:田中淳 ◆ANNA//s1pY
24/03/30 16:06:04.03 BNV86xIn.net
言葉の物質性。
映像の物質性。
音の物質性。
愛の物質性。

159:吾輩は名無しである
24/03/30 19:55:03.94 /ue9VuKL.net
>>157
別に言及する必要はないし言及しなくても分かっている人は多くいるだろう

160:独り言
24/03/31 02:08:10.78 yhjgA7k5.net
>>157
>美術や音楽や演劇には全く言及しない
そんなの単純な話で、「美術」も「音楽」も「演劇」も大して見てないからでしょ?
一応は大学の仕事があって(東大駒場の仏語教師の仕事も大マジメにやっていたという)、その合間に映画を観て
本を読んでモノを書いて、それだけで時間なんか無くなりますよ。
それで昔は野球批評(わらい)までやってたんでしょう? 最近はTV批評?みたいな事までしてたけど、あれも
よくTVなんか観てる暇あるよね、、御老体でもう外出もままならずTV漬けなのかな、、
別に批判ではなく、そんな、森羅万象に通じる超人知識人など元から虚構の存在に過ぎない。
そんなのは周囲あるいは本人が創り上げた虚像でしかない。
例えば文人にはたまに「万巻の書を読み尽くした」的人物がいるけれど、これも個々の文業・発言を仔細に検証すると
妙にピント外れな事も多い。単純に多読の代償に速読で読み飛ばしているが為に「ちゃんと」読めてないんだと思う。
映画周りでも例えばここ20年程の町山智浩など明らかに「実は観ていない、あるいは早回しで観て資料で補強」して喋っている
としか思えない事が多い。これは町山に限らず突っ込まれたら冷や汗ダラーの評論家・研究者は多いと思うなあ、、
さりとて正直に「時間的限界があるのでそんなに何でもマジメに観ていられない」とも言えないのが辛い処で、、
蓮實重彦の映画批評も中身自体は大して信用におけるものではない。
ただ蓮實などシネフィル系は鑑賞量と映画センスだけは大したものだから、その挙げる監督名・タイトルは大いに参考に
なるが、その発言の中身を真に受ける必要はない。

161:吾輩は名無しである
24/04/01 00:47:17.80 XjaxgSX9.net
コメカ(早春書店、TVOD)
石野卓球相手に田端信太郎がスベっているのを見ると、イキ
りビジネスインフルエンサー的ムーブを選んだ人間のなかに
は、サブカルヒエラルキーのセンス競争のなかで自分が上手
く勝てなかったことへの屈託がある人も、結構多かったのか
なあと改めてちょっと思った。
70〜80年代のある種の日本サブカルチャーが、それまでの知
の体系を破壊し水平化することを試みていたとして。90年代
終わり頃にはそういう水平革命的な試みは既に、センスエリ
ートを生む新たなコードと化していた。ゼロ年代には、そう
いうコードに対する攻撃が各所において出現する。
例えば自分もゼロ年代には、ポスト渋谷系(なんて言葉は無
いのだが)的スノビズム、そしてそういうものを共有するス
モールサークルに対して抵抗感を持っていた。当時の自分に
は、センスエリートが集うサブカルコミュニティは現実から
の退却場所のようにしか見えず、何か別の形でのコミットメ
ントの方法を強く求めていた。自分が『ゼロ年代の想像力』
までの宇野常寛に読者としてあの頃強く傾倒したのも、そも
そもそういう動機を持っていたからだ。
2000年代にはPLANETSに参加し『ゼロ年代の想像力』から影
響を受け、そして2010年代にはツイッタラー(うう……)とし
てTwitterリベラリズムに参加していた自分は、完全にこうい
う流れの当事者だったと思っている。自分はまさに無教養な
サブカル紅衛兵だった(だった、というか、今も基本的には
変わらない)わけで、しかしそうしたいという心情が自分の
なかにはっきりあった。
Oct 1, 2023

162:田中淳
24/04/01 20:18:40.20 Mj58ohRl.net
御前〈ムスィユー〉はリドリー・スコットは一顧だにしないだろうけど『ブレードランナー』“だけ” は傑作だと思うわ
(サイバーパンクSF的観点からと近未来フィルム・ノワール的観点からにおいて)
“映画的” 観点からにおいてはどうかな?

163:田中淳
24/04/01 20:21:07.41 Mj58ohRl.net
日本のシネフィル系映画ヲタクの白人女崇拝はかなり気持ち悪い

164:田中淳
24/04/01 20:26:21.48 Mj58ohRl.net
ポン・ジュン ‐ ホは過大評価
ショットが撮れる作家ではない
御前〈ムスィユー〉がポン・ジュン ‐ ホを褒めたことはないだろ?
“そういうこと”

165:田中淳
24/04/02 11:14:10.90 FmlmY5dh.net
ノーランの映画にマジになっちゃってどうするの

166:吾輩は名無しである
24/04/03 20:00:31.15 uEe52M1RS
疲弊してるのは分からんでもないが大川原化工機社長の「できれば謝罪して欲しい』は残念た゛な
関東全域毎日グルク゛ル何台ものクソヘリ飛は゛しまくって望遠カメラで女風呂やらのぞき見して遊び倒して莫大な温室効果ガスまき散らして
気侯変動させて洪水、土砂崩れ、暴風、熱中症、大雪にと災害連発させて住民の生命と財産を破壊して騒音まき散らして威カ業務妨害して
子の学習環境まで破壊しながら暇すぎるしお前らとっとと犯罪おかせやと住民イライラ犯罪惹起してる上に捏造逮捕までするデタラメ腐敗集団
警視庁や東京地検、共謀した經産省の外道公務員個人に賠償金を求償するのは当然、しかも勾留中に死亡してんだから同し゛期間勾留した上に
殺人罪適用して―生かけて償わせて害悪でしかない警視庁解体に向けて運動を繰り広げよう!
7億円もの裏金発覚した腐敗政党自民党は腐敗の隠蔽のために国民の血税をクソ公務員利権に費やしてきたツケが出てる現実を認識しろよ
公務員も原発も制御しきれる悪魔ではないわけだが自閉隊利権まで倍増させて、すて゛に傀儡状態だか゛名実ともに統治権まで奪われるわ
(ref.) URLリンク(www.)<)eda-Ρroject.jimdofree.com/ , tTps://flight-route.com/
Тtps://n-souonhigaisosyoudan.amebaownd.сom/

167:吾輩は名無しである
24/04/03 22:03:06.33 0gOgFEVb.net
カス女優の名前付けたアホウおる?

168:吾輩は名無しである
24/04/04 09:45:02.03 YszsmHiP.net
ラップは知性がない人間が聴く音楽

169:田中淳
24/04/04 18:17:19.51 GMhu43fo.net
佐々木敦は才能がない
常に、浅い

170:田中淳
24/04/04 18:18:14.38 GMhu43fo.net
ロックは、常に、軽くて浅い

171:田中淳
24/04/04 18:19:04.82 GMhu43fo.net
ロックは、常に、ソフトでヤワだ

172:田中淳
24/04/04 18:20:58.51 GMhu43fo.net
>>152
やはりこのスレもこういう奴しかおらんな
所詮5ちゃんねる
カスしかいない

173:田中淳
24/04/04 18:27:41.31 DOfoK8LG.net
David Bowieヲタクの田中純というやつはかなり気持ち悪い
Bowieなんてゴミ
本人も自分の音楽を「プラスティック・ソウル(偽物のソウル)」と名乗っているが、本物のブラック・ミュージックと較べたらゴミ以下

174:田中淳
24/04/04 18:32:41.09 DOfoK8LG.net
I hate rock music

175:田中淳
24/04/04 18:46:15.98 DOfoK8LG.net
表象文化論でも思想でもなんでもジャズとヒップ・ホップと映画がわかる奴が出てこないと駄目だ
時代に対応できない

176:吾輩は名無しである
24/04/04 20:57:29.17 hVlfqMk9.net
オダジョーが監督したNHKのドラマ『オリバーな犬』は見事なショットだった

177:吾輩は名無しである
24/04/04 21:41:08.05 P3Ces7AP.net
クロンボ音楽は劣等音楽

178:吾輩は名無しである
24/04/04 21:56:10.05 RZY/Benv.net
サミュエル・フラーのショック集団に「今度ニューヨークフィルの首席指揮者に迎えられた。黒人は芸人音楽
だけやってればいい。」と言う黒人がいたな。

179:吾輩は名無しである
24/04/04 22:02:00.58 P3Ces7AP.net
ラップ聴く人間の品性は下劣

180:吾輩は名無しである
24/04/05 00:07:23.84 cSYFp0oO.net
>>172
いくら映画や小説を読もうが仕事に反映されてなければ何の意味もない
無職で職歴無しのお前はカス以下ってことだわな

181:吾輩は名無しである
24/04/05 00:08:06.67 cSYFp0oO.net
ラップはゴミ人間しか聴かない汚物音楽

182:吾輩は名無しである
24/04/05 00:09:09.49 cSYFp0oO.net
クロンボ音楽はこの世にあってはいけないジャンル

183:田中淳
24/04/05 09:11:14.31 TGphbpqx.net
コーマック・マッカーシーの『血の子午線あるいは西部の夕方の赤み Blood Meridian Or The Evening Redness in the West』(1985、黒原敏行訳、ハヤカワepi文庫、邦題『ブラッド・メリディアン あるいは西部の夕陽の赤』)読み始めた

184:吾輩は名無しである
24/04/05 10:30:43.25 Lzl1cCuL.net
蓮實重彦
「ものがわかっているという姿勢は批評ではないと思う。わからなくても論を立てないかぎり批評はないわけで、分析=記述が必要なのはそのためです。ものがわかっている人は、文学以外にもたくさんいるわけで、書く人がわかっているというニュアンスをちらつかせたってしようがない。」

185:吾輩は名無しである
24/04/06 10:48:06.97 CdAejwTg.net
浅田彰の悪影響だな
あんな特殊な才能は浅田一人で充分なのに
ちょっと物知りのディレッタントが専門家にマウント取って勝った気になるなんて恥ずかしい風潮生んでしまった

186:吾輩は名無しである
24/04/07 09:35:50.78 hXAql69V.net
丸谷才一の笹まくらを再読している

187:吾輩は名無しである
24/04/08 22:31:58.68 yF3DUTN1.net
>>184
批評は軍事との関連で捉えるべきだということが良くわかる

188:吾輩は名無しである
24/04/08 23:58:17.30 L66DcteK.net
映画って何が凄いんですか?

189:吾輩は名無しである
24/04/09 21:54:31.19 DtvXFOIk.net
映画板でなくても蓮實スレならこんなにも語られるところ

190:吾輩は名無しである
24/04/09 23:22:48.78 zH+Kt00o.net
柄谷行人は小説の小説性は共同体の物語の脱構築とか言ってて言葉は違うけど蓮實も概ね似たようなこと言ってる
映画については何か言ってるのかな?映画は偉大過ぎるとか単なる言いっ放しなら読んだことあるが

191:吾輩は名無しである
24/04/11 01:46:17.76 13ZIj5Rc.net
鈍繁
これは、「流動」1973年9月号掲載の匿名コラムなんですが、筆者は蓮實重
彦氏ではないかと思っている。というのも、「芸術俱楽部」1973年9月号
の「執筆者紹介」欄に〝最近のキートン映画上映には動員を買ってでるな
ど〟とあり、ずっと探していたのです。
くだけた口ぶりだけど特徴的な語彙や言い回し、
URLリンク(pbs.twimg.com)
2024年3月26日
蓮實氏は匿名で書くことに否定的だが、大抵の人は匿名だからこそ気兼ね
なく思ったことを書けるのであってやっぱり面白い。で、とりあえず『花
田清輝全集』『吉田健一集成』『丸谷才一全集』を借りて読んでいる。絓
秀実さんも結構書いているだろうから『コレクション』に収録してくれた
らよかったのに。
2024年4月10日
ぷらんせかんす🍉
すみません、ご指名いただいたことに今頃気づきました。一読しました
が、さすがに先生はこのように下品な文章は書かないと思います。あくま
で私見ですが。
2024年4月6日
かわかつとくしげ(川勝徳重)
全然読んでないのに蓮實重彦みたいなこと(『小説から遠く離れて』)書
いちゃったなと反省してたら、蓮實重彦が少年時代好きだった漫画の現物
が届いた。いいだろう。
URLリンク(pbs.twimg.com)
URLリンク(pbs.twimg.com)
URLリンク(pbs.twimg.com)
2024年4月10日

192:田中淳
24/04/11 17:39:10.66 B/EKXMnR.net
黒沢清や濱口竜介はベスト50やるなら北野を選ばないのは不誠実だと思う
作品の質的に入らないのもわからないではないけど、日本の90年代以降の作家が北野から与えられた影響は絶大
真似だけしてリスペクトしないのはどうか

193:田中淳
24/04/11 17:40:58.20 B/EKXMnR.net
北野を選ぶのはハスミスム的シネフィルの価値観からするとヒップではないのはわからないではないが⋯
でも黒沢はヒップではない作家の深作(北野の師)は選んでるんだよな

194:田中淳
24/04/11 18:07:42.40 B/EKXMnR.net
大島渚賞の選考委員を大島となんの縁もない黒沢清が務め大島の直系の弟子である北野が無視されているのもある種の「王位簒奪(さんだつ)」に見えてしまう(たけしにハードコアな映画賞の選考委員が務まるかというのは置いておいて)

195:吾輩は名無しである
24/04/11 19:30:15.28 13ZIj5Rc.net
che bunbun🐝「身体空間から観る映画」kindle発売中
[翻訳]濱口竜介監督のお気に入り映画51選|CHE BUNBUN
LaCinetekにアップされていた濱口竜介監督のお気に入り映画リストを翻訳
しました。観る映画の参考にどうぞー
2024年4月10日
1.エストラパード街(ジャック・ベッケル、1953)
2.ライド・ロンサム(バッド・ベティカー、1959)
3.ジャンヌ・ダルク裁判(ロベール・ブレッソン、1962)
4.よみがえるブルース(ジョン・カサヴェテス、1961)
5.石の微笑(クロード・シャブロル、2004)
6.イースタン・プロミス(デヴィッド・クローネンバーグ、2007)
7.アブラハム渓谷(マノエル・ド・オリヴェイラ、1993)
8.ガーゴイル(クレール・ドゥニ、2001)
9.怒りの日(カール・テオドア・ドライヤー、1943)
10.ヒア アフター(クリント・イーストウッド、2010)
11.ミツバチのささやき(ヴィクトル・エリセ、1973)
12.ナンバー・ゼロ(ジャン・ユスターシュ、1971)
13.果てなき航路(ジョン・フォード、1940)
14.顔のない眼(ジョルジュ・フランジュ、1959)
15.右側に気をつけろ(ジャン=リュック・ゴダール、1987)
16.ある女の恋(ジャン・グレミヨン、1953)
17.エルダーブッシュ峡谷の戦い(D・W・グリフィス、1913)
18.ハタリ!(ハワード・ホークス、1960)
19.恋恋風塵(ホウ・シャオシェン、1987)
20.蛇の道(黒沢清、1998)

196:吾輩は名無しである
24/04/11 19:32:07.25 13ZIj5Rc.net
21.マン・ハント(フリッツ・ラング、1941)
22.条理ある疑いの彼方に(フリッツ・ラング、1956)
23.鱒(ジョゼフ・ロージー、1982)
24.天使(エルンスト・ルビッチ、1937)
25.二重結婚者(アイダ・ルピノ、1953)
26.崇禅寺馬場(マキノ正博、1928)
27.暖流(増村保造、1957)
28.バンド・ワゴン(ヴィンセント・ミネリ、1953)
29.近松物語(溝口健二、1954)
30.パサジェルカ(アンジェイ・ムンク、1963)
31.流れる(成瀬巳喜男、1956)
32.1000年刻みの日時計 牧野村物語(小川紳介、1987)
33.魅せられて(マックス・オフュルス、1948)
34.浮草(小津安二郎、1959)
35.危険な場所で(ニコラス・レイ、1951)
36.浜辺の女(ジャン・ルノワール、1946)
37.美しき結婚(エリック・ロメール、1982)
38.ヨーロッパ一九五一年(ロベルト・ロッセリーニ、1951)
39.KAZUO OHNO(ダニエル・シュミット、1995)
40.アンストッパブル(トニー・スコット、2010)
41.南の誘惑(ダグラス・サーク、1937)
42.早春(イエジー・スコリモフスキ、1970)
43.ドルチェ 優しく(アレクサンドル・ソクーロフ、1999)
44.魚影の群れ(相米慎二、1983)
45.過去を逃れて(ジャック・ターナー、1947)
46.ことの次第(ヴィム・ヴェンダース、1982)
47.DV2(フレデリック・ワイズマン、2002)
48.河内山宗俊(山中貞雄、1936)
49.牯嶺街少年殺人事件(エドワード・ヤン、1991)
50.女のみづうみ(吉田喜重、1966)
51.バック・トゥ・ザ・フューチャー(ロバート・ゼメキス、1984)

197:吾輩は名無しである
24/04/11 19:56:37.16 13ZIj5Rc.net
映画に狂って...
黒沢清のオールタイムベスト①
2018/10/17
「LaCinetek」の「Films on VoD selected by Kiyoshi Kurosawa」より50本
丹下左膳餘話 百萬兩の壺 
獣人 
風の中の牝鶏
夜の人々 
札束無情 
次郎長三国志 甲州路殴り込み 
天はすべて許し給う 
四十挺の拳銃 
草の上の昼食 
東海道四谷怪談 
顔のない眼 
女が階段を上る時 
回転 
秋刀魚の味 
妖女ゴーゴン 
白い肌に狂う鞭 
座頭市血笑旅 
けんかえれじい 
赤い天使 
日本春歌考 

198:吾輩は名無しである
24/04/11 19:58:02.57 13ZIj5Rc.net
ワン・プラス・ワン 
ケーブル・ホーグのバラード(砂漠の流れ者)
夕陽のギャングたち 
ルトヴィッヒ2世のためのレクイエム 
現代やくざ 人斬り与太 
ビリー・ザ・キッド-21才の生涯 
北国の帝王 
突破口! 
旅芸人の記録 
パリの灯は遠く 
狩人 
エイリアン 
遊星からの物体X 
金銭(ラルジャン) 
探偵 
スペースバンパイア 
ペイルライダー 
太陽の帝国 
カニバイシュ 
フランティック 
動くな、死ね、甦れ! 
スポンティニアス・コンバッション 
ポンヌフの恋人 
羊たちの沈黙 
クーリンチェ少年殺人事件(牯嶺街少年殺人事件) 
そして人生はつづく 
カップルズ 
ジュラシック・パーク 
フルスタリョフ、車を! 
キャスト・アウェイ 

199:吾輩は名無しである
24/04/12 09:15:53.99 hejqXwvU.net
他の監督の偏愛リストも知りたいものだ。まあしかしながらよく観ているなあ。テレビ屋さん監督なんてろくに見てもいないだろうけど

200:田中淳
24/04/12 13:45:37.47 HAaFG2Fc.net
心、礼儀が無いレイシストのキチガイ=大体ロックヲタ
黒人音楽を理解するようなリベラルな人は心と礼儀がある

201:吾輩は名無しである
24/04/12 19:55:13.14 kJth7iJs.net
蓮實の教え通り黒澤明、キューブリック、タルコフスキー、スコセッシ、フェリーニ等は入れてないな

202:吾輩は名無しである
24/04/12 23:37:10.82 GuzcYTwj.net
浅田彰 それから、なぜぼくがジャズを好んだかというと、まさにそれがモダンだったからです。アドルノは、アメリカの大衆音楽はすべて悪しき商業主義の産物だと言ってジャズも切り捨てたけれど、否定によってどんどん先鋭化してゆくという否定弁証法的過程を、
ジャズはチャーリー・パーカーからマイルス・デイヴィスを経てオーネット・コールマンらにいたる行程で、クラシックより急速に反復したともいえる。しかも、それをマイノリティである黒人たちがおもに担った。一種、 音楽史上の奇蹟ですよ。

他方、どこまでも先鋭化していくジャズと較べると、ロックはとにかく下手でうるさいだけ、白人のバカなガキがやっている単純きわまりない四拍子のドミソの音楽というので、ぼくはずっと嫌いでした。
でも、T・レックスというグラム・ロック・バンドが七三年に日本に来て、それをたまたま聴きに行ったとき、マリファナを吸ってだらだらしながら下手なギターをやる気なしに弾く、そのダウナー系のだらしなさこそロックのカッコよさなんだということがわかった。
以後、ローリング・ストーンズまで遡って聴くとなかなかいいし、のちに出てきたパンクも好きになった。他方、技術的にがんばろうとするタイプのロック・バンドはダサいと思っていましたね。

―プログレッシヴ・ロックなどはいかがでしたか。

浅田彰 おおむね大嫌いだったし、プログレッシヴ・ロックが高度だとか言っている連中はバカじゃないかと思っていました。もともとジャズのほうがはるかに高度だし、むしろ高度なものへのプログレスを放棄するところがロックのカッコよさじゃないか、と。

203:吾輩は名無しである
24/04/13 03:53:09.32 wipVbBWy.net
黒人音楽を聴いてる奴は品性下劣なゴミしかいないw
所詮はクロンボw

204:吾輩は名無しである
24/04/13 10:04:59.58 zao2lKzM.net
>>200
かなりのステレオタイプな二元論かと思ったが、>>203読むとさもありなんと感じる

205:吾輩は名無しである
24/04/13 10:10:39.02 zao2lKzM.net
>>201
まあお二方ともしっかりクリント・イーストウッドを選んでいますね。蓮實が語ることさえ出来ない傑作と言った『許されざる者』は避けていますけど。個人的には『ペイルライダー』の方が遥かに出来はいいと思いますが

206:吾輩は名無しである
24/04/13 11:05:59.75 wipVbBWy.net
黒人音楽を聴いている人間はぐうたらの怠け者でだらだらと一生を過ごす
怠け者

207:吾輩は名無しである
24/04/13 12:13:23.48 JEslzY3r.net
ブラックカルチャー好きの人にとっての最高の映画監督はスパイクリーなんだろな
社会が抱える差別をあぶり出し、「No!」を突きつける 
黒人監督の道を切り拓いてきたスパイク・リーというカルチャー
URLリンク(www.skyperfectv.co.jp)
昔のハリウッドには、今ほど黒人の映画監督が多くなかった。アフリカ系アメリカ人を主な客層とするブラックスプロイテーションと呼ばれる映画ジャンルを除けば、ハリウッドメジャーで黒人が監督として起用されることがなかったためだ。その背景には、アメリカにおける人種差別や偏見の長い歴史が横たわっている。その歴史を変えた人物を一人挙げろ、と言われたら、おそらく多くの人がこの名前を挙げるだろう。
スパイク・リー監督。

208:吾輩は名無しである
24/04/13 12:35:15.79 zao2lKzM.net
今年のアカデミー賞の授賞式でも色々言われたが今だにハリウッドは白人男性社会。女性監督も有色人種監督もマイナーな存在

209:吾輩は名無しである
24/04/13 15:23:24.93 gjzGEzlw.net
イーストウッドの西部劇なら「アウトロー」で決まり。
「ペイルライダー」も「許されざる者」も大したことない。
「ペイルライダー」は「シェーン」のパロディで、オールド西部劇ファンを激怒させたシロモノ。唯一黒沢清が「あれは実験映画だ」と擁護していた。
「許されざる者」は陰々滅々。パンフレットで東大の先生が大袈裟に賞賛しているのを見てシラケたのを思い出す。
活劇ヒーローが芸術家になったらダメでしょ。

210:吾輩は名無しである
24/04/13 18:16:39.28 On3Ts9ym.net
『ブロンコ・ビリー』と『ホワイトハンター、ブラックハート』
この2作がイーストウッドの頂点だ

211:吾輩は名無しである
24/04/13 18:21:27.44 Nhv+oYMI.net
僕は単純に面白かったのはセンチメンタルアドヴェンチャーとガントレットとペイルライダー

212:吾輩は名無しである
24/04/13 19:38:01.59 4pD0mPNO.net
キネマ旬報ベスト・テン
50年代今井正
1950年:日本映画ベスト・ワン『また逢う日まで』111分
1953年:日本映画ベスト・ワン『にごりえ』130分
1956年:日本映画ベスト・ワン『真昼の暗黒』124分
1957年:日本映画ベスト・ワン『米』118分
1959年:日本映画ベスト・ワン『キクとイサム』117分
00年代イーストウッド
2000年:外国映画ベスト・ワン『スペース・カウボーイ』130分
2004年:外国映画ベスト・ワン『ミスティック・リバー』138分
2005年:外国映画ベスト・ワン『ミリオンダラー・ベイビー』133分
2006年:外国映画ベスト・ワン『父親たちの星条旗』132分
2009年:外国映画ベスト・ワン『グラン・トリノ』117分

213:吾輩は名無しである
24/04/13 22:03:55.97 zao2lKzM.net
>>212
90分という上映時間に特別な思いがある蓮實にしてもことクリント・イーストウッドに対しては寛容になる。それにしても日本人はどれだけイーストウッドの映画が好きなんだ

214:吾輩は名無しである
24/04/13 22:44:51.96 3uM/Mbao.net
黒人音楽は汚く誰も救わない

215:吾輩は名無しである
24/04/13 22:46:08.37 3uM/Mbao.net
黒人音楽は柔で軟弱者しか聴かない

216:吾輩は名無しである
24/04/14 01:17:27.31 ClMft/uQ.net
70年代の時点ではイーストウッドをアルトマンやカサヴェテス(日本では93年以降のような認知度はまだなかった)と同じ程度の
いわゆるハリウッド第九世代なんかに比べたら遥かに優れてはいるが50年代B級組と比べたら落ちる…という保留があり
まさか彼がここまでやるとはと驚いたという「許されざる者」以降でも、たびたび
イーストウッドもヴェンダース同様ショットが撮れない
一つの画面で状況をわからせる力なら黒沢清の方がずっとうまい
「古典的」だから評価しているわけではない
などとコメントしている。
こうした蓮實の語り方は対象がゴダールであれアンゲロプロスであれそうなので、「本当はイーストウッドを認めていない」というわけではない。

217:吾輩は名無しである
24/04/14 01:35:47.63 Qx5bBaSk.net
蓮實重彦
「特殊でありたいといういささかも特殊ではない一般的な意志、あるいは違ったものでなければならぬという同じ一つの強迫観念が、文学をどれほど凡庸化してきたかは誰もが知っている歴史的な現実である。」

218:吾輩は名無しである
24/04/14 03:23:41.84 H4JQKS7x.net
第1の時代
グリフィス
第2の時代
キートン、チャップリン、セネット
第3の時代
ハリー・コーン、ルイス・B・メイヤー
第4の時代
ホークス、ウェルズ
第5の時代
ブランド、ディーン、カザン
第6の時代
テイラー、ウェイン、モンロー
第7の時代
ホッパー、フォンダ、ニコルソン
第8の時代
コッポラ、フリードキン、ボグダノビッチ
URLリンク(esquire.blob.core.windows.net)

219:吾輩は名無しである
24/04/14 07:45:58.25 K/C8pxB5.net
>>216
どう見てもショットが撮れないイーストウッドをなぜ蓮實が高く評価しているのか予てから分からなかったが、ショットが撮れないことは認めた上で別の評価軸ということで納得した。

イーストウッドはオープニングはそれなりに凝るし、その例として『恐怖のメロディ』や『ペイルライダー』などそれなりにカッコいいが(それでも蓮實の評価するショットとはほど遠い)すぐに淡白な画になる

220:吾輩は名無しである
24/04/14 07:56:32.00 K/C8pxB5.net
>>216
確かにハリウッド第九世代は一大ブームを巻き起こしたが、50年経ったいま改めて振り返ると映画的には大したことはない。そのあたりは蓮實は慧眼だったのかも

221:吾輩は名無しである
24/04/14 08:38:36.73 zjIClwI3.net
>>209
イーストウッドってアメリカの片岡鶴太郎なのか

222:吾輩は名無しである
24/04/14 08:41:59.58 zjIClwI3.net
>>217
これ鎌倉時代ぐらいから言われていることだよね
出そうとして出す個性は個性じゃない、というやつ

223:吾輩は名無しである
24/04/14 08:55:32.49 Aty1Bnkt.net
最近はやはり嘘でも新しいことやろうという内容でも形式でもいいからモダンな意志は必要ではないかと思ってる
蓮實に汚染されると過去の良質な映画沢山見て勉強して技術的に恥ずかしくない映画撮ればいいだろうってなりがちだが・・・

224:吾輩は名無しである
24/04/14 09:05:23.57 K/C8pxB5.net
>>222
具体的には誰が何の著作で言ってんの? 室町時代の世阿弥あたりは言いそうだが

225:吾輩は名無しである
24/04/14 09:05:55.15 zjIClwI3.net
流行りに乗るのはOK
流行りに乗ってるけど一味違う私をアピールするのは無様

226:吾輩は名無しである
24/04/14 09:27:44.67 YDEc4eqm.net
いや無様でも拙くてもチグハグでもいいじゃない
なんか新しいこと違ったことやろうという野蛮な意志がないと開けていけないというか終わってしまう

227:吾輩は名無しである
24/04/14 10:04:30.82 zjIClwI3.net
意識的アピールではなく無意識に自分を出して新しくなれる人間だけが時代を切り開くのだろう
映画に愛されるというのはそういうこと

228:吾輩は名無しである
24/04/14 10:09:09.31 K/C8pxB5.net
>>227
抽象的な話が続いていてよく分からないから具体例を出してよ。それに無意識だろうが自分を出した時点で意識していたことになるんじゃないの?

229:吾輩は名無しである
24/04/14 10:11:38.43 K/C8pxB5.net
>>216
蓮實の50年代B級監督への妙な拘泥感は並々ならぬものがあるからな

230:吾輩は名無しである
24/04/14 10:14:11.18 zjIClwI3.net
蓮実の言う「凡庸」を言い換えているだけだが
>>217なんか蓮実がこれ以上無いくらい分かりやすく説明している

231:吾輩は名無しである
24/04/14 10:17:04.50 aygXT5jG.net
「殺し屋ネルソン」が傑作だと?
センスのひどさに大笑いなんだが

232:吾輩は名無しである
24/04/14 10:47:12.40 ClMft/uQ.net
殺し屋ネルソンはハスミだけでなく
ハスミより少し年長の映画評論家ハズミ(筈見)も高評価していた。

233:吾輩は名無しである
24/04/14 11:15:41.69 K/C8pxB5.net
>>230
言わんとすることは分かったがそれだと単なる蓮實の引用に終わるから、具体例を挙げながら自分の言説に落とし込んで説明してくれるとさらに理解しやすいのだが

234:吾輩は名無しである
24/04/14 15:29:36.74 K/C8pxB5.net
>>216
結局物凄く乱暴に言えば蓮實のイーストウッドの評価のポイントは中条の言う「ハリウッドを再生する」ということになるのではないか。因みに中条の件のイーストウッドの本はまともな論考も出来ていないつまらない本

235:吾輩は名無しである
24/04/14 18:57:05.66 oI+xGyZr.net
蓮實が俺に本気で詰められたら、終わりだろうな。

やってみるか。本気で蓮實の息の根を止めるか。

236:吾輩は名無しである
24/04/14 19:17:18.40 DVmdS6VM.net
蓮實の本質はヲタク気質だよな
本人は屁理屈捏ねて差異化しようとするけど
本質はアニヲタやドルヲタと変わりまへん

237:吾輩は名無しである
24/04/14 21:40:29.89 K/C8pxB5.net
>>209
クリント・イーストウッドはずっとブルース・サーティースと組んでおけばよかったのに

238:吾輩は名無しである
24/04/15 00:07:05.20 nazghfpk.net
RUSSELL SMITH Knight-Ridder News Service Sep 18, 1992

1975年に1980年代で最も注目を集めた映画製作者の成功を予言した脚
本家で俳優の彼は、90年代を通じて映画製作を形作ると予測する人物
のリストを作成した。

-------*------

L.M.キット・カーソンは、『エスクァイア』誌1975年2月号で、スコ
セッシ、スピルバーグ、ルーカス、デ・ニーロを含む、明日の注目株
19人の名前を挙げ、ハリウッドの「第9時代」を宣言した。

さて、エスクァイア誌1992年9月号で、カーソンは映画界の「第11の
波」を予告している。 19人の新しい名前の中には、ティム・ロビン
ス、クエンティン・タランティーノ、ハル・ハートリー、アリソン・
アンダースといった他の名前よりも馴染みのある人もいるだろう。 映
画業界 20 年のベテランの賭けですが、長くは続かないでしょう。11
代目ウェイバーズが象徴するのは、新しい 10 年のコンセプト デュ ジ
ュール: 変化です。

75 年の作品に出演した全員が名声と栄光を得たわけではありません。
ジョー・ドン・ベイカーとパム・グリアの俳優としてのキャリアは停
滞した。 「ラスト・ディテール」と「ハード・タイムズ」のプロデュ
ーサーは有名になることができなかった。 オスカー受賞プロデューサ
ーのジュリア・フィリップスはコカインに手を出し、つい最近になっ
て意地悪な暴露本で復活した。

239:吾輩は名無しである
24/04/15 14:27:10.01 G2qNjP/9.net
狼板にコテハンがいた
【朗報】ME:I(ミーアイ)新曲『Sugar Bomb』音源公開!良曲すぎると話題に
スレリンク(morningcoffee板)

240:吾輩は名無しである
24/04/15 19:46:23.51 nazghfpk.net
Inner Views : Filmmakers in Conversation
Breskin, David
Faber & Faber(1992/11発売)
柳下毅一郎訳
デヴィッド・ブレスキン『インナーヴューズ 映画作家は語る』大栄出版、1994年12月。
ローリング・ストーン誌に連載された鋭利なインタヴューの集成。個性派監督7人の内なる光景を濃厚に、かつ鮮明に暴きだ
す。フランシス・コッポラ。デヴィッド・リンチ。オリバー・ストーン。スパイク・リー。デヴィッド・クローネンバーグ。
ロバート・アルトマン。ティム・バートン。
帝国崩壊の無台裏
腐敗を幻視する抽象画家
アメリカ文化の異邦人
ヴェトナム帰還兵の咆哮
“精神”整形外科医の正気
体制と戦うビジネスマン
放蕩息子の帰還

241:吾輩は名無しである
24/04/17 05:04:44.61 v6H4phqc.net
>>148
蓮實の新書を読めばトイ・ストーリーを面白いって褒めてるんだけどな
それに昔だが80年代の年間ベストテンに『風の谷のナウシカ』を入れてたぞ

242:吾輩は名無しである
24/04/17 23:31:47.12 ZooJmiBm.net
URLリンク(stat.ameba.jp)

243:吾輩は名無しである
24/04/18 09:38:30.99 dsHhy91+.net
>>242
めっちゃキモい

244:吾輩は名無しである
24/04/18 19:03:55.82 H5ZI2sZQ.net
映画芸術1985.2月号 No.350 '84年度日本映画ベスト・テン
4位風の谷のナウシカ
小田克也 9位
渡辺秀綱 5位
山根貞男 7位
友成純一 1位
文芸座 1位
上野?ミ志 5位
松田修 3位
小川徹 7位
佐藤重臣 1位
早田阜昜 3位

9位うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
森世一 4位
石井深 5位
桂千穂 8位
友成純一 8位
馬場当 8位
上野?ミ志 6位
佐藤重臣 2位

245:田中淳
24/04/19 15:06:29.41 Lam/KB/s.net
山田宏一はゴダールは60年代しか理解できないのだろうか?
“俺” はゴダールは60年代よりも80年代のほうが優位にあるとさえ考えています

246:吾輩は名無しである
24/04/19 18:47:59.71 3RZxpW+u.net
一本のジョン・フォードのフィルムは美少女に若かず

247:吾輩は名無しである
24/04/19 19:50:36.85 6JgcZIBU.net
蓮實の「小説から遠く離れて」(1989年刊)の中で石川淳之「狂風記」についてのくだりで、
「物語の構造として「狂風記」は、村上春樹や、井上ひさしや、丸谷才一の長編とおぼ同じ要素からなりたっており、
底に狂った風が吹き募っているとは思えないからである。」と書いているのだが、石川淳をこんな風に誤読していれば、
世話が無い。石川は「普賢」などで1930年代後半からずっと、左翼界隈や同伴者らの気取り、己惚れ、臆病を風刺する
サタイアを書き続けて来た訳で、「狂風記」で狂った風が吹き募るも糞も無い。石川は戦時中に政府から全国の被差別部落を
取材して回る仕事を委嘱されていたが、それの成果が1957年発表の「諸国貴人伝」だ。
蓮實、柄谷、浅田らは生きたまま焼却炉に放り込むのが一番。

248:吾輩は名無しである
24/04/19 22:17:55.78 CirLBFBJ.net
『普賢』も『狂風記』も凡作
石川は『鷹』と『紫苑物語』のみ優れている

249:吾輩は名無しである
24/04/19 23:27:40.00 6JgcZIBU.net
蓮實や柄谷は石川淳の旧制福岡高等学校の仏語教師時代に左翼学生に加担して退職に至った経緯を見て
石川淳を左翼と決めつけてる訳で、小説作品そのものを読んで判断していない。
つまり、日頃の発言は嘘ということになる。

250:吾輩は名無しである
24/04/19 23:39:33.58 bwQ0EZ8M.net
方法としてのあえてじゃなくて本気で表層しか読んでないのでは?

251:吾輩は名無しである
24/04/20 12:33:10.55 sO1tphnW.net
どうせこんな人の書いたものはすっかり忘れられる。

作品は残るが批評は残らない。

252:吾輩は名無しである
24/04/21 16:14:05.54 PtC8eQbN.net
1981年の日本映画ベスト10に井筒和幸の「ガキ帝国」を入れているのが意外だった。

253:吾輩は名無しである
24/04/21 19:56:44.69 Q+D8NXoC.net
まあ、でも石川の小説は本当につまらないし
もはや読まれないし珍重すらされない
蓮實の批評も死ねば石川並の速度で消え去るだろう
映画はともかく文芸批評にちょっかい出したのはもう消えてる

254:吾輩は名無しである
24/04/21 20:57:08.03 Eu56xnjP.net
>>253
いや>>248も書いてあるような『紫苑物語』は優れた小説だろう

255:吾輩は名無しである
24/04/22 09:47:02.49 BAdPFraN.net
大江健三郎が唯一影響を受け尊敬してた日本人作家が石川淳
敗荷落日で大江が関係を絶ったらしい

256:吾輩は名無しである
24/04/22 11:38:56.58 y8fo4VtJ.net
大げさすぎ。大江健三郎は正宗白鳥も井伏鱒二も
尊敬していたよ。「唯一」って何だよw

257:吾輩は名無しである
24/04/22 13:03:27.92 BAdPFraN.net
白鳥は知らんけど、かきつばたとか黒い雨で評価してたのは知ってるが、
そういう意味ではなくいわば作家以前の人として影響を受けていた
という意味で唯一と形容したのである

258:吾輩は名無しである
24/04/22 15:13:27.06 Zg7Dzs+N.net
URLリンク(www.tiktok.com)

259:吾輩は名無しである
24/04/22 15:36:50.74 0n7QjSpo.net
石川淳の小説が何故、部落解放同盟から何の抗議も受けなかったのかの疑問については
部落解放同盟からの説明が絶対に要るだろう。
無論、蓮實や柄谷、スガ秀実らのライターとしての生命が断たれるのは当然として。

260:吾輩は名無しである
24/04/22 15:53:27.25 0n7QjSpo.net
文学は新潮社の大森や矢野のような頭の悪い、
半端もんの立ち入る場所じゃないんだよwww

261:吾輩は名無しである
24/04/22 15:53:57.28 N385/KeI.net
大江健三郎よりも石川淳が面白いとはっきりいってあげたほうが良いと思うけどね

262:吾輩は名無しである
24/04/22 20:44:17.73 8XIqKY9v.net
「覚悟といふカテドラル
丸谷才一

 『狂風記』は石川淳の文学の集大成とも言ふべき大伽藍である。ここにはこの偉大な文学者のすべてがある。この豪勢な建築は、中国の伝奇の悪夢にSFの宇宙論を加へ、西欧十八世紀小説の論理学を彩るに落語のレトリックをもつてし、そして歌舞伎の社会学の柱としてゴシック・ロマンスの幻想をすゑるといふ方法で作られた。
 しかもこのカテドラルの中心には二巻の巻子本(かんすほん)があつて、謎めいた古文書から発する力が末世のてんやわんやをあやつることになるのだが、このとき作者は、記紀の伝承から幕末の艶話を経てつひに今日の東京のニュース・ストーリーに及ぶといふかたちで、一篇の長篇小説のなかに日本史全体を封じこめたのだらうか。いや、違ふだらう。ここにあるのは民族の歴史などといふちつぽけなものではない。彼は普遍的な人間の運命を叙して、乱世に生きる覚悟を花やかに表明したのである。」

「巨匠、未来を語る
大江健三郎

 戦後乱世の風がなお吹きあれた時分、ハイティーンの僕を支えたのは、ドスのようにポケットにおさめた、石川淳の小説であった。そこに描かれた、えたいのしれぬ生命力のかたまり、しかも美しい娘と若者の肖像は、燃えるような励ましを、ポケットの主につたえたのだ。かれらは同時代の荒野にあって、決然と未来にひとみをさだめていた。
 三十年たって、いま新作に示された、石川淳の宇宙モデルは、その究極の全体像をあらわしている。古代のしるしから、現代のありとある出来事まで、ふくみこんで山なす瓦礫、その裾野を掘るヒメとマゴ。僕はこの娘と若者の肖像に、かつての熱狂をよみがえらせる。古代へさかのぼり、地底へもぐりこむ、石川淳宇宙の奥行きは、かつてのどの作品より深く、現代の混沌と、よくあいわたる広さだが、ヒメとマゴはその総体をおおいつつ、断じて未来をめざすのだ。」

263:田中淳
24/04/22 22:20:42.12 Ob9xhfCY.net
山田宏一とかいう80年代以降のゴダールを全否定してる馬鹿の本は買うなよ

264:吾輩は名無しである
24/04/23 06:56:19.55 fIC7D7+p.net
花咲政之輔 Masanosuke Hanasaki
@un0ye9pWZ8b2Q0t
18分

「ゲバルトの杜」なる醜怪な映画が上映されるという。
上映kick-off的なシンポジウムのタイトルに「元号」が二つも入っている。
天皇制をどう考えているのか。
この映画が左派の興隆を願うものでは「全くない」ことが傍証された。
そもそも、早大当局と革マル派を利するものでしかない樋田原作本を更に

超えた醜悪な映画。 観覧の意義が全く無いだけでなく、
上映阻止運動やったほうがいいレベル。
次号「映画芸術」誌上にて絓秀実さん、亀田博さんと
この映画を徹底批判する鼎談を行っております。
皆さん、ぜひ読んでください。
そして共にこの醜悪極まりない映画を批判していきましょう。

265:吾輩は名無しである
24/04/23 09:04:02.24 Z7sTijrw.net
映画を批判するより、創作で対抗した方が批判として効果的だと思う。
花咲や花咲の仲間に、気の利いた革マルや内ゲバ批判の映画や演劇、小説を書ける奴がいないの?
ペペや神長が舞踏派の演劇を見に行ったとか聞いたが。
石川淳の「至福千年は」観念主義や内ゲバに対する批判の面も大きい。
主役の悪陰謀の首謀者は黒田寛一にも似た非情の無政府主義者だが、至福千年を圧縮して50枚ぐらいの台本にして、
舞踏派の演劇集団に演じてもらうとかどうだろう。
被差別民の動作を遠心的の反対の求心的と見立てて、それに合うのは舞踏派の動作の求心性ではないかと思うのだが。
石川淳は大石を運ぶ人足達に被差別民を当てていたが、大石のような重量物を運搬する人足の動作は求心性そのもの。

266:吾輩は名無しである
24/04/23 19:05:26.97 9LC4rSuF.net
MUBI
この瞬間は永遠:蓮實重彦『監督小津安二郎』を語る
K.F.渡辺•2024年4月15日
尊敬される映画評論家、文芸評論家、作家、学者である蓮實重彦は、
東京の自宅で山積みの本と壁に貼り付けられたジョン・フォードと
ジャン=リュック・ゴダールの写真に囲まれながら座り、自分が本当は
小津のことを話したい気分ではなかったことを苦笑いしながら認
めた。私たちは彼の著書『監督小津安二郎』の新しい英語訳について
のインタビューに集まったが、彼の頭の中には昔のハリウッドがあっ
た。彼は話しながら、日本語とフランス語なまりの英語を切り替え
た。「この本は40年前に書かれたものです」と彼は言った。「私の
最後のモノグラフはジョン・フォードについてのものです。 そしてこれが
私の最新の本です。 私はドン・シーゲルの映画をとても尊敬していま
す。」 彼は『ショットとは何か?』を示しました。「そう、小津
から遠く離れて」
実際、今月88歳になる蓮實氏は依然として多作である。 彼の目の前の
コーヒーテーブルには、いくつかの言語で出版された彼の映画に関す
る最新の本が 6 冊ほど置かれていました。著者、編集者、翻訳
者としての蓮實の膨大な仕事の氷山の一角です。映画批評を超えて、
フランス文学と哲学(ソルボンヌ大学で博士号を取得)について
の批評的および理論的な執筆、さらには三島由紀夫賞を受賞し
た小説。しかし、蓮實の驚異的な作品と日本の映画マニアの間
での高い地位にもかかわらず、厳選されたエッセイや抜粋を除いて、
蓮實の英語版は入手できなかった。 ついにこの問題は、監督小津安二
郎がライアン・クック訳で今年カリフォルニア大学出版局から出版さ
れたことで改善された。 蓮實の興味は他の映画や他の映画製作者に移
ったかもしれないが、今英語でしか彼に追いついていない私たちに
は、この画期的な作品の公開を大切にする十分な理由がある。

267:吾輩は名無しである
24/04/23 19:06:29.96 9LC4rSuF.net
1983 年に初めて出版された小津安二郎監督の本は、以後、これま
でに書かれた中で最も影響力のある日本映画の本の 1 つになりまし
た。 その中で蓮實は、小津のフィルモグラフィー全体にわたる特定の
「主題システム」、つまり「食べる」や「笑う」などの繰り返される
動作や身振りを特定し、小津が映画そのものの限界そのものにどのよ
うに立ち向かうかを明らかにしている。 蓮實の分析は、特に「スクリ
ーンで私たちが見られるもの」に焦点を当てており、小津について、
日本らしさについて、その他の非映画的文脈についての私たち自身の
先入観が映画の見方に影響を与えようとする衝動を拒否している。 こ
のようにして、蓮實は、ドナルド・リッチーやポール・シュレイダー
といった西洋の作家による小津映画の支配的な解釈に直接反応してお
り、その解釈に対して蓮實は非常に批判的である。 彼の映画はもの
のあわれとは関係がありません。 彼のいわゆる「枕ショット」
は、ダイアジェーシスの外部にあるものではありません。 独特のスタイ
ルで自信と驚くべき具体性を持って書かれたこの本は、小津安二郎監
督が日本や海外の世代の映画愛好家や映画製作者にどのように影響を
与えたかを容易に理解できます。 映画学者のアーロン・ジェロウが序
文で述べているように、これは小津作品の単なる解釈ではなく、「映
画を映画たらしめているものの探求」である。
ノート: この本の最初の出版から 40 年以上が経過しました。 ついに英
語に翻訳されたのを見てどう思いますか?
蓮實重彦:[英語で]とても嬉しいです。 翻訳者[ライアン・クック]に心
から感謝します。 [日本語で] 英語の翻訳を完全に読んだわけではあり
ませんが、フランス語よりもはるかに優れていると思います。

268:吾輩は名無しである
24/04/23 19:07:32.12 9LC4rSuF.net
ノート: 多くの英語話者にとって、この本は思想家、作家としての蓮實重彦
の紹介となるでしょう。 この新しい読者である外国人読者にあなたの
作品にどのように関わってもらいたいですか?
蓮實:(日本語で)まず、小津監督が日本人監督だということを皆さ
んに忘れていただきたいのです。 もちろん小津は日本人として生まれ
育ちましたが、何よりも大好きだったのはハリウッド映画でした。 本
当に優れた作家は性別や国籍を超えます。 画面に映るものだけを分析
することで、小津のような国籍のない作家を理解したいと思いまし
た。 そのため、アメリカの読者にとって不快に感じる点もあるかもし
れません。 私はこの本の中で、尊敬されている研究者や映画製作者を
何人か紹介しました。 その結果、小津は広く認知されるようになりま
したが、私は小津を国際的な日本人監督とは思っていません。 私の今
の考えでは、日本を国際的に代表する監督は黒澤明だけではないかと
思っています。 そして私は黒澤に対する軽蔑の気持ちを込めてそう言
っている。 『七人の侍』 [1954] はハリウッドに悪い影響を与えまし
た。
ノート: 黒澤について詳しく書いたことはありますか?
蓮實:いえ、もちろん優れた映画監督ではありますが、小津ほど特別
なわけではありません。 私が他に例外的だと言える映画監督は溝口健
二だけだ。 溝口と小津は国籍も時代も超えて、真正面から映画と対峙
する。
もう一人の黒沢さんは、私が大好きな黒沢清さんです。 結局のとこ
ろ、彼は私が敬愛する映画監督、リチャード・フライシャーから多く
のことを学んだ人物なのです。 彼は変わった映画監督ですが、血筋の
良い映画監督です。

269:吾輩は名無しである
24/04/23 19:08:37.77 9LC4rSuF.net
ノート: 序文の中で、この本の起源は、小津が亡くなってからほぼ 20
年後、国立映画センター [現在の国立映画アーカイブ] の 1981 年の小
津回顧展のプログラムノートを書くように頼まれたことがきっかけだ
ったと述べています。 その経験からこの本を書くきっかけになったの
は何ですか?
蓮實:最初は、若い頃の不満を解消するために、小津安二郎監督のこ
の本を書きました。 私が中高生の頃、小津は今ほど尊敬されていませ
んでした。 彼は保守的で男性中心であり、現代的ではないと考えられ
ていました。 彼の映画が男性中心であるなら、なぜ彼は1作のみならず
2作も女性に銃を持たせたのか理解できません。 これはハリウッド映
画の影響によるものです。 人々は彼のそんな側面を見ていなかったの
で、彼を非常に日本的な映画監督だと思っていました。
ノート: 『監督小津安二郎』の出版以来、日本における小津とその作品
に対する批判的な共通認識はどのように変化したと思いますか? 確か
に米国では、ドナルド・リッチーが小津を日本の映画監督の中で「最
も日本的」と評価したことに今でも影響を受けているように感じられ
る。
蓮實:この本を通じて、小津を日本を代表する芸術家としてではな
く、作家として認識することができたと思います。 彼が映画を通して
表現しているのは、目に見えるものだけです。

270:吾輩は名無しである
24/04/23 19:09:32.10 9LC4rSuF.net
ノート: 小津作品のあなたの分析は、彼の映画全体にわたる「テーマ体
系」を特定することに焦点を当てています。 どのようにしてこのアプ
ローチにたどり着いたのでしょうか?
蓮實:すごくシンプルでした。 それらは私が見ていたものに対する反
応です。 初めて小津映画を観たときから、ああ、この人たちはみんな
で笑っている、あるいは、みんな並んでいる、あるいはこの女性たち
は突然スカーフを外している、と気づきました。 これらはすべて私が
すぐに気づいたことです。 そして、彼の映画の中の男性は女性に対し
て軽蔑的であると言う人もいますが、(彼の映画の中の)妻たちは床
から夫の服を拾い上げますが、その後、鋭い態度で夫の服を床に落と
す人もいます。 [これは、蓮實が本書全体で指摘している、「システ
ムとしての一貫性を保っている」にも関わらず、「顕著な例外」の一
つである。―編集者]そのようなことをする監督を私は見たことが
なかった。
ノート: ということは、特に小津映画がこの批評的なアプローチにイン
スピレーションを与えたということでしょうか?
蓮實: [英語で] はい。
ノート: ジョン・フォードなど、あなたが書いた他の映画製作者に対し
てもこのアプローチを使いますか?
蓮實:テーマのアプローチは同じですね。 たとえば、ジョン・フォー
ドの映画では、誰もが物を投げます。

271:吾輩は名無しである
24/04/23 23:45:00.56 lD5TPN3g.net
丸谷才一はヨーロッパ文学の紹介ではいいことを書いたが、
日本文学についてはことごとく的外れで、読むに耐えない
石川淳に関してもひどすぎる文章だ

272:吾輩は名無しである
24/04/23 23:58:41.29 aH3fiUCU.net
蓮實のインチキ評論なんて外国に紹介するなよ
恥ずかしい

273:吾輩は名無しである
24/04/24 00:02:06.03 Z1G2xxlW.net
ノート: つまり、章のタイトルは「Throwing Things」のようなものに
なります。
蓮實:はい、はい、その通りです。 (笑)
ノート: これは映画理論の作品だと思いますか? 映画の存在論は、小津
作品についての議論の中心です。小津を理解することは、映画そのも
のとその限界を理解することと同じです。
蓮實:[日本語で]映画にそんな理論は存在しないと思います。 映画
理論家を名乗る人はたくさんいますが、彼らは自分の意見を理論とし
て提案しているだけです。 彼らの考え方が映画自体とどれほど異なっ
ていても、彼らは常に自分たちが正しいと考えています。 たとえば、
私はエイゼンシュテインを映画監督として非常に尊敬していますが、
彼の理論に関しては軽蔑しています。
ノート:あなたはまた、映画をありのままに「見る」ことの難しさに
ついて議論する際に、フローベールの「idees reçues」(受け取った
アイデア、または常套句)という概念にも言及していますが、これは
小津映画についてのあなたの議論にとって重要です。
蓮實:それはちょっとユーモアたっぷりに言ってますね。 私は本当
に真剣ではありませんでした。 しかし、多くの人が小津について同じ
考えを持っているという事実は、フローベールの 19 世紀の概念であ
る Dictionnaire des idées reçues [受け入れられた概念の辞書]『紋
切型辞典』 に似ていると言いたいと思います。

274:吾輩は名無しである
24/04/24 00:03:16.61 Z1G2xxlW.net
メモ: 質問するためにこの話を持ち出したのですが、あなたのフローベ
ールとフランス文学の研究は、あなたの映画の理解にどのような影響
を与えましたか?
蓮實: [英語で] フローベールを読む前から映画が大好きだったので影響
はありません。 12歳のとき、私は西部劇の映画監督に熱中していまし
た。 私が外国と初めて触れたのは、フランス文学を学ぶ前に映画でし
た。
ノート: あなたの散文スタイルについてお聞きしたいのですが。 濱口
竜介は、この本が「事実上小津的映画」であり、「小津的体験の
不可欠な部分」であると述べ、あたかもこの本が「小津安二郎監督作品」
であるかのように述べたと伝えられている。
蓮實: [英語で] 彼はとてもとても頭がいいです。 (笑)
ノート: その概念は、当時、あなたの頭の中に存在していましたか?
ノート: 執筆中にそのコンセプトは頭の中に存在していましたか? この
本の体裁を「小津安二郎監督作品」にする意図はあったのでしょうか?
蓮實:あまりないですね。 それはごく自然なことだった。

275:吾輩は名無しである
24/04/24 00:04:33.85 Z1G2xxlW.net
ノート: あなたは何十年にもわたって映画評論家として活動されてお
り、執筆や指導を通じて何世代にもわたる日本の映画製作者にも影響
を与えてきました。 小津映画は今日の映画製作者に何を教えてくれる
のでしょうか? 何らかの形で小津に影響を受けたという人は多い。
蓮實:[日本語で]小津を自然に見るという文脈ではないので、何とも
言えません。 「小津を観よう」という発想自体がすでに不自然なの
で、劇場に行ってたまたま小津を観ることができれば一番いいのです。
[英語で] [たとえば、私の出会いでは] William A. Wellman。 彼はとて
も良い監督だよ。 彼はそれほど個性的ではありませんが、彼の演出は
完璧です。 だから、初めて彼の映画を見たとき、私は彼の名前を知り
ませんでした。 いい映画だったけど、その後で「ああ、彼の名前はウ
ィリアム・A・ウェルマンだ…Aって何だろう?」と思った。 (笑)
ノート: ゴダール、トリュフォー、その他のカイエ・デュ・シネマ批評
家が初期の作家論を書いている本を読んでいましたか?
蓮實: [日本語で] はい。 1960年代の若いフランス映画制作者たち、カ
イエ・デュ・シネマの人々との私の関係は、非常に不運なものだった
と思います。なぜなら、私はあのシーンで誰もが崇拝していたアンド
レ・バザンを大嫌いだったからです。 彼は著書の中でジョン・フォー
ドとウィリアム・ワイラーを比較し、ワイラーの方がはるかに優れた
映画製作者であると書いた。 もちろん、バザンは最終的に自分は間違
っていたと続けますが、時すでに遅しでした。彼の間違いはすでに多
くの人に影響を与えていました。それが、カイエの映画製作者たちと
私との関係を複雑にする理由です。 ゴダールはもちろん私が大好きな
映画監督で、ジョン・フォードも好きです。 しかし、例えばトリュフ
ォーはジョン・フォードをダメな映画監督だと考えていた。 フォード
の死後、多くの映画製作者が彼の映画の良さに気づき始めましたが、
それはバザンが始めたある種の不運な運命でした。 まだ若い頃から、
私はどの映画よりもハリウッド映画が大好きだという自信がありました。

276:吾輩は名無しである
24/04/24 00:05:31.13 Z1G2xxlW.net
ノート: どのようにして目を発達させたのでしょうか。 あなたの批評
は、画面に表示されているものを実際に見ることを重視しています
が、それは実際には非常に難しいことです。 もちろん、これは自然に
できることなのだろうが、これにも何かヒントやコツがあるのだろう
か。 あなたはこれらの映画をホームビデオで再視聴せずに詳細に書い
ていましたが、今ではそれはとても不可能に思えます。
蓮實: [英語で] 若い頃は週に20本の映画を観ていました。 できるだけ
多くの映画を見るようにしました。 「この一秒は私にとって永遠だ」
と思います。 だから、画面上のすべてを受け入れます。
ノート: あなたは今でも新作を含めてたくさんの映画を観ていますね。
現代の日本映画についてはどう評価されていますか? 他の国の映画
と比べてどうですか?
蓮實:『カイエ・デュ・シネマ』のこの最新号の最後で、(テーブル
の上の雑誌に手を伸ばしながら)小津の未配給映画を発見していまし
た。 なぜ? 私は理解できない。 小津の映画を見たいなら、ロンドン
かアムステルダムかブリュッセルに行かなければいけません。いつで
も小津の映画を見ることができますが、誰も見ません。 そして相米慎
二をご存知ですか? 私は25年前に『フィルムコメント』に彼について
の記事を書きましたが、25年の時を経てフランス人が相米慎二を発見
しました。

277:吾輩は名無しである
24/04/24 00:06:40.76 Z1G2xxlW.net
ノート: フランスで公開される相米映画はどれですか?
蓮實:『お引っ越し』[1993年]。
メモ: 相米監督の映画『Typhoon Club』[1985]と『P.P. Rider』[1983]は
昨年米国で公開されたばかりです。
蓮實:ああ、それはいいですね。 相米の名前が知られるのは嬉しいこ
とだ。 とても良い。
ノート: 現在映画を作っている日本の監督についてどう思いますか?
蓮實:もちろん濱口です。 そして三宅唱、彼はとても上手だ。 そして
女性ドキュメンタリー作家・小森はるか。 そして小田香さん。 素
晴らしい。
ノート: 少し話が変わりますが、小津についてもう少し質問したいと思
いました。 特に『東京物語』[1953年]は他の小津映画よりもはるかに
高く評価されているようだ。 サイト&サウンド誌の史上最高の映画の
投票では、『東京物語』は 1992 年以来、批評家と映画製作者の両方
から得票数の多い映画トップ 5 に入っています。それについてどう思
いますか。
蓮實:まず、私はこういう「映画ベストテン」が大嫌いです。 この種
のアンケートには何度か回答しましたが、私は好きではありません。
東京物語はほぼ完璧です。 しかし、私はこの完璧さが好きではありま
せん。

278:吾輩は名無しである
24/04/24 00:08:55.76 Z1G2xxlW.net
ノート: 個人的に好きな小津映画は何ですか? あなたにとって特別な意
味のあるものはありますか?
蓮實:[日本語で] 私のお気に入りは『その夜の妻』[1930]です。
ノート: 理由を聞いてもいいですか?
蓮實:(英語で)この映画はとてもハリウッド的だからね。
ノート: これはあなたの本の最初の英語翻訳です。 次に翻訳してほし
い本は何ですか? 私は個人的にジョン・フォードに関するあなたの本
を読みたいと思っています。
蓮實:はい。 ジョン・フォード、ジョン・フォード、ジョン・フォード。
ノート: 小津について最後に何か言葉はありますか?
蓮實: [日本語で] 小津さんが生きている間に出会っていたら、仲良くな
れていただろうかといつも思っていました。 それは恐ろしい考えで
す。 その理由は、小津は女優との出会い、芸者との出会いなど、映画
制作以外の人生を楽しんでいたからですが、私の小津は映画を作る小
津です。 ですから、おそらく彼が彼の映画を愛しているよりも、私が
彼の映画を愛しているのは間違いなく真実だと思いますが、彼がそれ
を認識できないのではないかと心配しています。
日本語の通訳と翻訳にご協力いただいた内山モニカ氏に感謝いたしま
す。

279:吾輩は名無しである
24/04/24 20:35:01.91 L0mHDAg3.net
>>268
黒澤明を軽蔑するなんて
東大・ソルボンヌの権威にしがみつき続けた人ならではの言い草だなw
二流の黒沢清なんて持ち上げてもシャレにならない
蓮實自身が軽蔑の対象になっていることを自覚した方がいいのでは

280:吾輩は名無しである
24/04/24 20:37:19.79 Wn0BJvSl.net
評論家がよく使う手だろ。
超一流の第一人者を貶めて、自分の権威を上げようとする。
一方で目立たない人を持ち上げてみせる。

文芸批評でも村上春樹をバッシングして、中上健次を持ち上げた。

281:吾輩は名無しである
24/04/24 20:39:56.16 tblE1MUS.net
>>279
黒澤明の映画ってそんなに面白いか? せいぜい『蜘蛛巣城』か『姿三四郎』くらいだろう。黒沢清はまあ置いといて溝口、成瀬の方が圧倒的に上

282:吾輩は名無しである
24/04/24 20:48:47.87 8MzRRaQF.net
羅生門は文句ない傑作だ。これが分らないやつは映画はせんべいでも囓って
見ているのがお似合いだ。

283:吾輩は名無しである
24/04/24 20:55:12.15 L0mHDAg3.net
「生きものの記録」は凄いぞ
日本的家庭劇とドイツ表現主義とイタリア・ネオリアリズムのアマルガムと言っても過言ではない
第二次大戦敗戦国の怨念が結晶した恐るべき傑作
晩年の「八月の狂詩曲」は蛇足だったけどw

284:吾輩は名無しである
24/04/24 21:16:44.32 HeeGRTIS.net
>>278
自分が対象としている作家や映画監督から愛されないのは自分のほうが彼らの作品をより愛しているからだってか
駄々っ子だね
嫌われてるだけだよ

285:吾輩は名無しである
24/04/24 22:32:10.20 tblE1MUS.net
>>282
だとしたら俺は煎餅齧っている方だな。確かに冒頭の雨のシーンは観る者を一瞬で映画の中に導いてくれるが、話は『羅生門』を無理に『藪の中』に入れ込んでいるので木に竹をつぐとまでは言わないがストーリー展開に無理がありそれが映画全体の統一感、緊張感を損なっている。芥川の原作は当然読んでいるよな?

286:吾輩は名無しである
24/04/24 22:32:55.11 tblE1MUS.net
>>283
はい、その通りです。漏れてました

287:吾輩は名無しである
24/04/24 22:40:24.94 tblE1MUS.net
>>282
映画『羅生門』は小説『羅生門』のあの格好良すぎる最後の一行を表現し得ているか?

288:吾輩は名無しである
24/04/24 22:44:43.00 tblE1MUS.net
>>283
いや『影武者』から蛇足だろうw ただ黒澤明が撮りたいと言っているのに日本では金を出してあげる奴がおらず結局コッポラ、ルーカスが救いの手を差し伸べなければならなかった状況には日本の関係者は何をしていたのかと憤慨した。あと出来れば主役は勝新、撮影は宮川で観たかった

289:吾輩は名無しである
24/04/24 23:31:05.19 8MzRRaQF.net
>>284
緊張感を損なっているだと。利いた風な小僧が。お前が自分で羅生門の良さが分らない
と自覚してるなら、その通りせんべいでも囓っておけ。

290:吾輩は名無しである
24/04/24 23:56:12.73 tblE1MUS.net
>>289
お前芥川なんな読まないし、黒澤の他の映画も観たことないだろww

291:吾輩は名無しである
24/04/24 23:57:04.97 TWpG8nHb.net
リシャールのテマティスムの応用ですとは言わないんだな
蓮實氏もオリジナルを気取りたいなんて自意識あるんだな

292:吾輩は名無しである
24/04/24 23:58:11.23 tblE1MUS.net
>>289
『羅生門』を文句がない傑作という程度では映画を観るのを明日からやめた方がいい

293:吾輩は名無しである
24/04/25 00:05:53.80 G7loQMc2.net
>>290 >>291
よっぽど悔しかったんだな、この小僧

294:吾輩は名無しである
24/04/25 00:10:26.45 mQOOO0R1.net
>>293
アホか、お前も。なぜ黒澤の『羅生門』ごとき映画で悔しがる必要がある?

295:吾輩は名無しである
24/04/25 00:16:00.65 G7loQMc2.net
>>294
ガキの分際で大人に楯突くんじゃねえ

296:吾輩は名無しである
24/04/25 00:24:54.05 mQOOO0R1.net
>>295
お前も『羅生門』を文句なしの傑作だと思っているクチかw 悪いことは言わん。お前みたいなアホの無教養は蓮實スレから立ち去れ

297:吾輩は名無しである
24/04/25 00:32:50.13 G7loQMc2.net
>>296
どうでもいいが、お前のその悪態癖は早く直せよ。俺もお前の調子に合せて
つい口が悪くなった。いろんなスレでお前を見るが、もっと多くの本を読み
多くの友達を持てば、お前のような悪態魔は生まれなかった。お前のような
悪態魔こそ、社会から出て行くべきだな。小僧、分ったか。

298:吾輩は名無しである
24/04/25 00:44:07.32 7piPcPW8.net
週刊読書人2024年4月5日号
■巻頭特集
蓮實重彥氏に聞く(聞き手=伊藤洋司)
グリフィス/ヒッチコック/シーゲル
『ショットとは何か 実践編』(講談社)刊行を機に
この
蓮實という存在は「一
九五〇年代の人間」だと
いう新たな事態の確認で
もあります。

校、大学時代に映画狂と
してのわたくしを作りあ
げたのは、小津や溝口、
ジョン・フォードやハワ
ード・ホークス、あるい
はラオール・ウォルシュ
といった著名な古典的な
監督にもまして、当時は
ほとんど無名だったシー
ゲルやフライシャーやア
ルドリッチ、それにニコ
ラス・レイといったいわ
ゆる「五〇年代作家」の
監督たちの作品であり、
彼らはこの監督たちを発
見したのはまさしくこの
自分だという興奮を煽り
たてる作家たちでした。

299:吾輩は名無しである
24/04/25 00:46:04.65 mQOOO0R1.net
>>297
ご忠告は有り難いが俺が出入りしているスレは少ないから誰か他の人と混同してないか。本の読み方が足りないのは自覚しているが(まあそれでもお前よりは多いと思うが)友達はそこそこいるからご心配なく。俺にはお前がよほど悪態魔だと思うが気のせいか。5ちゃんやめて町へ出ろよ

300:吾輩は名無しである
24/04/25 00:52:13.21 wD7LtKaQ.net
個人的には>>297のほうが好き
>>299は慢心が甚だしい

301:吾輩は名無しである
24/04/25 00:52:59.35 G7loQMc2.net
>>299
俺の忠告も役に立った分けか。だったら今後は口を慎みなさい、分ったかね坊や。

302:吾輩は名無しである
24/04/25 07:02:53.88 mQOOO0R1.net
>>300
横から口を出してくるな、アホ。誰もお前の個人的な思いなど聞いていない

303:吾輩は名無しである
24/04/25 07:04:32.41 mQOOO0R1.net
>>300
口出してくるならまずはお前の黒澤感なり『羅生門』感なりを述べろ

304:吾輩は名無しである
24/04/25 09:37:31.85 5klrbYsN.net
URLリンク(video.twimg.com)

305:吾輩は名無しである
24/04/25 17:58:10.47 I/Ismkf5.net
>>298
読んだけどよくわからない
インタビュはいつもこんなもの
インタビュアも下手なんだろうけど

306:吾輩は名無しである
24/04/26 00:10:28.47 pDTWiGRl.net
ハリウッド映画好きってアニヲタや漫画ヲタと変わらんだろう・・・

307:吾輩は名無しである
24/04/26 06:01:26.00 oJl0wC3a.net
黒澤は巨人ファンではない
巨人ファンの蓮実さんの口に合わないだろう

308:吾輩は名無しである
24/04/27 15:59:16.78 CnCIsxGc.net
蓮實の御威光がなければここの奴らもハリウッドや淀川長治なんて馬鹿にしてたに決まってるだろ

309:吾輩は名無しである
24/04/27 16:29:43.00 OQw9uM0M.net
蓮實がフランスの文学や思想などの権威を後ろ盾に映画を擁護してくれた。
この恩を映画ファンは忘れてはならないだろう。

310:吾輩は名無しである
24/04/27 17:11:58.84 /CFl/Rhs.net
蓮實は「午後の朝鮮薊」の続きを書くべきだが、手間取ってるのかな?
「伯爵夫人」と同じく、
単なる知的操作で出来上がるはずじゃなかったのかw

311:吾輩は名無しである
24/04/28 04:49:35.94 CNHKKbgz.net
>>309
権威を後ろ盾にしての擁護なら、擁護された映画も迷惑だろう

312:吾輩は名無しである
24/04/29 00:26:44.93 cs2uVUbY.net
朝日新聞デジタル
濱口竜介監督「悪は存在しない」の不気味な単純さ 蓮實
重彦さん寄稿
2024年4月27日
 都市国家として栄えたヴェネチアを象徴す
るのは神話的な有翼の獅子であり、その土地
が20世紀を代表する映画の振興を目ざして国
際映画祭の開催に踏み切り、栄誉ある賞を金
獅子賞、銀獅子賞と名づけたのはごく自然な
ことだった。この場合の獅子とはどこの動物
園にもいるあの猛獣とは異なり、由緒ある歴
史的なイメージに収まっているからだ。勿論
(もちろん)、最高の栄誉は金獅子賞だが、
時代の流行や前評判、聴衆の反応などに左右されがちなこの賞とは異なり、審査員の意向が
強く反映している銀獅子賞は作品の質の吟味に基づくものとされているから、「悪は存在し
ない」で昨年度のこの賞を受賞した濱口竜介はことのほか名誉なことだと実感したに違いな
い。半世紀以上も前には溝口健二の「雨月物語」(1953年)と「山椒大夫」(54年)と2年続
けて、また最近では濱口の師に当たる黒沢清の「スパイの妻」(2020年)が受賞しているだ
けに、その悦(よろこ)びも一層のものだったろう。では、濱口はその新作で溝口にも匹敵
すべき大作家になったのか。少なくとも、彼は新作の世界同時公開という溝口には果たせな
かった大事業を涼しい顔でやってのけた。実際、フランスではすでに公開済みで多くの観客
を集めているし、合衆国でも公開間近なのである。

313:吾輩は名無しである
24/04/29 00:27:27.48 cs2uVUbY.net
 個人的にはアカデミー賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(21年)よりこの新作に強
く惹(ひ)きつけられたのだが、その理由の説明はきわめて難しい。だが、それはこれが複
雑な作品だからではなく、不気味なほどの単純さに収まっているからなのだ。では、その単
純さとはどんなものか。一人の髪の長い少女が青い毛糸の帽子を被(かぶ)ったまま空を見
あげる素振(そぶ)りで物語は始まる。それまで、空を背景とする木々の枝を見あげる光景
をじっとキャメラに収めていたこの作品は、それに続いて一人の男が倒木を電気鋸(のこぎ
り)で切断して斧(おの)で割り、滾々(こんこん)と溢(あふ)れでる泉から水を柄杓
(ひしゃく)でくみ上げてボトルを充(み)たして運ぶという無言の身振(みぶ)りを見る
限り、エコロジー的な生活の謳歌(おうか)と思われぬでもない。確かに、都会と地方の森
林地帯、地域開発と地域保全といった対立が主題であるかに見える。だが、より深いこの作
品ならではの対立が見るものを異様に惹きつける。薪(まき)割りの男が青い帽子の少女を
背負って鬱蒼(うっそう)とした林の中を横切る長い光景を見る限り、二人が親子であるこ
とは間違いない。では、その二人は、何を契機として、近親相姦(そうかん)などとはおよ
そ無縁のより真摯(しんし)な関係で男と女となるのか。

314:吾輩は名無しである
24/04/29 00:28:25.49 cs2uVUbY.net
 その問いは、睡眠時を除いてたえず被っている毛糸帽を、少女が何を契機として脱ぎ、長
い髪で画面にいきなり艶(つや)めかしさを導入するかという新たな対立に見る者を直面さ
せる。また、鬱蒼と茂る森に保護されているかに感じていた父親が、木陰一つ見えない裸の
草原とどのように向かいあうのかという対立に見る者を立ちあわせるだろう。いきなり響く
銃声を耳にしてあれは「鹿猟」だと断言し、この森は鹿たちの通過点だと説明してから、鹿
は手負いでないかぎり人を襲うことも絶対にないと都会人たちに断言していた。だが、その
父親は、行方不明となっていた娘を探しに夜通し森を徘徊(はいかい)したあげく、ふと月
夜の草原に出くわす。そこで手負いの鹿と向かい合った娘がいきなり帽子を脱ぎ、その長い
髪を人目にさらしたまま鹿と向かいあう光景に立ちあうのだが、その後に起こる光景を語る
ことなど恐ろしくて到底できない。名高いスターなど一人も出ていないのに絶対見る価値の
ある稀有(けう)な作品なので、劇場で各自その目で確かめられることを強く要請しておき
たい。

315:吾輩は名無しである
24/04/29 09:53:53.01 jUgq4mSk.net
親切でやってくれているのかもしれないが最近蓮實発言の引用多いな

316:吾輩は名無しである
24/04/29 18:21:12.84 7CmQwD/0.net
蓮實映画評論の成果は、たんに劇映画の消費者にすぎない人たちに、
自分があれこれの映画を消費しているということによる奇怪な自己特別視の感情をもたせた。
大衆消費文化における消費者の顕示的欲望を満たす金のかからない方法を
映画消費において確立したことだろう。
このスレッドの書き込みというのは皆それのあらわれである。
縁なき衆生に過ぎないものが、ただうんちくを傾けているだけのことなのに、
自分は何か映画と何か関わりがある錯覚しづつけているという、
このスレッドの書き込みにみられるような精神状態生み出したわけである。
黒沢明よりも溝口が偉いとか、ただただレンタルビデオ屋でビデオを借りていただけの自分とは
じっさいには縁もゆかりもないことを言い募ることに、
言論としての意義があると思っているこのスレッドの主のような高齢者を数多く生みだしたということだ。

317:吾輩は名無しである
24/04/29 18:26:35.60 7CmQwD/0.net
このスレッドの精神異常者は、その自己特別視の消費者感情の異常さを指摘されると、
その書き込みをした相手をいかにも異常者らしい言葉遣いで誹謗中傷し始める。
そして、そういう手合いは、他人に不快感を与える言辞を用いることだけ、ほとんどそれのみには、
5ちゃんねるのような場所における「ベテラン」なので、えらく熟練している。

318:吾輩は名無しである
24/04/29 18:29:29.16 Il3Ue1+/.net
蓮実の評論は「消費者はもっと偉そうにしていいよ」という健全なメッセージだったのね
>>316から感じるような卑屈さは蓮実にはない。

319:吾輩は名無しである
24/04/29 18:34:32.54 7CmQwD/0.net
「仕掛けた人」である蓮實重彦本人には卑屈さはないだろう、
蓮實重彦のファンが卑屈なだけで。

320:吾輩は名無しである
24/04/29 18:37:41.30 Il3Ue1+/.net
ID:7CmQwD/0には明確に卑屈さがある

321:吾輩は名無しである
24/04/30 06:55:48.29 qlZOE+Ia.net
>>312を読んで昔みたいに何が何でも映画見たいと扇動される読者は少ないでしょう
何故読むのかというと、蓮實の映画語りを消費することが目的
映画館の講演に行くと落語のくすぐりの感覚で蓮實語りに笑いの合いの手を入れるのは年長者

322:吾輩は名無しである
24/04/30 13:29:36.32 VtkeetCQ.net
age

323:吾輩は名無しである
24/04/30 20:13:01.57 o0TEucIo.net
>>312
ハスミの教え子のシャラくさい映画見るくらいなら
ミナミの帝王か釣りバカ日誌でも見てる方がヒマ潰しになるわw
ちゃんとした映画鑑賞するなら70年代までの膨大な作品群を見るべし
映画の歴史が終わってるのに今時の意識高い系映画モドキにつき合うのは時間の無駄と言いたい

324:吾輩は名無しである
24/04/30 21:12:45.74 DywuaYjL.net
そうかな?
ふつーのこと言ってるだけだろう
ただ、蓮實本人は卑屈じゃないとしても「啓蒙」を履き違えていたとしか思えない
創造性のない小粒な蓮實モドキを生み出すことは害でしかなかった
特にSNS時代に入ってそれが明確に可視化されたな
なんの役にも立たないゴミども

325:吾輩は名無しである
24/04/30 21:15:53.00 DywuaYjL.net
濱口はそれほど蓮實の威を借りてない
むしろ蓮實が濱口にすり寄っていて無残だと感じる
もう役割は終えているだろう


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch